JP2022155888A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両前後方向に沿って延びる横ビームよりも上側の領域における側突荷重を抑制することが可能な車両用ドア構造を提供する。【解決手段】サイドドア12内に配設され、車両前後方向に沿って延びる横ビーム26と、サイドドア12内に配設され、車両上下方向に沿って延びる縦ビーム28とを備え、横ビーム26の車両前方端部及び車両後方端部は、ドアインナパネル18にそれぞれ固定され、縦ビーム28は、横ビーム26の軸方向に沿った中央部に片持ちで固定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ドアビームが内設された車両用ドア構造に関する。
例えば、特許文献1には、車両前後方向に沿って延びるドアビーム本体部から車両下方に向かって延びるビーム延出部が開示されている。
特許文献1に開示されたドア構造では、ビーム延出部の下端を下部補強部材に連結することで、側突時にドアビームのビーム延出部が変位することを抑制することができる、としている。
特開2015-174575号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたドア構造では、側突荷重の入力時に、ビーム本体部よりも上側の領域で、乗員に近接する領域におけるドア変形を抑制することができないおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、車両前後方向に沿って延びる横ビームよりも上側の領域における側突荷重を抑制することが可能な車両用ドア構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両用のドア内に配設され、車両前後方向に沿って延びる横ビームと、前記ドア内に配設され、車両上下方向に沿って延びる縦ビームと、を備え、前記横ビームの車両前方端部及び車両後方端部は、ドア枠にそれぞれ固定され、前記縦ビームは、前記横ビームの軸方向に沿った中間部に片持ちで固定されていることを特徴とする。
本発明では、車両前後方向に沿って延びる横ビームよりも上側の領域における側突荷重を抑制することが可能な車両用ドア構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係るドア構造が適用された車体側面の側面図である。 図1のII-II線に沿った端面図である。 平面視したドアビームの平面図である。 図6に示すA部の拡大斜視図である。 変形例に係るドアビームを有する車体側部の側面図である。 縦ビームの連結部と自由端との厚さ関係を示す斜視図である。 (a)~(c)は、それぞれ、側突荷重の入力時における縦ビームの動作を示す動作説明図である。 図2に対応し、第1変形例に係るドア構造が適用された端面図である。 図1に対応し、第2変形例に係るドア構造が適用された車体側部の側面図である。 図9のX-X線に沿った端面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、車両上下方向(鉛直上下方向)を、それぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係るドア構造が適用された車両は、車体側部10に設けられたサイドドア12を備えて構成されている。このサイドドア12は、フロントドア14aと、リヤドア14bとによって構成されている。なお、本実施形態では、サイドドア12を、フロントドア14aを例にして以下説明し、リヤドア14bの説明を省略する。
車体側部10には、サイドドア12が開閉可能に装着されるドア開口部が設けられている。このドア開口部は、フロントドア開口部16aと、リヤドア開口部16bとを有する。
フロントドア14aは、フロントドア開口部16aを開閉する扉体によって構成されている。図2に示されるように、このフロントドア14aは、車室側に配置されて枠体として機能するドアインナパネル18と、ドアインナパネル18の車幅方向外側に取り付けられるドアスキン20(ドアアウタパネル)と、ドアビーム22とを含んで構成されている。
ドアビーム22は、フロントドア14a内に配設され、車両前後方向に沿って延びる横ビーム26と、フロントドア14a内に配設され、車両上下方向に沿って延びる縦ビーム28によって構成されている。
横ビーム26は、平面視して、車幅方向外側に膨らむ湾曲形状に構成されている。縦ビーム28は、平面視して、横ビーム26の最も車幅方向外側に膨らんだ部分に結合されている。なお、横ビーム26の軸直断面は、左右2つのハット断面を組み合わせた複合形状で構成されている(図2参照)。
図1に示されるように、横ビーム26の車両前方端部は、ドアインナパネル18の車両前部に固定されている。また、横ビーム26の車両後方端部は、ドアインナパネル18の車両後部の下部側に固定されている。横ビーム26の車両前方端部及び車両後方端部は、ドアインナパネル18に対して直接接合するようにしてもよいし、又は、図示しないブラケットを介して連結するようにしてもよい。
