JP4719132B2 - カバー部材の取付構造 - Google Patents

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この発明は、カバー部材の取付構造の改良に関し、特に圧入動作を伴う取付構造に関するものである。
特許文献1には、エンジンカバーをエンジンに取り付ける取付構造として、貫通孔を有する弾性変形可能な筒状マウントラバーをエンジンカバー本体裏面に突設された筒状収容枠体に収容保持し、エンジンに突設された棒状アダプターの先端部分を上記マウントラバーの貫通孔に圧入して、上記アダプター先端のテーパ形状の先細部で上記貫通孔内周面の環状係合突条部を外径方向に弾性変形させた後、その下方の小径部に係合させることにより、エンジンカバーをマウントラバー及びアダプターを介してエンジンに取り付け、エンジンの振動を上記マウントラバーで吸収減衰するようにした取付構造が開示されている。
特開2005−321025号公報(第5〜7頁、図1)
しかし、上記の特許文献1では、アダプターの先端部分をマウントラバーの貫通孔に圧入する際、貫通孔内の係合突条部が外径方向に弾性変形することでアダプターの先端部分を圧入し易くしてはいるものの、該係合突条部の変形部分を外径方向に逃がすために弾性体外周面に凹設された肉盗み部が係合突条部から上方に離れた位置にあるため、係合突条部は径方向の肉厚が大きくなっていて弾性変形し難く、硬くて圧入作業が困難である。このことはアダプターの先端部分をマウントラバーの貫通孔から外す引抜き作業にも言えることである。また、係合突条部の弾性変形量が小さくてその反力も小さいため、係合突条部が小径部に係合した際の手応えが小さくて圧入感を得難く、正常な状態で圧入されているか否かの判別が付き難い。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、マウントラバー等の弾性体に対するアダプター等の取付具の圧入作業及び引抜き作業を容易に行うとともに、圧入感を確実に得ることである。
上記の目的を達成するため、この発明は、係合突条部の形状、該係合突条部と肉盗み部との位置関係、及び取付具の先端部分の形状を工夫したことを特徴とする。
具体的には、この発明は、貫通孔を有する弾性変形可能な筒状弾性体をカバー部材のカバー部材本体裏面に突設された収容枠体に収容保持し、被取付体に突設された棒状取付具の先端部分を上記弾性体の貫通孔に圧入して上記カバー部材を弾性体及び取付具を介して被取付体に取り付けるカバー部材の取付構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、の発明は、上記弾性体の貫通孔内周面には、先端が凸状湾曲面を呈する環状係合突条部が全周に亘って貫通孔中心に向かって一体に突設されているとともに、上記弾性体外周面には、肉盗み部が上記係合突条部に対応するようにかつ上記貫通孔内周面よりも貫通孔中心寄りに位置するように貫通孔中心に向かって縦断面略横向きU字状に周方向に凹設されて、上記係合突条部は肉厚がほぼ均等で縦断面略横向きU字状に形成され、さらに、上記肉盗み部には、複数個のリブが上記係合突条部を取付具の圧入方向に支持するように一体に立設され、一方、上記取付具先端には、先端に行くに従って次第に縮径する先細部が形成され、該先細部基端には、外周面が上記係合突条部先端の凸状湾曲面に対応するようにかつ外径が先細部基端の外径よりも小径になるように凹状湾曲面を呈する鼓状部が連続して形成され、上記弾性体をカバー部材の収容枠体に収容保持した状態で、該収容枠体と上記肉盗み部との間に空間が形成され、上記取付具の先端部分を弾性体の貫通孔に圧入する際、上記先細部が上記係合突条部を外径方向に弾性変形させてその変形部分を上記空間内に逃がし、先細部が係合突条部を通過することで該係合突条部が元の形状に復元して上記鼓状部に係合するように構成されていることを特徴とする
