JP7354866B2 - ワイヤハーネス用支持部材及びワイヤハーネス - Google Patents
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Description
本開示は、ワイヤハーネス用支持部材及びワイヤハーネスに関するものである。
例えば、特許文献1には、ワイヤハーネスの電線を車体に支持するための支持部材が記載されている。同支持部材は、枠体と、その枠体内に形成されたボルト固定部とを備え、ボルト固定部は、車体側に設けられたボルトが挿通されて固定される固定孔を備えている。また、ボルト固定部と枠体との間には、可撓部(可撓性のヒンジ体)が、ボルト固定部及び枠体と一体に繋がるように形成されている。従って、支持部材を車体側のボルトに固定する際、可撓部の撓みによって、ボルト固定部の固定孔の位置が枠体に対して相対的に変位することで、ボルトの位置公差(軸直交方向への位置ずれ)を吸収することが可能となる。
上記実施形態のような支持部材では、可撓部がボルト固定部及び枠体に一体形成されているため、可撓部の撓みによるボルト固定部の移動範囲が狭くなる傾向がある。従って、ボルトの位置公差が大きくなると、可撓部の撓みによるボルト固定部の変位では当該公差に対応しきれないおそれがあった。仮に、可撓部の長さを長くするなどして可撓部の撓み量を大きくした場合、可撓部の剛性が低下するなどの懸念があるため、可撓部の撓みを利用した構成ではボルト固定部の移動範囲を拡大させることが困難であった。
そこで、ボルトの位置公差に対する対応範囲を拡大させやすいワイヤハーネス用支持部材及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本開示のワイヤハーネス用支持部材は、ワイヤハーネスの電線を車体に対して支持するためのワイヤハーネス用支持部材であって、前記電線を保持する保持部を有する本体部と、前記本体部とは別体をなすボルト固定部材と、を備え、前記ボルト固定部材は、前記車体側に設けられたボルトが挿通されて固定される固定孔と、被支持部と、を備え、前記本体部は、前記被支持部を移動可能に支持する支持部を備え、前記支持部及び前記被支持部の一方は、前記ボルトの軸方向に対して交差する方向に沿って形成された溝部であり、前記支持部及び前記被支持部の他方は前記溝部に挿入される挿入部である。
また、本開示のワイヤハーネスは、上記のワイヤハーネス用支持部材と、前記ワイヤハーネス用支持部材にて車体に対して支持された電線と、を備える。
本開示によれば、ボルトの位置公差に対する対応範囲を拡大させやすいワイヤハーネス用支持部材及びワイヤハーネスを提供することが可能となる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネス用支持部材は、
[1]ワイヤハーネスの電線を車体に対して支持するためのワイヤハーネス用支持部材であって、前記電線を保持する保持部を有する本体部と、前記本体部とは別体をなすボルト固定部材と、を備え、前記ボルト固定部材は、前記車体側に設けられたボルトが挿通されて固定される固定孔と、被支持部と、を備え、前記本体部は、前記被支持部を移動可能に支持する支持部を備え、前記支持部及び前記被支持部の一方は、前記ボルトの軸方向に対して交差する方向に沿って形成された溝部であり、前記支持部及び前記被支持部の他方は前記溝部に挿入される挿入部である。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネス用支持部材は、
[1]ワイヤハーネスの電線を車体に対して支持するためのワイヤハーネス用支持部材であって、前記電線を保持する保持部を有する本体部と、前記本体部とは別体をなすボルト固定部材と、を備え、前記ボルト固定部材は、前記車体側に設けられたボルトが挿通されて固定される固定孔と、被支持部と、を備え、前記本体部は、前記被支持部を移動可能に支持する支持部を備え、前記支持部及び前記被支持部の一方は、前記ボルトの軸方向に対して交差する方向に沿って形成された溝部であり、前記支持部及び前記被支持部の他方は前記溝部に挿入される挿入部である。
