JP6927803B2 - 給電具及びそれを備えたワイヤハーネス - Google Patents

給電具及びそれを備えたワイヤハーネス Download PDF

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Description

本発明は、給電具及びそれを備えたワイヤハーネスに関する。
車両のボディとスライドドアやバックドアとの間に配索されるワイヤハーネスとして、電線束を収容するコルゲートチューブ等の外装部材が、ボディ側の給電具とドア側の給電具とに接続された構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような給電具は、アウター部材に対して外装部材が接続されたインナー部材が回動可能に支持され、ドアの開閉にともなってインナー部材が回動するように構成されている。
特開2015−128366号公報
ところで、特許文献1に記載の給電具では、アウター部材に対してインナー部材が設定された回動範囲で回動できるように、アウター部材に形成されたインナー部材の収容部が扇状に広がる凹状に形成されている。したがって、この給電具では、アウター部材とインナー部材との隙間がインナー部材の回動に応じて増減する。このため、インナー部材が回動してアウター部材とインナー部材との隙間が小さくなる際に、隙間が大きいときに入り込んだ異物が噛み込んでしまい、動作不良が生じる可能性があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、常に円滑な動作が可能な給電具及びそれを備えたワイヤハーネスを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 電線が挿通された外装部材の端部を保持するインナー部材と、収容凹部内に収容された前記インナー部材を回動可能に支持するとともに、前記外装部材に対して相対変位する構造体に固定されるアウター部材と、を備え、
前記アウター部材の収容凹部が、
前記インナー部材を回動可能に支持するため前記インナー部材の回動軸に直交して互いに対向する壁部と、
前記インナー部材の外周面と対向し、前記回動軸を中心とした円弧面状に形成された周壁部と、を有し、
前記インナー部材の前記外周面が、前記回動軸を中心とした円弧面状に形成され
前記インナー部材は、前記外周面に係止片を有し、
前記アウター部材は、前記係止片が当接することで前記インナー部材の回動を規制するストッパを前記周壁部に有する
ことを特徴とする給電具。
上記(1)の構成の給電具によれば、アウター部材の周壁部及びインナー部材の外周面が、いずれもインナー部材の回動軸を中心とした円弧面状に形成されている。したがって、アウター部材に対してインナー部材が回動される際に、アウター部材の周壁部とインナー部材の外周面との隙間は、変化することなく一定に維持される。これにより、本構成の給電具は、アウター部材の周壁部とインナー部材の外周面との隙間に入り込んだ異物が噛み込むことによる動作不良が抑制され、外装部材と構造体との相対移動に追従して円滑に動作することができる。
更に、上記()の構成の給電具によれば、回動するインナー部材の係止片がアウター部材のストッパに当接することで、インナー部材の回動が予め設定された範囲に規制される。したがって、アウター部材の周壁部にインナー部材の外周面を直接当接させて回動を規制する構造とすることなく、インナー部材の回動を確実に規制することができる。
) 前記係止片及び前記ストッパは、前記周壁部と前記外周面との隙間における鉛直方向上部にだけ設けられている
ことを特徴とする上記()に記載の給電具。
上記()の構成の給電具によれば、アウター部材の周壁部とインナー部材の外周面との隙間における鉛直方向下部には空間が形成され、周壁部と外周面との隙間に入り込んだ異物の係止片とストッパとの間への噛み込みを抑制でき、インナー部材の回動及び回動の規制を円滑に行わせることができる。
) 前記電線束が挿通された前記外装部材の端部に、上記(1)又は(2)に記載の給電具が装着されている
ことを特徴とするワイヤハーネス。
上記()の構成のワイヤハーネスによれば、外装部材と構造体との相対移動に追従して円滑に動作する給電具を備えたワイヤハーネスを提供できる。
本発明によれば、常に円滑な動作が可能な給電具及びそれを備えたワイヤハーネスを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係る給電具を備えたワイヤハーネスの斜視図である。 図1に示した給電具の斜視図である。 図2に示した給電具のアウター部材におけるインナー部材の支持部分の要部斜視図である。 図2に示した給電具の水平方向に沿う断面図である。 (a)及び(b)は参考例に係る給電具のアウター部材に対するインナー部材の動きを示す図であって、それぞれ水平方向に沿う断面図である。 変形例に係る給電具の水平方向に沿う断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る給電具を備えたワイヤハーネス11の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネス11は、一端側に車体側の給電具である車体側給電具14が設けられ、他端側にドア側の給電具であるドア側給電具16が設けられている。ワイヤハーネス11は、自動車等の車両の車体と、車体に対してスライド可能なスライドドアとの間に配索される。ワイヤハーネス11は、車体側給電具14が車体に組付けられ、ドア側給電具16がスライドドアに組付けられる。
