JP2003071166A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2003071166A
JP2003071166A JP2001267373A JP2001267373A JP2003071166A JP 2003071166 A JP2003071166 A JP 2003071166A JP 2001267373 A JP2001267373 A JP 2001267373A JP 2001267373 A JP2001267373 A JP 2001267373A JP 2003071166 A JP2003071166 A JP 2003071166A
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stitch
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sewing machine
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JP2001267373A
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English (en)
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Masahiko Ueda
昌彦 植田
Keiko Yamatani
恵子 山谷
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 課題は、第一縫いが施された後に第二縫いが
第一縫いを覆うように施される場合に、第一縫い及び第
二縫いの縫製結果を把握しやすいようにすることにあ
る。 【解決手段】 本発明に係るミシンは、止め縫い、第一
下縫い、第二下縫いの順に布に施した後、これら縫いを
覆うようにしてかがり縫いを施す。そして、このミシン
は、縫製処理を行う前に、第一下縫いに係る第一下縫い
イメージ図304、第二下縫いに係る第二下縫いイメー
ジ図305、及びかがり縫いに係る第二下縫いイメージ
図303をLCDに同時に表示する。これらイメージ図
303〜305は、色等が異なっており、作業者にとっ
て識別可能となっている。更に、イメージ図303〜3
05の位置関係は、第一下縫い、第二下縫い及びかがり
縫いの位置関係に相当している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所与形状の第一縫
いを施した後に、その第一縫いを覆うようにして所与形
状の第二縫いを施すミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】被縫製物に対してボタン穴を形成すると
ともに、その周囲にかがり縫いを施すボタン穴かがり縫
いミシンが知られている。ボタン穴かがり縫いミシン
は、ミシン針に通された上糸を、釜装置内のボビンに巻
かれた下糸に絡めることで、縫いを行うようになってい
る。このボタン穴かがり縫いミシンは、布にメスを下降
してボタン穴を形成する前又は後に、ミシン針を上下動
するともに左右に振りながら布送り機構により布を前後
方向に送る。これにより、ボタン穴かがり縫いミシン
は、かがり縫いを施す。
【0003】また、ボタン穴かがり縫いミシンは、かが
り縫いを施す前にボタン穴の周囲に沿って下縫いを施
す。その後、ボタン穴かがり縫いミシンは、下縫いを覆
うようにしてかがり縫いを施す。これにより、かがり縫
いが盛り上がって、風合いを持つようになる。
【0004】上述のようなボタン穴かがり縫いミシンの
電子化が進み、ボタン穴かがり縫いミシンの各機構が制
御装置によって制御されて、下縫い及びかがり縫いが形
成される。これにより、ボタン穴かがり縫いミシンは、
下縫い及びかがり縫いについて種々の形状で形成するこ
とができる。即ち、制御装置には、下縫い及びかがり縫
いを形成するための各種形状の縫製データが記憶されて
いる。更に、各縫製データに対してパターンNo.が付
されて制御装置に記憶されている。
【0005】作業者等は、操作パネルに表示されるパタ
ーンNo.の値を確認しながら、操作パネルを介してパ
ターンNo.の値を決定する。これにより、複数の縫製
データの中から一の縫製データが定まり、その一の縫製
データに基づいて制御装置が、ボタン穴かがり縫いの各
機構を制御する。なお、作業者は、操作パネルを操作す
ることにより、定まった縫製データを補正することがで
き、その補正された縫製データに基づき制御装置が制御
することもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のボタン穴かがり縫いミシンでは、パターンNo.
の値を選択するしかなく、選択されたパターンNo.の
値に対応する縫製データに基づいて形成される下縫い及
びかがり縫いの縫製結果が予め作業者等には把握できな
かった。また、下縫いはかがり縫いに覆われるため、下
縫いの縫製結果は縫われた後でも作業者等には把握しず
らかった。
【0007】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、下縫い等の第一縫いが施された後に、かがり縫い等
の第二縫いが第一縫いを覆うように施される場合に、そ
れら第一縫い及び第二縫いの縫製結果を作業者等が把握
しやすいようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1、図2、図5、
図6又は図13に示すように、所与形状の第一縫い(例
えば、第一下縫い202、第二下縫い204又は止め縫
い206)を被縫製物に施した後に、前記第一縫いを覆
うようにして所与形状の第二縫い(例えば、かがり縫い
208)を前記被縫製物に施すミシン(例えば、ボタン
穴かがり縫いミシン1)において、前記第一縫いに係る
第一図形(例えば、第一下縫いイメージ図304、第二
下縫いイメージ図305、止め縫いイメージ図306又
は下縫い線図311)及び前記第二縫いに係る第二図形
(例えば、かがり縫いイメージ図303又はかがり縫い
線図310)を、前記第一縫いと前記第二縫いとの位置
関係に対応させて表示装置(例えば、LCD129)に
表示させる表示制御手段(例えば、制御装置110)を
備え、前記表示制御手段が、前記第一図形を前記第二図
形と識別可能として、前記第一図形及び前記第二図形を
前記表示装置に同時に表示させることを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明では、第一縫いと第二
