JP4140665B2 - パイプクランプ - Google Patents

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茂雄 大井
良介 松永
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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、各種パイプを保持するためのクランプに関するものである。
【0002】
【背景技術】
自動車には各種配管が施されており、これらをボディ側に固定するために、従来より、パイプクランプと呼ばれる樹脂製の保持具が使用されてきた。パイプクランプはポリプロピレン等の合成樹脂材によって一体に形成されたものが多い。一方、配管の中には内部を通過する流体の脈動が原因で振動が生じるものがある。このような振動が、パイプクランプを通じてボディ側に伝達することは回避されねばならないが、上記したような単に合成樹脂材によって一体成形されたパイプクランプを使用したのでは、振動伝達を回避しにくい。
【0003】
そこで、従来ではパイプを保持する部分に振動吸収性を備えた軟質樹脂部を積層し、パイプを軟質樹脂部によって包み込むようにしたものが開発されていた。しかし、パイプは軟質樹脂材によって保持されるため、振動吸収には有効ではあるもののパイプに対する保持力の低下は避けられない。したがって、装着後に外力を受けるとパイプが正規の状態からずれて斜めに保持されてしまうことがあった。
【0004】
その対策としては、パイプを保持する部分とボディ側への固定のための部分とを別個に形成し、これらを軟質樹脂部によって接続することが考えられる。このようにすれば、ボディへの振動の伝達は軟質樹脂部によって吸収されかつパイプの保持あるいはボディへの固定のための部分は硬質樹脂材によって充分な強度が確保されるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようにパイプ保持部とボデイ固定部とを二部材に分けて構成したものでは、軟質樹脂部を介して両者をいかに連結させるかが重要となる。その場合に、インサート成形は最も有力な手段の一つと言えるが、パイプ保持部とボディ固定部とを金型に仕掛ける場合にはパイプ保持部とボディ固定部とを予め一体化させるような作業が必要であり、煩わしい。しかも、両者は軟質樹脂部成形用の隙間を介して一体化させねばならず、その場合の位置決めをしつつ金型へセットするのは困難を伴い、作業時間を遅らせる。したがって、この問題は成形の自動化を達成する場合には、極めて重要なテーマとなる。
【0006】
本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とするところは、製造容易なパイプクランプを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、共に硬質の合成樹脂材にて形成され、パイプ等を保持するための保持部材と、前記パイプ等を固定面に装着するための装着部材とを備え、かつこれら両部材は、振動吸収機能を有する軟質樹脂材にて前記保持部材と装着部材との隙間に成形される連結部材によって連結され、さらに前記保持部材と前記装着部材とは前記成形に際して分離可能な接続部によって予め接続され、かつこの接続部は、前記成形時における型閉じ動作によって破断可能に形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明において、成形前の状態では、保持部材と装着部材とは接続部によって一体化されている。したがって、このまま成形用金型に仕掛けられ、ここで連結部材の成形がなされる。接続部は成形に際して分離されるため、成形後には保持部材と装着部材とは分離されて非接触の状態にあり、保持部材からの振動は連結部材によって吸収されかつ装着部材へ伝達されにくくなっている。また、接続部の分離は連結部材を成形する際の型閉じ動作に伴って装着部材あるいは保持部材が押されることによってなされるため、分離のための特別な作業を強いられず、作業性に優れたものとなる。
【0009】
