JP2019172104A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアのアウタパネルとインナパネルとの間隔が狭い場合においても、ドアミラーが上下方向に変位するのを所望量抑制するためにドアミラーのベース部が取り付けられる部分において必要な剛性を、重量増加を抑えた状態で確保することができる車両用ドア構造を提供すること。【解決手段】車両用ドア構造は、アウタリインフォース14の前端側に一部が重なる状態で接合される本体部151と、本体部151のドア上下方向の端部に設けられるとともにそれぞれインナパネルに結合される上側足部15a及び下側足部15bとを有するミラーリテーナ15と、ミラーリテーナ15の、上側足部15aの対向面20aに接続されるとともに、本体部内面、及び下側足部15bの対向面20bのうちの少なくとも一方の面に接続されてミラーリテーナ15を補強する補強部材18とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用ドア構造に係り、詳しくはアウタパネルの内側に設けられたアウタリインフォースの前端側にミラーリテーナが接合されている車両用ドア構造に関する。
車両用ドア構造においては、ドアミラーのベース部が取り付けられる部分の剛性が不十分であると、走行やドアの開閉でドアミラーが上下あるいは前後に振動する。
従来、ドアミラーのベース部が取り付けられる部分の構成として、アウタパネルのドアベルトラインに沿って延び、後端側でインナパネルに結合されたアウタリインフォースと、アウタリインフォースの前端側に一部が重なる状態で接合されると共に、インナパネルに結合された上下一対の足を有するミラーリテーナとを備えたものがある。車体の軽量化を図り、ドアミラーのベース部が取り付けられる部分の剛性を確保するため、ミラーリテーナはアウタリインフォースより厚く形成されている。
また、特許文献1には、図10に示すように、ドアアウタパネル51のドアベルトラインに沿って延在するドアベルトラインアウタリインフォースメント52の前端側に、ドアの上下方向に延在する上下方向リインフォースメント53の上端側部分をドアインナパネル54から車両幅方向外側へ離間させた構成が開示されている。また、特許文献1には、上下方向リインフォースメント53の上端側部分にドアベルトラインアウタリインフォースメント52の前端部分を結合させ、上下方向リインフォースメント53の上端側部分にドアミラー55の取付けベース56の取付け部を固定する構成が開示されている。その結果、ドアミラー55の取付けベース56の保持剛性を向上させることができる。
特開2006−321266号公報
ドアミラーのベース部が取り付けられる部分の剛性を高くするには、アウタリインフォースやミラーリテーナの板厚を厚くする方法や、板厚を変えずに波板状に折り曲げ形成して断面形状を必要な断面係数が得られる形状に変更することが考えられる。しかし、リインフォースなどを折り曲げ形成して断面形状を変更することは、配置スペースの関係から限界がある。また、リインフォースの板厚を厚くすると、剛性を上げる必要がない箇所まで板厚が厚くなるため、重量が増加してしまう。
特許文献1の構成では、上下方向リインフォースメント53を上方へ大型化し、かつドアインナパネル54から外側へ離間させた状態でドアベルトラインアウタリインフォースメント52の前端部を上下方向リインフォースメント53の上端部に重合させている。その結果、重量が重くなるだけでなく、ドアアウタパネル51とドアインナパネル54との間隔が狭い場合(小スペース)のときには、上下方向リインフォースメント53を延ばすことができない。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ドアのアウタパネルとインナパネルとの間隔が狭い場合においても、ドアミラーが上下方向に変位するのを所望量抑制するためにドアミラーのベース部が取り付けられる部分において必要な剛性を、重量増加を抑えた状態で確保することができる車両用ドア構造を提供することにある。
