JP7233456B2 - ハーネスクリップ - Google Patents
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Description
詳述すると、本願発明に係るハーネスクリップは、蓋部の側壁部分に荷重受け部が設けられている。そして、荷重受け部は、少なくとも蓋部に対して固定対象へ向かう方向の荷重がかかると、この固定対象に当接する。こうして、蓋部から受部へ全ての荷重が伝達しないため、受部と蓋部の当接部分に過大な負荷が作用することを防止できる。つまり、蓋部にかかった荷重が全て受部に伝達されず、一部が荷重受け部を介して固定対象に伝達されるため、受部と蓋部の当接部分に過大な負荷が作用することを防止できる。なお、当接部分に過大な負荷が作用することを防止できるということは、当接部分の破損防止や耐久性向上という効果をもたらす。
図1はロッカパネル8とキッキングプレート9の隙間においてワイヤーハーネス10を保持しているハーネスクリップ1の斜視図であり、図2は受部2に対して蓋部3が開いた状態のハーネスクリップ1の斜視図であり、図3は受部2に対して蓋部3が閉じた状態のハーネスクリップ1の斜視図である。図4は図1における矢印Xの方向から視たハーネスクリップ1の正面図であり、図5は図1における矢印Yの方向から視たハーネスクリップ1の側面図である。
詳述すると、ハーネスクリップ1は、蓋部3の側壁部分32に荷重受け部36が設けられている。そして、荷重受け部36は、蓋部3に対してロッカパネル8へ向かう方向の荷重Pがかかると、このロッカパネル8に当接する。こうして、蓋部3から受部2へ全ての荷重が伝達しないため、受部2と蓋部3の当接部分に過大な負荷が作用することを防止できる。つまり、蓋部3にかかった荷重Pが全て受部2に伝達されず、一部が荷重受け部36を介してロッカパネル8に伝達されるため、受部2と蓋部3の当接部分に過大な負荷が作用することを防止できる。なお、当接部分に過大な負荷が作用することを防止できるということは、当接部分の破損防止や耐久性向上という効果をもたらす。
以下同様に、
受部は受部2に対応し、
蓋部は蓋部3に対応し、
係合部は係合部4に対応し、
嵌合部は嵌合部5に対応し、
係止部は係止部6に対応し、
ヒンジ部はヒンジ部7に対応し、
固定対象はロッカパネル8に対応し、
キッキングプレートはキッキングプレート9に対応し、
ワイヤーハーネスはワイヤーハーネス10に対応し、
受部の底壁部分は底壁部分21に対応し、
アンカー部はアンカー部23に対応し、
台座部は第1台座部24及び第2台座部25に対応し、
蓋部の側壁部分は側壁部分32に対応し、
延設部分は延設部分32Rに対応し、
荷重受け部は荷重受け部36に対応し、
横板は横板361に対応し、
縦板は縦板362に対応し、
底板は底板363に対応し、
補強板は補強板364に対応し、
レール部はレール部41に対応し
フック部はフック部42に対応し、
荷重受け面は荷重受け面43に対応し、
荷重受け面は荷重受け面44に対応し、
凹凸形状は受部側凹凸形状51に対応し、
凹凸形状は蓋部側凹凸形状52に対応し、
爪板は受部側爪板61に対応し、
爪板は蓋部側爪板62に対応し、
荷重は荷重Pに対応し、
内部空間は内部空間Sに対応するも、この発明は、前述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
2…受部
3…蓋部
4…係合部
5…嵌合部
6…係止部
7…ヒンジ部
8…ロッカパネル
9…キッキングプレート
10…ワイヤーハーネス
21…底壁部分
23…アンカー部
24…第1台座部
25…第2台座部
32…側壁部分
32R…延設部分
36…荷重受け部
361…横板
362…縦板
363…底板
364…補強板
41…レール部
42…フック部
43…荷重受け面
44…荷重受け面
51…受部側凹凸形状
52…蓋部側凹凸形状
61…受部側爪板
62…蓋部側爪板
P…荷重
S…内部空間
Claims (10)
- 固定対象に対して固定される受部と、
前記受部に対して固定される蓋部とが備えられ、
前記受部と前記蓋部によって形成される内部空間に挿通されたワイヤーハーネスを保持するハーネスクリップであって、
前記受部の底壁部分に前記固定対象の孔部に挿入されるアンカー部が設けられ、
前記蓋部の側壁部分に、少なくとも前記蓋部に対して前記固定対象へ向かう方向の荷重がかかると当該固定対象に当接する荷重受け部が設けられた
ハーネスクリップ。 - 前記蓋部に対して前記固定対象へ向かう方向の荷重がかかっていない状態において、前記荷重受け部が前記固定対象から離間している
請求項1に記載のハーネスクリップ。 - 前記荷重受け部が、前記蓋部の側壁部分から側方へ延びる横板と、当該横板から下方へ延びる縦板と、当該縦板から側方へ延びて前記固定対象に当接する底板と、前記横板と前記縦板と前記底板に交わる補強板とを有し、
前記補強板は、前記ワイヤーハーネスの挿通方向における中間位置に設けられた
請求項1又は請求項2に記載のハーネスクリップ。 - 前記蓋部の側壁部分が、当該側壁部分における最外端に対して内斜め下方側に向かって延設された延設部分を有し、
前記横板は、前記延設部分から側方へ延びている
請求項3に記載のハーネスクリップ。 - 前記受部の端部と前記蓋部の端部に爪板が設けられ、
前記受部に対して前記蓋部を閉じると、前記受部の前記爪板に前記蓋部の前記爪板が係止する係止部を有し、
前記係止部は、前記受部と前記蓋部の当接部分から前記荷重受け部までの間に配置された
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のハーネスクリップ。 - 前記受部に前記固定対象に当接する台座部を有し、
前記台座部は、前記受部側の前記爪板を支持する
請求項5に記載のハーネスクリップ。 - 前記受部の端部と前記蓋部の端部に凹凸形状が設けられ、
前記受部に対して前記蓋部を閉じると、前記受部の前記凹凸形状に前記蓋部の前記凹凸形状が嵌合する嵌合部を有している
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のハーネスクリップ。 - 前記受部の端部にレール部と前記蓋部の端部にフック部とが設けられ、
前記受部に対して前記蓋部を閉じると、前記受部の前記レール部に前記蓋部の前記フック部が係合する係合部を有している
請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のハーネスクリップ。 - 前記係合部は、前記レール部に隣接される前記受部の端部に荷重受け面が設けられ、前記フック部に隣接される前記蓋部の端部に荷重受け面が設けられた
請求項8に記載のハーネスクリップ。 - 前記係合部は、前記受部又は前記蓋部の少なくとも一方に前記固定対象に対して垂直方向に延びる直立部分が設けられた
請求項8又は請求項9に記載のハーネスクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021009293A JP7233456B2 (ja) | 2021-01-25 | 2021-01-25 | ハーネスクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021009293A JP7233456B2 (ja) | 2021-01-25 | 2021-01-25 | ハーネスクリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022113223A JP2022113223A (ja) | 2022-08-04 |
JP7233456B2 true JP7233456B2 (ja) | 2023-03-06 |
Family
ID=82658242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021009293A Active JP7233456B2 (ja) | 2021-01-25 | 2021-01-25 | ハーネスクリップ |
Country Status (1)
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4373969B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2009-11-25 | 株式会社パイオラックス | ハーネスクリップ |
JP4894426B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2012-03-14 | 日産自動車株式会社 | 車両用電線支持クリップ |
-
2021
- 2021-01-25 JP JP2021009293A patent/JP7233456B2/ja active Active
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