ワイヤハーネス11は、ドアに設けられた種々の電装品や補機等への電力供給、あるいは車体側とドアの電装品や補機等との間での信号の送受信を行うために設けられる。本実施形態に係るワイヤハーネス11は、複数本の電線からなる電線束W(図2,3参照)を有しており、電線束Wは、可撓性を有する筒状の外装部材12に通されて保護されている。
車体側給電具14は、車体(構造体)に固定される合成樹脂製のアウター部材21と、アウター部材21に鉛直方向を軸にして回動自在(首振り自在)に軸支された合成樹脂製のインナー部材22とを備えている。同様に、ドア側給電具16は、スライドドアに固定される合成樹脂製のアウター部材23と、アウター部材23に鉛直方向を軸にして回動自在(首振り自在)に軸支されたインナー部材24とを備えている。電線束Wが挿通された外装部材12は、その一端が車体側給電具14のインナー部材22に接続され、他端がドア側給電具16のインナー部材24に接続されている。
車体側給電具14及びドア側給電具16では、スライドドアが開閉されると、ワイヤハーネス11の外装部材12の動きに合わせ、外装部材12の両端部が接続されているインナー部材22及びインナー部材24が鉛直軸線を中心にそれぞれ回動する。これにより、ドアの開閉時におけるワイヤハーネス11の両端部での無理な屈曲が抑えられる。
次に、車体側給電具14の具体的な構造について説明する。
図2は、図1に示した車体側給電具14の斜視図である。図3は、図2に示した車体側給電具14のアウター部材21におけるインナー部材22の支持部分の要部斜視図である。図4は、図2に示した車体側給電具14の水平方向に沿う断面図である。
図2から図4に示すように、車体側給電具14は、アウター部材21と、インナー部材22とを有している。アウター部材21は、一側部が開放された収容凹部であるインナー収容凹部31を有しており、このインナー収容凹部31にインナー部材22が収容されている。インナー収容凹部31は、上壁部32と、下壁部33と、周壁部34とを有している。
インナー部材22を回動可能に支持するためインナー部材22の回動軸Oに直交して互いに対向する壁部である上壁部32及び下壁部33には、インナー部材22を回転可能に支持する軸受部(図示略)が設けられている。また、アウター部材21には、ボルト挿通孔35を有する取付部36が設けられており、アウター部材21は、この取付部36のボルト挿通孔35に挿通させたボルトを車体に締結することで、構造体である車体に組付けられる。
本実施形態に係るインナー部材22は、回動部51と、保持部52とを有している。インナー部材22は、上下の分割体22A,22Bから構成されており、これらを組み合わせることで、回動部51及び保持部52が形成される。
回動部51には、下方側に円筒状の支持筒部(図示略)が突出されており、上方側に有底円筒状の支持ピン部54が突出されている。インナー部材22は、回動部51の支持ピン部54及び支持筒部がアウター部材21の上壁部32及び下壁部33に設けられた軸受部に支持されている。これにより、インナー部材22は、その回動部51がインナー収容凹部31に収容された状態で、アウター部材21に対して鉛直軸線(回動軸O)を中心として揺動可能に支持される。保持部52は、筒状に形成されており、回動部51から側方へ延在されている。保持部52には、その内周面に、複数の係止リブ55が保持部52の軸方向に間隔をあけて形成されている。この保持部52には、外装部材12の端部が挿し込まれた状態で保持される。外装部材12に通される電線束Wは、インナー部材22を通り、回動部51の支持筒部から引き出されてアウター部材21へ導かれる。
外装部材12は、電気絶縁性の合成樹脂からなる筒状体であり、蛇腹状に形成されて容易に屈曲可能とされている。具体的には、外装部材12は、中空筒状の蛇腹形状が連続する柔軟性を有するコルゲートチューブによって構成される。外装部材12には、その外周面に、周方向にわたって形成された複数の谷部61と、周方向にわたって形成された複数の山部62とが長手方向に沿って交互に連続して設けられている。また、外装部材12には、その内周面に、周方向にわたって形成された複数の谷部63と、周方向にわたって形成された複数の山部64とが長手方向に沿って交互に連続して設けられている。外装部材12は、外周面の山部62の形成位置に対応した部分における内周側が谷部63とされ、外周面の谷部61の形成位置に対応した部分における内周側が山部64とされている。なお、インナー部材22の保持部52に保持される外装部材12の端部は、可撓性を有しない筒状部であってもよい。
