JP2003117273A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2003117273A JP2001316958A JP2001316958A JP2003117273A JP 2003117273 A JP2003117273 A JP 2003117273A JP 2001316958 A JP2001316958 A JP 2001316958A JP 2001316958 A JP2001316958 A JP 2001316958A JP 2003117273 A JP2003117273 A JP 2003117273A
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 課題は、どの項目に誤りがあるのかというこ
とを作業者等にとって把握できるようにすることであ
る。 【解決手段】 本発明に係るミシンは、制御装置と、制
御装置に接続されたタッチパネルと、制御装置に接続さ
れたLCDとを備える。作業者等は、制御装置によって
制御されるLCDに表示される画面を見ながら、縫製に
ついての各設定項目の設定値をタッチパネルによって設
定する。制御装置は、作業者等によって設定された設定
値が誤っている場合に、エラー画面をLCDに表示させ
る。エラー画面では、エラーウィンドウ320が表示さ
れている。エラーウィンドウ320内には、誤りのある
設定項目に係る画像310及び番号が表示されている。
更に、エラーウィンドウ320内には、式により誤りの
内容が表示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的な制御によ
って縫製を行うミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ミシンの電子化が進み、制御装置を
備えたミシンが種々ある。制御装置が、縫いに係る縫製
データに基づいてミシンの各機構を制御することで、ミ
シンの各機構が、縫製データに従った動作を行い、縫い
目が布に形成される。このようなミシンでは、様々な形
状の縫い目が形成されるように、縫製データの各項目に
ついて設定値を変更して入力することができるようにな
っている。つまり、制御装置には、操作パネル、キーボ
ード或いはマウスといった入力装置が接続されており、
作業者等が入力装置を操作することによって各項目の設
定値を変更して入力することができる。
【0003】各項目の設定値からなる縫製データによっ
てミシンが動作するが、ある縫製データ(以下、誤デー
タと述べる。)では制御装置がミシンの各機構を制御で
きず、ミシンが動作不良になってしまうことがある。そ
こで、制御装置は、縫製前に、入力された各項目の設定
値について誤データとなってしまうか否かを判断し、誤
データとなってしまう場合に、エラーである旨が操作パ
ネルに設けられている四桁の七セグメント等の表示器に
表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のミシン
では、各項目のうち関連する項目が誤条件を満たした結
果、誤データとなってしまう場合、どの項目に誤りがあ
るのかということは作業者等には把握できなかった。例
えば、関連する項目を項目α、項目β、項目γとし、誤
条件が「項目α+項目β+項目γ>10」だとした場
合、作業者等が入力した項目α,β,γの設定値が誤条
件を満たしてしまうと、表示器には「E−01」といっ
た表示しかなされない。この際、作業者等は、ミシンの
説明書等を読んで、「E−01」の意味を把握しなけれ
ば、項目α,β,γの設定値を入力しなおせない。
【0005】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、どの項目に誤りがあるのかということを作業者等に
とって把握できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1、図2、図6又
は図17に示すように、複数の設定項目からなる縫製デ
ータに基づいて縫製を行うミシン(例えば、ボタン穴か
がり縫いミシン1)において、前記各設定項目の設定値
を入力する入力処理(例えば、ステップS13)と、前
記各設定項目のうちの関連する設定項目について前記入
力した設定値に誤りがあるか否かを判断する判断処理
(例えば、ステップS17)と、前記判断処理によって
誤りがあると判断された場合、前記関連する設定項目を
知らしめる告知処理(例えば、ステップS18)とを実
行する処理装置(例えば、制御装置110)を、備える
ことを特徴とする。
【0007】請求項1記載の発明では、作業者等が操作
パネル、キーボード、マウス或いはタッチパネル等の入
力装置を操作することで、処理装置が各設定項目の設定
値を入力装置から入力し、関連する設定項目について設
定値に誤りがあるか否かを判断する。処理装置は、誤り
があると判断した場合に、関連する設定項目を作業者等
に知らしめる。従って、入力した設定項目の設定値のう
ち、どの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握するこ
とが、作業者等にとって可能である。これにより、その
関連する設定項目について設定値を変更するだけで済む
から、エラーとなったミシンの復帰をスムーズに行え
る。
【0008】請求項2記載の発明は、例えば図2又は図
14に示すように、請求項1記載のミシンにおいて、前
記処理装置が、前記告知処理において、前記各設定項目
に係る項目番号又は/及び画像のうち前記関連する設定
項目に係る項目番号又は/及び画像(項目ボタン308
−2〜項目ボタン308−4)のみを表示装置(LCD
129)に一括表示させることによって、前記関連する
設定項目を知らしめることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、関連する設定項
目の設定値に誤りがある場合に、関連する設定項目に係
る項目番号又は/及び画像のみが表示されるため、複数
の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤りがあるか
を把握することが、作業者等にとって可能である。
【0010】請求項3記載の発明は、例えば図2、図1
3又は図15に示すように、請求項1記載のミシンにお
いて、前記処理装置が、前記告知処理において、前記関
連する設定項目に係る項目番号又は/及び画像(項目ボ
タン308−2〜項目ボタン308−4)を、他の設定
項目に係る項目番号又は/及び画像(項目ボタン308
−1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−
9)の表示態様と異なるように表示装置(LCD12
9)に表示させることによって、前記関連する設定項目
を知らしめることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明では、関連する設定項
目の設定値に誤りがある場合に、関連する設定項目に係
る項目番号又は/及び画像の表示態様が、他の設定項目
に係る項目番号又は/及び画像の表示態様と異なるた
め、複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤り
があるかを把握することが、作業者等にとって可能であ
る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載のミ
シンにおいて、図2、図7又は図16に示すように、前
記処理装置が、前記入力処理において、前記各設定項目
の設定値が表されてなる複数の選択ボタン(例えば、第
一設定値ボタン302及び第二設定値ボタン303)
を、縫製に係る図(例えば、縫い目表示部301)に対
応づけて表示装置(例えば、LCD129)に表示さ
せ、前記告知処理において、前記複数の選択ボタンのう
ち、前記関連する設定項目の設定値が表されてなる選択
ボタン(第二設定値ボタン303)の表示態様を変更す
ることによって、前記関連する設定項目を知らしめるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明では、関連する設定項
目の設定値に誤りがある場合、複数の選択ボタンのう
ち、関連する設定項目に係る選択ボタンの表示態様が変
更されるため、複数の設定項目の中のどの設定項目の設
定値に誤りがあるかを把握することが、作業者等にとっ
て可能である。
【0014】請求項5記載の発明は、例えば図2又は図
12に示すように、請求項1記載のミシンにおいて、前
記処理装置が、更に前記誤りの内容を表示装置(LCD
129)に表示させることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明では、関連する設定項
目の設定値についての誤りの内容が表示装置に表示され
るため、複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に
誤りがあるかを作業者等が把握することできる上、誤り
の内容を把握できる。従って、関連する設定項目の設定
値を変更し直すことが、作業者等にとって容易である。
【0016】請求項6記載の発明は、例えば図12に示
すように、請求項5記載の発明において、前記関連する
設定項目に係る項目番号又は/及び画像に式を組み合わ
せて前記表示装置に表示させることで、前記誤りの内容
を表示させることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明では、前記関連する設
定項目に係る項目番号又は/及び画像が式と組み合わせ
られて表示されるため、誤りの内容を把握することが、
作業者にとって容易である。
【0018】請求項7記載の発明は、例えば図2、図1
0、図11又は図12に示すように、請求項1記載の発
明において、前記処理装置が、前記告知処理において、
ウィンドウ(エラーウィンドウ317、319又は32
0)とともに該ウィンドウ内に前記関連する設定項目に
係る項目番号又は/及び画像を表示装置に表示させるこ
とによって、前記関連する設定項目を知らしめることを
特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明では、関連する設定項
目の設定値に誤りがある場合、関連する設定項目に係る
項目番号又は画像が、ウィンドウ内に表示されるため、
複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤りがあ
るかを把握することが、作業者等にとって可能である。
【0020】請求項8記載の発明は、例えば図19に示
すように、請求項1記載のミシンにおいて、前記各設定
項目のうちの少なくとも一つの設定項目に係る項目番号
を表示するとともに、操作されることで表示される項目
番号を切り替え、更に表示された項目番号に係る設定項
目の設定値を表示する操作パネル(例えば、操作パネル
151)を備え、前記告知処理において、前記処理装置
は、前記関連する設定項目に係る項目番号が前記操作パ
ネルに表示された場合に、表示された項目番号又は/及
び設定値を点滅させることによって、前記関連する設定
項目を知らしめることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明では、関連する設定項
目の設定値に誤りがあり、かつ関連する設定項目に係る
項目番号が操作パネルに表示された場合に、操作パネル
に表示された項目番号又は/及び設定値が点滅するた
め、表示されている設定項目の設定値に誤りがあること
を把握することが、作業者等にとって可能である。
【0022】請求項9記載の発明は、例えば図19に示
すように、請求項1記載のミシンにおいて、前記各設定
項目のうちの少なくとも一つの設定項目に係る項目番号
を表示するとともに、エラー告知用の点灯部(点灯部1
64)が設けられる操作パネル(例えば、操作パネル1
51)を備え、前記告知処理において、前記処理装置
