JP5272705B2 - コルゲートチューブの回転角度調整装置およびスライドドアのワイヤハーネス配索構造 - Google Patents
コルゲートチューブの回転角度調整装置およびスライドドアのワイヤハーネス配索構造 Download PDFInfo
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Description
本発明はコルゲートチューブの回転角度調整装置およびスライドドアのワイヤハーネス配索構造に関し、詳しくは、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの回転角度を調整し、コルゲートチューブ内のワイヤハーネスが過剰なねじれ負荷を受けないようにするものである。
自動車に配索されるワイヤハーネスは、所要方向に容易に屈曲可能なコルゲートチューブで外装されることが多く、配索箇所によっては前記コルゲートチューブが周方向にねじれの力を受ける場合がある。例えば、車体とスライドドアとの間に渡り配索されるワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブには、スライドドアの開閉動作に伴ってコルゲートチューブ周方向にねじれが発生するという問題がある。
前記のようなコルゲートチューブのねじれを解消する構造として、特開2003−341446号公報(特許文献1)には、図16のように、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ1を嵌合保持する球状の回転部材2と、該回転部材2を回転自在に保持する球状の収容空間3を有するケース4とからなるハーネス固定具5を提案している。
前記構成によれば、スライドドアに架け渡されるワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ1にねじれの力が加えられても、前記ハーネス固定具5のケース4に回転自在に保持されたコルゲートチューブ1が周方向に回転することで、コルゲートチューブ1のねじれを解消することができる。
しかし、前記回転部材2とケース4からなるハーネス固定具5を用いることによって部品点数が増加しコストアップや組み立て工数の増大につながると共に、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ1が前記ハーネス固定具5に回転自在に保持されているため、車体への組み付け前などにコルゲートチューブ1が不必要に回転されたりすると、内部に挿通されるワイヤハーネスW/Hが過剰なねじれ負荷を受け、電線の耐久性が低下する恐れがある。
しかし、前記回転部材2とケース4からなるハーネス固定具5を用いることによって部品点数が増加しコストアップや組み立て工数の増大につながると共に、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ1が前記ハーネス固定具5に回転自在に保持されているため、車体への組み付け前などにコルゲートチューブ1が不必要に回転されたりすると、内部に挿通されるワイヤハーネスW/Hが過剰なねじれ負荷を受け、電線の耐久性が低下する恐れがある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、シンプルな構造で、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブを回転可能に保持しつつ、コルゲートチューブの過度な回転によって内部のワイヤハーネスに悪影響を及ぼさないようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、第1の発明は、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタを備え、
前記プロテクタは、コルゲートチューブ挿入側の内周面に、該コルゲートチューブの環状の山部と谷部にそれぞれ嵌合する環状の凹部と凸部とを設けている回転軸受部とする一方、コルゲートチューブの先端側となる内周面の周方向の一部に、凹部を埋めて凸部先端面を連続させ、コルゲートチューブの山部と干渉する回転阻止部を設け、
前記コルゲートチューブは、長さ方向の先端に周方向の一部を長さ方向に切り欠いた回転角度調整部を設け、
前記回転角度調整部の山部が前記プロテクタの回転阻止部に当接するまでの角度範囲でコルゲートチューブが回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置を提供している。
前記プロテクタは、コルゲートチューブ挿入側の内周面に、該コルゲートチューブの環状の山部と谷部にそれぞれ嵌合する環状の凹部と凸部とを設けている回転軸受部とする一方、コルゲートチューブの先端側となる内周面の周方向の一部に、凹部を埋めて凸部先端面を連続させ、コルゲートチューブの山部と干渉する回転阻止部を設け、