上記課題を解決する車両用ドア構造は、ドアの外板を構成するアウタパネルと、ドアの内板を構成するインナパネルと、前記アウタパネルのドアベルトラインに沿って延び、後端側で前記インナパネルに結合されるアウタリインフォースと、前記アウタリインフォースの前端側に一部が重なる状態で接合される本体部と、前記本体部のドア上下方向端部に設けられるとともにそれぞれ前記インナパネルに結合される上側足部及び下側足部とを有するミラーリテーナと、前記ミラーリテーナの、前記上側足部の下側足部との対向面に接続されるとともに、前記本体部の前記上側足部及び前記下側足部が設けられる側の本体部内面、及び前記下側足部の前記上側足部との対向面のうちの少なくとも一方の面に接続されて前記ミラーリテーナを補強する補強部材とを備えることを要旨とする。
この構成によれば、ドアのアウタパネルとインナパネルとの間隔が狭い場合においても、ドアミラーのベース部が取り付けられる部分の、ドアミラーが上下方向に変位するのを所望量抑制するために必要な剛性を、重量増加を抑えた状態で確保することができる。
また、車両用ドア構造について、前記補強部材は、前記ミラーリテーナの少なくとも前記上側足部の対向面と前記下側足部の対向面とに接合されるとともに、前記上側足部と前記下側足部の対向方向に延びるビードが形成された板状部材より構成されているのが好ましい。
この構成によれば、補強部材は、上側足部が前方向に変形してドアミラーが上下方向に変位することを効果的に抑制する。
また、車両用ドア構造について、前記アウタリインフォースに接合される前記ミラーリテーナの本体部におけるドア前後方向の後端部には、前記アウタリインフォースと前記ミラーリテーナとにまたがる状態でパッチが設けられており、前記パッチは前記ミラーリテーナに接合されるとともに前記アウタリインフォースに接合されることが好ましい。
この構成によれば、アウタリインフォースにミラーリテーナの本体部が接合された部分の断面係数は、アウタリインフォースの断面係数とミラーリテーナの本体部の断面係数との和になる。そのため、アウタリインフォースにミラーリテーナの本体部が接合された部分と、ミラーリテーナが接合されていない部分との境界部は断面係数が急激に変化するので、ドアミラーのベース部が取り付けられる部分が変形して、ドアミラーが前後方向に変位する恐れがある。しかし、パッチを設けることによりその変形が抑制され、ミラーが前後方向に変位することが抑制される。
また、車両用ドア構造について、前記ミラーリテーナの前記本体部の後端部に設けられる前記パッチは、少なくとも前記ミラーリテーナの前記本体部におけるドア上下方向の後端上部を覆うように設けられていることが好ましい。
この構成によれば、パッチがミラーの前後方向への変位をより効果的に抑制する。
本発明によれば、ドアのアウタパネルとインナパネルとの間隔が狭い場合においても、ドアミラーが上下方向に変位するのを所望量抑制するためにドアミラーのベース部が取り付けられる部分において必要な剛性を、重量増加を抑えた状態で確保することができる。
フロントドアの側面図。 被締結部品の概略斜視図。 (a)はミラーリテーナが取り付けられたアウタリインフォースの正面図、(b)は(a)の部分拡大図。 補強部材の取り付け状態を示す概略斜視図。 補強部材の取り付け位置を示す正面図。 (a)は補強部材の側面図、(b)は(a)のA−A線における概略断面図。 (a)は補強部材がある場合の変形状態を示す模式図、(b)は補強部材がない場合の変形状態を示す模式図。 第1の実施形態にパッチを追加した図3(b)に対応する部分拡大図。 (a)はパッチがある場合の変形状態を示す模式図、(b)はパッチがない場合の変形状態を示す模式図。 従来技術の車両用ドア構造におけるドアミラーの取り付け状態を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1に示すように、ドア(フロントドア)11のアウタパネル12の前端側外面にドアミラー13がベース部13aにおいて取り付けられている。