は、前記関連する設定項目に係る項目番号が前記操作パ
ネルに表示された場合に、前記点灯部を点灯又は点滅さ
せることによって、前記関連する設定項目を知らしめる
ことを特徴とする。
【0023】請求項9記載の発明では、関連する設定項
目の設定値に誤りがあり、かつ関連する設定項目に係る
項目番号が操作パネルに表示された場合に、エラー告知
用の点灯部が点灯又は点滅をするため、表示されている
設定項目の設定値に誤りがあることを把握することが、
作業者等にとって可能である。
【0024】請求項10記載の発明は、例えば図19に
示すように、請求項1記載のミシンにおいて、前記各設
定項目に係る図(例えば、キー168,170,17
2,174,176,178,180,182に描画さ
れた図)が描画されるとともに、当該図に対応して点灯
部(例えば、点灯部169,171,173,175,
177,179,181,183)が設けられている操
作パネル(例えば、操作パネル151)を備え、前記告
知処理において、前記処理装置が、前記関連する設定項
目に係る前記図に対応した点灯部のみを点灯又は点滅さ
せることによって、前記関連する設定項目を知らしめる
ことを特徴とする。
【0025】請求項10記載の発明では、関連する設定
項目の設定値に誤りがある場合に、関連する設定項目に
係る図に対応した点灯部が点灯又は点滅するため、複数
の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤りがあるか
を把握することが、作業者等にとって可能である。
【0026】請求項11記載の発明は、例えば図1、図
2、図6、図14又は図15に示すように、複数の設定
項目からなる縫製データに基づいて縫製を行うミシン
(例えば、ボタン穴かがり縫いミシン1)において、前
記各設定項目の設定値を入力する入力処理(例えば、ス
テップS13)と、前記各設定項目のうちの関連する設
定項目について前記入力した設定値に誤りがあるか否か
を判断する判断処理(例えば、ステップS17)と、前
記判断処理により誤りがあると判断された場合、前記関
連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定する限
定処理(例えば、ステップS18)とを実行する処理装
置(例えば、制御装置110)を、備えることを特徴と
する。
【0027】請求項11記載の発明では、作業者等が操
作パネル、キーボード、マウス或いはタッチパネル等の
入力装置を操作することで、処理装置が各設定項目の設
定値を入力装置から入力し、関連する設定項目について
設定値に誤りがあるか否かを判断する。処理装置は、誤
りがあると判断した場合に、関連する設定項目に対して
のみ設定値の入力を限定する。関連する設定項目につい
てのみ、設定値の入力が限定されることから、入力した
設定項目の設定値のうち、どの設定項目の設定値に誤り
があるかを把握することが可能であり、また、関連する
設定項目について設定値を変更するだけで済む。従っ
て、エラーとなったミシンの復帰をスムーズに行える。
【0028】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のミシンにおいて、例えば図2又は図14に示すよう
に、前記処理装置が、前記限定処理において、前記各設
定項目に係る項目番号又は/及び画像のうち前記関連す
る設定項目に係る項目番号又は/及び画像(項目ボタン
308−2〜項目ボタン308−4)のみを表示装置
(LCD129)に一括表示させることを特徴とする。
【0029】請求項12記載の発明では、関連する設定
項目に係る項目番号又は/及び画像のみが表示されるた
め、複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤り
があるかを把握することが、作業者等にとって可能であ
る。
【0030】請求項13記載の発明は、請求項11記載
のミシンにおいて、例えば図2又は図15に示すよう
に、前記処理装置が、前記限定処理において、前記関連
する設定項目に係る項目番号又は/及び画像(項目ボタ
ン308−2〜項目ボタン308−4)を、他の設定項
目に係る項目番号又は/及び画像(項目ボタン308−
1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9)
の表示態様と異なるように表示装置(LCD129)に
表示させることを特徴とする。
【0031】請求項13記載の発明では、関連する設定
項目の設定値に誤りがある場合に、関連する設定項目に
係る項目番号又は/及び画像の表示態様が、他の設定項
目に係る項目番号又は/及び画像の表示態様と異なるた
め、複数の設定項目の中のどの設定項目の設定値に誤り
があるかを把握することが、作業者等にとって可能であ
る。
【0032】請求項14記載の発明は、請求項11記載
のミシンにおいて、例えば図19に示すように、前記各
設定項目のうちの少なくとも一つの設定項目に係る項目
番号を表示するとともに、操作されることで表示される
項目番号を切り替え、更に表示された項目番号に係る設
定項目の設定値を表示する操作パネル(例えば、操作パ
ネル151)を備え、前記限定処理において、前記処理
装置が、前記操作パネルに表示される項目番号及び設定
値を、前記関連する設定項目に係る項目番号及び設定値
に限定するように、前記操作パネルを制御することを特
徴とする。
【0033】請求項14記載の発明では、関連する設定
項目の設定値に誤りがある場合に、操作パネルに表示さ
れる項目番号及び設定値が、関連する設定項目に係る項
目番号及び設定値に限定されるため、複数の設定項目の
中のどの設定項目の設定値に誤りがあるかを把握するこ
とが、作業者等にとって可能である。
【0034】請求項15記載の発明は、例えば図1、図
2、図17に示すように、複数の設定項目からなる縫製
データに基づいて縫製を行うミシン(ボタン穴かがり縫
いミシン1)において、前記各設定項目のうちの一の入
力設定項目の設定値を入力する入力処理(例えば、ステ
ップS13)と、前記入力した設定値について誤りがあ
るか否かを判断する判断処理(例えば、ステップS1
7)と、前記判断処理により誤りがあると判断された場
合、設定値を入力した時点で前記入力した設定値に誤り
がある旨を知らしめる告知処理(例えば、ステップS1
8)とを実行する処理装置(例えば、制御装置110)
を、備えることを特徴とする。
【0035】請求項15記載の発明では、作業者等が操
作パネル、キーボード、マウス或いはタッチパネル等の
入力装置を操作することで、処理装置が入力設定項目の
設定値を入力し、入力設定項目について設定値に誤りが
あるか否かを判断する。処理装置は、誤りがあると判断
した場合に、設定値を入力した時点で、入力設定項目の
設定値に誤りがある旨を作業者等に知らしめる。従っ
て、入力中の設定値に誤りがあることを把握すること
が、作業者等にとって可能である。
【0036】請求項16記載の発明は、請求項15記載
のミシンにおいて、例えば図2又は図18に示すよう
に、前記処理装置が、前記入力処理において、前記入力
設定項目の設定値を入力するための入力ウィンドウ(例
えば、入力ウィンドウ312)、及び該入力ウィンドウ
内に該入力設定項目の設定値を表示装置(LCD12
9)に表示させ、前記告知処理において、前記入力ウィ
ンドウの表示態様又は/及び前記入力ウィンドウ内に表
示される設定値の表示態様を変更することで、前記入力
した設定値に誤りがある旨を知らしめることを特徴とす
る。
【0037】請求項16記載の発明では、入力した設定
値に誤りがある場合、入力ウィンドウの表示態様又は/
及び入力設定項目の設定値の表示態様が変更されるた
め、入力した設定値に誤りがあることを把握すること
が、作業者等にとって可能である。
【0038】請求項17記載の発明は、請求項15記載
のミシンにおいて、例えば図19に示すように、前記各
設定項目のうちの少なくとも一つの設定項目に係る項目
番号を表示するとともに、操作されることで表示される
項目番号を切り替え、更に表示された項目番号に係る設
定項目の設定値を表示する操作パネル(例えば、操作パ
ネル151)を備え、前記告知処理において、前記処理
装置が、前記入力設定項目に係る項目番号が前記操作パ
ネルに表示された場合に、表示された項目番号又は/及
び設定値を点滅させることによって、前記入力した設定
値に誤りがある旨を知らしめることを特徴とする。
【0039】請求項17記載の発明では、入力設定項目
の設定値に誤りがあり、かつ入力設定項目に係る項目番
号が操作パネルに表示された場合、表示された項目番号
又は/及び設定値が点滅するため、入力した設定値に誤
りがあることを把握することが、作業者等にとって可能
である。
【0040】請求項18記載の発明は、請求項15記載
のミシンにおいて、例えば図19に示すように、エラー
告知用の点灯部(例えば、点灯部164)が設けられる
操作パネル(例えば、操作パネル151)を備え、前記
告知処理において、前記処理装置が、前記点灯部を点滅
又は点灯させることによって、前記入力した設定値に誤
りがある旨を知らしめることを特徴とする。
【0041】請求項18記載の発明では、入力設定項目
の設定値に誤りがある場合、設定値を入力した時点で、
エラー告知用の点灯部が点灯又は点滅をするため、入力
した設定値に誤りがあることを把握することが、作業者
等にとって可能である。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一例として、図
面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、図面は概
略的に示してあるもので、発明の範囲を図示例に限定す
るものではない。 〔第一の実施の形態〕図1に、本発明が適用されたボタ
ン穴かがり縫いミシンを示す。このボタン穴かがり縫い
ミシン1は、図3に示すように、布にボタン穴200を
形成するとともに、ボタン穴200の形成前又は形成後
にボタン穴200の周囲に穴かがり縫い目201を施す
ものである。穴かがり縫い目201は、ボタン穴200
の左側に形成されたジグザグ状の左側縫い部202と、
ボタン穴200の奥側に形成されたジグザグ状の第一閂
止め縫い部203と、ボタン穴200の右側に形成され
たジグザグ状の右側縫い部204と、ボタン穴の手前側
に形成されたジグザグ状の第二閂止め縫い部205とか
ら構成されている。
【0043】ボタン穴かがり縫いミシン1の構成につい
て説明する。ボタン穴かがり縫いミシン1は、略水平な
ベッド面を有するベッド部2と、ベッド部2の後部にお
いて起立した縦胴部3と、縦胴部3の上部からベッド部
2に平行となって延出したアーム部4と、アーム部4の
前端部から下方に向けて突出する針棒8と、針棒8の下
端に取り付けられたミシン針9と、布を送る布送り装置
52と、アーム部4の前端部から下方に向けて突出する
布切りメス16と、針棒8の直下においてベッド部2内
に設けられた釜装置(図示略)と、上糸を切断する上糸
切断装置80と、下糸を切断する下糸切断装置(図示
略)と、ボタン穴かがり縫いミシン1全体を制御する制
御装置110(図2)とを備える。
【0044】布送り装置52は、布が載置される布送り
板14と、この布送り板14へと布を押さえつける布押
え15とを備えている。布送り装置52は、Y送りパル
スモータ20(図2)により前後に駆動され、また、布
押え15は、押え上げソレノイド127(図2)により
上下に駆動される。
【0045】針棒8は、ミシンモータ5(図2)によっ
て上下に駆動される。また、ミシンモータ5(図2)の
回転は、ベッド部2内の釜装置へと伝達され、これによ
り、針棒8と釜装置とが連動して布に縫い目を形成す
る。
【0046】針棒8は、図示しない針振り機構によって
左右へと移動可能とされている。針振り機構は、ある基
線を原点として左右方向の所与の振り幅でミシン針9を
振る主針振り機構と、この振り幅を変更する振り幅変更
機構と、基線を左右方向に変更する基線変更機構とを備