また、本発明は、保持部材は枠状の受け部を有する一方、前記装着部材はこの受け部内へ遊挿可能に形成されかつ前記成形前は破断可能な接続部によって型閉じ方向に突出した状態で接続され、型閉じに伴って成形型に押されることによって前記接続部を破断しつつ前記受け部内へ移動可能となっていることを特徴とするものである。
【0010】
すなわち、本発明では、装着部材が受け部に対し接続部を介して型閉じ方向に向けて突出するようにしているため、型閉じ時に装着部材に押圧力を作用させやすく、したがって接続部が破断されやすくなる。
【0011】
さらに、本発明は、保持部材は枠状の受け部を有する一方、前記装着部材はこの受け部内において破断可能な接続部によって連結状態で収容され、この接続部が型閉じ時に成形型によって直接破断されることにより、前記装着部材が受け部内の定位置に保持される構成であることを特徴とするものである。
【0012】
このような構成によれば、装着部材は型閉じ時に成形型によって接続部が破断されるが、このとき装着部材は受け部内の一定位置に保持されているため、装着部材と保持部材とは初期の位置関係がそのままで連結部材の成形状況が良好なものとなる。
また、本発明は、前記保持部材と前記装着部材のいずれかには、前記連結部材の成形肉を回し込むための空所が形成されていることを特徴とするものである。
このような構成では、連結部材の成形肉が空所によって形成された空間を通して回り込むため、成形肉の引っ掛かりにより、連結強度が高められる。
【0013】
さらにまた、本発明は、共に硬質の合成樹脂材にて形成され、パイプ等を保持するための保持部材と、前記パイプ等を固定面に装着するための装着部材とを備え、かつこれら両部材は、振動吸収機能を有する軟質樹脂材にて前記保持部材と装着部材との隙間に成形される連結部材によって連結され、さらに前記保持部材と前記装着部材とは前記成形に際して分離可能な接続部によって予め接続され、また、前記保持部材は、前記パイプを保持するためのパイプ保持溝を備えた部分と他の部分とが破断可能に接続され、これら両部分は両者の隙間に成形される前記連結部材によって連結されることを特徴とするものである。
【0014】
このようにしたものでは、保持部材がさらに分離されるため、振動吸収性に一層優れたものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1〜図7に基づいて説明する。本実施形態におけるパイプクランプPCは、自動車用配管(例えば、ブレーキオイル用配管、以下単にパイプPという。)をボディパネルBに固定するものを例示する。
この実施の形態におけるパイプクランプPCは、複数本のパイプPを保持するための保持部材1とボディ側への固定のための装着部材2と、これらをインサート成形によって連結させて振動の吸収に寄与する連結部材3とによって構成される。但し、図2に示されるように、保持部材1と装着部材2とは連結部材3の成形前には一体化された状態にあり、保持部材1と装着部材2は共に硬質の合成樹脂材(例えば、ポリアセタール)によって成形され、連結部材3のみはゴム弾性を有する軟質樹脂材(例えば、スチレン・ブチレン系のエラストマー)によって成形されている。
【0016】
まず、保持部材1について説明する。保持部材1はその一方側(図2では右側)にほぼ方形枠状をなしかつ上下に開口する受け部4が配され、ここに装着部材2の基部2Aを、全周に隙間を保有して収容することができるようになっている。また、受け部4における上端縁の四隅には高さ方向に沿って貫通孔5(本発明の空所に相当する)が貫通している。これら貫通孔5は、連結部材3を成形するときに成形肉を回し込んで連結部材3と保持部材1との機械的強度を確保するためのものである。一方、保持部材1の反対側は図示3列のパイプ保持溝6が平行に設けられている。但し、図示のものはそのうちの2つが小径パイプPを保持するためのものであり、残り1つが大径パイプPを保持するものとして設定されている。
【0017】
