JP4105859B2 - ミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子的な制御によって縫製を行うミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年ミシンの電子化が進み、制御装置を備えたミシンが種々ある。制御装置が、縫いに係る縫製データに基づいてミシンの各機構を制御することで、ミシンの各機構が、縫製データに従った動作を行い、縫い目が布に形成される。このようなミシンでは、様々な形状の縫い目が形成されるように、縫製データの各項目について設定値を変更して入力することができるようになっている。つまり、制御装置には、操作パネル、キーボード或いはマウスといった入力装置が接続されており、作業者等が入力装置を操作することによって各項目の設定値を変更して入力することができる。
【0003】
各項目の設定値からなる縫製データによってミシンが動作するが、ある縫製データ(以下、誤データと述べる。)では制御装置がミシンの各機構を制御できず、ミシンが動作不良になってしまうことがある。そこで、制御装置は、縫製前に、入力された各項目の設定値について誤データとなってしまうか否かを判断し、誤データとなってしまう場合に、エラーである旨が操作パネルに設けられている四桁の七セグメント等の表示器に表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のミシンでは、各項目のうち関連する項目が誤条件を満たした結果、誤データとなってしまう場合、どの項目に誤りがあるのかということは作業者等には把握できなかった。例えば、関連する項目を項目α、項目β、項目γとし、誤条件が「項目α+項目β+項目γ>10」だとした場合、作業者等が入力した項目α,β,γの設定値が誤条件を満たしてしまうと、表示器には「E−01」といった表示しかなされない。この際、作業者等は、ミシンの説明書等を読んで、「E−01」の意味を把握しなければ、項目α,β,γの設定値を入力しなおせない。
【0005】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、どの項目に誤りがあるのかということを作業者等にとって把握できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、例えば図1、図2、図6、図14又は図17に示すように、複数の設定項目からなる縫製データに基づいて縫製を行うミシン(例えば、ボタン穴かがり縫いミシン1)において、
前記各設定項目の設定値を変更入力する入力処理(例えば、ステップS13)と、
前記各設定項目のうちの互いに関連する設定項目の設定値を、前記互いに関連する設定項目の関連を表した判別式に代入することによって、前記互いに関連する設定項目の設定値について誤りがあるか否かを判断する判断処理(例えば、ステップS17)と、
前記判断処理によって誤りがあると判断された場合、前記互いに関連する設定項目を一括表示して知らしめる告知処理(例えば、ステップS18)とを実行する処理装置(例えば、制御装置110)を、備え、
前記処理装置が、前記告知処理において、前記各設定項目に係る項目番号又は画像のうち前記互いに関連する設定項目に係る項目番号又は画像(項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4)のみを表示装置(LCD129)に一括表示させることによって、前記互いに関連する設定項目を知らしめ、前記互いに関連する設定項目を知らしめ、前記互いに関連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定することを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明では、作業者等が操作パネル、キーボード、マウス或いはタッチパネル等の入力装置を操作することで、処理装置が各設定項目の設定値を入力装置から入力し、関連する設定項目について設定値に誤りがあるか否かを判断する。処理装置は、誤りがあると判断した場合に、関連する設定項目を作業者等に知らしめる。従って、入力した設定項目の設定値のうち、どの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握することが、作業者等にとって可能である。これにより、その関連する設定項目について設定値を変更するだけで済むから、エラーとなったミシンの復帰をスムーズに行える。
【0009】
また、関連する設定項目の設定値に誤りがある場合に、関連する設定項目に係る項目番号又は画像のみが表示されるため、複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握することが、作業者等にとって可能である。
また、関連する設定項目についてのみ、設定値の入力が限定されることから、入力した設定項目の設定値のうち、どの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握することが可能であり、また、関連する設定項目について設定値を変更するだけで済む。従って、エラーとなったミシンの復帰をスムーズに行える。
【0014】
請求項に記載の発明は、例えば図2、図13又は図15に示すように、複数の設定項目からなる縫製データに基づいて縫製を行うミシンにおいて、
前記各設定項目の設定値を変更入力する入力処理と、
前記各設定項目のうちの互いに関連する設定項目の設定値を、前記互いに関連する設定項目の関連を表した判別式に代入することによって、前記互いに関連する設定項目の設定値について誤りがあるか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理によって誤りがあると判断された場合、前記互いに関連する設定項目を一括表示して知らしめる告知処理とを実行する処理装置を、備え、
前記処理装置が、前記告知処理において、前記互いに関連する設定項目に係る項目番号又は画像(項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4)を、他の設定項目に係る項目番号又は画像(項目ボタン308−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9)の表示態様と異なるように表示装置(LCD129)に表示させることによって、前記互いに関連する設定項目を知らしめ、前記互いに関連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定することを特徴とする。
【0015】
請求項記載の発明では、関連する設定項目の設定値に誤りがある場合に、関連する設定項目に係る項目番号又は画像の表示態様が、他の設定項目に係る項目番号又は画像の表示態様と異なるため、複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握することが、作業者等にとって可能である。
また、関連する設定項目についてのみ、設定値の入力が限定されることから、入力した設定項目の設定値のうち、どの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握することが可能であり、また、関連する設定項目について設定値を変更するだけで済む。従って、エラーとなったミシンの復帰をスムーズに行える。
【0032】
請求項3記載の発明は、例えば図19に示すように、
複数の設定項目からなる縫製データに基づいて縫製を行うミシンにおいて、
前記各設定項目の設定値を変更入力する入力処理と、
前記各設定項目のうちの互いに関連する設定項目の設定値を、前記互いに関連する設定項目の関連を表した判別式に代入することによって、前記互いに関連する設定項目の設定値について誤りがあるか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により誤りがあると判断された場合、前記互いに関連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定する限定処理とを実行する処理装置を、備えるとともに、
前記各設定項目のうちの少なくとも一つの設定項目に係る項目番号を表示するとともに、操作されることで表示される項目番号を切り替え、更に表示された項目番号に係る設定項目の設定値を表示し、エラー告知用の点灯部が設けられる操作パネル(例えば、操作パネル151)を備え、
前記限定処理において、前記処理装置が、前記点灯部を点灯又は点滅したうえで、前記操作パネルに表示される項目番号及び設定値を、前記互いに関連する設定項目に係る項目番号及び設定値に限定するように、前記操作パネルを制御することを特徴とする。
【0033】
請求項記載の発明では、関連する設定項目の設定値に誤りがある場合に、操作パネルに表示される項目番号及び設定値が、関連する設定項目に係る項目番号及び設定値に限定されるため、複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握することが、作業者等にとって可能である。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一例として、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、図面は概略的に示してあるもので、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
〔第一の実施の形態〕
図1に、本発明が適用されたボタン穴かがり縫いミシンを示す。このボタン穴かがり縫いミシン1は、図3に示すように、布にボタン穴200を形成するとともに、ボタン穴200の形成前又は形成後にボタン穴200の周囲に穴かがり縫い目201を施すものである。穴かがり縫い目201は、ボタン穴200の左側に形成されたジグザグ状の左側縫い部202と、ボタン穴200の奥側に形成されたジグザグ状の第一閂止め縫い部203と、ボタン穴200の右側に形成されたジグザグ状の右側縫い部204と、ボタン穴の手前側に形成されたジグザグ状の第二閂止め縫い部205とから構成されている。
