JP3706726B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体の副走査方向(搬送方向)に複数の記録素子を持つ記録ヘッドを走査して記録媒体に画像を形成するシリアルスキャン型の記録装置、特に入力された主走査方向(キャリッジ走査方向)順次のデータを副走査方向順次のデータに変換する画像変換回路および入力されたデータに対して副走査方向にデータを伸長するデータ伸長回路を備えた記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ等の記録ヘッドとしては、複数の記録素子(インク吐出ノズルや発熱素子等)を備えたドットインパクト方式、サーマル方式、インクジェット方式のものがあり、これらの記録ヘッドを用いた記録装置は、記録媒体(記録用紙等)の搬送方向と直交する方向に記録ヘッドを走査させながら印字を行い、1行印字を終えた段階で記録ヘッドの幅分だけ記録用紙を搬送し、その繰返しで画像を形成するシリアルスキャン方式が一般的である。その際、記録する画像データは記録ヘッドの幅に相当するデータが順次記録ヘッドに転送され、1画素に相当する距離を移動する度に記録素子が駆動され、画像が形成される。
【0003】
ここで、ホストコンピュータ等から送られてくる記録データは、通常主走査方向順次のデータであるため、記録ヘッドの記録要素の数(例えばインク吐出ノズルの数)に応じて、副走査方向順次のデータに変換(以下HV変換という)する必要がある。
【0004】
一方、入力データに対する副走査方向のデータ伸長は、上記HV変換前の画像データに対して行う方法と、上記HV変換後の画像データに対して行う方法とがある。
【0005】
図8は従来のシリアルプリンタ装置における上記のHV変換から副走査方向のデータ伸長までの画像データ変換を行う回路の構成を示すブロック図であり、HV変換前またはHV変換後にデータ伸長を行う回路の構成を示している。
【0006】
この回路においては、不図示のホストコンピュータ等からのインターフェイス(I/F)51を介して入力データを受信する。受信したデータは、DRAM等のメモリ52領域内の受信バッファ53に蓄えられる。受信バッファ53は、数k〜数十kバイトの容量を持っており、この受信バッファ53に蓄えられた記録データは、コマンド解析が行われてからイメージバッファ54に保持される。
【0007】
そして、イメージバッファ54に蓄えられた印字データに対して、データ伸長回路57により副走査方向にデータ伸長する。このようなデータ伸長を行った後のイメージバッファ54に蓄えられたデータは主走査方向順次のデータであるため、イメージバッファ54に記録ヘッドの幅分のラスタデータ(主走査方向順次のラインデータ)が蓄えられたところで、HV変換回路56を起動してHV変換を行い、HV変換後のデータをイメージバッファ54に書き戻す。
【0008】
このようにして、記録ヘッドの1走査分に相当する量のHV変換したデータを蓄えた後、再度イメージバッファ54から記録ヘッドの各記録素子に対応した印字データを読み出し、印字データ処理回路58によりマルチパス印字に対応したマスクをかける等の印字データ処理を行い、記録ヘッド59に実際の印字データを転送する。
【0009】
ところで、上記HV変換の方法として例えば特開昭63−200674号公報に示されているように、HV変換するデータを蓄えるために記録ヘッド1バンドスキャン分の特別なメモリを持ち、逐次変換で高速に行うようにしたものが提案されている。また、この方式では回路規模が大きくなるために、HV変換のデータ設定はMPUが行い、変換自体はハードウェアが行うような方法も提案されている。この方法は、主に図9に示すようにMPUが介在して行う方法と、図10に示すようにMPUを介在せずにダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)によって行う方法の2通りがある。
【0010】
図9は上記のMPUが介在してHV変換を行う場合の従来のHV変換回路の構成を示すブロック図である。
【0011】
図9の回路において、MPU301の外部制御信号線には画像データを蓄える記憶装置としてのDRAM302とHV変換レジスタ303が接続されている。例えば、DRAM302として256k×16ビット(4Mビット)構成のものを用いた場合、MPU301のアドレスバス上に$x00000番地から$x7FFFF番地(「$」は16進数を、xは任意の16進数1桁を表す)までの領域が割り当てられるが、その$x番地を例えば$Dとなるようにするには、DRAMアドレスデコード回路304をアドレスバスの上位5ビット(A23〜A19)が“11010”となるタイミングを検出する回路として構成し、DRAM制御回路305と、Row,Columnアドレスデコード回路306と、MPU301のデータバスとをDRAM302に接続することにより、MPU301はDRAM302をアクセスすることができる。
【0012】
上記DRAM制御回路305は、DARAMアドレスデコード回路304が検出したタイミング信号とMPU301の制御信号;例えば、システムロックCLK、アドレスストローブAS*、リード/ライト信号RD/WR*からDRAM制御信号;RAS*、CAS*、OE*、UWE*、LWE*を生成する。Row,Columnアドレスデコード回路306は、Rowアドレス,Columnアドレス切替えタイミングをDRAM制御回路305から受けてMPU301のアドレスバス上のアドレスをDRAM302のアドレスに変換する。
