JP7282110B2 - ハーネスクリップ - Google Patents
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詳述すると、本願発明に係るハーネスクリップにおいては、受部の底壁部分に固定対象に当接する複数の当接部が設けられている。そのため、ハーネスクリップに対して大きな荷重が作用しても当接部が受部を支持するため、固定対象に固定されたハーネスクリップが倒れてしまうことを防止できる。つまり、ハーネスクリップに対して大きな荷重が作用しても当接部が受部を支持するため、固定対象の孔部にアンカー部が斜めに嵌り込んでハーネスクリップが倒れてしまうことを防止できる。さらに、アンカー部が傾くことによって、アンカー部の基端部分に過大な負荷が作用することも防止できる。なお、アンカー部の基端部分に過大な負荷が作用することを防止できるということは、当該部分の破損防止や耐久性向上という効果をもたらす。
図1はロッカパネル8とキッキングプレート9の隙間においてワイヤーハーネス10を保持しているハーネスクリップ1の斜視図である。図1におけるキッキングプレート9は、透過状態で図示している。図2は受部2に対して蓋部3が開いた状態のハーネスクリップ1の斜視図であり、図3は受部2に対して蓋部3が閉じた状態のハーネスクリップ1の斜視図である。
詳述すると、ハーネスクリップ1においては、受部2の底壁部分21にロッカパネル8に当接する複数の当接部25が設けられている。そのため、ハーネスクリップ1に対して大きな荷重Pが作用しても当接部25が受部2を支持するため、ロッカパネル8に固定されたハーネスクリップ1が倒れてしまうことを防止できる。つまり、ハーネスクリップ1に対して大きな荷重Pが作用しても当接部25が受部2を支持するため、ロッカパネル8の孔部8hにアンカー部24が斜めに嵌り込んでハーネスクリップ1が倒れてしまうことを防止できる。さらに、アンカー部24が傾くことによって、アンカー部24の基端部分に過大な負荷が作用することも防止できる。なお、アンカー部24の基端部分に過大な負荷が作用することを防止できるということは、当該部分の破損防止や耐久性向上という効果をもたらす。
以下同様に、
受部は受部2に対応し、
蓋部は蓋部3に対応し、
固定対象はロッカパネル8に対応し、
ワイヤーハーネスはワイヤーハーネス10に対応し、
底壁部分は底壁部分21に対応し、
側壁部分は左壁部分22及び右壁部分23に対応し、
アンカー部はアンカー部24に対応し、
柱部は柱部241に対応し、
傘部は傘部243に対応し、
当接部は当接部25に対応し、
アンカー部の中心軸は中心軸Cに対応し、
内部空間は内部空間Sに対応するも、この発明は、前述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
2…受部
3…蓋部
8…ロッカパネル
10…ワイヤーハーネス
21…底壁部分
22…左壁部分
23…右壁部分
24…アンカー部
241…柱部
243…傘部
25…当接部
C…中心軸
S…内部空間
Claims (8)
- アンカー部が設けられた受部と、
前記受部に対して固定される蓋部とが備えられ、
前記受部と前記蓋部によって形成される内部空間に挿通されたワイヤーハーネスを保持するハーネスクリップであって、
前記受部の底壁部分には、前記アンカー部が固定対象の孔部に挿入された状態において、前記固定対象に当接する複数の当接部が設けられ、
前記当接部が前記アンカー部の中心軸を挟む両側に配置され、
前記アンカー部が当該アンカー部の中心軸に沿う方向から視て長円形状であり、
前記アンカー部の中心軸を挟む両側に配置された前記当接部のうち、少なくとも一つの前記当接部が前記アンカー部の長手方向に沿って配置された
ハーネスクリップ。 - 前記アンカー部が固定対象の孔部に挿入される柱部を有し、
前記アンカー部の中心軸を挟む両側に配置された前記当接部のうち、少なくとも一つの前記当接部が前記柱部における基端部分に連接された
請求項1に記載のハーネスクリップ。 - 前記アンカー部が固定対象の表面に当接する傘部を有し、
前記アンカー部の中心軸を挟む両側に配置された前記当接部のうち、少なくとも一つの前記当接部が前記柱部における基端部分とともに前記傘部における上端部分に連接された
請求項2に記載のハーネスクリップ。 - 前記傘部が前記アンカー部の中心軸に沿う方向から視て長円形状であり、
前記アンカー部の中心軸を挟む両側に配置された前記当接部のうち、一方の前記当接部が前記柱部における基端部分とともに前記傘部における一方側長辺の上端部分に連接され、他方の前記当接部が前記柱部における基端部分とともに前記傘部における他方側長辺の上端部分に連接された
請求項3に記載のハーネスクリップ。 - 前記当接部が前記柱部の外周面から前記傘部の先端部分までの長さよりも長く延設された
請求項3又は請求項4に記載のハーネスクリップ。 - 前記受部の底壁部分が前記アンカー部の中心軸に沿う方向から視て長方形状であり、
前記アンカー部が前記底壁部分における長手方向の一端側に配置され、前記当接部が前記底壁部分における長手方向の他端側に配置された
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のハーネスクリップ。 - 一方の前記当接部が前記底壁部分における短手方向の一端側に配置され、他方の前記当接部が前記底壁部分における短手方向の他端側に配置された
請求項6に記載のハーネスクリップ。 - 前記底壁部分に前記蓋部を支持する側壁部分が設けられており、
前記当接部が前記側壁部分の断面領域内に配置された
請求項6又は請求項7に記載のハーネスクリップ。
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