JPH08197785A - 画像データ変換回路 - Google Patents

画像データ変換回路

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JPH08197785A
JPH08197785A JP7013534A JP1353495A JPH08197785A JP H08197785 A JPH08197785 A JP H08197785A JP 7013534 A JP7013534 A JP 7013534A JP 1353495 A JP1353495 A JP 1353495A JP H08197785 A JPH08197785 A JP H08197785A
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signal
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JP7013534A
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English (en)
Inventor
Sohei Tanaka
壮平 田中
Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
Masafumi Wataya
雅文 綿谷
Yoshiaki Kamuragi
義明 冠木
Hiroshi Uemura
寛 植村
Nobuyuki Tsukada
伸幸 塚田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小さな回路規模で高速なHV変換を行
なえる画像データ変換回路を提供する。 【構成】 DRAM102に記憶されたラスタデータの
一部を読み出し、一時待避するHV変換レジスタ103
を設け、HV変換アドレスデコーダ回路107、HV変
換ライトレジスタアドレスセレクタ回路108によりH
V変換レジスタ103からのデータ読み出し制御信号に
よりラスタデータを垂直方向のデータに変換し、MPU
101がDRAM102のラスタデータの読み出しアド
レスを指定することにより、HV変換レジスタ103へ
の書き込み信号と読み出し信号を生成し、変換されたデ
ータをDRAM102に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データ変換回路、特
に縦方向に複数の記録素子を一列に並ベた記録ヘッドを
有し、該記録ヘッドをラスタ方向に移動させながら該変
換後のデータを記録するシリアルスキャン型の記録装置
において入力されたラスタ方向順次のデータを縦方向に
変換する画像データ変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンター等の記録ヘッドとして
複数の記録素子を備えたドットインパクト方式、サーマ
ル方式、インクジェット方式を用いた記録装置は、記録
用紙の搬送方向と直交する方向に記録ヘッドを移動させ
ながら印字を行い、1行印字を終えた段階で記録ヘッド
の幅分だけ記録用紙を搬送し、その繰り返しで記録する
方式(シリアルスキャン方式)が一般的である。記録す
る画像データは記録ヘッドの幅に相当するデータが順次
記録ヘッドに転送され、1画素に相当する距離を移動す
る度に記録素子が駆動され、画像を形成する。
【0003】つまり、この種の装置では、記録ヘッドの
記録素子が縦方向に配列されているが、一方、ホストコ
ンピュータから送られてくる画像データはラスタ(横)
方向に連続したデータである場合が多く、この場合には
横方向のデータを縦方向のデータに変更する(以後HV
変換と記す)必要がある。
【0004】従来より、このHV変換処理には、ソフト
ウェアによる方法とハードウェアによる方法とがあり、
いずれもラスタデータの1ビット毎に水平方向から垂直
方向に変換する手段が用いられてきた。
【0005】ところが、このような方法では、変換時間
に時間を要するので、その対処方法として特開昭63-200
674号公報に示されるように、HV変換するデータを蓄
えるために特別なメモリをヘッドの1バンドスキャン分
持ち、逐次変換で高速に行うようにしたものが提案され
ている。
【0006】しかし、この方式では回路規模が大きくな
るために、HV変換のデータ設定をMPUが行い、変換
自体はハードウェアが行う図4に示すような方法が提案
されている。
【0007】図4において、MPU(マイクロプロセッ
サ)401の外部制御信号線には画像データを蓄える記
憶装置としてDRAM(ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ)402と、HV変換用レジスタ403が
