JP5801736B2 - ジョイントボックス - Google Patents

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本発明は、複数のケーブル同士が連結された連結部分を収容するジョイントボックスに関する。
従来、複数のケーブル同士が連結された連結部分を保護及び絶縁被覆して収容するための種々の配線用のジョイントボックスが用いられている。
例えば、特許文献1のジョイントボックス(1)は、底面開口(4)を分断すべく縦方向に分割され、天壁又は側壁においてヒンジ(3)により開閉する2つの分割体(2)からなる。そして、開いた状態の分割体(2)を閉じることにより結線束(26)を包囲する包被空間部(7)と、分割体(2)が閉じた状態で分割体(2)の分離を阻止する係合部と、分割体(2)が閉じた状態で包被空間部(7)に包被された結線束(26)を抜け止めする抜け止め突起(6)と、を備えている。すなわち、当該ジョイントボックス(1)は、特許文献1の図1及び図3に示すとおり、ジョイントボックス(1)の分割体(2)を開閉して結線束(26)を収容し、抜け止め突起(6)が当該結線束(26)の離脱を防止している。
特許文献2の配線用ジョイントボックス(1)は、半球殻状の外側分割体(2)と内側分割体(3)とを組み合わせてなる中空構造を有している。この配線用ジョイントボックス(1)では、外側分割体(2)及び内側分割体(3)の間に形成された開閉可能な開口(4)を通して、結線束(46)を収容空間に収容する。当該開口(4)の開度は、外側分割体(2)及び内側分割体(3)の周壁の重なり量を変移させることによって調整される。すなわち、当該配線用ジョイントボックス(1)では、特許文献2の図3及び図4に示されているとおり、配線用ジョイントボックス(1)の内側分割体(2)及び外側分割体(3)を、回動突起(8a)を軸心として相対スライドさせて、開口(4)を開閉することにより、結線束(46)を収容する。
特開平9−23535号公報 特開2004−166453号公報
しかしながら、特許文献1及び2のジョイントボックスでは、2つの分割体を接合することにより、結線(ケーブル同士が連結された連結部分)を収容するための収容空間を形成している。すなわち、従来のジョイントボックスでは、下部の開口の他に収容空間の側方に位置する分割体同士の接合部分において必然的に隙間が生じて、ジョイントボックスの周壁部における密閉性が不十分となる。この場合、ボックスの配置場所に舞う埃や塵は、下方から進入することは少ないが、上方や側方からボックスに降り注いで、当該隙間から内部に進入し易いという問題があった。特に、収容空間の容量一杯の大きさのケーブル連結部分を収容する場合、分割体を接合すること自体が困難となって、分割体間の隙間が大きくなるだけでなく、ジョイントボックス自体が連結部分から離脱し易くなることにより、連結部分の保護及び絶縁被覆という本来の機能を安定的に発揮することができない虞があった。さらに、このような収容空間の容量一杯の大きさのケーブル連結部分を収容すると、各分割体の内壁が連結部分から外方に押圧され、2つの分割体を連結するヒンジ等の連結部分に負担がかかり、ジョイントボックスの耐久性が低下するという問題もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、埃や塵が進入することを軽減しつつ、複数のケーブル同士が連結された連結部分を安定的に収容するジョイントボックスを提供することにある。
請求項1に記載のジョイントボックスは、複数のケーブル同士が連結された連結部分を収容するジョイントボックスであって、挿入された連結部分を少なくとも上方及び側方から覆って収容する、一体形成された周壁、及び、連結部分を挿入可能に周壁に貫通形成された挿入口を有するボックス本体と、当該ボックス本体が複数のケーブルの連結部分を内包した状態で、挿入口を閉口させる蓋部材と、を備え、蓋部材が段階的に移動して挿入口を閉口することを特徴とする。