【0013】
また、HV変換レジスタ303へのMPU301のアクセスは、HV変換ライトレジスタアドレスデコード回路307とHV変換リードレジスタアドレスデコード回路308により可能となる。
【0014】
HV変換ライトレジスタアドレスデコード回路307は、HV変換ライトレジスタアドレス、例えば図10に示すように$FF0000番地〜$FF001F番地の16ワード分の領域を割り当てた場合、MPUのアドレスバスの上位19ビット(A23〜A5)が“1111111100000000000”の時発生するタイミング信号と、MPUのライト動作を示す信号WR*とでHV変換ライトレジスタにMPU301のデータバス上のデータをラッチする信号を生成出力する。
【0015】
また、HV変換リードレジスタアドレスデコード回路308は、HV変換リードレジスタアドレス、例えば図10に示すように$FF0020番地〜$FF003F番地の16ワード分の領域を割り当てた場合、MPUのアドレスバスが“111111110000000001”の時発生するタイミング信号と、MPUのリード動作を示す信号RDとでHV変換リードレジスタに書かれたデータをMPU301のデータバス上に出力する信号を生成出力する。
【0016】
図11は上記HV変換レジスタの構成を示す図であり、ここでは16ビット(主走査方向)×16ビット(副走査方向)のHV変換を例に説明する。
【0017】
HV変換ライトレジスタは16ビット長のラッチ回路16個で構成され、MPU301がワード単位で16回書き込みを行うことで16×16=256ビットのデータが保持される。そして、HV変換レジスタに対応したアドレスからMPU301がデータを読み込み、保持された256ビットのデータの中から、例えば$FF0020アドレスをリードした場合、各ライトレジスタの最上位に保持されたデータが選択されてMPU301のデータバスに出力され、$FF003Fアドレスをリードした場合は、各ライトレジスタの最下位に保持されたデータが選択されてMPU301のデータバスに出力される。このように、HV変換するデータを16ワード分書き込み、その後レジスタから16ワード分のデータを読み出すことで、HV変換を行える。通常、HV変換するデータはDRAM302に蓄えられており、HV変換後のデータもDRAM302に蓄えられることになる。
【0018】
次に、図10〜図13を用いて従来のDMAによりHV変換について説明する。
【0019】
図10は従来のDMAによってHV変換を行う場合のHV変換回路の構成を示すブロック図である。図11は前述のようにHV変換レジスタによるHV変換動作の概略を示し、図12は従来のDMAによりHV変換ライトレジスタへのライトタイミングを示す図である。また図13はDMAによりHV変換リードレジスタのリードタイミングを示す図である。
【0020】
HV変換すべき主走査方向順次のデータがDRAMに蓄えられたところで、図10に示すようなHV変換回路が起動され、HV変換を行う。DMAスタートアドレスレジスタ401には、DRAM領域上のDMA開始アドレスが格納されている。そして、DMAアドレスコントローラ402はアクセスしたいDMAアドレスを生成し、DRAM制御のための信号を発生する後述のRow・Cloumnアドレスデコード回路403やDRAM制御信号発生回路404、ライトカウンタ406、リードカウンタ407に所定のタイミング信号を与える。
【0021】
Row・Columnアドレスデコード回路403はDMAアドレスコントローラ402から与えられるDMAアドレスをRowアドレス、Columnアドレスに切替えてDRAMアドレスに変換する。DRAM制御信号発生回路404はDRAM制御信号RAS*、CAS*、OE*、UWE*、LWE*を生成する。ライトカウンタ406はアクセスするHV変換ライトレジスタの位置を表すカウンタ、リードカウンタ406はアクセスするHV変換リードレジスタの位置を表すカウンタである。
【0022】
HV変換レジスタ制御信号発生回路408はライトカウンタ406、リードカウンタ407のカウンタ値に基づいて、HV変換レジスタ制御信号を発生する。HV変換レジスタ409は主走査方向順次の16ビットのデータを格納するHV変換ライトレジスタWR0〜WR15とHV変換ライトレジスタWR0〜WR15に格納された16×16ビット分のデータを副走査方向順次のデータに変換して読み出すHV変換リードレジスタRD0〜RD15で構成されている。
【0023】
また、HV変換回路は、HVWRTRG信号によりHV変換ライトレジスタWR0〜WR15へ主走査方向順次のデータの書き込みを行うライトシーケンスを開始する。HVWRTRG信号によりDMAスタートアドレスレジスタ401からDMAアドレスコントローラ402にDMAスタートアドレス(図11では$D00000)がロードされ、DMAアドレスコントローラ402はRow・Cloumnアドレスデコード回路403へDMAアドレスを出力する。
【0024】
DRAM制御信号発生回路404は、DMAアドレスコントローラ402より与えられる所定のタイミング信号を基に、RAS*、CAS*、CAS*、OE*信号をRow・Columnアドレスデコード回路403は与えられたDMAアドレスを基にRowアドレス、Columnアドレスデコード回路403は与えられたDMAアドレスを基にRowアドレス、ColumnアドレスをDRAM405へ出力する。