縫いとの位置関係に対応させて、第一図形及び第二図形
が識別可能として表示装置に同時に表示されるため、作
業者等にとって第一縫い及び第二縫いの縫製結果を視覚
的に把握できる。第一縫いが第二縫いに覆われているた
め第一縫いが実際には把握しがたいが、第一図形が第二
図形に対して識別可能となって表示されるために第一縫
いを視覚的に把握できる。また、第一縫い及び第二縫い
の縫製結果を視覚的に把握できるため、第一縫いに関す
る縫製データ又は第二縫いに関する縫製データの補正を
作業者等にとって行いやすい。
【0010】請求項2記載の発明は、例えば図13に示
すように、請求項1記載のミシンにおいて、前記表示制
御手段が、前記第一図形を複数の領域(例えば、直線部
304a、直線部304b、直線部304c及び直線部
304d)に区分けして各領域を識別可能として前記表
示装置に表示させることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明では、第一図形が複数
の領域に区分けされて、各領域が識別可能となって表示
装置に表示されるため、作業者等にとって第一縫いの縫
製結果を視覚的により把握しやすくなる。
【0012】請求項3の発明は、例えば図2、図10、
図11、図12又は図13に示すように、請求項2記載
のミシンにおいて、前記各領域から少なくとも一つの領
域を選択するための領域選択手段(制御装置110、タ
ッチパネル110及びボタン307〜309)を備え、
前記表示制御手段が、選択された領域について第一図形
を前記第二図形と同時に前記表示装置に表示させること
を特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明では、区分けされた各
領域が選択されると、第二図形とともに表示されるた
め、作業者等にとって見たい領域が表示される。
【0014】請求項4記載の発明は、例えば図1、図
2、図14又は図16に示すように、所与形状の第一縫
いを被縫製物に施した後に、前記第一縫いを覆うように
して所与形状の第二縫いを前記被縫製物に施すミシン
(例えば、ボタン穴かがり縫いミシン1)において、前
記第一縫いに係る第一図形(例えば、第一下縫いイメー
ジ図304、第二下縫いイメージ図305又は下縫い線
図311)及び前記第二縫いに係る第二図形(例えば、
かがり縫いイメージ図303又はかがり縫い線図31
0)を、前記第一縫いと前記第二縫いとの位置関係に対
応させて表示装置(例えば、LCD129)に表示させ
る表示制御手段(例えば、制御装置110)を備え、前
記表示制御手段が、前記第二図形の一部の領域を抜いて
前記表示装置に表示させるとともに、前記第一図形につ
いては前記一部の領域に含まれた部分のみを前記第二図
形と同時に前記表示装置に表示させることを特徴とす
る。
【0015】請求項4記載の発明では、第一縫いと第二
縫いとの位置関係に対応させて、表示された第二図形の
一部の領域が抜かれて、その抜かれた領域に第一図形が
第二図形と同時に表示されるため、作業者にとって第一
図形と第二図形を識別することが可能となる。従って、
作業者等にとって第一縫い及び第二縫いの縫製結果を視
覚的に把握できる。
【0016】請求項5記載の発明は、例えば、図2、図
15又は図16に示すように、請求項4記載のミシンに
おいて、前記表示装置の表示面にはタッチパネル(例え
ば、タッチパネル100)が設けられており、前記表示
制御手段は、前記一部の領域において前記タッチパネル
が接触されたか否かを判断し、接触されたと判断した場
合に、前記一部の領域内の表示については前記第一図形
の表示又は前記第二図形の表示に切り替えることを特徴
とする。
【0017】請求項5記載の発明では、作業者にとって
は、タッチパネルの操作によって一部の領域の表示を第
一図形の表示又は第二図形の表示に切り替えることがで
きる。
【0018】請求項6記載の発明は、例えば、図1、図
2、図7又は図8に示すように、所与形状の第一縫いを
被縫製物に施した後に、前記第一縫いを覆うようにして
所与形状の第二縫いを前記被縫製物に施すミシン(例え
ば、ボタン穴かがり縫いミシン1)において、前記第一
縫いに係る第一図形(例えば、第一下縫いイメージ図3
04又は第二下縫いイメージ図305)及び前記第二縫
いに係る第二図形(かがり縫いイメージ図303)を、
前記第一縫いと前記第二縫いとの位置関係に対応させて
表示装置(例えば、LCD129)に表示させる表示制
御手段(例えば、制御装置110)を備え、前記表示制
御手段が、前記第一図形の表示又は前記第二図形の表示
に切り替えることを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明では、第一縫いと第二
縫いとの位置関係に対応させて第一図形及び第二図形が
表示装置に表示されるが、第一図形の表示又は第二図形
の表示に切り替わることによって、作業者にとって第一
図形と第二図形を識別することが可能となる。従って、
作業者等は第一縫い及び第二縫いの縫製結果を視覚的に
把握できる。
【0020】請求項7記載の発明は、図6〜図14の何
れかに示すように、請求項1から6の何れかに記載のミ
シンにおいて、前記表示制御手段は、前記第一図形及び
前記第二図形それぞれを前記第一縫い又は前記第二縫い
の外形形状として表現することを特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明では、第一図形及び第
二図形それぞれが外形形状として表現されるため、作業
者にとって第一図形及び第二形状を見やすくなる。更
に、細かい糸の線図として第一図形及び第二図形が表現
されるのではなく、外形形状として表現されるため、解
像度の低い表示装置であっても第一図形及び第二図形を
綺麗に表示することができる。従って、第一図形及び第
二図形の表示に係る速度の低下を抑えることができ、ミ
シンの製造コストの膨大化を抑えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るミシンの一
例として、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただ
し、図面は概略的に示してあるもので、発明の範囲を図
示例に限定するものではない。図1に、本発明が適用さ
れたボタン穴かがり縫いミシンを示す。ボタン穴かがり
縫いミシン1は、略水平なベッド面を有するベッド部2
と、ベッド部2の後部において起立した縦胴部3と、縦
胴部3の上部からベッド部2に平行となって延出したア
ーム部4と、アーム部4の前端部から下方に向けて突出
する針棒8と、針棒8の下端に取り付けられたミシン針
