JP3420455B2 - 記録装置及び記録制御方法 - Google Patents
記録装置及び記録制御方法Info
- Publication number
- JP3420455B2 JP3420455B2 JP01937697A JP1937697A JP3420455B2 JP 3420455 B2 JP3420455 B2 JP 3420455B2 JP 01937697 A JP01937697 A JP 01937697A JP 1937697 A JP1937697 A JP 1937697A JP 3420455 B2 JP3420455 B2 JP 3420455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- image data
- recording head
- data
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 37
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 44
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 15
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 5
- 102100023882 Endoribonuclease ZC3H12A Human genes 0.000 description 3
- 101710112715 Endoribonuclease ZC3H12A Proteins 0.000 description 3
- 108700012361 REG2 Proteins 0.000 description 3
- 101150108637 REG2 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100120298 Rattus norvegicus Flot1 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100412403 Rattus norvegicus Reg3b gene Proteins 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- QGVYYLZOAMMKAH-UHFFFAOYSA-N pegnivacogin Chemical compound COCCOC(=O)NCCCCC(NC(=O)OCCOC)C(=O)NCCCCCCOP(=O)(O)O QGVYYLZOAMMKAH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 101000836337 Homo sapiens Probable helicase senataxin Proteins 0.000 description 1
- 102100027178 Probable helicase senataxin Human genes 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/17—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa the scanning speed being dependent on content of picture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及び記録制
御方法に関し、特に、入力画像データの縦横の並びを変
換して記録を行う記録装置及び記録制御方法に関する。
御方法に関し、特に、入力画像データの縦横の並びを変
換して記録を行う記録装置及び記録制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリアルスキャン方式の記録装置は、記
録用紙のような記録媒体の搬送方向に対して、複数の記
録素子を平行に配列した記録ヘッドを、その搬送方向に
対して垂直方向にスキャンすることによって、記録媒体
上に画像を形成する。
録用紙のような記録媒体の搬送方向に対して、複数の記
録素子を平行に配列した記録ヘッドを、その搬送方向に
対して垂直方向にスキャンすることによって、記録媒体
上に画像を形成する。
【0003】さて、記録装置を接続したホストコンピュ
ータ(以下、ホストという)より転送されてくる画像デ
ータは、各画素が記録ヘッドの走査方向に1ライン毎に
並んだ配列をしており、このように配列されたデータは
ラスタデータと称されている。従って、記録装置はこの
ような配列の画像データを記録ヘッドに転送する際、そ
の配列を記録ヘッドの記録素子の配列に合わせるように
変換する必要がある。
ータ(以下、ホストという)より転送されてくる画像デ
ータは、各画素が記録ヘッドの走査方向に1ライン毎に
並んだ配列をしており、このように配列されたデータは
ラスタデータと称されている。従って、記録装置はこの
ような配列の画像データを記録ヘッドに転送する際、そ
の配列を記録ヘッドの記録素子の配列に合わせるように
変換する必要がある。
【0004】従来、このようなデータ変換(H−V変
換)は、即ち、その処理プログラムが、複数のライン分
の画像データをバッファメモリより読み出し、そのデー
タをシフトさせながら再びバッファに書き込んでいた。
換)は、即ち、その処理プログラムが、複数のライン分
の画像データをバッファメモリより読み出し、そのデー
タをシフトさせながら再びバッファに書き込んでいた。
【0005】しかし、記録装置の高速化に伴うデータ処
理の高速化の要求に応えるために、このH−V変換はD
MA処理で行うようになりつつある。また、記録動作の
高速化のために、記録ヘッドを搭載したキャリッジの現
在位置と次に記録動作が発生する位置を検知し、最も効
率的にキャリッジを移動させることで、無駄な動作時間
の節約を図るという最短距離記録方法が提案されてい
る。
理の高速化の要求に応えるために、このH−V変換はD
MA処理で行うようになりつつある。また、記録動作の
高速化のために、記録ヘッドを搭載したキャリッジの現
在位置と次に記録動作が発生する位置を検知し、最も効
率的にキャリッジを移動させることで、無駄な動作時間
の節約を図るという最短距離記録方法が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最短距
離記録を行うためには、画像データを格納したバッファ
をスキャンし、キャリッジの有効移動領域のどこからど
こまでに記録動作が発生し、どこからどこまでが記録動
作の発生しない領域であるかを検出しなければならなか
った。従来、このような検出には相当の時間を要し、本
来の目的である記録動作の高速化を妨げる要因となって
いた。
離記録を行うためには、画像データを格納したバッファ
をスキャンし、キャリッジの有効移動領域のどこからど
こまでに記録動作が発生し、どこからどこまでが記録動
作の発生しない領域であるかを検出しなければならなか
った。従来、このような検出には相当の時間を要し、本
来の目的である記録動作の高速化を妨げる要因となって
いた。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、H−V変換を高速に行い、かつ、高速に最短距離記
録を行うことができる記録装置及び記録制御方法を提供
することを目的としている。
で、H−V変換を高速に行い、かつ、高速に最短距離記
録を行うことができる記録装置及び記録制御方法を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
に本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
【0009】即ち、記録ヘッドを往復走査することによ
って記録媒体に記録を行う記録装置であって、外部から
画像データを入力する入力手段と、前記入力手段によっ
て入力された画像データを格納する記憶手段と、前記記
録ヘッドの記録要素の数に対応した複数のシフトレジス
タを有し、前記複数のシフトレジスタに前記記憶手段に
格納された画像データを読み込みながら前記複数のシフ
トレジスタの最上位ビットのデータを前記記録ヘッドの
記録要素の数に対応したビット数のデータとして取り出
し、該取り出されたデータを前記記憶手段に再び書き込
み、前記複数のシフトレジスタのデータを上位側にシフ
トさせる動作を繰返すことにより前記画像データの縦横
の並びをDMA処理によって変換する変換手段と、前記
複数のシフトレジスタから前記記録ヘッドの記録要素の
数に対応したビット数のデータが取り出されるたび毎
に、該データの内、前記記録ヘッドに実際に記録動作を
発生させるデータをカウントし、該カウントされた値を
加算することにより、前記記録ヘッドに実際に記録動作
を発生させる前記記録ヘッドの1走査分の画像データの
量をカウントするカウント手段と、前記変換手段によっ
て前記画像データの縦横の並びを変換する間に前記DM
A処理の出力結果を連続的に処理し、前記記録ヘッドの
走査領域において前記画像データによって実際の記録動
作が発生する左右両端を前記記録ヘッドの1走査分の画
像データの内、前記実際の記録動作を発生させる画像デ
ータが格納される前記記憶手段のアドレスとして検出す
る検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づい
て、前記記録ヘッドの走査範囲を制御する制御手段とを
有し、前記カウント手段によるカウント動作と前記検出
手段による検出動作とは共通の制御信号によって行なわ
れることを特徴とする記録装置を備える。
って記録媒体に記録を行う記録装置であって、外部から
画像データを入力する入力手段と、前記入力手段によっ
て入力された画像データを格納する記憶手段と、前記記
録ヘッドの記録要素の数に対応した複数のシフトレジス
タを有し、前記複数のシフトレジスタに前記記憶手段に
格納された画像データを読み込みながら前記複数のシフ
トレジスタの最上位ビットのデータを前記記録ヘッドの
記録要素の数に対応したビット数のデータとして取り出
し、該取り出されたデータを前記記憶手段に再び書き込
み、前記複数のシフトレジスタのデータを上位側にシフ
トさせる動作を繰返すことにより前記画像データの縦横
の並びをDMA処理によって変換する変換手段と、前記
複数のシフトレジスタから前記記録ヘッドの記録要素の
数に対応したビット数のデータが取り出されるたび毎