【0025】
一方、DMAアドレスコントローラ402はライトカウンタ406をインクリメントし、HV変換レジスタ制御信号発生回路408はライトカウンタ406の値により所定のHV変換ライトレジスタの書き込み許可信号HVWE*をイネーブルにする。DRAM405から出力されるデータは上記HVWE*信号により所定のHV変換ライトレジスタに書き込まれる。その後、DMAアドレスコントローラ402はDMAアドレスをインクリメントし(図11では$D00002になる)、次のDMAアドレスをRow・Columnアドレスデコード回路403へ出力する。またライトカウンタ406をインクリメントし、カウンタ値に応じたHVWE*信号をイネーブルにする。
【0026】
このような動作を繰り返し、HV変換ライトレジスタWR0〜WR15に対して主走査方向順次のデータの書き込みを行い、書き込みがすべて終了したところでHVWREND信号を発生してライトシーケンスを終了する。
【0027】
上記ライトシーケンスが終了した後、HVRDTRG信号によりHV変換ライトレジスタWR0〜WR15に格納された16×16ビット分のデータをHV変換リードレジスタRD0〜RD15から副走査方向順次のデータとして読み出すリードシーケンスを開始する。HVRDTRG信号によりDMAスタートアドレスレジスタ401からDMAアドレスコントローラ402にDMAスタートアドレスがロードされ、DMAアドレスコントローラ402はRom・Columnアドレスデコード回路403へDMAアドレスを出力する。
【0028】
この例では、上記ライトシーケンスで主走査方向順次のデータを読み出したDRAM領域と同じ領域にHV変換後のデータを書き戻すようになっている(図11参照)ので、ここでのDMAリードスタートアドレスはDMAライトスタートアドレスに等しく、$D00000である。DRAM制御信号発生回路404は、DMAアドレスコントローラ402より与えられる所定のタイミング信号を基にRAS*、CAS*、UWE*、LWE*信号を、Row・Columnアドレスデコード回路403は与えられたDMAアドレスを基にRowアドレス、ColumnアドレスをDRAM405へ出力する。
【0029】
一方、DMAアドレスコントローラ402はリードカウンタ406をインクリメントし、HV変換レジスタ制御信号発生回路408はリードカウンタ406の値により所定のHV変換リードレジスタのデータ読み出し信号HVOE*をイネーブルにする。読み出し信号HVOE*により選択されたHV変換リードレジスタから出力されるデータは上記DRAM制御信号によりDRAMに書き込まれる。その後、DMAアドレスコントローラ402はDMAアドレスをインクリメントし(図11では$D00002になる)、次のDMAアドレスをRow・Columnアドレスデコード回路403へ出力する。また、リードカウンタ406をインクリメントし、カウンタ値に応じたHVOE*信号をイネーブルにする。
【0030】
このような動作を繰り返し、HV変換リードレジスタRD0〜RD15から副走査方向順次に変換されたデータの読み出しを行い、読み出しがすべて終了したところでHVRDEND信号を発生してリードシーケンスを終了する。また、リードシーケンスを終了したところでDMAスタートアドレスレジスタ401に次のHV変換ブロックのDMAスタートアドレス(図11では$D00020)を書き込む。
【0031】
以上のようなライトシーケンスとリードシーケンスの繰り返しにより、主走査方向順次のデータを副走査順次のデータに変換するHV変換を実現している。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の記録装置にあっては、副走査方向にデータを伸長する必要がある場合、HV変換前またはHV変換後にデータ伸長回路によってイメージバッファからデータを読み出して、伸長後に再びデータを書き戻すという動作が生じる。したがって、データ伸長が必要な場合、データ伸長にかかる時間分だけ通常よりもデータの処理時間が長くなってしまい、データ伸長の動作が高速な印字動作を阻害する要因となってる。
【0033】
本発明は、上記のような問題点を改善するものであり、入力されたデータに対してデータ伸長が必要な場合、副走査方向にデータを伸長し、主走査方向順次のデータを副走査方向順次のデータに変換した印字データをイメージバッファに書き込むまでのデータ処理時間を短縮することができ、トータルスループットが向上した記録装置を提供することを目的としている。
【0034】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る記録装置は、次のように構成したものである。
【0035】