各パイプ保持溝6は図示下方へ開口する略U字状に形成されており、その奥部には各パイプPの外周面に適合する収容部6Aが形成されている。そして、小径パイプPを保持するためのパイプ保持溝については、片側の開口縁が全縁に沿って内向きに突出し抜け止め爪6Bを構成しているが、この抜け止め爪6Bは大径パイプPを保持するための保持溝については、双方の開口縁に形成されている。各抜け止め爪6Bはいずれも拡開方向への撓みが許容されており、パイプPを内部に導いた後には復帰変形してパイプPの外周縁に当接係合して対応するパイプPの抜け止めを行う。また、本実施形態においては、保持部材1の外壁面に除肉部7が形成され、材料の軽減が図られている。
【0018】
次に、装着部材2について説明すると、装着部材2はその上面に前記した受け部4の上面に整合する大きさと形状を有した基板2Bを備えており、この基板2Bの下面には受け部4へ前記した隙問を介して遊挿可能な角筒状の基部2Aが形成されている。そして、基板2Bの下面において基部2Aとの間には一対のブリッジ片8が設けられている。このブリッジ片8は基板2Bの下面及び基部2Aの側面との間に隙間が形成されるようにしてあり、連結部材3の成形時において成形肉を回り込ませることにより装着部材2と連結部材3との機械的強度を確保するようにしている。
【0019】
また、装着部材2と保持部材1とは連結部材3の成形前の状態では、薄肉の接続部9によって連結され一体化が図られている。すなわち、受け部4の上部開口縁中央部と装着部材2の基部2Aの下端縁中央部との間の対向する2箇所は、薄肉の接続郊9を介して連結され、これによって装着部材2は保持部材1の受け部4からその全体が突出した状態で積み上げ状に連結されている。そして、この突出方向は連結部材3の成形用金型(固定側金型)に仕掛けられたときに、可動側金型10の開閉動作方向に沿う方向となっている。また、接続部9は上記した可動側金型10の閉じ動作時に装着部材2の基板2Bが押されると、比較的容易に破断される程度の強度に設定されている。
【0020】
さらに、装着部材2が可動側金型10によって押されると、基部2Aは受け部4の底側へ突き抜け、パイプ保持溝6の開口縁のレベルよりもさらに外側に位置し、同時に基板2B側は受け部4の開口縁とは所定の高さ間隔が保有されるようにしてある(図4参照)。
【0021】
基板2Bの中央部には基部2Aの内部に連通するような開口が設けられている。また、基部2Aの内部にはボディパネルBに立設されたスタッドボルト11を支持する一対のボルト受け12が設けられている。このボルト受け12はそれぞれ水平断面ほぼ半円状をなしかつ基板2Bの開口縁から所定深さ位置までの範囲にわたって形成されており、図5に示すようにスタッドボルト11の先端側を所定長さ範囲にわたって保持することができるようになっている。また、基部2A内の対向する壁面の各コーナー寄りの位置から対角線方向に沿って延出され、長辺側同士でその中央部を円弧状をなして連絡することによって形成され、かつこの円弧部分を互いに向かい合わせることでスタッドボルト11を取り囲むようにしている。さらに、両ボルト受け12の円弧部分は適度な拡開方向への撓みが可能であり、これによってスタッドボルト11をがたつきなく保持可能となる。
【0022】
さらにまた、基部2Aの反対側端部(ボディパネルBと対向する側の端部)にはスタッドボルト11に係止可能な一対の係止爪13が設けられている。すなわち、基部2Aの下面はスタッドボルト11が挿入される差し込み孔14となって開口しており、両係止爪13はその開口縁においてボルト受け12が対向する方向とは直交する方向に対向して配されている。より詳しくは、両係止爪13は差し込み孔14の開口縁から斜め内向きに突出し、かつ適度の撓みが許容されている。また、両係止爪13の先端にはここから両側へ円周方向に沿うようにして張り出し片13Aがそれぞれ形成され(この実施形態ではスタッドボルト11の半周分よりやや短い角度範囲にわたって形成されている)、これら両張り出し片13Aがスタッドボルト11に係止可能となっている。さらに、差し込み孔14の開口縁において、両係止爪13の間には計4つのガイド片15が係止爪13とは周方向に適当な隙間を介して配されており、これらの付け根部分の内面は外向きに拡開するテーパー面が形成され、スタッドボルト11を導入しやすくしている。なお、各ガイド片15の先端位置は前記張り出し片13Aの下側に位置するような長さとしてある。