【0043】
ボタン穴かがり縫いミシン1の構成について説明する。ボタン穴かがり縫いミシン1は、略水平なベッド面を有するベッド部2と、ベッド部2の後部において起立した縦胴部3と、縦胴部3の上部からベッド部2に平行となって延出したアーム部4と、アーム部4の前端部から下方に向けて突出する針棒8と、針棒8の下端に取り付けられたミシン針9と、布を送る布送り装置52と、アーム部4の前端部から下方に向けて突出する布切りメス16と、針棒8の直下においてベッド部2内に設けられた釜装置(図示略)と、上糸を切断する上糸切断装置80と、下糸を切断する下糸切断装置(図示略)と、ボタン穴かがり縫いミシン1全体を制御する制御装置110(図2)とを備える。
【0044】
布送り装置52は、布が載置される布送り板14と、この布送り板14へと布を押さえつける布押え15とを備えている。布送り装置52は、Y送りパルスモータ20(図2)により前後に駆動され、また、布押え15は、押え上げソレノイド127(図2)により上下に駆動される。
【0045】
針棒8は、ミシンモータ5(図2)によって上下に駆動される。また、ミシンモータ5(図2)の回転は、ベッド部2内の釜装置へと伝達され、これにより、針棒8と釜装置とが連動して布に縫い目を形成する。
【0046】
針棒8は、図示しない針振り機構によって左右へと移動可能とされている。針振り機構は、ある基線を原点として左右方向の所与の振り幅でミシン針9を振る主針振り機構と、この振り幅を変更する振り幅変更機構と、基線を左右方向に変更する基線変更機構とを備えている。
【0047】
主針振り機構はミシンモータ5(図2)の回転によって駆動され、これにより、針棒8は上下動と共に左右方向へも揺動する。
振り幅変更機構は針振り送りパルスモータ41(図2)によって駆動され、これにより、振り幅が変更される。
基線変更機構は基線送りパルスモータ40(図2)によって駆動され、これにより、基線が左右に変更される。
【0048】
上糸切断装置80は上糸切断アクチュエータ76(図2)によって駆動され、また、下糸切断装置(図示略)は下糸切断アクチュエータ66(図2)によって駆動される。
布切りメス16は布切りメスシリンダ19(図2)によって駆動される。
【0049】
図2に示すように、制御装置110は、CPU111、ROM112、RAM113及びこれらを接続するバスを有する演算処理装置を基本構成としている。更に、制御装置110は、各パルスモータの駆動制御を行うY送りパルスモータドライバ114、基線送りパルスモータドライバ115及び針振り送りパルスモータドライバ116を具備する。更に、制御装置110は、上糸切断アクチュエータ76の駆動制御を行う上糸切断アクチュエータドライバ117と、下糸切断アクチュエータ66の駆動制御を行う下糸切断アクチュエータドライバ118と、押え上げソレノイド127の駆動制御を行う押え上げソレノイドドライバ126と、布切りメスシリンダ19の駆動制御を行うシリンダドライバ120と、ミシンモータ5の駆動制御を行うミシンモータドライバ119と、を具備する。これらドライバは、CPU111に接続されており、CPU111の信号に従ってパルスモータ、アクチュエータ、モータ又はシリンダの制御を行うものである。
【0050】
ミシンモータドライバ119には、ミシンモータ5に加えて、ミシンモータ5の回転量をコード化するミシンモータエンコーダ121、ミシン針9が上方位置にあることを検出する針上位置センサ122、及び、ミシンモータ5の回転速度を検出するTG(タコジェネレーター)発生器123等が接続されている。
さらにCPU111には、布押え15の上昇・下降を指示するための押えスイッチ124、及び、ミシンモータ5の駆動スタートを指示するためのスタートスイッチ125等が接続されている。
【0051】
CPU111には表示制御回路128が接続されており、表示制御回路128には液晶表示装置(以下、LCDという。)129が接続されている。表示制御回路128は、CPU111からの信号に従ってLCD129を制御して、LCD129に種々の画像を表示させるものである。
【0052】
CPU111には、タッチパネル100が接続されている。このタッチパネル100はLCD129の表示面に設けられている。タッチパネル100は、LCD129の表示面上においてタッチパネル100がタッチされたことを検知して、その旨をCPU111に出力する。これにより、作業者等は、タッチパネル100を操作(即ち、接触)することで種々のデータを入力することができる。LCD129には、作業者等がタッチパネル100を操作して種々のデータを入力し易くするための画像が主に表示される。
【0053】
ROM112には、CPU111が読取り可能な制御プログラム130が格納されている。制御プログラム130は、タッチパネル100に対する操作によってデータを設定するための設定処理、設定されたデータに基づいて針下降位置及び針下降順序(以下、針下降位置及び針下降順序をまとめて、縫製パターンデータと述べる。)を演算するための演算処理、及び、縫製パターンデータに従って縫製動作を行うための縫製処理等に関するプログラムである。
【0054】
また、ROM112には、縫製パターンデータを演算する際に参照するための縫製用データベース132が格納されている。具体的には、縫製用データベース132は、図4に模式的に示されるようなデータベースである。図4に示すように、縫製用データベース132は、ボタン穴かがり縫いミシン1による縫製に係る複数の縫製データから構成されている。縫製データ毎にパターンNo.が付されており、パターンNo.によって各縫製データが識別される。また、各縫製データには、種々の設定項目が含まれている。設定項目毎に項目No.が付されており、項目No.によって各設定項目が識別される。また、各設定項目に対して、値の設定可能な範囲(以下、設定範囲という。)及び予め設定されている値(以下、デフォルト値という。)が対応づけられている。
【0055】
各設定項目について、図3及び図4を参照して説明する。設定項目としては、ボタン穴200の前後長となる「布切り長さ」、ボタン穴200から左側縫い部202の右側縁までの距離となる「メス溝幅・左」、ボタン穴200から右側縫い部204の左側縁までの距離となる「メス溝幅・右」、左側縫い部202及び右側縫い部204の左右幅となる「かがり幅」、左側縫い部202及び右側縫い部204において連続した二針間の前後方向の距離となる「平行部ピッチ」、第一閂止め縫い部203及び第二閂止め縫い部205の左側縁から左側縫い部202の左側縁までの距離となる「閂止め幅左補正」、第一閂止め縫い部203及び第二閂止め縫い部205の右側縁から右側縫い部204の右側縁までの距離となる「閂止め幅右補正」、ボタン穴200の後端から第一閂止め縫い部203の前縁までの距離となる「第一すきま」、ボタン穴200の前端から第二閂止め縫い部205の後縁までの距離となる「第二すきま」、及び、第一閂止め縫い部203及び第二閂止め縫い部205の前後方向の長さとなる「閂止め長さ」等がある。
【0056】
各設定項目に付される項目No.は、「布切り長さ」に対して「01」、「メス溝幅・左」に対して「02」、「メス溝幅・右」に対して「03」、「かがり幅」に対して「04」、「平行部ピッチ」に対して「05」、「閂止め幅左補正」に対して「06」、「閂止め幅右補正」に対して「07」、「第一すきま」に対して「08」、「第二すきま」に対して「09」、「閂止め長さ」に対して「10」となっている。なお、図3において括弧書きは、項目No.を表している。
【0057】
CPU111は、ROM112に格納された制御プログラム130に従って設定処理を行うことで、タッチパネル100からデータを入力できる。また、CPU111は、制御プログラム130に従って演算処理を行うことで、タッチパネル100からのデータ及びROM112に格納された縫製用データベース132等に基づいて縫製パターンデータを演算できる。更に、CPU111は、制御プログラム130に従って縫製処理を行うことで、縫製パターンデータ及び各種センサからの検出信号に基づいて、各ドライバを介して各駆動部の制御を行える。
【0058】
以上のように構成されるボタン穴かがり縫いミシン1の動作、及び制御プログラム130に従ったCPU111による制御装置110の処理の流れについて説明する。
【0059】
図5に示すように、まず、制御装置110は、設定処理を行う(ステップS1)。設定処理では、制御装置110の処理は以下のように流れる。
【0060】
即ち、制御装置110は、パターンNo.のデフォルトの値、又は前回設定されたパターンNo.の値を予め記憶しており、その値に対応する縫製データを縫製用データベース132から検索する。
次に、制御装置110は、パターンNo.の値をLCD129に表示させるとともに、パターンNo.の値に対応する縫製データに含まれる各設定項目の設定値をLCD129に表示させる。
ここで、作業者等がタッチパネル100を操作してパターンNo.の値を変更(或いは補正)する旨の入力を行った場合には、制御装置110は、変更されたパターンNo.の値に対応する縫製データを縫製用データベース132から検索し、検索された縫製データに含まれる各設定項目の設定値をLCD129に表示させる。
一方、作業者等がタッチパネル100を操作して各設定項目の設定値を変更(或いは補正)する旨の入力を行った場合には、制御装置110は、変更された設定値をLCD129に表示させる。
そして、作業者等が設定終了の旨をタッチパネル100を介して入力すると、制御装置110は設定処理を終了する。
【0061】
設定処理後、制御装置110は、演算処理を行う(ステップS2)。即ち、演算処理では、制御装置110は、設定処理において入力されたパターンNo.の値(或いはデフォルトのパターンNo.の値)に基づいて、更には入力された各設定値に基づいて、縫製パターンデータを演算し、縫製パターンデータをRAM113に格納する。