接続されている。
【0008】例えばDRAMとして512Kワード×1
6ビット(4Mビット)構成のものを用いた場合、MP
Uのアドレスバス上に$x00000番地から$xFF
FF番地(「$」は16進数を、xは任意の16進数1
桁を示す)までの領域が割り当てられるが、その$x番
地を例えば$Dとなるようにするには、DRAMアドレ
スデコード回路404をアドレスバスの上位5ビット
(A23〜A19)が”11010”となるタイミング
を検出する回路として構成し、DRAM制御回路405
と、Row・Columnアドレスデコード回路406
と、MPUのデータバスとをDRAM402に接続する
ことにより、MPU401はDRAMをアクセスでき
る。
【0009】ここで、DRAM制御回路405は、DR
AMアドレスデコード回路404が検出したタイミング
信号と、MPUの制御信号、すなわち、;例えばシステ
ムクロック:CLK、アドレスストロープ:AS*、リ
ード/ライト信号:RD/WR*から、DRAMの制御
信号;RAS*、CAS*、OE*、UWE*、LWE
*を生成する。Row・Columnアドレスデコード
回路406は、Rowアドレス、Columnアドレス
切り替えタイミングをDRAM制御回路405から受け
てMPU401のアドレスバス上のアドレスをDRAM
のアドレスに変換する。
【0010】MPU401のHV変換レジスタ403へ
のアクセスは、HV変換ライトレジスタアドレスデコー
ド回路407と、HV変換リードレジスタアドレスデコ
ード回路408により可能となる。
【0011】HV変換ライトレジスタアドレスデコード
回路407は、HV変換ライトレジスタアドレス;例え
ば図5に示すように$FF0000〜$FF000Fの
16バイトを割り当てた場合、MPUのアドレスバスの
上位20ビット(A23〜A4)が”11111111
000000000000”の時発生するタイミング信
号と、MPUのライト動作を示す信号:WE*とでHV
変換書込レジスタにMPUのデータバス上のデータをラ
ッチする信号を生成する。
【0012】また、HV変換リードレジスタアドレスデ
コード回路408は、HV変換リードレジスタアドレ
ス;例えば図5に示すように$FF0010〜$FF0
01Fの16バイトを割り当てた場合、MPUのアドレ
スバスの上位20ビット(A23〜A4)が”1111
1111000000000001”の時発生するタイ
ミング信号と、MPUのリード動作を示す信号:RDと
でHV変換読み出しレジスタに書かれたデータをMPU
のデータバス上に出力する信号を生成する。
【0013】HV変換レジスタ403の構成を図5を用
いて説明する。
【0014】HV変換書き込みレジスタ403aは16
ビット長のラッチ回路8個で構成され、CPUがワード
単位で8回書込を行えば16×8=128ビットのデー
タが保持される。
【0015】次にHV変換レジスタに対応したアドレス
からMPU401がデータを読み込み、保持された12
8ビットのデータの中から、例えば$FF0010アド
レスをリードした場合、各書込レジスタの最上位に保持
されたデータ線が選択されMPUのデータバスに出力さ
れる。また、$FF001Fアドレスをリードした場
合、各レジスタの最下位に保持されたデータ線が選択さ
れて、MPUのデータバスに出力される。
【0016】このようにHV変換するデータを、8ワー
ド分レジスタに書き込み、その後、8ワード分レジスタ
から読み出すことで、HV変換を行なえる。通常HV変
換するデータは、まずDRAMに蓄えられており、変換
後のデータもDRAMに蓄えることになる。
【0017】ところで、HV変換に要する時間である
が、図6はシステムクロック16.7MHzのMPUで
DRAM及びHV変換レジスタをアクセスした場合の各
信号線のタイミングを示しており、DRAMのリード/
ライトにはそれぞれ240nS必要であり(システムク
ロック1ウエイトを挿入する)、HV変換レジスタのリ
ード/ライトにはそれぞれ180nS必要である。よっ
て8ワード分のデータを変換するのに必要な時間は (240nS+180nS)×8+(180nS+24
0nS)×8=6720nS となる。上式中の180nSはレジスタのリードおよび
ライト時間240nSはDRAMのリードおよびライト
時間である。
【0018】したがって、図7に示すような印字幅30
00ドットヘッド幅64ドットで構成される1ライン分
の印字ラスタデータをHV変換するのに必要な時間は 6720nS×3000×64/(16*8)=100
80000nS=10.08mS となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例で、より
高速なHV変換を阻害する要因として、低速なDRAM