9と、布を送る布送り装置52と、アーム部4の前端部
から下方に向けて突出する布切りメス16と、針棒8の
直下においてベッド部2内に設けられた釜装置(図示
略)と、上糸を切断する上糸切断装置80と、下糸を切
断する下糸切断装置(図示略)と、ボタン穴かがり縫い
ミシン1全体を制御する制御装置110(図2)とを備
える。
【0023】布送り装置52は、布が載置される布送り
板14と、この布送り板14へと布を押さえつける布押
え15とを備えている。布送り装置52は、Y送りパル
スモータ20(図2)により前後に駆動され、また、布
押え15は、押え上げソレノイド127(図2)により
上下に駆動される。
【0024】針棒8は、ミシンモータ5(図2)によっ
て上下に駆動される。また、ミシンモータ5(図2)の
回転は、ベッド部2内の釜装置へと伝達され、これによ
り、針棒8と釜装置とが連動して布に縫い目を形成す
る。
【0025】針棒8は、図示しない針振り機構によって
左右へと移動可能とされている。針振り機構は、ある基
線を原点として左右方向の所与の振り幅でミシン針9を
振る主針振り機構と、この振り幅を変更する振り幅変更
機構と、基線を左右方向に変更する基線変更機構とを備
えている。
【0026】主針振り機構は、ミシンモータ5(図2)
の回転によって駆動され、これにより、針棒8は上下動
と共に左右方向へも揺動する。振り幅変更機構は、針振
り送りパルスモータ41(図2)によって駆動され、こ
れにより、振り幅が変更される。基線変更機構は、基線
送りパルスモータ40(図2)によって駆動され、これ
により、基線が左右に変更される。
【0027】上糸切断装置80は、上糸切断アクチュエ
ータ76(図2)によって駆動され、また、下糸切断装
置(図示略)は、下糸切断アクチュエータ66(図2)
によって駆動される。布切りメス16は、布切りメスシ
リンダ19(図2)によって駆動される。
【0028】図2に示すように、制御装置110は、C
PU111、ROM112、RAM113及びこれらを
接続するバスを有する演算処理装置を基本構成としてい
る。更に、制御装置110は、各パルスモータの駆動制
御を行うY送りパルスモータドライバ114、基線送り
パルスモータドライバ115及び針振り送りパルスモー
タドライバ116を具備する。更に、制御装置110
は、上糸切断アクチュエータ76の駆動制御を行う上糸
切断アクチュエータドライバ117と、下糸切断アクチ
ュエータ66の駆動制御を行う下糸切断アクチュエータ
ドライバ118と、押え上げソレノイド127の駆動制
御を行う押え上げソレノイドドライバ126と、布切り
メスシリンダ19の駆動制御を行うシリンダドライバ1
20と、ミシンモータ5の駆動制御を行うミシンモータ
ドライバ119と、を具備する。これらドライバは、C
PU111に接続されており、CPU111の信号に従
ってパルスモータ、アクチュエータ、モータ又はシリン
ダの制御を行うものである。
【0029】ミシンモータドライバ119には、ミシン
モータ5の他、ミシンモータ5の回転量を上軸6の回転
角度としてコード化するミシンモータエンコーダ12
1、ミシン針9が上方位置にあることを検出する針上位
置センサ122、上軸6の回転速度を検出するTG(タ
コジェネレーター)発生器123等が接続されている。
さらにCPU111には、布押え15の上昇・下降を指
示するための押えスイッチ124、並びに、ミシンモー
タ5の駆動スタートを指示するスタートスイッチ125
等が接続されている。
【0030】CPU111には表示制御回路128が接
続されており、表示制御回路128には液晶表示装置
(以下、LCDという。)129が接続されている。表
示制御回路128は、CPU111からの信号に従って
LCD129を制御して、LCD129に画像を表示さ
せるものである。
【0031】CPU111には、タッチパネル100が
接続されている。このタッチパネル100はLCD12
9の表示面に設けられており、LCD129の表示面上
のタッチパネル100がタッチされたことを検知して、
その旨をCPU111に出力する。これにより、作業者
等は、タッチパネル100を操作(即ち、タッチ)する
ことで種々のデータを入力することができる。LCD1
29には、作業者等がタッチパネル100を操作して種
々のデータを入力し易くするための画像が主に表示され
る。
【0032】ROM112には、タッチパネル100か
らデータを入力するための入力処理、タッチパネル10
0を介して入力された入力データに基づいて縫製のため
の制御データを演算するための演算処理、及び、演算さ
れた制御データに従って縫製動作を行うための縫製処理
等に関する制御プログラム130が格納されている。
【0033】また、ROM112には、制御データを演
算する際に参照するための縫製用データベース132が
格納されている。具体的には、縫製用データベース13
2は、図3に模式的に示されるようなデータベースであ
る。図3に示すように、縫製用データベース132は、
ボタン穴かがり縫いミシン1による縫製に係る複数の縫
製データから構成されている。縫製データ毎にパターン
No.が付されており、パターンNo.によって各縫製
データが識別される。また、各縫製データには、種々の
設定項目(例えば、「布切り長さ」、「メス幅」、「閂
止め長さ」、「側縫いピッチ」及び「下縫い幅調整」
等)が含まれている。設定項目毎に項目No.が付され
ており、項目No.によって各設定項目が識別される。
各設定項目に対して、設定可能な値の範囲、設定されて
いる値(以下、設定値という。)が対応づけられてい
る。
【0034】CPU111は、ROM112に格納され
た制御プログラム130に従って前記入力処理を行うこ
とで、タッチパネル100から入力データを入力する。
また、CPU111は、制御プログラム130に従って
演算処理を行うことで、入力データ及びROM112に
格納された縫製用データベース132に基づいて制御デ
ータを演算する。更に、CPU111は、制御プログラ
ム130に従って縫製処理を行うことで、制御データ及
び各種センサからの検出信号に基づいて、各ドライバを
介して各駆動部の制御を行う。
【0035】以上のように構成されるボタン穴かがり縫
いミシン1の動作、及びCPU111による制御装置1
10の処理の流れについて説明する。
【0036】図4に示すように、まず、制御装置110
は、ROM112に格納された制御プログラム130に
従って入力処理を行う(ステップS1)。入力処理で
は、制御装置110の処理は以下のように流れる。
【0037】即ち、制御装置110は、デフォルトのパ
ターンNo.の値、又は前回設定されたパターンNo.
