JP2012006507A - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、車体タイプを問わず、サスペンションダンパの上端部を支持するダンパ支持部がリヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を向上させることができる車両の後部車体構造を提供することを目的とする。
【解決手段】後輪を収容する左右一対のリヤホイールハウス24に、サスペンションダンパ12の上端を支持するダンパ支持部25が設けられた車両の後部車体構造において、リヤホイールハウス24の車両前側位置で、ダンパ支持部25近傍から下方に垂下する第1ブレース29と、リヤホイールハウス24の車両後側位置で、ダンパ支持部25近傍から下方に垂下する第2ブレース30と、第1ブレース29と第2ブレース30との間に対応するリヤホイールハウス24上部において、リヤホイールハウス24とルーフサイドレール4とを連結する外面側補強材23とを備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、サスペンションダンパの上端部を支持するダンパ支持部がリヤホイールハウスに設けられた車両の後部車体構造に関する。
サスペンションダンパの上端部を支持するダンパ支持部がリヤホイールハウスに設けられた車両の後部車体構造において、車体後部の剛性が低いと、サスペンションダンパから入力される荷重によって、捩れが生じ、操縦安定性が低下するという問題あった。
そこで、例えば、特許文献1に示すように、車体後部の左右にリヤサイドフレームが設けられ、該リヤサイドフレームにホイールハウスがそれぞれ設けられた車体後部構造において、左右のダンパ取付部に設けられて左右の補強部を架け渡す上クロスメンバと、上クロスメンバから左右のリヤサイドフレームまで延出された左右の脚メンバと、左右の脚メンバに連結されるとともに、左右のリヤサイドフレームを架け渡す下クロスメンバとにより環状の骨格部を構成する後部車体構造が提案されている。
この構造により、左右の補強部の剛性を確保するとともに、左右のホイールハウスのダンパ取付部に作用した荷重を良好に支持し、車体後部の剛性を向上することができるとされている。
しかし、上記特許文献1に示された車両の後部車体構造は、バックドアを有するハッチバックタイプの車両を対象としており、セダンタイプ等の異なる車体タイプの車体に適用することが困難であった。
このように、車体後部の剛性を向上させるための車両の後部車体構造は、いろいろと提案されているものの、異なる車体タイプの車体に適用することができず、ハッチバックタイプやセダンタイプ等の車体タイプ毎にそれぞれ設計する必要があり、車体の開発効率を向上することはできなかった。
特開2006−69265号公報
そこで、この発明は、車体タイプを問わず、サスペンションダンパの上端部を支持するダンパ支持部がリヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を向上させることができる車両の後部車体構造を提供することを目的とする。
この発明は、後輪を収容する左右一対のリヤホイールハウスに、サスペンションダンパの上端を支持するダンパ支持部が設けられた車両の後部車体構造であって、前記リヤホイールハウスの車両前側位置で、前記ダンパ支持部近傍から下方に垂下する第1ブレースと、前記リヤホイールハウスの車両後側位置で、前記ダンパ支持部近傍から下方に垂下する第2ブレースと、該第1ブレースと第2ブレースとの間に対応する前記リヤホイールハウス上部において、車両の前後方向に延びるルーフサイドレールと前記リヤホイールハウスとを連結する連結部材とを備えたことを特徴とする。
上記ルーフサイドレールは、ルーフパネルの車幅方向両端部に沿うようにCピラーから車両前方向に配置される部材であり、また、ルーフクロスメンバ、リアへッダメンバあるいはパッケージメンバ等の車幅方向部材が接続された部材とすることができる。
この発明により、サスペンションダンパの上端部を支持するダンパ支持部がリヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
詳しくは、第1ブレースと第2ブレースにより、サスペンションダンパから入力された荷重によるホイールハウスの内倒れを防止できるとともに、ホイールハウスにおける振動の発生を防止することができる。
また、連結部材によりブレースの荷重をルーフサイドレールに伝達し、ルーフサイドレールによってブレースの荷重を負担させることができる。したがって、リヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