この構成によれば、ボルト固定部材が溝部の長さ方向に移動することで、車体側のボルトの位置公差に対応可能である。そして、ボルトの位置公差が大きい場合には、ボルト固定部材の移動量を溝部の長さを長くすることで対応できる。従って、本体部に一体形成された可撓部によって公差吸収する従来構成と比較して、ボルトの位置公差に対する対応範囲を拡大させやすい構成となる。
[2]前記ボルト固定部材は、前記固定孔の内面から延出し、前記溝部の長さ方向に沿った方向に互いに対向する一対の挟持片を有し、前記一対の挟持片は、前記固定孔に挿入された前記ボルトを挟持する。
この構成によれば、一対の挟持片の対向方向と直交する方向へのボルトの相対移動を許容しつつ、一対の挟持片によってボルトを固定孔に固定することが可能となる。従って、溝部の長さ方向に対して交差する方向へのボルトの位置公差を吸収することが可能となる。
[3]前記挿入部は、前記溝部の長さ方向から見て円形をなしている。
この構成によれば、溝部と挿入部との接触面積を小さくすることが可能となる。その結果、ボルト固定部材の変位がスムーズとなることで、車体に対するワイヤハーネス用支持部材の組付性の向上に寄与できる。
この構成によれば、溝部と挿入部との接触面積を小さくすることが可能となる。その結果、ボルト固定部材の変位がスムーズとなることで、車体に対するワイヤハーネス用支持部材の組付性の向上に寄与できる。
[4]前記溝部は、前記溝部の長さ方向の一方側に開放する開放部を有し、前記本体部は、前記開放部を塞ぐカバーを備えている。
この構成によれば、溝部の開放部を塞ぐカバーによって、ボルト固定部材が本体部から脱落することを防止することが可能となる。
この構成によれば、溝部の開放部を塞ぐカバーによって、ボルト固定部材が本体部から脱落することを防止することが可能となる。
[5]また、本開示のワイヤハーネスは、上記のワイヤハーネス用支持部材と、前記ワイヤハーネス用支持部材にて車体に対して支持された電線と、を備える。
この構成によれば、ボルト固定部材が溝部の長さ方向に移動することで、車体側のボルトの位置公差に対応可能である。そして、ボルトの位置公差が大きい場合には、ボルト固定部材の移動量を溝部の長さを長くすることで対応できる。従って、本体部に一体形成された可撓部によって公差吸収する従来構成と比較して、ボルトの位置公差に対する対応範囲を拡大させやすい構成となる。
この構成によれば、ボルト固定部材が溝部の長さ方向に移動することで、車体側のボルトの位置公差に対応可能である。そして、ボルトの位置公差が大きい場合には、ボルト固定部材の移動量を溝部の長さを長くすることで対応できる。従って、本体部に一体形成された可撓部によって公差吸収する従来構成と比較して、ボルトの位置公差に対する対応範囲を拡大させやすい構成となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のワイヤハーネス用支持部材及びワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示のワイヤハーネス用支持部材及びワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用のワイヤハーネス10は、コネクタ11aを端部に備えた電線11と、電線11のコネクタ11aを車体12に対して支持するワイヤハーネス用支持部材13と、を備えている。なお、図2では、コネクタ11aを含む電線11の図示を省略している。また、図面中の互いに直交するXYZ軸におけるX軸は、支持部材13の奥行方向Xを表し、Y軸は支持部材13の幅方向Yを表し、Z軸は支持部材13の高さ方向Zを表している。また、以下の説明では、ワイヤハーネス用支持部材13を単に「支持部材13」と言う。
支持部材13は、コネクタ11aを保持する保持部14を有する本体部15と、本体部15とは別体をなし、本体部15に組み付けられたボルト固定部材16と、を備えている。
(本体部15)
支持部材13の本体部15は、合成樹脂材からなる射出成形品である。本体部15は、前記保持部14と、ボルト固定部材16が組み付けられる組付部17と、を備えている。本実施形態の本体部15は、複数のコネクタ11aをそれぞれ保持する複数の保持部14を有している。