図2及び図3(a)に示すように、アウタリインフォース14とミラーリテーナ15とは、アウタリインフォース14の前端側にミラーリテーナ15の一部が重なる状態で接合されている。ミラーリテーナ15は、重なる部分がアウタリインフォース14よりアウタパネル12側に位置するように接合されている。なお、ドアミラー13のベース部13aは、アウタリインフォース14とミラーリテーナ15が重なった部分に形成された孔16に挿通される、図示しないボルトで固定されるようになっている。
図3(a)及び図3(b)に示すように、ミラーリテーナ15は、アウタリインフォース14の前端部に一部が重なる状態で接合される板状の本体部151を備える。また、ミラーリテーナ15は、本体部151のドア上下方向の上端部に設けられる上側足部15aと、本体部151のドア上下方向の下端部に設けられる下側足部15bとを備える。さらに、ミラーリテーナ15は、上側足部15aとほぼ平行に延びる前側足部15cとを有する。
各足部15a,15b,15cは、ミラーリテーナ15のアウタリインフォース14との接合部よりアウタリインフォース14から離れた箇所に設けられている。上側足部15a及び前側足部15cは、アウタリインフォース14とミラーリテーナ15との接合面から車両内側に向けて延びるように設けられ、下側足部15bは上側足部15aとの間隔が先端側ほど広くなるように設けられている。
図2に示すように、アウタリインフォース14は後端側においてインナパネル17に結合されている。ミラーリテーナ15は各足部15a,15b,15cの先端側においてインナパネル17に結合されている。
図4及び図5に示すように、ミラーリテーナ15には、補強部材18が結合されている。補強部材18は、ミラーリテーナ15の、上側足部15aの下側足部15bとの対向面20aと、下側足部15bの上側足部15aとの対向面20bと、本体部151の上側足部15a及び下側足部15bが設けられる側の本体部内面19の3面に接続された状態で設けられている。
図6(a)及び図6(b)に示すように、補強部材18は、金属板材を、ビード21を有する断面形状となるように折り曲げて形成されている。図6(b)に示すように、補強部材18は6箇所の屈曲部18aを有する形状に形成されている。補強部材18は、ビード21が上側足部15aの対向面20aと下側足部15bの対向面20bに対し交差する方向に延びる状態で設けられている。よって、ビード21は、上側足部15aと下側足部15bの対向方向に延びている。
次に前記のように構成された車両用ドア構造の作用を説明する。
ドアミラー13が車両の走行やドア11の開閉で振動するとき、その振幅はドアミラー13のベース部13aの剛性と、ベース部13aが締結される被締結部品であるアウタリインフォース14及びミラーリテーナ15の剛性と、被締結部品とドア11との結合部分の剛性に依存する。
この実施形態の車両用ドア構造では、アウタリインフォース14の前端側に本体部151の後端部(一部)が重なる状態で接合されたミラーリテーナ15に対して、ミラーリテーナ15の、本体部内面19と、上側足部15aの対向面20aと、下側足部15bの対向面20bとに接合された状態で補強部材18が存在する。そのため、補強部材18が設けられるスペースは、ミラーリテーナ15の上側足部15aと下側足部15bの間であるため、補強部材18を設けるために新たに余分なスペースを確保する必要はない。また、補強部材18は単なる厚板ではなく、複数の屈曲部18aを有し、ビード21を有する形状のため、板厚がそれほど厚くなくても剛性を高くすることができる。その結果、補強部材18が設けられたことにより、ドアミラー13が上下方向に変位するのを所望量抑制するために、ドアミラー13のベース部13aが取り付けられる部分において必要な剛性が確保される。
補強部材18を設けずに、アウタリインフォース14やミラーリテーナ15を肉厚に形成して補強部材18を設けた場合と同様な効果を得るためには、補強部材18を設ける場合に比べて重量増加が大きくなり、車両の軽量化の観点から好ましくない。また、この実施形態においては、特許文献1の場合と異なり、ドア11のアウタパネル12とインナパネル17との間隔が狭い場合においても、ドアミラー13のベース部13aが取り付けられる部分の必要な剛性を、重量増加を抑えた状態で確保することができる。