また、ブレースの荷重を、連結部材を介してルーフサイドレールに伝達するため、車体タイプを問わず、車体後部の剛性を向上することができる。このように、この車両の後部車体構造は汎用性が高く、いずれの車体タイプの車体にも適用できるため、車体後部の設計効率を向上することができる。したがって、車体の開発効率を向上させ、車体の開発コストを低減することができる。
なお、例えば、ルーフクロスメンバ、リアへッダメンバあるいはパッケージメンバ等の車幅方向部材がルーフサイドレールに接続されている場合、連結部材を介してルーフサイドレールに伝達された荷重の一部を車幅方向部材が負担することができる。したがって、車両後方視逆凹側の骨格を構成することができる。よって、より確実に、リヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
この発明の態様として、前記連結部材を、前記ホイールハウス上部から前記ルーフサイドレールに向かって略直線状に配設するとともに、上方に向かうにつれて先細りとなる先細り形状で形成することができる。
上記略直線状は、ホイールハウス上部からルーフサイドレールに向かって、車両前後方向に対して略垂直方向、あるいは、車両前後方向に傾斜させた方向に配設する直線状とすることができる。
この発明より、重量増加を抑制しながら、連結部材を介してブレースの荷重をルーフサイドレールに伝達することができる。
詳しくは、前記連結部材を、前記ホイールハウス上部から前記ルーフサイドレールに向かって略直線状に配設することにより、連結部材による荷重伝達方向が変化せず、ブレースの荷重を、連結部材を介してルーフサイドレールに効率よく伝達することができる。
また、連結部材の形状を先細り形状としたことにより、先細り形状でない連結部材を備えた場合と比較して、連結部材を備えたことによる重量増加を抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記連結部材を、前記リヤホイールハウスの車体外側部分を構成するホイールハウスアウタの上部に配設することができる。
この発明により、荷室空間等の車室空間を損なうことなく、車体後部の剛性を向上することができる。
詳しくは、連結部材を車室内側に配設する場合、荷室空間等の車室空間において、連結部材が突出するため、荷物の積卸しに邪魔になったり、車室空間が狭くなる。しかし、連結部材を、リヤホイールハウスの車体外側部分であるホイールハウスアウタの上部に配設することで、荷室空間等の車室空間を損なうことなく、車体後部の剛性を向上することができる。
またこの発明の態様として、前記ダンパ支持部を、車幅方向外方側に開口する断面ハット型部材で構成するとともに、前記第1ブレースの上部と前記第2ブレースの上部とを前記ダンパ支持部に連結し、前記連結部材を車幅方向内方側に開口する断面ハット型部材で構成し、前記連結部材の上部を、前記ルーフサイドレールの断面形状に応じた断面ハット型とするとともに、前記連結部材の下部と前記ダンパ支持部とで閉断面を構成することで、前記先細り形状を形成することができる。
上記構成により、ブレースの荷重を、連結部材を介してルーフサイドレールに、確実に伝達することができる。
詳しくは、前記連結部材の下部と前記ダンパ支持部とで閉断面を構成することができるため、連結部材の板厚を大きく設定することなく、前記連結部材の下部と前記ダンパ支持部とで十分な断面係数を有する補強部材として構成することができる。したがって、ブレースの荷重を確実に、連結部材に伝達することができる。
また、前記連結部材の上部を、前記ルーフサイドレールの断面形状に応じた断面ハット型とすることにより、連結部材とルーフサイドレールとの間における荷重の伝達ロスを抑制することができる。
したがって、ブレースから入力される荷重を、連結部材を介して、ルーフサイドレールに確実且つ効率よく伝達することができる。したがって、リヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を効率よく向上することができる。
またこの発明の態様として、左右リヤホイールハウスのいずれか一方の前記連結部材に、左右リヤホイールハウスのいずれか一方の上部に配設された燃料パイプとの干渉を避ける退避部を備えることができる。
この発明より、左右で装備の配置レイアウトの異なる車両であっても、車体後部の剛性を向上することができる。換言すると、車体後部の剛性を向上する連結部材と燃料パイプとが両立する配置レイアウトを実現することができる。したがって、配置レイアウトの自由度が高まり、この車両の後部車体構造の汎用性を向上させることができる。