をMPUが、リード/ライトしている点にあり、変換レ
ジスタのリード/ライトもMPUが行っているところに
ある。
【0020】上記の従来例は、モノクロの、360DP
I印字プリンタを想定しデータ変換時間を算出したもの
であるが、今後カラー化やより高品位な印字を求めた場
合には、データ量が、4倍、8倍、16倍と増えていく
ために、このHV変換処理が、印字速度の向上に関して
大きなボトルネックとなって立ちはだかることになる。
【0021】本発明の課題は、以上の問題を解決し、比
較的小さな回路規模で高速なHV変換を行なえる画像デ
ータ変換回路を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、縦方向に複数の記録素子を一
列に並ベた記録ヘッドを有し、該記録ヘッドをラスタ方
向に移動させながら該変換後のデータを記録するシリア
ルスキャン型の記録装置において入力されたラスタ方向
順次のデータを縦方向に変換する画像データ変換回路に
おいて、ラスタデータを蓄えるメモリ手段と、該ラスタ
データの一部を読み出し一時待避するレジスタ群と、該
レジスタ群からのデータ読み出し制御信号によりラスタ
データを垂直方向のデータに変換するデータセレクタと
を有し、MPUが該ラスタデータの読み出しアドレスを
指定することにより、該レジスタ群への書き込み信号と
読み出し信号を生成し、変換されたデータを該メモリ手
段に書き込む構成を採用した。
【0023】
【作用】以上の構成によれば、MPUが該ラスタデータ
の読み出しアドレスを指定するだけで、変換レジスタ群
への書き込み信号と読み出し信号を生成し、変換された
データを該メモリ手段に書き込むことができる。
【0024】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。本発明ではHV変換を行うデータの場
所を指し示す手段と、HV変換回路の起動を指し示す手
段とを同時に行える回路と、メモリに蓄えられた変換前
データを読み込み、変換し、書き込む動作をDRAMの
リードモディファイライトサイクル内で行う制御回路を
用いる。
【0025】<実施例1>図1は本発明の一実施例のH
V変換回路を持つプリンタの制御回路の一部を示してい
る。
【0026】図において、101はデータの制御等を行
うMPUであり、画像データの蓄積を含むメモリであ
る。DRAM102、HV変換レジスタ103、その制
御回路がアドレスバス:A23〜A0、データバス:D
15〜D0制御信号線:CLK,AS*,RD/WR*
等で接続されている。
【0027】DRAM102には4Mビット(256K
×16ワード)を用いられ、アドレスデコード回路10
4により、MPU101のアドレス$D00000〜$
D7FFFFまでに割り付けられる。MPU101がD
RAM102をアクセスした場合アドレスデコード回路
からDRAM102のチップセレクト信号DRAMCS
*が発生する。
【0028】DRAM制御信号発生回路105は、上記
のDRAMCS*信号と、MPUのシステムクロック:
CLK、アドレスバス上に有効アドレスがあることを示
すアドレスストローブ信号:AS*、データバスの転送
信号を示すリード/ライト信号:RD/WR*、及び奇
数/偶数アドレス判別のために最下位アドレスビットA
0からDRAMの制御信号であるロウアドレスストロー
ブ信号:RAS*、カラムアドレスストローブ信号:C
AS*、アウトプットイネーブル信号:OE*、アッパ
ーライト信号:UWE*、ロウアーライト信号:LWE
*を発生する。
【0029】ロー・コラムアドレス切替回路106は、
アドレスバスのA18〜A1の18本の信号線を10本
/8本のロウアドレス/カラムアドレスに変換する。
【0030】HV変換回路の起動は、$E00000〜
$E7FFFFアドレスをリードすることにより行われ
る。
【0031】このメモリ空間の割り付けはDRAM10
2のメモリ空間と対応しており、例えばHV変換を行い
たいデータが$D00000〜$D05DC0にある場
合、MPU101は$E00000〜$E05DC8ア
ドレスをリードするだけでよい。
【0032】そのため、アドレスバスの上位5ビット
が”11100”となるタイミングを検出するHV変換
アドレスデコーダ回路107の出力信号HVCS*を受
けて、HV変換ライトレジスタアドレスセレクタ回路1
08とHV変換リードレジスタアドレスセレクタ回路1
09は、それぞれ16本あるレジスタの選択信号線の内
の1本を選択する。これと同時にHVCS*信号がDR
AM制御信号発生回路105に入力され、DRAM10
2のリードモディファイライトサイクルモードのタイミ
ング信号が発生される。
【0033】HV変換レジスタ103は図2に示すよう