の値を予め記憶しており、パターンNo.の値に対応す
る縫製データを縫製用データベース132から検索す
る。次に、制御装置110は、パターンNo.の値をL
CD129に表示させるとともに、パターンNo.の値
に対応する縫製データに含まれる各設定項目の設定値を
LCD129に表示させる。ここで、作業者等がタッチ
パネル100を介してパターンNo.の値を変更する旨
の入力を行った場合には、制御装置110は変更された
パターンNo.の値に対応する縫製データを縫製用デー
タベース132から検索し、検索された縫製データに含
まれる各設定項目の設定値をパターンNo.の値ととも
にLCD129に表示させる。一方、作業者等がタッチ
パネル100を介して設定値を変更(或いは補正)する
旨の入力を行った場合には、制御装置110は変更され
た設定値をLCD129に表示される。なお、作業者等
により変更入力された設定値が縫製用データベース13
2に含まれる設定範囲に含まれない場合には、制御装置
110はエラーである旨をLCD129に表示させる。
そして、各設定項目の値が設定範囲に含まれている場合
に作業者等がデータ入力終了の旨をタッチパネル100
を介して入力すると、制御装置110は入力処理を終了
する。
【0038】入力処理後、制御装置110は、ROM1
12に格納された制御プログラム130に従って演算処
理を行う。即ち、演算処理では、制御装置110は、入
力処理において入力されたパターンNo.の値(或いは
デフォルトのパターンNo.の値)に基づいて、更には
入力された各設定値に基づいて、制御データ(各設定
値、ミシン針9の下降位置に関する座標値等が含まれて
いる。)を演算し、当該制御データをRAM113に格
納する(ステップS2)。
【0039】演算処理後、制御装置110は、ROM1
12に格納された制御プログラム130に従って縫製処
理を行う。縫製処理は、下縫い処理(ステップS4)、
かがり縫い処理(ステップS5)、布切り処理(ステッ
プS6)、糸切り処理(ステップS7)の順になされ
る。縫製処理については、図5を参照して説明する。
【0040】下縫い処理では、まず、作業者が押えスイ
ッチ124を操作することで、制御装置110が押え上
げソレノイド127を作動させて布押え15を下降す
る。これにより、布送り板14に載置された布が布押え
15に挟まれる。次に、制御装置110は、スタートス
イッチ125がONになったか否か判断し、作業者によ
ってスタートスイッチ125がONになった場合にY送
りパルスモータ20を作動させる。そして、制御装置1
10は、制御データに基づきY送りパルスモータ20及
び基線送りパルスモータ40を制御することで、形成さ
れるべきボタン穴200(この時点は、形成されていな
い。)の左方の第一縫い始め位置205にミシン針9が
下降するように布押え15及び布送り板14を移動させ
るとともにミシン針9の基線位置を変更する。
【0041】次に、制御装置110は、制御データに基
づきミシンモータ5、Y送りパルスモータ20及び針振
り送りパルスモータ41を制御することで、ミシン針9
を上下動させるとともに釜装置12を回転させつつ、布
押え15及び布送り板14を移動させたりミシン針9の
下降位置を左右方向に変更する。これにより、ジグザグ
状の止め縫い206が縫われる。なお、止め縫い206
の形態(例えば、止め縫い206の左右の幅、縫いの間
隔(ピッチ)等)は、制御データに基づいて定まる。
【0042】止め縫い206が形成されたら、制御装置
110は、制御データに基づきY送りパルスモータ20
及び基線送りパルスモータ40を制御することで、ボタ
ン穴200の左方の第二縫い始め位置201にミシン針
9が下降するように布押え15及び布送り板14を移動
させるとともにミシン針9の基線を変更する。
【0043】次に、制御装置110は、制御データに基
づきミシンモータ5、Y送りパルスモータ20、基線送
りパルスモータ40及び針振り送りパルスモータ41を
制御することで、ミシン針9を上下動させるとともに釜
装置12を回転させつつ、布押え15及び布送り板14
を移動させたりミシン針9の下降位置を左右方向に変更
する。即ち、ミシン針9の左右の振り幅はほぼゼロの状
態でミシン針9が上下動しながら、布が送られること
で、第一下縫い202の左側の直線部202a及び右側
の直線部202cが縫われる。一方、ミシン針9の振り
幅はほぼゼロの状態でミシン針9が上下動しながら、ミ
シン針9の基線が左へ又は右へと変更されることで、第
一下縫い202の奥側の直線部202b及び手前側の直
線部202dが縫われる。このように、直線部202
a、直線部202b、直線部202c、直線部202d
の順に縫われることで、本縫いである第一下縫い202
が、ボタン穴200を囲むような略矩形状に形成され
る。なお、第一下縫い202の態様(例えば、第一下縫
い202の形状、大きさ、縫いの間隔(ピッチ)等)
は、制御データに基づいて定まる。
【0044】第一下縫い202が形成されたら、制御装
置110は、制御データに基づきY送りパルスモータ2
0及び基線送りパルスモータ40を制御することで、ボ
タン穴200の左方の第三縫い始め位置203にミシン
針9が下降するように布押え15及び布送り板14を移
動させるとともにミシン針9の基線を変更する。次に、
制御装置110は、制御データに基づきミシンモータ
5、Y送りパルスモータ20、基線送りパルスモータ4
0及び針振り送りパルスモータ41を制御する。これに
より、第一下縫い202の場合とほぼ同様に、本縫いで
ある第二下縫い204が、第一下縫い202を囲むよう
な略矩形状に形成される。なお、制御装置110の処理
は、第一下縫い202を形成した後に第二下縫い204
を形成しないように次の処理へと移行しても良い。
【0045】第二下縫い204が形成されたら(又は、
第一下縫い202が形成された後に第二下縫い204を
形成せずに)、、かがり縫い処理が制御装置110によ
って行われる(ステップS5)。即ち、まず、制御装置
110は、制御データに基づきY送りパルスモータ20
及び基線送りパルスモータ40を制御することで、ボタ
ン穴200の左方の第四縫い始め位置207にミシン針
9が下降するように布押え15及び布送り板14を移動
させるとともにミシン針9の基線位置を変更する。次
に、制御装置110は、Y送りパルスモータ20、基線
送りパルスモータ40、針振り送りパルスモータ41及
びミシンモータ5を制御することで、布押え15及び布
送り板14を移動させたりミシン針9を左右に振る。こ
れにより、第一下縫い202、第二下縫い204及び止
め縫い206を覆うようなかがり縫い208が、ボタン
穴200の穴の周囲に形成される。
【0046】かがり縫い208について詳細に説明する
と、布押え15および布送り板14によって布が送られ
ながら、ミシンモータ5の駆動によってミシン針9が左
右に振られ、及び上下に往復し、これにより、かがり縫
い208の左側縫い209が形成される。次に、基線送
りパルスモータ40の駆動によりミシン針9の基線の位
置が変更され、かつ針振り送りパルスモータ41の駆動
によりミシン針9の左右の振り幅が変更された後に、布
が送られながら、ミシン針9が左右に振られ、及び上下
に往復し、これにより、第一閂止め縫い210が形成さ
れる。次に、ミシン針9の基線の位置が変更され、ミシ
ン針9の左右の振り幅が変更された後に、布が送られな
がら、ミシン針9が上下動し、及び左右に振られること
で、右側縫い211が形成される。次に、ミシン針9の
基線の位置が変更され、ミシン針9の左右の振り幅が変
更された後に、布が送られながら、ミシン針9が上下動
し、及び左右に振られることで、第二閂止め縫い212
が形成される。なお、かがり縫い208の形態(例え
ば、左側縫い209、第一閂止め縫い210、右側縫い
211及び第二閂止め縫い212の左右幅又は前後幅
等)は、制御データに基づいて定まる。
【0047】かがり縫い208が形成された後、布切り
処理が制御装置110によって行われる(ステップS
6)。布切り処理では、制御装置110が、布切りメス
シリンダ19を作動させることで、布切りメス16を下
降させる。これにより布にボタン穴200が形成され
て、ボタン穴200が形成されたら、布切りメスシリン
ダ19によって布切りメス16が上昇する。
【0048】次いで、制御装置110は、糸切り処理を
行う(ステップS7)。即ち、制御装置110は、上糸
切断アクチュエータ76を作動させることで上糸切断装
置80に上糸を切断させるとともに、下糸切断アクチュ
エータ66を作動させることで下糸切断装置に下糸を切
断させる。以上により、一つのボタン穴の形成に係る一
連の動作が終了する。
【0049】さて、上記ボタン穴かがり縫いミシン1で
は、入力処理(ステップS1)においてパターンNo.