保持部52に端部が挿し込まれた外装部材12は、その端部における外周側の谷部61に、係止リブ55が周方向にわたって入り込む。これにより、外装部材12は、保持部52において、その端部が係止リブ55によって係止されて保持される。
本実施形態に係るアウター部材21のインナー収容凹部31を構成する周壁部34は、図4に示すように、インナー部材22の回動軸Oを中心とした円弧面状に形成されている。また、周壁部34には、断面視でインナー部材22の回動軸Oを中心とした円弧の両端に、ストッパ37A,37Bが一体に形成されている。これらのストッパ37A,37Bは、インナー部材22へ向かって突出されており、周壁部34における鉛直方向上部側にだけ形成されている。
インナー部材22の回動部51は、回動軸Oを中心とした円弧面状の外周面56を有している。この外周面56には、径方向外方へ突出する係止片57が形成されている。この係止片57は、アウター部材21の周壁部34へ向かって突出されており、外周面56における鉛直方向上部側にだけ形成されている。なお、回動部51の外周面56は、係止片57を境にして、異なる大きさの径の円弧面状に形成されている。
上記構成の車体側給電具14において、スライドドアが開閉されると、スライドドアの開閉にともなって外装部材12が屈曲される。すると、この外装部材12の屈曲によってインナー部材22がアウター部材21に対して回動されることとなる。インナー部材22は、一方向(図4中矢印A方向)へ回動されると、係止片57がアウター部材21のストッパ37Aに当接される。これにより、インナー部材22は、一方向への回動が予め設定された位置で規制される。また、インナー部材22は、他方向(図4中矢印B方向)へ回動されると、係止片57がアウター部材21のストッパ37Bに当接される。これにより、インナー部材22は、他方向への回動が予め設定された位置で規制される。
ここで、参考例に係る車体側給電具70について説明する。
図5は、参考例に係る車体側給電具70のアウター部材71に対するインナー部材72の動きを示す図であって、図5(a)及び図5(b)は、それぞれ水平方向に沿う断面図である。
図5(a)に示すように、参考例では、アウター部材71のインナー収容凹部73における周壁部74の周方向両端に、平面状の当接部74aが形成されている。そして、この参考例では、ドアの開閉にともなってインナー部材72が回動された際に、インナー部材72の保持部82における側壁部78がアウター部材71の当接部74aに当接することで、インナー部材72の回動が規制される。
この参考例では、図5(b)に示すように、インナー部材72が回動される際に、アウター部材71の周壁部74とインナー部材72の回動部81における外周面76との隙間が、その周方向両端部において増減することとなる。このため、例えば、周壁部74と外周面76との隙間が広いときに異物が入り込んだ状態でインナー部材72が回動されて隙間が狭まると、異物が周壁部74と外周面76との隙間に噛み込んでしまい、動作不良を生じるおそれがある。
これに対して、本実施形態に係る車体側給電具14では、アウター部材21の周壁部34及びインナー部材22の回動部51の外周面56が、いずれもインナー部材22の回動軸Oを中心とした円弧面状に形成されている。したがって、アウター部材21に対してインナー部材22が回動される際に、アウター部材21の周壁部34とインナー部材22の外周面56との隙間は、その周方向両端部において変化することなく一定に維持される。これにより、本実施形態に係る車体側給電具14は、アウター部材21の周壁部34とインナー部材22の外周面56との隙間に入り込んだ異物が噛み込むことによる動作不良が抑制され、スライドドアの開閉に伴う外装部材12と車体との相対移動に追従して円滑に動作することができる。
また、本実施形態に係る車体側給電具14では、回動するインナー部材22の係止片57がアウター部材21のストッパ37A,37Bに当接することで、インナー部材22の回動が予め設定された範囲に規制される。したがって、アウター部材21の周壁部34にインナー部材22の外周面56を直接当接させて回動を規制する構造とすることなく、インナー部材22の回動を確実に規制することができる。
更に、本実施形態に係る係止片57及びストッパ37A,37Bは、アウター部材21の周壁部34とインナー部材22の外周面56との隙間における鉛直方向上部にだけ設けられている。そこで、アウター部材21の周壁部34とインナー部材22の外周面56との隙間における鉛直方向下部には空間38が形成され、周壁部34と外周面56との隙間に入り込んだ異物の係止片57とストッパ37A,37Bとの間への噛み込みを抑制でき、インナー部材22の回動及び回動の規制を円滑に行わせることができる。なお、ストッパ37A,37Bと外周面56との隙間及び係止片57と周壁部34との隙間は、周壁部34と外周面56との隙間に対して十分に小さくされている。これにより、ストッパ37A,37Bと外周面56との隙間への異物の入り込みや、係止片57と周壁部34との隙間への異物の入り込みを抑制できる。