(1)記録媒体の搬送方向である副走査方向に配列された複数の記録素子を有する記録ヘッドを前記搬送方向とは垂直の方向である主走査方向に走査してデータを記録するシリアルスキャン型の記録装置であって入力された主走査方向順次のデータを副走査方向順次のデータに変換するもので、前記主走査方向順次のデータを書き込む書き込みレジスタを複数備える書き込みレジスタ群、および前記書き込みレジスタ群に保持されているデータを90°回転して読み出しを行う読み出しレジスタを複数備える読み出しレジスタ群を有する画像変換手段と、 主走査方向順次のデータ又は前記画像変換手段によって副走査方向順次に変換されたデータを蓄えるバッファを備えるメモリ手段と、前記画像変換手段で変換すべき主走査方向順次のデータを前記バッファに格納するとき、副走査方向へのデータ伸張を行う場合には、副走査方向へのデータ伸張の倍率に基づいたアドレス間隔で順に格納し、副走査方向へのデータ伸張を行わない場合には、連続したアドレスで順に格納する格納手段と、前記メモリ手段と前記画像変換手段との間でなされるデータのDMA転送を制御するDMA制御手段と、 前記DMA制御手段からの信号に基づき、前記メモリ手段に対して書き込み信号および読み出し信号を発生するメモリ制御手段と、前記DMA制御手段からの信号に基づき、前記書き込みレジスタ群に対する書き込み信号および前記読み出しレジスタ群に対する読み出し信号を発生する画像変換制御手段を備え前記バッファから前記画像変換手段へデータを転送するとき、前記メモリ制御手段は前記メモリ手段に対して読み出すべきアドレスを指定する信号を発生させるもので、
副走査方向へのデータ伸張を行う場合には、前記メモリ制御手段は、前記格納手段が格納しているアドレスを指定し、前記画像変換制御手段は前記メモリ制御手段が指定したアドレスに対応するものであって前記倍率に基づいた数の書き込みレジスタを指定する信号を発生させ、副走査方向へのデータ伸張を行わない場合には、前記画像変換制御手段は前記メモリ制御手段が指定したアドレスに対応する書き込みレジスタを指定する信号を発生させ、前記画像変換手段から前記バッファへデータを転送するとき、前記メモリ制御手段は前記メモリ手段に対して書き込むべきアドレスを指定する信号を発生させ、前記画像変換制御手段は前記バッファの書き込むべきアドレスに対応した読み出しレジスタを指定する信号を発生させる。
(2)前記(1)の構成において、書き込みレジスタ群および読み出しレジスタ群は所定サイズの2次元マトリクス構造の画素マトリクスであって、該マトリクス毎に画像データ変換を行うようにした。
(3)前記(1)の構成において、前記倍率に基づいた数は2以上の整数である。
(4)前記(1)の構成において、前記メモリ手段は、外部から入力するデータを保持する受信バッファを備え、前記格納手段は、前記受信バッファに保持するデータを読み出す。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を実施例により具体的に説明する。ここでは、シリアルプリンタ装置を例として、本発明におけるHV変換から副走査方向のデータ伸長までの画像データ変換について説明する。
【0043】
[一実施例]
図1は本発明の一実施例においてデータ伸長とHV変換とを同時に行う回路の構成を示すブロック図である。この回路においては、不図示のホストコンピュータ等からインターフェイス(I/F)1を介して入力データを受信する。受信したデータは、DRAM等のメモリ2領域内の受信バッファ3に蓄えられる。受信バッファ3は、数k〜数十kバイトの容量を持っており、この受信バッファ3に蓄えられた記録データは、コマンド解析が行われてからイメージバッファ4に保持される。
【0044】
このとき、副走査方向にデータ伸長の必要がない場合は、前述の従来例のようなHV変換を行い、イメージバッファ4にHV変換後のデータを書き戻す。データ伸長が必要な場合は、HV変換+データ伸長回路6によってデータ伸長とHV変換を同時に行い、イメージバッファ4に変換後のデータを書き戻す。
【0045】
上記モードは、図2に示すEXTEND信号によって書き替えられる。例えば、EXTEND信号がL(Low)の時はデータ伸長を行わないモード、H(High)の時はデータ伸長を行うモードして、それぞれのモードに対応した動作を行う。
【0046】
このようにして、記録ヘッドの1走査分に相当する量のHV変換されたデータが蓄えられた後、再度イメージバファ14から記録ヘッドの各記録素子に対応した印字データを読み出し、印字データ処理回路4によりマルチパス印字に対応したマスクを書ける等の印字データ処理を行って、記録ヘッド8に実際の印紙データを転送する。
【0047】
次に、図2〜図4及び図13を用いて本実施例におけるHV変換+データ伸長回路6の詳細について説明する。図2は本実施例におけるDMAによってHV変換を行う場合のHV変換回路の構成を示すブロック図、図3は本実施例におけるHVレジスタによるHV変換動作の概略を示す図、図4は本実施例におけるDMAによるHV変換レジスタへのライトタイミングを示す図である。また図13はDMAによりHV変換リードレジスタのリードタイミングを示す図であり、図2に示す本実施例のHV変換回路は以下のような構成から成る。
【0048】
図2のDMAスタートアドレスレジスタ101には、DRAM105領域上のDMA開始アドレスが格納されている。DMAアドレスコントローラ102は、アクセスしたいDMAアドレスを生成し、DRAM制御のための信号を発生する後述のRow・Columnアドレスデコード回路103やDRAM制御信号発生回路104、またライトカウンタ106、リードカウンタ107に所定のタイミング信号を与える。
【0049】
Row・Cloumnアドレスデコード回路103は、DMAアドレスコントローラ102から与えられるDMAアドレスRowアドレス、Columnアドレスに切替えてDRAMアドレスに変換する。DRAM制御信号発生回路104は、DRAM制御信号RAS*、CAS*、OE*、UWE*、LWE*を生成する。ライトカウンタ106は、アクセスするHV変換ライトレジスタの位置を表すカウンタ、リードカウンタ106はアクセスするHV変換リードの位置を表すカウンタである。