の値がLCD129に表示される。更に、入力処理にお
いて、そのパターンNo.の値に対応した縫製データに
基づいて形成される縫いの形状が、縫製の前に予めLC
D129に表示される。これにより、そのパターンN
o.の値に対応した縫製データに基づいて形成される縫
いの形状が如何なるものであるかを、作業者にとって把
握しやすくなる。
【0050】詳細に説明すると、ROM112に格納さ
れた制御プログラム130には、図6〜図8に示される
画面をLCD129にて表示するための表示制御プログ
ラム131が含まれている。CPU111が表示制御プ
ログラム131に従って表示制御回路128に指令を出
すことによって、縫製処理の前に図6〜図8に示される
画面がLCD129に表示される。
【0051】上述したように、作業者がタッチパネル1
00を操作することでパターンNo.の値を入力する
と、パターンNo.の値がLCD129に表示される
が、そのパターンNo.の値は図6〜図8に示される画
面に配置されている。図6〜図8の各画面に共通して、
画面の左上部に表示されるナンバー表示部300と、画
面の中央部に表示される形状表示部301と、画面の右
下部に表示される表示切替ボタン302とを基本構成と
している。なお、ナンバー表示部300及び形状表示部
301は、後述する変形例の図9〜図16に共通する。
【0052】ナンバー表示部300には、入力されたパ
ターンNo.の値が表示される。この例では、作業者が
「88」と入力したため、ナンバー表示部300に「8
8」が表示されている。形状表示部301には、パター
ンNo.の値に対応した縫製データに基づいて形成され
る縫いの形状が、表示される。表示切替ボタン302
は、LCD129に表示される画面を切り替えるための
ものである。
【0053】作業者がタッチパネル100を操作するこ
とでパターンNo.の値を入力すると、制御装置110
は、まず、図6の画面をLCD129に表示させる。図
6では、形状表示部301には、かがり縫いイメージ図
303、第一下縫いイメージ図304及び第二下縫いイ
メージ図305が同時に表示される。なお、パターンN
o.の値に対応した縫製データに基づいて形成される縫
いにおいて、第二下縫い204(図5に図示)が施され
ない場合には、第二下縫いイメージ図305が表示され
ない。
【0054】イメージ図303〜305は、布に縫われ
る糸によって線図で表現されるのではなく、抽象的に表
示されている。つまり、イメージ図303〜305は、
実際に縫われるかがり縫い208、第一下縫い202又
は第二下縫い204によって識別される外形形状内にハ
ッチング、彩色の塗りつぶし又は模様付け等(以下、塗
りつぶし等と述べる。)が施されることで、表現されて
いる。また、かがり縫いイメージ図303の塗りつぶし
等は、第一下縫いイメージ図304及び第二下縫いイメ
ージ図305の塗りつぶし等とは異なった態様である。
従って、第一下縫いイメージ図304及び第二下縫いイ
メージ図305がかがり縫いイメージ図303に重なっ
て表示されるが、これらイメージ図303〜305は識
別可能となっている。
【0055】また、イメージ図303〜305は、縫製
データに基づいて実際に縫われるかがり縫い208、第
一下縫い202又は第二下縫い204の外形形状に対応
した形状及び位置関係となっている。つまり、パターン
No.の値が変更されることで実際に縫われるかがり縫
い208、第一下縫い202又は第二下縫い204の外
形形状及びそれぞれの位置関係も変更されるが、イメー
ジ図303〜305の外形形状及びそれぞれの位置関係
も変更される。即ち、イメージ図303〜305の位置
関係は、かがり縫い208、第一下縫い202及び第二
下縫い204の位置関係に相当している。
【0056】また、縫製用データベース132におい
て、各縫製データには、縫製データに基づいて実際に縫
われるかがり縫い208、第一下縫い202及び第二下
縫い204の外形形状に対応した形状のイメージ図に関
する画像データが含まれている。そして、作業者がタッ
チパネル100を操作することでパターンNo.の値を
入力すると、制御装置110はパターンNo.の値に対
応する縫製データを縫製用データベース132から検索
し、検索された縫製データに含まれる画像データに従っ
て図6に示すようなイメージ図303〜305をLCD
129に表示させる。
【0057】パターンNo.の値が変更されることでイ
メージ図303〜305の外形形状も変更されるため、
作業者等は、実際にかがり縫い208、第一下縫い20
2又は第二下縫い204が縫われる前にそれら縫いの外
形形状を予め視覚的に把握することができる。また、入
力処理において、作業者は各設定項目の値を変更するこ
とができるが、それら縫いの外形形状がイメージ図30
3〜305で表示されるため、作業者は各設定値の変更
を容易に行える。
【0058】ところで、実際の縫製では、第一下縫い2
02及び第二下縫い204はかがり縫い208によって
覆われるため、作業者は第一下縫い202及び第二下縫
い204の形状を把握できない。しかし、図6のよう
に、イメージ図303〜イメージ図305は識別可能と
なっているため、作業者は第一下縫い202及び第二下
縫い204の外形形状をイメージ図304,305によ
り視覚的に把握することができ、かがり縫い208、第
一下縫い202及び第二下縫い204を視覚的にイメー
ジすることができる。
【0059】図6の画面をLCD129に表示した制御
装置110は、待機状態となり、表示切替ボタン302
の表示箇所に対応した箇所においてタッチパネル100
が接触された否かを判断している。そして、表示切替ボ
タン302の箇所が接触された場合に、制御装置110
は図7の画面をLCD129に表示させる。図7の画面
では、形状表示部301には、かがり縫いイメージ図3
03のみが表示されている。
【0060】図7の表示画面において、表示切替ボタン
302の箇所が接触された場合に、制御装置110は、
LCD129に表示させる画面を図8の画面に切り替え
る。図8の画面では、形状表示部301には、第一下縫
いイメージ図304及び第二下縫いイメージ図305が