請求項2に記載のジョイントボックスは、複数のケーブル同士が連結された連結部分を収容するジョイントボックスであって、挿入された連結部分を少なくとも上方及び側方から覆って収容する、一体形成された周壁、及び、連結部分を挿入可能に周壁に貫通形成された挿入口を有するボックス本体と、ボックス本体が複数のケーブルの連結部分を内包した状態で、挿入口を閉口させる蓋部材と、を備え、蓋部材は複数のケーブルをそれぞれ押圧するための複数の押圧片を有し、蓋部材で複数のケーブルを押し付けるときに押圧片がそれぞれ撓み変形可能に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のジョイントボックスは、請求項のジョイントボックスにおいて、複数の押圧片の先端部が、ケーブルに面接触するように挿入孔の外方に屈曲していることを特徴とする。
請求項4に記載のジョイントボックスは、複数のケーブル同士が連結された連結部分を収容するジョイントボックスであって、挿入された連結部分を少なくとも上方及び側方から覆って収容する、一体形成された周壁、及び、連結部分を挿入可能に周壁に貫通形成された挿入口を有するボックス本体と、ボックス本体が複数のケーブルの連結部分を内包した状態で、挿入口を閉口させる蓋部材と、挿入口を開口させる方向への蓋部材の移動を規制する規制手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載のジョイントボックスは、請求項1から4のいずれかのジョイントボックスにおいて、蓋部材は、ボックス本体に回動可能に取り付けられていることを特徴とする。
(削除)
本発明の一形態のジョイントボックスでは、ケーブル連結部分を収容するための収容空間を一体周壁で少なくとも上方及び側方から覆い、ボックス本体が複数のケーブルの連結部分を内包した状態で挿入口を閉口させる。これにより、連結部分の上方空間及び側方空間が外部から完全に遮断され、尚かつ、挿入口が閉口された状態でケーブル連結部分を収容して、収容空間の密閉性をより一層高めると共に埃及び塵の進入を軽減することができる。そして、本発明では、連結部分を収容するボックス本体から独立した蓋部材で挿入口を閉口する際、内包するケーブル連結部分の大きさの影響を受けることない。つまり、本発明のジョイントボックスでは、収容空間一杯の大きさのケーブル連結部分を無理矢理に収容する場合においても、ボックス本体と蓋部材との独立構造によって、蓋部材の動作がケーブル連結部分に干渉されることなく、蓋部材で挿入口を閉口させて、ケーブル連結部分が収容空間から抜け出ることをより確実に防止する。さらに、詰め込まれたケーブル連結部分が周壁を内側から所定の力で押しても、一体周壁が損傷する虞がほとんどないと共に、独立可動部である蓋部材には上記力が実質的にかからない。つまり、本発明のジョイントボックスは、大小のケーブル連結部分を収容した状態で優れた耐久性を発揮することができる。したがって、本発明のジョイントボックスは、従来のジョイントボックスにおける分割体間の隙間の発生や耐久性の問題を解決するものであって、ケーブル連結部分をより確実に保護することができる。
本発明の一形態のジョイントボックスは、上記ジョイントボックスの効果に加えて、蓋部材が段階的に移動して挿入口を閉口することにより、挿入口におけるケーブルの太さ又は本数に応じて、ジョイントボックスの挿入口の閉度(又は開度)を段階的に調整することができる。特には、壁裏等の目の届かない場所でジョイントボックスの設置作業をする状況では、段階的な蓋部材の移動を手(触覚)で検知できるので、手探りでジョイントボックスの閉度を必要な分だけ調整することができる。すなわち、本発明では、蓋部材を移動させるときの操作感を向上させると共にジョイントボックスの設置容易性を改善する。
本発明の一形態のジョイントボックスは、上記ジョイントボックスの効果に加えて、蓋部材がボックス本体に回動可能に取り付けられていることにより、蓋部材を回動操作させて、挿入口を容易に開閉することができる。すなわち、本発明のジョイントボックスは、ケーブル連結部分への優れた設置容易性を有している。