前記コルゲートチューブは、長さ方向の先端に周方向の一部を長さ方向に切り欠いた回転角度調整部を設け、
前記回転角度調整部の山部が前記プロテクタの回転阻止部に当接するまでの角度範囲でコルゲートチューブが回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置を提供している。
前記のように、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタの内周面に、コルゲートチューブの山部と谷部に嵌合する凹部と凸部を設けて該プロテクタを回転軸受部としているため、コルゲートチューブは周方向に回転可能な状態でプロテクタに保持される。したがって、コルゲートチューブにねじれの力が作用しても、コルゲートチューブを周方向に回転させることでコルゲートチューブのねじれを容易に解消することができる。
また、前記のように、コルゲートチューブの先端側が嵌合するプロテクタの内周面の周方向の一部に、凹部を埋めて凸部先端面を連続させた回転阻止部を設けると共に、コルゲートチューブの先端に周方向の一部を長さ方向に切り欠いた回転角度調整部を設けて、コルゲートチューブが回転できる範囲を、前記コルゲートチューブの回転角度調整部の山部が前記プロテクタの回転阻止部に当接するまでの角度範囲に規制している。これにより、コルゲートチューブが必要以上に回転されることが防止でき、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられるため、電線の耐久性を向上させることができる。
また、前記構成の回転角度調整装置は、コルゲートチューブとプロテクタだけで構成されるため、部品点数ならびに製造コストを抑えることができる。
また、前記構成の回転角度調整装置は、コルゲートチューブとプロテクタだけで構成されるため、部品点数ならびに製造コストを抑えることができる。
前記コルゲートチューブは、ポリプロピレン、ナイロン、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)等の樹脂成型品からなることが好ましい。コルゲートチューブは所要方向に容易に屈曲させることができるため、特にドア開閉時に屈曲作動するワイヤハーネスの外装材として適している。また、コルゲートチューブは外装材として小型化できると共に安価であるという利点も有している。
具体的には、前記回転角度調整部の山部の周方向角度θ1°に、コルゲートチューブの回転可能角度範囲θ2°を加えた角度θ1+θ2°を周方向角度とするプロテクタ側の凹部は、前記山部が嵌合される凹部として埋めずに残し、周方向角度360−(θ1+θ2)°の残りの凹部は回転阻止部として埋めることができる。
前記コルゲートチューブに設ける回転角度調整部は、コルゲートチューブの先端を長さ方向に斜めにカットして設けてもよいし、または、長さ方向は軸線方向と平行として周方向の所要角度分を切り欠いて設けてもよい。
コルゲートチューブの先端を斜めにカットして回転角度調整部を設ける場合には、斜めにカットされた回転角度調整部のうち、先端側に位置する山部が嵌合するプロテクタ内周面の凹部に、前記山部と干渉する回転阻止部を設けておくことが好ましい。これにより、コルゲートチューブの回転を適切に規制しつつ、コルゲートチューブの回転可能角度範囲も容易に確保できる。
前記コルゲートチューブの回転可能角度範囲は0°以上180°未満としていることが好ましい。これは回転可能角度範囲が180°(半回転)以上となると、コルゲートチューブの回転可能な範囲が大き過ぎ、コルゲートチューブの回転によって内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかる恐れがあることによる。
第2の発明は、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタを備え、
前記プロテクタの内部は前記コルゲートチューブを回転自在に収容できる容積とすると共に、該プロテクタの内面よりストッパーピンを突設する一方、
前記コルゲートチューブの長さ方向の端部側に周方向に所定角度で切り欠いた回転穴を設け、該回転穴に前記プロテクタのストッパーピンを貫通させ、該コルゲートチューブは前記回転穴の角度範囲で回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置を提供している。
前記プロテクタの内部は前記コルゲートチューブを回転自在に収容できる容積とすると共に、該プロテクタの内面よりストッパーピンを突設する一方、
前記コルゲートチューブの長さ方向の端部側に周方向に所定角度で切り欠いた回転穴を設け、該回転穴に前記プロテクタのストッパーピンを貫通させ、該コルゲートチューブは前記回転穴の角度範囲で回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置を提供している。