えている。
【0047】主針振り機構はミシンモータ5(図2)の
回転によって駆動され、これにより、針棒8は上下動と
共に左右方向へも揺動する。振り幅変更機構は針振り送
りパルスモータ41(図2)によって駆動され、これに
より、振り幅が変更される。基線変更機構は基線送りパ
ルスモータ40(図2)によって駆動され、これによ
り、基線が左右に変更される。
【0048】上糸切断装置80は上糸切断アクチュエー
タ76(図2)によって駆動され、また、下糸切断装置
(図示略)は下糸切断アクチュエータ66(図2)によ
って駆動される。布切りメス16は布切りメスシリンダ
19(図2)によって駆動される。
【0049】図2に示すように、制御装置110は、C
PU111、ROM112、RAM113及びこれらを
接続するバスを有する演算処理装置を基本構成としてい
る。更に、制御装置110は、各パルスモータの駆動制
御を行うY送りパルスモータドライバ114、基線送り
パルスモータドライバ115及び針振り送りパルスモー
タドライバ116を具備する。更に、制御装置110
は、上糸切断アクチュエータ76の駆動制御を行う上糸
切断アクチュエータドライバ117と、下糸切断アクチ
ュエータ66の駆動制御を行う下糸切断アクチュエータ
ドライバ118と、押え上げソレノイド127の駆動制
御を行う押え上げソレノイドドライバ126と、布切り
メスシリンダ19の駆動制御を行うシリンダドライバ1
20と、ミシンモータ5の駆動制御を行うミシンモータ
ドライバ119と、を具備する。これらドライバは、C
PU111に接続されており、CPU111の信号に従
ってパルスモータ、アクチュエータ、モータ又はシリン
ダの制御を行うものである。
【0050】ミシンモータドライバ119には、ミシン
モータ5に加えて、ミシンモータ5の回転量をてコード
化するミシンモータエンコーダ121、ミシン針9が上
方位置にあることを検出する針上位置センサ122、及
び、ミシンモータ5の回転速度を検出するTG(タコジ
ェネレーター)発生器123等が接続されている。さら
にCPU111には、布押え15の上昇・下降を指示す
るための押えスイッチ124、及び、ミシンモータ5の
駆動スタートを指示するためのスタートスイッチ125
等が接続されている。
【0051】CPU111には表示制御回路128が接
続されており、表示制御回路128には液晶表示装置
(以下、LCDという。)129が接続されている。表
示制御回路128は、CPU111からの信号に従って
LCD129を制御して、LCD129に種々の画像を
表示させるものである。
【0052】CPU111には、タッチパネル100が
接続されている。このタッチパネル100はLCD12
9の表示面に設けられている。タッチパネル100は、
LCD129の表示面上においてタッチパネル100が
タッチされたことを検知して、その旨をCPU111に
出力する。これにより、作業者等は、タッチパネル10
0を操作(即ち、接触)することで種々のデータを入力
することができる。LCD129には、作業者等がタッ
チパネル100を操作して種々のデータを入力し易くす
るための画像が主に表示される。
【0053】ROM112には、CPU111が読取り
可能な制御プログラム130が格納されている。制御プ
ログラム130は、タッチパネル100に対する操作に
よってデータを設定するための設定処理、設定されたデ
ータに基づいて針下降位置及び針下降順序(以下、針下
降位置及び針下降順序をまとめて、縫製パターンデータ
と述べる。)を演算するための演算処理、及び、縫製パ
ターンデータに従って縫製動作を行うための縫製処理等
に関するプログラムである。
【0054】また、ROM112には、縫製パターンデ
ータを演算する際に参照するための縫製用データベース
132が格納されている。具体的には、縫製用データベ
ース132は、図4に模式的に示されるようなデータベ
ースである。図4に示すように、縫製用データベース1
32は、ボタン穴かがり縫いミシン1による縫製に係る
複数の縫製データから構成されている。縫製データ毎に
パターンNo.が付されており、パターンNo.によっ
て各縫製データが識別される。また、各縫製データに
は、種々の設定項目が含まれている。設定項目毎に項目
No.が付されており、項目No.によって各設定項目
が識別される。また、各設定項目に対して、値の設定可
能な範囲(以下、設定範囲という。)及び予め設定され
ている値(以下、デフォルト値という。)が対応づけら
れている。
【0055】各設定項目について、図3及び図4を参照
して説明する。設定項目としては、ボタン穴200の前
後長となる「布切り長さ」、ボタン穴200から左側縫
い部202の右側縁までの距離となる「メス溝幅・
左」、ボタン穴200から右側縫い部204の左側縁ま
での距離となる「メス溝幅・右」、左側縫い部202及
び右側縫い部204の左右幅となる「かがり幅」、左側
縫い部202及び右側縫い部204において連続した二
針間の前後方向の距離となる「平行部ピッチ」、第一閂
止め縫い部203及び第二閂止め縫い部205の左側縁
から左側縫い部202の左側縁までの距離となる「閂止
め幅左補正」、第一閂止め縫い部203及び第二閂止め
縫い部205の右側縁から右側縫い部204の右側縁ま
での距離となる「閂止め幅右補正」、ボタン穴200の
後端から第一閂止め縫い部203の前縁までの距離とな
る「第一すきま」、ボタン穴200の前端から第二閂止
め縫い部205の後縁までの距離となる「第二すき
ま」、及び、第一閂止め縫い部203及び第二閂止め縫
い部205の前後方向の長さとなる「閂止め長さ」等が
ある。
【0056】各設定項目に付される項目No.は、「布
切り長さ」に対して「01」、「メス溝幅・左」に対し
て「02」、「メス溝幅・右」に対して「03」、「か
がり幅」に対して「04」、「平行部ピッチ」に対して
「05」、「閂止め幅左補正」に対して「06」、「閂
止め幅右補正」に対して「07」、「第一すきま」に対
して「08」、「第二すきま」に対して「09」、「閂
止め長さ」に対して「10」となっている。なお、図3
において括弧書きは、項目No.を表している。
【0057】CPU111は、ROM112に格納され
た制御プログラム130に従って設定処理を行うこと
で、タッチパネル100からデータを入力できる。ま
た、CPU111は、制御プログラム130に従って演
算処理を行うことで、タッチパネル100からのデータ
及びROM112に格納された縫製用データベース13
2等に基づいて縫製パターンデータを演算できる。更
に、CPU111は、制御プログラム130に従って縫
製処理を行うことで、縫製パターンデータ及び各種セン
サからの検出信号に基づいて、各ドライバを介して各駆
動部の制御を行える。
【0058】以上のように構成されるボタン穴かがり縫
いミシン1の動作、及び制御プログラム130に従った
CPU111による制御装置110の処理の流れについ
て説明する。
【0059】図5に示すように、まず、制御装置110
は、設定処理を行う(ステップS1)。設定処理では、
制御装置110の処理は以下のように流れる。
【0060】即ち、制御装置110は、パターンNo.
のデフォルトの値、又は前回設定されたパターンNo.
の値を予め記憶しており、その値に対応する縫製データ
を縫製用データベース132から検索する。次に、制御
装置110は、パターンNo.の値をLCD129に表
示させるとともに、パターンNo.の値に対応する縫製
データに含まれる各設定項目の設定値をLCD129に
表示させる。ここで、作業者等がタッチパネル100を
操作してパターンNo.の値を変更(或いは補正)する
旨の入力を行った場合には、制御装置110は、変更さ
れたパターンNo.の値に対応する縫製データを縫製用
データベース132から検索し、検索された縫製データ
に含まれる各設定項目の設定値をLCD129に表示さ
せる。一方、作業者等がタッチパネル100を操作して
各設定項目の設定値を変更(或いは補正)する旨の入力
を行った場合には、制御装置110は、変更された設定
値をLCD129に表示させる。そして、作業者等が設
定終了の旨をタッチパネル100を介して入力すると、
制御装置110は設定処理を終了する。
【0061】設定処理後、制御装置110は、演算処理
を行う(ステップS2)。即ち、演算処理では、制御装
置110は、設定処理において入力されたパターンN
o.の値(或いはデフォルトのパターンNo.の値)に
基づいて、更には入力された各設定値に基づいて、縫製
パターンデータを演算し、縫製パターンデータをRAM
113に格納する。
【0062】演算処理後、制御装置110は、縫製処理
を行う(ステップS3)。つまり、まず、制御装置11
0は、押えスイッチ124が操作されて押されたか否か
を判断し、押えスイッチ124が押された場合には押え
上げソレノイド127を制御して、布押え15を下降さ
せる。これにより、布送り板14に載置された布が布押
え15に挟まれる。次に、制御装置110は、スタート
スイッチ125が操作されて押されたか否かを判断す
る。そして、スタートスイッチ125が押された場合
に、制御装置110は、縫製パターンデータに基づきミ
シンモータ5、Y送りパルスモータ20、基線送りパル
スモータ40及び針振り送りパルスモータ41を制御す
ることで、ミシン針9を上下動させるとともに釜装置を
回転させつつ、布押え15及び布送り板14を移動させ
たりミシン針9を左右に振る。これにより、左側縫い部
202、第一閂止め縫い部203、右側縫い部204そ
して第二閂止め縫い部205の順に、穴かがり縫い目2
01が布に形成される。
【0063】次に、制御装置110が、布切りメスシリ
ンダ19を作動させることで、布切りメス16を下降さ
せる。布にボタン穴200が形成されたら、布切りメス
シリンダ19によって布切りメス16が上昇する。次
に、制御装置110は、上糸切断アクチュエータ76を
作動させることで上糸切断装置80に上糸を切断させる
とともに、下糸切断アクチュエータ66を作動させるこ
とで下糸切断装置に下糸を切断させる。以上により、一
つのボタン穴の形成に係る一連の動作が終了する。
【0064】さて、ボタン穴かがり縫いミシン1では、
設定処理(ステップS1)において各設定項目の設定値
を変更して入力することができるが、変更入力した設定
値が誤っていた場合に、誤っている旨がLCD129に
表示されるようになっている。つまり、誤っている旨が
LCD129に表示されるように、ROM112に格納
された制御プログラム130には、設定処理を実行する
ための設定プログラム131が含まれている。CPU1
11は、タッチパネル100を介してデータを入力する
処理、入力されたデータが正しいか否かを判断する処
理、入力されたデータが正しくない場合には正しくない
旨をLCD129に表示させる処理等を設定プログラム
131に従って行えるようになっている。
【0065】設定処理における制御装置110の処理の
流れを図6を参照して説明する。上述したように、制御
装置110は、パターンNo.の値に応じた縫製データ
を縫製用データベース132から検索し、検索された縫
製データに含まれる各設定項目の設定値をLCD129
に表示させる。また、制御装置110は、検索された縫
製データに含まれる各設定項目の設定値をRAM113
に一時格納する。このとき、制御装置110は設定画面
をLCD129に表示させる(ステップS11)が、そ
の設定画面内に各設定項目の設定値が配置されている。
設定画面としては、図7又は図8の画面である。
【0066】図7の設定画面は、画面の左上部に表示さ
れるナンバー表示部300と、画面の中央部に表示され
る縫い目表示部301と、画面の右部に表示される第一
設定値ボタン302と、縫い目表示部301の下方に表
示される第二設定値ボタン303と、画面の左部に表示
される押え種類表示部304と、押え種類表示部304
の下方に表示される画面切替ボタン305と、画面切替
ボタン305の下方に表示される項目表示部307と、
項目表示部307の下方に表示される準備ボタン306