【0062】
演算処理後、制御装置110は、縫製処理を行う(ステップS3)。
つまり、まず、制御装置110は、押えスイッチ124が操作されて押されたか否かを判断し、押えスイッチ124が押された場合には押え上げソレノイド127を制御して、布押え15を下降させる。これにより、布送り板14に載置された布が布押え15に挟まれる。次に、制御装置110は、スタートスイッチ125が操作されて押されたか否かを判断する。そして、スタートスイッチ125が押された場合に、制御装置110は、縫製パターンデータに基づきミシンモータ5、Y送りパルスモータ20、基線送りパルスモータ40及び針振り送りパルスモータ41を制御することで、ミシン針9を上下動させるとともに釜装置を回転させつつ、布押え15及び布送り板14を移動させたりミシン針9を左右に振る。これにより、左側縫い部202、第一閂止め縫い部203、右側縫い部204そして第二閂止め縫い部205の順に、穴かがり縫い目201が布に形成される。
【0063】
次に、制御装置110が、布切りメスシリンダ19を作動させることで、布切りメス16を下降させる。布にボタン穴200が形成されたら、布切りメスシリンダ19によって布切りメス16が上昇する。次に、制御装置110は、上糸切断アクチュエータ76を作動させることで上糸切断装置80に上糸を切断させるとともに、下糸切断アクチュエータ66を作動させることで下糸切断装置に下糸を切断させる。
以上により、一つのボタン穴の形成に係る一連の動作が終了する。
【0064】
さて、ボタン穴かがり縫いミシン1では、設定処理(ステップS1)において各設定項目の設定値を変更して入力することができるが、変更入力した設定値が誤っていた場合に、誤っている旨がLCD129に表示されるようになっている。つまり、誤っている旨がLCD129に表示されるように、ROM112に格納された制御プログラム130には、設定処理を実行するための設定プログラム131が含まれている。CPU111は、タッチパネル100を介してデータを入力する処理、入力されたデータが正しいか否かを判断する処理、入力されたデータが正しくない場合には正しくない旨をLCD129に表示させる処理等を設定プログラム131に従って行えるようになっている。
【0065】
設定処理における制御装置110の処理の流れを図6を参照して説明する。上述したように、制御装置110は、パターンNo.の値に応じた縫製データを縫製用データベース132から検索し、検索された縫製データに含まれる各設定項目の設定値をLCD129に表示させる。また、制御装置110は、検索された縫製データに含まれる各設定項目の設定値をRAM113に一時格納する。このとき、制御装置110は設定画面をLCD129に表示させる(ステップS11)が、その設定画面内に各設定項目の設定値が配置されている。設定画面としては、図7又は図8の画面である。
【0066】
図7の設定画面は、画面の左上部に表示されるナンバー表示部300と、画面の中央部に表示される縫い目表示部301と、画面の右部に表示される第一設定値ボタン302と、縫い目表示部301の下方に表示される第二設定値ボタン303と、画面の左部に表示される押え種類表示部304と、押え種類表示部304の下方に表示される画面切替ボタン305と、画面切替ボタン305の下方に表示される項目表示部307と、項目表示部307の下方に表示される準備ボタン306とを基本構成としている。
【0067】
ナンバー表示部300には、パターンNo.の値が表示される。この例では、作業者が「10」とタッチパネル100を介して入力したため、ナンバー表示部300に「10」が表示されている。縫い目表示部301には、穴かがり縫い目の概略的な形状が模式図として表示されており、この模式図に寸法線が付されている。
【0068】
第一設定値ボタン302及び第二設定値ボタン303には、各設定項目のうちの一の設定項目の設定値が表示されている。第一設定値ボタン302及び第二設定値ボタン303から縫い目表示部301に向かって引出線が表示されており、これにより、第一設定値ボタン302或いは第二設定値ボタン303の数値が各設定項目のいずれかであること表している。この例では、第一設定値ボタン302の数値は「布切り長さ」の設定値であることを引出線及び寸法線によって意味しており、第二設定値ボタン303の数値は「かがり幅」の設定値であることを引出線及び寸法線によって意味している。
【0069】
押え種類表示部304には、ボタン穴かがり縫いミシン1に装着される布押え15の種類が数値で表されている。画面切替ボタン305は、表示画面を切り替えるためのものである。項目表示部307には、各設定項目に対応した項目ボタン(若しくは項目アイコン)が表示される。項目表示部307に表示される項目ボタンは、後述する図8の項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9と同様である。準備ボタン306は、各設定項目の変更或いは入力の終了が終了した旨を入力するためのものである。
【0070】
図7の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、待機状態となる。この待機状態では、制御装置110は、画面切替ボタン305の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している。そして、作業者等が画面切替ボタン305の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に、制御装置110は図8の画面をLCD129に表示させる。
【0071】
図8の画面では、ナンバー表示部300、準備ボタン306及び複数の項目ボタン(即ち、項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9)が表示されている。項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9はそれぞれ、該当する設定項目に対応している。また、各項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9内には、該当する設定項目に対応した「項目No.」の番号309が表示されている。更に、該当する設定項目がどこの長さかを示すために縫い目の該当箇所の部分図と、該当箇所を示す矢印とからなる画像310が、各項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9内に表示されている。更に、各設定項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9内には、該当する設定項目の設定値を表す数値311が表示されている。つまり、項目ボタン308−1は「布切り長さ」の項目を示すものであり、項目ボタン308−2〜項目ボタン308−9については、項目ボタン308−2が「メス溝幅・左」を、項目ボタン308−3が「メス溝幅・右」を、項目ボタン308−4が「かがり幅」を、項目ボタン308−5が「平行部ピッチ」を、項目ボタン308−6が「閂止め左補正」を、項目ボタン308−7が「閂止め右補正」を、項目ボタン308−8が「第一すきま」を、項目ボタン308−9が「第二すきま」を示すものである。なお、図8には示されていないが、画面がスクロールされると、「閂止め長さ」の項目ボタンも表示されるようになっている。
【0072】
図8の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、待機状態となる。この待機状態では、制御装置110は、各項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している(ステップS12)。そして、作業者等が各項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に(ステップS12:Yes)、制御装置110は図9の画面のように、図8の画面上に入力ウィンドウ312をLCD129に表示させる(ステップS13)。
【0073】
入力ウィンドウ312は、各設定項目の設定値を変更して入力するためのウィンドウである。入力ウィンドウ312内には、この入力ウィンドウ312で入力されて変更される設定項目を示す項目表示部313と、「0」〜「9」、「+」、「−」の入力キー314,314,…と、入力された設定値が表示される設定値表示部315と、入力された設定値を確定するための確定ボタン316とが表示される。
【0074】
項目表示部313には、各項目ボタン308−1〜308−9と同様な画像310が表示される。つまり、図8の画面において項目ボタン308−4が選択されて接触された場合には、図9の画面では項目ボタン308−4内の画像310と同じ画像が項目表示部313に表示される。これにより、入力ウィンドウ312で入力可能な項目が「かがり幅」であることを示している。図8の画面において他の項目ボタンが選択された場合も同様であり、当該項目ボタンの画像がそれぞれ、項目表示部313内に表示され、入力可能な設定項目が定まる。なお、図9〜図15に示される各項目ボタン内には、図8の項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9と同様に番号309、画像310及び数値311が表示されるが、それらの符号については省略する。
【0075】
設定値表示部315には、作業者等によって接触された入力キー314,314,…の数値等が表示される。つまり、作業者等が入力キー314,314,…を接触することで、制御装置110は、タッチパネル100からの信号に従って、その設定値が設定値表示部315内に表示されるようにLCD129を制御する。
【0076】