同時に表示されている。このように、形状表示部301
の表示が、かがり縫いイメージ図303のみの表示又は
第一下縫いイメージ図304,305のみの表示と切り
替わるため、作業者にとってはそれぞれのイメージ図3
03〜305を視覚的に把握しやすく、かがり縫い20
8、第一下縫い202或いは第二下縫い204を縫製前
にイメージしやすい。そして、作業者が、かがり縫い2
08をイメージしたい場合には、表示切替ボタン302
をタッチして図7に示すような画面を選択し、第一下縫
い202或いは第二下縫い204をイメージしたい場合
には、表示切替ボタン302をタッチして図8に示すよ
うな画面を選択する。かがり縫い208、第一下縫い2
02又は第二下縫い204をイメージすることで、縫製
データの各設定値を変更しやくなる。図8の表示画面に
おいて表示切替ボタン302の箇所が接触された場合
に、制御装置110は図6の画面に戻す。
【0061】次に、入力処理においてLCD129に表
示される画面の変形例を、図9〜図13に示す。この変
形例では、第一の下縫いイメージ図304が、左右の直
線部304a,304bと前後の直線部304c,30
4dとに区分けされて表示されており、第二の下縫いイ
メージ図305が、左右の直線部305a,305bと
前後の直線部305c,305dとに区分けされて表示
されている。更に、この変形例では、止め縫いイメージ
図306が加わって表示されている。なお、イメージ図
303〜305の構成は図6〜図8の場合とほぼ同様で
ある。但し、直線部304a,304b,305a,3
05bと、直線部304c,304d,305c,30
5dと、止め縫いイメージ図306と、かがり縫いイメ
ージ図303とは、塗りつぶし等が互いに異なった態様
とされ、それぞれが識別可能となっている。
【0062】作業者がタッチパネル100を操作するこ
とでパターンNo.の値を入力すると、制御装置110
は、まず、図9の画面をLCD129に表示させる。図
9の画面では、形状表示部301には、かがり縫いイメ
ージ図303のみが表示されている。更に、図9の画面
では、左右方向直線部表示ボタン307と、前後方向直
線部表示ボタン308と、止め縫い表示ボタン309と
が、画面下側に左右に並んで表示されている。なお、左
右方向直線部表示ボタン307、前後方向直線部表示ボ
タン308及び止め縫い表示ボタン309は白抜きされ
ている。
【0063】図9の画面をLCD129に表示した制御
装置110は、待機状態となり、左右方向直線部表示ボ
タン307、前後方向直線部表示ボタン308及び止め
縫い表示ボタン309の表示箇所に対応した箇所におい
てタッチパネル100が接触された否かを判断してい
る。左右方向直線部表示ボタン307の箇所が接触され
た場合に、制御装置110は図10の画面をLCD12
9に表示させる。他方、前後方向直線部表示ボタン30
8の箇所が接触された場合に、制御装置110は図11
の画面をLCD129に表示させる。他方、止め縫い表
示ボタン309の箇所が接触された場合に、制御装置1
10は図12の画面をLCD129に表示させる。他
方、全てのボタン307,308,309の箇所が接触
された場合に、制御装置110は図13の画面をLCD
129に表示させる。
【0064】図10に示す画面では、形状表示部301
には、奥側の直線部304c並びに直線部305c及び
手前側の直線部304d並びに直線部305dがかがり
縫いイメージ図303に重なって同時に表示されてい
る。また、前後方向直線部表示ボタン308及び止め縫
い表示ボタン309は白抜きされているが、左右方向直
線部表示ボタン307は強調表示されている(即ち、グ
レー抜きされている)。なお、図10の画面において、
左右方向直線部表示ボタン307の箇所が接触された場
合に、制御装置110は図9の画面をLCD129に表
示させる。
【0065】図11に示す画面では、形状表示部301
には、左側の直線部304a並びに直線部305a及び
右側の直線部304b並びに直線部305bがかがり縫
いイメージ図303に重なって同時に表示されている。
また、左右方向直線部表示ボタン307及び止め縫い表
示ボタン309は白抜きされているが、前後方向直線部
表示ボタン308は強調表示されている。なお、図11
の画面において、前後方向直線部表示ボタン308の箇
所が接触された場合に、制御装置110は図9の画面を
LCD129に表示させる。
【0066】図12に示す画面では、形状表示部301
には、止め縫いイメージ図306がかがり縫いイメージ
図303に重なって同時に表示されている。また、左右
方向直線部表示ボタン307及び前後方向直線部表示ボ
タン308は白抜きされているが、止め縫い表示ボタン
309は強調表示されている。なお、図12の画面にお
いて、止め縫い表示ボタン309の箇所が接触された場
合に、制御装置110は図9の画面をLCD129に表
示させる。
【0067】図13に示す画面では、形状表示部301
には、全ての直線部304a,304b,304c,3
04d,305a,305b,305c,306d及び
止め縫いイメージ図306が、かがり縫いイメージ図3
03に重なって同時に表示されている。また、全てのボ
タン307〜309が強調表示されている。なお、図1
3の画面において、全てのボタン307〜309の箇所
が接触された場合に、制御装置110は図9の画面をL
CD129に表示させる。
【0068】図10〜図12の画面において、当該画面
を表示するためのボタン(ボタン307〜ボタン309
の何れか)とは別のボタンの箇所が接触された場合、更
に、直線部304a、直線部305a、直線部304b
並びに直線部305b、又は、直線部304c、直線部
305d、直線部304d並びに直線部305d、又
は、止め縫いイメージ図306が表示されるようにして
も良い。例えば、図10の画面において、止め縫い表示
ボタン309が接触された場合に、更に止め縫いイメー
ジ図306が表示されるようにしても良い。
【0069】第一下縫いイメージ図304及び第二下縫
いイメージ図305が各直線部に区分けされて表示さ