とを基本構成としている。
【0067】ナンバー表示部300には、パターンN
o.の値が表示される。この例では、作業者が「10」
とタッチパネル100を介して入力したため、ナンバー
表示部300に「10」が表示されている。縫い目表示
部301には、穴かがり縫い目の概略的な形状が模式図
として表示されており、この模式図に寸法線が付されて
いる。
【0068】第一設定値ボタン302及び第二設定値ボ
タン303には、各設定項目のうちの一の設定項目の設
定値が表示されている。第一設定値ボタン302及び第
二設定値ボタン303から縫い目表示部301に向かっ
て引出線が表示されており、これにより、第一設定値ボ
タン302或いは第二設定値ボタン303の数値が各設
定項目のいずれかであること表している。この例では、
第一設定値ボタン302の数値は「布切り長さ」の設定
値であることを引出線及び寸法線によって意味してお
り、第二設定値ボタン303の数値は「かがり幅」の設
定値であることを引出線及び寸法線によって意味してい
る。
【0069】押え種類表示部304には、ボタン穴かが
り縫いミシン1に装着される布押え15の種類が数値で
表されている。画面切替ボタン305は、表示画面を切
り替えるためのものである。項目表示部307には、各
設定項目に対応した項目ボタン(若しくは項目アイコ
ン)が表示される。項目表示部307に表示される項目
ボタンは、後述する図8の項目ボタン308−1〜項目
ボタン308−9と同様である。準備ボタン306は、
各設定項目の変更或いは入力の終了が終了した旨を入力
するためのものである。
【0070】図7の画面をLCD129に表示させた制
御装置110は、待機状態となる。この待機状態では、
制御装置110は、画面切替ボタン305の表示箇所に
おいてタッチパネル100が接触されたか否かを判断し
ている。そして、作業者等が画面切替ボタン305の表
示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に、
制御装置110は図8の画面をLCD129に表示させ
る。
【0071】図8の画面では、ナンバー表示部300、
準備ボタン306及び複数の項目ボタン(即ち、項目ボ
タン308−1〜項目ボタン308−9)が表示されて
いる。項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9は
それぞれ、該当する設定項目に対応している。また、各
項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9内には、
該当する設定項目に対応した「項目No.」の番号30
9が表示されている。更に、該当する設定項目がどこの
長さかを示すために縫い目の該当箇所の部分図と、該当
箇所を示す矢印とからなる画像310が、各項目ボタン
308−1〜項目ボタン308−9内に表示されてい
る。更に、各設定項目ボタン308−1〜項目ボタン3
08−9内には、該当する設定項目の設定値を表す数値
311が表示されている。つまり、項目ボタン308−
1は「布切り長さ」の項目を示すものであり、項目ボタ
ン308−2〜項目ボタン308−9については、項目
ボタン308−2が「メス溝幅・左」を、項目ボタン3
08−3が「メス溝幅・右」を、項目ボタン308−4
が「かがり幅」を、項目ボタン308−5が「平行部ピ
ッチ」を、項目ボタン308−6が「閂止め左補正」
を、項目ボタン308−7が「閂止め右補正」を、項目
ボタン308−8が「第一すきま」を、項目ボタン30
8−9が「第二すきま」を示すものである。なお、図8
には示されていないが、画面がスクロールされると、
「閂止め長さ」の項目ボタンも表示されるようになって
いる。
【0072】図8の画面をLCD129に表示させた制
御装置110は、待機状態となる。この待機状態では、
制御装置110は、各項目ボタン308−1〜項目ボタ
ン308−9の表示箇所においてタッチパネル100が
接触されたか否かを判断している(ステップS12)。
そして、作業者等が各項目ボタン308−1〜項目ボタ
ン308−9の表示箇所においてタッチパネル100を
接触した場合に(ステップS12:Yes)、制御装置
110は図9の画面のように、図8の画面上に入力ウィ
ンドウ312をLCD129に表示させる(ステップS
13)。
【0073】入力ウィンドウ312は、各設定項目の設
定値を変更して入力するためのウィンドウである。入力
ウィンドウ312内には、この入力ウィンドウ312で
入力されて変更される設定項目を示す項目表示部313
と、「0」〜「9」、「+」、「−」の入力キー31
4,314,…と、入力された設定値が表示される設定
値表示部315と、入力された設定値を確定するための
確定ボタン316とが表示される。
【0074】項目表示部313には、各項目ボタン30
8−1〜308−9と同様な画像310が表示される。
つまり、図8の画面において項目ボタン308−4が選
択されて接触された場合には、図9の画面では項目ボタ
ン308−4内の画像310と同じ画像が項目表示部3
13に表示される。これにより、入力ウィンドウ312
で入力可能な項目が「かがり幅」であることを示してい
る。図8の画面において他の項目ボタンが選択された場
合も同様であり、当該項目ボタンの画像がそれぞれ、項
目表示部313内に表示され、入力可能な設定項目が定
まる。なお、図9〜図15に示される各項目ボタン内に
は、図8の項目ボタン308−1〜項目ボタン308−
9と同様に番号309、画像310及び数値311が表
示されるが、それらの符号については省略する。
【0075】設定値表示部315には、作業者等によっ
て接触された入力キー314,314,…の数値等が表
示される。つまり、作業者等が入力キー314,31
4,…を接触することで、制御装置110は、タッチパ
ネル100からの信号に従って、その設定値が設定値表
示部315内に表示されるようにLCD129を制御す
る。
【0076】図9のような画面を表示させた制御装置1
10は、確定ボタン316の表示箇所においてタッチパ
ネル100が接触されたか否かを判断している(ステッ
プS14)。そして、作業者等が確定ボタン316の表
示箇所においてタッチパネル100を接触した場合に
(ステップS14:Yes)、制御装置110は入力キ
ー314,314,…において入力された設定値をRA
M113に格納する(ステップS15)。これにより、
該当する設定項目の設定値が確定する。また、この際
に、制御装置110は、再び図8の画面をLCD129
に表示させるが、各設定項目ボタン308−1〜308
−9内の数値311は、入力ウィンドウ312で入力さ
れた設定値に変更される。
【0077】以上のように、作業者等はLCD129に
表示される画面(図8、図9)を見ながら、各設定項目
の設定値を変更して入力することができる。なお、図7
の画面で作業者等が第一設定値ボタン302の表示箇
所、第二設定値ボタン303の表示箇所又は項目表示部
307の項目ボタンの表示箇所でタッチパネル100を
接触した場合に、図7の画面上に入力ウィンドウ312
が表示されて、「布切り長さ」又は「かがり幅」等の各
設定項目の設定値を入力できるようにしても良い。つま
り、図7の画面を表示した制御装置110は、第一設定
値ボタン302の表示箇所、第二設定値ボタン303の
表示箇所又は項目表示部307の項目ボタンの表示箇所
においてタッチパネル100が接触されたか否かを判断
している(ステップS12)。そして、作業者等が第一
設定値ボタン302の表示箇所、第二設定値ボタン30
3の表示箇所又は項目表示部307の項目ボタンの表示
箇所でタッチパネル100を接触した場合に(ステップ
S12:Yes)、制御装置110は図7の画面上に入
力ウィンドウ312がポップアップして表示されるよう
にLCD129を制御する(ステップS13)。
【0078】さて、図7又は図8の画面を表示させた制
御装置110は、上述したように待機状態となるが、更
に、制御装置110は、準備ボタン306の表示箇所に
おいてタッチパネル100が接触されたか否かを判断し
ている(ステップS16)。そして、作業者等が準備ボ
タン306の表示箇所においてタッチパネル100を接
触した場合に(ステップS16:Yes)、制御装置1
10はRAM113に格納された各設定項目の設定値に
誤りがあるか否かを判別する(ステップS17)。
【0079】つまり、制御装置110は、各設定項目の
設定値が縫製用データベース132の「設定範囲」内で
あるか否かを判断したり、或いは、各設定項目のうち関
連する設定項目の設定値を判別式に代入して、判別式に
よって瑕疵があるか否かを判断したりする。判別式とし
ては、例えば、以下のようなものがある。 (メス溝幅・左)+(メス溝幅・右)+(かがり幅)×2>a … (布切り長さ)+(第一すきま)+(第二すきま)+(閂止め長さ)×2>b … 判別式では、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」、
「かがり幅」のそれぞれが互いに関連している。判別式
では、「布切り長さ」、「第一すきま」、「第二すき
ま」、「閂止め長さ」のそれぞれが互いに関連してい
る。ここで、a、bは定数であり、主に布押え15の種
類によって定まるものである。つまり、図7の画面で、
作業者等が押え種類表示部304の表示箇所でタッチパ
ネル100を接触すれば、制御装置110は布押え15
の種類に応じて定数a、bを変更する。なお、以下で
は、a=8〔mm〕、b=30〔mm〕として説明す
る。
【0080】そして、各設定値のうちの一つでも「設定
範囲」内でない場合には、制御装置110は、誤りがあ
ると判断して(ステップS17:Yes)、ステップS
18に移行する。また、上記判別式を満たした場合に
は、制御装置110は、誤りがあると判断して(ステッ
プS17:Yes)、ステップS18に移行する。一
方、各設定値が「設定範囲」内であり、かつ、上記判別
式を満たしていない場合には、制御装置110は、誤り
がないと判断して(ステップS17:No)、設定処理
が終了して、演算処理(ステップS2)に移行する。
【0081】ステップS18では、制御装置110は、
各設定項目の設定値に誤りがあることを作業者等に知ら
しめるためのエラー処理(即ち、告知処理又は限定処
理)を行う。つまり、制御装置110は、誤りのある設
定項目がどれであるかをLCD129に表示させる。例
えば、「布切り長さ」の設定値が「設定範囲(6.0〜
38.0〔mm〕)」内でなければ、「布切り長さ」の
設定値に誤りがある旨を制御装置110がLCD129
に表示させたり、判別式を満たしたら、「メス溝幅・
左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤
りがある旨を制御装置110がLCD129に表示させ
たりする。以下、ステップS18においてLCD129
に表示される表示画面について、判別式を満たした場
合の具体例を挙げて説明する。
【0082】図10の画面は、エラー処理において制御
装置110がLCD129に表示させる画面である。図
10の画面では、図8の画面上にエラーウィンドウ31
7がポップアップして表示されている。エラーウィンド
ウ317の略中央部には、誤りのある設定項目の項目N
o.が表示されている。この例では、エラーウィンドウ
317に表示される項目No.の数値が「02」、「0
3」、「04」となっているので、「メス溝幅・左」、
「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤りがあ
ることが作業者等にとって把握される。エラーウィンド
ウ317の上部には、誤りがある旨を表すとともに誤り
の種類を示す「E−05」が表示されている。エラーウ
ィンドウ317の右下部には、リターンボタン318が
表示されている。図10の画面を表示させた制御装置1
10は待機状態となり、リターンボタン318の表示箇
所においてタッチパネル100が接触されたか否かを判