図9のような画面を表示させた制御装置110は、確定ボタン316の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している(ステップS14)。そして、作業者等が確定ボタン316の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に(ステップS14:Yes)、制御装置110は入力キー314,314,…において入力された設定値をRAM113に格納する(ステップS15)。これにより、該当する設定項目の設定値が確定する。また、この際に、制御装置110は、再び図8の画面をLCD129に表示させるが、各設定項目ボタン308−1〜308−9内の数値311は、入力ウィンドウ312で入力された設定値に変更される。
【0077】
以上のように、作業者等はLCD129に表示される画面(図8、図9)を見ながら、各設定項目の設定値を変更して入力することができる。なお、図7の画面で作業者等が第一設定値ボタン302の表示箇所、第二設定値ボタン303の表示箇所又は項目表示部307の項目ボタンの表示箇所でタッチパネル100を接触した場合に、図7の画面上に入力ウィンドウ312が表示されて、「布切り長さ」又は「かがり幅」等の各設定項目の設定値を入力できるようにしても良い。つまり、図7の画面を表示した制御装置110は、第一設定値ボタン302の表示箇所、第二設定値ボタン303の表示箇所又は項目表示部307の項目ボタンの表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している(ステップS12)。そして、作業者等が第一設定値ボタン302の表示箇所、第二設定値ボタン303の表示箇所又は項目表示部307の項目ボタンの表示箇所でタッチパネル100を接触した場合に(ステップS12:Yes)、制御装置110は図7の画面上に入力ウィンドウ312がポップアップして表示されるようにLCD129を制御する(ステップS13)。
【0078】
さて、図7又は図8の画面を表示させた制御装置110は、上述したように待機状態となるが、更に、制御装置110は、準備ボタン306の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している(ステップS16)。そして、作業者等が準備ボタン306の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に(ステップS16:Yes)、制御装置110はRAM113に格納された各設定項目の設定値に誤りがあるか否かを判別する(ステップS17)。
【0079】
つまり、制御装置110は、各設定項目の設定値が縫製用データベース132の「設定範囲」内であるか否かを判断したり、或いは、各設定項目のうち関連する設定項目の設定値を判別式に代入して、判別式によって瑕疵があるか否かを判断したりする。判別式としては、例えば、以下のようなものがある。
(メス溝幅・左)+(メス溝幅・右)+(かがり幅)×2>a …▲1▼
(布切り長さ)+(第一すきま)+(第二すきま)+(閂止め長さ)×2>b…▲2▼
判別式▲1▼では、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」、「かがり幅」のそれぞれが互いに関連している。判別式▲2▼では、「布切り長さ」、「第一すきま」、「第二すきま」、「閂止め長さ」のそれぞれが互いに関連している。
ここで、a、bは定数であり、主に布押え15の種類によって定まるものである。つまり、図7の画面で、作業者等が押え種類表示部304の表示箇所でタッチパネル100を接触すれば、制御装置110は布押え15の種類に応じて定数a、bを変更する。なお、以下では、a=8〔mm〕、b=30〔mm〕として説明する。
【0080】
そして、各設定値のうちの一つでも「設定範囲」内でない場合には、制御装置110は、誤りがあると判断して(ステップS17:Yes)、ステップS18に移行する。また、上記判別式を満たした場合には、制御装置110は、誤りがあると判断して(ステップS17:Yes)、ステップS18に移行する。一方、各設定値が「設定範囲」内であり、かつ、上記判別式を満たしていない場合には、制御装置110は、誤りがないと判断して(ステップS17:No)、設定処理が終了して、演算処理(ステップS2)に移行する。
【0081】
ステップS18では、制御装置110は、各設定項目の設定値に誤りがあることを作業者等に知らしめるためのエラー処理(即ち、告知処理又は限定処理)を行う。つまり、制御装置110は、誤りのある設定項目がどれであるかをLCD129に表示させる。例えば、「布切り長さ」の設定値が「設定範囲(6.0〜38.0〔mm〕)」内でなければ、「布切り長さ」の設定値に誤りがある旨を制御装置110がLCD129に表示させたり、判別式▲1▼を満たしたら、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤りがある旨を制御装置110がLCD129に表示させたりする。以下、ステップS18においてLCD129に表示される表示画面について、判別式▲1▼を満たした場合の具体例を挙げて説明する。
【0082】
図10の画面は、エラー処理において制御装置110がLCD129に表示させる画面である。図10の画面では、図8の画面上にエラーウィンドウ317がポップアップして表示されている。エラーウィンドウ317の略中央部には、誤りのある設定項目の項目No.が表示されている。この例では、エラーウィンドウ317に表示される項目No.の数値が「02」、「03」、「04」となっているので、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握される。エラーウィンドウ317の上部には、誤りがある旨を表すとともに誤りの種類を示す「E−05」が表示されている。エラーウィンドウ317の右下部には、リターンボタン318が表示されている。図10の画面を表示させた制御装置110は待機状態となり、リターンボタン318の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している。そして、作業者等がリターンボタン318の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に、制御装置110は再び図7又は図8の画面をLCD129に表示させる(繰り返されたステップS11)。これにより、作業者等は、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値を変更して入力し直すことができる。なお、図7の画面上にエラーウィンドウ317が表示されても良い。
【0083】
また、エラー処理において、図10の画面に代えて図11の画面を制御装置110がLCD129に表示させても良い。図11の画面では、図8の画面上にエラーウィンドウ319がポップアップして表示されている。エラーウィンドウ319内には、図10のエラーウィンドウ319と同様に項目No.、「E−05」及びリターンボタン318が表示されている。更に、エラーウィンドウ319内には、誤りのある設定項目に係る画像310,310,310が表示されている。この例では、図8の項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内に表示される画像310,310,310と同様の画像がエラーウィンドウ319内に表示されている。つまり、左の画像310は「メス溝幅・左」に係る画像であり、中央の画像310は「メス溝幅・右」に係る画像であり、右の画像310は「かがり幅」に係る画像である。画像310,310,310がエラーウィンドウ319内に表示されることによって、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」に関係した誤りがあることが作業者等にとって把握される。なお、図11の画面において作業者等がリターンボタン318の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に、図7又は図8の画面がLCD129に表示される(繰り返されたステップS11)。
【0084】
また、エラー処理において、図10の画面に代えて図12の画面を制御装置110がLCD129に表示させても良い。図12の画面では、図8の画面上にエラーウィンドウ320がポップアップして表示されている。エラーウィンドウ320内には、図11のエラーウィンドウ319と同様に項目No.、「E−05」、誤りのある設定項目に係る画像310,310,310及びリターンボタン318が表示されている。更に、エラーウィンドウ320内には、誤りの内容が表示されている。具体的には、左の画像310と中央の画像310の間に記号「+」が表示され、中央の画像310と右の画像310の間に記号「+」が表示され、右の画像310の右方には記号「×2>8」が表示される。このように誤りの内容が式で表されており、これにより、「(「メス溝幅・左」の設定値)+(「メス溝幅・右」の設定値)+(「かがり幅」の設定値)×2>8」となっていることが作業者等にとって把握される。つまり、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値が判別式▲1▼を満たした結果誤りがあるという旨がLCD129に表示され、その旨が作業者等に把握される。なお、図12の画面において作業者等がリターンボタン318の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に、図7又は図8の画面がLCD129に表示される(繰り返されたステップS11)。
【0085】