に、該データの内、前記記録ヘッドに実際に記録動作を
発生させるデータをカウントし、該カウントされた値を
加算することにより、前記記録ヘッドに実際に記録動作
を発生させる前記記録ヘッドの1走査分の画像データの
量をカウントするカウント手段と、前記変換手段によっ
て前記画像データの縦横の並びを変換する間に前記DM
A処理の出力結果を連続的に処理し、前記記録ヘッドの
走査領域において前記画像データによって実際の記録動
作が発生する左右両端を前記記録ヘッドの1走査分の画
像データの内、前記実際の記録動作を発生させる画像デ
ータが格納される前記記憶手段のアドレスとして検出す
る検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づい
て、前記記録ヘッドの走査範囲を制御する制御手段とを
有し、前記カウント手段によるカウント動作と前記検出
手段による検出動作とは共通の制御信号によって行なわ
れることを特徴とする記録装置を備える。
【0010】
【0011】ここで、入力画像データは、各画素が記録
ヘッドの走査方向に沿って並んでおり、変換手段によっ
て変換された画像データは記録ヘッドの記録要素の並び
に沿って並ぶことになる。
ヘッドの走査方向に沿って並んでおり、変換手段によっ
て変換された画像データは記録ヘッドの記録要素の並び
に沿って並ぶことになる。
【0012】
【0013】一方、制御手段は、記録ヘッドが画像デー
タによって実際の記録動作が発生する左端から右端の間
のみを走査するように制御することが望ましい。
タによって実際の記録動作が発生する左端から右端の間
のみを走査するように制御することが望ましい。
【0014】さて、検出手段は、記録ヘッドの1走査分
に対応する画像データに対する左右両端の検出が終了す
る度毎に、その左端の初期値がその右端の初期値より大
きくなるように初期化すると良い。
に対応する画像データに対する左右両端の検出が終了す
る度毎に、その左端の初期値がその右端の初期値より大
きくなるように初期化すると良い。
【0015】またさらに、変換手段によって変換された
記録ヘッドの1走査分の画像データに基づいて、記録ヘ
ッドに実際に記録動作を発生させる画像データの量をカ
ウントするカウント手段を備えると良い。
記録ヘッドの1走査分の画像データに基づいて、記録ヘ
ッドに実際に記録動作を発生させる画像データの量をカ
ウントするカウント手段を備えると良い。
【0016】なお、上記記録ヘッドは、インクを吐出し
て記録を行うインクジェット記録ヘッドでも良いし、或
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘッ
ドであって、インクに与える熱エネルギーを発生するた
めの熱エネルギー変換体を備えているものでも良い。
て記録を行うインクジェット記録ヘッドでも良いし、或
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘッ
ドであって、インクに与える熱エネルギーを発生するた
めの熱エネルギー変換体を備えているものでも良い。
【0017】また他の発明によれば、記録ヘッドを往復
走査することによって記録媒体に記録を行う記録装置の
記録制御方法であって、外部から画像データを入力する
入力工程と、前記入力工程において入力された画像デー
タをバッファに格納する格納工程と、前記記録ヘッドの
記録要素の数に対応した複数のシフトレジスタに前記バ
ッファに格納された画像データを読み込みながら前記複
数のシフトレジスタの最上位ビットのデータを前記記録
ヘッドの記録要素の数に対応したビット数のデータとし
て取り出し、該取り出されたデータを前記バッファに再
び書き込み、前記複数のシフトレジスタのデータを上位
側にシフトさせる動作を繰返すことにより前記画像デー
タの縦横の並びをDMA処理によって変換する変換工程
と、前記複数のシフトレジスタから前記記録ヘッドの記
録要素の数に対応したビット数のデータが取り出される
たび毎に、該データの内、前記記録ヘッドに実際に記録
動作を発生させるデータをカウントし、該カウントされ
た値を加算することにより、前記記録ヘッドに実際に記
録動作を発生させる前記記録ヘッドの1走査分の画像デ
ータの量をカウントするカウント工程と、前記変換工程
において前記画像データの縦横の並びを変換する間に前
記DMA処理の出力結果を連続的に処理し、前記記録ヘ
ッドの走査領域において前記画像データによって実際の
記録動作が発生する左右両端を前記記録ヘッドの1走査
分の画像データの内、前記実際の記録動作を発生させる
画像データが格納される前記バッファのアドレスとして
検出する検出工程と、前記検出工程における検出結果に
基づいて、前記記録ヘッドの走査範囲を制御する制御工
程とを有し、前記カウント工程におけるカウント動作と
前記検出工程における検出動作とは共通の制御信号によ
って行なわれることを特徴とする記録制御方法を備え
る。
走査することによって記録媒体に記録を行う記録装置の
記録制御方法であって、外部から画像データを入力する
入力工程と、前記入力工程において入力された画像デー
タをバッファに格納する格納工程と、前記記録ヘッドの
記録要素の数に対応した複数のシフトレジスタに前記バ
ッファに格納された画像データを読み込みながら前記複
数のシフトレジスタの最上位ビットのデータを前記記録
ヘッドの記録要素の数に対応したビット数のデータとし
て取り出し、該取り出されたデータを前記バッファに再
び書き込み、前記複数のシフトレジスタのデータを上位
側にシフトさせる動作を繰返すことにより前記画像デー
タの縦横の並びをDMA処理によって変換する変換工程
と、前記複数のシフトレジスタから前記記録ヘッドの記
録要素の数に対応したビット数のデータが取り出される
たび毎に、該データの内、前記記録ヘッドに実際に記録
動作を発生させるデータをカウントし、該カウントされ
た値を加算することにより、前記記録ヘッドに実際に記
録動作を発生させる前記記録ヘッドの1走査分の画像デ
ータの量をカウントするカウント工程と、前記変換工程
において前記画像データの縦横の並びを変換する間に前
記DMA処理の出力結果を連続的に処理し、前記記録ヘ
ッドの走査領域において前記画像データによって実際の
記録動作が発生する左右両端を前記記録ヘッドの1走査
分の画像データの内、前記実際の記録動作を発生させる
画像データが格納される前記バッファのアドレスとして
検出する検出工程と、前記検出工程における検出結果に
基づいて、前記記録ヘッドの走査範囲を制御する制御工
程とを有し、前記カウント工程におけるカウント動作と
前記検出工程における検出動作とは共通の制御信号によ
って行なわれることを特徴とする記録制御方法を備え
る。
【0018】以上の構成により本発明は、記録ヘッドを
往復走査することによって記録媒体に記録を行う際、外
部から画像データを入力して、バッファに格納し、記録
ヘッドの記録要素の数に対応した複数のシフトレジスタ
にバッファに格納された画像データを読み込みながらこ
れら複数のシフトレジスタの最上位ビットのデータを記
録ヘッドの記録要素の数に対応したビット数のデータと
して取り出し、その取り出されたデータをバッファに再
び書き込み、複数のシフトレジスタのデータを上位側に
シフトさせる動作を繰返すことにより入力画像データの
縦横の並びを変換し、複数のシフトレジスタから記録ヘ
ッドの記録要素の数に対応したビット数のデータが取り
出されるたび毎に、そのデータの内、記録ヘッドに実際
に記録動作を発生させるデータをカウントし、そのカウ
ントされた値を加算することにより、記録ヘッドに実際
に記録動作を発生させる記録ヘッドの1走査分の画像デ
ータの量をカウントし、その変換を行う間にそのDMA
処理の出力結果を連続的に処理し、そのカウント動作に
用いるのと共通の制御信号を用いて、記録ヘッドの走査
領域において画像データによって実際の記録動作が発生
する左右両端を記録ヘッドの1走査分の画像データの
内、実際の記録動作を発生させる画像データが格納され
るバッファのアドレスとして検出し、その検出結果に基
づいて、記録ヘッドの走査範囲を制御するよう動作す
る。
往復走査することによって記録媒体に記録を行う際、外
部から画像データを入力して、バッファに格納し、記録
ヘッドの記録要素の数に対応した複数のシフトレジスタ
にバッファに格納された画像データを読み込みながらこ
れら複数のシフトレジスタの最上位ビットのデータを記
録ヘッドの記録要素の数に対応したビット数のデータと
して取り出し、その取り出されたデータをバッファに再
び書き込み、複数のシフトレジスタのデータを上位側に
シフトさせる動作を繰返すことにより入力画像データの
縦横の並びを変換し、複数のシフトレジスタから記録ヘ
ッドの記録要素の数に対応したビット数のデータが取り
出されるたび毎に、そのデータの内、記録ヘッドに実際
に記録動作を発生させるデータをカウントし、そのカウ
ントされた値を加算することにより、記録ヘッドに実際
に記録動作を発生させる記録ヘッドの1走査分の画像デ
ータの量をカウントし、その変換を行う間にそのDMA
処理の出力結果を連続的に処理し、そのカウント動作に
用いるのと共通の制御信号を用いて、記録ヘッドの走査
領域において画像データによって実際の記録動作が発生
する左右両端を記録ヘッドの1走査分の画像データの
内、実際の記録動作を発生させる画像データが格納され
るバッファのアドレスとして検出し、その検出結果に基
づいて、記録ヘッドの走査範囲を制御するよう動作す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態について詳細に説明する。
の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の代表的な実施形態である
インクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッドを備
えたカラープリンタ装置(以下、プリンタという)の構
成概要を示す斜視図である。この記録ヘッドにはインク
に熱を加え、膜沸騰を生じさせ、インク液滴をオリフィ
スから吐出させる電気熱変換体を備えている。
インクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッドを備
えたカラープリンタ装置(以下、プリンタという)の構
成概要を示す斜視図である。この記録ヘッドにはインク
に熱を加え、膜沸騰を生じさせ、インク液滴をオリフィ
スから吐出させる電気熱変換体を備えている。
【0021】図1において、記録用紙またはプラスチッ