縦ビーム28は、横ビーム26より上方に延びる上部縦ビーム30と、横ビーム26より下方に延びる下部縦ビーム32とによって構成されている。上部縦ビーム30と下部縦ビーム32は、それぞれ同一構成からなるため、上部縦ビーム30を詳細に説明して下部縦ビーム32の説明を省略する。
図4及び図6に示されるように、上部縦ビーム30は、ビーム本体部34と、ビーム本体部34の下端に設けられる連結部(結合部)36とが一体的に構成されている。ビーム本体部34は、その軸直断面(上部縦ビーム30の軸線と直交する断面)が断面コ字状を呈し、断面コ字状の開口部は、車幅方向内側の車室方向に向かうように設けられている。
図4に示されるように、連結部36は、断面L字状を呈し、平板部38と、この平板部38の車幅方向外側端部から下方に向かって略直交するように屈曲する屈曲部40とが一体的に構成されている。
平板部38の車両前後方向の寸法は、ビーム本体部34の下端部の車両前後方向の寸法よりも大きくなっている。平板部38は、横ビーム26の上面26aに接合され、屈曲部40は、横ビーム26の車幅方向外側側面26bに接合されている。これにより、上部縦ビーム30の連結部36は、少なくとも、横ビーム26の隣接する2つの側面(上面26a、車幅方向外側側面26b)に接合(結合)されている。下部縦ビーム32も同様の構成である。
縦ビーム28を構成する上部縦ビーム30及び下部縦ビーム32は、連結部36を介して、横ビーム26の軸方向に沿った中央部に片持ちでそれぞれ固定されている。なお、本実施形態では、縦ビーム28を、横ビーム26の軸方向に沿った中央部に固定した場合を例示しているが、これに限定されるものではなく、横ビーム26の軸方向に沿った中間部に固定されていればよい。
横ビーム26に対し、縦ビーム28を構成する上部縦ビーム30及び下部縦ビーム32が片持ち状態で固定(支持)されているため、縦ビーム28の軸方向に沿った上方端部及び下方端部は、それぞれ自由端42となっている。この「自由端42」は、それぞれ周辺要素と全く接触しない状態、及び、側突荷重の入力時に、横ビーム26の回転を阻害しない程度の周辺要素との接触状態も含まれる。
なお、本実施形態では、上下方向で分割構成された上部縦ビーム30と下部縦ビーム32とによって縦ビーム28を構成しているが、これに限定されるものではない。例えば、図5の変形例に示されるように、縦ビーム28と横ビーム26とを一体的に構成してもよい。このように縦ビーム28と横ビーム26とを、例えば、金型やプレス装置を用いて一体的に成形することで、縦ビーム28の下部に側突荷重が入力された際、縦ビーム28と横ビーム26とが一体となって容易に回転可能となり、縦ビーム28の上部に側突荷重に対する反力を容易に発生させることができる。
図4及び図6に示されるように、横ビーム26との連結部36における縦ビーム28の車幅方向に沿った厚さ寸法(T1)は、横ビーム26の車幅方向に沿った厚さ寸法(T3)と同等となっている(T1=T3)。また、縦ビーム28の自由端42(端部)における車幅方向に沿った厚さ寸法(T2)は、横ビーム26との連結部36における縦ビーム28の厚さ寸法(T1)よりも小さくなっている(T1>T2)。
なお、本実施形態では、縦ビーム28を構成する上部縦ビーム30及び下部縦ビーム32をそれぞれ同軸に配置しているが、これに限定されるものではない。例えば、上部縦ビーム及び下部縦ビームを、それぞれ非同軸で、横ビーム26に対し車両前後方向でオフセットした位置に連結するようにしてもよい。
このように、上部縦ビーム及び下部縦ビームを車両前後方向で互いに偏位した位置に配置することで、横ビーム26の上方と下方のそれぞれにおいて、側突荷重入力時のドアパネル(ドアインナパネル18及びドアスキン20)の変形抑制に対して最適な位置にそれぞれ縦ビーム(上部縦ビーム及び下部縦ビーム)を配置することができる。
本実施形態に係るドア構造が適用されたサイドドア12は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
先ず、側突荷重Fが入力されたときの縦ビーム28の動作について説明する。
図7(a)~図7(c)は、それぞれ、側突荷重の入力時における縦ビームの動作を示す動作説明図である。
図7(a)に示されるように、サイドドア12に対する側突荷重Fの入力時、図示しないバリアの車幅方向内側への変位により、ドアスキン20が車幅方向内側に押圧されると共に、縦ビーム28の下部縦ビーム32が車幅方向内側(車室内方向)に押圧されて変形する。
続いて、図7(b)に示されるように、図示しないバリアがさらに車幅方向内側に向かって変位すると、ドアインナパネル18に車両前方端部及び車両後方端部がそれぞれ固定されている横ビーム26が、時計回り方向(矢印方向)に回転しながら変形する。