また、エラー処理において、図10の画面に代えて図13の画面を制御装置110がLCD129に表示させても良い。図13の画面では、図8の画面とほぼ同様にナンバー表示部300、準備ボタン306及び複数の項目ボタン(即ち、項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9)が表示されている。但し、図8の画面と異なるところとしては、誤りのある設定項目に係る項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内の背景のハッチング、彩色の塗りつぶし又は模様付け等(以下、塗りつぶし等と述べる。)が項目ボタン308−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9内の背景の塗りつぶし等と異なっていることである。つまり、図8の画面では、項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9内の背景色が全て白色であったの対し、図13の画面では、項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内の背景色が灰色であり、項目ボタン308−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9内の背景色が白色となっている。つまり、誤りのある設定項目に係る308−2〜項目ボタン308−4内の背景の塗りつぶし等が変更されている。これによって、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握される。なお、背景色は、白色、灰色に限らず、正常時とエラー時が区別できればどのような色でも良い。
【0086】
図13の画面は、設定値に誤りがある場合に図8の画面の代わりに表示されるものであり、図13の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、待機状態となる(繰り返されたステップS11)。そして、各項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル100が作業者等によって接触された場合(ステップS12:Yes)、制御装置110は、図9の場合とほぼ同様に、図13の画面上に入力ウィンドウ312をLCD129に表示させる(ステップS13)。これにより、作業者等は、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値を変更して入力し直すことができる。
【0087】
また、エラー処理において、図10の画面に代えて図14の画面を制御装置110がLCD129に表示させても良い。図14の画面では、ナンバー表示部300及び準備ボタン306が表示されている。更に、図14の画面に表示される項目ボタンとしては、誤りのある設定項目に係る項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4のみが表示されている。これによって、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握される。図14の画面は、設定値に誤りがある場合に図8の画面の代わりに表示されるものであり、図14の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、待機状態となる(繰り返されたステップS11)。そして、各項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4の表示箇所においてタッチパネル100が作業者等によって接触された場合に(ステップS12:Yes)、制御装置110は、図9の場合とほぼ同様に、図14の画面上に入力ウィンドウ312をLCD129に表示させる(ステップS13)。つまり、制御装置110は、タッチパネル100から入力する設定値を「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」に限定している。これにより、作業者等は、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」のみの設定値を変更して入力し直すことができる。
【0088】
また、エラー処理において、図10の画面に代えて図15の画面を制御装置110がLCD129に表示させても良い。図15の画面では、図8の画面とほぼ同様にナンバー表示部300、準備ボタン306及び複数の項目ボタン(即ち、項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9)が表示されている。但し、図8の画面と異なるところとしては、誤りのある設定項目に係る項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内の背景の塗りつぶし等が、項目ボタン308−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9の背景の塗りつぶし等と異なっていることである。つまり、図8の画面では、項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9内の背景色が全て白色であったの対し、図15の画面では、項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内の背景色が白色であり、項目ボタン308−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9内の背景色が灰色となっている。これによって、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握される。
【0089】
図15の画面は、設定値に誤りがある場合に図8の画面の代わりに表示されるものであり、図15の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、待機状態となる(繰り返されたステップS11)。そして、制御装置110は、各項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している(ステップS12)が、項目ボタン308−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かは判断していない。作業者等が各項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に(ステップS12:Yes)、制御装置110は、図9の場合とほぼ同様に、図15の画面上に入力ウィンドウ312をLCD129に表示させる(ステップS13)。但し、作業者等が項目ボタン308−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合でも、入力ウィンドウ312は表示されない。つまり、制御装置110は、タッチパネル100から入力する設定値を「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」に限定している。これにより、作業者等は、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」のみの設定値を変更して入力し直すことができる。
【0090】
また、エラー処理において、図10の画面に代えて図16の画面を制御装置110がLCD129に表示させても良い。図16の画面には、ナンバー表示部300と、縫い目表示部301と、第一設定値ボタン302と、第二設定値ボタン303と、押え種類表示部304と、画面切替ボタン305と、項目表示部307と、準備ボタン306とが、図7の画面とほぼ同様に表示されている。但し、図7の画面と異なるところとしては、第二設定値ボタン303の表示の態様である。つまり、図7の画面では、第二設定値ボタン303内の背景色が第一設定値ボタン302内の背景色と同一の彩色であるが、図16の画面では、第二設定値ボタン303内の背景色が第一設定値ボタン302の背景色と異なっている。更に、図7の画面の第一設定値ボタン302並びに第二設定値ボタン303及び図16の画面の第一設定値ボタン302は、全て背景色が同じである。このように、誤りのある設定項目に係る第二設定値ボタン303内の背景色が変更されている。これによって、「かがり幅」の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握される。
【0091】
図16の画面は、設定値に誤りがある場合に図7の画面の代わりに表示されるものであり、図16の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、待機状態となる(繰り返されたステップS11)。そして、第二設定値ボタン303の表示箇所においてタッチパネル100が作業者等によって接触された場合に(ステップS12)、制御装置110は、図9の入力ウィンドウ312を図16の画面上に表示するようにLCD129を制御する。これにより、作業者等は、「かがり幅」の設定値を変更して入力し直すことができる。
【0092】
以上では、図10、図11又は図12の画面で、リターンボタン318の表示箇所においてタッチパネル100が作業者等によって接触された場合に、図7又は図8の画面が表示されると説明した。しかしながら、リターンボタン318の表示箇所においてタッチパネル100が接触された場合に、図13、図14、図15又は図16の画面がLCD129に表示されても良い。
【0093】
〔第一の実施の形態の変形例〕
次に、第一の実施の形態の変形例について説明する。なお、この変形例では、設定プログラム131に従った制御装置110による設定処理(ステップS1)の流れ、及びエラー処理(ステップS18)でLCD129に表示される画面が、上記実施の形態と異なる。
【0094】
変形例における処理の流れは、図17のようになる。なお、図17については、図6と同様のステップに同様の符号を付して詳細な説明を省略し、異なる内容を主に説明する。
【0095】