またこの発明の態様として、左右の前記第1ブレースの下部同士を連結する第1クロスメンバと、左右の前記第2ブレースの下部同士を連結する第2クロスメンバとを、フロアパネルに配設することができる。
上記ブレースの下部同士を連結するクロスメンバは、ブレースの下部同士と直接連結されるクロスメンバ、あるいは、クロスメンバ端部及びブレース下部がそれぞれ連結されたリヤサイドフレームを介して、ブレースの下部同士と連結されるクロスメンバとすることができる。
この発明により、左右ブレースを連結することで、連結部材、ブレース、及びクロスメンバが協同して車体剛性を向上することができる。
なお、例えば、ルーフクロスメンバ、リアへッダメンバあるいはパッケージメンバ等の車幅方向部材がルーフサイドレールに接続されている場合、環状の骨格を構成することができる。したがって、より確実に、リヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
この発明によれば、車体タイプを問わず、サスペンションダンパの上端部を支持するダンパ支持部がリヤホイールハウスに設けられた車両における車体後部の剛性を向上させることができる車両の後部車体構造を提供することができる。
本発明に係る車両の後部車体構造の斜視図。 後部車体構造の側面断面図。 後部車体構造の側面図。 図2,3のI−I線断面図。 後部車体構造の分解斜視図。 図3のII−II線断面図。 図3,4のIII−III線断面図。 別の実施形態の後部車体構造の説明図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳述する。
図1は本発明に係る車両の後部車体構造の斜視図を示し、図2は後部車体構造の側面断面図を示し、図3は後部車体構造の側面図を示している。詳しくは、図2は車両左側の車体側壁部3及び車体後壁部5について車室内側から見た側面断面図を示し、図3は車両左側の車体側壁部3及び車体後壁部5について車外側から見た側面図を示している。
なお、図2には、車両左側の車体側壁部3及び車体後壁部5における車外側に配設される外面側補強材23及びルーフサイドレール4を点線で示している。逆に、図3には、車両左側の車体側壁部3及び車体後壁部5における車室内側に配設されるダンパ支持部25、第1ブレース29、第2ブレース30、第1クロスメンバ46及び第2クロスメンバ47を点線で示している。
この後部車体は、セダンタイプの車体における後部構造であり、底面部を構成するフロアパネル1と、図示省略するサイドドアが開閉可能に設置される乗降用開口部2が設けられた車体側壁部3と、トランクルームの側壁部分を構成する車体後壁部5とを有している。
フロアパネル1は、乗員用シート(図示省略)が設置される車室内フロア部6と、その後端部から斜め上方に延びるキックアップ部7と、その上端部から車両の後方側に延びるリヤフロア部8とで構成している。このリヤフロア部8の左右両側辺部には、車両の前後方向に延びるリヤサイドフレーム10を設置している。
また、図1及び図2に示すように、リヤフロア部8の下方には、ロアアーム11、サスペンションダンパ12及びコイルスプリング13等を有するリヤサスペンション14と、このリヤサスペンション14を支持するサブフレーム15とを配設している。
リヤサイドフレーム10は、図4に示すように、フロアパネル1の上方へ膨出した段部を形成する上側部材16と、フロアパネル1の下方に配置された断面コ字状部を有する下側部材17とからなり、これらの上側部材16及び下側部材17により車両の前後方向に延びる閉断面を構成している。そして、左右のリヤサイドフレーム10の車幅方向内側辺部にフロアパネル1を固定している。
車体側壁部3は、図4に示すように、アウタパネル21及びインナパネル22とで構成し、その間にはリヤピラーレインまたはクォータパネルレイン等の外面側補強材23を配設している。
そして、インナパネル22の下方部には、車室内に膨出するリヤホイールハウス24を設けている。このリヤホイールハウス24の上面中央部には、サスペンションダンパ12の上端部を支持するダンパ支持部25と、このダンパ支持部25を裏面側から補強する補強部材26とを備えている。
なお、図1に示すように、リヤホイールハウス24の車室内側壁面を、第2ブレース30が配設された車両後方部分に比べ、後述する第1ブレース29が配設された前方部分を車幅方向外方側に位置するように車幅方向に傾斜させている。
また、インナパネル22は、図4において略逆L字状に形成し、断面円弧状の底辺部分を、リヤホイールハウス24の車体外側部分であるリヤホイールハウスアウタ24bとしている。
