JP3808277B2 - クランプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケーブルやホース等の長軸体をパネルに固定するためのクランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のクランプとしては、例えば図3に示すものが知られている。即ち、平板状のベース部1と、このベース部1の裏面側に配置され、同ベース部1をパネルPに連結する連結脚部2と、この連結脚部2によって生じたベース部1とパネルPとの隙間をほぼ一定に保つように設けられた補助脚部3と、ベース部1の表面側に立設され、長軸体としての例えばケーブル(電線)Cの抜け止めとなる係止凸部4aを互いに対向するように突出させた支柱41を有する挟持部4とを備えている。
【0003】
連結脚部2は、パネルPの貫通孔(図示せず)に挿入した後の抜け止めとなる凸部2aを備えていると共に、ベース部1とパネルPとの間に所定の隙間が開くように維持するスカート部2bを備えている。
【0004】
挟持部4は、ベース部1から垂直に立設する第1、第2及び第3の支柱41、42、43を備えている。なお、挟持部4は、一方及び他方からなる2つの支柱があればケーブルCの保持が可能であるが、この例のように3以上の支柱を一方及び他方のものとして交互に配置することにより、複数のケーブル4を隣接した状態で保持することも可能である。
【0005】
第1及び第2の支柱41、42の対向する面には、上下二段の位置に係止凸部4aが設けられており、第2及び第3の支柱42、43の対向する面には、上端の位置に係止凸部4aが設けられている。このため、第1及び第2の支柱41、42の間では、上下に2本のケーブルCを保持することが可能であり、第2及び第3の支柱42、43の間では、1本のケーブルCを保持することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のクランプおいては、第1及び第2の支柱41、42の間あるいは第2及び第3の支柱42、43の間にケーブルCを挿入しよとすると、図4に示すように、係止凸部4aによる挿入抵抗により、ベース部1が凹状に湾曲するようになる。このため、第1及び第2の支柱41、42の先端部の間隔や第2及び第3の支柱42、43の先端部の間隔が狭くなるので、ケーブルCが入りにくくなるという問題があった。
【0007】
この発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、ケーブルを支柱間に容易に挿入することのできるクランプを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ケーブルやホース等の長軸体をパネルに固定するためのクランプであって、板状のベース部と、このベース部の裏面側に配置され、同ベース部を前記パネルに連結する連結脚部と、この連結脚部によって生じたベース部とパネルとの隙間をほぼ一定に保つように設けられた補助脚部と、前記ベース部の表面側に立設され、前記長軸体の抜け止めとなる係止凸部を互いに対向するように突出させた一方及び他方の支柱を有する挟持部とを備えてなり、前記ベース部の裏面側には、ベース部を挟んで前記挟持部の反対側の位置に、前記パネルに当接する高さの第1のリブと第2のリブとが設けられ、前記第2のリブは前記補助脚部と平行にかつ一方及び他方の支柱の間に設けられ
前記第1のリブは前記補助脚部と前記第2のリブの間をつなぐように、前記補助脚部と前記第2のリブに直交して延在されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載のクランプにおいて、前記第1のリブは、ベース部の裏面側にあって、一方の支柱と他方の支柱とをつなぐように延在していることを特徴としている。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1記載のクランプにおいて、一方及び他方の支柱は、互いに平行に対向する壁状のもので形成されており、 前記第1のリブは、ベース部の裏面側にあって、一方の支柱及び他方の支柱に直交し、かつこれらの支柱をつなぐように延在していることを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、第1のリブは、その一端が補助脚部にまで達していることを特徴としている。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4記載のクランプにおいて、一方及び他方の支柱は、互いに平行に対向する壁状のもので形成されており、前記第2のリブはリブは、ベース部の裏面側における一方及び他方の支柱の間にあって、これらの支柱に平行に延在していることを特徴としている。
【0014】
請求項6の発明は、請求項5記載のクランプにおいて、補助脚部、第1のリブ及び第2のリブは、互いに一体的に連結されていることを特徴としている。
【0015】
そして、上記のように構成された請求項1記載の発明においては、ベース部の