【0050】
HV変換レジスタ制御信号発生回路108は、ライトカウンタ106、リードカウンタ107のカウンタ値に基づいてHV変換レジスタ制御信号を発生する。HV変換レジスタ109は、主走査方向順次の16ビットのデータを格納HV変換ライトレジスタWR0〜WR15とHV変換ライトレジスタWR0〜WR15に格納された16×16ビット分のデータを副走査方向順次のデータに変換して読み出すHV変換リードレジスタRD0〜RD15で構成されている。
【0051】
また、HV変換ライトレジスタWR0〜WR15への書き込み許可信号はHVWEO*〜HVWE15*、HV変換リードレジスタRD0〜RD15の読み出し信号はHVOE0*〜HVOE15*にそれぞれ対応している。
【0052】
本実施例では、イメージバッファ4をDRAM105として256kワード×16ビット(4Mビット)構成のものを用い、$D00000番地から$D7FFFF番地(「$」は16進数を表す)までの領域が割り当てられている。データ伸長が必要な場合は、入力された画像データをDRAM105に1ワードおきに格納する。図3では$D00000番地から1ワードおきに蓄えられている。
【0053】
そして、HV変換すべき主走査方向順次のデータがDRAM105に蓄えられてたところで、上記のHV変換回路が起動され、HV変換及び副走査方向へのデータ伸長が行われている。
【0054】
図2のHVWRTRG信号によりHV変換ライトレジスタWR0〜WR15へ主走査方向順次のデータの書き込みを行うライトシーケンスを開始する。このとき、HVWRTRG信号によりDMAスタートアドレスレジスタ101からDMAアドレスコントローラ102にDMAスタートアドレス(図3では$D00000)がロードされ、DMAアドレスコントローラ102はRow・Columnアドレスデコード回路103へDMAアドレスを出力する。
【0055】
DRAM制御信号発生回路104は、DMAアドレスコントローラ102より与えられる所定のタイミング信号を基にRAS*、CAS*、OE*信号を、またRow・Columnアドレスデコード回路103は与えられたDMAアドレスを基にRowアドレス、ColumnアドレスをDRAM105へ出力する。
【0056】
一方、DMAアドレスコントローラ102はライトカウンタ106をインクリメントし、HV変換レジスタ制御信号発生回路108はライトカウンタ106の値により所定のHV変換ライトレジスタの書き込み許可信号HVWE*をイネーブルにする。DRAM105から出力されるデータは上記HVWE*信号により所定のHV変換ライトレジスタに書き込まれる。
【0057】
すなわち、DRAM105の$D00000番地に格納されているデータ伸長すべき有効なデータを読み出し、ライトカウンタ106の値によりHVWE0*、HVWE1*を同時にイネーブルにすることでHV変換ライトレジスタWR0、WR1に同じデータを書き込む。その後、DMAアドレスコントローラ102はDMAアドレスをインクリメントし(図3では$D00002になる)、次のDMAアドレスをRow・Columnアドレスデコード回路103へ出力する。また、ライトカウンタ106をインクリメントする。
【0058】
ここで、DRAM105の$D00002番地に格納されているデータは有効なデータではないので、HVWR*はすべてディセーブルにする。したがって、DRAM105から出力されるデータはHV変換ライトレジスタに書き込まれない。このように、DRAM105に格納されている有効なデータを読み出すときは、2つのHVWR*信号をイネーブルにして、DRAM105の読み出しデータをHV変換ライトレジスタに書き込み、DRAM105に格納されている有効でないデータを読み出すときは、HVWR*信号をすべてディセーブルにしてHV変換ライトレジスタにデータを書き込まない。副走査方向へのデータ伸長は、この時2つのHV変換ライトレジスタに同じデータを書き込むことで実現している。
【0059】
以上のような動作を繰り返し、HV変換ライトレジスタWR0〜WR15に対して主走査方向順次のデータの書き込みを行い、書き込みがすべて終了したところでHVWREND信号を発生してライトシーケンスを終了する。
【0060】
上記ライトシーケンスが終了した後、HVRDTRG信号によりHV変換ライトレジスタWR0〜WR15に格納された16×16ビット分のデータをHV変換リードレジスタRD0〜RD15から副走査方向順次のデータとして読み出すリードシーケンスを開始する。このとき、HVRDTRG信号によりDMAスタートアドレスレジスタ101からDMAアドレスコントローラ102にDMAスタートアドレスがロードされ、DMAアドレスコントローラ102はRow・Columnアドレスデコード回路103へDMAアドレスを出力する。
【0061】
本例では、上記のライトシーケンスで主走査方向順次のデータを読み出したDRAM領域と同じ領域HV変換後のデータを書き戻すようにしてある(図3参照)ので、ここでのDMAリードスタートアドレスはDMAライトスタートアドレスに等しく、$D00000である。
【0062】
DRAM制御信号発生回路104は、DMAアドレスコントローラ102より与えられる所定のタイミング信号を基にRAS*、CAS*、UWE*、LWE*信号を、Row・Columnアドレスデコード回路103は与えられたDMAアドレスを基にRowアドレス、ColumnアドレスをDRAM805へ出力する。
【0063】