この発明によれば、カバー部材の収容枠体に収容保持された弾性体の貫通孔に被取付体側の取付具の先端部分を圧入すると、上記貫通孔内の係合突条部が上記取付具の鼓状部に係合して弾性体に対する取付具の抜けが規制され、カバー部材が弾性体及び取付具を介して被取付体に取り付けられる。この際、上記係合突条部が取付具の先細部で押圧されて外径方向に弾性変形するが、その変形部分は収容枠体と弾性体外周面の肉盗み部との間の空間内に逃げ、また、肉盗み部が係合突条部の外側方にあることで係合突条部の肉厚が極端に厚くならないので、係合突条部は柔らかくてその弾性変形を十分に行わせることができ、圧入作業を容易に行うことができる。同様に、上記係合突条部は引抜き作業も容易に行うことができる。また、弾性変形量が大きくてその反力も大きく、しかも、取付具の鼓状部の形状が係合突条部先端の凸状湾曲面に対応して凹状湾曲面を呈しているため、取付具の先細部が係合突条部を通過して該係合突条部が元の形状に復元して鼓状部に係合した際に大きな手応えが得られ、圧入感を確実に得ることができて取付具が弾性体の貫通孔に正常な状態で圧入されていることを正確に知ることができる。
また、この発明によれば、係合突条部の形状がほぼ均等な肉厚で縦断面略横向きU字状をしているため、係合突条部が容易に弾性変形して取付具の圧入作業及び引抜き作業をさらに容易に行うことができる。
さらに、この発明によれば、係合突条部を取付具の圧入方向に支持する複数個のリブがあることで、係合突条部の保形性が高まって圧入時にいわゆるヘタリ現象が発生せず、係合突条部を取付具の鼓状部に確実に係合させることができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施形態に係る取付構造を図示しない自動車のエンジン(被取付体)にエンジンカバー(カバー部材)1を取り付ける場合に適用した例を示す。
上記エンジンカバー1は樹脂材で一体成形されたものであり、平面視で略矩形に形成されたエンジンカバー本体(カバー部材本体)3を備え、該エンジンカバー本体3外周縁には、周壁部5が裏面側に直角に屈曲するように全周に亘って一体に形成されている。上記エンジンカバー本体3の一方(図1で上側)の長辺両端には、平面視で略半円形状に延出する延出部7がそれぞれ一体に張出形成され、上記周壁部5は上記延出部7の外径に沿うように平面視で略半円形状に延出している。
上記エンジンカバー本体3の他方(図1で下側)の長辺中央及び上記両延出部7の裏面の3箇所には、図2に示すように、円筒形状の収容枠体9がそれぞれ一体に突設され、これら収容枠体9には、弾性変形可能な円筒形状のマウントラバー(弾性体)11が圧入により収容保持され、該マウントラバー11の径方向中心には貫通孔13が中心線に沿って貫通形成されている。なお、上記延出部7側の収容枠体9は、一部を除き上記周壁部5で構成されている。一方、上記エンジンには、丸棒状の樹脂製アダプター(取付具)15が3本突設されている。そして、これらアダプター15の先端部分を上記各マウントラバー11の貫通孔13に圧入して上記エンジンカバー1をマウントラバー11及びアダプター15を介してエンジンに取り付け、エンジンの振動を上記マウントラバー11で吸収減衰するようにしている。
上記収容枠体9の突出端縁(下端縁)には、図2に示すように、外径方向に拡径するテーパ形状の当接面17が全周に亘って形成されているとともに、その上方には一対の矩形状の係合孔19が周方向に180°離れた位置で径方向に貫通形成されている。
上記マウントラバー11の貫通孔13内周面の一端(上端)寄りには、図2〜10に示すように、先端が凸状湾曲面21aを呈する環状係合突条部21が全周に亘って貫通孔13中心に向かって一体に突設され、該係合突条部21は、肉厚がほぼ均等で縦断面略横向きU字状に形成されている。また、上記貫通孔13内周面の他端(下端)寄りには、外径方向に拡径するテーパ形状の当接面23が周方向に180°離れた2箇所を除いて周方向に形成されているとともに、該両当接面23間の2箇所に対応する貫通孔13内周面には、マウントラバー挿入治具(図示せず)が係合する係合凹部25がその周りの開口面積よりも広く形成されている(図7及び図8参照)。