図17に示すように、制御装置110は、図7又は図8の画面をLCD129に表示させる。そして、図7の画面にあっては第一設定値ボタン302の表示箇所、第二設定値ボタン303の表示箇所又は項目表示部307の項目ボタンの表示箇所においてタッチパネル100が作業者等によって接触された場合に(ステップS12:Yes)、図8の画面にあっては項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル100が作業者等によって接触された場合に(ステップS12:Yes)、画面上に入力ウィンドウ312(図9の場合と同様)をLCD129に表示させる(ステップS13)。作業者等は、入力ウィンドウ312内の入力キー314,314,…の表示箇所を接触することで、図7又は図8の画面において選択された設定項目の設定値を入力することができる。なお、第一設定値ボタン302又は第二設定値ボタン303の表示箇所においてタッチパネル100が接触されなかった場合(ステップS12:No)、項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル100が接触されなかった場合に(ステップS12:No)、制御装置110の処理はステップS16に移行する。
【0096】
図9の画面では、制御装置110は、確定ボタン316の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している(ステップS14)。そして、作業者等が確定ボタン316の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に(ステップS14:Yes)、制御装置110は入力キー314,314,…において入力された設定値をRAM113に格納する(ステップS15)。これにより、該当する設定項目の設定値が確定する。
【0097】
次いで、制御装置110はRAM113に格納された各設定項目の設定値に誤りがあるか否かを判別する(ステップS17)。つまり、この変形例では、各設定値に誤りがあるか否かの判断は、入力ウィンドウ312内に確定ボタン316の表示箇所が接触された時点で行われている。言い換えれば、作業者等が各設定項目の設定値を変更して入力した時点で、各設定値の誤りの判断が行われている。
【0098】
制御装置110が誤りと判断した場合(ステップS17:Yes)、制御装置110の処理はステップS18に移行し、誤りがないと判断した場合、制御装置110の処理はステップS19に移行する。
【0099】
ステップS19では、制御装置110は、図7の画面又は図8の画面をLCD129に表示させる。次いで、制御装置110は、準備ボタン306の表示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断している(ステップS16)。作業者等が準備ボタン306の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に(ステップS16:Yes)、設定処理は終了し、制御装置110の処理はステップS2に移行する。一方、準備ボタン306の表示箇所においてタッチパネル100が接触されなかった場合、制御装置110の処理はステップS12に移行する。
【0100】
ステップS18では、制御装置110は、各設定項目の設定値に誤りがあることを作業者等に知らしめるためのエラー処理を行う。具体的には、制御装置110は、図18(a)又は(b)の画面をLCD129に表示させる。つまり、図9の入力ウィンドウ312で設定値を変更して入力し、それを確定した時点でその設定値に誤りがある場合に、入力ウィンドウ312の表示態様が制御装置110の処理によって変更されて、入力ウィンドウ312は図18(a)又は図(b)のようになる。
【0101】
図18(a)の入力ウィンドウ312は、そのウィンドウ内の背景色及び項目表示部313内の背景色が図9の場合とは異なっている。図18(b)の入力ウィンドウ312は、設定値表示部315内の背景色が図9の場合と異なっている。このように、作業者等が選択した設定項目の設定値を変更している際に、入力ウィンドウ312の表示態様が変更されるため、該当する設定項目の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握される。
図18(a)又は(b)の入力ウィンドウ312においても、作業者等は入力キー314,314,…の表示箇所を接触することで、該当する設定項目の設定値を変更して入力することができる。そして、ステップS18後、制御装置110の処理はステップS14に移行する。
【0102】
〔第二の実施の形態〕
次に、第二の実施の形態のボタン穴かがり縫いミシンについて説明する。
第二の実施の形態のボタン穴かがり縫いミシンは、タッチパネル100、表示制御回路128及びLCD129(図2に図示)に代えて、図19に示す操作パネル151を備えている。その他の構成については、第一の実施の形態のボタン穴かがり縫いミシン1と同様である。
【0103】
操作パネル151について説明する。操作パネル151はCPU111に接続されている。操作パネル151は、作業者等に操作されたことを検知して、その旨をCPU111に出力するものである。これにより、作業者等は、設定処理(図5のステップS1)において操作パネル151を操作することで、各設定項目の設定値を変更して入力することができる。
【0104】
操作パネル151には、準備キー152と、項目操作部153と、設定値操作部154と、エラー告知部155と、モード切換操作部156と、項目切替操作部157とが設けられている。
【0105】
準備キー152は、各設定値の変更或いは入力の終了が終了した旨を入力するためのものである。エラー告知部155には、設定値に誤りがある旨を示唆する「E」マークが描画されている。更に、エラー告知部155には、LED等の点灯部164が設けられている。エラー告知部155のすぐ下側には、「エラー」という文字が記されている。
【0106】
項目操作部153には、項目番号表示部158と、マイナスキー159と、プラスキー160とが設けられている。項目番号表示部158は、二桁の七セグメント表示器からなり、項目No.或いはパラメータNo.の番号を表示するものである。マイナスキー159及びプラスキー160は、項目番号表示部158に表示される番号を一つずつ変更するためのキーである。マイナスキー159が操作されると、項目番号表示部158に表示される番号は一つ繰り下がり、プラスキー160が操作されると、項目番号表示部158に表示される番号は一つ繰り上がる。
【0107】
設定値操作部154には、設定値表示部161と、マイナスキー162と、プラスキー163とが設けられている。設定値表示部161は、四桁の七セグメント表示器からなり、設定値を表示するものである。マイナスキー162及びプラスキー163は、設定値表示部161に表示される設定値を増減するためのキーである。マイナスキー162が操作されると設定値表示部161に表示される値は減少し、プラスキー163が操作されると設定値表示部161に表示される値は増加する。
【0108】
モード切替操作部156には、パターン設定モードキー165と、設定値入力モードキー166とが設けられている。パターン設定モードキー165は、パターンNo.の値を設定するパターン設定モードに切り替えるものである。一方、設定値入力モードキー166は、設定値を入力する設定値入力モードに切り替えるものである。
【0109】
項目切替部157は、設定値の入力可能な項目を一回の操作で切り替えるためのものである。項目切替部157の中央部には、穴かがり縫い目の全体的な模式図167が描画されている。模式図167の周囲には、かがり幅キー168、閂止め幅左キー170、閂止め幅右キー172、すきまキー174、布切り長さキー176、メス溝右キー178、メス溝左キー180及びピッチキー182が設けられている。各キーには、どの部分の長さかを示すための図が描画されており、この図は穴かがり縫い目の該当箇所の部分図である。更に、各キーには、部分図に対して矢印が描画されており、該当する箇所が矢印によって示されている。また、各キーの下側には、「かがり幅」、「閂止め幅左」、「閂止め幅右、「すきま」、「布切り長さ」、「メス溝右」、「メス溝左」又は「ピッチ」といった文字が記されており、該当する箇所が文字によって示されている。また、各キーがどの部分の長さなのかを示すべく、引出線が各キーの部分図から模式図167を結んで描画されている。
【0110】
つまり、設定値の入力可能な項目を、かがり幅キー168は「かがり幅」に、閂止め幅左キー170は「閂止め幅左補正」に、閂止め幅右キー172は「閂止め幅右補正」に、すきまキー174は「第一すきま」(若しくは「第二すきま」)に、布切り長さキー176は「布切り長さ」に、メス溝右キー178は「メス溝幅・右」に、メス溝左キー180は「メス溝幅・左」に、ピッチキー182は「平行部ピッチ」に切り替えるためのものである。
【0111】
かがり幅キー168、閂止め幅左キー170、閂止め幅右キー172、すきまキー174、布切り長さキー176、メス溝右キー178、メス溝左キー180及びピッチキー182には、それぞれLED等の点灯部169,171,173,175,177,179,181,183が設けられている。設定値入力モードで選択された設定項目が、「かがり幅」、「閂止め幅左補正」、「閂止め幅右補正」、「第一すきま」(若しくは「第二すきま」)、「布切り長さ」、「メス溝幅・右」、「メス溝幅・左」又に「平行部ピッチ」になった場合に、該当するキーの点灯部が点灯し、どの設定項目が選択されているのかを作業者等が把握できるようになっている。
【0112】
次に、操作パネル151を用いて各設定項目の設定値を変更して入力する方法、制御プログラム130に従ったCPU111による制御装置110の処理の流れ及び第二の実施形態のボタン穴かがりミシンの動作について説明する。
【0113】
まず、制御装置110は、設定プログラム131に従って、操作パネル151からデータの入力の待機状態となる。この際に、作業者等は操作パネル151を操作することで、制御装置110は種々のデータを入力する。
【0114】
パターンNo.を設定するためには、作業者がパターン設定モードキー165を操作すると、モードがパターン設定モードに切り替わる。更に、項目番号表示部158には数字が表示され、特にデフォルトでは「01」が表示される。パターン設定モードでは、項目番号表示部158に表示される数字がパターンNo.の値である。そして、作業者は、マイナスキー159又はプラスキー160を操作することで項目番号表示部158に表示される数字を変更し、パターンNo.を所望の値に変更する。これにより、パターンNo.が設定される。