そして、本実施形態によれば、外装部材12と車体(構造体)との相対移動に追従して円滑に動作する車体側給電具14を備えたワイヤハーネス11を提供できる。
なお、上記実施形態では、本発明の給電具を車体側給電具14に適用した場合を例示して説明したが、本発明の給電具をドア側給電具16に適用してもよい。この場合も、ドア側給電具16における異物の噛み込みによる動作不良を抑制することができ、スライドドアの開閉に追従して円滑に動作することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
図6は、変形例に係る車体側給電具14Aの水平方向に沿う断面図である。
上記実施形態に係る車体側給電具14では、アウター部材21における周壁部34の周方向両端側に、ストッパ37A,37Bを設け、インナー部材22の両方向への回動を規制したが、スライドドアの開閉時にインナー部材22の回動の規制が必要となる回動方向だけを規制してもよい。例えば、図6に示す車体側給電具14Aように、アウター部材21Aにおける周壁部34Aに一つのストッパ37Aを設け、インナー部材22の一方向への回動だけを規制してもよい。
ここで、上述した本発明に係る給電具及びワイヤハーネスの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 電線(電線束W)が挿通された外装部材(12)の端部を保持するインナー部材(22,24)と、収容凹部(インナー収容凹部31)内に収容された前記インナー部材(22,24)を回動可能に支持するとともに、前記外装部材(12)に対して相対変位する構造体(車体)に固定されるアウター部材(21,23)と、を備え、
前記アウター部材(21,23)の収容凹部(インナー収容凹部31)が、
前記インナー部材(22,24)を回動可能に支持するため前記インナー部材(22,24)の回動軸(O)に直交して互いに対向する壁部(上壁部32,下壁部33)と、
前記インナー部材(22,24)の外周面(56)と対向し、前記回動軸(O)を中心とした円弧面状に形成された周壁部(34)と、を有し、
前記インナー部材(22,24)の前記外周面(56)が、前記回動軸(O)を中心とした円弧面状に形成されている
ことを特徴とする給電具(車体側給電具14、ドア側給電具16)。
[2] 前記インナー部材(22,24)は、前記外周面(56)に係止片(57)を有し、
前記アウター部材(21,23)は、前記係止片(57)が当接することで前記インナー部材(22,24)の回動を規制するストッパ(37A,37B)を前記周壁部(34)に有する
ことを特徴とする上記[1]に記載の給電具(車体側給電具14、ドア側給電具16)。
[3] 前記係止片(57)及び前記ストッパ(37A,37B)は、前記周壁部(34)と前記外周面(56)との隙間における鉛直方向上部にだけ設けられている
ことを特徴とする上記[2]に記載の給電具(車体側給電具14、ドア側給電具16)。
[4] 前記電線(電線束W)が挿通された前記外装部材(12)の端部に、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の給電具(車体側給電具14、ドア側給電具16)が装着されている
ことを特徴とするワイヤハーネス(11)。
11:ワイヤハーネス
12:外装部材
14:車体側給電具(給電具)
16:ドア側給電具(給電具)
21:アウター部材
22:インナー部材
23:アウター部材
24:インナー部材
31:インナー収容凹部(収容凹部)
32:上壁部(壁部)
33:下壁部(壁部)
34:周壁部
37A,37B:ストッパ
56:外周面
57:係止片
O:回動軸
W:電線束(電線)

Claims (3)

  1. 電線が挿通された外装部材の端部を保持するインナー部材と、収容凹部内に収容された前記インナー部材を回動可能に支持するとともに、前記外装部材に対して相対変位する構造体に固定されるアウター部材と、を備え、
    前記アウター部材の収容凹部が、
    前記インナー部材を回動可能に支持するため前記インナー部材の回動軸に直交して互いに対向する壁部と、
    前記インナー部材の外周面と対向し、前記回動軸を中心とした円弧面状に形成された周壁部と、を有し、
    前記インナー部材の前記外周面が、前記回動軸を中心とした円弧面状に形成され
    前記インナー部材は、前記外周面に係止片を有し、
    前記アウター部材は、前記係止片が当接することで前記インナー部材の回動を規制するストッパを前記周壁部に有する
    ことを特徴とする給電具。
  2. 前記係止片及び前記ストッパは、前記周壁部と前記外周面との隙間における鉛直方向上部にだけ設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の給電具。
  3. 前記電線が挿通された前記外装部材の端部に、請求項1又は2に記載の給電具が装着されている
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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