【0023】
次に、連結部材3の成形について説明すると、装着部材2と保持部材1とは上記のような接続部9を介して一体化された状熊にて成形用金型(図示しない)に仕掛けられる。この場合には、装着部材2の基板2Bが可動側金型10と対向する方向にセットされる。そして、型閉じがなされ可動側金型10が移動すると、可動側金型10によって基板2Bが押されるため、接続部9はこのときの押圧力によって破断される。その結果、装着部材2と保持部材1との一体関係が断たれ、装着部材2の基部2Aは受け部4へと深く挿入され、図4に示すように基部2Aと受け部4の内壁面との間には全周にわたって隙間が保有された状態となる。さて、上記のようにして型閉じがなされ連結部材3を成形すべき空間のみが型内に形成される。そして、溶融状態にある軟質樹脂が型内に供給されて成形が完了すれば、型開き後には所望とするパイプクランプPCが得られる。成形された連結部材3は、基板2Bの下面と受け部4の上縁との間に挟み付けられるフランジ部3Aと、ここから下方に延びて受け部4と基部2Aとの間に密挿される角筒部3Bと、受け部4より下方に突出して基部2Aの下面とほぼ面一の高さに至る一対の脚部3Cとを備えたものとなる。さらに、成形時において軟質溶融樹脂は各貫通孔5あるいはブリッジ片8にも導入されるため、連結部材3は装着部材2と保持部材1とのいずれに対しても機械的連結強度が確保される。
【0024】
本実施形態は上記のように構成されたものであり、次のようにしてパイプPの保持が行われる。
【0025】
まず、固定すべきパイプPをそのパイプP径に対応するパイプ保持溝6を選択してそのまま内部へ押し込む。すると、パイプPは抜け止め爪6Bを拡開方向へ押しやりながら導入され、収容部6Aの内壁面に適合した状態で収容された時点で、抜け止め爪6Bが弾性復帰する。これにより、抜け止め爪6Bはその先端にてパイプPの外周面に突き当たるため、パイプPは内部に抜け止めされた状態で保持される。
【0026】
上記の要領でパイプPの取付け作業を行った後、ボディパネルBの取付け作業がなされる。スタッドボルト11の先端を差し込み孔14に適合して押し込んでやると、スタッドボルト11は両係止爪13を拡開変形させながら挿入され、その根元部分にまで至る正規深さまで挿入されれば、両係止爪13の張り出し片13Aがスタッドボルト11のねじ軸に係合して全体の抜け止めがなされる。かくして、パイプクランプPC、つまりはパィプPがボディパネルBに固定されるが、スタッドボルト11はその軸端側は両ボルト受け12によって所定長さ範囲にわたって保持されているため、傾斜姿勢になるような事態もなく、正規の直立姿勢で保持できる。
【0027】
また、本実施形態におけるパイプクランプPCにおいては、装着部材2と保持部材1とは成形時において完全に分離されて相互の接続関係が断たれているため、パイプPで振動等が発生したとしても、この振動は連結部材3によって吸収され装着部材2への伝達が確実に緩和されているため、ボディパネルBを介して不快な振動として伝播する事態が回避できる。また、パイプPを保持する部分あるいはボディへの固定のための部分は硬質樹脂材によって形成され、つまり本来的に剛性が要求される箇所には硬質樹脂材の採用が可能となっているため、パイプPの保持、ボディパネルBへの固定が確実になされる。
【0028】
ところで、本実施形態にあっては、連結部材3の成形に際して装着部材2と保持部材1とが接続部9を介して一体化されているため、金型へのセット作業を容易になしうる。また、部品点数の軽減によって管理費、製作費も安価で済む。しかも、接続部9は型閉じ動作を利用して破断されるため、破断のための特別な作業も強いられないため、作業性の向上にも寄与する。
【0029】
<実施形態2>
図8及び図9は本発明の実施形態2を示すものであり、連結部材3の成形箇所に変更を加えることで、保持部材1に対する装着部材2の連結強度を高めるようにしたものである。
【0030】
具体的には、基板2Bの中央部は周辺よりも方形状に一段高く形成されており、この高く形成された部分(段差部20)の各コーナ部分には基部2Aの外側に通じるような通し孔21が貫通している。但し、基板2Bは受け部4の上面よりもやや小さめに形成されている。