本発明の一形態のジョイントボックスは、上記ジョイントボックスの効果に加えて、蓋部材には複数の押圧片が設けられているので、各押圧片が各ケーブルを個別に押圧することを可能にし、蓋部材で複数のケーブルをより確実に押さえ付けることができる。また、ケーブルとの当接時に押圧片が撓み変形可能であるため、強い力でケーブルを押圧したとしてもケーブルを損傷することなく、尚且つ、蓋部材とケーブルとの密着性を高めて収容空間の密閉性及びケーブル保持機能を向上させる。
本発明の一形態のジョイントボックスは、上記ジョイントボックスの効果に加えて、各押圧片の先端部が外方に屈曲していることにより、ケーブルと当接する箇所の面積が大きくなり、蓋部材とケーブルとの密着性が向上する。さらに、ケーブル及び押圧片との間にかかる力が分散されるので、押圧片及びケーブル双方の負担を軽減してジョイントボックス及びケーブルの耐久性を改善する。
本発明の一形態のジョイントボックスは、上記ジョイントボックスの効果に加えて、蓋部材で挿入口を閉口させるときに、蓋部材の開口方向への移動が規制手段で規制されるので、より確実に閉口状態を維持することができる。つまり、ケーブルの撓み等の反発力で蓋部材が閉口方向から開口方向へ逆行することを防止しつつ、蓋部材を操作することによって、閉口状態をより確実に維持して、ケーブル連結部分がジョイントボックスから抜けることを防止する。
本発明の一実施形態におけるジョイントボックスの斜視図。 図1のジョイントボックスを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図。 図1のジョイントボックスの分解斜視図。 図1のジョイントボックスの閉口状態を示す斜視図。 本実施形態のジョイントボックスをケーブル連結部分に設置する工程を示す概略図。 本実施形態のジョイントボックスをケーブル連結部分に設置する工程を示す概略図であって、(a)はボックス本体にケーブル連結部分を内包している状態、(b)は蓋部材で挿入口を閉口している状態を示す。 図1のジョイントボックスの設置状態の正面図。 本発明の一変形例のジョイントボックスを示す概略図。 本発明の一変形例のジョイントボックスを示す概略図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本発明は、図面における寸法比率に限定されるものではない。
図1〜7を参照して、本発明の一実施形態のジョイントボックス100を説明する。ジョイントボックス100は、例えば壁裏などの配線空間で結線された複数のケーブルC1の連結部分C2を保護及び絶縁被覆することに使用される。
図1は、本実施形態のジョイントボックス100の全体斜視図である。図1に示すとおり、ジョイントボックス100は、中空構造を有する筐体状のボックス本体110と、当該ボックス本体110に回動可能に軸支された蓋部材120と、からなる。以下、図1及び図2を参照して、各部材をより詳細に説明する。
図1及び図2に示すとおり、ボックス本体110は、矩形状の中空筐体であり、所定の体積を有するケーブル連結部分C2を覆って収容するための周壁111と、当該周壁111内部にケーブル連結部分C2を挿通させるための挿入口112と、を有する。当該周壁111は、前側壁111a、左側壁111b、右側壁111c、後側壁111d及び上壁111eによって一体的に構成されており、所定容積の収容空間Sをその内部に区画形成している。すなわち、周壁111が、ケーブル連結部分C2を収容するための収容空間Sを上方及び側方(下方を除いた上方、前方、後方、左方及び右方)から覆っている。また、ボックス本体110の当該周壁111の下方には、挿入口112が開口形成されている。当該挿入口112は、側壁(前側壁111a、左側壁111b、右側壁111c及び後側壁111d)下端の縁部によって区画形成されており、ケーブル連結部分C2が通過可能な開口面積を有している。さらに、周壁111の各側壁111a〜dは、その正面視(図2(a)参照)、側面視(図2(b)参照)、及び背面視(図2(c)参照)において、上下方向(上壁111e及び挿入口間)の辺が左右方向の辺よりも長い矩形面を有し、当該周壁111によって上下方向に縦長の収容空間Sが形成されている。後述するように、周壁111の長手方向が、上方に立設したケーブル連結部C2の高さ(又は長さ)よりも大きく構成されているため、ケーブル連結部C2を周壁111の幅方向に折り曲げることなく、収容空間Sに収容することができる。