また、第3の発明は、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタを備え、
前記プロテクタの内部は前記コルゲートチューブを回転自在に収容できる容積とすると共に、該プロテクタの内面よりストッパー板を長さ方向に突設する一方、
前記コルゲートチューブの長さ方向の端部から所定幅で切り欠いたスリットを長さ方向に設け、該スリットに前記プロテクタのストッパー板を貫通させ、前記スリットの側端面が前記ストッパー板に当接するまでの角度範囲でコルゲートチューブが回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置を提供している。
前記プロテクタの内部は前記コルゲートチューブを回転自在に収容できる容積とすると共に、該プロテクタの内面よりストッパー板を長さ方向に突設する一方、
前記コルゲートチューブの長さ方向の端部から所定幅で切り欠いたスリットを長さ方向に設け、該スリットに前記プロテクタのストッパー板を貫通させ、前記スリットの側端面が前記ストッパー板に当接するまでの角度範囲でコルゲートチューブが回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置を提供している。
前記のように、プロテクタ内部を、コルゲートチューブを回転自在に収容できる容積としているため、コルゲートチューブにねじれの力が作用しても、コルゲートチューブを周方向に回転させることでコルゲートチューブのねじれを容易に解消することができる。なお、前記第2、第3の発明におけるプロテクタは、第1の発明と同様に、内周面にコルゲートチューブの環状の山部と谷部に嵌合する環状の凹部と凸部を設けておくことが好ましい。
また、前記のように、第2の発明では、プロテクタの内面より突設したストッパーピンを、コルゲートチューブの端部側に周方向に切り欠いた回転穴に貫通させ、コルゲートチューブが回転できる範囲を、前記コルゲートチューブの回転穴の周方向の端部が前記プロテクタのストッパーピンに当接するまでの角度範囲に規制している。
また、第3の発明では、プロテクタの内面より長さ方向に突設したストッパー板を、コルゲートチューブの端部から所定幅で長さ方向に切り欠いたスリットに貫通させ、コルゲートチューブが回転できる範囲を、前記スリットの側端面が前記ストッパー板に当接するまでの角度範囲に規制している。
これらの構成により、コルゲートチューブが必要以上に回転されることが防止でき、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられるため、電線の耐久性を向上させることができる。
また、第3の発明では、プロテクタの内面より長さ方向に突設したストッパー板を、コルゲートチューブの端部から所定幅で長さ方向に切り欠いたスリットに貫通させ、コルゲートチューブが回転できる範囲を、前記スリットの側端面が前記ストッパー板に当接するまでの角度範囲に規制している。
これらの構成により、コルゲートチューブが必要以上に回転されることが防止でき、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられるため、電線の耐久性を向上させることができる。
また、第2、第3の発明の回転角度調整装置も、コルゲートチューブとプロテクタだけで構成されるため、部品点数ならびに製造コストを抑えることができる。
第2の発明の回転穴は、回転穴の周方向角度がコルゲートチューブの回転可能角度範囲よりストッパーピンのピン幅分若干大きめになるように形成し、回転穴の形状は長円あるいは楕円形とすることが好ましい。
第3の発明のスリットも、スリット幅の周方向角度がコルゲートチューブの回転可能角度範囲よりストッパー板の厚み分若干大きめになるように形成することが好ましい。
第2の発明の回転穴は、回転穴の周方向角度がコルゲートチューブの回転可能角度範囲よりストッパーピンのピン幅分若干大きめになるように形成し、回転穴の形状は長円あるいは楕円形とすることが好ましい。
第3の発明のスリットも、スリット幅の周方向角度がコルゲートチューブの回転可能角度範囲よりストッパー板の厚み分若干大きめになるように形成することが好ましい。
第2の発明においては、前記コルゲートチューブには前記回転穴を対称位置に一対設けると共に、各回転穴に貫通する前記ストッパーピンを前記プロテクタに一対設けていることが好ましい。
また、第3の発明においても、前記コルゲートチューブには前記スリットを対称位置に一対設けると共に、各スリットに貫通する前記ストッパー板を前記プロテクタに一対設けていることが好ましい。
また、第3の発明においても、前記コルゲートチューブには前記スリットを対称位置に一対設けると共に、各スリットに貫通する前記ストッパー板を前記プロテクタに一対設けていることが好ましい。