補強部材18を設けない場合と、補強部材18を設けた場合とにおけるミラーリテーナ15の変形及びドアミラー13の変位を模式的に示すと、次のようになる。まず、補強部材18を設けない場合には、図7(b)に示すように、ミラーリテーナ15が大きく変形し、ドアミラー13が上下方向に大きく変位する。一方、補強部材18を設けた場合には、図7(a)に示すように、ミラーリテーナ15の変形が減少し、ドアミラー13の上下方向の変位も減少する。また、補強部材18は、ビード21が上側足部15aの対向面20aと下側足部15bの対向面20bに対し交差するように、上側足部15aと下側足部15bの対向方向に延びる状態で設けられているため、ミラーリテーナ15の変形がより抑制される。なお、実線が変形前の状態を示し、鎖線が変形時の状態を示す。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)車両用ドア構造は、ミラーリテーナ15の上側足部15aの対向面20aと、下側足部15bの対向面20bと、本体部内面19とに接合されかつビード21を有する断面形状の補強部材18を備えている。そのため、ドア11のアウタパネル12とインナパネル17との間隔が狭い場合においてもドアミラー13のベース部13aが取り付けられる部分の必要な剛性を、重量増加を抑えた状態で確保することができる。また、アウタリインフォース14あるいはミラーリテーナ15を厚く形成する場合に比べて、小さな重量増加で必要な剛性を確保することができる。
(2)補強部材18は、ミラーリテーナ15の、上側足部15aの対向面20aと、下側足部15bの対向面20bと、本体部151の本体部内面19との合計3面に接合されている。そのため、補強部材18が上下一対の対向面20a,20bに接合された場合や、上側足部15aの対向面20aと本体部151の本体部内面19との2面に接合された場合に比べて、上側足部15aが前方向に変形してドアミラー13が上下方向に変位することを効果的に抑制することができる。
(3)補強部材18は、ビード21が上下一対の対向面20a,20bと交差する方向に延び、上側足部15aと下側足部15bの対向する方向に延びる状態で設けられているため、ミラーリテーナ15の変形がより抑制される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図8及び図9にしたがって説明する。図8に示すように、この実施形態は、補強部材18に加えてアウタリインフォース14とミラーリテーナ15とにまたがる状態でパッチ22が接合されている点が第1の実施形態と異なる。
図8に示すように、パッチ22は、アウタリインフォース14に接合されるミラーリテーナ15の本体部151におけるドア前後方向の後端部に接合されている。パッチ22は、アウタリインフォース14に対してアウタリインフォース14とミラーリテーナ15とが重なる箇所において2点、ミラーリテーナ15と重ならない箇所において2点の合計4点で溶接されている。パッチ22は、そのほぼ中央部がミラーリテーナ15の本体部151におけるドア上下方向の後端上部を覆うように設けられている。
アウタリインフォース14にミラーリテーナ15の本体部151が接合された部分の断面係数は、アウタリインフォース14の断面係数とミラーリテーナ15の本体部151の断面係数との和になる。そのため、アウタリインフォース14にミラーリテーナ15の本体部151が接合された部分と、ミラーリテーナ15が接合されていない部分との境界部は断面係数が急激に変化する。その結果、補強部材18を設けただけでは、軽量化を図るためにアウタリインフォース14及びミラーリテーナ15を薄くした場合、図9(b)に示すように、アウタリインフォース14及びミラーリテーナ15の結合体は、境界部において大きく変形しドアミラー13が前後方向に大きく変位する恐れがある。
しかし、パッチ22を設けることにより、図9(a)に示すように、アウタリインフォース14及びミラーリテーナ15の結合体の前後方向への変形が抑制され、ドアミラー13の前後方向への変位が抑制される。なお、図9(a)において、パッチ22の図示を省略している。
この実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて以下に示す効果を得ることができる。