断している。そして、作業者等がリターンボタン318
の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合
に、制御装置110は再び図7又は図8の画面をLCD
129に表示させる(繰り返されたステップS11)。
これにより、作業者等は、「メス溝幅・左」、「メス溝
幅・右」及び「かがり幅」の設定値を変更して入力し直
すことができる。なお、図7の画面上にエラーウィンド
ウ317が表示されても良い。
【0083】また、エラー処理において、図10の画面
に代えて図11の画面を制御装置110がLCD129
に表示させても良い。図11の画面では、図8の画面上
にエラーウィンドウ319がポップアップして表示され
ている。エラーウィンドウ319内には、図10のエラ
ーウィンドウ319と同様に項目No.、「E−05」
及びリターンボタン318が表示されている。更に、エ
ラーウィンドウ319内には、誤りのある設定項目に係
る画像310,310,310が表示されている。この
例では、図8の項目ボタン308−2〜項目ボタン30
8−4内に表示される画像310,310,310と同
様の画像がエラーウィンドウ319内に表示されてい
る。つまり、左の画像310は「メス溝幅・左」に係る
画像であり、中央の画像310は「メス溝幅・右」に係
る画像であり、右の画像310は「かがり幅」に係る画
像である。画像310,310,310がエラーウィン
ドウ319内に表示されることによって、「メス溝幅・
左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」に関係した誤
りがあることが作業者等にとって把握される。なお、図
11の画面において作業者等がリターンボタン318の
表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合
に、図7又は図8の画面がLCD129に表示される
(繰り返されたステップS11)。
【0084】また、エラー処理において、図10の画面
に代えて図12の画面を制御装置110がLCD129
に表示させても良い。図12の画面では、図8の画面上
にエラーウィンドウ320がポップアップして表示され
ている。エラーウィンドウ320内には、図11のエラ
ーウィンドウ319と同様に項目No.、「E−0
5」、誤りのある設定項目に係る画像310,310,
310及びリターンボタン318が表示されている。更
に、エラーウィンドウ320内には、誤りの内容が表示
されている。具体的には、左の画像310と中央の画像
310の間に記号「+」が表示され、中央の画像310
と右の画像310の間に記号「+」が表示され、右の画
像310の右方には記号「×2>8」が表示される。こ
のように誤りの内容が式で表されており、これにより、
「(「メス溝幅・左」の設定値)+(「メス溝幅・右」
の設定値)+(「かがり幅」の設定値)×2>8」とな
っていることが作業者等にとって把握される。つまり、
「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」
の設定値が判別式を満たした結果誤りがあるという旨
がLCD129に表示され、その旨が作業者等に把握さ
れる。なお、図12の画面において作業者等がリターン
ボタン318の表示箇所においてタッチパネル100を
接触した場合に、図7又は図8の画面がLCD129に
表示される(繰り返されたステップS11)。
【0085】また、エラー処理において、図10の画面
に代えて図13の画面を制御装置110がLCD129
に表示させても良い。図13の画面では、図8の画面と
ほぼ同様にナンバー表示部300、準備ボタン306及
び複数の項目ボタン(即ち、項目ボタン308−1〜項
目ボタン308−9)が表示されている。但し、図8の
画面と異なるところとしては、誤りのある設定項目に係
る項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内の背
景のハッチング、彩色の塗りつぶし又は模様付け等(以
下、塗りつぶし等と述べる。)が項目ボタン308−1
及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9内の
背景の塗りつぶし等と異なっていることである。つま
り、図8の画面では、項目ボタン308−1〜項目ボタ
ン308−9内の背景色が全て白色であったの対し、図
13の画面では、項目ボタン308−2〜項目ボタン3
08−4内の背景色が灰色であり、項目ボタン308−
1及び項目ボタン308−5〜項目ボタン308−9内
の背景色が白色となっている。つまり、誤りのある設定
項目に係る308−2〜項目ボタン308−4内の背景
の塗りつぶし等が変更されている。これによって、「メ
ス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設
定値に誤りがあることが作業者等にとって把握される。
なお、背景色は、白色、廃炉に限らず、正常時とエラー
時が区別できればどのような色でも良い。
【0086】図13の画面は、設定値に誤りがある場合
に図8の画面の代わりに表示されるものであり、図13
の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、
待機状態となる(繰り返されたステップS11)。そし
て、各項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9の
表示箇所においてタッチパネル100が作業者等によっ
て接触された場合(ステップS12:Yes)、制御装
置110は、図9の場合とほぼ同様に、図13の画面上
に入力ウィンドウ312をLCD129に表示させる
(ステップS13)。これにより、作業者等は、「メス
溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定
値を変更して入力し直すことができる。
【0087】また、エラー処理において、図10の画面
に代えて図14の画面を制御装置110がLCD129
に表示させても良い。図14の画面では、ナンバー表示
部300及び準備ボタン306が表示されている。更
に、図14の画面に表示される項目ボタンとしては、誤
りのある設定項目に係る項目ボタン308−2〜項目ボ
タン308−4のみが表示されている。これによって、
「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」
の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握され
る。図14の画面は、設定値に誤りがある場合に図8の
画面の代わりに表示されるものであり、図14の画面を
LCD129に表示させた制御装置110は、待機状態
となる(繰り返されたステップS11)。そして、各項
目ボタン308−2〜項目ボタン308−4の表示箇所
においてタッチパネル100が作業者等によって接触さ
れた場合に(ステップS12:Yes)、制御装置11
0は、図9の場合とほぼ同様に、図14の画面上に入力
ウィンドウ312をLCD129に表示させる(ステッ
プS13)。つまり、制御装置110は、タッチパネル
100から入力する設定値を「メス溝幅・左」、「メス
溝幅・右」及び「かがり幅」に限定している。これによ
り、作業者等は、「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」
及び「かがり幅」のみの設定値を変更して入力し直すこ
とができる。
【0088】また、エラー処理において、図10の画面
に代えて図15の画面を制御装置110がLCD129
に表示させても良い。図15の画面では、図8の画面と
ほぼ同様にナンバー表示部300、準備ボタン306及
び複数の項目ボタン(即ち、項目ボタン308−1〜項
目ボタン308−9)が表示されている。但し、図8の
画面と異なるところとしては、誤りのある設定項目に係
る項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内の背
景の塗りつぶし等が、項目ボタン308−1及び項目ボ
タン308−5〜項目ボタン308−9の背景の塗りつ
ぶし等と異なっていることである。つまり、図8の画面
では、項目ボタン308−1〜項目ボタン308−9内
の背景色が全て白色であったの対し、図15の画面で
は、項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4内の
背景色が白色であり、項目ボタン308−1及び項目ボ
タン308−5〜項目ボタン308−9内の背景色が灰
色となっている。これによって、「メス溝幅・左」、
「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値に誤りがあ
ることが作業者等にとって把握される。
【0089】図15の画面は、設定値に誤りがある場合
に図8の画面の代わりに表示されるものであり、図15
の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、
待機状態となる(繰り返されたステップS11)。そし
て、制御装置110は、各項目ボタン308−2〜項目
ボタン308−4の表示箇所においてタッチパネル10
0が接触されたか否かを判断している(ステップS1
2)が、項目ボタン308−1及び項目ボタン308−
5〜項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパ
ネル100が接触されたか否かは判断していない。作業
者等が各項目ボタン308−2〜項目ボタン308−4
の表示箇所においてタッチパネル100を接触した場合
に(ステップS12:Yes)、制御装置110は、図
9の場合とほぼ同様に、図15の画面上に入力ウィンド
ウ312をLCD129に表示させる(ステップS1
3)。但し、作業者等が項目ボタン308−1及び項目
ボタン308−5〜項目ボタン308−9の表示箇所に
おいてタッチパネル100を接触した場合でも、入力ウ
ィンドウ312は表示されない。つまり、制御装置11
0は、タッチパネル100から入力する設定値を「メス
溝幅・左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」に限定
している。これにより、作業者等は、「メス溝幅・
左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」のみの設定値
を変更して入力し直すことができる。
【0090】また、エラー処理において、図10の画面
に代えて図16の画面を制御装置110がLCD129
に表示させても良い。図16の画面には、ナンバー表示
部300と、縫い目表示部301と、第一設定値ボタン
302と、第二設定値ボタン303と、押え種類表示部
304と、画面切替ボタン305と、項目表示部307
と、準備ボタン306とが、図7の画面とほぼ同様に表
示されている。但し、図7の画面と異なるところとして
は、第二設定値ボタン303の表示の態様である。つま
り、図7の画面では、第二設定値ボタン303内の背景
色が第一設定値ボタン302内の背景色と同一の彩色で
あるが、図16の画面では、第二設定値ボタン303内
の背景色が第一設定値ボタン302の背景色と異なって
いる。更に、図7の画面の第一設定値ボタン302並び
に第二設定値ボタン303及び図16の画面の第二設定
値ボタン303は、全て背景色が同じである。このよう
に、誤りのある設定項目に係る第二設定値ボタン303
内の背景色が変更されている。これによって、「かがり
幅」の設定値に誤りがあることが作業者等にとって把握
される。
【0091】図16の画面は、設定値に誤りがある場合
に図7の画面の代わりに表示されるものであり、図16
の画面をLCD129に表示させた制御装置110は、
待機状態となる(繰り返されたステップS11)。そし
て、第二設定値ボタン303の表示箇所においてタッチ