上記マウントラバー11外周面の一端(上端)寄りには、肉盗み部27が上記係合突条部21に対応するようにかつ上記貫通孔13内周面よりも貫通孔13中心寄りに位置するように貫通孔13中心に向かって縦断面略横向きU字状に周方向に凹設されて、上記係合突条部21は肉厚がほぼ均等で縦断面略横向きU字状に形成されている。該肉盗み部27の係合突条部21外周を周方向に4等分する位置には、図10にも示すように、4個の第1リブ29aが係合突条部21をアダプター15の圧入方向に支持するように放射状に一体に立設されているとともに、上記4個の第1リブ29aのうち180°反対側に位置する2個の第1リブ29a側には、2個の第2リブ29bが上記2個の第1リブ29aと交差するようにかつ係合突条部21をアダプター15の圧入方向に支持するように一体に立設されている。
上記マウントラバー11外周面の貫通孔13中心線方向中程で上記肉盗み部27下端には、一対の矩形状の係合突起31が周方向に180°離れた位置でかつ上記一対の係合凹部25の中間位置で径方向に一体に突設されている。この一対の係合突起31はマウントラバー11を収容枠体9に収容保持した状態で、該収容枠体9の係合孔19に係合するようになっている。さらに、係合凹部25に対応する箇所を除くマウントラバー11外周面には、周方向に延びる溝部33が2個形成され、この溝部33があることでマウントラバー11の径方向の変形を容易にし、係合突起31が係合孔19に係合し易いようにしている。また、上記溝部33下端に連続するマウントラバー11外周面には、外径方向に拡径するテーパ形状の当接面35が全周に亘って形成されている。この当接面35はマウントラバー11を収容枠体9に収容保持した状態で、上記収容枠体9下端の当接面17に当接するようになっている。
一方、上記アダプター15先端には、図2に示すように、先端に行くに従って次第に直線的に縮径するテーパ形状の先細部37が形成され、該先細部37基端には、外周面が上記係合突条部21先端の凸状湾曲面21aに対応するように、かつ外径が先細部37基端の外径よりも小径になるように凹状湾曲面39aを呈する鼓状部39が連続して形成されている。この鼓状部39の凹状湾曲面39aには、アダプター15先端部分をマウントラバー11の貫通孔13に圧入した状態で、上記係合突条部21が弾性変形しながら弾発的に係合するようになっている。なお、上記先細部37は、先端に行くに従って次第に直線的に縮径するテーパ形状であるが、先端に行くに従って次第に凸状に湾曲したり、あるいは凹状に湾曲しながら縮径するテーパ形状であってもよい。
上記鼓状部39の下方には、アダプター15をエンジンに取り付ける際に回動させるための正六角形状の回動操作部41が連続して形成されている。さらに、上記回動操作部41の下方には、円形のフランジ部43が外径方向に一体に張出形成されている。該フランジ部43の上面は外径方向に拡径するテーパ形状の当接面45が形成されている。この当接面45はアダプター15先端部分をマウントラバー11の貫通孔13に圧入した状態で、マウントラバー11の当接面23に当接するようになっている。なお、アダプター15下端には、図示しないが、雌ねじ部が形成され、該雌ねじ部にはエンジン上部に取り付けられたスタッドボルト(図示せず)の雄ねじ部が螺合するようになっている。この際、アダプター15の回動操作部41に回動操作治具を係合させてアダプター15を軸心回りに回動させるようになっている。
そして、エンジンカバー1をエンジンに取り付けるには、まず、エンジンカバー1の収容枠体9にマウントラバー11を収容保持する。この際、マウントラバー11の係合凹部25にマウントラバー挿入治具を係合して該マウントラバー挿入治具でマウントラバー11を保持し、このマウントラバー挿入治具を用いてマウントラバー11を収容枠体9に圧入していく。この圧入過程でマウントラバー11が内径方向及び貫通孔13中心線方向に圧縮変形し、マウントラバー11の係合突起31が収容枠体9の係合孔19に係合するとともに、マウントラバー11下端外周の当接面35が収容枠体9下端の当接面17に当接し、マウントラバー11を収容枠体9に収容保持する。この状態で、上記収容枠体9と肉盗み部27との間に空間Cが形成されている。