また、ボックス本体110の左右側壁111b、cには、蓋部材120を回動式に軸支可能に突出した回動軸113がそれぞれ形成されている。さらに、左右側壁111b、c下端の縁部近傍の挿入口112に沿った円弧状領域には、係止部114がそれぞれ形成されている。当該係止部114は、挿入口112の縁と直交する複数の突条114aからなり、後述する蓋部材120の係止爪126aと係合し、蓋部材120の一方向(開口方向)への回動移動を規制するように機能する。各突条114aの横断面形状は、略三角形状であり、より詳細には、後側壁100d側の辺が左右側壁100b、cから垂直に立設し、前側壁100a側の辺が後側壁100d側へ傾斜している。後述するように、ボックス本体110の係止部114と蓋部材120の係止片126とが、蓋部材120の開口方向への回動移動を規制する規制手段を構成する。
さらに、ボックス本体110の左右側壁111b、cには、ボックス本体110をビスで床面又は壁面に固定するための固定部115aが設けられており、後側壁111dには、ボックス本体110を壁裏の鉄筋等の線状の構造体に締結して固定するための固定部115bが設けられている。ジョイントボックス100を所定構造物に固定するために、固定部115a、bのいずれか又はその両方を状況に応じて使用可能である。
蓋部材120は、平面視略コ字状に屈曲した形状を有する。蓋体120は、ボックス本体110の挿入口112を閉口被覆可能な所定面積を有する平板状の被覆部121と、当該被覆部121の左右幅方向両端からそれぞれ垂直に(後方に)延びる側部124と、ボックス本体110の回動軸113に対応するように各側部124に穿設形成された回動孔125と、ボックス本体110の係止部114に対応し、各側部124から下方に延びる係止片126と、を備える。
被覆部121は、挿入口112の開口面積と同等又はより大きい被覆面積を有しており、挿入口112を閉口するときに、挿入口112を被覆可能である。また、被覆部121の下端には、左右幅方向に分割した複数の押圧片122(本実施形態では6個)が形成されている。そして、各押圧片122の先端部には押圧爪123が形成されており、当該押圧爪123は前方に屈曲して延びている。後述するように、複数の押圧片122は、蓋部材120が挿入口112の閉口方向に回動移動するとき、複数のケーブルCを挿入口112の後側壁111d側端縁に向けて、それぞれ押圧するように機能する(図7参照)。
また、図2(a)及び(c)に示すとおり、係止片126には、その内方に突出する係止爪126a及び外方に延出するフランジ部126bが設けられている。係止爪126aの横断面は略三角形状であり、より詳細には、係止片126の基端側の辺が直角に立設しており、先端側の辺が基端側に傾斜している。
すなわち、蓋部材120が閉口方向に回動移動するときには、ボックス本体110の突状114a及び蓋部材120の係止爪126aの傾斜面同士が当接して互いに摺動し、係止爪126aが突状114aを乗り越える。すなわち、蓋部材120が閉口方向へ各突状114aの間隔ごと、段階的に移動(回動)する。また、この相互摺動のおかげで蓋部材120の閉口方向への回動移動は規制されない。他方、(部分的又は完全な閉口状態にある)蓋部材120が開口方向に回動移動するときには、突状114a及び係止爪126aの直角面同士が当接して互いに係止されるため、蓋部材120の開口方向への回動移動が規制される。つまり、ボックス本体110の係止部114と、蓋体120の係止片126とで、挿入口112を開口させる方向への蓋部材120の移動だけを規制する規制手段を構成している。なお、係止片126のフランジ部126bを外方に開くように変形させ、係止爪126aを突条114a間の溝から離脱させることにより、係合状態を解除し、蓋部材120を開口方向に回動移動させることができる。