【0031】
保持部材及び装着部材のその他の構成は実施形態1と同様である。
連結部材3の成形にあたっては、実施形態1と同様、可動側金型10によって接続部9を破断し、装着部材2の基部2Aを受け部4へと深く挿入した状態で型内に仕掛けられる。そして、溶融状態にある軟質樹脂が型内に供給されると、図9に示すようなパイプクランプが得られる。成形された連結部材3は、段差部20のみを露出させつつ基板2Bを覆う上面部22と、受け部4と基部2Aとの間に形成される角筒部3B(実施形態4と同様であるため、重複して図示しない)受け部4より下方に突出して受け部4の周縁に沿って形成される脚縁部23とによって形成される。
【0032】
上記のように形成された実施形態2では、実施形態1と同様に、貫通孔5あるいはブリッジ片8にも導入される。加えて、実施形態2では通し孔21を形成して基板2Bの上面にも軟質樹脂を導くようにしたため、保持部材1の装着部材2に対する連結強度が高められている。例えば、保持部材1に対しボディパネル側へ向けて押圧力が作用したような場合には、脚縁部23が押されて角筒部3Bを介して基板2Bを浮き上がらせようとするが、上面部22が形成されることによって上記のような場合にも基板2Bの押さえが有効となって、保持部材1と装着部材2との分離現象を回避できる。
【0033】
<実施形態3>
図10〜図18は本発明の実施形態3を示すものである。実施形態1及び実施形態2では、接続部9を破断しつつ装着部材2を移動させ、保持部材1の受け部4内へ収容させるものであった。この間、装着部材2は可動側金型10によって押されるのであるが、装着部材2は可動側金型10と対向する側が平坦に形成されているだけであるため、可動側金型10に対して確実には保持され難い構造となっている。したがって、可動側金型10の移動時に装着部材2が真っ直ぐに移動しないことがあり、受け部4に対して斜めに移動してしまうことが懸念される。そのような場合には、成形不良を招く虞がある。また、装着部材2を受け部4内へ真っ直ぐに導入する手段としては、両者の間に例えば凹凸嵌合などによるガイド手段を講じることも考えられるが、そのような構造は両者を接触させる必要から、振動伝達を絶つという観点からは採用できないものである。実施形熊3では以上のような問題点を解決したものである。
【0034】
実施形態3のパイプクランプでは、保持部材31自体も第1の保持部材31Aと、第2の保持部材31B(いずれもポリアセタールなどの硬質の合成樹脂材)とに破断可能な接続縁52によって分割可能に構成されている。また、装着部材33は第1保持部材31Aと破断可能な接続部34によって接続されるが、実施形態1及び実施形態2とは異なり、接続部34の破断に際しても装着部材33は移動動作がなされず、第1保持部材31Aと一定の位置関係がそのまま保持されるようになっている。
【0035】
まず、装着部材33について説明すると、装着部材33は保持部材31A,31Bと同様の硬質樹脂材にて上下両方向へ開口する角筒状に形成され、その上部外面において、図10における左右位置には一対の庇縁35が水平且つ外側へ向けて張り出し形成されている。また、装着部材33の内部の底部(ボディパネルと対向する側)の中央にはボディパネルから立設されたスタッドボルトを受入れ可能な差し込み孔36が開口し、その開口縁にはスタッドボルトに係止可能な一対の係止爪37が設けられている。両係止爪37は差し込み孔36の開口縁から斜め内向きに突出し、かつ適度の撓みが許容されている。また、両係止爪37の先端にはここから両側へ円周方向に沿うようにして張り出し片37Aがそれぞれ形成され、これら両張り出し片37Aがスタッドボルトに係止可能となっている。さらに、差し込み孔36の開口縁において、両係止爪37の間には計4つのガイド片38が係止爪37とは周方向に適当な隙間を介して配されており、これらの付け根部分の内面は外向きに拡開するテーパー面が形成され、スタッドボルトを導入しやすくしている。なお、各ガイド片38の先端位置は前記張り出し片37Aの下側に位置するような長さとしてある。また、装着部材33の壁面には係止爪37の成形のための一対の内部窓孔39が開口している。
【0036】