支持部材13の本体部15は、合成樹脂材からなる射出成形品である。本体部15は、前記保持部14と、ボルト固定部材16が組み付けられる組付部17と、を備えている。本実施形態の本体部15は、複数のコネクタ11aをそれぞれ保持する複数の保持部14を有している。
なお、複数の保持部14のうちの、2つの保持部14aは幅方向Y視において枠状をなし、1つの保持部14bは奥行方向X視において枠状をなしている。すなわち、各保持部14aにはコネクタ11aが幅方向Yに沿って組み付けられ、保持部14bにはコネクタ11aが奥行方向Xに沿って組み付けられる。そして、各コネクタ11aが各保持部14に組み付けられることにより、各コネクタ11aを含む各電線11が車体12に対して支持される。
ボルト固定部材16が組み付けられる組付部17は、保持部14aの高さ方向Zの一側面(図1及び図2における上面)に形成されている。
本体部15は、保持部14bの高さ方向Zの一側面(図1及び図2における下面)から高さ方向Zに沿って延出する固定脚18を有している。固定脚18は、本体部15に一体に形成されているため、本体部15に対して相対移動不能となっている。固定脚18の先端部には、車体12から突出するボルトB1が挿入されて固定される係止孔19が形成されている。
本体部15は、保持部14bの高さ方向Zの一側面(図1及び図2における下面)から高さ方向Zに沿って延出する固定脚18を有している。固定脚18は、本体部15に一体に形成されているため、本体部15に対して相対移動不能となっている。固定脚18の先端部には、車体12から突出するボルトB1が挿入されて固定される係止孔19が形成されている。
(ボルト固定部材16)
図3、図4及び図5に示すように、ボルト固定部材16は、合成樹脂材からなる射出成形品である。ボルト固定部材16は、固定孔21を有する基部22と、基部22から幅方向Yの両側に延びる一対の腕部23と、各腕部23の先端部に形成された挿入部24と、を備えている。なお、図3は、組付部17における後述のカバー33が閉じた状態を示しており、図4及び図5はカバー33が開いた状態を示している。
図3、図4及び図5に示すように、ボルト固定部材16は、合成樹脂材からなる射出成形品である。ボルト固定部材16は、固定孔21を有する基部22と、基部22から幅方向Yの両側に延びる一対の腕部23と、各腕部23の先端部に形成された挿入部24と、を備えている。なお、図3は、組付部17における後述のカバー33が閉じた状態を示しており、図4及び図5はカバー33が開いた状態を示している。
各挿入部24は、高さ方向Zに直交する断面形状が円形をなしている。本実施形態の各挿入部24は、高さ方向Zに沿って延びる円柱状をなしている。
基部22の固定孔21には、車体12から突出するボルトB2が挿入されて固定される。詳しくは、基部22は、固定孔21の内面から固定孔21内に延出する一対の挟持片25を有している。一対の挟持片25は、挿入部24の長さ方向(すなわち、後述の溝部31の長さ方向)に沿った方向(高さ方向Z)において互いに対向している。一対の挟持片25は、固定孔21に挿入されたボルトB2を該ボルトB2の軸直交方向に挟持する。そして、各挟持片25の先端部が、ボルトB2の外周面におけるねじ部分に対してボルトB2の軸方向に係止される。これにより、固定孔21にボルトB2が固定される。
基部22の固定孔21には、車体12から突出するボルトB2が挿入されて固定される。詳しくは、基部22は、固定孔21の内面から固定孔21内に延出する一対の挟持片25を有している。一対の挟持片25は、挿入部24の長さ方向(すなわち、後述の溝部31の長さ方向)に沿った方向(高さ方向Z)において互いに対向している。一対の挟持片25は、固定孔21に挿入されたボルトB2を該ボルトB2の軸直交方向に挟持する。そして、各挟持片25の先端部が、ボルトB2の外周面におけるねじ部分に対してボルトB2の軸方向に係止される。これにより、固定孔21にボルトB2が固定される。