図3は、本実施形態のジョイントボックス100の分解斜視図である。ジョイントボックス100は、蓋部材120の回動孔125にボックス本体110の回動軸113を嵌め込むことにより組み立てられる。回動軸113の先端は、回動軸113が回動孔125から抜けることを防止するように軸半径方向に隆起しており、尚且つ、回動孔125に回動軸113を挿通し易いようにテーパー形状を有している。また、回動孔125内側の縁部は、側部124の基端側の半分だけ隆起している。同様に、回動孔125に回動軸113を挿通することを妨げないと共に、回動軸113が回動孔125から抜けることを防止するためである。なお、ボックス本体100と蓋部材120とは、蓋部材120を外側に開くように若干変形させることによって容易に脱着可能である。
図4は、ボックス本体110の挿入口112を蓋部材120で閉口した状態(ケーブルC1を挟持しない状態)のジョイントボックス100の斜視図である。図4に示すとおり、蓋部材120が回動軸113を中心に上方から下方に回動し、被覆部121で挿入口112を完全に覆っている。
なお、本実施形態のジョイントボックス100のボックス本体110及び蓋部材120は、硬質の合成樹脂の成形したものであり、同一の材質からなる。しかしながら、本発明はこれに限定されない。すなわち、ボックス本体110及び蓋部材120を異なる材質で形成してもよい。また、当業者は、本発明の技術範囲内で他の材質及び製法を任意に選択することができる。
次に、図5及び図6を参照して、複数のケーブルC1の連結部分C2を被覆するようにジョイントボックス100をケーブル連結部分C2に対して設置する工程を説明する。
図5に示すとおり、床面(又は壁面)に配置された複数のケーブルC1の先端が接続コネクタにより連結されて、ケーブル連結部分C2を形成している。各ケーブルC1の先端部(被覆材を取り除いた部位)は折れ曲がることなく垂直方向に立設され、その先端をコネクタで連結しているので、ケーブル連結部C2は上方に所定高さを有している。この立設したケーブル連結部分C2を、ジョイントボックス100の周壁111で包囲するように、ジョイントボックス100を設置する。より具体的には、蓋部材120をボックス本体110の上側位置(開口位置)に配置し、挿入口112が開口した状態で、ケーブル連結部分C2の上方からジョイントボックス100を手で持って下方移動させ、連結部分C2をボックス本体110の挿入口112内に挿通させる。
図5の手順で、連結部分C2を挿入口112からボックス本体110の収容空間S内に進入させることにより、図6(a)に示すように、ボックス本体110の周壁111で上方及び側方から連結部分C2を覆う。このとき、側壁111a〜dの長手方向の一辺がケーブル連結部分C2の高さよりも長いので、縦長の収容空間S内に、ケーブル連結部分C2(又はケーブルC1先端部)が折れ曲がることなく収容されている。つまり、周壁111で縦長の収容空間Sを形成することにより、ケーブルC1及びケーブル連結部分C2の折り曲げに起因する連結強度の低下等を防止することができる。なお、連結部分C2がボックス本体110の容量一杯の大きさであったとしても、連結部分C2が周壁111の内面に当接するように、ボックス本体110内に強引に詰め込むことにより、ボックス本体110の周壁111で連結部分C2を被覆することができる。
図6(a)の状態から、回動軸113を中心として蓋部材120を閉口方向(下向矢印)に回動させることにより、図6(b)に示すとおり、蓋部材120の押圧片122の先端部(押圧爪123)をケーブルC1外面に当接させ、ケーブルC1を挿入口112端縁に対して(周壁111の前側壁111a側から後側壁111d側へ)押し寄せる。この蓋部材120の回動操作では、上述した規制手段(係止部114及び係止片126)によって、蓋部材120の閉口方向への回動は規制されないが、反対方向(開口方向)への回動だけが規制されるので、ケーブルC1の反発力によって蓋部材120が開口方向へ戻ることが防止される。なお、反発力とは、押圧されたケーブルCが元の撓み状態又は湾曲状態に戻ろうとする力を云う。