図1及び図2に示すように、ダンパ支持部25は、リヤホイールハウス24の車室内側上部に配設鋼板材を折り曲げる等により形成された前後一対の取付フランジ25aと、車幅方向外方側が開口したコ字状の本体部25bとを有する断面ハット型に形成している。そして、本体部25bには、後述するサスペンションダンパ12の上端の取り付け操作を行う取り付け開口25cと、本体部25bの前辺部及び後辺部には、車室内側(上方及び車幅方向の内方側)に膨出した膨出部27,28を形成している。
また、リヤホイールハウス24の車内側壁面には、ダンパ支持部25の前方部に設けられた膨出部27から下方に延びる第1ブレース29を設置し、ダンパ支持部25の後辺部に設けられた膨出部28から下方に延びる第2ブレース30を設置している(図1及び図2参照)。
詳しくは、ブレース29,30は、図5に示すように、ダンパ支持部25の車幅方向内側辺部から下方に延びる上方部材31,32と、リヤサイドフレーム10の上面部から上方に延びる下方部材33,34とで分割構成している。
上記構成において、上方部材31,32の下端部と、下方部材33,34の上端部とを接続することにより、ダンパ支持部25の前辺部及び後方部とリヤサイドフレーム10とを連結するように上下方向に延びるブレース29,30を構成している。
なお、この状態において、第1ブレース29を後傾状態で設置し、第2ブレース30を前傾状態で設置しているため、側面視で設置間隔が上方に至るにしたがって狭くなるハ字状に両ブレース29,30を配列している(図2参照)。
詳しくは、側面視ハ字状に配置した上方部材31,32と、それぞれを側面視略垂直状に配置した下方部材33,34とでブレース29,30を構成したため、車両前後方向に凸なハ字形状を構成している。
ブレース29,30の上方部材31,32は、図6に示すように、鋼板材を折り曲げる等により形成した前後一対の取付フランジ35,36と、車幅方向外方側が開口したコ字状の本体部37とを有する断面ハット型に形成している。
そして、上方部材31,32の上端部を補強部材26の車内側壁面上に重ねるとともに、その上にダンパ支持部25を重ねた状態で、これらを一体的にスポット溶接等により結合している(図7参照)。
また、上方部材31,32をリヤホイールハウス24の車内側壁面に固定するとともに、ダンパ支持部25の前辺部及び後辺部に形成された膨出部27,28と、上方部材31,32の本体部37からなる膨出部とを一体的に連結することにより、上下方向に延びる補強部を形成している。
また、図5に示すように、ブレース29,30の下方部材33,34は、それぞれ鋼板材を折り曲げる等により形成した前部フランジ38及び断面L状の本体部39を有する前側部材40と、リヤサイドフレーム10の上面等に固定される後部フランジ41及び断面逆L状の本体部42を有する後側部材43とにより構成している。
そして、前側部材40及び後側部材43を一体に結合することより、車幅方向外方側が開口した断面ハット型の下方部材33,34を形成している。
下方部材33,34には、その折り曲げ形成を容易化するための複数の開口部44を形成している。また、図5に示すように、車両の前方側に配設された下方部材33を、その本体部39,42が前面視で下広がりの略台形状に形成するとともに、下端部の車幅方向寸法をリヤサイドフレーム10よりも大きく設定している。
そして、下方部材33の車幅方向内側端部を、後述する第1クロスメンバ46のメンバ上側部材48に固定している。一方、車両の後方側に配設された下方部材34を、下端部の車幅方向寸法がリヤサイドフレーム10と略同一寸法に設定し、その下端部をリヤサイドフレーム10の上面に固定している。
上述のように、リヤホイールハウス24に予め固定されてサブアッシーされた上方部材31,32の下端部と、リヤサイドフレーム10に予め固定されてサブアッシーされた下方部材33,34の上端部とを、車体の組立時において接着または溶接することにより、ダンパ支持部25の前辺部及び後辺部に形成された膨出部27,28と、上方部材31,32の本体部37からなる膨出部と、下方部材33,34の本体部39,42からなる膨出部とで上下に連続した補強部を形成している。
また、図3及び図7に示すように、ダンパ支持部25の車幅方向外面側において、車体側壁部3のアウタパネル21及びインナパネル22の間に配設された外面側補強材23を、図7に示すように、鋼板材を折り曲げる等により形成された前後一対の取付フランジ23cと、車幅方向外方側が開口したコ字状の本体部23dとを有する断面ハット型に形成している。