図7(c)に示されるように、図示しないバリアが図7(b)の状態から車幅方向内側に向かってさらに変位すると、横ビーム26の回転動作によって縦ビーム28の上部縦ビーム30が車外側に回転しようとして図示しないバリアの変位に対する反力RFが発生する。縦ビーム28の上部縦ビーム30に発生した反力RFと、図示しないバリアの変位による側突荷重Fとは、それぞれ反対方向に向かって発生するため、この反力RFによって側突荷重Fが軽減される。
本実施形態において、サイドドア12内に配置され、上下方向に延びる縦ビーム28は、車両前後方向端部及び車両後方端部がそれぞれドアインナパネル18に固定された横ビーム26の中央部に、片持ちに固定されている。
本実施形態では、例えば、横ビーム26より下側に対して側突荷重が入力された際、縦ビーム28が、横ビーム26より上側が車幅方向外側に回転することで反力が衝突物に対して出力され、衝突物との衝突により縦ビーム28が変形して、又は、衝突物を変形させて側突荷重を吸収することができる。この結果、本実施形態では、車両前後方向に沿って延びる横ビーム26よりも上側の領域に入力された側突荷重を好適に抑制することができる。
なお、本実施形態では、縦ビーム28が横ビーム26に対し片持ち支持されているため、側突荷重の入力時に横ビーム26が車幅方向外側に回転し易くなっている。
また、本実施形態において、縦ビーム28の軸方向に沿った上方端部及び下方端部は、それぞれ周辺要素と接触しない自由端42となっている。本実施形態では、縦ビーム28の上方端部及び下方端部を、周辺要素に接触しない自由端42とすることで、縦ビーム28が回転して衝突物に対して反力を出力することができる。なお、この自由端42は、側突荷重の入力時の縦ビーム28の回転を阻害しない程度の周辺要素との接触状態も含まれる。
さらに、本実施形態において、縦ビーム28を構成する上部縦ビーム30(下部縦ビーム32)の連結部(結合部)36は、少なくとも、横ビーム26の隣接する2つの側面(上面26a、車幅方向外側側面26b)に接合されている。これにより、本実施形態では、縦ビーム28と横ビーム26とを強固に結合することができ、縦ビーム28の下部縦ビーム32に対して側突荷重が入力された際、縦ビーム28と横ビーム26とが一体となって回転可能となり、縦ビーム28の上部縦ビーム30に側突荷重に対する反力を発生させることができる。
さらにまた、本実施形態において、縦ビーム28は、横ビーム26より上方に延びる上部縦ビーム30と、横ビーム26より下方に延びる下部縦ビーム32とによって構成されている。これにより、本実施形態では、上部縦ビーム30及び下部縦ビーム32を備えることで、横ビーム26の上方と下方のそれぞれにおいて、側突荷重入力時のドアパネル(ドアインナパネル18及びドアスキン20)の変形抑制に対して最適な位置にそれぞれ縦ビーム28を配置することができる。また、上部縦ビーム30と下部縦ビーム32とによって、それぞれ板厚や材質を最適化することができる。さらに、上部縦ビーム30及び下部縦ビーム32を、例えば、金型等を用いて容易に成形することができる。
本実施形態において、縦ビーム28は、平面視して、横ビーム26の最も車幅方向外側に膨らんだ部分に結合されている。これにより、本実施形態では、縦ビーム28の上部がより車幅方向外側に変位してより大きな反力を発生させることができる。この結果、本実施形態では、このより大きな反力によって側突荷重の吸収性能を向上させ、サイドドア12の変形を抑制することができる。
さらにまた、本実施形態において、横ビーム26との連結部36における縦ビーム28の車幅方向に沿った厚さ寸法(T1)は、横ビーム26の車幅方向に沿った厚さ寸法(T3)と同等となっている(T1=T3)。これにより、本実施形態では、横ビーム26との連結部36における縦ビーム28の強度を、横ビーム26の強度とを、同等に確保することができる。
さらにまた、本実施形態において、縦ビーム28の自由端42(端部)における車幅方向に沿った厚さ寸法(T2)は、横ビーム26との連結部36における縦ビーム28の厚さ寸法(T1)よりも小さくなっている(T1>T2)。これにより、本実施形態では、サイドドア12のドアパネルの厚みを増すことがなく、ドアパネルの端部まで縦ビーム28を配置することができる。
さらにまた、本実施形態において、縦ビーム28の軸線と直交する断面形状は、車室方向に向かって開口する断面コ字状に構成されている。これにより、本実施形態では、反力の入力面及び出力面を広くとることができる。また、縦ビーム28の成形が容易となる。
次に、本実施形態の変形例について、以下説明する。
図8に示されるように、第1変形例に係るサイドドア12aは、上部縦ビーム30の上端部(自由端42)、及び、下部縦ビーム32の下端部(自由端42)が、サイドドア12a内に配設された緩衝部材44と接触している。緩衝部材44と接触させることで、振動による騒音を防止することができる。なお、緩衝部材44との接触は、上端部又は下端部の少なくとも一方であればよい。