パネル100が作業者等によって接触された場合に(ス
テップS12)、制御装置110は、図9の入力ウィン
ドウ312を図16の画面上に表示するようにLCD1
29を制御する。これにより、作業者等は、「かがり
幅」の設定値を変更して入力し直すことができる。
【0092】以上では、図10、図11又は図12の画
面で、リターンボタン318の表示箇所においてタッチ
パネル100が作業者等によって接触された場合に、図
7又は図8の画面が表示されると説明した。しかしなが
ら、リターンボタン318の表示箇所においてタッチパ
ネル100が接触された場合に、図13、図14、図1
5又は図16の画面がLCD129に表示されても良
い。
【0093】〔第一の実施の形態の変形例〕次に、第一
の実施の形態の変形例について説明する。なお、この変
形例では、設定プログラム131に従った制御装置11
0による設定処理(ステップS1)の流れ、及びエラー
処理(ステップS18)でLCD129に表示される画
面が、上記実施の形態と異なる。
【0094】変形例における処理の流れは、図17のよ
うになる。なお、図17については、図6と同様のステ
ップに同様の符号を付して詳細な説明を省略し、異なる
内容を主に説明する。
【0095】図17に示すように、制御装置110は、
図7又は図8の画面をLCD129に表示させる。そし
て、図7の画面にあっては第一設定値ボタン302の表
示箇所、第二設定値ボタン303の表示箇所又は項目表
示部307の項目ボタンの表示箇所においてタッチパネ
ル100が作業者等によって接触された場合に(ステッ
プS12:Yes)、図8の画面にあっては項目ボタン
308−1〜項目ボタン308−9の表示箇所において
タッチパネル100が作業者等によって接触された場合
に(ステップS12:Yes)、画面上に入力ウィンド
ウ312(図9の場合と同様)をLCD129に表示さ
せる(ステップS13)。作業者等は、入力ウィンドウ
312内の入力キー314,314,…の表示箇所を接
触することで、図7又は図8の画面において選択された
設定項目の設定値を入力することができる。なお、第一
設定値ボタン302又は第二設定値ボタン303の表示
箇所においてタッチパネル100が接触されなかった場
合(ステップS12:No)、項目ボタン308−1〜
項目ボタン308−9の表示箇所においてタッチパネル
100が接触されなかった場合に(ステップS12:N
o)、制御装置110の処理はステップS16に移行す
る。
【0096】図9の画面では、制御装置110は、確定
ボタン316の表示箇所においてタッチパネル100が
接触されたか否かを判断している(ステップS14)。
そして、作業者等が確定ボタン316の表示箇所におい
てタッチパネル100を接触した場合に(ステップS1
4:Yes)、制御装置110は入力キー314,31
4,…において入力された設定値をRAM113に格納
する(ステップS15)。これにより、該当する設定項
目の設定値が確定する。
【0097】次いで、制御装置110はRAM113に
格納された各設定項目の設定値に誤りがあるか否かを判
別する(ステップS17)。つまり、この変形例では、
各設定値に誤りがあるか否かの判断は、入力ウィンドウ
312内に確定ボタン316の表示箇所が接触された時
点で行われている。言い換えれば、作業者等が各設定項
目の設定値を変更して入力した時点で、各設定値の誤り
の判断が行われている。
【0098】制御装置110が誤りと判断した場合(ス
テップS17:Yes)、制御装置110の処理はステ
ップS18に移行し、誤りがないと判断した場合、制御
装置110の処理はステップS19に移行する。
【0099】ステップS19では、制御装置110は、
図7の画面又は図8の画面をLCD129に表示させ
る。次いで、制御装置110は、準備ボタン306の表
示箇所においてタッチパネル100が接触されたか否か
を判断している(ステップS16)。作業者等が準備ボ
タン306の表示箇所においてタッチパネル100を接
触した場合に(ステップS16:Yes)、設定処理は
終了し、制御装置110の処理はステップS2に移行す
る。一方、準備ボタン306の表示箇所においてタッチ
パネル100が接触されなかった場合、制御装置110
の処理はステップS12に移行する。
【0100】ステップS18では、制御装置110は、
各設定項目の設定値に誤りがあることを作業者等に知ら
しめるためのエラー処理を行う。具体的には、制御装置
110は、図18(a)又は(b)の画面をLCD12
9に表示させる。つまり、図9の入力ウィンドウ312
で設定値を変更して入力し、それを確定した時点でその
設定値に誤りがある場合に、入力ウィンドウ312の表
示態様が制御装置110の処理によって変更されて、入
力ウィンドウ312は図18(a)又は図(b)のよう
になる。
【0101】図18(a)の入力ウィンドウ312は、
そのウィンドウ内の背景色及び項目表示部313内の背
景色が図9の場合とは異なっている。図18(b)の入
力ウィンドウ312は、設定値表示部315内の背景色
が図9の場合と異なっている。このように、作業者等が
選択した設定項目の設定値を変更している際に、入力ウ
ィンドウ312の表示態様が変更されるため、該当する
設定項目の設定値に誤りがあることが作業者等にとって
把握される。図18(a)又は(b)の入力ウィンドウ
312においても、作業者等は入力キー314,31
4,…の表示箇所を接触することで、該当する設定項目
の設定値を変更して入力することができる。そして、ス
テップS18後、制御装置110の処理はステップS1
4に移行する。
【0102】〔第二の実施の形態〕次に、第二の実施の
形態のボタン穴かがり縫いミシンについて説明する。第
二の実施の形態のボタン穴かがり縫いミシンは、タッチ
パネル100、表示制御回路128及びLCD129
(図2に図示)に代えて、図19に示す操作パネル15
1を備えている。その他の構成については、第一の実施
の形態のボタン穴かがり縫いミシン1と同様である。
【0103】操作パネル151について説明する。操作
パネル151はCPU111に接続されている。操作パ
ネル151は、作業者等に操作されたことを検知して、
その旨をCPU111に出力するものである。これによ
り、作業者等は、設定処理(図5のステップS1)にお
いて操作パネル151を操作することで、各設定項目の
設定値を変更して入力することができる。
【0104】操作パネル151には、準備キー152
と、項目操作部153と、設定値操作部154と、エラ
ー告知部155と、モード切換操作部156と、項目切
替操作部157とが設けられている。
【0105】準備キー152は、各設定値の変更或いは
入力の終了が終了した旨を入力するためのものである。
エラー告知部155には、設定値に誤りがある旨を示唆
する「E」マークが描画されている。更に、エラー告知
部155には、LED等の点灯部164が設けられてい
る。エラー告知部155のすぐ下側には、「エラー」と
いう文字が記されている。
【0106】項目操作部153には、項目番号表示部1
58と、マイナスキー159と、プラスキー160とが
設けられている。項目番号表示部158は、二桁の七セ
グメント表示器からなり、項目No.或いはパラメータ
No.の番号を表示するものである。マイナスキー15
9及びプラスキー160は、項目番号表示部158に表
示される番号を一つずつ変更するためのキーである。マ
イナスキー159が操作されると、項目番号表示部15
8に表示される番号は一つ繰り下がり、プラスキー16
0が操作されると、項目番号表示部158に表示される
番号は一つ繰り上がる。
【0107】設定値操作部154には、設定値表示部1
61と、マイナスキー162と、プラスキー163とが
設けられている。設定値表示部161は、四桁の七セグ
メント表示器からなり、設定値を表示するものである。
マイナスキー162及びプラスキー163は、設定値表
示部161に表示される設定値を増減するためのキーで
ある。マイナスキー162が操作されると設定値表示部
161に表示される値は減少し、プラスキー163が操
作されると設定値表示部161に表示される値は増加す
る。
【0108】モード切替操作部156には、パターン設
定モードキー165と、設定値入力モードキー166と
が設けられている。パターン設定モードキー165は、
パターンNo.の値を設定するパターン設定モードに切
り替えるものである。一方、設定値入力モードキー16
6は、設定値を入力する設定値入力モードに切り替える
ものである。
【0109】項目切替部157は、設定値の入力可能な
項目を一回の操作で切り替えるためのものである。項目
切替部157の中央部には、穴かがり縫い目の全体的な
模式図167が描画されている。模式図167の周囲に
は、かがり幅キー168、閂止め幅左キー170、閂止
め幅右キー172、すきまキー174、布切り長さキー
176、メス溝右キー178、メス溝左キー180及び
ピッチキー182が設けられている。各キーには、どの
部分の長さかを示すための図が描画されており、この図
は穴かがり縫い目の該当箇所の部分図である。更に、各
キーには、部分図に対して矢印が描画されており、該当
する箇所が矢印によって示されている。また、各キーの
下側には、「かがり幅」、「閂止め幅左」、「閂止め幅
右、「すきま」、「布切り長さ」、「メス溝右」、「メ
ス溝左」又は「ピッチ」といった文字が記されており、
該当する箇所が文字によって示されている。また、各キ
ーがどの部分の長さなのかを示すべく、引出線が各キー
の部分図から模式図167を結んで描画されている。
【0110】つまり、設定値の入力可能な項目を、かが
り幅キー168は「かがり幅」に、閂止め幅左キー17
0は「閂止め幅左補正」に、閂止め幅右キー172は
「閂止め幅右補正」に、すきまキー174は「第一すき
ま」(若しくは「第二すきま」)に、布切り長さキー1
76は「布切り長さ」に、メス溝右キー178は「メス
溝幅・右」に、メス溝左キー180は「メス溝幅・左」
に、ピッチキー182は「平行部ピッチ」に切り替える
ためのものである。
【0111】かがり幅キー168、閂止め幅左キー17
0、閂止め幅右キー172、すきまキー174、布切り
長さキー176、メス溝右キー178、メス溝左キー1
80及びピッチキー182には、それぞれLED等の点
灯部169,171,173,175,177,17
9,181,183が設けられている。設定値入力モー
ドで選択された設定項目が、「かがり幅」、「閂止め幅
左補正」、「閂止め幅右補正」、「第一すきま」(若し
くは「第二すきま」)、「布切り長さ」、「メス溝幅・
右」、「メス溝幅・左」又に「平行部ピッチ」になった
場合に、該当するキーの点灯部が点灯し、どの設定項目
が選択されているのかを作業者等が把握できるようにな
っている。
【0112】次に、操作パネル151を用いて各設定項
目の設定値を変更して入力する方法、制御プログラム1
30に従ったCPU111による制御装置110の処理
の流れ及び第二の実施形態のボタン穴かがりミシンの動
作について説明する。
【0113】まず、制御装置110は、設定プログラム
131に従って、操作パネル151からデータの入力の
待機状態となる。この際に、作業者等は操作パネル15
1を操作することで、制御装置110は種々のデータを
入力する。
【0114】パターンNo.を設定するためには、作業
者がパターン設定モードキー165を操作すると、モー
ドがパターン設定モードに切り替わる。更に、項目番号
表示部158には数字が表示され、特にデフォルトでは
「01」が表示される。パターン設定モードでは、項目
番号表示部158に表示される数字がパターンNo.の
値である。そして、作業者は、マイナスキー159又は
プラスキー160を操作することで項目番号表示部15
8に表示される数字を変更し、パターンNo.を所望の
値に変更する。これにより、パターンNo.が設定され
る。
【0115】次に、各設定項目を設定するには、まず、
作業者等が設定値入力モードキー166を操作すること