このように構成された外面側補強材23を、リヤホイールハウスアウタ24bの上部においてダンパ支持部25に対応した位置から上方に向かって延びるように設置し、外面側補強材23の上端部23aを車体上部のルーフサイドレール4に接続している。
外面側補強材23は、図3に示すように、上方に向かうにつれて先細りとなる先細り形状で形成している。詳しくは、外面側補強材23の上端部23aをルーフサイドレール4の断面係数に応じた幅で形成し、外面側補強材23の下端部23bをダンパ支持部25に対応する幅で形成することによって、上方に向かうにつれて先細りとなる先細り形状で形成している。
したがって、図7に示すように、インナパネル22を挟んで、車室内側のダンパ支持部25の取付フランジ25aと、車外側の外面側補強材23の取付フランジ23cとが対向し、外面側補強材23とダンパ支持部25とで閉断面を構成している。
なお、乗降用開口部2の上部を車両前後方向に配設されたルーフサイドレール4には、図1において点線で示すように、車幅方向に配設されたルーフクロスメンバ9が接続されている。図1においては、1本のルーフクロスメンバ9を図示しているが、車両前後方向に所定間隔を隔てて複数本のルーフクロスメンバ9を配設している。
また、フロアパネル1には、車幅方向に延びる第1クロスメンバ46と、第2クロスメンバ47とを配置している。詳しくは、図2に示すように、第1クロスメンバ46をキックアップ部7に沿って配置し、第2クロスメンバ47を車体後壁部5の後端と第1クロスメンバ46との前後方向における略中間位置に配置している。
第1クロスメンバ46は、キックアップ部7の上面側に配設されるメンバ上側部材48と、キックアップ部7の下面側に配設されるメンバ下側部材49とで構成している。
メンバ上側部材48及びメンバ下側部材49は、前後一対のフランジ部を備えた断面ハット型の部材で構成され、第1クロスメンバ46は、フロアパネル1のキックアップ部7を挟んで、メンバ上側部材48とメンバ下側部材49とで閉断面を構成している。
第1クロスメンバ46のメンバ上側部材48は、図1及び図2に示すように、その左右両端部の略全体が、側面視で第1ブレース29の下端部と車両の前後方向にオーバラップした状態で、リヤサイドフレーム10を構成する上側部材16の車内側壁面に固定している。
そして、上述したように、メンバ上側部材48の上面及び前面48aに第1ブレース29の下端部をスポット溶接して構成している。また、第1クロスメンバ46のメンバ下側部材49を、側面視でその略全体がメンバ上側部材48と車両の前後方向にオーバラップした状態で、リヤサイドフレーム10を構成する下側部材17の車内側壁面に固定している。
第2クロスメンバ47は、キックアップ部7の下面側に配設され、前後一対のフランジ部を備えた断面ハット型の部材で構成されている。
詳しくは、第2クロスメンバ47は、第1クロスメンバ46の後方側において、第2ブレース30とリヤサイドフレーム10との結合部近傍において、左右のリヤサイドフレーム10を連結している。
そして、リヤフロア部8の下面に固定される前後一対のフランジ部を備えた断面逆ハット型の部材からなる第2クロスメンバ47は、その前辺部が、第2ブレース30の下端後辺部と車両の前後方向にオーバラップした状態で、リヤサイドフレーム10を構成する下側部材17の車内側壁面に固定されている。
なお、上述のサブフレーム15は、第1クロスメンバ46のメンバ下側部材49及び第2クロスメンバ47に略対応する車幅方向外側位置でリヤサイドフレーム10の下側部材17の下面に取り付けられている。
上述のように、後輪を収容する左右一対のリヤホイールハウス24に、サスペンションダンパ12の上端を支持するダンパ支持部25が設けられた車両の後部車体構造において、リヤホイールハウス24の車両前側位置で、ダンパ支持部25近傍から下方に垂下する第1ブレース29と、リヤホイールハウス24の車両後側位置で、ダンパ支持部25近傍から下方に垂下する第2ブレース30と、第1ブレース29と第2ブレース30との間に対応するリヤホイールハウス24上部において、車両の前後方向に延びるルーフサイドレール4とリヤホイールハウス24とを連結する外面側補強材23とを備えたことにより、サスペンションダンパ12の上端部を支持するダンパ支持部25がリヤホイールハウス24に設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
詳しくは、第1ブレース29と第2ブレース30により、サスペンションダンパ12からダンパ支持部25を介して入力された荷重によるリヤホイールハウス24の内倒れを防止することができる。