さらに、装着部材33内において係止爪37等の上方にはスタッドボルトの先端側を支持するためのボルト受け40が設けられている。このボルト受け40は、スタッドボルトの先端側を取り囲むことかできるように、一対の円弧状部分とこれらの両端と装着部材の各コーナとを連結する部分とによって形成され、スタッドボルトの軸方向に沿って所定長さ範囲を保持できる長さが設定されている。
【0037】
次に、保持部材31について説明すると、保持部材31は前述したように、第1保持部材31Aと破断可能に接続された第2保持部材31Bとによって構成されている。第1保持部材31Aは略方形枠状をなす受け部41が形成され、内部に装着部材33を収容可能としている。また、受け部41内の各コーナには軟質樹脂材を侵入させるための空所42が上下に貫通して形成されている。
【0038】
さらに、受け部41において前記内部窓孔39と対応する壁面位置には外部窓孔43がほぼ整合して開口している。そして、外部窓孔43の上縁と内部窓孔39の上縁よりやや上側とは破断可能な接続部34によって連結されている。両接続部34は図11および図13に示すように、内側へ向けて下がり気味に形成されており、したがって外部窓孔43を通してスライド型44が進入することに伴って両接続部34は外側の連結端(受け部41と接続している側の端部)が破断されることになる。
【0039】
また、受け部41は一対の連結壁45を介して第1保持部材31Aの基部31A1と接続されている。両連結壁45には抜き窓46が開口しており、ここには図11に示すように、両庇縁35のうち後ろ側に位置したものにおける両端側が外部へ貫通はしない程度に突っ込まれるようにしてある。これは、抜き窓46内の連結部材47が経時的に劣化して痩せたりすることがあっても、装着部材33が受け部41から抜け出ることがないようにするためである。さらに、基部31A1は一対の起立壁48を有しているが、両起立壁48の間には所定長さ範囲にわたって挿通溝49が保有されている。なお、両起立壁48の内面には適当間隔毎に補強用のリブ50が設けられている。また、基部31A1の端部には垂壁50Aが下向きに垂れ下がつており、第2保持部材31Bの端部を覆うことができるようになっている。
【0040】
さらに、挿通溝49の底面にはその長さ方向に沿って第2保持部材31Bの天井板51が配され、この天井板51と挿通溝49の開口縁とは破断可能な接続縁52(接続部)に接続されている。また、天井板51の下面中央には側板53が長さ方向に沿って垂下されるとともに、この側板53には図示2つの円孔54が貫通して形成されている。さらに、側板53の下縁には計3つのパイプ保持溝56A〜56Cを有するパイプホルダー55が一体に設けられている。パイプホルダー55は連結部材47の成形前の状態では、その下縁の高さレベルが受け部41の下縁の高さレベルと揃っているが、連結部材47の成形に際して第1,第2の保持部材31A,31B間の連結、つまり接続縁52が破断されると、図15に示す高さ位置に変位する。各パイプ保持溝56A〜56Cはボディパネル側へ開口する略U字形状に形成されており、その奥部には各パイプの外周面に適合する収容部57が形成されている。そして、いずれのパイプ保持溝56A〜56Cも拡開方向への撓みが許容された抜け止め爪58が形成されており、パイプPを内部に導いた後は復帰変形してパイプPの外周縁に当接係合して対応するパイプPの抜け止めを行う。
【0041】
次に、連結部材47の成形について説明すると、パイプホルダー55全体を図10に示すようにして、固定型59側に位置決めして仕掛ける。そして、型閉じを行った後に、スライド型44を前進させて両外部窓孔43を介して内部窓孔39に至る位置まで侵入させる。これに伴って、両接続部34は外端側が破断され、上方へ持ち上げられた状態となる(図17参照)。こうして、装着部材33と保持部材(第1保持部材31A)との連結関係が絶たれ、両者に関する全ての箇所が非接触の状態となる。但し、このときには装着部材33と保持部材31とは第1,第2の実施形態とは異なり、相対的な移動を伴わないため、両者は初期の位置関係がそのまま保持されている。
【0042】