れ、各直線部が識別可能となって表示されているため、
作業者にとって第一下縫い202及び第二下縫い204
を視覚的にイメージしやすくなる。
【0070】次に、次に、入力処理においてLCD12
9に表示される画面の他の変形例を、図14に示す。図
14の画面では、形状表示部301には、かがり縫いイ
メージ図303、第一下縫いイメージ図304及び第二
下縫いイメージ図305が同時に表示されている。図1
4の画面では、かがり縫いイメージ図303の一部(こ
の例では、かがり縫いイメージ図303の右側縫い部)
が背景色に抜かれている。即ち、かがり縫いイメージ図
303は、背景色抜き部303aで切欠きされたように
表示されている。また、第一下縫いイメージ図304及
び第二下縫いイメージ図305は、背景色抜き部303
aの箇所でのみ表示されている。背景色抜き部303a
に第一下縫いイメージ図304及び第二下縫いイメージ
図305が表示されるため、作業者にとって第一下縫い
イメージ図304及び第二下縫いイメージ図305をか
がり縫いイメージ図303と識別しやくなる。従って、
作業者は、かがり縫い208、第一下縫い202及び第
二下縫い204を視覚的にイメージすることができる。
【0071】次に、入力処理においてLCD129に表
示される画面の他の変形例を、図15、図16に示す。
図15、図16の画面は、図6〜図14の画面と同様
に、ナンバー表示部300と、形状表示部301とを基
本構成としている。図15、図16の形状表示部301
に表示されるかがり縫い及び下縫いの図は、図6〜図1
4のイメージ図とは異なり、糸による線図で表現されて
いる。
【0072】図15の画面では、かがり縫いを線図で表
現したかがり縫い線図310が、形状表示部301に表
示されている。かがり縫い線図310は、ミシン針9の
下降位置に係る座標値に基づいて定まって線が結ばれた
ものである。この線が、布の表面に現れる糸の軌跡(縫
い目)に相当する。
【0073】更に、図15の画面では、かがり縫い線図
301の左側縫い部に重なって左ボタン312が、かが
り縫い線図301の奥側閂止め縫い部に重なって上ボタ
ン313が、かがり縫い線図301の右側縫い部に重な
って右ボタン314が、及びかがり縫い線図301の手
前側閂止め縫い部に重なって下ボタン315が表示され
ている。
【0074】図15の画面をLCD129に表示した制
御装置110は、待機状態となり、左ボタン312、上
ボタン313、右ボタン314及び下ボタン315の表
示箇所に対応した箇所においてタッチパネル100が接
触されたか否かを判断している。そして、左ボタン31
2の箇所が接触された場合に、制御装置110は、LC
D129に表示される画面を図16の画面に切り替え
る。
【0075】図16の画面では、形状表示部301に
は、かがり縫い線図310、下縫い線図311、左ボタ
ン312、上ボタン313、右ボタン314及び下ボタ
ン315が同時に表示されている。左ボタン312は、
強調表示されている。また、かがり縫い線図310の左
側縫い部は描画されておらず、左ボタン312の色で抜
かれている。即ち、かがり縫い線図310は、左側縫い
部で切欠きされたように表示されている。また、下縫い
線図311は、左ボタン312の箇所においてのみ表示
されている。下縫い線図311は、ミシン針9の下降位
置に係る座標値に基づいて定まって線が結ばれたもので
ある。この線が、布の表面に現れる糸の軌跡に相当す
る。
【0076】図16の画面において、左ボタン312の
箇所が接触された場合に、制御装置110は、LCD1
29に表示される画面を図15の画面に切り替える。
【0077】なお、図15又は図16の画面において、
上ボタン313の箇所が接触された場合に、制御装置1
10は、上ボタン313内に表示される縫いの図を、か
がり縫い線図310から下縫い線図311に切り替え
る。他方、図15又は図16の画面において、右ボタン
314の箇所が接触された場合には、制御装置110
は、右ボタン314内に表示される縫いの図をかがり縫
い線図310から下縫い線図311に切り替える。他
方、図15又は図16の画面において、下ボタン315
の箇所が接触された場合には、制御装置110は、下ボ
タン315内に表示される縫いの図をかがり縫い線図3
10から下縫い線図311に切り替える。即ち、各ボタ
ン312〜315が接触されたとき、各ボタン312〜
315内の縫いの図が、かがり縫い線図310が表示さ
れている場合には下縫い線図311に切り替わり、下縫
い線図311が表示されている場合にはかがり縫い線図
310に切り替わる。
【0078】なお、かがり縫い線図310に対する下縫
い線図311の位置関係は、実際に縫われるかがり縫い
208に対する第一下縫い202(又は第二下縫い20
4)の位置関係に相当している。
【0079】以上のように、入力処理において、図6〜
図16のような画面が表示されることによって、作業者
等は、実際の縫製の前にかがり縫い、下縫い或いは止め
縫いの外形形状をイメージすることができる。これによ
り、縫製データの各項目の値を補正しやくすなる。図1
5及び図16のように、下縫いについては各部分が選択
的に表示されるため、下縫いの部分的な修正(即ち、下
縫いについての項目の補正)が行いやすくなる。
【0080】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
【0081】例えば、上記実施形態では、本発明のミシ
ンが、本縫いによるボタン穴かがり縫いを行うミシンに
適用されているが、環縫いによりボタン穴かがり縫いを
行うミシンに適用してもよい。また、ボタン穴かがり
は、眠り穴かがり、鳩目穴かがりどちらでも良い。ま
た、下縫いは、直線状の縫いでなくとも良く、ジグザグ
状の縫いであっても良い。下縫いがジグザグ状である場
合、その左右幅は、かがり縫いの左右幅より小さい。
【0082】また、図6〜図14の画面では、縫いが、
イメージとして簡単な外形形状の図形で表示されている
が、例えば、これらの画面の縫いが、図15、図16に
示したように糸の軌跡として線図で表示されていても良
い。もちろん、図15、図16の画面において、縫い