その後、エンジンカバー1をエンジンの上方に配置して収容枠体9をアダプター15に対応させ、エンジンカバー1をエンジンに対して押し付ける。これにより、上記アダプター15の先端部分がマウントラバー11の貫通孔13に圧入される。この圧入の過程で、アダプター15の先細部37がマウントラバー11の係合突条部21を外径方向に弾性変形させてその変形部分を上記空間C内に逃がし、先細部37が係合突条部21を通過することで該係合突条部21が元の形状に復元して鼓状部39に係合する。この状態で、係合突条部21の凸状湾曲面21aが鼓状部39の凹状湾曲面39aに全面接触するとともに、アダプター15のフランジ部43の当接面45がマウントラバー11下端内周の当接面23に当接し、エンジンカバー1がマウントラバー11及びアダプター15を介してエンジンに取り付けられる。
一方、エンジンカバー1をエンジンから取り外すには、エンジンカバー1を上方に引っ張って持ち上げ、アダプター15をマウントラバー11の貫通孔13から引き抜けばよい。この際、マウントラバー11の係合突条部21がアダプター15の先細部37基端によって押圧されて外径方向に弾性変形し、さらに、鼓状部39から外れて先細部37が通過することで係合突条部21が元の形状に復元し、これにより、アダプター15がマウントラバー11の貫通孔13から離脱してエンジンカバー1がエンジンから取り外される。この際、マウントラバー11は一対の係合突起31が収容枠体9の一対の係合孔19に係合しているため、収容枠体9から抜けることはない。
このように、この実施形態では、貫通孔13内周面に環状係合突条部21が突設されたマウントラバー11をエンジンカバー1の収容枠体9に収容保持し、上記マウントラバー11外周面に上記係合突条部21に対応するように凹設された肉盗み部27と収容枠体9との間に空間Cを形成し、上記係合突条部21をアダプター15の先細部37で外径方向に弾性変形させて上記空間C内に逃がした後、上記先細部37が係合突条部21を通過することで該係合突条部21を元の形状に復元させてアダプター15の鼓状部39に係合させ、上記係合突条部21先端の凸状湾曲面21aを上記鼓状部39の凹状湾曲面39aに面接触させるようにした。
したがって、係合突条部21の外側方に空間Cがあり、しかも、肉盗み部27が係合突条部21の外側方にあることで係合突条部21の肉厚が極端に厚くならないので、係合突条部21は柔らかくてその弾性変形を十分に行わせることができ、圧入作業を容易に行うことができる。同様に、引抜き作業も容易に行うことができる。また、上記係合突条部21は弾性変形量が大きくてその反力も大きく、しかも、アダプター15の鼓状部39の形状を係合突条部21先端の凸状湾曲面21aに対応して凹状湾曲面39aにしているので、アダプター15の先細部37が係合突条部21を通過して該係合突条部21が元の形状に復元して鼓状部39に係合した際に大きな手応えが得られ、圧入感を確実に得ることができてアダプター15がマウントラバー11の貫通孔13に正常な状態で圧入されていることを正確に知ることができる。
さらに、係合突条部21の肉厚をほぼ均等な縦断面略横向きU字状に形成しているので、係合突条部21が容易に弾性変形してアダプター15の圧入作業及び引抜き作業をさらに容易に行うことができる。
また、複数個の第1リブ29a及び第2リブ29bを肉盗み部27に立設して係合突条部21をアダプター15の圧入方向に支持したので、係合突条部21の保形性が高まって圧入時にいわゆるヘタリ現象が発生せず、係合突条部21をアダプター15の鼓状部39に確実に係合させることができる。
なお、上記の実施形態では、肉盗み部27の係合突条部21外周を周方向に4等分する位置に4個の第1リブ29aを放射状に立設するとともに、上記4個の第1リブ29aのうち180°反対側に位置する2個の第1リブ29a側に2個の第2リブ29bを上記2個の第1リブ29aと交差するように立設したが、マウントラバー11の弾性力如何によっては、図11(a)に第1変形例として示すように、第2リブ29bが交差する第1リブ29aを係合突条部21から離間させてもよい。また、図11(b)に第2変形例として示すように、4個の第1リブ29aを係合突条部21から離間させるとともに、第2リブ29bをなくしてもよい。ただ、実施形態及び第1変形例のリブ構造では、スライド型を2型設けて成形時に成形型の型開き動作と直交する2方向にスライドさせればよいが、第2変形例のリブ構造では、スライド型を4型設けて成形時に成形型の型開き動作と直交する4方向にスライドさせるようにしなければならず、型構造が複雑になることは否めない。