クシートなどの記録媒体1は、記録ヘッド90が記録を
行う記録領域の上下に配置された一対の搬送ローラ2,
3によって支持され、搬送モータ4で駆動される搬送ロ
ーラ2によって矢印A方向へ搬送される。搬送ローラ
2,3の前方にはこれと平行にガイドシャフト5が設け
られている。ガイドシャフト5に沿ってキャリッジ6が
キャリッジモータ7によりワイヤ8を介して矢印B方向
に往復移動される。そして、キャリッジ6がPT方向に
移動する時に記録媒体に記録が行なわれ、一方、CR方
向にキャリッジ6が移動する時に記録媒体の搬送が行な
われる。
クシートなどの記録媒体1は、記録ヘッド90が記録を
行う記録領域の上下に配置された一対の搬送ローラ2,
3によって支持され、搬送モータ4で駆動される搬送ロ
ーラ2によって矢印A方向へ搬送される。搬送ローラ
2,3の前方にはこれと平行にガイドシャフト5が設け
られている。ガイドシャフト5に沿ってキャリッジ6が
キャリッジモータ7によりワイヤ8を介して矢印B方向
に往復移動される。そして、キャリッジ6がPT方向に
移動する時に記録媒体に記録が行なわれ、一方、CR方
向にキャリッジ6が移動する時に記録媒体の搬送が行な
われる。
【0022】キャリッジ6には、記録ヘッド90が搭載
されている。記録ヘッド90は、カラー画像記録を行う
ことができ、キャリッジの走査方向に配置され、それぞ
れ、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブ
ラック(Bk)のインクを吐出する4つのヘッドユニッ
ト、即ち、イエロ(Y)ヘッド9A、マゼンタ(M)ヘ
ッド9B、シアン(C)ヘッド9C、黒(K)ヘッド9
Dから構成されている。4個のヘッドユニット各々の前
面、即ち、記録媒体1の記録面と所定間隔(例えば0.
8mm)を於て対向する面には、複数(例えば、64個
または128個)のインク吐出口(オリフィス)がキャ
リッジの走査方向と交差させる方向に各一列に設けられ
ている。
されている。記録ヘッド90は、カラー画像記録を行う
ことができ、キャリッジの走査方向に配置され、それぞ
れ、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブ
ラック(Bk)のインクを吐出する4つのヘッドユニッ
ト、即ち、イエロ(Y)ヘッド9A、マゼンタ(M)ヘ
ッド9B、シアン(C)ヘッド9C、黒(K)ヘッド9
Dから構成されている。4個のヘッドユニット各々の前
面、即ち、記録媒体1の記録面と所定間隔(例えば0.
8mm)を於て対向する面には、複数(例えば、64個
または128個)のインク吐出口(オリフィス)がキャ
リッジの走査方向と交差させる方向に各一列に設けられ
ている。
【0023】図2は、記録ヘッド90(ヘッドユニット
9A〜9Dは共通)のオリフィスを含むインク吐出部の
一部分の縦断面図を模式的に示す図である。
9A〜9Dは共通)のオリフィスを含むインク吐出部の
一部分の縦断面図を模式的に示す図である。
【0024】図2において、記録媒体1に対向する面に
は、縦方向に所定ピッチで複数のオリフィス10が形成
される。記録動作の実行に当たっては、記録情報に基づ
いて各オリフィス10に対応して設けられた電気熱変換
体(ヒータなど)11を駆動(通電加熱)して、インク
液路10Aにあるインク内に膜沸騰現象を生起させ、バ
ブル(気泡)11Aを発生させる。そして、この時の圧
力により、オリフィス10からインクを吐出させ、イン
ク液滴12を形成して、記録媒体1上に所定パターンで
インク滴を付着させる。このとき、記録媒体上に付着し
たインク液滴によって形成されるドットパターンによっ
て画像記録が行われる。
は、縦方向に所定ピッチで複数のオリフィス10が形成
される。記録動作の実行に当たっては、記録情報に基づ
いて各オリフィス10に対応して設けられた電気熱変換
体(ヒータなど)11を駆動(通電加熱)して、インク
液路10Aにあるインク内に膜沸騰現象を生起させ、バ
ブル(気泡)11Aを発生させる。そして、この時の圧
力により、オリフィス10からインクを吐出させ、イン
ク液滴12を形成して、記録媒体1上に所定パターンで
インク滴を付着させる。このとき、記録媒体上に付着し
たインク液滴によって形成されるドットパターンによっ
て画像記録が行われる。
【0025】さて、記録ヘッド90には電気熱変換体1
1への通電をオン・オフするためのヒートドライバ13
が設けられ、上述した記録動作を行うための駆動回路
(ドライバ)を構成する回路基板がキャリッジ6に設け
られている。なお、図2において、10Bはインクの共
通液室である。
1への通電をオン・オフするためのヒートドライバ13
が設けられ、上述した記録動作を行うための駆動回路
(ドライバ)を構成する回路基板がキャリッジ6に設け
られている。なお、図2において、10Bはインクの共
通液室である。
【0026】ここで、図1に再び戻って説明を続ける。
【0027】記録装置の外装ケース(不図示)に取付け
られる操作パネル160には、オンライン/オフライン
切換えキー16A、ラインフィードキー16B、フォー
ムフィードキー16C、記録モード切換えキー16D等
のキー設定部の他、LEDで構成される複数のアラーム
ランプ16Eや電源ランプ16F等の警告ランプを含む
表示部が設けられている。
られる操作パネル160には、オンライン/オフライン
切換えキー16A、ラインフィードキー16B、フォー
ムフィードキー16C、記録モード切換えキー16D等
のキー設定部の他、LEDで構成される複数のアラーム
ランプ16Eや電源ランプ16F等の警告ランプを含む
表示部が設けられている。
【0028】なお、図1において、15は、後述するプ
リンタの制御回路、17はプリンタと接続され、プリン
タの制御や画像データをプリンタに転送するホストコン
ピュータ(以下、ホスト)、28はプリンタの各部に電
源を供給する電源回路、29は記録ヘッド90の駆動回
路を実装した記録ヘッド制御回路である。
リンタの制御回路、17はプリンタと接続され、プリン
タの制御や画像データをプリンタに転送するホストコン
ピュータ(以下、ホスト)、28はプリンタの各部に電
源を供給する電源回路、29は記録ヘッド90の駆動回
路を実装した記録ヘッド制御回路である。
【0029】図3は、図1に示すプリンタの制御回路1
5の概略構成を示すブロック図である。
5の概略構成を示すブロック図である。
【0030】マイクロプロセッサ形態のCPU21は、
インタフェース22を介してホスト17に接続されてお
り、制御プログラムを格納したROM24や更新可能な
制御プログラムや処理プログラムや各種定数データなど
を格納したEEPROM23、及び、ホスト17からイ
ンタフェース22を介して受信した指令信号(コマン
ド)や記録情報信号を格納するRAM25にアクセス
し、これらのメモリに格納された情報に基づいて記録動
作を制御する。さらに、CPU21は、出力ポート26
及びキャリッジモータ制御回路42を介してキャリッジ
モータ7を動作させることによりキャリッジ6を移動さ
せたり、出力ポート26及びシート送りモータ制御回路
44を介して搬送モータ4を動作させることにより搬送
ローラ2〜3などの搬送機構を動作させる。さらに、C
PU21は、RAM25に格納されている記録情報に基
づき記録ヘッド駆動回路29を介して記録ヘッド9A〜
9Dを駆動することにより、記録用紙1上に所望の画像
を記録することができる。
インタフェース22を介してホスト17に接続されてお
り、制御プログラムを格納したROM24や更新可能な
制御プログラムや処理プログラムや各種定数データなど
を格納したEEPROM23、及び、ホスト17からイ
ンタフェース22を介して受信した指令信号(コマン
ド)や記録情報信号を格納するRAM25にアクセス
し、これらのメモリに格納された情報に基づいて記録動
作を制御する。さらに、CPU21は、出力ポート26
及びキャリッジモータ制御回路42を介してキャリッジ
モータ7を動作させることによりキャリッジ6を移動さ
せたり、出力ポート26及びシート送りモータ制御回路
44を介して搬送モータ4を動作させることにより搬送
ローラ2〜3などの搬送機構を動作させる。さらに、C
PU21は、RAM25に格納されている記録情報に基
づき記録ヘッド駆動回路29を介して記録ヘッド9A〜
9Dを駆動することにより、記録用紙1上に所望の画像
を記録することができる。
【0031】また、電源回路28からは、CPU21や
記録ヘッド制御回路29を動作させるためのロジック駆
動電圧Vcc(例えば5V)、各種モータ駆動電圧Vm
(例えば30V)、記録ヘッド9を駆動させるためのヒ
ート電圧Vh(例えば25V)、及び、記録ヘッド90
保護用バックアップ電圧VDDH等が出力される。そし
て、ヒート電圧Vhは記録ヘッド90に、バックアップ
電圧VDDHは、記録ヘッド制御回路29および記録ヘ
ッド90にそれぞれ印加される。
記録ヘッド制御回路29を動作させるためのロジック駆
動電圧Vcc(例えば5V)、各種モータ駆動電圧Vm
(例えば30V)、記録ヘッド9を駆動させるためのヒ
ート電圧Vh(例えば25V)、及び、記録ヘッド90
保護用バックアップ電圧VDDH等が出力される。そし
て、ヒート電圧Vhは記録ヘッド90に、バックアップ
電圧VDDHは、記録ヘッド制御回路29および記録ヘ
ッド90にそれぞれ印加される。
【0032】さらに、操作キー16A〜16Dから入力
される指示は入力ポート32を介してCPU21に伝え
られ、CPU21からの命令が出力ポート36を介して
LED発光制御回路62に伝えられるとLED16E、
16Fが点灯する。
される指示は入力ポート32を介してCPU21に伝え
られ、CPU21からの命令が出力ポート36を介して
LED発光制御回路62に伝えられるとLED16E、
16Fが点灯する。
【0033】なお、図3において、70は上述した種々
の構成要素を互いに接続するCPUバス、81は高速デ
ータ処理制御を行うDMAコントローラ(DMAC)で
ある。また、DMAC81には後述するH−V変換を実
行するために必要なバッファ82を備えている。
の構成要素を互いに接続するCPUバス、81は高速デ
ータ処理制御を行うDMAコントローラ(DMAC)で
ある。また、DMAC81には後述するH−V変換を実
行するために必要なバッファ82を備えている。
【0034】従って、CPU21やこれに併設されたR
OM24,RAM25等を含む制御回路は、ホスト17
から指令信号やデータ信号(記録情報)を受信し、これ
に基づいて各種モータ等の駆動源などとともに記録ヘッ
ド制御回路29を介して各ヘッドユニット9A〜9Dに