また、外面側補強材23によりブレース29,30の荷重をルーフサイドレール4に伝達し、ルーフサイドレール4によってブレース29,30の荷重を負担させることができる。したがって、リヤホイールハウス24に設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
また、ブレース29,30の荷重を、外面側補強材23を介してルーフサイドレール4に伝達するため、車体タイプを問わず、車体後部の剛性を向上することができる。
このように、この車両の後部車体構造は汎用性が高く、セダンタイプやハッチバックタイプなどのいずれの車体タイプの車体にも適用できるため、車体後部の設計効率を向上することができる。より具体的には、この車両の後部車体構造では、例えば、セダンタイプにおけるパッケージメンバや、ハッチバックタイプにおけるリアへッダメンバのような車体タイプ特有のメンバ部材で荷重を負担させずとも、外面側補強材23を介して、ブレース29,30の荷重をルーフサイドレール4で負担させることができる。
したがって、車体タイプ特有のメンバ部材の設計自由度が高まるとともに、車体タイプを問わず、車体後部の剛性を向上することができる。また、このように、この車両の後部車体構造は汎用性が高く、いずれの車体タイプの車体にも適用できるため、車体の開発効率を向上させ、車体の開発コストを低減することができる。
また、ルーフクロスメンバ9がルーフサイドレール4に接続されているため、外面側補強材23を介してルーフサイドレール4に伝達された荷重の一部をルーフクロスメンバ9が負担することができる。したがって、車両後方視逆凹側の骨格を構成することができる。よって、より確実に、リヤホイールハウス24に設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
また、外面側補強材23を、リヤホイールハウス24上部からルーフサイドレール4に向かって略直線状に配設するとともに、上方に向かうにつれて先細りとなる先細り形状で形成しているため、重量増加を抑制しながら、外面側補強材23を介してブレース29,30の荷重をルーフサイドレール4に伝達することができる。
詳しくは、外面側補強材23を、リヤホイールハウス24上部からルーフサイドレール4に向かって略直線状に配設することにより、外面側補強材23による荷重伝達方向が変化せず、ブレース29,30の荷重を、外面側補強材23を介してルーフサイドレール4に効率よく伝達することができる。
また、先細り形状でない外面側補強材23を備えた場合と比較して、外面側補強材23の形状を先細り形状としたことにより、外面側補強材23を備えたことによる重量増加を抑制することができる。
さらに、外面側補強材23を車両前後方向に対して略垂直状に配置し、リヤホイールハウス24の上部とルーフサイドレール4とを接続しているため、サスペンションダンパ12からの上下方向の荷重を効率よく伝達することができる。
また、外面側補強材23を、リヤホイールハウス24の車体外側部分を構成するリヤホイールハウスアウタ24bに配設することにより、荷室空間等の車室空間を損なうことなく、車体後部の剛性を向上することができる。
詳しくは、外面側補強材23を車室内側に配設する場合、荷室空間等の車室空間において、外面側補強材23が突出するため、荷物の積卸しに邪魔になったり、車室空間が狭くなる。しかし、外面側補強材23を、車外側であるリヤホイールハウスアウタ24bに配設することで、荷室空間等の車室空間を損なうことなく、車体後部の剛性を向上することができる。
また、ダンパ支持部25を、車幅方向外方側に開口する断面ハット型部材で構成するとともに、第1ブレース29及び第2ブレース30の上方部材31,32とをダンパ支持部25に連結し、外面側補強材23を車幅方向内方側に開口する断面ハット型部材で構成し、外面側補強材23の上端部23aを、ルーフサイドレール4の断面形状に応じた断面ハット型とするとともに、外面側補強材23の下端部23bとダンパ支持部25とで閉断面を構成しているため、ブレース29,30の荷重を、外面側補強材23を介してルーフサイドレール4に、確実に伝達することができる。
詳しくは、図7に示すように、外面側補強材23の下端部23bとダンパ支持部25とで閉断面を構成することができるため、外面側補強材23の板厚を大きく設定することなく、外面側補強材23の下部とダンパ支持部25とで十分な断面係数を有する補強部材として構成することができる。したがって、ブレース29,30の荷重を確実に、外面側補強材23に伝達することができる。