前記のように、回転穴とストッパーピン、あるいはスリットとストッパー板をそれぞれ対称位置に1対設けることにより、コルゲートチューブの回転規制をより安定して行うことができる。また、ストッパーピンに当接させる回転穴の端部や、ストッパー板に当接させるスリットの側端面への負荷を低減させることができるため、コルゲートチューブの変形や損傷も抑えられる。
第2、第3の発明においても、コルゲートチューブの回転可能角度範囲を180°未満とすることが好ましい。
前記構成のコルゲートチューブに、車体とスライドドアとの間に渡り配索するワイヤハーネスを貫通する一方、
前記ワイヤハーネスを貫通支持する前記車体とスライドドアとに夫々設けたブラケットの少なくとも一方に前記プロテクタを突設し、前記ワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブの先端を前記プロテクタで所要角度回転可能に保持していることが好ましい。
前記ワイヤハーネスを貫通支持する前記車体とスライドドアとに夫々設けたブラケットの少なくとも一方に前記プロテクタを突設し、前記ワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブの先端を前記プロテクタで所要角度回転可能に保持していることが好ましい。
車体とスライドドアとの間に渡り配索されるワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブには、スライドドアの開閉動作に伴ってコルゲートチューブ周方向にねじれの力が加えられるが、前記構成のコルゲートチューブでは、コルゲートチューブを周方向に所定角度回転させることができるため、コルゲートチューブのねじれを容易に解消することができる。また、渡り配索されるワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブのうち、車体に設けられるブラケットに支持される領域には特にねじれ力がかかりやすい。したがって、少なくとも車体側のブラケットに前記プロテクタを形成し前記コルゲートチューブの先端を回転可能に保持させておくことが好ましい。この際、コルゲートチューブは所定角度以上回転できない構造であるため、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかりにくい。よって、電線の耐久性を向上させることができる。
前述したように、第1の発明によれば、ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタの内周面に、コルゲートチューブの山部と谷部に嵌合する凹部と凸部を設けて該プロテクタを回転軸受部としているため、コルゲートチューブにねじれの力が作用しても、コルゲートチューブを周方向に回転させることでコルゲートチューブのねじれを容易に解消することができる。
また、コルゲートチューブの先端側が嵌合するプロテクタの内周面の一部に、凹部を埋めて凸部先端面を連続させた回転阻止部を設けると共に、コルゲートチューブの先端に周方向の一部を長さ方向に切り欠いた回転角度調整部を設けて、コルゲートチューブが回転できる範囲を回転角度調整部の山部が回転阻止部に当接するまでの角度範囲に規制しているため、コルゲートチューブが必要以上に回転されることが防止され、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることが抑えられる。よって、電線の耐久性を向上させることができる。
また、コルゲートチューブの先端側が嵌合するプロテクタの内周面の一部に、凹部を埋めて凸部先端面を連続させた回転阻止部を設けると共に、コルゲートチューブの先端に周方向の一部を長さ方向に切り欠いた回転角度調整部を設けて、コルゲートチューブが回転できる範囲を回転角度調整部の山部が回転阻止部に当接するまでの角度範囲に規制しているため、コルゲートチューブが必要以上に回転されることが防止され、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることが抑えられる。よって、電線の耐久性を向上させることができる。
また、第2の発明によれば、プロテクタの内面より突設したストッパーピンを、コルゲートチューブの端部側に周方向に切り欠いた回転穴に貫通させ、コルゲートチューブが回転できる範囲を回転穴の周方向の両端部がストッパーピンに当接するまでの角度範囲に規制しているため、コルゲートチューブが必要以上に回転されることが防止でき、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられる。
同様に、第3の発明によれば、プロテクタの内面より長さ方向に突設したストッパー板を、コルゲートチューブの端部から所定幅で長さ方向に切り欠いたスリットに貫通させ、コルゲートチューブが回転できる範囲を、前記スリットの側端面が前記ストッパー板に当接するまでの角度範囲に規制しているため、コルゲートチューブが必要以上に回転されることが防止でき、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられる。