電気熱変換体の駆動電源(ヒート電源)を印加し通電す
る。
OM24,RAM25等を含む制御回路は、ホスト17
から指令信号やデータ信号(記録情報)を受信し、これ
に基づいて各種モータ等の駆動源などとともに記録ヘッ
ド制御回路29を介して各ヘッドユニット9A〜9Dに
電気熱変換体の駆動電源(ヒート電源)を印加し通電す
る。
【0035】次に、以上の構成のプリンタを用いた高速
な最短距離記録の制御方法について詳細に説明する。こ
こでは、説明を簡単にするために記録ヘッド90の1つ
のヘッドユニットのみを考え、そのヘッドユニットには
16個のオリフィスが設けられるとする。また、画像デ
ータは各画素が1ビットで表わされる2値のデータとす
る。
な最短距離記録の制御方法について詳細に説明する。こ
こでは、説明を簡単にするために記録ヘッド90の1つ
のヘッドユニットのみを考え、そのヘッドユニットには
16個のオリフィスが設けられるとする。また、画像デ
ータは各画素が1ビットで表わされる2値のデータとす
る。
【0036】図4はホスト17から送信された文字パタ
ーン“村”を表わす画像データの並びと、H−V変換を
施した後の記録動作に用いる画像データの並びを表わす
図である。
ーン“村”を表わす画像データの並びと、H−V変換を
施した後の記録動作に用いる画像データの並びを表わす
図である。
【0037】図4(a)は画像データがPT方向に並ん
だ様子を示し、図4(b)は図4(a)に示す画像デー
タにH−V変換を施して、そのデータが記録ヘッド90
の記録要素の配列方向に並んだ様子を示す図である。図
4(a)、(b)において、ストライプで区切られた領
域が16ビット長のデータを表わし、図4(a)ではそ
の16ビット長のデータにおいて、左側がMSB、右側
がLSBである。
だ様子を示し、図4(b)は図4(a)に示す画像デー
タにH−V変換を施して、そのデータが記録ヘッド90
の記録要素の配列方向に並んだ様子を示す図である。図
4(a)、(b)において、ストライプで区切られた領
域が16ビット長のデータを表わし、図4(a)ではそ
の16ビット長のデータにおいて、左側がMSB、右側
がLSBである。
【0038】このような変換を行うことで、RAM25
に設けられたバッファメモリ内で、画像データはホスト
から受信した元々の情報を損ねず、データの並び順だけ
が変えられる。
に設けられたバッファメモリ内で、画像データはホスト
から受信した元々の情報を損ねず、データの並び順だけ
が変えられる。
【0039】図5は、DMAC81がDMA制御によっ
て図4に示した画像データにH−V変換処理を施す様子
を模式的に示す図である。
て図4に示した画像データにH−V変換処理を施す様子
を模式的に示す図である。
【0040】図5に示すように、RAM25のバッファ
メモリに読込まれた各ラインが16ビット長のデータを
DMAC81のバッファ82に16ライン分読み込む。
バッファ82は16個の16ビットシフトレジスタ(R
EG1、REG2、……、REG16)で構成されてお
り、各ライン毎にそれぞれ16ビットづつ別のシフトレ
ジスタ(REG1、REG2、……、REG16)にセ
ットされる。
メモリに読込まれた各ラインが16ビット長のデータを
DMAC81のバッファ82に16ライン分読み込む。
バッファ82は16個の16ビットシフトレジスタ(R
EG1、REG2、……、REG16)で構成されてお
り、各ライン毎にそれぞれ16ビットづつ別のシフトレ
ジスタ(REG1、REG2、……、REG16)にセ
ットされる。
【0041】ここで、DMAC81は、それぞれのシフ
トレジスタ(REG1、REG2、……、REG16)
のMSBを16ビットのデータとして取り出し、再びバ
ッファメモリに書き込む。この後、全てのレジスタのデ
ータを上位側にシフトさせ、同様にMSBを取り出し、
データメモリに書き込む。これを繰り返すことで16ビ
ット×16ライン分の画像データのH−V変換が行われ
る。
トレジスタ(REG1、REG2、……、REG16)
のMSBを16ビットのデータとして取り出し、再びバ
ッファメモリに書き込む。この後、全てのレジスタのデ
ータを上位側にシフトさせ、同様にMSBを取り出し、
データメモリに書き込む。これを繰り返すことで16ビ
ット×16ライン分の画像データのH−V変換が行われ
る。
【0042】この実施形態では、このようなH−V変換
を実行するとに同時に記録ヘッドが記録動作を行うスキ
ャン領域の左右端を検知する。
を実行するとに同時に記録ヘッドが記録動作を行うスキ
ャン領域の左右端を検知する。
【0043】図6はH−V変換した画像データに基づい
て記録ヘッドのスキャン領域の左右端を検出する検出回
路を示す図である。この検出回路はDMAC81に内蔵
されていてもよいし、DMAC81とCPUバス70と
の間に設けられても良い。
て記録ヘッドのスキャン領域の左右端を検出する検出回
路を示す図である。この検出回路はDMAC81に内蔵
されていてもよいし、DMAC81とCPUバス70と
の間に設けられても良い。
【0044】図6において、RESETXは記録ヘッド
の各走査の度にリセットするリセット信号、CKは出力
信号を同期させるための同期用クロック信号、LDXは
左右端を示すアドレスをラッチさせるためのタイミング
信号、信号AはH−V変換された16ビット長の画像デ
ータの全てのビットを論理和を演算した結果であり、そ
の画像データ中に記録ヘッドに記録動作を発生させる記
録有効ビットがあるかないかを示す信号である。また、
出力信号start address ldxは、記録有効ビットが初め
て現れたH−V変換された16ビットの画像データが格
納されたバッファメモリのアドレス値をラッチするため
のロード信号、end address ldxは、記録有効ビットが
格納されたバッファメモリのアドレス値をラッチするた
めのロード信号である。
の各走査の度にリセットするリセット信号、CKは出力
信号を同期させるための同期用クロック信号、LDXは
左右端を示すアドレスをラッチさせるためのタイミング
信号、信号AはH−V変換された16ビット長の画像デ
ータの全てのビットを論理和を演算した結果であり、そ
の画像データ中に記録ヘッドに記録動作を発生させる記
録有効ビットがあるかないかを示す信号である。また、
出力信号start address ldxは、記録有効ビットが初め
て現れたH−V変換された16ビットの画像データが格
納されたバッファメモリのアドレス値をラッチするため
のロード信号、end address ldxは、記録有効ビットが
格納されたバッファメモリのアドレス値をラッチするた
めのロード信号である。
【0045】また、図6において、601、602はD
型フリップフロップ、603はOR回路である。
型フリップフロップ、603はOR回路である。
【0046】次に、図6に示した検出回路の動作を、図
7に示す制御信号のタイムチャートとH−V変換された
16ライン分の画像データ(即ち、ヘッドユニット1走
査分の画像データ)とを参照して説明する。
7に示す制御信号のタイムチャートとH−V変換された
16ライン分の画像データ(即ち、ヘッドユニット1走
査分の画像データ)とを参照して説明する。
【0047】まず、16ビット×16ライン単位にホス
ト17から転送され、RAM25のバッファメモリに格
納された画像データのH−V変換をDMAC81の制御
によって実行し、その変換結果を再びそのバッファメモ
リに書き込む。この変換処理実行中に16ビット長の画
像データに記録有効データが含まれると、OR回路60
3から出力される信号Aが“L”になる。この信号をD
型フリップフロップ601、602で整形した信号が、
start address ldx, end address ldxである。H−V変
換はDMAC80によって制御されるので、H−V変換
後にRAM25のバッファメモリにH−V変換された画
像データを書き込みに行く際のアドレスが発生する。こ
のアドレス値をロード信号start address ldx, ロード
信号end address ldxでラッチする。
ト17から転送され、RAM25のバッファメモリに格
納された画像データのH−V変換をDMAC81の制御
によって実行し、その変換結果を再びそのバッファメモ
リに書き込む。この変換処理実行中に16ビット長の画
像データに記録有効データが含まれると、OR回路60
3から出力される信号Aが“L”になる。この信号をD
型フリップフロップ601、602で整形した信号が、
start address ldx, end address ldxである。H−V変
換はDMAC80によって制御されるので、H−V変換
後にRAM25のバッファメモリにH−V変換された画
像データを書き込みに行く際のアドレスが発生する。こ
のアドレス値をロード信号start address ldx, ロード
信号end address ldxでラッチする。
【0048】さて、ロード信号end address ldxは、記
録有効ビットが検出される度に発生するが、ロード信号
start address ldxは記録ヘッドの1走査領域で一番は
じめに記録有効ビットが現れたときにのみ発生する。こ
のため、ロード信号start address ldxは記録ヘッドの
1走査領域の左端の記録有効ビットを格納するバッファ
メモリのアドレスのラッチを、一方、ロード信号end ad
dress ldxは記録ヘッドの1走査領域で最後(右端)の
記録有効ビットを格納するバッファメモリのアドレスの
ラッチが行えることになる。
録有効ビットが検出される度に発生するが、ロード信号
start address ldxは記録ヘッドの1走査領域で一番は
じめに記録有効ビットが現れたときにのみ発生する。こ
のため、ロード信号start address ldxは記録ヘッドの
1走査領域の左端の記録有効ビットを格納するバッファ
メモリのアドレスのラッチを、一方、ロード信号end ad
dress ldxは記録ヘッドの1走査領域で最後(右端)の
記録有効ビットを格納するバッファメモリのアドレスの
ラッチが行えることになる。
【0049】図7に示す例では、16ビット×16ライ
ン単位にホスト17から転送され、RAM25のバッフ
ァメモリに格納された画像データのH−V変換を実行す
る際に、“LEFT END”と記されているバッファ
メモリのアドレスに記録ヘッドに記録動作を実行させる
左端の画像データが、一方、“RIGHT END”と
記されているバッファメモリのアドレスに記録ヘッドに
記録動作を実行させる右端の画像データが格納されてい
る。
ン単位にホスト17から転送され、RAM25のバッフ