そして、挿入口112の隙間が最小となるまでケーブルC1を後側壁111d側に押し付けて、ケーブル連結部分C2がボックス本体110から離脱しないように、ケーブルC1を押圧片122と挿入口1112端縁(後側壁111d)とで挟持する。このとき、押圧片122の先端の押圧爪123がボックス本体111外方に屈曲しており、当該押圧爪123の屈曲面でケーブルC1を押圧している。つまり、鋭利な先端の代わりに押圧面でケーブルC1に当接することにより、ケーブルC1に押圧片122が食い込んで損傷することを防いでいる。また、押圧爪123とケーブルC1とが面接触していることにより、押圧爪123及びケーブルC1外面間に面摩擦力を生じさせ、より確固にケーブルC1を把持している。
このようにジョイントボックス100をケーブル連結部分C2に対して設置した後に、ボックス本体111に形成された固定部115a又は115bを介して、床面又は鉄筋等の構造体にジョイントボックス100を固定する。しかしながら、この固定作業は必須ではなく、状況に応じて省略可能である。あるいは、予めジョイントボックス100を構造体に固定した上で、ケーブル連結部分C2を動かしてジョイントボックス100内に挿入することも可能である。
図7は、ジョイントボックス100をケーブル連結部分C2に対して設置した状態の正面図である。複数のケーブルC1の各々を、分割形成された複数の押圧片122で押圧している。各押圧片122が各ケーブルC1に合わせて撓み変形し、各ケーブルCに密着することにより、挿入口112における蓋部材120と後側壁111dと間の隙間を最小化している。
なお、本発明の上方及び側方は相対的な方向の概念であり、鉛直(重力)方向を上方及び下方と定義するものではない。例えば、ケーブルC1の連結部分C2が直立した壁面から延びている場合には、水平方向が連結部分C2の上方に一致する。
以下、本発明の一実施形態のジョイントボックス100の作用効果について説明する。
本実施形態のジョイントボックス100では、ケーブル連結部分C2の収容空間Sを一体形成された周壁111(前側壁111a、左側壁111b、右側壁111c、後側壁111d及び上壁111e)で上方及び側方から覆っている。また、ボックス本体110が複数のケーブルC1の連結部分C2を内包しているとき、蓋部材120がケーブルC1を挿入口111の外側壁111d側の端縁に向けて押し付けることによって挿入口111を閉口させる。すなわち、連結部分C2の上方空間及び側方空間が外部から完全に遮断されていると共に挿入口112の隙間が最小となるように蓋部材120で閉口されていた状態で、ジョイントボックス100が連結部分C2を収容するので、収容空間Sの密閉性をより一層高めることができ、埃及び塵の進入を軽減することができる。
また、連結部分C2を収容するボックス本体110から独立した蓋部材120を回動させて、蓋部材120の押圧片122と挿入口112端縁とでケーブルC1を挟持するので、挟持手段がボックス本体110の収容状態に干渉されず、内包するケーブル連結部分C2の大きさに影響を受けることがない。例えば、収容空間一杯の大きさの連結部分C2を無理矢理に収容空間Sに収容した場合においても、上記周壁の一体構造、及び、ボックス本体110と蓋部材120との独立構造により、ケーブル連結部分C2の大きさに影響を受けることなく、蓋部材120をボックス本体110に対して容易に回動させて、挿入口112を蓋部材120で閉口することができる。つまり、ケーブル連結部分C2の大きさに拘わらず、ケーブルC1を蓋部材120と挿入口112端縁で安定的に挟持することができるので、ジョイントボックス100を連結部分C2から離脱させずに、より確実にケーブル連結部分C2を保護することができる。また、このような収容状態では、ケーブル連結部分C2によって周壁111の内側から外側に力が加わるが、一体形成された周壁110が分離等して壊れる虞はほとんどなく、尚且つ、(一般に壊れやすい)可動部である蓋部材120にケーブル連結部分C2からの力がほとんどかからない。つまり、本実施形態のジョイントボックス100は、大小のケーブル連結部分C2を収容した状態で高い耐久性を有している。なお、可動部である蓋部材120が壊れたとしても、蓋部材120のみを交換すればよいため、メンテナンス性にも優れている。