一方、DMAアドレスコントローラ102はリードカウンタ106をインクリメントし、HV変換レジスタ制御信号発生回路108はリードカウンタ106の値により所定のHV変換リードレジスタのデータ読み出し信号HVOE*をイネーブルにする。読み出し信号HVOE*により選択されたHV変換リードレジスタから出力されるデータは、上記DRAM制御信号によりDRAM105に書き込まれる。
【0064】
その後、DMAアドレスコントローラ102はDMAアドレスをインクリメントし(図3では$D00002になる)、次のDMAアドレスをRow・Columnアドレスデコード回路103へ出力する。また、リードカウンタ106をインクリメントし、カウンタ値に応じたHVOE*信号をイネーブルにする。
【0065】
このような動作を繰り返し、HV変換リードレジスタRD0〜RD15から副走査方向順次に変換されたデータの読み出しを行い、読み出しがすべて終了したところでHVRDEND信号を発生してリードシーケンスを終了する。また、リードシーケンスを終了したところでDMAスタートアドレスレジスタ101に次のHV変換ブロックのDMAスタートアドレス(図3では$D00020)を書き込む。
【0066】
以上のようなライトシーケンスとリードシーケンスの繰り返しにより、副走査方向へのデータ伸長と主走査方向順次のデータを副走査順次のデータに変換するHV変換を同時に行うことを実現している。
【0067】
したがって、従来のHV変換回路の構成に小規模の変更を加えることにより、入力されたデータに対してデータ伸長が必要な場合、従来データ伸長単独で行っていたところを副走査方向へのデータ伸長と主走査方向順次のデータを副走査方向順次のデータに変換するHV変換とを同時に行うことでデータの処理時間を短縮し、トータル的な記録速度の向上に寄与する。
【0068】
なお、上記実施例ではデータ伸長に関して副走査方向経2倍に伸長する形態を取っていたが、HV変換前のデータをDRAM105に格納する際にデータの配置の仕方や同時にデータを書き込むHV変換ライトレジスタの数を変更することで、4倍、8倍のデータ伸長も容易に実現できる。また、HV変換前のデータを蓄えるDRAM領域とHV変換後のデータを書き戻すDRAM領域は別の領域としてもよい。また、DRAM105からのデータの読み出し及びデータの書き込みを高速ページモードを用いて行うことで、データの処理時間を更に短縮することができる。
【0069】
[他の実施例]
上述の実施例においては、DRAMから読み出したデータを隣り合う複数のHV変換ライトレジスタに書き込むことで副走査方向へのデータ伸長を実現していたが、本実施例はHV変換リードレジスタからHV変換されたデータを読み出すときに副走査方向にデータを伸長するようにしている。
【0070】
図5は本実施例におけるHV変換回路の構成示すブロック図である。また、図6は本実施例におけるHV変換レジスタによるHV変換動作の概略を示す図、図7は本実施例におけるDMAによりHV変換リードレジスタからのリードタイミングを示す図である。
【0071】
図5の201〜209の符号は図2の101〜109に対応しているので、ここでの説明は省略する。データ伸長回路210は、HV変換リードレジスタからデータを読み出し、DRAM205に書き戻すときに副走査方向にデータを伸長する。
【0072】
本実施例では、入力された画像データ16ビット(主走査方向)×16ビット(副走査方向)を図1のHV変換+データ伸長回路6を通して16ビット(主走査方向)×32ビット(副走査方向)に、すなわち副走査方向に2倍に変換するものである。
【0073】
また本実施例では、イメージバッファ4をDRAM205として256kワード×16ビット(4Mビット)構成のものを用い、MPUのアドレスバスのアドレスバス上に$D00000番地から$D7FFFF番地(「$」は16進数を表す)までの領域が割り当てられている。データ伸長が必要な場合、入力された画像データ16×16ビット分をDRAM1105に格納し、HV変換およびデータ伸長されたデータを書き戻すために16×16ビット分の領域を空けて、次のブロックの有効データを蓄えるようにしている。
【0074】
図6では$D00000番地から$D0001E番地まで主走査方向順次の有効なデータが蓄えられ、$D00020番地から$D0003Eまでを空けて、次のブロックの有効データが$D00040番地から蓄えられている。HV変換すべき主走査方向順次のデータがDRAM205に蓄えられたところで、上記のHV変換回路が起動され、HV変換および副走査方向へのデータ伸長が行われる。
【0075】
図5のHVWRTRG信号によりHV変換ライトレジスタWR0〜WR15へ主走査方向順次のデータの書き込みを行うライトシーケンスを開始する。HVWRTRG信号によりDMAスタートアドレスレジスタ201からDMAアドレスコントローラ202にDMAスタートアドレス(図6では$D00000)がロードされ、DMAアドレスコントローラ202はRow・Columnアドレスデコード回路203へDMAアドレスを出力する。
【0076】
DRAM制御信号発生回路204は、DMAアドレスコントローラ202より与えられる所定のタイミング信号を基にRAS*、CAS*、OE*信号をまたRow・Columnアドレスデコード回路203は与えられたDMAアドレスを基にRowアドレス、ColumnアドレスをDRAM205へ出力する。
【0077】