一方、固定型59に対して可動型60の型閉じ動作がなされると、その過程で第2保持部材31Bが可動型60によって押されるため、第2保持部材31Bの天井板51と第1保持部材31Aにおける挿通溝49の開口縁との接続箇所が接続縁52の破断によって絶たれる。こうして、第1,第2の保持錦材31A,31Bの連結関係が絶たれ、第2保持部材31Bの上部側が基部31A1の内側へ入り込む。具体的には、天井板51が固定型59に当接する位置まで入り込むため、両円孔54が基部31A1の内側にちょうど隠れる状態となり(図15状態)、両保持部材31A,31Bとの問は全て切り離された状態となる。
【0043】
但し、第2保持部材31Bが移動するときには、第2保持部材31Bは図14において想像線で示すように、可動型60によって両側から挟み込まれかつ第2保持部材31Bのほぼ全長さ範囲にわたって保持されるため、安定した姿勢で保持される。したがって、天井板51の接続が破断された後もそのままの姿勢で真っ直ぐに移動させることができることから、斜め組み付けについての心配はない。
上記のようにして型閉じがなされると、装着部材33と第1保持部材31Aとの間、第1保持部材31Aと第2保持部材31Bとの間には連結部材47を成形すべき空間のみが型内に形成される。そして、溶融状態にある軟質樹脂材(例えば、スチレン・ブチレン系のエラストマー)が型内に供給されて成形が完了すれば、型開き後には所望とするパイプクランプ30が得られる。
【0044】
すなわち、成形された連結部材47は、まず装着部材33の底面回りに全周に沿って配され、これによってパイプクランプ30がボディパネルに取り付けられたときに、クッション部61として機能する。一方、連結部材47は受け部41の上面から装着部材33の上面に至るまでの高さ範囲にも配されるが、この範囲のものは上記したクッション部61とは、侵入空所42に入り込んだ軟質樹脂材によってつながっているため、これによっても装着部材33が受け部41からの抜け落ちが規制される。加えて、受け部41上面回りの範囲の連結部材47は両庇縁35を埋め込み、さらに両抜き窓46にも面一で埋めるように侵入していることから、抜け落ちはより確実に規制される。
【0045】
他方、連結部材47は第1保持部材31Aと第2保持部材31Bとの間にも侵入し、図15に示すように各パイプ保持溝56A〜56Cの外側(図示上側)を覆うようにして配される。また、連結部材47は第1保持部材31Aの基部31A1の内側にも侵入し、このときに両円孔54を通過することで、引掛かり部となって、第1,第2の両保持部材31A,31Bの抜け落ちが規制される。
【0046】
こうして成形された第3実施形態のパイプクランプ30において、固定すべきパイプPを対応するパイプ保持溝56A〜56Cを選択して内部へ押し込む。パイプPは抜け止め爪58を拡開方向へ押しやって導入され、収容部57の内壁面に適合して収容された時点で抜け止め爪58が弾性復帰してパイプPの外周面に突き当てられ、これによってパイプPが抜け止めされる。
【0047】
上記の要領でパイプの取付け作業を行った後、スタッドボルトの先端を差し込み孔に適合して押し込んでやると、スタッドボルトは両係止爪37を拡開させながら挿入され、その根元部分にまで至る深さまで挿入されれば、両係止爪37の張り出し片がスタッドボルトのねじ軸に係合して全体の抜け止めがなされる。
【0048】
そして、特に実施形態3では装着部材33と第1保持部材31Aとが接続部34の破断によって完全に分離され、さらに両間には振動吸収性に優れる連結部材47が介在されていることに加え、第1保持部材31Aと第2保持部材31Bとの間も完全に分離されたうえで、両間に連結部材47が介在されるため、パイプP内で生じた振動がボディパネルへ伝達されるのを確実に回避できる。
【0049】
さらに、このパイプクランプ30では連結部材の成形に際して装着部材及び第1,第2の保持部材とがそれぞれ一体化されているため、金型へのセッティングを自動機によって行うことも可能となるため、製造効率を高める上で極めて有益である。
【0050】
なお、本発明は種々の変更が可能であり、次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる
【0051】