さらに、ジョイントボックス100の蓋部材120には複数の押圧片122が設けられているので、図7に示すように、各押圧片120が各ケーブルC1を個別に押圧することを可能にする。また、各押圧片122の先端部の押圧爪123がケーブルC1に沿った外方に屈曲しているので、押圧片122とケーブルC1とが当接する箇所の面積が大きくなり、蓋部材120とケーブルC1との密着性が向上する。そして、押圧片122とケーブルC1との当接時に押圧片122及び押圧爪123が撓み変形するため、強い力でケーブルを押圧したとしても、ケーブルC1を損傷することなく、尚且つ、蓋部材120とケーブルC1との密着性を高めて、挿入口112における隙間を最小化して収容空間の密閉性及びケーブル保持機能を向上させることができる。
すなわち、本実施形態のジョイントボックス100は、先行文献1及び2のジョイントボックスにおける分割体同士間の隙間や、大きいケーブル連結部分を収容する際の耐久性低下の課題を解決するものである。したがって、本実施形態のジョイントボックス100は、ボックス本体100内部に塵又は埃が進入することを軽減すると共に、より高い耐久性を有しており、ケーブル連結部分をより確実に保護及び被覆することができる。
また、本実施形態のジョイントボックス100では、ボックス本体110と独立して取り付けられた蓋部材120を回動操作させることにより、挿入口112を容易に開閉することができる。特には、先行文献1及び2の従来ジョイントボックスでは、その容量一杯にケーブル連結部分を無理矢理詰め込んだ場合、分割体同士を接合するのが困難となる問題が明らかに生じる。これに対して、本実施形態のジョイントボックス100では、ボックス本体110の容積一杯の大きさのケーブル連結部分C2を強引に詰め込んだとしても、収容空間Sを区画する周壁110と蓋部材120とが別体であり、連結部分C2が蓋部材120の回動動作に干渉しないので、蓋部材120を順調に回動させて挿入口112を容易に閉口することができる。
そして、ケーブルC1を蓋部材120及び挿入口112端縁で挟み込むように挿入口112を蓋部材120で閉口させるときに、蓋部材120が段階的に回動して挿入口112を閉口することにより、挿入口112におけるケーブルC1の太さ又は本数に応じて、ジョイントボックス110の挿入口112の閉度(又は開度)を段階的に調整することができる。特には、壁裏等の目の届かない場所でジョイントボックス110の設置作業をする状況では、段階的な蓋部材120の移動距離を手(触覚)で検知できるので、手探りで挿入口112の閉度を必要な分だけ調整することができる。その上、蓋部材120の開口方向への回動移動が規制手段(係止部114及び係止片126)で規制されるので、ケーブルC1の撓み等の反発力により、蓋部材120が閉口方向から開口方向へ逆行することを防止する。すなわち、押圧片122がケーブルC1に対して一層密着した状態で、蓋部材120と挿入口112端縁とでケーブルC1を挟持することができる。これにより、本実施形態のジョイントボックス100では、挿入口112から連結部分C2が抜けないように、より効果的に挿入口112を蓋部材120で閉口することができる。したがって、本実施形態のジョイントボックス100は、蓋部材を移動させるときの操作感を向上させると共にジョイントボックスの設置容易性及び保護確実性を改善する。
(変形例1)
一実施形態のジョイントボックス100では、蓋部材120がボックス本体110に回動式に軸支されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示したジョイントボックス100Aでは、蓋部材120Aがボックス本体110Aに対してスライド式に取り付けられている。すなわち、ボックス本体110の左右側壁に溝116Aが形成されており、当該溝116Aに沿って蓋部材120Aがスライド可能である。この実施例では、蓋部材120Aを閉口方向にスライド移動させるように付勢するバネ(図示せず)が形成され、当該バネの付勢力により、蓋部材120Aの開口方向への移動を規制している。すなわち、バネが規制手段として機能している。なお、ジョイントボックス100Aをケーブル連結部分C2に対して設置するとき、手で蓋部材120Aを開口方向に押さえた状態で連結部分C2を挿入口112A内に挿通させた後に、蓋部材120Aから手を離すことにより、蓋部材120Aがバネの付勢力により閉口して蓋部材120Aと挿入口112端縁とでケーブルC1を挟持する。