図5に示すように、ボルト固定部材16が組付部17に組み付けられた状態において、基部22の開口方向の一端部が組付部17から車体12側に突出するように構成されている。また、本実施形態では、ボルトB2の軸方向が支持部材13の奥行方向Xに対して傾斜しているため、基部22の開口方向(固定孔21の開口方向)が支持部材13の奥行方向Xに対して傾斜するように構成されている。
(組付部17)
図4及び図5に示すように、ボルト固定部材16が組み付けられる組付部17は、高さ方向Zに沿って延びる一対の溝部31を有している。各溝部31は、被支持部としての挿入部24を移動可能に支持する支持部として構成されている。一対の溝部31は、各々の開口側が幅方向Yに互いに対向するように設けられている。また、各溝部31は、平面視において略長方形をなしている(図5参照)。詳しくは、溝部31の内側面は、奥行方向Xに直交し互いに対向する一対の平面と、幅方向Yに直交する平面と、を有している。
図4及び図5に示すように、ボルト固定部材16が組み付けられる組付部17は、高さ方向Zに沿って延びる一対の溝部31を有している。各溝部31は、被支持部としての挿入部24を移動可能に支持する支持部として構成されている。一対の溝部31は、各々の開口側が幅方向Yに互いに対向するように設けられている。また、各溝部31は、平面視において略長方形をなしている(図5参照)。詳しくは、溝部31の内側面は、奥行方向Xに直交し互いに対向する一対の平面と、幅方向Yに直交する平面と、を有している。
図5に示すように、各溝部31には、ボルト固定部材16の各挿入部24が挿入されている。挿入部24は、その軸方向(円形の中心軸方向)が溝部31の長さ方向(高さ方向Z)に沿うように、溝部31に挿入されている。各挿入部24は、各溝部31内を高さ方向Zに沿って移動可能に構成されている。これにより、ボルト固定部材16が溝部31の長さ方向(高さ方向Z)に変位可能となっており、ボルト固定部材16が高さ方向Zに変位することで、固定孔21が固定脚18の係止孔19に対して接近又は離間するようになっている(図2参照)。なお、平面視(高さ方向Z視)において、溝部31は略長方形をなし、挿入部24は円形をなすため、溝部31と挿入部24との接触面積が極力小さくなるように構成されている。
図4及び図5に示すように、幅方向Yにおける一対の溝部31の間には、基部22が収容される収容部32が形成されている。収容部32は、高さ方向Zの一方側(図4において上側)が開放された形状をなしている。また、各溝部31も、収容部32と高さ方向Zの同方向に開放されている。すなわち、各溝部31は、溝部31の長さ方向の一端部(高さ方向Zの上端部)に開放部31aを有している。これにより、ボルト固定部材16を、組付部17の各溝部31及び収容部32に対し、高さ方向Zに沿って組み付けることが可能となっている。
組付部17は、各溝部31の開放部31a及び収容部32における高さ方向Zの開放部位を塞ぐための開閉可能なカバー33を備えている。本実施形態のカバー33は組付部17に一体に形成されている。カバー33は、組付部17にヒンジ部34を介して回動可能に形成されている。これにより、カバー33は、ヒンジ部34を回動軸として、図3に示す閉じた位置と図4に示す開いた位置との間を回動可能となっている。また、組付部17には、カバー33が閉じた位置においてカバー33の係止部35が係止される被係止部36が形成されている。
本実施形態の作用について説明する。
支持部材13を車体12側のボルトB1,B2に固定する際には、まず、固定孔21及び係止孔19のいずれか一方を先に固定する。ここでは、一例として、先に固定孔21をボルトB2に固定する組付態様について説明する。
支持部材13を車体12側のボルトB1,B2に固定する際には、まず、固定孔21及び係止孔19のいずれか一方を先に固定する。ここでは、一例として、先に固定孔21をボルトB2に固定する組付態様について説明する。