さらに、第1〜第3の発明において、前記回転角度調整装置がコルゲートチューブとプロテクタだけで構成されるため、部品点数ならびに製造コストを抑えることができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5に本発明の第1実施形態を示す。
車体10とスライドドア(以下、ドアと略称する)11との間に架け渡されるワイヤハーネスW/Hとして複数の丸電線(芯線を絶縁被覆した電線)を集束した電線群を用いている。なお、複数のフラットハーネスの積層体からワイヤハーネスを構成してもよい。
図1乃至図5に本発明の第1実施形態を示す。
車体10とスライドドア(以下、ドアと略称する)11との間に架け渡されるワイヤハーネスW/Hとして複数の丸電線(芯線を絶縁被覆した電線)を集束した電線群を用いている。なお、複数のフラットハーネスの積層体からワイヤハーネスを構成してもよい。
図1に示すように、車体10とドア11との間にコルゲートチューブ30で外装したワイヤハーネスW/Hを渡り配索しており、該ワイヤハーネスW/Hを車体10とドア11にそれぞれ取り付けたブラケット12、13に貫通支持させている。
車体10側に取り付けるブラケット12は、図2に示すように、上下部材20、21を結合することにより形成している。ブラケット12は、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ30の一端を収容保持するプロテクタ23と、プロテクタ23に連続し扇状に拡大したワイヤハーネス引出部22を備え、ワイヤハーネス引出部22からドア11側へ渡り配索されるワイヤハーネスW/Hを引き出すようにしている。
車体10側に取り付けるブラケット12は、図2に示すように、上下部材20、21を結合することにより形成している。ブラケット12は、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ30の一端を収容保持するプロテクタ23と、プロテクタ23に連続し扇状に拡大したワイヤハーネス引出部22を備え、ワイヤハーネス引出部22からドア11側へ渡り配索されるワイヤハーネスW/Hを引き出すようにしている。
一方、ドア11側に取り付けるブラケット13には、ワイヤハーネスW/Hを貫通保持してガイドする回転体14を所要角度範囲内(本実施形態では120度)で回転自在に軸着している。渡り配索されるワイヤハーネスW/Hの上下方向の動作の自由度を高め、ワイヤハーネスW/Hの垂れ下がりを防止するために、前記軸着部分にねじりコイルバネ(図示せず)を取り付けている。また、回転体14の内部には、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ30の他端の山部と谷部を嵌合させるための凹凸部(図示せず)を設けている。
即ち、車体10内部に配索するワイヤハーネスW/Hを、車体10側のブラケット12の内部を通してドア11側に架け渡し、ドア11側の回転体14およびブラケット13の内部を通してドア11内部へと配索している。渡り配索されるワイヤハーネスW/Hは、車体10側ブラケット12に設けたプロテクタ23とドア11側の回転体14内部に設けた凹凸部とに両端が保持されたコルゲートチューブ30(ポリプロピレン樹脂製)で外装している。
以下、車体10側のブラケット12に設けるプロテクタ23および該プロテクタ23に一端が保持されるコルゲートチューブ30について、図3〜図5を用いて説明する。
コルゲートチューブ30は環状の山部31と谷部32を軸線方向に交互に設けた形状を有している。プロテクタ23に保持されるコルゲートチューブ30は、図3のように、先端部を長さ方向に斜めカットして回転角度調整部33を設けている。
コルゲートチューブ30は環状の山部31と谷部32を軸線方向に交互に設けた形状を有している。プロテクタ23に保持されるコルゲートチューブ30は、図3のように、先端部を長さ方向に斜めカットして回転角度調整部33を設けている。
上下部材23A、23Bをロック結合することにより一体化して形成されるプロテクタ23は、コルゲートチューブ30を周方向に回転可能に保持する回転軸受部の機能を果たし、プロテクタ23の内周面には、図4のように、コルゲートチューブ30の環状の山部31と谷部32にそれぞれ嵌合する環状の凹部24と凸部25とを設けている。また、前記回転角度調整部33の最も先端側の山部31Aが嵌合する凹部24Aには、周方向の一部を埋めて凸部25先端面と連続させた回転阻止部26を設けている。図5のように回転角度調整部33の山部31Aをプロテクタ23の凹部24Aに嵌合させた状態でコルゲートチューブ30を周方向に回転させていくと、回転角度調整部33の山部31Aが回転阻止部26に当接し、それ以上の回転が阻止されるようにしている。
