JPH047909B2 - - Google Patents

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JPH047909B2
JPH047909B2 JP60032426A JP3242685A JPH047909B2 JP H047909 B2 JPH047909 B2 JP H047909B2 JP 60032426 A JP60032426 A JP 60032426A JP 3242685 A JP3242685 A JP 3242685A JP H047909 B2 JPH047909 B2 JP H047909B2
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JP
Japan
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dot
timing
output
dot data
circuit
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JP60032426A
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JPS61192560A (ja
Inventor
Naoki Shikauchi
Takuya Inoguchi
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Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ドツト制御装置に関し、特に互いの
列がドツトピツチの非整数倍の距離に千鳥配列さ
れた印字ヘツドを用いるシリアルドツトマトリク
ス型プリンタのドツト制御装置に関するものであ
る。
〔発明の背景〕
互いの列がドツトピツチの非整数倍の距離に2
列に千鳥配列されている印字ヘツドを用いたシリ
アルドツトマトリクス型プリンタでは、第2図に
示すように、基準ドツト列に対してハーフドツト
列が横および縦方向ともにずれた位置に配置され
る。千鳥配列にすることにより、隣接するドツト
の一部を重畳して印字することが可能で、印字品
質を向上させることができる。このような印字ヘ
ツドで、文字、図形を拡大、縮小する方法とし
て、従来、特開昭55−166785号公報、特開昭58−
169688号公報等に記載のものがある。前者では、
あらかじめキヤラクタージエネレータ(CG)自
体を千鳥編み変換論理が不要となるように、変換
して記憶しておくことにより、制御回路を簡単化
している。つまり、通常は、先行/後行ドツトの
重ね合わせができるように、ハードウエアまたは
マイクロプログラムで編集を行う(千鳥編み変換
論理)のであるが、前者では、これをCGに対し
て先に変換して記憶させるのである。また、後者
では、文字、図形のデータレジスタの内容をパタ
ーンバツフアメモリ側に転送する時のクロツク比
を変化させることにより、拡大、縮小して印刷し
ている。すなわち、2倍に拡大するときには縦横
両方向に同一内容を2度パターンバツフアメモリ
に転送するのである。しかし、前者では、CGメ
モリの容量が大となり、またドツト変換のとき、
隣接する文字間の重ね合せ編集が必要となる。さ
らに、後者では、拡大または縮小の倍率が整数倍
または整数分の1に限定されており、任意の倍率
に可変できないという問題がある。
千鳥配列は、第2図のように、基準ドツト21
の間隔aの7.5倍離れた位置にハーフドツト列2
2を配置しており、従来、それらの駆動タイミン
グはそれぞれ固定している。すなわち、第2図に
おいて、基準ドツト21とハーフドツト22の両
方の一時記憶回路の出力のうち、基準ドツト21
に対応するデータは固定のタイミング〔1〕で出
力する一方、ハーフドツト22に対応するデータ
は固定のタイミング〔2〕で出力している。第2
図において、走査方向のドツトピツチをaにして
印字する場合には、もし基準ドツト21とハーフ
ドツト22とを同じタイミングで印字するなら
ば、0.5ピツチずれているため、基準ドツト21
とハーフドツト22を同一線上に重ね合わせるこ
とはできない。従つて、第2図のドツト配列のヘ
ツドでは、異なる固定のタイミングで制御され、
第4図に示すように、ドツトの駆動周期をTとす
るとき、ハーフドツト22は基準ドツト21に対
してT/2だけタイミングをずらせて出力され
る。この場合、印字ヘツドを右方向に走査してハ
ーフドツト22のタイミングをT/2遅らせたと
きには、ハーフドツト22は第2図の位置8に印
字され、また印字ヘツドを左方向に走査してハー