ァメモリに格納された画像データのH−V変換を実行す
る際に、“LEFT END”と記されているバッファ
メモリのアドレスに記録ヘッドに記録動作を実行させる
左端の画像データが、一方、“RIGHT END”と
記されているバッファメモリのアドレスに記録ヘッドに
記録動作を実行させる右端の画像データが格納されてい
る。
【0050】さて、H−V変換を行った記録ヘッド1走
査分のデータ領域に記録有効データが一つしかない場合
には左端アドレス(LEFT END)と右端アドレス
(RIGHT END)が同じアドレスとなる。また、
H−V変換を行った記録ヘッド1走査分のデータ領域に
記録有効データが一つもない場合には、左端アドレス
(LEFT END)と右端アドレス(RIGHT E
ND)に新しいアドレスがセットされず、どちらの値も
リセット信号RESETXで初期化された値となる。
査分のデータ領域に記録有効データが一つしかない場合
には左端アドレス(LEFT END)と右端アドレス
(RIGHT END)が同じアドレスとなる。また、
H−V変換を行った記録ヘッド1走査分のデータ領域に
記録有効データが一つもない場合には、左端アドレス
(LEFT END)と右端アドレス(RIGHT E
ND)に新しいアドレスがセットされず、どちらの値も
リセット信号RESETXで初期化された値となる。
【0051】しかしながら、バッファメモリの画像デー
タ格納アドレス(RAM ADDRESS)がリセット
信号RESETXで初期化されたアドレス値と重なって
いた場合、例えば、 RAM ADDRESSの値が
“00000000(H:16進表示)”〜“00FF
FFFF(H)”の範囲である場合、リセット信号RE
SETXでラッチ出力が“00000000(H)”に
初期化されると、H−V変換を行った画像データの格納
領域に記録有効データが全くなかったのか、或は、“0
0000000(H)”番地にだけ記録有効データがあ
るのか区別がつかない。
タ格納アドレス(RAM ADDRESS)がリセット
信号RESETXで初期化されたアドレス値と重なって
いた場合、例えば、 RAM ADDRESSの値が
“00000000(H:16進表示)”〜“00FF
FFFF(H)”の範囲である場合、リセット信号RE
SETXでラッチ出力が“00000000(H)”に
初期化されると、H−V変換を行った画像データの格納
領域に記録有効データが全くなかったのか、或は、“0
0000000(H)”番地にだけ記録有効データがあ
るのか区別がつかない。
【0052】従って、この実施形態ではリセット信号R
ESETXによってアドレス値を初期化したときに、左
端アドレス(LEFT END)を示すラッチの出力に
右端アドレス(RIGHT END)を示すラッチ出力
値より大きな値をセットすることで記録有効データが一
つだけあったのか、全くなかったのかの判別する。
ESETXによってアドレス値を初期化したときに、左
端アドレス(LEFT END)を示すラッチの出力に
右端アドレス(RIGHT END)を示すラッチ出力
値より大きな値をセットすることで記録有効データが一
つだけあったのか、全くなかったのかの判別する。
【0053】図8は、この判別回路の構成を示すブロッ
ク図である。この判別回路はDMAC81に内蔵されて
いてもよいし、DMAC81とCPUバス70との間に
設けられても良い。
ク図である。この判別回路はDMAC81に内蔵されて
いてもよいし、DMAC81とCPUバス70との間に
設けられても良い。
【0054】図8に示す回路では、ラッチ回路801に
リセット信号RESETXが入力された時、左端アドレ
ス(LEFT END)を示す出力値を“FFFFFF
FF(H)”とし、一方、ラッチ回路802にリセット
信号RESETXが入力された時、右端アドレス(RI
GHT END)を示す出力値を“00000000
(H)”とする。
リセット信号RESETXが入力された時、左端アドレ
ス(LEFT END)を示す出力値を“FFFFFF
FF(H)”とし、一方、ラッチ回路802にリセット
信号RESETXが入力された時、右端アドレス(RI
GHT END)を示す出力値を“00000000
(H)”とする。
【0055】データバッファ中に記録有効データがあれ
ば、ラッチ回路からの出力値は書き直されるので上述の
ように、(RIGHT END)≧(LEFT EN
D)となる。
ば、ラッチ回路からの出力値は書き直されるので上述の
ように、(RIGHT END)≧(LEFT EN
D)となる。
【0056】従って、H−V変換処理を行った後、左端
アドレス(LEFT END)と右端アドレス(RIG
HT END)との値を比較し、(RIGHT EN
D)−(LEFT END)<0であれば、データバッ
ファ内に記録有効データがなかったと判別できる。
アドレス(LEFT END)と右端アドレス(RIG
HT END)との値を比較し、(RIGHT EN
D)−(LEFT END)<0であれば、データバッ
ファ内に記録有効データがなかったと判別できる。
【0057】従って以上説明した実施形態に従えば、H
−V変換を一度行うだけで、即ち、記録ヘッド1走査分
の画像データのH−V変換が終了したときには、同時に
記録ヘッドの走査範囲の内で、記録動作を発生させる画
像データの左右両端がバッファメモリのどこに格納され
ているかを検出することができるので、より迅速なキャ
リッジ制御が可能になる。
−V変換を一度行うだけで、即ち、記録ヘッド1走査分
の画像データのH−V変換が終了したときには、同時に
記録ヘッドの走査範囲の内で、記録動作を発生させる画
像データの左右両端がバッファメモリのどこに格納され
ているかを検出することができるので、より迅速なキャ
リッジ制御が可能になる。
【0058】この検出結果に基づいて、実際の記録にお
ける記録ヘッドの走査において、その走査範囲を限定
し、記録動作の必要ではない領域にはキャリッジを移動
させないよう無駄のないキャリッジ移動制御を行うこと
ができる。これによって、DMAによる高速データ処理
とともに、高速かつ効率的な最短距離記録制御が可能に
なる。
ける記録ヘッドの走査において、その走査範囲を限定
し、記録動作の必要ではない領域にはキャリッジを移動
させないよう無駄のないキャリッジ移動制御を行うこと
ができる。これによって、DMAによる高速データ処理
とともに、高速かつ効率的な最短距離記録制御が可能に
なる。
【0059】また、以上説明したこの実施形態の構成
に、DMAC81がH−V変換処理を実行中にバッファ
メモリ中の記録有効データの数をカウントする回路を加
えても良い。
に、DMAC81がH−V変換処理を実行中にバッファ
メモリ中の記録有効データの数をカウントする回路を加
えても良い。
【0060】図9は、記録有効データによって記録され
る画素数をカウントするカウント回路の構成を示すブロ
ック図である。
る画素数をカウントするカウント回路の構成を示すブロ
ック図である。
【0061】図9に示すように、H−V変換された画像
データをDMAC81によるDMA制御によってバッフ
ァメモリに書き込む際、その書き込むデータを加算器9
01と加算器902とで加算することによって、記録ヘ
ッド9の1走査領域中の記録有効データ数を求める。
データをDMAC81によるDMA制御によってバッフ
ァメモリに書き込む際、その書き込むデータを加算器9
01と加算器902とで加算することによって、記録ヘ
ッド9の1走査領域中の記録有効データ数を求める。
【0062】図9において、LDX信号は図6に示した
LDX信号を同様のタイミング信号である。この回路構
成によれば、H−V変換の後、バッファメモリに書き込
まれる16ビット長のデータを加算器901で足し合わ
せ、その演算結果を前回までの加算結果と加算器902
で足し合わされる。即ち、レジスタ(REG1〜REG
16)の値をシフトし、次のカラムの16ビットについ
てH−V変換を行い、タイミング信号DLXの入力によ
ってラッチ903からの出力が加算器902へのフィー
ドバック(FB)入力となって、加算器901の出力値
と足し合わされる。
LDX信号を同様のタイミング信号である。この回路構
成によれば、H−V変換の後、バッファメモリに書き込
まれる16ビット長のデータを加算器901で足し合わ
せ、その演算結果を前回までの加算結果と加算器902
で足し合わされる。即ち、レジスタ(REG1〜REG
16)の値をシフトし、次のカラムの16ビットについ
てH−V変換を行い、タイミング信号DLXの入力によ
ってラッチ903からの出力が加算器902へのフィー
ドバック(FB)入力となって、加算器901の出力値
と足し合わされる。
【0063】このような処理を続けることによって、H
−V変換を行いながら、同時にバッファメモリに格納さ
れる画像データの記録有効データの数をカウントするこ
とができる。
−V変換を行いながら、同時にバッファメモリに格納さ
れる画像データの記録有効データの数をカウントするこ
とができる。
【0064】この記録有効データ数が求められると、そ
の値に基づいて、例えば、消費インク量を推定したり、
記録動作に必要な消費電力が推定される。従って、記録
有効データ数が多い場合には、一回の記録ヘッド走査に
よってその走査領域に対する記録を完成させず、例え
ば、走査を同一領域に対して2度行うといったマルチス
キャン記録を行うように制御することで、一回の走査当
り少ない消費電力で記録を行うことができる。
の値に基づいて、例えば、消費インク量を推定したり、
記録動作に必要な消費電力が推定される。従って、記録
有効データ数が多い場合には、一回の記録ヘッド走査に
よってその走査領域に対する記録を完成させず、例え
ば、走査を同一領域に対して2度行うといったマルチス
キャン記録を行うように制御することで、一回の走査当
り少ない消費電力で記録を行うことができる。
【0065】なお、以上の実施形態において、特にイン
クジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるた
めに利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生す
る手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前
記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方
式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成
できる。
クジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるた
めに利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生す
る手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前
記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方
式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成
できる。
【0066】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0067】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0068】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0069】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0070】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0071】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0072】さらに、記録装置の記録ヘッドは図1で説
明したようなフルカラーの記録ヘッドの他に黒色インク
のみを用いたモノクロ記録用の記録ヘッドや、異なる色
のカラー記録、または同系色インクによるモノカラー記
録が可能な記録ヘッドを用いることもできる。
明したようなフルカラーの記録ヘッドの他に黒色インク
のみを用いたモノクロ記録用の記録ヘッドや、異なる色
のカラー記録、または同系色インクによるモノカラー記
録が可能な記録ヘッドを用いることもできる。
【0073】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0074】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0075】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0076】また、本発明は複数の機器(例えばホスト
コンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても良いし、1
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用しても良い。また、本発明はシステム
或は装置にプログラムを供給することによって実施され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
コンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても良いし、1
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用しても良い。また、本発明はシステム
或は装置にプログラムを供給することによって実施され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録ヘッドを往復走査することによって記録媒体に記録を
行う際、外部から画像データを入力し、その入力画像デ
ータの縦横の並びを記録ヘッドの記録幅を考慮しながら
DMA処理によって変換し、そのDMA処理の出力結果
を連続的に処理し、記録ヘッドの走査領域において画像
データによって実際の記録動作が発生する左右両端を検
出し、その検出結果に基づいて、記録ヘッドの走査範囲
を制御するので、高速に最短距離記録を行うことができ
るという効果がある。
録ヘッドを往復走査することによって記録媒体に記録を
行う際、外部から画像データを入力し、その入力画像デ
ータの縦横の並びを記録ヘッドの記録幅を考慮しながら
DMA処理によって変換し、そのDMA処理の出力結果
を連続的に処理し、記録ヘッドの走査領域において画像
データによって実際の記録動作が発生する左右両端を検
出し、その検出結果に基づいて、記録ヘッドの走査範囲
を制御するので、高速に最短距離記録を行うことができ
るという効果がある。
【0078】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
ト方式に従って記録を行う記録ヘッドを備えたカラープ
リンタ装置(プリンタ)の構成概要を示す斜視図であ
る。
ト方式に従って記録を行う記録ヘッドを備えたカラープ
リンタ装置(プリンタ)の構成概要を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す記録ヘッド90のオリフィスを含む
インク吐出部の一部分の縦断面図を模式的に示す図であ
る。
インク吐出部の一部分の縦断面図を模式的に示す図であ
る。
【図3】図1に示すプリンタの制御回路15の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】ラスタカラム変換を説明する図である。
【図5】DMAC81がDMA制御によって図4に示し
た画像データにH−V変換処理を施す様子を模式的に示
す図である。
た画像データにH−V変換処理を施す様子を模式的に示
す図である。
【図6】H−V変換した画像データに基づいて記録ヘッ
ドのスキャン領域の左右端を検出する検出回路を示す図
である。
ドのスキャン領域の左右端を検出する検出回路を示す図
である。
【図7】制御信号のタイムチャートとH−V変換された
16ライン分の画像データとを示す図である。
16ライン分の画像データとを示す図である。
【図8】判別回路の構成を示すブロック図である。
【図9】記録有効データによって記録される画素数をカ
ウントするカウント回路の構成を示すブロック図であ
る。
ウントするカウント回路の構成を示すブロック図であ
る。
1 記録媒体
2、3 搬送ローラ
4 搬送モータ
5 ガイドシャフト
6 キャリッジ
7 キャリッジモータ
8 ワイヤ
15 制御回路
16A〜16D 操作キー
16E、16F LED
17 ホストコンピュータ
21 CPU
22 インタフェース
23 EEPROM
24 ROM
25 RAM
26、36 出力ポート
28 電源回路
29 記録ヘッド制御回路
32 入力ポート
42 キャリッジモータ制御回路
44 シート送りモータ制御回路
62 LED発光制御回路
70 CPUバス
81 DMAコントローラ(DMAC)
82 バッファ
90 記録ヘッド
160 操作パネル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−2006(JP,A)
特開 昭57−136687(JP,A)
特開 昭62−280043(JP,A)
特開 平8−174807(JP,A)
特開 平7−266562(JP,A)
特開 平3−143653(JP,A)
特開 平5−104784(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B41J 29/20
B41J 5/00 - 5/52
B41J 19/00 - 19/74
B41J 2/51
G06F 3/12
Claims (8)
- 【請求項1】 記録ヘッドを往復走査することによって
記録媒体に記録を行う記録装置であって、 外部から画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された画像データを格納する
記憶手段と、 前記記録ヘッドの記録要素の数に対応した複数のシフト
レジスタを有し、前記複数のシフトレジスタに前記記憶
手段に格納された画像データを読み込みながら前記複数
のシフトレジスタの最上位ビットのデータを前記記録ヘ
ッドの記録要素の数に対応したビット数のデータとして
取り出し、該取り出されたデータを前記記憶手段に再び
書き込み、前記複数のシフトレジスタのデータを上位側
にシフトさせる動作を繰返すことにより前記画像データ
の縦横の並びをDMA処理によって変換する変換手段
と、前記複数のシフトレジスタから前記記録ヘッドの記録要
素の数に対応したビット数のデータが取り出されるたび
毎に、該データの内、前記記録ヘッドに実際に記録動作
を発生させるデータをカウントし、該カウントされた値
を加算することにより、前記記録ヘッドに実際に記録動
作を発生させる前記記録ヘッドの1走査分の画像データ
の量をカウントするカウント手段と、 前記変換手段によって前記画像データの縦横の並びを変
換する間に前記DMA処理の出力結果を連続的に処理
し、前記記録ヘッドの走査領域において前記画像データ
によって実際の記録動作が発生する左右両端を前記記録
ヘッドの1走査分の画像データの内、前記実際の記録動
作を発生させる画像データが格納される前記記憶手段の
アドレスとして検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記記録ヘッ
ドの走査範囲を制御する制御手段とを有し、 前記カウント手段によるカウント動作と前記検出手段に
よる検出動作とは共通の制御信号によって行なわれる こ
とを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記入力手段によって入力される画像デ
ータは、各画素が記録ヘッドの走査方向に沿って並んで
おり、前記変換手段によって変換された画像データは前
記記録ヘッドの記録要素の並びに沿って並ぶこと特徴と
する請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記記録ヘッドが前記
画像データによって実際の記録動作が発生する左端から
右端の間のみを走査するように制御することを特徴とす
る請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記検出手段は、 前記記録ヘッドの1走査分に対応する画像データに対す
る前記左右両端の検出が終了する度毎に、前記検出値を
初期化する初期化手段を有することを特徴とする請求項
1に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記初期化手段は、前記左端の初期値が
前記右端の初期値より大きくなるように初期化すること
を特徴とする請求項4に記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