本実施形態では、回転角度調整部33の山部31Aの周方向角度(θ1)を100°としていると共に、コルゲートチューブ30の回転可能角度範囲(θ2)を160°としている。したがって、プロテクタ23の凹部24Aのうち、山部31Aが嵌合している周方向角度θ1=100°の凹部およびその両側の周方向角度θ2/2=80°の凹部は回転可能領域とするため埋めず、残りの凹部、即ち、周方向角度θ3=360−(θ1+θ2)=100°の凹部を埋めて回転阻止部26としている。
なお、本実施形態では回転可能角度範囲を160°としているが、該回転可能角度範囲は180°未満であれば限定されず、適宜な範囲に設定することができる。
なお、本実施形態では回転可能角度範囲を160°としているが、該回転可能角度範囲は180°未満であれば限定されず、適宜な範囲に設定することができる。
前記のように、ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ30の長さ方向の一端を収容するプロテクタ23の内周面に、コルゲートチューブ30の山部31と谷部32に嵌合する凹部24と凸部25を設けて該プロテクタ23を回転軸受部としているため、コルゲートチューブ30にねじれの力が作用しても、コルゲートチューブ30を周方向に回転させることでコルゲートチューブ30のねじれを容易に解消することができる。
また、プロテクタ23の内周面の一部に、凹部24Aを埋めて回転阻止部26を設けると共に、コルゲートチューブ30の先端に斜めカットした回転角度調整部33を設けて、コルゲートチューブ30が回転できる範囲を回転角度調整部33の山部31Aが回転阻止部26に当接するまでの角度範囲としているため、コルゲートチューブ30が必要以上に回転されることが防止され、内部に挿通されるワイヤハーネスW/Hに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられる。よって、電線の耐久性を向上させることができる。
また、前記構成のコルゲートチューブ30とプロテクタ23だけで回転角度調整装置が形成されるため、部品点数ならびに製造コストを抑えることができる。
また、プロテクタ23の内周面の一部に、凹部24Aを埋めて回転阻止部26を設けると共に、コルゲートチューブ30の先端に斜めカットした回転角度調整部33を設けて、コルゲートチューブ30が回転できる範囲を回転角度調整部33の山部31Aが回転阻止部26に当接するまでの角度範囲としているため、コルゲートチューブ30が必要以上に回転されることが防止され、内部に挿通されるワイヤハーネスW/Hに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられる。よって、電線の耐久性を向上させることができる。
また、前記構成のコルゲートチューブ30とプロテクタ23だけで回転角度調整装置が形成されるため、部品点数ならびに製造コストを抑えることができる。
図6〜図8に第2実施形態を示す。
第2実施形態では、コルゲートチューブ30の先端の形状を斜めカットせず、長さ方向は軸線方向と平行として周方向の所要角度分(本実施形態ではθ1=180°)を切り欠いて回転角度調整部33を設けていると共に、回転可能角度範囲(θ2)を90°としている点以外は、第1実施形態と同様としている。第1実施形態と同様に、前記回転角度調整部33の山部31Aが嵌合する凹部24Aに、周方向の一部を埋めて凸部25先端面と連続させた回転阻止部26を設け、第2実施形態では、プロテクタ23の凹部24Aのうち、山部31Aが嵌合している周方向角度θ1=180°の凹部およびその両側の周方向角度θ2/2=45°の凹部は回転可能領域とするため埋めず、残りの凹部、即ち、周方向角度θ3=360−(θ1+θ2)=90°の凹部を埋めて回転阻止部26としている。
第2実施形態では、コルゲートチューブ30の先端の形状を斜めカットせず、長さ方向は軸線方向と平行として周方向の所要角度分(本実施形態ではθ1=180°)を切り欠いて回転角度調整部33を設けていると共に、回転可能角度範囲(θ2)を90°としている点以外は、第1実施形態と同様としている。第1実施形態と同様に、前記回転角度調整部33の山部31Aが嵌合する凹部24Aに、周方向の一部を埋めて凸部25先端面と連続させた回転阻止部26を設け、第2実施形態では、プロテクタ23の凹部24Aのうち、山部31Aが嵌合している周方向角度θ1=180°の凹部およびその両側の周方向角度θ2/2=45°の凹部は回転可能領域とするため埋めず、残りの凹部、即ち、周方向角度θ3=360−(θ1+θ2)=90°の凹部を埋めて回転阻止部26としている。
第2実施形態においても、第1実施形態同様、コルゲートチューブ30が必要以上に回転されることが防止される。
図9〜図11に第3実施形態を示す。