に構成される。図2の16本のHV変換ライトレジスタ
は8ビットのデータラッチ回路が8本で1ブロック単位
とし2ブロックで構成される。HV変換ライトレジスタ
(1)はREG0〜REG7で構成され、各レジスタの
最上位ビットがHV変換リードレジスタ(2)のHRE
G8に接続されている。また、最下位ビットはHREG
Fに接続している。同様にHV変換ライトレジスタ
(2)はHV変換リードレジスタ(1)と接続されてい
る。
【0034】次に図3を用いて各ブロックの信号タイミ
ングを説明するとともに本発明の動作説明を行う。ま
ず、MPU101が$D10000以降に蓄えられたデ
ータをHV変換を行うには、$E10000番地をリー
ドする命令を実行する。
【0035】これにより、システムクロック:CLKの
S0サイクルでアドレスバスに”$E10000”が出
力される。このアドレスを受けて、アドレスデコード回
路104はHVCS*信号を立ち下げる。
【0036】このHVCS*信号を受けて、DRAM制
御信号発生回路105はS1サイクルの立ち下がりタイ
ミングでアドレスバス上A18〜A1のアドレス”$0
8000”のうちロウアーアドレスをラッチする信号を
発生し、ロー・コラムアドレス切替回路106がロウア
ーアドレスとして”$080”を出力する。
【0037】次にAS*信号の”Low”を受けて、S
2サイクルの立ち上がりタイミングで、RAS*信号を
立ち下げる。次のS3サイクルの立ち下がりタイミング
でカラムアドレスに切り替え”$00”を出力し、次の
SW1サイクルの立ち上がりでCAS*信号を立ち下げ
ると同時にOE*信号も立ち下げる。このRAS*,C
AS*,OE*信号のシーケンスでDRAMアドレス”
$D10000”からデータが出力される。
【0038】出力されたデータは、MPU101のデー
タバスに乗り、SW3サイクルの立ち上がりタイミング
でOE*信号を立ちあげると共にHV変換レジスタRE
G0に書き込みを行う。SW4サイクルの立ち下がりタ
イミングでHV変換リードレジスタHREG0のデータ
が、MPUのデータバスに乗り、アドレスが偶数(A0
=0)なのでS4サイクルの立ち上がりでUWE*信号
が立ち下がりDRAM102の元のアドレスに書き込ま
れる。
【0039】AS*信号の立ち上がりと同時にRAS*
信号も立ち上がり、次のS0サイクルの立ち上がりでC
AS*信号とUWE*信号が立ち上がり、1個のリード
モディファイライトサイクルが終了する。
【0040】MPU101は続けて$E10001番地
をリードすると同様にリードモディファイライトサイク
ルが発生し、DRAMアドレス”$D10001”番地
のデータがHV変換ライトレジスタREG1に書き込
み、HV変換リードレジスタHREG1の内容が”$D
10001”番地に書き戻される。このとき、アドレス
バスの最下位ビットA0が”1”なのでDRAMへの書
き込み信号であるLWE*が立ち下がる。
【0041】上記のシーケンスを”$E10000”
〜”$E10007”番地まで行うと、HV変換ライト
レジスタ(1)のREG0〜REG7にはDRAM:”
$D10000”〜”$D10007”の内容が書き込
まれる。そしてDRAM:”$D10000”〜”$D
10007”にはHV変換リードレジスタ(2)のHR
EG0〜HREG7の内容が書き戻されるが、このとき
の内容は不定である。
【0042】続けて、”$E10008”〜”$E10
00F”番地まで行うと、HV変換ライトレジスタ
(2)のREG8〜REGFにはDRAM:”$D10
008”〜”$D1000F”の内容が書き込まれる。
【0043】そしてDRAM:”$D10008”〜”
$D1000F”にはHV変換リードレジスタ(2)の
HREG8〜HREGFの内容が書き戻され、ここには
HV変換ライトレジスタ(1)のREG0〜REG7の
内容、すなわち元のDRAM:”$D10000”〜”
$D10007”の内容をHV変換した値が書かれてい
るので、DRAM:”$D10000”〜”$D100
07”のHV変換後の内容は、DRAM:”$D100
08”〜”$D1000F”に書き込まれることにな
る。
【0044】従来例同様、図7のような印字幅3000
ドットヘッド幅64ドットの1ライン分の印字ラスタデ
ータ24000バイトが、DRAM102の”$D10
000”〜”$D15DBF”にある場合は、MPU1
01が”$E10000”〜”$E15DC7”の24
008バイト分のアドレスをリードすれば、HV変換後
のデータがDRAM102の”$D10008”〜”$
D15DC7”番地に書き込まれる。
【0045】本実施例によれば、図3に示すように、1
個のリードモディファイライトサイクルには、300n
S必要なので、HV変換するのに必要な時間は 300nS×24008=7202400nS=7.2