(4)アウタリインフォース14と、ミラーリテーナ15の本体部151におけるドア前後方向の後端部とにまたがる状態でパッチ22が接合されている。その結果、アウタリインフォース14にミラーリテーナ15の本体部151が接合された部分と、ミラーリテーナ15が接合されていない部分との境界部の断面係数が急激に変化することに起因する、ドアミラー13のベース部13aが取り付けられる部分の変形が抑制され、ドアミラー13が前後方向に変位することが抑制される。
(5)パッチ22は、ミラーリテーナ15の本体部151におけるドア上下方向の後端上部を覆うように設けられている。そのため、パッチ22がドアミラー13の前後方向への変位をより効果的に抑制することができる。
発明を実施する形態は前記両実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 補強部材18は、ミラーリテーナ15の上下一対の対向面20a,20bに接合される構造であってもよい。
○ 補強部材18は、ミラーリテーナ15の上側足部15aの対向面20aと、ミラーリテーナ15の本体部151の本体部内面19とに接合される構造であってもよい。
○ ミラーリテーナ15は、上側足部15aとほぼ平行に延びる前側足部15cを有する構成に限らず、例えば、上側足部15aの幅を広く形成して、上側足部15aとほぼ平行に延びる前側足部15cを無くしてもよい。
○ 補強部材18は、屈曲部18aを挟む二つの面の成す角度がほぼ直角に限らず、直角より大きくても、小さくてもよい。また、屈曲部の箇所によって異なる角度であってもよい。
○ 補強部材18の屈曲部18aの数は複数に限らず、一つであってもよい。
○ パッチ22は、そのほぼ中央部がミラーリテーナ15の本体部151におけるドア上下方向の後端上部を覆う状態に限らず、中央部がミラーリテーナ15の本体部151の後端上部を覆わない状態で、アウタリインフォース14とミラーリテーナ15とにまたがる状態で設けられてもよい。
11…ドア、12…アウタパネル、14…アウタリインフォース、15…ミラーリテーナ、15a…上側足部、15b…下側足部、17…インナパネル、18…補強部材、19…本体部内面、20a…対向面、20b…対向面、21…ビード、22…パッチ、151…本体部。

Claims (4)

  1. ドアの外板を構成するアウタパネルと、
    ドアの内板を構成するインナパネルと、
    前記アウタパネルのドアベルトラインに沿って延び、後端側で前記インナパネルに結合されるアウタリインフォースと、
    前記アウタリインフォースの前端側に一部が重なる状態で接合される本体部と、前記本体部のドア上下方向端部に設けられるとともにそれぞれ前記インナパネルに結合される上側足部及び下側足部とを有するミラーリテーナと、
    前記ミラーリテーナの、前記上側足部の下側足部との対向面に接続されるとともに、前記本体部の前記上側足部及び前記下側足部が設けられる側の本体部内面、及び前記下側足部の前記上側足部との対向面のうちの少なくとも一方の面に接続されて前記ミラーリテーナを補強する補強部材とを備えた車両用ドア構造。
  2. 前記補強部材は、前記ミラーリテーナの少なくとも前記上側足部の対向面と前記下側足部の対向面とに接合されるとともに、前記上側足部と前記下側足部の対向方向に延びるビードが形成された板状部材より構成されている請求項1に記載の車両用ドア構造。
  3. 前記アウタリインフォースに接合される前記ミラーリテーナの本体部におけるドア前後方向の後端部には、前記アウタリインフォースと前記ミラーリテーナとにまたがる状態でパッチが設けられており、
    前記パッチは前記ミラーリテーナに接合されるとともに前記アウタリインフォースに接合される請求項1又は請求項2に記載の車両用ドア構造。
  4. 前記ミラーリテーナの前記本体部の後端部に設けられる前記パッチは、少なくとも前記ミラーリテーナの前記本体部におけるドア上下方向の後端上部を覆うように設けられている請求項3に記載の車両用ドア構造。
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