【0115】
次に、各設定項目を設定するには、まず、作業者等が設定値入力モードキー166を操作することによって、モードが設定値入力モードに切り替わる。設定値入力モードでは、項目番号表示部158に表示される数字が項目No.の値である。そして、作業者等は設定項目を選択する。設定項目の選択は、項目操作部153の操作による方法と、項目切替部157の操作による方法とがある。
【0116】
項目操作部153の操作による方法について説明する。この方法では、作業者等がマイナスキー159又はプラスキー160を操作することで、項目番号表示部158に表示される数字が変更される。そして、設定したい設定項目の項目No.の値が項目番号表示部158に表示されれば、選択の完了である。マイナスキー159又はプラスキー160の操作により設定項目が変更されていく過程において、選択された設定項目が項目切替部157の各キーに対応する設定項目になると、該当するキーの点灯部が点灯する。項目番号表示部158に表示される数字及び点灯部の点灯/消灯によっても、何の設定項目が選択されているかを作業者等が把握できる。
【0117】
項目切替部157の操作による方法について説明する。この方法では、項目切替部157のキー(かがり幅キー168、閂止め幅左キー170、閂止め幅右キー172、すきまキー174、布切り長さキー176、メス溝右キー178、メス溝左キー180及びピッチキー182)のうち、選択したい設定項目に対応するキーを作業者等がオン操作するだけで、設定項目の選択が完了する。即ち、選択したい設定項目に対応する一つのキーを作業者等がオン操作することで、選択された設定項目の項目No.の値が項目番号表示部158に表示され、更に、該当するキーの点灯部が点灯し、他のキーの点灯部が消灯する。
【0118】
設定項目が選択されると、選択された設定項目の予め設定されていた設定値が設定値表示部161に表示される。この状態で、作業者等がマイナスキー162及びプラスキー163を操作することで、設定値表示部161に表示される数値が更新されていく。設定値表示部161に表示される数値が当該設定項目の設定値として反映されるものであり、設定値表示部161に表示される数値が所望の値になったら、設定値の変更入力が完了する。設定値表示部161に表示される数値がすぐに設定値として反映され、設定値表示部161に表示される数値が変更される都度、その数値が操作パネル151からCPU111に入力され、CPU111はその数値を当該設定項目の設定値としてRAM113に格納する。
【0119】
設定値の入力が済んだら、再び設定項目の選択及び設定値の入力を繰り返すことで、各設定項目の設定値を入力することができる。
【0120】
以上のように、作業者等は操作パネル151を操作することで、「布切り長さ」、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」、「かがり幅」、「平行部ピッチ」、「閂止め幅右補正」、「閂止め幅左補正」、「第一すきま」、「第二すきま」、「閂止め長さ」の設定値を変更して入力する。次いで、作業者等が準備キー152を操作すると、準備キー152が操作された旨が操作パネル151から制御装置110(つまり、CPU111)へ入力される。これにより、制御装置110は、RAM113に格納された各設定項目の設定値に確定する。なお、作業者等が準備キー152を押した直後は、項目切替部157の全ての点灯部が点灯又は消灯する。
【0121】
次いで、制御装置110はRAM113に格納された各設定項目の設定値に誤りがあるか否かを判別する。つまり、制御装置110は、上記第一の実施の形態と同様に、各設定項目の設定値が縫製用データベース132の「設定範囲」内であるか否かを判断したり、或いは、各設定値を判別式(例えば、上記判別式▲1▼〜▲2▼)に代入して判別式により各設定値に瑕疵があるか否かを判断したりする。
【0122】
制御装置110は、全ての設定項目の設定値に誤りがないと判別した場合、RAM113に格納された各設定値に基づいて、縫製パターンデータを演算し、縫製パターンデータをRAM113に格納する。次いで、制御装置110は、ROM112に格納された制御プログラム130に従って、縫製パターンデータに基づき縫製処理を行う。これにより、ボタン穴かがり縫いミシンは第一の実施の形態の場合と同様に布に対して縫製を行い、一つのボタン穴の形成及びかがり縫いに係る一連の動作が終了する。
【0123】
一方、各設定値のうちの一つでも誤りがある場合には、制御装置110は、誤りがあると判断して、エラー処理を行う。つまり、制御装置110は、操作パネル151に対してエラー信号を出力して、エラー信号に従って操作パネル151は以下のように作用する。以下、エラー信号による操作パネル151の作用について、判別式▲1▼を満たした場合の具体例を挙げて説明する。
【0124】
エラー信号を入力した操作パネル151では、エラー告知部155の点灯部164が点灯又は点滅をする。点灯部164が点灯又は点滅をすることで、変更入力した設定値に誤りがある旨を作業者に知らしめることができる。
【0125】
更に、項目切替部157にあっては、点灯部169、点灯部179及び点灯部181の全てが点灯又は点滅をし、点灯部171、点灯部173、点灯部175、点灯部177及び点灯部183の全てが消灯する。これにより、「かがり幅」、「メス溝幅・右」又は「メス溝幅・左」に関連した誤りが発生したことを作業者等に知らしめることができる。つまり、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値が判別式▲1▼を満たした結果誤りがあるという旨を作業者等に知らしめることができる。
【0126】
更に、作業者等がマイナスキー159又はプラスキー160を操作することで、項目番号表示部158に表示される数字が変更されるが、誤りのある設定項目の項目No.が項目番号表示部158に表示された場合、項目番号表示部158に表示された数字が点滅する。一方、誤りのない設定項目の項目No.が項目番号表示部158に表示された場合、項目番号表示部158に表示された数字は点滅せず、点灯した状態を維持する。つまり、この例では、項目番号表示部158に「02」、「03」又は「04」が表示された場合、その数字が点滅する。これにより、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」又は「かがり幅」のうちの少なくとも一つの設定値に誤りがある旨を作業者等に知らしめることができる。
【0127】
更に、項目番号表示部158に表示された項目No.に対応する設定項目の設定値が設定値表示部161に表示されるが、誤りのある設定項目の項目No.が項目番号表示部158に表示された場合に、設定値表示部161に表示される設定値が点滅する。一方、誤りのない設定項目の項目No.が項目番号表示部158に表示された場合、設定値表示部161に表示される設定値が点滅せず、点灯した状態を維持する。つまり、この例では、項目番号表示部158に「02」、「03」又は「04」が表示された場合、設定値表示部161に表示される設定値が点滅する。これにより、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」又は「かがり幅」のうちの少なくとも一つの設定値に誤りがある旨を作業者等に知らしめることができる。
【0128】
なお、エラー告知部155の点灯部164が点灯又は点滅した上で、項目番号表示部158に表示される数字が、誤りのある設定項目の項目No.のみとなっても良い。つまり、作業者等がマイナスキー159又はプラスキー160を操作することで、項目番号表示部158に表示される数字が変更されるが、項目番号表示部158に表示される数字は、「02」、「03」又は「04」のうちの何れかにしかならない。これにより、設定値操作部154により変更される設定値は、誤りのある設定項目の設定値のみとなる。項目番号表示部158に表示される数字が、誤りのある設定項目の項目No.に限定されることで、誤りのある設定項目がどれであるかを作業者等に知らしめることができる。
【0129】
以上の第二の実施の形態では、作業者等が準備キー152を操作した後に、誤りのある旨を作業者等に知らしめるようになっているが、作業者等が準備キー152を操作する前に設定値操作部154を操作している際に、設定値表示部161に表示される設定値に誤りがある場合に、誤りのある旨を作業者等に知らしめるようにしても良い。つまり、作業者等がマイナスキー162又はプラスキー160を操作して設定値を変更する毎に、制御装置110がその設定値をRAM113に格納するが、更に、設定値が変更される毎に制御装置110はRAM113に格納された各設定項目の設定値に誤りがあるか否かを判別している。そして、誤りがある場合には、制御装置110は、操作パネル151に対してエラー信号を出力する。
【0130】
操作パネル151がエラー信号を入力することにより、作業者等が設定値操作部154を操作して設定値を変更している最中に、エラー告知部155の点灯部164が点灯又は点滅をする。
【0131】
また、例えば項目番号表示部158に「04」が表示されて、作業者等が設定値操作部154を操作して「かがり幅」の設定値を変更している最中に、「かがり幅」の設定値を変更した結果判別式▲1▼を満たした場合、点灯部169、点灯部179及び点灯部181の全てが点灯又は点滅をし、点灯部171、点灯部173、点灯部175、点灯部177及び点灯部183の全てが消灯する。この場合に、項目番号表示部158に表示される「04」及び設定値表示部に表示される設定値が、点滅しても良い。更にこの場合、「かがり幅」の設定値に誤りがある状態で、作業者等がマイナスキー159又はプラスキー160を操作することで項目番号表示部158に表示される数字を変更した場合、項目番号表示部158に「02」、「03」又は「04」が表示されるとその数字が点滅するとともに設定値表示部161に表示される設定値も点滅する。これにより、「かがり幅」、「メス溝幅・右」又は「メス溝幅・左」のうちの少なくとも一つの設定値に誤りがある旨を作業者等に知らしめることができる。