(変形例2)
一実施形態のジョイントボックス100では、蓋部材120がボックス本体110に取着されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示したジョイントボックス100Bでは、ボックス本体110Bと蓋部材120Bとが別体として分離構成されている。この実施例では、蓋部材120Bをボックス本体110Bの挿入口112Bに対して、側方からスライドさせて嵌め込むことにより、図9(b)のように、ケーブルC1を蓋部材120Bと挿入口112B端縁とで挟持している。さらに、図9(c)に示すとおり、一体形成された周壁111Bは、ケーブル連結部分C2を、底壁111fB(の一部)によって下方からも覆っている。そして、蓋部材120Bの先端部がケーブルC1に密着することにより、挿入口112Bを閉口している。
(変形例3)
一実施形態のジョイントボックス100では、ボックス本体110は矩形状の筐体として形成されているが、本発明において、ボックス本体がケーブル連結部分を内包する収容空間Sを形成することができれば、ボックス本体の形状を球体や多角体等の任意の形状(図示せず)とすることができる。
本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施しうるものである。
100 ジョイントボックス
110 ボックス本体
111 周壁
112 挿入口
113 回動軸
114 係止部(規制手段)
120 蓋部材
121 被覆部
122 押圧片
123 押圧爪(先端部)
124 側部
125 回動孔
126 係止片(規制手段)
C1 ケーブル
C2 ケーブル連結部分
S 収容空間

Claims (5)

  1. 複数のケーブル同士が連結された連結部分を収容するジョイントボックスであって、
    前記挿入された連結部分を少なくとも上方及び側方から覆って収容する、一体形成された周壁、及び、前記連結部分を挿入可能に前記周壁に貫通形成された挿入口を有するボックス本体と、
    前記ボックス本体が前記複数のケーブルの連結部分を内包した状態で、前記挿入口を閉口させる蓋部材と、を備え
    前記蓋部材が段階的に移動して前記挿入口を閉口することを特徴とするジョイントボックス。
  2. 複数のケーブル同士が連結された連結部分を収容するジョイントボックスであって、
    前記挿入された連結部分を少なくとも上方及び側方から覆って収容する、一体形成された周壁、及び、前記連結部分を挿入可能に前記周壁に貫通形成された挿入口を有するボックス本体と、
    前記ボックス本体が前記複数のケーブルの連結部分を内包した状態で、前記挿入口を閉口させる蓋部材と、を備え、
    前記蓋部材は前記複数のケーブルをそれぞれ押圧するための複数の押圧片を有し、前記蓋部材で前記複数のケーブルを押し付けるときに前記押圧片がそれぞれ撓み変形可能に形成されていることを特徴とすジョイントボックス。
  3. 前記複数の押圧片の先端部が、前記ケーブルに面接触するように前記挿入孔の外方に屈曲していることを特徴とする請求項に記載のジョイントボックス。
  4. 複数のケーブル同士が連結された連結部分を収容するジョイントボックスであって、
    前記挿入された連結部分を少なくとも上方及び側方から覆って収容する、一体形成された周壁、及び、前記連結部分を挿入可能に前記周壁に貫通形成された挿入口を有するボックス本体と、
    前記ボックス本体が前記複数のケーブルの連結部分を内包した状態で、前記挿入口を閉口させる蓋部材と、
    前記挿入口を開口させる方向への前記蓋部材の移動を規制する規制手段と、を備えることを特徴とすジョイントボックス。
  5. 前記蓋部材は、前記ボックス本体に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のジョイントボックス。
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