裏側における挟持部に対応する位置に、パネルに当接する高さのリブを設けているので、係止凸部によって、長軸体を支柱間に挿入する際に抵抗が生じても、ベース部がパネル側に湾曲することがない。従って、各支柱がその先端部を互いに接近するように傾くことがないので、長軸体を支柱間に容易に挿入することができる。また、リブを、一方及び他方の支柱の間に設けられた第2のリブを有するもので構成しているので、長軸体を挿入する際に係止凸部に作用する抵抗によって、ベース部は第2のリブの両側の部分がパネル側に近づくように湾曲することになる。このため、各支柱はその先端部が互いに離れる方向に傾斜することになるので、各支柱間への長軸体の挿入が極めて容易になる。
【0016】
請求項2記載の発明においては、リブを、一方の支柱と他方の支柱とをつなぐように延在する第1のリブを有するもので構成しているので、ベース部が少なくとも支柱間においてパネル側に湾曲するのを防止することができる。即ち、リブとしては支柱間の短いもの(第1のリブ)ですむので、コストの低減を図ることができる。また、第1のリブによって、各支柱が互いに離れる方向に傾斜するのを抑制することができるので、支柱及び係止凸条による長軸体の保持力を増加させることができる。
【0017】
請求項3記載の発明においては、各支柱を互いに平行な壁状のもので構成し、リブを、一方の支柱及び他方の支柱に直交し、かつこれらの支柱をつなぐように延在する第1のリブを有するもので構成しているので、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力が更に増加すると共に、第1のリブを最小限の長さのもので構成することができる。
【0018】
請求項4記載の発明においては、第1のリブの一端が補助脚部にまで達しているので、第1のリブは補助脚部を補強する部材として機能し、補助脚部は第1のリブを補強する部材として機能することになる。従って、第1のリブ及び補助脚部の強度の向上を図ることができると共に、ベース部の強度の向上を図ることができる。そしてこの結果、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力の向上を図ることができる。
【0020】
ただし、長軸体を支柱間から抜くときには、係止凸部に作用する抵抗によって、ベース部は第2のリブの両側の部分がパネルから離れるように湾曲することになる。このため、各支柱の先端部が互いに近づくことになるので、長軸体を支柱間から抜く抵抗が増加することになる。従って、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力を高めることとができる。
【0021】
請求項5記載の発明においては、各支柱を互いに平行な壁状のもので構成し、リブを、一方及び他方の支柱の間にあって、これらの支柱に平行に延在する第2のリブを有するもので構成しているので、係止凸部の抵抗によって生じる各支柱の傾斜がその幅方向(長軸体が延在する方向)において一定になる。従って、長軸体を、支柱の幅方向において均一な力で保持することができる。
【0022】
請求項6記載の発明においては、補助脚部、第1のリブ及び第2のリブが互いに一体的に連結されているので、それぞれが他の補強部材として機能することになる。従って、補助脚部、第1のリブ及び第2のリブの強度の向上を図ることができると共に、ベース部の強度の向上を図ることができる。そしてこの結果、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力の向上を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を実施例に基づき図1及び図2を参照して説明する。ただし、従来例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
【0024】
この実施例で示すクランプは、図1及び図2に示すように、ベース部1が所定の幅の水平板部11と、この水平板部11の中央部に垂直に交わる所定の幅の垂直板部12とによってT字状に形成されている。連結脚部2は、垂直板部12における裏面の先端側に位置し、垂直板部12の幅方向の中心線上に設けられており、補助脚部3は、水平板部11に近い垂直板部12の基端側に設けられている。また、補助脚部3は、上記中心線に直交(水平板部11に平行)し、垂直板部12おける裏面の全幅にわたって延在している。そして、この補助脚部3は、連結脚部2と共同して、ベース部1をパネルPに対して所定の間隔をおいて平行に保持するようになっている。
【0025】
一方、挟持部4は、垂直板部12における表面の連結脚部2から補助脚部3までの間に設けられている。また、ベース部1の裏面側には、挟持部4に対応する位置に、パネルPに当接する高さのリブ5が設けられている。
【0026】
第1、第2及び第3の支柱41、42、43は、垂直板部12の表面から垂直に突出し、互いに平行に対向する壁状のもので形成されている。そして、各支柱41、42、43は、垂直板部12の中心線に直交し、かつ垂直板部12の全幅にわたって延在している。各係止凸部4aも、各支柱41、42、43の全幅にわたって延在している。また、第1の支柱41は、補助脚部3の真上に位置し、第2の支柱42、第3の支柱43は、順次連結脚部2側に位置するように配置されている。
【0027】
リブ5は、第1のリブ51と、第2のリブ52とを有するもので構成されている。第1のリブ51は、垂直板部12の中心線上に位置し、第1の支柱41及び第2の支柱42に直交し、かつこれらの支柱41、42をつなぐように延在しており、その一端が補助脚部3にまで達している。
【0028】
第2のリブ52は、第2の支柱42と第3の支柱43との間の中央にあって、これらの支柱42、43に平行に延在すると共に、垂直板部12の全幅にわたって延在している。また、上述した第1のリブ51は、その他端部が第2のリブ52の位置まで延在している。
【0029】
第1のリブ51及び第2のリブ52は、ベース部1、補助脚部3、各支柱41、42、43とほぼ同一の厚さのもので構成されていると共に、これらのものと一体的に成形されている。また、補助脚部3、第1のリブ51及び第2のリブ52は、垂直板部12の裏面において、H字状に一体的に形成されている。なお、クランプは、ベース部1、連結脚部2、補助脚部3、各支柱41、42、43、第1のリブ51及び第2のリブ52を樹脂により一体的に射出成形したものである。
【0030】
上記のように構成されたクランプにおいては、ベース部1の裏側において、第1の支柱41と第2の支柱42とをつなぐように第1のリブ51を設けているので、係止凸部4aによって、ケーブルCを支柱41、42間に挿入する際に抵抗が生じても、ベース部1がパネルP側に湾曲することがない。従って、各支柱41、42がその先端部を互いに接近するように傾くことがないので、ケーブルCを支柱41、42間に容易に挿入することができる。
【0031】
また、第1の支柱41及び第2の支柱42の傾きを防止するのであれば、第1のリブ51は第1の支柱41と第2の支柱42とを単につなぐだけの短いものであってもよい。この場合には、第1のリブ51が短いものですむので、コストの低減を図ることができる。また、第1のリブ51によって、各支柱41、42が互いに離れる方向に傾斜するのを抑制することができるので、係止凸部4aによるケーブルCの保持力を増加させることができる。しかも、各支柱41、42を壁状のもので構成し、係止凸部4aも各支柱41、42の全幅にわたって延在するように形成しているので、支柱41、42及び係止凸部4aによるケーブルCの保持力を更に増加することができる。
【0032】
一方、第2の支柱42と第3の支柱43との間に第2のリブ52を設けているので、支柱42、43間にケーブルCを挿入する際の係止凸部4aに作用する抵抗によって、ベース部1は第2のリブ52に対して第3の支柱43側の部分がパネルP側に近づくように湾曲することになる。(なお、第1のリブ51がない場合は、ベース部1における第2のリブ52の両側の部分がパネルP側に同程度近づくように湾曲することになる。)このため、第3の支柱43はその先端部が第2の支柱42から離れる方向に傾斜することになるので、各支柱42、43間へのケーブルCの挿入が極めて容易になる。
【0033】
ただし、ケーブルCを支柱42、43間から抜くときには、係止凸部4aに作用する抵抗によって、ベース部1の第3の支柱43側の部分がパネルPから離れる方向に湾曲することになる。このため、第3の支柱43の先端部が第2の支柱42に近づくことになるので、ケーブルCを支柱42、43の間から抜く際の係止凸部4aの抵抗が増加することになる。従って、ケーブルCの保持力を高めることとができる。しかも、第2のリブ52が支柱42、43に平行に延在しているので、係止凸部4aの抵抗によって生じる第3の支柱43の傾斜がその幅方向(ケーブルCが延在する方向)においてほぼ一定になる。従って、係止凸部4aによってケーブルCを保持する力が支柱42、43の幅方向においてほぼ均一になる。従って、ケーブルCを安定的に保持することができる。
【0034】
また、補助脚部3、第1のリブ52及び第2のリブ53が互いに一体的に連結されているので、それぞれが他を補強する部材として機能することになる。従って、補助脚部3、第1のリブ51及び第2のリブ52の強度の向上を図ることができると共に、ベース部1の強度の向上を図ることができる。そしてこの結果、各支柱41、42、43及び係止凸部4aによるケーブルCの保持力の向上を図ることができる。
【0035】
なお、上記実施例においては、長軸体としてケーブルCを示したが、この長軸体としては、ホース、パイプ、その他のものでもよいことは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】
請求項1記載の発明においては、ベース部の裏側における挟持部に対応する位置に、パネルに当接する高さのリブを設けているので、係止凸部によって、長軸体を支柱間に挿入する際に抵抗が生じても、ベース部がパネル側に湾曲することがない。従って、各支柱がその先端部を互いに接近するように傾くことがないので、長軸体を支柱間に容易に挿入することができる。また、リブを、一方及び他方の支柱の間に設けられた第2のリブを有するもので構成しているので、長軸体を挿入する際に係止凸部に作用する抵抗によって、ベース部は第2のリブの両側の部分がパネル側に近づくように湾曲することになる。このため、各支柱はその先端部が互いに離れる方向に傾斜することになるので、各支柱間への長軸体の挿入が極めて容易になる。
【0037】
請求項2記載の発明においては、リブを、一方の支柱と他方の支柱とをつなぐように延在する第1のリブを有するもので構成しているので、ベース部が少なくとも支柱間においてパネル側に湾曲するのを防止することができる。即ち、リブとしては支柱間の短いもの(第1のリブ)ですむので、コストの低減を図ることができる。また、第1のリブによって、各支柱が互いに離れる方向に傾斜するのを抑制することができるので、支柱及び係止凸条による長軸体の保持力を増加させることができる。
【0038】
請求項3記載の発明においては、各支柱を互いに平行な壁状のもので構成し、リブを、一方の支柱及び他方の支柱に直交し、かつこれらの支柱をつなぐように延在する第1のリブを有するもので構成しているので、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力が更に増加すると共に、第1のリブを最小限の長さのもので構成することができる。
【0039】
請求項4記載の発明においては、第1のリブの一端が補助脚部にまで達しているので、第1のリブは補助脚部を補強する部材として機能し、補助脚部は第1のリブを補強する部材として機能することになる。従って、第1のリブ及び補助脚部の強度の向上を図ることができると共に、ベース部の強度の向上を図ることができる。そしてこの結果、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力の向上を図ることができる。
【0041】
ただし、長軸体を支柱間から抜くときには、係止凸部に作用する抵抗によって、ベース部は第2のリブの両側の部分がパネルから離れるように湾曲することになる。このため、各支柱の先端部が互いに近づくことになるので、長軸体を支柱間から抜く抵抗が増加することになる。従って、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力を高めることとができる。
【0042】
請求項5記載の発明においては、各支柱を互いに平行な壁状のもので構成し、リブを、一方及び他方の支柱の間にあって、これらの支柱に平行に延在する第2のリブを有するもので構成しているので、係止凸部の抵抗によって生じる各支柱の傾斜がその幅方向(長軸体が延在する方向)において一定になる。従って、長軸体を、支柱の幅方向において均一な力で保持することができる。
【0043】
請求項6記載の発明においては、補助脚部、第1のリブ及び第2のリブが互いに一体的に連結されているので、それぞれが他の補強部材として機能することになる。従って、補助脚部、第1のリブ及び第2のリブの強度の向上を図ることができると共に、ベース部の強度の向上を図ることができる。そしてこの結果、支柱及び係止凸部による長軸体の保持力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例として示したクランプの正面図である。
【図2】同クランプの下面図である。
【図3】従来例として示したクランプの正面図である。
【図4】同クランプの問題点を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ベース部
2 連結脚部
3 補助脚部
4 挟持部
4a 係止凸部
5 リブ
41、42、43 支柱
51 第1のリブ
52 第2のリブ
C ケーブル(長軸体)
P パネル
Claims (6)
- ケーブルやホース等の長軸体をパネルに固定するためのクランプであって、
板状のベース部と、
このベース部の裏面側に配置され、同ベース部を前記パネルに連結する連結脚部と、
この連結脚部によって生じたベース部とパネルとの隙間をほぼ一定に保つように設けられた補助脚部と、
前記ベース部の表面側に立設され、前記長軸体の抜け止めとなる係止凸部を互いに対向するように突出させた一方及び他方の支柱を有する挟持部とを備えてなり、
前記ベース部の裏面側には、ベース部を挟んで前記挟持部の反対側の位置に、前記パネルに当接する高さの第1のリブと第2のリブとが設けられ、
前記第2のリブは前記補助脚部と平行にかつ一方及び他方の支柱の間に設けられ
前記第1のリブは前記補助脚部と前記第2のリブの間をつなぐように、前記補助脚部と前記第2のリブに直交して延在されていることを特徴とするクランプ。 - 請求項1記載のクランプにおいて、
前記第1のリブは、ベース部の裏面側にあって、一方の支柱と他方の支柱とをつなぐように延在していることを特徴とするクランプ。 - 請求項1記載のクランプにおいて、
一方及び他方の支柱は、互いに平行に対向する壁状のもので形成されており、 前記第1のリブは、ベース部の裏面側にあって、一方の支柱及び他方の支柱に直交し、かつこれらの支柱をつなぐように延在していることを特徴とするクランプ。 - 請求項2又は3記載のクランプにおいて、
第1のリブは、その一端が補助脚部にまで達していることを特徴とするクランプ。 - 請求項1、2、3又は4記載のクランプにおいて、
一方及び他方の支柱は、互いに平行に対向する壁状のもので形成されており、 前記第2のリブはリブは、ベース部の裏面側における一方及び他方の支柱の間にあって、これらの支柱に平行に延在していることを特徴とするクランプ。 - 請求項5記載のクランプにおいて、
補助脚部、第1のリブ及び第2のリブは、互いに一体的に連結されていることを特徴とするクランプ。
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