また、外面側補強材23の上端部23aを、ルーフサイドレール4の断面形状に応じた断面ハット型とすることにより、外面側補強材23とルーフサイドレール4との間における荷重の伝達ロスを抑制することができる。
したがって、ブレース29,30から入力される荷重を、外面側補強材23を介して、ルーフサイドレール4に確実且つ効率よく伝達することができる。よって、リヤホイールハウス24に設けられた車両における車体後部の剛性を効率よく向上することができる。
また、左右の第1ブレース29の下部同士を連結する第1クロスメンバ46と、左右の第2ブレース30の下部同士をリヤサイドフレーム10を介して連結する第2クロスメンバ47とを、フロアパネル1に配設しているため、外面側補強材23、ブレース29,30、クロスメンバが協同して車体剛性を向上することができる。
さらに具体的には、ルーフクロスメンバ9がルーフサイドレール4に接続されているため、外面側補強材23、ブレース29,30、クロスメンバ46,47、ルーフサイドレール4及びルーフクロスメンバ9によって環状の骨格を構成することができる。したがって、より確実に、リヤホイールハウス24に設けられた車両における車体後部の剛性を向上することができる。
このように、ルーフクロスメンバ9あるいはリアへッダメンバ等の車幅方向部材を、外面側補強材23と連続する(前後位置が一致する)位置に配置して環状構造とすることによって、より効率良く車体剛性(特に、車体の捩れ剛性)を向上することができる。
なお、第1クロスメンバ46をキックアップ部7に配設するとともに、フロアパネル1より上部のメンバ上側部材48と、フロアパネル1の下方のメンバ下側部材49とで閉断面を構成しているため、剛性の高い補強部材を構成している。また、メンバ上側部材48をキックアップ部7に配設しているため、車室空間を損なうことなく、高さの高い、すなわち断面二次モーメントの大きいクロスメンバを構成することができる。
このように、断面二次モーメントの大きい第1クロスメンバ46、第1ブレース29、外面側補強材23、ルーフサイドレール4及びルーフクロスメンバ9で環状の骨格を構成しているため、剛性の高い車両における車体後部構造を構築することができる。
なお、メンバ上側部材48の前面に、ビードを形成すれば、メンバ上側部材48の前面の面剛性を向上させるとともに、広い面による共振の発生を防止することができる。
また、リヤホイールハウス24の車内側壁面に沿ってブレース29,30を上下方向に延びるように設置したことにより、車両の走行時等に、リヤサスペンション14やサブフレーム15からの荷重の入力に基づく、リヤホイールハウス24において発生した振動をブレース29,30により吸収させて、騒音の発生を効果的に抑制することができる。
また、リヤホイールハウス24のダンパ支持部25に車室内側へ膨出する前後一対の膨出部27,28を形成し、この膨出部27,28に連続させるようにブレース29,30を設置したことにより、ダンパ支持部25の前後両側辺部から下方に断面係数の大きい補強部を連続して設置することができる。
したがって、車体重量を増大させることなく、ダンパ支持部25の前後両側辺部を効果的に補強することができるとともに、サスペンションダンパ12からダンパ支持部25に入力された荷重をブレース29,30及び外面側補強材23によりルーフサイドレール4及びリヤサイドフレーム10に効率よく伝達して支持することができる。また、ダンパ支持部25による車体側壁部3への荷重伝達を効率よく行って、車体側壁部3による荷重の分散支持を効果的に行うことができる。
さらには、リヤホイールハウス24の車室内側壁面を、第2ブレース30が配設された車両後方部分に比べ、第1ブレース29が配設された前方部分を車幅方向外方側に位置する車幅方向傾斜面に形成しているため、車室空間を損なうことなく第1ブレース29の断面における車幅方向の高さを高くすることができる。これにより、断面二次モーメントの大きい第1ブレース29を形成することができる。
また、ブレース29,30を、図2に示すように、車両前後方向に凸なハ字形状となるように配置したことにより、例えば、ブレース29,30を、車両前後方向に凹なハ字形状となるように配置した場合と比較して、ブレース29,30を車室内側へ大きく突出させることなく、その設置高さを充分に確保して断面二次モーメントを向上させることができる。したがって、車室空間を損なうことなく、ブレース29,30を設けることによる補強効果を充分に発揮させて、剛性の高い車両における車体後部構造を構築することができる。