まず、固定孔21にボルトB2を差し込むように、ボルト固定部材16をボルトB2に組み付ける。すると、一対の挟持片25が自身の撓みによって、ボルトB2をその軸直交方向に弾性的に挟持する。このとき、各挟持片25の先端がボルトB2の外周面に対してボルトB2の軸方向に係止されるため、ボルト固定部材16は、ボルトB2の軸方向においては固定されるものの、ボルトB2の軸直交方向(一対の挟持片25の対向方向と直交する方向)においては移動可能となっている。また、ボルト固定部材16は、組付部17に対して、溝部31の長さ方向(高さ方向Z)に相対移動可能となっている。
ボルト固定部材16をボルトB2に固定した後、固定脚18の係止孔19にボルトB1を差し込む。このとき、前述のように、固定孔21内でのボルトB2の軸直交方向への相対移動が挟持片25によって許容されるとともに、ボルト固定部材16の高さ方向Zへの相対移動が許容されていることから、支持部材13の組付部17が、ボルトB2の軸方向と直交する平面に沿って2次元的に移動可能となっている。これにより、ボルトB1,B2の間の相対的な位置公差を吸収することが可能となっている。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本体部15の溝部31は、ボルト固定部材16の挿入部24を溝部31の長さ方向(高さ方向Z)に移動可能に支持する。この構成によれば、ボルト固定部材16が溝部31の長さ方向に移動することで、車体12側のボルトB2の位置公差に対応可能である。そして、ボルトB2の位置公差が大きい場合には、ボルト固定部材16の移動量を溝部31の長さを長くすることで対応できる。従って、本体部15に一体形成された可撓部によって公差吸収する従来構成と比較して、ボルトB2の位置公差(ボルトB1との相対的な位置公差)に対する対応範囲を拡大させやすい構成となる。
(1)本体部15の溝部31は、ボルト固定部材16の挿入部24を溝部31の長さ方向(高さ方向Z)に移動可能に支持する。この構成によれば、ボルト固定部材16が溝部31の長さ方向に移動することで、車体12側のボルトB2の位置公差に対応可能である。そして、ボルトB2の位置公差が大きい場合には、ボルト固定部材16の移動量を溝部31の長さを長くすることで対応できる。従って、本体部15に一体形成された可撓部によって公差吸収する従来構成と比較して、ボルトB2の位置公差(ボルトB1との相対的な位置公差)に対する対応範囲を拡大させやすい構成となる。
(2)ボルト固定部材16は、固定孔21の内面から延出し、溝部31の長さ方向に沿った方向(高さ方向Z)に互いに対向する一対の挟持片25を有し、一対の挟持片25は、固定孔21に挿入されたボルトB2を該ボルトB2の軸直交方向に挟持する。この構成によれば、一対の挟持片25の対向方向(高さ方向Z)と直交する方向へのボルトB2の相対移動を許容しつつ、一対の挟持片25によってボルトB2を固定孔21に固定することが可能となる。従って、溝部31の長さ方向(高さ方向Z)に対して交差する方向へのボルトB2の位置公差を吸収することが可能となる。
(3)挿入部24は、溝部31の長さ方向から見て円形をなしている。この構成によれば、溝部31と挿入部24との接触面積を小さくすることが可能となる。その結果、ボルト固定部材16の変位がスムーズとなることで、車体12に対する支持部材13の組付性の向上に寄与できる。
(4)溝部31は、溝部31の長さ方向の一方側に開放する開放部31aを有し、本体部15は開放部31aを塞ぐカバー33を備えている。この構成によれば、ボルト固定部材16の挿入部24を溝部31に対して開放部31aから組み付けることが可能となる。また、溝部31の開放部31aを塞ぐカバー33によって、ボルト固定部材16の挿入部24が開放部31aから脱落することを防止することが可能となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、本体部15側の支持部を溝部31とし、ボルト固定部材16側の被支持部を溝部31に挿入される挿入部24としたが、これに特に限定されるものではない。すなわち、ボルト固定部材16側の被支持部を溝部とし、本体部15側の支持部を当該溝部に挿入される挿入部としてもよい。