フドツト22のタイミングをT/2遅らせたとき
には、ハーフドツト22は位置7に印字されるこ
とになる。従つて、右方向に走査するときには、
8Tだけ後の基準ドツト21と重ね合わせられ、
左方向に走査するときには、7Tだけ前に印字さ
れた基準ドツト21と重ね合わせられる。第4図
には、T/2だけずらせて基準ドツトとハーフド
ツトをそれぞれt時間制御するタイミング〔1〕
とタイミング〔2〕のパルス、出力するドツトデ
ータを一時記憶させる記憶回路に対して、データ
を時々刻々更新するためのライトタイミングパル
ス、そのライトタイミングパルスによりドツト記
憶回路のライトされるデータ(n−1),n,(n
+1)、およびドツト記憶回路から出力される基
準ドツト列とハーフドツト列のデータ(n−1),
n,(n+1)が示されている。このように、印
字ヘツドの走査速度と印字素子の単位時間当りの
駆動回数の比を一定とし、印字ヘツドの走査方向
のドツトピツチが一定である場合には、従来の拡
大、縮小機能のみで十分である。しかし、印字ヘ
ツドと印字素子の単位時間当りの駆動回数の比を
変えて、印字ヘツドの走査方向のドツトピツチを
可変にする場合には、従来の拡大、縮小機能では
期待する効果は望めない。すなわち、第3図に示
すように、印字ヘツドの走査速度に対する印字素
子の単位時間当りの駆動回数の比を倍にし、ドツ
トピツチをa/2にして印字しようとする場合に
は、ハーフドツト22は基準ドツト21からドツ
トピツチの整数倍(第3図では、15倍)の位置と
なるので、第4図のように、固定のタイミング
で、かつハーフドツト22を基準ドツト21に対
してT/2だけずらせたタイミングで出力したの
では、第2図の場合とは異なり、重ね合わせが行
われない。すなわち、この場合には、基準ドツト
21とハーフドツト22のタイミングを同一にし
なければ、重ね合わせを行うことができない。こ
のことは、ドツトピツチを5a/6にする場合に
も、全く同じことが当てはまる。7.5間隔の印字
ヘツドを用いて、縮小ピツチとして必要性の多い
5/6(エリート)、3/5(コンデンス)、1/2(半角)
等の印字を行う場合にも同じことであつて、基準
ドツト21とハーフドツト22の間隔が基本ドツ
トピツチの非整数倍である印字ヘツドを用いるな
らば、両ドツトの重ね合わせができず、その結果
として、印字状態が乱れてしまうという問題があ
つた。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、このような従来の問題を解決
し、2列の千鳥配列の印字ヘツドを用いて、基準
ドツトとハーフドツトの重ね合わせを可能とし、
任意の倍率で拡大、縮小して鮮明な印字を行うと
ともに、1印字周期内に1度だけドツトデータの
サービスを行うという条件の下で正しく印字が行
えるドツト制御装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明のドツト制御
装置は、複数の印字素子を2列備え、互いの列が
ドツトピツチの非整数倍の距離に千鳥配列された
印字ヘツドを用いるシリアルドツトマトリクス方
式のプリンタ装置において、第1列の印字素子を
駆動するためのドツトデータ(以下、基準ドツト
データと称す)と第2列の印字素子を駆動するた
めのドツトデータ(以下、ハーフドツトデータと
称す)の両方のドツトデータを記憶保持するため
の第1の記憶回路と、ハーフドツトデータのみを
記憶保持するための第2の記憶回路を備え、かつ
基準ドツトデータを後段の駆動回路に出力する第
1のタイミングを発生する可変タイマと、前記第
1のタイミングから所定の時刻だけ遅れたタイミ
ングで、ハーフドツトデータを後段の駆動回に出
力する第2のタイミングを発生する可変タイマを
備え、かつ前記第1と第2のタイミングのうちい
ずれかを設定する手段と、該設定手段の出力によ
り一方のタイミングでハーフドツトデータを出力
させる出力手段を備え、ハーフドツトデータの出
力タイミングを種々に変えられるようにしたこと
に特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説
明する。
本発明の原理は、第2図に示すような配列の印
字ヘツドを用いて、基本ドツトピツチより小さな
ドツトピツチにして縮小文字を印字する場合、い
ずれかのドツト列を基準ドツト列と定めると、印
字位置が目的の位置からずれるのは、ハーフドツ
トに関してのみであるから、ハーフドツトの駆動
タイミングを任意に可変できるようにして、任意
の倍率で拡大、縮小を行えるようにした。
第1図は、本発明の一実施例を示すドツト制御
回路の構成図である。
このドツト制御回路は、基準ドツトとハーフド