また、上記の実施形態に係る取付構造では、自動車のエンジンにエンジンカバー1を取り付ける場合に適用した例を示したが、エンジンカバー1以外のカバー部材を被取付体に取り付ける場合にも適用することができる。
この発明は、圧入動作を伴うカバー部材の取付構造、例えばエンジンカバーを筒状弾性体及びアダプターを介してエンジンに取り付ける場合等のような取付構造について有用である。
エンジンに取り付けた状態のエンジンカバーの平面図である。 図1のII−II線における断面図である。 マウントラバーの斜視図である。 マウントラバーを第1リブの側方で一部切断して示す斜視図である。 マウントラバーを第1リブの位置で一部切断して示す斜視図である。 マウントラバーの平面図である。 マウントラバーの底面図である。 図6のVIII−VIII線における断面図である。 図6のIX−IX線における断面図である。 図8のX−X線における断面図である。 (a)はマウントラバーの第1変形例を示す図10相当図、(b)はマウントラバーの第2変形例を示す図10相当図である。
1 エンジンカバー(カバー部材)
3 エンジンカバー本体(カバー部材本体)
9 収容枠体
11 マウントラバー(弾性体)
13 貫通孔
15 アダプター(取付具)
21 係合突条部
21a 凸状湾曲面
27 肉盗み部
29a 第1リブ
29b 第2リブ
37 先細部
39 鼓状部
39a 凹状湾曲面
C 空間

Claims (1)

  1. 貫通孔(13)を有する弾性変形可能な筒状弾性体(11)をカバー部材(1)のカバー部材本体(3)裏面に突設された収容枠体(9)に収容保持し、被取付体に突設された棒状取付具(15)の先端部分を上記弾性体(11)の貫通孔(13)に圧入して上記カバー部材(1)を弾性体(11)及び取付具(15)を介して被取付体に取り付けるカバー部材の取付構造であって、
    上記弾性体(11)の貫通孔(13)内周面には、先端が凸状湾曲面(21a)を呈する環状係合突条部(21)が全周に亘って貫通孔(13)中心に向かって一体に突設されているとともに、上記弾性体(11)外周面には、肉盗み部(27)が上記係合突条部(21)に対応するようにかつ上記貫通孔(13)内周面よりも貫通孔(13)中心寄りに位置するように貫通孔(13)中心に向かって縦断面略横向きU字状に周方向に凹設されて、上記係合突条部(21)は肉厚がほぼ均等で縦断面略横向きU字状に形成され、さらに、上記肉盗み部(27)には、複数個のリブ(29a,29b)が上記係合突条部(21)を取付具(15)の圧入方向に支持するように一体に立設され
    一方、上記取付具(15)先端には、先端に行くに従って次第に縮径する先細部(37)が形成され、該先細部(37)基端には、外周面が上記係合突条部(21)先端の凸状湾曲面(21a)に対応するようにかつ外径が先細部(37)基端の外径よりも小径になるように凹状湾曲面(39a)を呈する鼓状部(39)が連続して形成され、
    上記弾性体(11)をカバー部材(1)の収容枠体(9)に収容保持した状態で、該収容枠体(9)と上記肉盗み部(27)との間に空間(C)が形成され、上記取付具(15)の先端部分を弾性体(11)の貫通孔(13)に圧入する際、上記先細部(37)が上記係合突条部(21)を外径方向に弾性変形させてその変形部分を上記空間(C)内に逃がし、先細部(37)が係合突条部(21)を通過することで該係合突条部(21)が元の形状に復元して上記鼓状部(39)に係合するように構成されていることを特徴とするカバー部材の取付構造
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