024mS となり、従来例のHV変換するのに必要な時間10.0
8mSに比較して、約28.5%高速化されることがわ
かる。
【0046】以上のように、本実施例によればDRAM
上のデータを一旦8バイト分レジスタに蓄え、その後8
バイトデータのHV変換データを再びDRAM上に書き
直す制御をDRAMのリードモディファイライトサイク
ルで行えるので、高速のHV変換処理が、比較的小規模
の回路変更で実現できる。
【0047】<実施例2>実施例1は、従来例の図4の
回路からそれほどハードウェア規模を大きくすること無
しに高速化を実現しようとしたものであるが、より高速
のHV変換回路を実現するには図8のような構成が考え
られる。図1との違いは、信号線の幅のみで、図8では
図1の100番台の符号に対し800番台の符号を用い
ている。
【0048】この回路は、実施例1のHV変換レジスタ
を16ビット長にし、図9に示すように、HV変換ライ
トレジスタが16ビット長×8を2ブロック持つ構成に
し、1リードモディファイライトサイクルで、2バイト
をHV変換するものである。この変更により、回路規模
としてはゲート換算で416ゲート(8ビットラッチは
26ゲートで16個分)ほど大きくなる。
【0049】この回路のリードモディファイライトサイ
クルのタイミングを示したのが図10であり、ライトサ
イクルで16ビット全てを置き換えるのでUWE*とL
WE*が同時に発生し、その他は同じタイミングとな
る。
【0050】実施例1で説明したときと同様に、ラスタ
データ24000バイトが、DRAM:”$D1000
0”〜”$D15DBF”にある場合は、MPUが”$
E10000”〜”$E15DCF”の24016バイ
ト分のアドレスをワードリードすれば、HV変換後のデ
ータはDRAMの”$D10010”〜”$D15DC
F”番地に置き換わることになる。
【0051】このとき、1個のリードモディファイライ
トサイクルには、実施例1と同じで300nS必要なの
で、HV変換するのに必要な時間は300nS×240
16/2=3602400nS=3.6024mSとな
り、従来例のHV変換するのに必要な時間10.08m
Sに比較して、約64.3%高速になる。また、実施例
1のHV変換するのに必要な時間7.2024mSに比
較して、約50%高速になる。
【0052】以上のように、本実施例によればDRAM
上のデータを一旦16ビット×8ワード分レジスタに蓄
え、その後16バイトデータのHV変換データを再びD
RAM上に書き直す制御をDRAMのリードモディファ
イライトサイクルで行えるので、より高速のHV変換処
理が小規模の回路追加で実現できる。
【0053】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、縦方向に複数の記録素子を一列に並ベた記録ヘッド
を有し、該記録ヘッドをラスタ方向に移動させながら該
変換後のデータを記録するシリアルスキャン型の記録装
置において入力されたラスタ方向順次のデータを縦方向
に変換する画像データ変換回路において、ラスタデータ
を蓄えるメモリ手段と、該ラスタデータの一部を読み出
し一時待避するレジスタ群と、該レジスタ群からのデー
タ読み出し制御信号によりラスタデータを垂直方向のデ
ータに変換するデータセレクタとを有し、MPUが該ラ
スタデータの読み出しアドレスを指定することにより、
該レジスタ群への書き込み信号と読み出し信号を生成
し、変換されたデータを該メモリ手段に書き込むハード
ウェア制御手段を有する構成を採用しているので、MP
Uが該ラスタデータの読み出しアドレスを指定するだけ
で、MPUの制御を介して変換レジスタのリード/ライ
トを行なうことなく、変換レジスタ群への書き込み信号
と読み出し信号を生成し、変換されたデータを該メモリ
手段に書き込むことができ、比較的小さな回路規模によ
り高速にHV変換を行なえる優れた画像データ変換回路
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるプリンタの画像デ
ータ変換回路のブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるHV変換レジスタ
の変換を概念的に示した説明図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるDRAMアクセス
のタイミングチャート図である。
【図4】従来のプリンタの画像データ変換回路のブロッ
ク図である。
【図5】従来のHV変換レジスタの変換を概念的に示し
た説明図である。
【図6】従来のDRAMアクセスのタイミングチャート
図である。
【図7】プリンタで印刷されるラスタデータを示した説
明図である。