ツトの両方のドツトデータを一時記憶するための
ドツト記憶回路1と、このドツト記憶回路1の出
力のうちハーフドツトに対応するドツトデータの
み一時記憶するためのハーフドツト記憶回路8と
基準ドツトの出力タイミングとなるタイミング
〔1〕のパルスを発生させるタイマ2と、上記タ
イミング〔1〕のパルスを発生させるタイマ2
と、上記タイミング〔1〕の発生を契機としてタ
イミング〔1〕から所定の時刻だけ遅れたタイミ
ング〔2〕のパルスを発生させるタイマ3と、ハ
ーフドツトの出力タイミングをタイミング〔1〕
とタイミング〔2〕のいずれにするかを決めるた
めのモード設定用フリツプフロツプ(以下、F/
Fと記す)4と、タイミング〔1〕のパルスを第
1入力、タイミング〔2〕のパルスを第2入力、
F/F4の出力を第3入力として、F/F4の出
力が0のときには、タイミング〔2〕のパルスを
出力し、F/F4の出力が1のときには、タイミ
ング〔1〕のパルスを出力するセレクタ9と、タ
イミング〔1〕のパルスを入力するインバータ5
と、インバータ5の出力を第1入力、タイミング
〔2〕のパルスを第2入力とするANDゲート6
と、このANDゲート6の出力を第1入力、F/
F4の出力を第2入力とするORゲート7と、ド
ツト記憶回路1の出力のうち、基準ドツトに対応
するドツトデータのみタイミング〔1〕のパルス
を出力する基準ドツト出力回路10と、ハーフド
ツト記憶回路8の出力(ハーフドツトデータ)を
セレクタ9の出力パルス(タイミング〔1〕また
はタイミング〔2〕のパルス)で出力するハーフ
ドツト出力回路11とから構成される。
基準ドツト出力回路10は、ドツト記憶回路1
の出力を第1の入力、タイミング〔1〕のパルス
を第2入力とするNORゲート12と、入力が0
にクランプされ、NORゲート12の出力をイネ
ーブル入力とするバツフア13とから構成され
る。バツフア13の出力は、トライステートであ
るため、ドツトデータが0で、かつタイミング
〔1〕のパルスが0の間だけ、出力はZ(ハイイン
ピーダンス)状態であり、それ以外は0となる。
これらの回路は、基準ドツトの数だけ設けられて
いる。ハーフドツトの出力回路11も、基準ドツ
ト出力回路10と同じ構成であるが、ドツト記憶
回路1の出力のかわりにハーフドツト記憶回路8
の出力が入力され、またタイミング〔1〕のパル
スのかわりに、セレクタ9の出力が入力されてい
る。ハーフドツト記憶回路8のラツチタイミング
は、ORゲート7の出力により決定される。な
お、図示省略されているが、第1図の前段には、
マイクロプロセツサを用いた制御回路が設けら
れ、この制御回路によりドツト記憶回路1へのド
ツトデータの書込み、タイマ2、タイマ3、F/
F4へのデータの書込み、およびタイマ2のトリ
ガが行われる。また、第1図の後段には、印字ヘ
ツドへの駆動回路が接続されている。なお、第1
図において、ハーフドツト記憶回路8を独立に設
けている理由は、高速で印字する場合、ハーフド
ツトの出力が完了する前に、ドツト記憶回路1の
ドツトデータを書替える必要が生じるためであ
る。
第5図および第6図は、第1図の動作タイムチ
ヤートであつて、第5図にはF/F4の出力があ
らかじめ0に設定されているときの制御タイミン
グチヤートであり、第6図には1に設定されてい
るときの制御タイミングチヤートである。
先ず、第5図においては、上から順に、タイミ
ング〔1〕とタイミング〔2〕のパルス、セレク
タ9の出力、ハーフドツト記憶回路8のラツチタ
イミング、ドツトデータのライトパルス、ドツト
記憶回路1の出力、ハーフドツト記憶回路8の出
力、基準ドツト出力回路10の出力、およびハー
フドツト出力回路11の出力が示されている。
前段の図示されていない制御回路によりタイマ
2がトリガされると、タイマ2からタイミング
〔1〕のパルスが周期Tで出力される。さらに、
タイミング〔1〕のパルスの立下りを契機として
T/2だけ遅れてタイミング〔2〕のパルスがタ
イマ3から出力される。F/F4の出力が0に設
定されているので、セレクタ9はタイミング
〔2〕のパルスを出力する。また、ハーフドツト
記憶回路8のラツチ入力には、インバータ5と
ANDゲート6を経由した後の信号(タイミング
〔1〕、タイミング〔2〕)が入力される。これが
ラツチタイミングとなる。ドツト記憶回路1の出
力のうち、ハーフドツトデータは上記のラツチタ
イミング信号の立下りでハーフドツト記憶回路8
に保持される。そして、ドツト記憶回路1の出力
のうち、基準ドツトデータについては、タイミン
グ〔1〕のパルスで基準ドツト出力回路10から
出力され、またハーフドツトデータについては、
ハーフドツト記憶回路8を経由した後、タイミン
