JP2017039338A - 自動車の車体構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車の車体構造は、センターピラーの下部とサイドシルとの結合部において、サイドシルの中空の閉断面を車幅方向に分割し、閉断面に対して交差する、車体の前後方向に沿って配置された垂直板を備える。垂直板は、複数の穴部により区画された、車体の前後方向の荷重に対して車体構造の変形を抑制する前後荷重補強部と、車体の上下方向の荷重に対して変形を抑制する上下荷重補強部と、車体に対して斜め方向に作用する荷重に対して変形を抑制する傾斜荷重補強部と、を有する。
【選択図】 図2
Description
複数の穴部により区画された、前記車体の前後方向の荷重に対して車体構造の変形を抑制する前後荷重補強部と、前記車体の上下方向の荷重に対して前記変形を抑制する上下荷重補強部と、前記車体に対して斜め方向に作用する荷重に対して前記変形を抑制する傾斜荷重補強部と、を有することを特徴とする。
前記垂直板は、前記フランジ部に接合されていることを特徴とする。
前記垂直板は、前記センターピラーインナーパネルの下方において、一体として構成されていることを特徴とする。
前記垂直板は、前記センターピラーインナーパネルと別体に構成されていることを特徴とする。
前記センターピラー補強板に接合され、前記車体の上下方向に延びる第1のバルクヘッドと、前記センターピラー補強板に接合され、前記車体の前後方向に延びる第2のバルクヘッドと、により保持され、
前記垂直板の車幅方向の内側の面は、
前記サイドシルを構成するサイドシルインナーパネルに接合され、前記車体の上下方向に延びる第3のバルクヘッドにより保持されることを特徴とする。
前記第2のフロアクロスメンバは、前記第1のフロアクロスメンバに対して、後側方向において所定の間隔だけ離間した位置に配置されており、
前記第1のバルクヘッドおよび第3のバルクヘッドは、前記第1のフロアクロスメンバの端部と対向するように配置され、
前記第2のバルクヘッドは、前記第2のフロアクロスメンバの端部と対向するように配置されていることを特徴とする。
構成1.上記の実施形態に係る自動車の車体構造は、
センターピラー(11)の下部とサイドシル(21)との結合部において、前記サイドシル(21)の中空の閉断面を車幅方向に分割し、前記閉断面に対して交差する、車体の前後方向に沿って配置された垂直板(10)を備え、
前記垂直板(10)は、複数の穴部(18)により区画された、前記車体の前後方向の荷重に対して車体構造の変形を抑制する前後荷重補強部(12)と、前記車体の上下方向の荷重に対して前記変形を抑制する上下荷重補強部(14)と、前記車体に対して斜め方向に作用する荷重に対して前記変形を抑制する傾斜荷重補強部(16)と、を有することを特徴とする。
前記センターピラー(11)は、車幅方向の内側に位置するセンターピラーインナーパネル(13)と、前記センターピラーインナーパネル(13)に対して車幅方向の外側に位置するセンターピラー補強板(15)と、を有し、
前記垂直板(10)は、前記センターピラーインナーパネル(13)の下方において、一体として構成されていることを特徴とする。
前記センターピラー(11)は、車幅方向の内側に位置するセンターピラーインナーパネル(13)と、前記センターピラーインナーパネル(13)に対して車幅方向の外側に位置するセンターピラー補強板(15)と、を有し、
前記垂直板(10)は、前記センターピラーインナーパネル(13)と別体に構成されていることを特徴とする。
前記垂直板(10)の車幅方向の外側の面は、
前記センターピラー補強板(15)に接合され、前記車体の上下方向に延びる第1のバルクヘッド(91)と、前記センターピラー補強板(15)に接合され、前記車体の前後方向に延びる第2のバルクヘッド(92)と、により保持され、
前記垂直板(10)の車幅方向の内側の面は、
前記サイドシル(21)を構成するサイドシルインナーパネル(22)に接合され、前記車体の上下方向に延びる第3のバルクヘッド(93)により保持されることを特徴とする。
前記第1のバルクヘッド(91)は、前記垂直板(10)を介して、前記第3のバルクヘッド(93)と対向する位置に配置されていることを特徴とする。
前記第1のバルクヘッド(91)および第3のバルクヘッド(93)は、前記第1のフロアクロスメンバ(101)の端部と対向するように配置され、
前記第2のバルクヘッド(92)は、前記第2のフロアクロスメンバ(102)の端部と対向するように配置されていることを特徴とする。
13:センターピラーインナーパネル、14:上下荷重補強部、
16:傾斜荷重補強部、21:サイドシル
Claims (9)
- センターピラーの下部とサイドシルとの結合部において、前記サイドシルの中空の閉断面を車幅方向に分割し、前記閉断面に対して交差する、車体の前後方向に沿って配置された垂直板を備え、
前記垂直板は、
複数の穴部により区画された、前記車体の前後方向の荷重に対して車体構造の変形を抑制する前後荷重補強部と、前記車体の上下方向の荷重に対して前記変形を抑制する上下荷重補強部と、前記車体に対して斜め方向に作用する荷重に対して前記変形を抑制する傾斜荷重補強部と、を有することを特徴とする自動車の車体構造。 - 前記サイドシルを構成するサイドシルインナーパネルは、前記車体の前後方向に沿って配置され、前記車体の車幅方向の外側に向って開口し、前記開口の端部において上下方向へ延びるフランジ部を備えた断面形状を有し、
前記垂直板は、前記フランジ部に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体構造。 - 前記センターピラーは、
車幅方向の内側に位置するセンターピラーインナーパネルと、前記センターピラーインナーパネルに対して車幅方向の外側に位置するセンターピラー補強板と、を有し、
前記垂直板は、前記センターピラーインナーパネルの下方において、一体として構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車の車体構造。 - 前記センターピラーは、
車幅方向の内側に位置するセンターピラーインナーパネルと、前記センターピラーインナーパネルに対して車幅方向の外側に位置するセンターピラー補強板と、を有し、
前記垂直板は、前記センターピラーインナーパネルと別体に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車の車体構造。 - 前記複数の穴部の開口周縁部には、前記垂直板の厚さ方向に折り曲げられた環状の段部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体構造。
- 前記複数の穴部はそれぞれ三角形の開口周縁部を有し、
一の穴部の辺と他の穴部の辺とにより区画される領域に、前記傾斜荷重補強部が形成されることを特徴とする請求項5に記載の自動車の車体構造。 - 前記垂直板の車幅方向の外側の面は、
前記センターピラー補強板に接合され、前記車体の上下方向に延びる第1のバルクヘッドと、前記センターピラー補強板に接合され、前記車体の前後方向に延びる第2のバルクヘッドと、により保持され、
前記垂直板の車幅方向の内側の面は、
前記サイドシルを構成するサイドシルインナーパネルに接合され、前記車体の上下方向に延びる第3のバルクヘッドにより保持されることを特徴とする請求項3または4に記載の自動車の車体構造。 - 前記第1のバルクヘッドは、前記垂直板を介して、前記第3のバルクヘッドと対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の自動車の車体構造。
- 前記車体は、フロア構造として、車幅方向に延びる第1のフロアクロスメンバと、第2のフロアクロスメンバと、を少なくとも有し、
前記第2のフロアクロスメンバは、前記第1のフロアクロスメンバに対して、後側方向において所定の間隔だけ離間した位置に配置されており、
前記第1のバルクヘッドおよび第3のバルクヘッドは、前記第1のフロアクロスメンバの端部と対向するように配置され、
前記第2のバルクヘッドは、前記第2のフロアクロスメンバの端部と対向するように配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載の自動車の車体構造。
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