する請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録装
置。 - 【請求項8】 記録ヘッドを往復走査することによって
記録媒体に記録を行う記録装置の記録制御方法であっ
て、 外部から画像データを入力する入力工程と、 前記入力工程において入力された画像データをバッファ
に格納する格納工程と、 前記記録ヘッドの記録要素の数に対応した複数のシフト
レジスタに前記バッファに格納された画像データを読み
込みながら前記複数のシフトレジスタの最上位ビットの
データを前記記録ヘッドの記録要素の数に対応したビッ
ト数のデータとして取り出し、該取り出されたデータを
前記バッファに再び書き込み、前記複数のシフトレジス
タのデータを上位側にシフトさせる動作を繰返すことに
より前記画像データの縦横の並びをDMA処理によって
変換する変換工程と、前記複数のシフトレジスタから前記記録ヘッドの記録要
素の数に対応したビット数のデータが取り出されるたび
毎に、該データの内、前記記録ヘッドに実際に記録動作
を発生させるデータをカウントし、該カウントされた値
を加算すること により、前記記録ヘッドに実際に記録動
作を発生させる前記記録ヘッドの1走査分の画像データ
の量をカウントするカウント工程と、 前記変換工程において前記画像データの縦横の並びを変
換する間に前記DMA処理の出力結果を連続的に処理
し、前記記録ヘッドの走査領域において前記画像データ
によって実際の記録動作が発生する左右両端を前記記録
ヘッドの1走査分の画像データの内、前記実際の記録動
作を発生させる画像データが格納される前記バッファの
アドレスとして検出する検出工程と、 前記検出工程における検出結果に基づいて、前記記録ヘ
ッドの走査範囲を制御する制御工程とを有し、 前記カウント工程におけるカウント動作と前記検出工程
における検出動作とは共通の制御信号によって行なわれ
る ことを特徴とする記録制御方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01937697A JP3420455B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 記録装置及び記録制御方法 |
EP98300698A EP0856985B1 (en) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | Printing apparatus and printing control method |
US09/016,424 US6226100B1 (en) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | Printing apparatus and printing control method |
DE69827536T DE69827536T2 (de) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | Druckgerät und Drucksteuerverfahren |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01937697A JP3420455B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 記録装置及び記録制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10217584A JPH10217584A (ja) | 1998-08-18 |
JP3420455B2 true JP3420455B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=11997613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01937697A Expired - Fee Related JP3420455B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 記録装置及び記録制御方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6226100B1 (ja) |
EP (1) | EP0856985B1 (ja) |
JP (1) | JP3420455B2 (ja) |
DE (1) | DE69827536T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000022910A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-21 | Canon Inc | ファクシミリ装置及び記録制御方法 |
JP2003330654A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-21 | Canon Inc | 記録装置 |
KR100524013B1 (ko) * | 2003-06-16 | 2005-10-26 | 삼성전자주식회사 | 인쇄데이터 포맷팅장치 및 그의 포맷팅방법 |
JP6393175B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2018-09-19 | 株式会社東芝 | ヘッド制御装置及びプリンタ装置 |
Family Cites Families (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3849592A (en) * | 1973-02-05 | 1974-11-19 | Litton Systems Inc | Graphic data redundancy reduction for text and half-tone optical facsimile system |
DE2518370B2 (de) | 1975-04-25 | 1979-04-19 | Dr.-Ing. Rudolf Hell Gmbh, 2300 Kiel | Verfahren und Vorrichtung zum optischelektrischen Abtasten, Übertragen und Wiederaufzeichnen von Bildvorlagen, insbesondere Faksimileübertragungssystem |
US4095248A (en) | 1976-06-16 | 1978-06-13 | Faxon Communications Corporation | Redundancy reduction system for facsimile transceivers |
CA1127227A (en) | 1977-10-03 | 1982-07-06 | Ichiro Endo | Liquid jet recording process and apparatus therefor |
JPS5936879B2 (ja) | 1977-10-14 | 1984-09-06 | キヤノン株式会社 | 熱転写記録用媒体 |
US4330787A (en) | 1978-10-31 | 1982-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording device |
US4345262A (en) | 1979-02-19 | 1982-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method |
US4463359A (en) | 1979-04-02 | 1984-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Droplet generating method and apparatus thereof |
US4313124A (en) | 1979-05-18 | 1982-01-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording process and liquid jet recording head |
US4376588A (en) * | 1981-06-30 | 1983-03-15 | International Business Machines Corporation | Bi-directional serial printer with look-ahead |
US4558333A (en) | 1981-07-09 | 1985-12-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording head |
GB2111726B (en) | 1981-12-17 | 1985-09-18 | Vickers Plc | Processing of light-sensitive media |
JPS59123670A (ja) | 1982-12-28 | 1984-07-17 | Canon Inc | インクジエツトヘツド |
JPS59138461A (ja) | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Canon Inc | 液体噴射記録装置 |
JPS6071260A (ja) | 1983-09-28 | 1985-04-23 | Erumu:Kk | 記録装置 |
JPS60169893A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-03 | シチズン時計株式会社 | ビツトパタ−ン変換装置 |
US4833626A (en) | 1986-10-14 | 1989-05-23 | International Business Machines Corporation | Optimizing printer throughput |
US4761085A (en) * | 1987-04-01 | 1988-08-02 | International Business Machines Corporation | Printer with enhanced bidirectional logic seeking for increased through-put |