グ〔2〕のパルスでハーフドツト出力回路11か
ら出力される。なお、ドツト記憶回路1は、タイ
ミング〔1〕の立上りを契機に、第5図のドツト
データライト信号により時々刻々と書替えられ
る。
第5図の制御タイミング〔1〕,〔2〕は、ドツ
トピツチを基本ドツトピツチとする場合や、基本
ドツトピツチの3/5にする場合のように、基準ド
ツト列とハーフドツト列の間隔がドツトピツチの
整数倍の距離にドツトピツチの1/2を加えた距離
に等しい場合に適用される。すなわち、第2図に
示すような配置に印字ヘツドに用いられる。
第6図においては、上から順に、タイミング
〔1〕,〔2〕のパルス、セレクタ9の出力、ハー
フドツト記憶回路8のラツチタイミング、ドツト
データのライトパルス、ドツト記憶回路1の出
力、ハーフドツト記憶回路8の出力、基準ドツト
出力回路10の出力、およびハーフドツト出力回
路11の出力が示されている。
第6図の制御タイミングチヤートが第5図のも
のと異なる点は、F/F4の出力が1であるた
め、ハーフドツトのラツチタイミング(ORゲー
ト7の出力)は常に1であり、ドツト記憶回路1
の出力のうち、ハーフドツトデータがスルーでハ
ーフドツト記憶回路8の出力に現われる点と、セ
レクタ9の出力がタイミング〔1〕のパルスとな
る点である。これにより、ハーフドツトは基準ド
ツトと全く同じタイミングで出力されることにな
る。第6図の制御タイミングは、ドツトピツチが
例えば、基準ドツトピツチの1/2、あるいは5/6の
場合のように、基準ドツトとハーフドツトの間隔
がドツトピツチの整数倍の距離に等しい場合に適
用される。例えば、第3図に示す配置のヘツドに
用いられる。なお、印字ヘツドの印字素子に対し
て、第2図に示すように、ハーフドツトの位置を
基準ドツトピツチの整数倍の位置からずらして配
列する理由は、基準ドツトとハーフドツトの駆動
タイミングをずらすことによつて、印字ヘツドの
駆動電力のピーク値を半減させるためである。ま
た、ワイヤドツトインパクトの場合には、騒音の
低減と、各ワイヤドツトを駆動するための磁気回
路相互間の磁気干渉の緩和等も、その理由に含ま
れる。ここで、第6図のような制御、つまり基準
ドツトとハーフドツトの駆動タイミングが同じに
なるような制御を行つた場合、上記の問題が表面
化するのではないかという心配があるが、これに
ついては次のように考えられる。すなわち、英数
カナ文字のように、ドツト密度が粗いドツトパタ
ーンのときには、もとより単位時間当りのドツト
駆動回数が少ないので、問題とならない。また、
漢字のように比較的ドツト密度が濃いドツトパタ
ーンのときには、高密度のパターンをドツトピツ
チを基本ドツトより小さくして、縮小印刷を行う
と、文字としての鮮明さが失われるため、あらか
じめ走査方向に対して連続ドツトがなくなるよう
にドツトを間引く等の処理を施す。このような処
理と、第6図の制御とを併用すれば、上記の問題
は発生せず、鮮明な漢字の縮小文字の印刷が可能
となる。
縮小文字のドツトピツチとしては、主に、基本
ドツトピツチの1/2(半角)、3/5(コンデンス)、
5/6(エリート)が考えられるが、これらはすべ
て第5図、第6図に示す制御により実現すること
ができる。また、上記以外のドツトピツチでの縮
小文字に対する必要性は少ないと思われるが、必
要がある場合には、ハーフドツトの出力タイミン
グを次のように決定すればよい。すなわち、基準
ドツトとハーフドツトの間隔を基準ドツトピツチ
のn倍(nは、整数とは限らない)、ドツトピツ
チを基準ドツトピツチのm倍(0<m<1)、ド
ツトの周期をTとする場合、ハーフドツトの出力
タイミングは印字ヘツドを正方向に走査するとき
は、T・〔1−R(n/m)〕だけ基準ドツトのタ
イミングより遅らせればよい。ここで、R(n/
m)は、nをmで割つたときの余り(小数点以下
の数)を表わす。例えば、n=7.5、m=4/5のと
きには、n/m=9.375となるので、R(n/m)
は0.375となる。印字ヘツドを左方向に走査する
ときには、T・R(n/m)だけ基準ドツトのタ
イミングより遅らせればよい。これは、タイミン
グ〔2〕のパルスの出力タイミングを決定するタ
イマ3の設定値をプログラムにより変更し、T・
〔1−R(n/m)〕もしくは、T・R(n/m)の
タイミングが得られるようにすればよく、プログ
ラマブルタイマを使用することによつて、簡単に
実現することができる。このように、本実施例で
は、簡単な回路構成により、ハーフドツトの出力
タイミングを、必要に応じて変えることができ
る。また、本実施例では、低速度で印字するため
に、タイミング〔1〕のパルスとタイミング