第3実施形態では、コルゲートチューブ30の長さ方向の端部に、周方向に所定角度で切り欠いた回転穴34を上下対称位置に1対設けていると共に、プロテクタ23の内面より前記回転穴34に貫通させるストッパーピン27を1対突設している点以外は第2実施形態と同様としている。なお、回転穴34の周方向角度はコルゲートチューブ30の回転可能角度範囲よりストッパーピン27のピン幅分若干大きめに形成している。
第3実施形態では、コルゲートチューブ30の長さ方向の端部に、周方向に所定角度で切り欠いた回転穴34を上下対称位置に1対設けていると共に、プロテクタ23の内面より前記回転穴34に貫通させるストッパーピン27を1対突設している点以外は第2実施形態と同様としている。なお、回転穴34の周方向角度はコルゲートチューブ30の回転可能角度範囲よりストッパーピン27のピン幅分若干大きめに形成している。
前記のように、プロテクタ23の内面より突設したストッパーピン27を、コルゲートチューブ30に切り欠いた回転穴34に貫通させ、コルゲートチューブ30の回転可能角度範囲を回転穴34の周方向の両端部34aがストッパーピン27に当接するまでの角度範囲に規制しているため、コルゲートチューブ30が必要以上に回転されることが防止でき、内部に挿通されるワイヤハーネスW/Hに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられる。
図12に第4実施形態を示す。
図12に示すワイヤハーネスW/Hの配索構造では、車体10とドア11にそれぞれ設けたブラケット42、43に軸着される回転部材44、45にプロテクタ46、47を回転可能に連結し、該プロテクタ46、47にコルゲートチューブ50の端部を保持させている。第4実施形態では、車体10側、ドア11側のプロテクタ46、47および該プロテクタ46、47に保持されるコルゲートチューブ50の構造を、第3実施形態のプロテクタ23およびコルゲートチューブ30の構造と同じにして、車体10とドア11との間にワイヤハーネスW/Hを架け渡している。
図12に示すワイヤハーネスW/Hの配索構造では、車体10とドア11にそれぞれ設けたブラケット42、43に軸着される回転部材44、45にプロテクタ46、47を回転可能に連結し、該プロテクタ46、47にコルゲートチューブ50の端部を保持させている。第4実施形態では、車体10側、ドア11側のプロテクタ46、47および該プロテクタ46、47に保持されるコルゲートチューブ50の構造を、第3実施形態のプロテクタ23およびコルゲートチューブ30の構造と同じにして、車体10とドア11との間にワイヤハーネスW/Hを架け渡している。
第4実施形態では、コルゲートチューブ50の両端において、第3実施形態と同様のコルゲートチューブ50の回転角度規制を行っているため、コルゲートチューブ50の過剰な回転をより効果的に防止することができる。
図13〜図15に第5実施形態を示す。
第5実施形態では、コルゲートチューブ50の長さ方向の端部から所定幅で切り欠いたスリット51を左右対称位置に1対設けていると共に、プロテクタ46、47の内面より前記スリット51に貫通させる1対のストッパー板48を長さ方向に突設している点以外は第4実施形態と同様としている。なお、スリット幅の周方向角度はコルゲートチューブ50の回転可能角度範囲よりストッパー板48の厚み分若干大きめに形成している。なお、図13〜図15は、車体10側のプロテクタ46とコルゲートチューブ50の一端との嵌合構造を示しているが、ドア11側のプロテクタ47とコルゲートチューブ50の他端との嵌合構造も同様であるため、図面は省略する。
第5実施形態では、コルゲートチューブ50の長さ方向の端部から所定幅で切り欠いたスリット51を左右対称位置に1対設けていると共に、プロテクタ46、47の内面より前記スリット51に貫通させる1対のストッパー板48を長さ方向に突設している点以外は第4実施形態と同様としている。なお、スリット幅の周方向角度はコルゲートチューブ50の回転可能角度範囲よりストッパー板48の厚み分若干大きめに形成している。なお、図13〜図15は、車体10側のプロテクタ46とコルゲートチューブ50の一端との嵌合構造を示しているが、ドア11側のプロテクタ47とコルゲートチューブ50の他端との嵌合構造も同様であるため、図面は省略する。
前記のように、プロテクタ46、47の内面より長さ方向に突設したストッパー板48を、コルゲートチューブ50の端部から所定幅で長さ方向に切り欠いたスリット51に貫通させ、コルゲートチューブ50が回転できる範囲を、前記スリット51の側端面51aが前記ストッパー板48に当接するまでの角度範囲に規制しているため、コルゲートチューブ50が必要以上に回転されることが防止でき、内部に挿通されるワイヤハーネスに過剰なねじれ負荷がかかることも抑えられる。
10 車体
11 スライドドア
12、42 車体側ブラケット
13、43 ドア側ブラケット
14 回転体
45、55 回転部材
23、46、47 プロテクタ
24 凹部
25 凸部
26 回転阻止部