によって、モードが設定値入力モードに切り替わる。設
定値入力モードでは、項目番号表示部158に表示され
る数字が項目No.の値である。そして、作業者等は設
定項目を選択する。設定項目の選択は、項目操作部15
3の操作による方法と、項目切替部157の操作による
方法とがある。
【0116】項目操作部153の操作による方法につい
て説明する。この方法では、作業者等がマイナスキー1
59又はプラスキー160を操作することで、項目番号
表示部158に表示される数字が変更される。そして、
設定したい設定項目の項目No.の値が項目番号表示部
158に表示されれば、選択の完了である。マイナスキ
ー159又はプラスキー160の操作により設定項目が
変更されていく過程において、選択された設定項目が項
目切替部157の各キーに対応する設定項目になると、
該当するキーの点灯部が点灯する。項目番号表示部15
8に表示される数字及び点灯部の点灯/消灯によって
も、何の設定項目が選択されているかを作業者等が把握
できる。
【0117】項目切替部157の操作による方法につい
て説明する。この方法では、項目切替部157のキー
(かがり幅キー168、閂止め幅左キー170、閂止め
幅右キー172、すきまキー174、布切り長さキー1
76、メス溝右キー178、メス溝左キー180及びピ
ッチキー182)のうち、選択したい設定項目に対応す
るキーを作業者等がオン操作するだけで、設定項目の選
択が完了する。即ち、選択したい設定項目に対応する一
つのキーを作業者等がオン操作することで、選択された
設定項目の項目No.の値が項目番号表示部158に表
示され、更に、該当するキーの点灯部が点灯し、他のキ
ーの点灯部が消灯する。
【0118】設定項目が選択されると、選択された設定
項目の予め設定されていた設定値が設定値表示部161
に表示される。この状態で、作業者等がマイナスキー1
62及びプラスキー163を操作することで、設定値表
示部161に表示される数値が更新されていく。設定値
表示部161に表示される数値が当該設定項目の設定値
として反映されるものであり、設定値表示部161に表
示される数値が所望の値になったら、設定値の変更入力
が完了する。設定値表示部161に表示される数値がす
ぐに設定値として反映され、設定値表示部161に表示
される数値が変更される都度、その数値が操作パネル1
51からCPU111に入力され、CPU111はその
数値を当該設定項目の設定値としてRAM113に格納
する。
【0119】設定値の入力が済んだら、再び設定項目の
選択及び設定値の入力を繰り返すことで、各設定項目の
設定値を入力することができる。
【0120】以上のように、作業者等は操作パネル15
1を操作することで、「布切り長さ」、「メス溝幅・
左」、「メス溝幅・右」、「かがり幅」、「平行部ピッ
チ」、「閂止め幅右補正」、「閂止め幅左補正」、「第
一すきま」、「第二すきま」、「閂止め長さ」の設定値
を変更して入力する。次いで、作業者等が準備キー15
2を操作すると、準備キー152が操作された旨が操作
パネル151から制御装置110(つまり、CPU11
1)へ入力される。これにより、制御装置110は、R
AM113に格納された各設定項目の設定値に確定す
る。なお、作業者等が準備キー152を押した直後は、
項目切替部157の全ての点灯部が点灯又は消灯する。
【0121】次いで、制御装置110はRAM113に
格納された各設定項目の設定値に誤りがあるか否かを判
別する。つまり、制御装置110は、上記第一の実施の
形態と同様に、各設定項目の設定値が縫製用データベー
ス132の「設定範囲」内であるか否かを判断したり、
或いは、各設定値を判別式(例えば、上記判別式〜
)に代入して判別式により各設定値に瑕疵があるか否
かを判断したりする。
【0122】制御装置110は、全ての設定項目の設定
値に誤りがないと判別した場合、RAM113に格納さ
れた各設定値に基づいて、縫製パターンデータを演算
し、縫製パターンデータをRAM113に格納する。次
いで、制御装置110は、ROM112に格納された制
御プログラム130に従って、縫製パターンデータに基
づき縫製処理を行う。これにより、ボタン穴かがり縫い
ミシンは第一の実施の形態の場合と同様に布に対して縫
製を行い、一つのボタン穴の形成及びかがり縫いに係る
一連の動作が終了する。
【0123】一方、各設定値のうちの一つでも誤りがあ
る場合には、制御装置110は、誤りがあると判断し
て、エラー処理を行う。つまり、制御装置110は、操
作パネル151に対してエラー信号を出力して、エラー
信号に従って操作パネル151は以下のように作用す
る。以下、エラー信号による操作パネル151の作用に
ついて、判別式を満たした場合の具体例を挙げて説明
する。
【0124】エラー信号を入力した操作パネル151で
は、エラー告知部155の点灯部164が点灯又は点滅
をする。点灯部164が点灯又は点滅をすることで、変
更入力した設定値に誤りがある旨を作業者に知らしめる
ことができる。
【0125】更に、項目切替部157にあっては、点灯
部169、点灯部179及び点灯部181の全てが点灯
又は点滅をし、点灯部171、点灯部173、点灯部1
75、点灯部177及び点灯部183の全てが消灯す
る。これにより、「かがり幅」、「メス溝幅・右」又は
「メス溝幅・左」に関連した誤りが発生したことを作業
者等に知らしめることができる。つまり、「メス溝幅・
左」、「メス溝幅・右」及び「かがり幅」の設定値が判
別式を満たした結果誤りがあるという旨を作業者等に
知らしめることができる。
【0126】更に、作業者等がマイナスキー159又は
プラスキー160を操作することで、項目番号表示部1
58に表示される数字が変更されるが、誤りのある設定
項目の項目No.が項目番号表示部158に表示された
場合、項目番号表示部158に表示された数字が点滅す
る。一方、誤りのない設定項目の項目No.が項目番号
表示部158に表示された場合、項目番号表示部158
に表示された数字は点滅せず、点灯した状態を維持す
る。つまり、この例では、項目番号表示部158に「0
2」、「03」又は「04」が表示された場合、その数
字が点滅する。これにより、「メス溝幅・左」、「メス
溝幅・右」又は「かがり幅」のうちの少なくとも一つの
設定値に誤りがある旨を作業者等に知らしめることがで
きる。
【0127】更に、項目番号表示部158に表示された
項目No.に対応する設定項目の設定値が設定値表示部
161に表示されるが、誤りのある設定項目の項目N
o.が項目番号表示部158に表示された場合に、設定
値表示部161に表示される設定値が点滅する。一方、
誤りのない設定項目の項目No.が項目番号表示部15
8に表示された場合、設定値表示部161に表示される
設定値が点滅せず、点灯した状態を維持する。つまり、
この例では、項目番号表示部158に「02」、「0
3」又は「04」が表示された場合、設定値表示部16
1に表示される設定値が点滅する。これにより、「メス
溝幅・左」、「メス溝幅・右」又は「かがり幅」のうち
の少なくとも一つの設定値に誤りがある旨を作業者等に
知らしめることができる。
【0128】なお、エラー告知部155の点灯部164
が点灯又は点滅した上で、項目番号表示部158に表示
される数字が、誤りのある設定項目の項目No.のみと
なっても良い。つまり、作業者等がマイナスキー159
又はプラスキー160を操作することで、項目番号表示
部158に表示される数字が変更されるが、項目番号表
示部158に表示される数字は、「02」、「03」又
は「04」のうちの何れかにしかならない。これによ
り、設定値操作部154により変更される設定値は、誤
りのある設定項目の設定値のみとなる。項目番号表示部
158に表示される数字が、誤りのある設定項目の項目
No.に限定されることで、誤りのある設定項目がどれ
であるかを作業者等に知らしめることができる。
【0129】以上の第二の実施の形態では、作業者等が
準備キー152を操作した後に、誤りのある旨を作業者
等に知らしめるようになっているが、作業者等が準備キ
ー152を操作する前に設定値操作部154を操作して
いる際に、設定値表示部161に表示される設定値に誤
りがある場合に、誤りのある旨を作業者等に知らしめる
ようにしても良い。つまり、作業者等がマイナスキー1
62又はプラスキー160を操作して設定値を変更する
毎に、制御装置110がその設定値をRAM113に格
納するが、更に、設定値が変更される毎に制御装置11
0はRAM113に格納された各設定項目の設定値に誤
りがあるか否かを判別している。そして、誤りがある場
合には、制御装置110は、操作パネル151に対して
エラー信号を出力する。
【0130】操作パネル151がエラー信号を入力する
ことにより、作業者等が設定値操作部154を操作して
設定値を変更している最中に、エラー告知部155の点
灯部164が点灯又は点滅をする。
【0131】また、例えば項目番号表示部158に「0
4」が表示されて、作業者等が設定値操作部154を操
作して「かがり幅」の設定値を変更している最中に、
「かがり幅」の設定値を変更した結果判別式を満たし
た場合、点灯部169、点灯部179及び点灯部181
の全てが点灯又は点滅をし、点灯部171、点灯部17
3、点灯部175、点灯部177及び点灯部183の全
てが消灯する。この場合に、項目番号表示部158に表
示される「04」及び設定値表示部に表示される設定値
が、点滅しても良い。更にこの場合、「かがり幅」の設
定値に誤りがある状態で、作業者等がマイナスキー15
9又はプラスキー160を操作することで項目番号表示
部158に表示される数字を変更した場合、項目番号表
示部158に「02」、「03」又は「04」が表示さ
れるとその数字が点滅するとともに設定値表示部161
に表示される設定値も点滅する。これにより、「かがり
幅」、「メス溝幅・右」又は「メス溝幅・左」のうちの
少なくとも一つの設定値に誤りがある旨を作業者等に知
らしめることができる。
【0132】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
【0133】例えば、上記各実施形態では、本発明が、
ボタン穴かがり縫いを行うミシンに適用されているが、
鳩目穴かがり縫いを行うミシン、環縫いを行うミシン、
本縫いを行うミシン等に適用しても良い。また、各設定
値を制御装置110に対して入力するための装置とし
て、タッチパネル100或いは操作パネル151が適用
されているが、制御装置110に接続されるキーボー
ド、マウス、スイッチ、押しボタン等の入力装置であっ
ても良い。図7〜図16及び図18が表示される装置
も、LCD129に限らず、CRT、プラズマディスプ
レイ、液晶プラズマディスプレイ、EL(電界発光)デ
ィスプレイ等の表示装置であっても良い。
【0134】設定項目については、「布切り長さ」、
「メス溝幅・左」、「メス溝幅・右」、「かがり幅」、
「平行部ピッチ」、「閂止め右補正」、「閂止め左補
正」、「第一すきま」、「第二すきま」及び「閂止め長
さ」に限らず、ミシンによって形成される縫い目に応じ
て変更可能である。
【0135】「布切り長さ」、「メス溝幅・左」、「メ
ス溝幅・右」、「かがり幅」、「平行部ピッチ」、「閂
止め右補正」、「閂止め左補正」、「第一すきま」、
「第二すきま」及び「閂止め長さ」を表す画像或いは項
目番号も、各設定項目をそれぞれ識別することが可能で
あれば適宜変更可能である。
【0136】関連する設定項目の設定値について誤りが
あるか否かを判別するための判別式も、上記判別式又
は判別式に限らず、本発明が適用されるミシンの種類
に応じて変更可能である。
【0137】制御プログラム130及び縫製用データベ
ース132は、ROM112に格納されていたが、CP
U111が読取り可能な記憶媒体であれば、ハードディ
スク、メモリ、フロッピー(登録商標)ディスク等に格
納されていても良い。
【0138】
【発明の効果】本発明によれば、入力した設定項目の設
定値のうち、どの設定項目の設定値に誤りがあるかを把