本実施形態では、パイプクランプPCをボディパネルBに固定する手段として、スタッドボルト11に係止させる方法を示したが、この係止方法に代えてボルト・ナットを用いるようにしてもよく、また係止させるにしても必ずしもねじ軸を利用するものでなくともよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプクランプの斜視図である。
【図2】連結部材の成形前の状態を示す斜視図である。
【図3】同じく一部を破断して示す正面図である。
【図4】装着部材が押し込まれた状態を示す断面図である。
【図5】ボディへ固定した状態を示す断面図である。
【図6】受け部付近におけるほぼ中央高さ位置の断面図である。
【図7】同じく下端部寄りの高さ位置での底側から見た断面図である。
【図8】実施形態2に係るパイプクランプにおける連結部材の成形前の状態を示す斜視図である。
【図9】同じく連結部材の成形後の状態を示す斜視図である。
【図10】実施形態3に係るパイプクランプの成形時の状態を一部破断して示す正断面図である。
【図11】装着部材と第1保持部材の組み付け関係を示す断面図である。
【図12】連結部材の成形前の状態を示す平面図である。
【図13】装着部材と第1保持部材の組み付け部分における成形時の状態を示す断面図である。
【図14】第1保持部材と第2保持部材との接続部分における成形時の状態を示す断面図である。
【図15】成形完了後の状態を示す正面図である。
【図16】同じく平面図である。
【図17】装着部材と第1保持部材との組み付け部分における成形完了後の断面図である。
【図18】第1保持部材と第2保持部材との連結部分における成形完了後の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…保持部材
2…装着部材
3…連結部材
4…受け部
6…パイプ保持溝
9…接続部
10…可動側金型
42…空所

Claims (5)

  1. 共に硬質の合成樹脂材にて形成され、パイプ等を保持するための保持部材と、前記パイプ等を固定面に装着するための装着部材とを備え、かつこれら両部材は、振動吸収機能を有する軟質樹脂材にて前記保持部材と装着部材との隙間に成形される連結部材によって連結され、さらに前記保持部材と前記装着部材とは前記成形に際して分離可能な接続部によって予め接続され、かつこの接続部は、前記成形時における型閉じ動作によって破断可能に形成されていることを特徴とするパイプクランプ。
  2. 前記保持部材は枠状の受け部を有する一方、前記装着部材はこの受け部内へ遊挿可能に形成されかつ前記成形前は破断可能な接続部によって型閉じ方向に突出した状態で接続され、型閉じに伴って成形型に押されることによって前記接続部を破断しつつ前記受け部内へ移動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のパイプクランプ。
  3. 前記保持部材は枠状の受け部を有する一方、前記装着部材はこの受け部内において破断可能な接続部によって連結状態で収容され、この接続部が型閉じ時に成形型によって直接破断されることにより、前記装着部材が受け部内の定位置に保持される構成であることを特徴とする請求項1記載のパイプクランプ。
  4. 前記保持部材と前記装着部材のいずれかには、前記連結部材の成形肉を回し込むための空所が形成されていることを特徴とする請求項1記載のパイプクランプ。
  5. 共に硬質の合成樹脂材にて形成され、パイプ等を保持するための保持部材と、前記パイプ等を固定面に装着するための装着部材とを備え、かつこれら両部材は、振動吸収機能を有する軟質樹脂材にて前記保持部材と装着部材との隙間に成形される連結部材によって連結され、さらに前記保持部材と前記装着部材とは前記成形に際して分離可能な接続部によって予め接続され、
    また、前記保持部材は、前記パイプを保持するためのパイプ保持溝を備えた部分と他の部分とが破断可能に接続され、これら両部分は両者の隙間に成形される前記連結部材によって連結されることを特徴とするコネクタ。
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