【図8】本発明の第2実施例におけるプリンタの画像デ
ータ変換回路のブロック図である。
【図9】本発明の第2実施例におけるHV変換レジスタ
の変換を概念的に示した説明図である。
【図10】本発明の第2実施例におけるDRAMアクセ
スのタイミングチャート図である。
【符号の説明】
101 MPU 102 DRAM 103 HV変換レジスタ 104 アドレスデコード回路 105 DRAM制御信号発生回路 106 ロー・コラムアドレス切替回路 107 HV変換アドレスデコーダ回路 108 HV変換ライトレジスタアドレスセレクタ回路 109 HV変換リードレジスタアドレスセレクタ回路 801 MPU 802 DRAM 803 HV変換レジスタ 804 アドレスデコード回路 805 DRAM制御信号発生回路 806 ロー・コラムアドレス切替回路 807 HV変換アドレスデコーダ回路 808 HV変換ライトレジスタアドレスセレクタ回路 809 HV変換リードレジスタアドレスセレクタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冠木 義明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 植村 寛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 塚田 伸幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に複数の記録素子を一列に並ベた
    記録ヘッドを有し、該記録ヘッドをラスタ方向に移動さ
    せながら該変換後のデータを記録するシリアルスキャン
    型の記録装置において入力されたラスタ方向順次のデー
    タを縦方向に変換する画像データ変換回路において、 ラスタデータを蓄えるメモリ手段と、 該ラスタデータの一部を読み出し一時待避するレジスタ
    群と、 該レジスタ群からのデータ読み出し制御信号によりラス
    タデータを垂直方向のデータに変換するデータセレクタ
    とを有し、 MPUが該ラスタデータの読み出しアドレスを指定する
    ことにより、該レジスタ群への書き込み信号と読み出し
    信号を生成し、変換されたデータを該メモリ手段に書き
    込むことを特徴とする画像データ変換回路。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段としてダイナミック・ラ
    ンダム・アクセス・メモリ(DRAМ)を用い、DRA
    Mのリードモディファイライトサイクルを制御する回路
    と、該リードモディファイライトサイクル制御回路が、
    前記レジスタ群への書き込み信号と、読み出し信号を生
    成することを特徴とする請求項1に記載の画像データ変
    換回路。
  3. 【請求項3】 前記ラスタデータの読み出しアドレス指
    定手段として、ラスタデータを蓄えるメモリ領域に1対
    1で対応したアドレスからデータを読み出す事により制
    御することを特徴とする請求項1に記載の画像データ変
    換回路。
JP7013534A 1995-01-31 1995-01-31 画像データ変換回路 Pending JPH08197785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7013534A JPH08197785A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 画像データ変換回路

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JP7013534A JPH08197785A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 画像データ変換回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226100B1 (en) 1997-01-31 2001-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing control method

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US6226100B1 (en) 1997-01-31 2001-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing control method

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