27 ストッパーピン
48 ストッパー板
30、50 コルゲートチューブ
31 山部
32 谷部
33 回転角度調整部
34 回転穴
51 スリット
11 スライドドア
12、42 車体側ブラケット
13、43 ドア側ブラケット
14 回転体
45、55 回転部材
23、46、47 プロテクタ
24 凹部
25 凸部
26 回転阻止部
27 ストッパーピン
48 ストッパー板
30、50 コルゲートチューブ
31 山部
32 谷部
33 回転角度調整部
34 回転穴
51 スリット
Claims (8)
- ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタを備え、
前記プロテクタは、コルゲートチューブ挿入側の内周面に、該コルゲートチューブの環状の山部と谷部にそれぞれ嵌合する環状の凹部と凸部とを設けている回転軸受部とする一方、コルゲートチューブの先端側となる内周面の周方向の一部に、凹部を埋めて凸部先端面を連続させ、コルゲートチューブの山部と干渉する回転阻止部を設け、
前記コルゲートチューブは、長さ方向の先端に周方向の一部を長さ方向に切り欠いた回転角度調整部を設け、
前記回転角度調整部の山部が前記プロテクタの回転阻止部に当接するまでの角度範囲でコルゲートチューブが回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置。 - 前記コルゲートチューブに設ける回転角度調整部は、コルゲートチューブの先端を長さ方向に斜めにカットして設け、または、長さ方向は軸線方向と平行として周方向の所要角度分を切り欠いて設けている請求項1に記載のコルゲートチューブの回転角度調整装置。
- ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタを備え、
前記プロテクタの内部は前記コルゲートチューブを回転自在に収容できる容積とすると共に、該プロテクタの内面よりストッパーピンを突設する一方、
前記コルゲートチューブの長さ方向の端部側に周方向に所定角度で切り欠いた回転穴を設け、該回転穴に前記プロテクタのストッパーピンを貫通させ、該コルゲートチューブは前記回転穴の角度範囲で回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置。 - 前記コルゲートチューブには前記回転穴を対称位置に一対設けると共に、各回転穴に貫通する前記ストッパーピンを前記プロテクタに一対設けている請求項3に記載のコルゲートチューブの回転角度調整装置。
- ワイヤハーネスに外装するコルゲートチューブの長さ方向の一端または両端を収容するプロテクタを備え、
前記プロテクタの内部は前記コルゲートチューブを回転自在に収容できる容積とすると共に、該プロテクタの内面よりストッパー板を長さ方向に突設する一方、
前記コルゲートチューブの端部から所定幅で切り欠いたスリットを長さ方向に設け、該スリットに前記プロテクタのストッパー板を貫通させ、前記スリットの側端面が前記ストッパー板に当接するまでの角度範囲でコルゲートチューブが回転できる構成としていることを特徴とするコルゲートチューブの回転角度調整装置。 - 前記コルゲートチューブには前記スリットを対称位置に一対設けると共に、各スリットに貫通する前記ストッパー板を前記プロテクタに一対設けている請求項5に記載のコルゲートチューブの回転角度調整装置。
- 前記コルゲートチューブの回転可能角度範囲は180°未満としている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のコルゲートチューブの回転角度調整装置。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のコルゲートチューブに、車体とスライドドアとの間に渡り配索するワイヤハーネスを貫通する一方、
前記ワイヤハーネスを貫通支持する前記車体とスライドドアとに夫々設けたブラケットの少なくとも一方に前記プロテクタを突設し、前記ワイヤハーネスに外装したコルゲートチューブの先端を前記プロテクタで所要角度回転可能に保持していることを特徴とするスライドドアのワイヤハーネス配索構造。
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JP2008321612A Expired - Fee Related JP5272705B2 (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | コルゲートチューブの回転角度調整装置およびスライドドアのワイヤハーネス配索構造 |
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Cited By (1)
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