握することが、作業者等にとって可能である。これによ
り、誤りのある設定項目についての設定値を変更するだ
けで済むから、エラーとなったミシンの復帰をスムーズ
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用されたボタン穴かがり縫
いミシンの具体的態様が示された外観斜視図である。
【図2】図2は、上記ボタン穴かがり縫いミシンの制御
系が示されたブロック図である。
【図3】図3は、上記ボタン穴かがり縫いミシンによっ
て形成された穴かがり縫い目を示すものであり、穴かが
り縫い目の各部と各設定項目の対応関係が示されてい
る。
【図4】図4は、上記ボタン穴かがり縫いミシンに記憶
された縫製データベースのデータ構成が模式的に表され
た図面である。
【図5】図5は、上記ボタン穴かがり縫いミシンに設け
られた制御装置の全体的な処理の流れが示されたフロー
チャートである。
【図6】図6は、上記制御装置の全体処理のうちのサブ
ルーチンについて、処理の流れが示されたフローチャー
トである。
【図7】図7は、上記ボタン穴かがり縫いミシンに設け
られた表示装置に表示される画面の一例が示された図面
である。
【図8】図8は、上記画面とは別の画面が示された図面
である。
【図9】図9は、上記画面とは別の画面が示された図面
である。
【図10】図10は、上記画面とは別の画面が示された
図面である。
【図11】図11は、上記画面とは別の画面が示された
図面である。
【図12】図12は、上記画面とは別の画面が示された
図面である。
【図13】図13は、上記画面とは別の画面が示された
図面である。
【図14】図14は、上記画面とは別の画面が示された
図面である。
【図15】図15は、上記画面とは別の画面が示された
図面である。
【図16】図16は、上記画面とは別の画面が示された
図面である。
【図17】図17は、上記ボタン穴かがり縫いミシンと
は別の例のミシンに設けられた制御装置の処理の流れが
示されたフローチャートである。
【図18】図18は、上記別の例のミシンに設けられた
表示装置に表示される画面の一例が示された図面であ
る。
【図19】図19は、上記ミシンとは別の例のミシンに
設けられた操作パネルが示された平面図である。
【符号の説明】
1 ボタン穴かがり縫いミシン(ミシン) 100 タッチパネル 110 制御装置(処理装置) 129 LCD(表示装置) 130 制御プログラム 131 設定プログラム 132 縫製用データベース 151 操作パネル 152 準備キー 153 項目操作部 154 設定値操作部 155 エラー告知部 156 モード切換操作部 157 項目切替操作部 164 点灯部 168,170,172,174,176,178,1
80,182 キー 169,171,173,175,177,179,1
81,183 点灯部 201 穴かがり縫い目 301 縫い目表示部 302 第一設定値ボタン 303 第二設定値ボタン 306 準備ボタン 308−1〜308−9 項目ボタン 309 番号 310 画像 311 数値 312 入力ウィンドウ 313 項目表示部 315 設定値表示部 316 確定ボタン 317、319、320 エラーウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山谷 恵子 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA24 BA06 CE07 CE09 CE27 GE28 GF02 GF03 GG04 JA03 JA07 LA05 LA07 LA10 LA28 LA60 LA73 LA76 LB02 MA02 MA07 MA08 NA07 NA09 NA56 NA63 NA80 NB02 NB03 NB12 NB18 NC03 NC06 QA01 QA06 QA07 QA08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の設定項目からなる縫製データに基づ
    いて縫製を行うミシンにおいて、 前記各設定項目の設定値を入力する入力処理と、 前記各設定項目のうちの関連する設定項目について前記
    入力した設定値に誤りがあるか否かを判断する判断処理
    と、 前記判断処理によって誤りがあると判断された場合、前
    記関連する設定項目を知らしめる告知処理とを実行する
    処理装置を、備えることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】前記処理装置が、前記告知処理において、
    前記各設定項目に係る項目番号又は/及び画像のうち前
    記関連する設定項目に係る項目番号又は/及び画像のみ
    を表示装置に一括表示させることによって、前記関連す
    る設定項目を知らしめることを特徴とする請求項1記載
    のミシン。
  3. 【請求項3】前記処理装置が、前記告知処理において、
    前記関連する設定項目に係る項目番号又は/及び画像
    を、他の設定項目に係る項目番号又は/及び画像の表示
    態様と異なるように表示装置に表示させることによっ
    て、前記関連する設定項目を知らしめることを特徴とす
    る請求項1記載のミシン。
  4. 【請求項4】前記処理装置が、前記入力処理において、
    前記各設定項目の設定値が表されてなる複数の選択ボタ
    ンを、縫製に係る図に対応づけて表示装置に表示させ、
    前記告知処理において、前記複数の選択ボタンのうち、
    前記関連する設定項目の設定値が表されてなる選択ボタ
    ンの表示態様を変更することによって、前記関連する設
    定項目を知らしめることを特徴とする請求項1記載のミ
    シン。
  5. 【請求項5】前記処理装置が、更に前記誤りの内容を表
    示装置に表示させることを特徴とする請求項1記載のミ
    シン。
  6. 【請求項6】前記処理装置が、前記関連する設定項目に
    係る項目番号又は/及び画像に式を組み合わせて前記表
    示装置に表示させることで、前記誤りの内容を表示させ
    ることを特徴とする請求項5記載のミシン。
  7. 【請求項7】前記処理装置が、前記告知処理において、
    ウィンドウとともに該ウィンドウ内に前記関連する設定
    項目に係る項目番号又は/及び画像を表示装置に表示さ
    せることによって、前記関連する設定項目を知らしめる
    ことを特徴とする請求項1記載のミシン。
  8. 【請求項8】前記各設定項目のうちの少なくとも一つの
    設定項目に係る項目番号を表示するとともに、操作され
    ることで表示される項目番号を切り替え、更に表示され
    た項目番号に係る設定項目の設定値を表示する操作パネ
    ルを備え、 前記告知処理において、前記処理装置は、前記関連する
    設定項目に係る項目番号が前記操作パネルに表示された
    場合に、表示された項目番号又は/及び設定値を点滅さ
    せることによって、前記関連する設定項目を知らしめる
    ことを特徴とする請求項1記載のミシン。
  9. 【請求項9】前記各設定項目のうちの少なくとも一つの
    設定項目に係る項目番号を表示するとともに、エラー告
    知用の点灯部が設けられる操作パネルを備え、 前記告知処理において、前記処理装置は、前記関連する
    設定項目に係る項目番号が前記操作パネルに表示された
    場合に、前記点灯部を点灯又は点滅させることによっ
    て、前記関連する設定項目を知らしめることを特徴とす
    る請求項1記載のミシン。
  10. 【請求項10】前記各設定項目に係る図が描画されると
    ともに、これら図に対応して点灯部が設けられている操
    作パネルを備え、 前記告知処理において、前記処理装置が、前記関連する
    設定項目に係る前記図に対応した点灯部のみを点灯又は
    点滅させることによって、前記関連する設定項目を知ら
    しめることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  11. 【請求項11】複数の設定項目からなる縫製データに基
    づいて縫製を行うミシンにおいて、 前記各設定項目の設定値を入力する入力処理と、 前記各設定項目のうちの関連する設定項目について前記
    入力した設定値に誤りがあるか否かを判断する判断処理
    と、 前記判断処理により誤りがあると判断された場合、前記
    関連する設定項目に対してのみ設定値の入力を限定する
    限定処理とを実行する処理装置を、備えることを特徴と
    するミシン。
  12. 【請求項12】前記処理装置が、前記限定処理におい
    て、前記各設定項目に係る項目番号又は/及び画像のう
    ち前記関連する設定項目に係る項目番号又は/及び画像
    のみを表示装置に一括表示させることを特徴とする請求
    項11記載のミシン。
  13. 【請求項13】前記処理装置が、前記限定処理におい
    て、前記関連する設定項目に係る項目番号又は/及び画
    像を、他の設定項目に係る項目番号又は/及び画像の表
    示態様と異なるように表示装置に表示させることを特徴
    とする請求項11記載のミシン。
  14. 【請求項14】前記各設定項目のうちの少なくとも一つ
    の設定項目に係る項目番号を表示するとともに、操作さ
    れることで表示される項目番号を切り替え、更に表示さ
    れた項目番号に係る設定項目の設定値を表示する操作パ
    ネルを備え、 前記限定処理において、前記処理装置が、前記操作パネ
    ルに表示される項目番号及び設定値を、前記関連する設
    定項目に係る項目番号及び設定値に限定するように、前
    記操作パネルを制御することを特徴とする請求項11記
    載のミシン。
  15. 【請求項15】複数の設定項目からなる縫製データに基
    づいて縫製を行うミシンにおいて、 前記各設定項目のうちの一の入力設定項目の設定値を入
    力する入力処理と、 前記入力した設定値について誤りがあるか否かを判断す
    る判断処理と、 前記判断処理により誤りがあると判断された場合、設定
    値を入力した時点で前記入力した設定値に誤りがある旨
    を知らしめる告知処理とを実行する処理装置を、備える
    ことを特徴とするミシン。
  16. 【請求項16】前記処理装置が、前記入力処理におい
    て、前記入力設定項目の設定値を入力するための入力ウ
    ィンドウ、及び該入力ウィンドウ内に該入力設定項目の
    設定値を表示装置に表示させ、前記告知処理において、
    前記入力ウィンドウの表示態様又は/及び前記入力ウィ
    ンドウ内に表示される設定値の表示態様を変更すること
    で、前記入力した設定値に誤りがある旨を知らしめるこ
    とを特徴とする請求項15記載のミシン。
  17. 【請求項17】前記各設定項目のうちの少なくとも一つ
    の設定項目に係る項目番号を表示するとともに、操作さ
    れることで表示される項目番号を切り替え、更に表示さ
    れた項目番号に係る設定項目の設定値を表示する操作パ
    ネルを備え、 前記告知処理において、前記処理装置が、前記入力設定
    項目に係る項目番号が前記操作パネルに表示された場合
    に、表示された項目番号又は/及び設定値を点滅させる
    ことによって、前記入力した設定値に誤りがある旨を知
    らしめることを特徴とする請求項15記載のミシン。
  18. 【請求項18】エラー告知用の点灯部が設けられる操作
    パネルを備え、 前記告知処理において、前記処理装置が、前記点灯部を
    点滅又は点灯させることによって、前記入力した設定値
    に誤りがある旨を知らしめることを特徴とする請求項1
    5記載のミシン。
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