図9及び図10に示されるように、第2変形例に係るサイドドア12bは、上部縦ビーム30の軸方向に沿った上端(自由端42)が、ベルトライン部46において車両前後方向に延びるドアスキンアッパスティフナ48より下方に配置されている。これにより、側突荷重の入力時に、上部縦ビーム30の自由端42がドアスキンアッパスティフナ48と干渉することがなく、回転動作することができる。
10 車体側部
12、12a、12b サイドドア
26 横ビーム
26a 上面(隣接する2つの側面)
26b 車幅方向外側側面(隣接する2つの側面)
28 縦ビーム
30 上部縦ビーム
32 下部縦ビーム
36 連結部(結合部)
42 自由端
44 緩衝部材
48 ドアスキンアッパスティフナ
T1~T3 厚さ寸法
F 側突荷重
RF 反力

Claims (11)

  1. 車両用のドア内に配設され、車両前後方向に沿って延びる横ビームと、
    前記ドア内に配設され、車両上下方向に沿って延びる縦ビームと、
    を備え、
    前記横ビームの車両前方端部及び車両後方端部は、ドア枠にそれぞれ固定され、
    前記縦ビームは、前記横ビームの軸方向に沿った中間部に片持ちで固定されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 請求項1記載の車両用ドア構造において、
    前記縦ビームの軸方向に沿った上方端部及び下方端部は、それぞれ周辺要素と接触しない自由端となっていることを特徴とする車両用ドア構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記縦ビームは、少なくとも、前記横ビームの隣接する2つの側面に結合されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  4. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記縦ビームは、前記横ビームより上方に延びる上部縦ビームと、前記横ビームより下方に延びる下部縦ビームとによって構成されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  5. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記縦ビームは、前記横ビームと一体的に構成されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  6. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記横ビームは、車幅方向外側に膨らむ湾曲形状をしており、
    前記縦ビームは、平面視して、前記横ビームの最も車幅方向外側に膨らんだ部分に結合されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  7. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記横ビームとの結合部における前記縦ビームの車幅方向に沿った厚さ寸法(T1)は、該横ビームの車幅方向に沿った厚さ寸法(T3)と同等であり(T1=T3)、
    前記縦ビームの端部における車幅方向に沿った厚さ寸法(T2)は、前記横ビームとの結合部における前記縦ビームの厚さ寸法(T1)よりも小さくなっている(T1>T2)ことを特徴とする車両用ドア構造。
  8. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記縦ビームの軸線と直交する断面形状は、車室方向に向かって開口する断面コ字状に構成されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  9. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記縦ビームの上端部又は下端部の少なくとも一方は、前記ドア内に配設された緩衝部材と接触していることを特徴とする車両用ドア構造。
  10. 請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、
    前記縦ビームの軸方向に沿った上端は、ベルトライン部において車両前後方向に延びるドアスキンアッパスティフナより下方に配置されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  11. 請求項4記載の車両用ドア構造において、
    前記上部縦ビーム及び前記下部縦ビームは、それぞれ非同軸で、前記横ビームに対し車両前後方向でオフセットした位置に結合されていることを特徴とする車両用ドア構造。
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