さらには、ダンパ支持部25を補強する補強部材26を設けるとともに、この補強部材26にブレース29,30の上方部材31,32を接続したため、このブレース29,30の上部をダンパ支持部25と補強部材26とで挟持した状態で強固に連結することができる。したがって、ダンパ支持部25にサスペンションダンパ12を安定して支持させることができるとともに、このサスペンションダンパ12からダンパ支持部25及び補強部材26に入力された荷重をブレース29,30に効果的に伝達して支持することができる。
以上、この発明の構成と前述の実施形態との対応において、
この発明の連結部材は、外面側補強材23,23’に対応し、
ホイールハウスアウタは、リヤホイールハウスアウタ24bに対応するも、この発明は、前述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、外面側補強材23の形状を車両左右で異なるように形成してもよい。なお、図8(a)は車両右側の車体側壁部3及び車体後壁部5について車外側から見た側面図を示し、図8(b)は図8(a)のIII−III線断面図を示している。
この実施形態では、車両左側の外面側補強材23を上述の構成で構成するのに対し、車両右側の外面側補強材23’を、図8(b)に示すように、退避部23eを備えて形成している。詳しくは、車両右側のアウタパネル21と外面側補強材23’との間のリヤホイールハウスアウタ24bの上方に、給油を受ける燃料パイプ50を配置し、外面側補強材23’における燃料パイプ50と車幅方向に重なる部分を凹状にへこませた退避部23eを形成している。
これにより、外面側補強材23’と燃料パイプ50とが干渉することなく、車体後部の剛性を向上することができる。つまり、左右で装備の配置レイアウトの異なる車両であっても、車体後部の剛性を向上することができる。
したがって、車体後部の剛性を向上する外面側補強材23’と燃料パイプ50とが両立する配置レイアウトを実現することができ、配置レイアウトの自由度が高まり、この車両の後部車体構造の汎用性を向上させることができる。
1…フロアパネル
4…ルーフサイドレール
12…サスペンションダンパ
23,23’…外面側補強材
23e…退避部
24…リヤホイールハウス
24b…リヤホイールハウスアウタ
25…ダンパ支持部
29…第1ブレース
30…第2ブレース
46…第1クロスメンバ
47…第2クロスメンバ
50…燃料パイプ

Claims (6)

  1. 後輪を収容する左右一対のリヤホイールハウスに、サスペンションダンパの上端を支持するダンパ支持部が設けられた車両の後部車体構造であって、
    前記リヤホイールハウスの車両前側位置で、前記ダンパ支持部近傍から下方に垂下する第1ブレースと、
    前記リヤホイールハウスの車両後側位置で、前記ダンパ支持部近傍から下方に垂下する第2ブレースと、
    該第1ブレースと第2ブレースとの間に対応する前記リヤホイールハウス上部において、車両の前後方向に延びるルーフサイドレールと前記リヤホイールハウスとを連結する連結部材とを備えた
    車両の後部車体構造。
  2. 前記連結部材を、
    前記ホイールハウス上部から前記ルーフサイドレールに向かって略直線状に配設するとともに、
    上方に向かうにつれて先細りとなる先細り形状で形成した
    請求項1に記載の車両の後部車体構造。
  3. 前記連結部材を、
    前記リヤホイールハウスの車体外側部分を構成するホイールハウスアウタの上部に配設した
    請求項1または2に記載の車両の後部車体構造。
  4. 前記ダンパ支持部を、車幅方向外方側に開口する断面ハット型部材で構成するとともに、前記第1ブレースの上部と前記第2ブレースの上部とを前記ダンパ支持部に連結し、
    前記連結部材を車幅方向内方側に開口する断面ハット型部材で構成し、
    前記連結部材の上部を、前記ルーフサイドレールの断面形状に応じた断面ハット型とするとともに、前記連結部材の下部と前記ダンパ支持部とで閉断面を構成することで、前記先細り形状を形成した
    請求項3に記載の車両の後部車体構造。
  5. 左右リヤホイールハウスのいずれか一方の前記連結部材に、
    左右リヤホイールハウスのいずれか一方の上部に配設された燃料パイプとの干渉を避ける退避部を備えた
    請求項3又は4に記載の車両の後部車体構造。
  6. 左右の前記第1ブレースの下部同士を連結する第1クロスメンバと、左右の前記第2ブレースの下部同士を連結する第2クロスメンバとを、
    フロアパネルに配設した
    請求項1乃至5のうちいずれかに記載の車両の後部車体構造。
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