【0132】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
【0133】
例えば、上記各実施形態では、本発明が、ボタン穴かがり縫いを行うミシンに適用されているが、鳩目穴かがり縫いを行うミシン、環縫いを行うミシン、本縫いを行うミシン等に適用しても良い。
また、各設定値を制御装置110に対して入力するための装置として、タッチパネル100或いは操作パネル151が適用されているが、制御装置110に接続されるキーボード、マウス、スイッチ、押しボタン等の入力装置であっても良い。
図7〜図16及び図18が表示される装置も、LCD129に限らず、CRT、プラズマディスプレイ、液晶プラズマディスプレイ、EL(電界発光)ディスプレイ等の表示装置であっても良い。
【0134】
設定項目については、「布切り長さ」、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」、「かがり幅」、「平行部ピッチ」、「閂止め右補正」、「閂止め左補正」、「第一すきま」、「第二すきま」及び「閂止め長さ」に限らず、ミシンによって形成される縫い目に応じて変更可能である。
【0135】
「布切り長さ」、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」、「かがり幅」、「平行部ピッチ」、「閂止め右補正」、「閂止め左補正」、「第一すきま」、「第二すきま」及び「閂止め長さ」を表す画像或いは項目番号も、各設定項目をそれぞれ識別することが可能であれば適宜変更可能である。
【0136】
関連する設定項目の設定値について誤りがあるか否かを判別するための判別式も、上記判別式▲1▼又は判別式▲2▼に限らず、本発明が適用されるミシンの種類に応じて変更可能である。
【0137】
制御プログラム130及び縫製用データベース132は、ROM112に格納されていたが、CPU111が読取り可能な記憶媒体であれば、ハードディスク、メモリ、フロッピー(登録商標)ディスク等に格納されていても良い。
【0138】
【発明の効果】
本発明によれば、入力した設定項目の設定値のうち、どの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握することが、作業者等にとって可能である。これにより、誤りのある設定項目についての設定値を変更するだけで済むから、エラーとなったミシンの復帰をスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用されたボタン穴かがり縫いミシンの具体的態様が示された外観斜視図である。
【図2】図2は、上記ボタン穴かがり縫いミシンの制御系が示されたブロック図である。
【図3】図3は、上記ボタン穴かがり縫いミシンによって形成された穴かがり縫い目を示すものであり、穴かがり縫い目の各部と各設定項目の対応関係が示されている。
【図4】図4は、上記ボタン穴かがり縫いミシンに記憶された縫製データベースのデータ構成が模式的に表された図面である。
【図5】図5は、上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた制御装置の全体的な処理の流れが示されたフローチャートである。
【図6】図6は、上記制御装置の全体処理のうちのサブルーチンについて、処理の流れが示されたフローチャートである。
【図7】図7は、上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた表示装置に表示される画面の一例が示された図面である。
【図8】図8は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図9】図9は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図10】図10は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図11】図11は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図12】図12は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図13】図13は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図14】図14は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図15】図15は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図16】図16は、上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図17】図17は、上記ボタン穴かがり縫いミシンとは別の例のミシンに設けられた制御装置の処理の流れが示されたフローチャートである。
【図18】図18は、上記別の例のミシンに設けられた表示装置に表示される画面の一例が示された図面である。
【図19】図19は、上記ミシンとは別の例のミシンに設けられた操作パネルが示された平面図である。
【符号の説明】
1 ボタン穴かがり縫いミシン(ミシン)
100 タッチパネル
110 制御装置(処理装置)
129 LCD(表示装置)
130 制御プログラム
131 設定プログラム
132 縫製用データベース
151 操作パネル
152 準備キー
153 項目操作部
154 設定値操作部
155 エラー告知部
156 モード切換操作部
157 項目切替操作部
164 点灯部
168,170,172,174,176,178,180,182 キー169,171,173,175,177,179,181,183 点灯部
201 穴かがり縫い目
301 縫い目表示部
302 第一設定値ボタン
303 第二設定値ボタン
306 準備ボタン
308−1〜308−9 項目ボタン
309 番号
310 画像
311 数値
312 入力ウィンドウ
313 項目表示部
315 設定値表示部
316 確定ボタン
317、319、320 エラーウィンドウ

Claims (3)

  1. 複数の設定項目からなる縫製データに基づいて縫製を行うミシンにおいて、
    前記各設定項目の設定値を変更入力する入力処理と、
    前記各設定項目のうちの互いに関連する設定項目の設定値を、前記互いに関連する設定項目の関連を表した判別式に代入することによって、前記互いに関連する設定項目の設定値について誤りがあるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理によって誤りがあると判断された場合、前記互いに関連する設定項目を一括表示して知らしめる告知処理とを実行する処理装置を、備え、
    前記処理装置が、前記告知処理において、前記各設定項目に係る項目番号又は画像のうち前記互いに関連する設定項目に係る項目番号又は画像のみを表示装置に一括表示させることによって、前記互いに関連する設定項目を知らしめ、前記互いに関連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定することを特徴とするミシン。
  2. 複数の設定項目からなる縫製データに基づいて縫製を行うミシンにおいて、
    前記各設定項目の設定値を変更入力する入力処理と、
    前記各設定項目のうちの互いに関連する設定項目の設定値を、前記互いに関連する設定項目の関連を表した判別式に代入することによって、前記互いに関連する設定項目の設定値について誤りがあるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理によって誤りがあると判断された場合、前記互いに関連する設定項目を一括表示して知らしめる告知処理とを実行する処理装置を、備え、
    前記処理装置が、前記告知処理において、前記互いに関連する設定項目に係る項目番号又は画像を、他の設定項目に係る項目番号又は画像の表示態様と異なるように表示装置に表示させることによって、前記互いに関連する設定項目を知らしめ、前記互いに関連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定することを特徴とするミシン。
  3. 複数の設定項目からなる縫製データに基づいて縫製を行うミシンにおいて、
    前記各設定項目の設定値を変更入力する入力処理と、
    前記各設定項目のうちの互いに関連する設定項目の設定値を、前記互いに関連する設定項目の関連を表した判別式に代入することによって、前記互いに関連する設定項目の設定値について誤りがあるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により誤りがあると判断された場合、前記互いに関連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定する限定処理とを実行する処理装置を、備えるとともに、
    前記各設定項目のうちの少なくとも一つの設定項目に係る項目番号を表示するとともに、操作されることで表示される項目番号を切り替え、更に表示された項目番号に係る設定項目の設定値を表示し、エラー告知用の点灯部が設けられる操作パネルを備え、
    前記限定処理において、前記処理装置が、前記点灯部を点灯又は点滅したうえで、前記操作パネルに表示される項目番号及び設定値を、前記互いに関連する設定項目に係る項目番号及び設定値に限定するように、前記操作パネルを制御することを特徴とするミシン。
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