US4748453A (en) | 1987-07-21 | 1988-05-31 | Xerox Corporation | Spot deposition for liquid ink printing |
DE68928464T2 (de) | 1988-03-02 | 1998-04-23 | Canon Kk | Saugvorrichtung für einen Tintenstrahldrucker |
JPH0278587A (ja) | 1988-09-14 | 1990-03-19 | Canon Inc | シリアル記録装置 |
US5012434A (en) * | 1989-02-21 | 1991-04-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Apparatus and method for selective rotation of data printed by a matrix printer |
US5315691A (en) * | 1992-01-22 | 1994-05-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Print control apparatus |
JPH05345453A (ja) * | 1992-06-16 | 1993-12-27 | Nec Niigata Ltd | プリンタのキャリッジ位置制御装置 |
JPH0664208A (ja) | 1992-08-21 | 1994-03-08 | Canon Inc | 記録方法及び装置 |
JPH06119130A (ja) * | 1992-10-06 | 1994-04-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録装置 |
US5617122A (en) | 1992-12-10 | 1997-04-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus and method for controlling recording head driving timing |
CA2113960C (en) | 1993-01-29 | 2001-07-31 | Kazuyoshi Takahashi | Image supply apparatus, image output apparatus, control apparatus therefor, and image forming system having these apparatuses |
US5349377A (en) | 1993-05-17 | 1994-09-20 | Xerox Corporation | Printer toner usage indicator with image weighted calculation |
SG44572A1 (en) * | 1993-08-30 | 1997-12-19 | Seiko Epson Corp | Method and apparatus for controlling the movement of a printing head in a printer |
US5579453A (en) * | 1994-12-16 | 1996-11-26 | Xerox Corporation | Smart direct memory access controller |
JPH08197785A (ja) | 1995-01-31 | 1996-08-06 | Canon Inc | 画像データ変換回路 |
US5527121A (en) * | 1995-02-15 | 1996-06-18 | Hewlett-Packard Company | Printhead carriage control method and apparatus for achieving increased printer throughput |
US5596423A (en) | 1995-03-02 | 1997-01-21 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for compression and decompression of data used by a serial printer |
JPH08282053A (ja) | 1995-04-07 | 1996-10-29 | Canon Inc | 画像データ変換回路 |
US5832184A (en) * | 1995-05-01 | 1998-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method |
US5870536A (en) * | 1995-07-11 | 1999-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Data conversion apparatus and image recording apparatus |
US5841459A (en) | 1995-11-02 | 1998-11-24 | Eastman Kodak Company | Color-to-color registration in thermal printers by adjusting image resolution based on image content |
JPH09300735A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | 印字制御装置 |
US5669721A (en) * | 1996-05-15 | 1997-09-23 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for achieving increased printer throughput |
US5657431A (en) * | 1996-06-03 | 1997-08-12 | Xerox Corporation | Image rotation from virtual memory in a digital printing system |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP01937697A patent/JP3420455B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-30 DE DE69827536T patent/DE69827536T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-30 US US09/016,424 patent/US6226100B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-30 EP EP98300698A patent/EP0856985B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0856985A3 (en) | 1999-11-10 |
EP0856985A2 (en) | 1998-08-05 |
US6226100B1 (en) | 2001-05-01 |
EP0856985B1 (en) | 2004-11-17 |
DE69827536T2 (de) | 2005-11-10 |
JPH10217584A (ja) | 1998-08-18 |
DE69827536D1 (de) | 2004-12-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7192114B2 (en) | Printing apparatus and printing method | |
JP2752472B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2002137372A (ja) | 記録装置及び記録装置の消費電力低減方法 | |
JP2000127459A (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JPH0825693A (ja) | 印刷方法及び装置 | |
JP3420455B2 (ja) | 記録装置及び記録制御方法 | |
JP2003305834A (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JPH10133998A (ja) | データ処理方法とその方法を用いた記録装置 | |
JP3382438B2 (ja) | 記録装置 | |
US6793304B2 (en) | Printing apparatus | |
JPH09187969A (ja) | 記録装置 | |
EP0780789B1 (en) | Apparatus and method for printing | |
JPH0338360A (ja) | 記録装置および記録ヘッド | |
JP3517570B2 (ja) | 記録装置及び記録制御方法 | |
JP3159897B2 (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JP2863291B2 (ja) | 記録装置 | |
JPH10250159A (ja) | 記録装置および記録ヘッド | |
JPH10128982A (ja) | 記録装置 | |
JP2001270168A (ja) | 記録装置および記録装置の記録データカウント方法 | |
JP2752737B2 (ja) | カラーインクジェット記録方法およびその装置 | |
JP2000085127A (ja) | 記録データ処理方法及びその記録装置 | |
JPH07152505A (ja) | データ転送回路 | |
JP2001212991A (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
JP2002127397A (ja) | 記録装置 | |
JPH03146351A (ja) | カラーインクジェット記録方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030328 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |