JP3468351B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3468351B2
JP3468351B2 JP22397598A JP22397598A JP3468351B2 JP 3468351 B2 JP3468351 B2 JP 3468351B2 JP 22397598 A JP22397598 A JP 22397598A JP 22397598 A JP22397598 A JP 22397598A JP 3468351 B2 JP3468351 B2 JP 3468351B2
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locking
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4364Insertion of locking piece from the front
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    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/424Securing in base or case composed of a plurality of insulating parts having at least one resilient insulating part

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グの端子収容室間の隔壁を兼ねた端子係止用の係止ラン
スを形成して、高さ方向のコンパクト化を図ったコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7〜図10は実公平5−71579号
公報に記載された従来のコネクタを示すものである。こ
のコネクタ41(図8)は、コネクタハウジング42の
端子収容室43の隔壁44に、可撓性の係止ランス45
の補強凸部45aに対する収容凹部46(図9)を設け
て、係止ランス45の撓み代を確保しつつ、コネクタハ
ウジング42の縦方向のコンパクト化を図ったものであ
る。
【0003】係止ランス45は端子47(図8)を係止
させるものであり、隔壁44から斜め上向きに突設さ
れ、先端に、端子47の係合孔48に対する係止突起4
5bを有している。係止ランス45の下側には撓み空間
49が形成されている。係止ランス45の下部に補強凸
部45aが一体に形成され、隔壁44に、補強凸部45
aに対する収容凹部46が貫通形成されている。
【0004】端子47の挿入時に、係止ランス45が撓
み空間49内に変位し、補強凸部45aが収容凹部46
に係合し、係止ランス45の下面が隔壁44の上面に当
接するこれにより、係止ランス45の過剰変位が防止さ
れる。端子47の挿入完了と同時に係止ランス45が上
方に復元して端子47を係止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタ41にあっては、係止ランス45の一部
(補強凸部45a)がコネクタハウジング42の隔壁4
4内に進入して撓み代を増加させるものの、その増加量
は補強凸部45aの高さであるに過ぎず、コネクタハウ
ジング42の高さ方向のコンパクト化に関して大きな効
果を得ることはできなかった。また、係止ランス45の
板厚を薄く設定した分、係止ランス45に補強凸部45
aを設けたり、隔壁44に係合凹部46を設けたりし
て、構造が複雑化するという問題もあった。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、コネクタハ
ウジングを高さ方向に一層コンパクト化することがで
き、しかも構造が簡単で、係止ランスの剛性が落ちるこ
とのないコネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コネクタハウジング内に、端子に対する
可撓性の係止ランスが設けられ、該係止ランスが端子収
容室内に進入して位置したコネクタにおいて、前記係止
ランスが端子収容室間の隔壁を兼ね、該係止ランスの
後方に傾斜状の隔壁が続き、該傾斜状の隔壁は各端子収
容室に臨む各傾斜面を有し、該傾斜状の隔壁が水平な後
部隔壁に続き、該係止ランスの撓み反対側の前方に、端
子の先端を該係止ランスの付勢に抗して係止ランス撓み
方向に押動させるためのテーパガイドを有する前部隔壁
位置し、該前部隔壁は、該後部隔壁に対向する後部隔
壁と同一高さで位置することを特徴とする(請求項
1)。前記前部隔壁間の距離が少なくとも前記端子の高
さと前記係止ランスの撓み代との総和であることも有効
である(請求項2)。また、前記前部隔壁がフロントホ
ルダに形成されたことも有効である(請求項3)。ま
た、前記傾斜状の隔壁が、押し込み可能な端子係止用の
スペーサに形成され、端子係止壁を兼ねることも有効で
ある(請求項4)。また、前記係止ランスに対する前記
端子の第一の係合段部よりも、前記傾斜状の隔壁に対す
る該端子の第二の係合段部が低く形成されたことも有効
である(請求項5)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図5は、本発
明に係るコネクタの一実施例を示すものである。このコ
ネクタ1(図4)は、合成樹脂製のコネクタハウジング
2と、コネクタハウジング2の前部において端子収容室
3を画成する合成樹脂製のフロントホルダ4と、端子収
容室3に後方から挿入される雌型の端子5と、コネクタ
ハウジング2の下方から端子収容室3と直交して挿入さ
れる合成樹脂製の端子係止用のスペーサ6とで構成され
る。
【0009】図1の如く、本例のコネクタハウジング2
には高さ方向に三つの端子収容室3が形成されている。
コネクタハウジング2の後半部において、コネクタハウ
ジング2の上壁7と下壁8との間に二つの後部隔壁
1 ,92 が水平に形成されている。各後部隔壁91
2 はスペーサ6の斜め前方上向きの傾斜状の隔壁10
1,102 に続いている。また、下壁8はスペーサ6の
斜め前方上向きの傾斜壁11に続いている。
【0010】すなわち、スペーサ6は、コネクタハウジ
ング2の端子挿入方向中間部において端子収容室3を画
成する二つの傾斜状の隔壁101 ,102 と、下端側の
操作部12と一体の傾斜壁11とを有している。傾斜状
の隔壁101 ,102 は垂直方向の基板13に直交して
形成されている。傾斜状の隔壁101 ,102 が端子収
容室3の隔壁の一部を構成している。図1においてスペ
ーサ6はコネクタハウジング2に仮係止手段(図示せ
ず)で仮係止されている。
【0011】コネクタハウジング2の前半部において、
スペーサ6の傾斜状の各隔壁101,102 は、コネク
タハウジング2と一体の水平な隔壁141 ,142 に続
いている。各隔壁141 ,142 の前方には、斜め前方
上向きの先端側の係止部16aを有する可撓性の係止ラ
ンス161 ,162 が延長形成されている。また、スペ
ーサ6の傾斜壁11は、コネクタハウジング2の下壁8
と一体の水平な壁部17に続き、壁部17は、斜め前方
上向きの先端側の係止部16aを有する可撓性の係止ラ
ンス163 に続いている。各係止ランス161 〜163
は、隔壁141,142 及び壁部17に続く真直な水平
部16bと、水平部16bから斜め上向きに延びる傾斜
部すなわち係止部16aとで構成されている。
【0012】コネクタハウジング2の高さ方向中間部に
おける二つの係止ランス161 ,162 はコネクタハウ
ジング2の前部において端子収容室3の隔壁を兼ねてい
る。二つの係止ランス161 ,162 の下側には高さ方
向距離L1 の撓みスペース(撓み代)が存在している。
1 は係止ランス161 の下面からコネクタハウジング
2の後部隔壁91 の下面までの距離である。各係止ラン
ス161 ,162 間の高さ方向距離L2 、すなわち上側
の係止ランス161 の下面から下側の係止ランス162
の上面までの距離は、コネクタハウジング2の後部隔壁
1 ,92 間の高さ方向距離L3 、すなわち上側の後部
隔壁91 の下面から下側の後部隔壁92の上面までの距
離に等しい。
【0013】コネクタハウジング2の上壁7は、スペー
サ6の上側の傾斜状の隔壁101 に対向する同じ傾斜角
度の傾斜面7aと、コネクタハウジング2の前側の隔壁
14 1 及び係止ランス161 の水平部16bに対向する
水平面7bと、係止ランス161 の係止部16aに対向
する上向きの傾斜面7cとを有している。傾斜面7cは
前方の水平面7dに続き、水平面7dはコネクタハウジ
ング2の前部開口18に続いている。また、下壁8は係
止ランス163 の下側で薄肉化され、この水平な薄肉部
8aと係止ランス163 との間にランス撓みスペース1
9が形成され、薄肉部8aは前部開口18に続いてい
る。
【0014】コネクタハウジング2の前部開口18側
に、フロントホルダ4に対する収容空間20が形成され
ている。収容空間20の内側壁に、フロントホルダ4に
対する停止用突起21が設けられている。フロントホル
ダ4は前部開口18からコネクタハウジング2内に挿入
され、係止手段(図示せず)で係止される。
【0015】フロントホルダ4は、端子収容室3の前部
を画成する四つの隔壁221 〜22 4 を高さ方向に並列
に有している。最上部の隔壁221 はコネクタハウジン
グ2の上壁7の水平面7dに接して位置し、最下部の隔
壁224 はコネクタハウジング2の下壁8の薄肉部8a
に沿って位置する。中間の二つの隔壁222 ,223
コネクタハウジング2の後部隔壁91 ,92 と同じ高さ
に位置する。上側の三つの隔壁221 〜223 は先端下
部に、端子5(図3)に対するテーパガイド面(テーパ
ガイド)22aを有している。
【0016】各隔壁間の高さ方向距離L4 、すなわち上
側の隔壁222 の下面から下側の隔壁223 の上面まで
の距離は、上記距離L2 及びL3 に等しく設定されてい
る。距離L2 ,L4 は係止ランス161 の撓み代L1
含んでいる。従って、端子5(図3)の先端部はフロン
トホルダ4の隔壁間でL1 だけ撓み可能である。フロン
トホルダ4の隔壁間の距離L4 によって係止ランス16
1 の撓み代が確保されている。
【0017】図2にも示す如く、フロントホルダ4の前
端壁23には、図示しない相手コネクタの雄端子に対す
る挿入孔24と、係止ランス解除用の治具棒挿入孔39
とが形成されている。フロントホルダ4の前端壁23は
コネクタハウジング2の前端壁を兼ねている。挿入孔2
4の前端部にはテーパガイド面24aが形成されてい
る。コネクタハウジング2は可撓性のロックアーム25
のロック突起25aで相手コネクタハウジング(図示せ
ず)に係止される。
【0018】図3(a)(b)の如く、端子5は略矩形筒状の
電気接触部27の前部に、前記係止ランス161 (図
1)に対する第一の係合段部28を有し、電気接触部2
7の後部に、前記スペーサ6(図1)に対する第二の係
合段部29を有している。第一の係合段部28は端子前
部の第一の突部40の後端に形成されている。第一の係
合段部28は電気接触部27の水平面30に続き、水平
面30はやや高くなった第二の突部31に続き、第二の
突部31の後端に第二の係合段部29が形成されてい
る。
【0019】電気接触部27の第一の突部40は最大の
端子高さL5 を有している。第一の突部40と後方の第
二の突部31との間には高さ方向距離L6 の段差が形成
されている。電気接触部27内には例えば接触用ばね片
32が設けられている。端子5の後部側の圧着片33に
は電線34が圧着接続されている。
【0020】図4の如くコネクタハウジング2の端子収
容室3内に端子5が挿入される。図4においては一つの
端子収容室3に一つの端子5を挿入する状態を便宜状三
つの端子収容室3において経時的に示している。
【0021】端子5は先ず上段の端子収容室3における
如くスペーサ6の傾斜状の隔壁10 1 とコネクタハウジ
ング2の上壁7の傾斜面7aに沿ってやや斜め上向きに
挿入される。さらに、中段の端子収容室3に示す如く係
止ランス162 ,162 に沿って斜め上向きの状態で進
み、上側の係止ランス161 の撓みスペース内に端子が
進入する。そして端子5の先端上部がフロントホルダ4
の隔壁222 の下向きのテーパガイド面22aに突き当
たる。これにより、端子5が押し下げられ、係止ランス
162 が図1のL1 寸法分だけ下向きに撓んで、下段の
端子収容室3に示す如く端子5の先端部がフロントホル
ダ4の隔壁223 ,224 内に案内され、端子5が正規
位置にスムーズ且つ確実に挿入される。
【0022】係止ランス163 は上向きに復元して端子
5の第一の係合段部28に係合して端子5を一次係止す
る。フロントホルダ4の上下の隔壁223 ,224 の間
で端子5の先端部は下側に隙間35を存している。隙間
35に続く挿入孔39から治具棒を挿入して係止ランス
163 を解除することができる。
【0023】上記の如く、係止ランス161 ,162
隔壁の一部となって上下の端子5,5を隔てて絶縁さ
せ、係止ランス161 ,162 が端子収容室3,3の隔
壁を兼ねているから、コネクタハウジング2の構造が簡
素化され、且つコネクタハウジング2が高さ方向にコン
パクト化される。さらに、端子挿入時に上側の係止ラン
ス161 の撓みスペースを利用して端子5が傾斜して移
動するから、端子収容室3,3間のピッチが従来に較べ
て大幅に狭ピッチ化され、コネクタハウジング2が高さ
方向に格段にコンパクト化される。
【0024】図4において最後にスペーサ6を上向きに
押圧して端子横断方向に移動させる。これにより、スペ
ーサ6の傾斜状の隔壁101 ,102 及び傾斜壁11が
端子5の第二の係合段部29に係合して、端子5が二次
係止される。スペーサ6の傾斜状の隔壁101 ,102
は端子収容室3の隔壁と端子係止壁とを兼ねており、こ
れによっても構造が簡素化、コンパクト化される。な
お、端子5を上段、中段、下段の端子収容室3の順で挿
入すれば、係止ランスを距離L1 以上の寸法に撓ませる
ことができ、一層撓み代が確保される。
【0025】図5は端子5の一次係止状態を示すもので
あり、係止ランス162 の水平部16bの上面(正確に
は水平部16bに続く水平な隔壁142 の上面)が端子
5の下向きの第二の突部31に接し、係止ランス162
の斜め上向きの係止部16aが端子5の第一の係合段部
28と係合段部28に続く凹状部分の水平面30とに接
している。端子5は隔壁142 に接触し、且つ係止ラン
ス162 で上向きに付勢され、端子5の上面36がフロ
ントホルダ4の隔壁222 の下面とコネクタハウジング
2の後部隔壁91 の下面とに接している。
【0026】前述の如くフロントホルダ4の隔壁2
2 ,223 間の距離L4 とコネクタハウジング2の後
部隔壁91 ,92 間の距離L3 とは同一である。係止ラ
ンス16 2 の水平部16b及び隔壁142 の各上面はフ
ロントホルダ4の隔壁223 及び後部隔壁92 の各上面
から距離L7 だけ端子収容室3内に突出している。すな
わち係止ランス162 は距離L7 だけ上方向にオフセッ
トされている。これにより、上側の係止ランス161
端子5の上面36との間に距離L1 の撓みスペースが存
在している。下側の係止ランス162 が上側の端子収容
室3内に距離L7 だけオフセットして入り込んでいる。
フロントホルダ4の隔壁間の距離L4 は、端子5の高さ
5 と隙間L8 との総和であり、隙間L8 は係止ランス
161 の撓み代L1 にほぼ等しい(正確にはL1 より余
裕代だけ若干大きい)。これらの寸法設定により、係止
ランス161 の撓み代と係止代(復元代)が省スペース
で確保されている。
【0027】図6に鎖線31′で示す如く、例えば端子
5の第二の突部31の高さを第一の突部40の高さL5
と同一に設定した場合には、係止ランス162 の厚みT
1 がT2 のように薄くなって、係止ランス162 の強度
が低下してしまう。従って、端子5の第二の係合段部2
9を有する第二の突部31を、第一の係合段部28を有
する第一の突部40の高さよりも距離L6 だけ低く設定
したことは、係止ランス162 の強度を向上させるため
にも有効である。
【0028】なお、上記実施例においては端子二重係止
用のスペーサ6を用いたが、スペーサ6を用いない構造
においては、コネクタハウジング2の後部隔壁91 ,9
2 を傾斜状に延長して、スペーサ6の傾斜状の隔壁10
1 ,102 と同様の隔壁を構成することも可能である。
また、フロントホルダ4は樹脂成形を容易化させるため
に用いたものであり、フロントホルダ4を用いず、コネ
クタハウジング2にフロントホルダ4と同様の前端壁2
3と、テーパガイド面22aを有する隔壁22 1 〜22
4 を一体に形成することも可能である。また、端子収容
室3の段数は三段に限らず、それ以上でも構わない。ま
た、上記実施例における上下の概念はコネクタ1の配置
方向によって逆になったり、あるいは上下が左右になる
場合も当然にあり得る。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、係止ランスが完全に端子収容室の隔壁を兼ねるか
ら、従来の隔壁分の厚みが削減され、コネクタハウジン
グが高さ方向に大幅にコンパクト化され、且つコネクタ
ハウジングの構造が簡素化・低コスト化される。また、
端子挿入時に端子が傾斜状の隔壁に沿って係止ランスの
撓みスペース内に進入し、前部隔壁のテーパガイドに当
接して押し下げられつつ、係止ランスを撓ませる構造と
したから、撓みスペースが有効に活用され、これによっ
てもコネクタハウジングの高さ方向のコンパクト化が促
進される。また、請求項2記載の発明によれば、端子の
押し下げ時に端子が前部隔壁間で係止ランスの撓み代だ
け移動し、係止ランスの撓み量と係止代を最小限に確保
するから、係止ランスの不要な撓みが排除され、コネク
タハウジングの高さ方向のコンパクト化と共に、係止ラ
ンスの過剰変位による破損やへたりが防止される。ま
た、請求項3記載の発明によれば、コネクタハウジング
の構造が簡素化され、且つコネクタハウジングと前部隔
壁の樹脂成形が容易化・確実化される。また、請求項4
記載の発明によれば、端子二重係止用のスペーサが端子
収容室の隔壁を兼ねるから、コネクタハウジングの構造
が簡素化・コンパクト化される。また、請求項5記載の
発明によれば、第一の係合段部よりも第二の係合段部が
低く形成された分だけ、係止ランスの厚みを増すことが
できるから、係止ランスの剛性がアップし、コンパクト
化に伴いがちな係止ランスの強度不足が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの一実施例におけるコネ
クタハウジングとフロントホルダを示す縦断面図であ
る。
【図2】コネクタハウジングにフロントホルダを装着し
た状態を示す正面図である。
【図3】(a) は端子を示す正面図、(b) は同じく側面図
である。
【図4】コネクタハウジングに端子を挿入する状態を示
す縦断面図である。
【図5】端子収容室に端子を挿入した状態を示す要部縦
断面図である。
【図6】端子の第二の突部の高さと係止ランスの板厚の
関係を示す側面図である。
【図7】従来例を示す縦断面図である。
【図8】同じく端子を挿入した状態を示す縦断面図であ
る。
【図9】図7のA−A断面図である。
【図10】図8のB−B断面図である。
【符号の説明】 1 コネクタ 2 コネクタハウジング 3 端子収容室 4 フロントホルダ 5 端子 6 スペーサ 91 ,92 後部隔壁 101 ,102 傾斜状の隔壁 161 〜163 係止ランス 221 〜224 前部隔壁 22a テーパガイド面(テーパガイド) 28 第一の係合段部 29 第二の係合段部 L1 撓み代 L4 距離 L5 高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング内に、端子に対する
    可撓性の係止ランスが設けられ、該係止ランスが端子収
    容室内に進入して位置したコネクタにおいて、前記係止
    ランスが端子収容室間の隔壁を兼ね、該係止ランスの
    後方に傾斜状の隔壁が続き、該傾斜状の隔壁は各端子収
    容室に臨む各傾斜面を有し、該傾斜状の隔壁が水平な後
    部隔壁に続き、該係止ランスの撓み反対側の前方に、端
    子の先端を該係止ランスの付勢に抗して係止ランス撓み
    方向に押動させるためのテーパガイドを有する前部隔壁
    位置し、該前部隔壁は、該後部隔壁に対向する後部隔
    壁と同一高さで位置することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記前部隔壁間の距離が少なくとも前記
    端子の高さと前記係止ランスの撓み代との総和であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記前部隔壁がフロントホルダに形成さ
    れたことを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記傾斜状の隔壁が、押し込み可能な
    子係止用のスペーサに形成され、端子係止壁を兼ねるこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記係止ランスに対する前記端子の第一
    の係合段部よりも、前記傾斜状の隔壁に対する該端子の
    第二の係合段部が低く形成されたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載のコネクタ。
JP22397598A 1998-08-07 1998-08-07 コネクタ Expired - Lifetime JP3468351B2 (ja)

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