一方、DMAアドレスコントローラ202はライトカウンタ206をインクリメントし、HV変換レジスタ制御信号発生回路208はライトカウンタ206の値により所定のHV変換ライトレジスタの書き込み許可信号HVWE*をイネーブルにする。DRAM205から出力されるデータは上記のHVWE*信号により所定のHV変換ライトレジスタに書き込まれる。
【0078】
その後、DMAアドレスコントローラ202はDMAアドレスをインリメントし(図6では$D00002になる)、次のDMAアドレスをRow・Cloumnアドレスデコード回路203へ出力する。また、ライトカウンタ206をインクリメントする。
【0079】
このような動作を繰り返し、HV変換ライトレジスタWR0〜WR15に対して主走査方向順次のデータ書き込みを行い、書き込みすべて終了したところでHVWREND信号を発生してライトシーケンスを終了する。
【0080】
上記ライトシーケンスが終了した後、HVRDTRG信号によりHV変換ライトレジスタWR0〜WR15に格納された16×16ビット分のデータをHV変換リードレジスタRD0〜RD15から副走査方向順次のデータとして読み出すリードシーケンスを開始する。
【0081】
このとき、HVRDTRG信号によりDMAスタートアドレスレジスタ201からDMAアドレスコントローラ202にDMAスタートアドレスがロードされ、DMAアドレスコントローラ202はRow・Columnアドレスデコード回路203へDMAアドレスを出力する。
【0082】
本実施例では、上記のライトシーケンスで主走査方向順次のデータを読み出したDRAM領域と同じ領域にHV変換後のデータを書き戻すようにしている(図6参照)ので、ここでのDMAリードスタートアドレスはDMAライトスタートアドレスに等しく、$D00000である。
【0083】
DRAM制御信号発生回路204は、DMAアドレスコントローラ202より与えられる所定のタイミング信号を基にRAS*、CAS*、UWE*、LWE*信号を、Row・Columnアドレスデコード回路203は与えられたDMAアドレスを基にRowアドレス、ColumnアドレスをDRAM205へ出力する。
【0084】
一方、DMAアドレスコントローラ202はリードカウンタ206をインクリメントし、HV変換レジスタ制御信号発生回路208はリードカウンタ206の値により所定のHV変換リードレジスタのデータ読み出し信号HVOE*をイネーブルにする。
【0085】
すなわち、まずHVOE0*をイネーブルにし、HV変化リードレジスタRD0からデータを読み出し、上位8ビットと下位8ビットに分けてラッチする。そして、それぞれラッチしたデータを2倍に伸長し、16ビットデータとする。上位のデータと下位のデータはUP/LO*信号によりセレクとされてDRAM205へ出力される。
【0086】
したがって、まずUP/LO*信号をHにしてHV変換レジスタRD0の上位のデータのセレクトし、DRAM205の$D00000番地にデータを書き込む。その後、DMAアドレスコントローラ202はDMAアドレスをインクリメントし(図6では$D00002になる)、次のDMAアドレスをRow・Columnアドレスデコード回路203へ出力する。
【0087】
しかし、リードカウンタ206はインクリメントせず、HVOE0*をイネーブルにしたままにする。ここで、UP/LO*信号をローにしてHV変換リードレジスタRD0の下位のデータのセレクトし、DRAM205の$D00002番地にデータを書き込む。RD0のデータの書き込みが終ったところで、DMAアドレスコントローラ202はDMAアドレスをインクリメントし(図6では$D00004になる)、次のDMAアドレスをRow・Columnアドレスデコード回路1103へ出力する。また、リードカウンタ206をインクリメントし、HVOE1*信号をイネーブルにする。HV変換リードレジスタRD1のデータについてRD0と同様の動作を行う。
【0088】
このような動作を繰り返し、HV変換リードレジスタRD0〜RD15から副走査方向順次に変換されたデータの読み出しを行い、読み出しがすべて終了したところでHVRDEND信号を発生してリードシーケンスを終了する。また、リードシーケンスを終了したところでDMAスタートアドレスレジスタ201に次のHV変換ブロックのDMAスタートアドレス図6では$D00040)を書き込む。このように本実施例においては、HV変換リードレジスタからHV変換後のデータを読み出すときに副走査のデータを伸長を行っている。したがって、以上のようなライトシーケンスとリードシーケンスの繰り返しにより副走査方向へのデータ伸長と主走査方向順次のデータを副走査順次のデータに変換するHV変換を同時に行うことを実現している。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、副走査方向に複数の記録素子を有する記録ヘッドを走査して記録媒体に画像を形成するシリアルスキャン型の記録装置において、従来のHV変換回路の構成に小規模の変更を加えることにより、入力されたデータに対してデータ伸長を行う場合、副走査方向へのデータ伸長と主走査方向順次のデータを副走査方向順次のデータに変換するHV変換とを同時に行うことで、データの処理時間を大幅に短縮でき、高速の印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるデータ伸長とHV変換とを同時に行う回路の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の一実施例におけるDMAによってHV変換を行う場合のHV変換回路の構成を示すブロック図