・上記実施形態では、本体部15側の支持部を溝部31とし、ボルト固定部材16側の被支持部を溝部31に挿入される挿入部24としたが、これに特に限定されるものではない。すなわち、ボルト固定部材16側の被支持部を溝部とし、本体部15側の支持部を当該溝部に挿入される挿入部としてもよい。
・上記実施形態では、カバー33が組付部17に一体形成されたが、これに限らず、カバー33を組付部17(本体部15)に対して別体としてもよい。
・挿入部24は中実の円柱状以外に、例えば円筒状であってもよい。また、溝部31の長さ方向(高さ方向Z)から見た挿入部24の外形は円形に限定されるものではなく、溝部31の形状に応じて適宜変更可能である。
・挿入部24は中実の円柱状以外に、例えば円筒状であってもよい。また、溝部31の長さ方向(高さ方向Z)から見た挿入部24の外形は円形に限定されるものではなく、溝部31の形状に応じて適宜変更可能である。
・上記実施形態では、ボルトB2の軸方向が支持部材13の奥行方向Xに対して傾斜しているが、これに特に限定されるものではなく、ボルトB2の軸方向が支持部材13の奥行方向Xに対して平行である(幅方向Yと直交する)構成としてもよい。
・上記実施形態では、保持部14にてコネクタ11aを保持する支持部材13(コネクタホルダ)に具体化したが、これに特に限定されるものではなく、ワイヤハーネスの電線の周囲を覆って電線を保護するプロテクタに具体化してもよい。
10 ワイヤハーネス
11 電線
11a コネクタ
12 車体
13 ワイヤハーネス用支持部材(支持部材)
14(14a,14b) 保持部
15 本体部
16 ボルト固定部材
17 組付部
18 固定脚
19 係止孔
21 固定孔
22 基部
23 腕部
24 挿入部(被支持部)
25 挟持片
31 溝部(支持部)
31a 開放部
32 収容部
33 カバー
34 ヒンジ部
35 係止部
36 被係止部
B1 ボルト
B2 ボルト
X 奥行方向
Y 幅方向
Z 高さ方向
11 電線
11a コネクタ
12 車体
13 ワイヤハーネス用支持部材(支持部材)
14(14a,14b) 保持部
15 本体部
16 ボルト固定部材
17 組付部
18 固定脚
19 係止孔
21 固定孔
22 基部
23 腕部
24 挿入部(被支持部)
25 挟持片
31 溝部(支持部)
31a 開放部
32 収容部
33 カバー
34 ヒンジ部
35 係止部
36 被係止部
B1 ボルト
B2 ボルト
X 奥行方向
Y 幅方向
Z 高さ方向
Claims (5)
- ワイヤハーネスの電線を車体に対して支持するためのワイヤハーネス用支持部材であって、
前記電線を保持する保持部を有する本体部と、
前記本体部とは別体をなすボルト固定部材と、を備え、
前記ボルト固定部材は、前記車体側に設けられたボルトが挿通されて固定される固定孔と、被支持部と、を備え、
前記本体部は、前記被支持部を移動可能に支持する支持部を備え、
前記支持部及び前記被支持部の一方は、前記ボルトの軸方向に対して交差する方向に沿って形成された溝部であり、前記支持部及び前記被支持部の他方は前記溝部に挿入される挿入部である、ワイヤハーネス用支持部材。 - 前記ボルト固定部材は、前記固定孔の内面から延出し、前記溝部の長さ方向に沿った方向に互いに対向する一対の挟持片を有し、
前記一対の挟持片は、前記固定孔に挿入された前記ボルトを挟持する、請求項1に記載のワイヤハーネス用支持部材。 - 前記挿入部は、前記溝部の長さ方向から見て円形をなしている、請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス用支持部材。
- 前記溝部は、前記溝部の長さ方向の一方側に開放する開放部を有し、
前記本体部は、前記開放部を塞ぐカバーを備えている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用支持部材。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用支持部材と、
前記ワイヤハーネス用支持部材にて車体に対して支持された電線と、
を備えたワイヤハーネス。
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