〔2〕のパルスがオーバラツプする場合であつて
も、ハーフドツトの出力タイミングを種々に変更
できるという機能は失なわれない。さらに、本実
施例においては、前述のように、n=7.5の印字
ヘツドを用いてドツトピツチを基準ドツトピツチ
の1/2、3/5、5/6、1/1に限定するならば、タイミ
ング〔2〕のパルスは、常にタイミング〔1〕の
パルスからT/2だけ遅らせればよく、単にF/
F4の設定を変えるだけでよいので、同一行に異
なるドツトピツチの文字を混在させるときでも、
ドツト周期Tを一定に保ち、印字ヘツドの走査速
度を変えて、ドツトピツチを変える制御を行え
ば、タイマ3の設定値は固定にしても差し支えは
ない。このように、本実施例では、2列に千鳥配
列された印字ヘツドを用いた可変ピツチにおける
縮小文字の印刷を、簡単なハーフウエアと処理に
より実現することができる。すなわち、2列間の
間隔が基準ドツトピツチの整数倍または非整数倍
の距離になるように配列された印字ヘツドを用い
て、基準ドツトピツチより小さな種々のドツトピ
ツチで縮小文字を印刷することが可能となり、特
に、漢字のようなドツト密度の濃いパターンで
も、ドツトの間引きの処理と、本発明の制御方式
を併用することにより、同一のCGを用いて鮮明
な縮小文字(例えば、半角文字、コンデンス、エ
リート)の印字が可能になる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、2列の
千鳥配列の印字ヘツドで、ハーフドツトの出力タ
イミングを可変にすることにより、基本ドツトピ
ツチより小さなドツトピツチで印字したときに
も、基準ドツトとハーフドツトの重ね合わせが可
能となり、任意の倍率で拡大、縮小して鮮明に印
字することができるとともに、1印字周期内に1
度だけドツトデータを転送するという条件の下
で、正しく印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すドツト制御回
路の構成図、第2図、第3図は印字ヘツドのドツ
ト配列図、第4図は第2図における制御動作タイ
ムチヤート、第5図、第6図は第1図の制御動作
タイムチヤートである。 1……ドツト記憶回路、2,3……タイマ、4
……F/F、5……インバータ、6……ANDゲ
ート、7……ORゲート、8……ハーフドツト記
憶回路、9……セレクタ、10……基準ドツト出
力回路、11……ハーフドツト出力回路、12,
14……NORゲート、13,15……トライス
テートバツフア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の印字素子を2列備え、互いの列がドツ
    トピツチの非整数倍の距離に千鳥配列された印字
    ヘツドを用いるシリアルドツトマトリクス方式の
    プリンタ装置において、第1列の印字素子を駆動
    するためのドツトデータ(以下、基準ドツトデー
    タと称す)と第2列の印字素子を駆動するための
    ドツトデータ(以下、ハーフドツトデータと称
    す)の両方のドツトデータを記憶保持するための
    第1の記憶回路と、ハーフドツトデータのみを記
    憶保持するための第2の記憶回路を備え、かつ基
    準ドツトデータを後段の駆動回路に出力する第1
    のタイミングを発生する可変タイマと、前記第1
    のタイミングから所定の時刻だけ遅れたタイミン
    グで、ハーフドツトデータを後段の駆動回に出力
    する第2のタイミングを発生する可変タイマを備
    え、かつ前記第1と第2のタイミングのうちいず
    れかを設定する手段と、該設定手段の出力により
    一方のタイミングでハーフドツトデータを出力さ
    せる出力手段を備え、ハーフドツトデータの出力
    タイミングを種々に変えられるようにしたことを
    特徴とするドツト制御装置。
JP3242685A 1985-02-20 1985-02-20 ドット制御装置 Granted JPS61192560A (ja)

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JPS55118190A (en) * 1979-03-02 1980-09-10 Seiko Epson Corp Driver circuit for dot printer

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JPS61192560A (ja) 1986-08-27

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