【図3】 本発明の一実施例におけるHV変換レジスタによるHV変換動作の概略を示す説明図
【図4】 本発明の一実施例におけるDMAによりHV変換ライトレジスタへのライトタイミングを示す図
【図5】 本発明の他の実施例におけるHV変換回路の構成を示すブロック図
【図6】 本発明の他の実施例におけるHV変換レジスタによるHV変換動作の概略を示す説明図
【図7】 本発明の他の実施例におけるDMAによるHV変換リードレジスタからのリードタミングを示す図
【図8】 従来のHV変換前またはHV変換後にデータ伸長を行う回路の構成を示すブロック図
【図9】 従来のMPUが介在してHV変換を行う場合のHV変換回路の構成を示すブロック図
【図10】 従来のDMAによってHV変換を行う場合のHV変換回路の構成を示すブロック図
【図11】 HV変換レジスタによるHV変換動作の概略を示す説明図
【図12】 従来のDMAによるHV変換ライトレジスタへのライトタイミングを示す図
【図13】 DMAによるHV変換リードレジスタのリードタイミングを示す図
【符号の説明】
1 インターフェイス
2 メモリ
3 受信バッファ
4 イメージハッファ
5 ゲートアレイ
6 HV変換回路+データ伸長回路
7 印字データ処理回路
8 記録ヘッド
101 DMAスタートアドレスレジスタ
102 DMAアドレスコントローラ
103 Row、Columnアドレスデコード回路
104 DRAM制御信号発生回路
105 DRAM
106 ライトカウンタ
107 リードカウンタ
108 HV変換レジスタ制御信号発生回路
201 DMAスタートアドレスレジスタ
202 DMAアドレスコントローラ
203 Row、Columnアドレスデコード回路
204 DRAM制御信号発生回路
205 DRAM
206 ライトカウンタ
207 リードカウンタ
208 HV変換レジスタ制御信号発生回路

Claims (4)

  1. 記録媒体の搬送方向である副走査方向に配列された複数の記録素子を有する記録ヘッドを前記搬送方向とは垂直の方向である主走査方向に走査してデータを記録するシリアルスキャン型の記録装置であって
    入力された主走査方向順次のデータを副走査方向順次のデータに変換するもので、前記主走査方向順次のデータを書き込む書き込みレジスタを複数備える書き込みレジスタ群、および前記書き込みレジスタ群に保持されているデータを90°回転して読み出しを行う読み出しレジスタを複数備える読み出しレジスタ群を有する画像変換手段と、
    走査方向順次のデータ又は前記画像変換手段によって副走査方向順次に変換されたデータを蓄えるバッファを備えるメモリ手段と、
    前記画像変換手段で変換すべき主走査方向順次のデータを前記バッファに格納するとき、副走査方向へのデータ伸張を行う場合には、副走査方向へのデータ伸張の倍率に基づいたアドレス間隔で順に格納し、副走査方向へのデータ伸張を行わない場合には、連続したアドレスで順に格納する格納手段と、
    前記メモリ手段と前記画像変換手段との間でなされるデータのDMA転送を制御するDMA制御手段と、
    前記DMA制御手段からの信号に基づき、前記メモリ手段に対して書き込み信号および読み出し信号を発生するメモリ制御手段と、
    前記DMA制御手段からの信号に基づき、前記書き込みレジスタ群に対する書き込み信号および前記読み出しレジスタ群に対する読み出し信号を発生する画像変換制御手段を備え
    前記バッファから前記画像変換手段へデータを転送するとき、前記メモリ制御手段は前記メモリ手段に対して読み出すべきアドレスを指定する信号を発生させるもので、
    副走査方向へのデータ伸張を行う場合には、前記メモリ制御手段は、前記格納手段が格納しているアドレスを指定し、前記画像変換制御手段は前記メモリ制御手段が指定したアドレスに対応するものであって前記倍率に基づいた数の書き込みレジスタを指定する信号を発生させ、
    副走査方向へのデータ伸張を行わない場合には、前記画像変換制御手段は前記メモリ制御手段が指定したアドレスに対応する書き込みレジスタを指定する信号を発生させ、
    前記画像変換手段から前記バッファへデータを転送するとき、前記メモリ制御手段は前記メモリ手段に対して書き込むべきアドレスを指定する信号を発生させ、前記画像変換制御手段は前記バッファの書き込むべきアドレスに対応した読み出しレジスタを指定する信号を発生させることを特徴とする記録装置。
  2. 前記書き込みレジスタ群および前記読み出しレジスタ群は所定サイズの2次元マトリクス構造の画素マトリクスであって、該マトリクス毎に画像データ変換を行うことを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  3. 前記倍率に基づいた数は2以上の整数であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記メモリ手段は、外部から入力するデータを保持する受信バッファを備え、前記格納手段は、前記受信バッファに保持するデータを読み出すことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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