が、イメージとして簡単な外形形状の図形で表示されて
も良い。
【0083】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第一図形
及び第二図形が識別可能となって同時に表示されるた
め、作業者等にとって第一縫い及び第二縫いの縫製結果
を視覚的に把握できる。また、第一縫い及び第二縫いの
縫製結果を視覚的に把握できるため、第一縫いに関する
縫製データ又は第二縫いに関する縫製データの補正を作
業者等にとって行いやすい。
【0084】請求項2記載の発明によれば、第一図形の
各領域が識別可能となって表示されるため、作業者等に
とって第一縫いを部分的に把握できる。
【0085】請求項3記載の発明によれば、区分けされ
た各領域は、選択されると第二図形とともに表示される
ため、作業者等にとって見たい領域が表示される。その
ため、作業者等にとって第一縫いより簡単に把握でき
る。
【0086】請求項4記載の発明によれば、第二図形の
一部の領域が抜かれて、第二図形が表示され、その抜か
れた領域に第一図形が第二図形と同時に表示されるた
め、第一図形と第二図形を識別することが可能となる。
従って、作業者等にとって第一縫い及び第二縫いの縫製
結果を視覚的に把握できる。
【0087】請求項5記載の発明によれば、タッチパネ
ルの操作によって一部の領域の表示を第一図形の表示又
は第二図形の表示に切り替えることができる。
【0088】請求項6記載の発明によれば、第一図形の
表示又は第二図形の表示に切り替わることによって、第
一図形と第二図形を識別することが可能となる。従っ
て、作業者等にとって第一縫い及び第二縫いの縫製結果
を視覚的に把握できる。
【0089】請求項7記載の発明によれば、第一図形及
び第二図形それぞれが外形形状として表現されるため、
第一図形及び第二形状を見やすくなる。更に、外形形状
として第一図形及び第二図形が表現されるため、解像度
の低い表示装置であっても第一図形及び第二図形を綺麗
に表示することができる。従って、第一図形及び第二図
形の表示に係る速度の低下を抑えることができ、ミシン
の製造コストの膨大化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたボタン穴かがり縫いミシン
の具体的態様が示された外観斜視図である。
【図2】上記ボタン穴かがり縫いミシンの制御系が示さ
れたブロック図である。
【図3】上記ボタン穴かがり縫いミシンに記憶された縫
製用データベースのデータ構成が模式的に表された図面
である。
【図4】上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた制
御装置の処理の流れが示されたフローチャートである。
【図5】上記ボタン穴かがり縫いミシンにより施された
かがり縫い及び下縫いを説明するための図面である。
【図6】上記ボタン穴かがり縫いミシンに設けられた表
示装置に表示される画面の一例が示された図面である。
【図7】上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図8】上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図9】上記画面とは別の画面が示された図面である。
【図10】上記画面とは別の画面が示された図面であ
る。
【図11】上記画面とは別の画面が示された図面であ
る。
【図12】上記画面とは別の画面が示された図面であ
る。
【図13】上記画面とは別の画面が示された図面であ
る。
【図14】上記画面とは別の画面が示された図面であ
る。
【図15】上記画面とは別の画面が示された図面であ
る。
【図16】上記画面とは別の画面が示された図面であ
る。
【符号の説明】
1 ボタン穴かがり縫いミシン(ミシン) 100 タッチパネル(領域選択手段) 110 制御装置(表示制御手段、領域選択手段) 129 LCD(表示装置) 130 制御プログラム 131 表示制御プログラム 132 縫製用データベース 202 第一下縫い(第一縫い) 204 第二下縫い(第一縫い) 206 止め縫い(第一縫い) 208 かがり縫い(第二縫い) 302 表示切替ボタン 303 かがり縫いイメージ図(第二図形) 303a 背景色抜き部 304 第一下縫いイメージ図(第一図形) 305 第二下縫いイメージ図(第一図形) 306 止め縫いイメージ図(第一図形) 307 左右方向直線部表示ボタン 308 前後方向直線部表示ボタン 309 止め縫い表示ボタン 310 かがり縫い線図(第二図形) 310a 背景色抜き部 311 下縫い線図(第一図形) 312 左ボタン 313 上ボタン 314 右ボタン 315 下ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA24 BA06 CB16 CE03 CE09 CE23 GF02 GF03 GG04 JA03 JA07 JA11 JA13 LA71 LA73 LB02 MA02 MA07 NA07 NA59 NB18 NC03 NC06 NC11 NC18 QA06 QA07 QA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所与形状の第一縫いを被縫製物に施した後
    に、前記第一縫いを覆うようにして所与形状の第二縫い
    を前記被縫製物に施すミシンにおいて、 前記第一縫いに係る第一図形及び前記第二縫いに係る第
    二図形を、前記第一縫いと前記第二縫いとの位置関係に
    対応させて表示装置に表示させる表示制御手段を備え、 前記表示制御手段が、前記第一図形を前記第二図形と識
    別可能として、前記第一図形及び前記第二図形を前記表
    示装置に同時に表示させることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】請求項1記載のミシンにおいて、 前記表示制御手段が、前記第一図形を複数の領域に区分
    けして各領域を識別可能として前記表示装置に表示させ
    ることを特徴とするミシン。
  3. 【請求項3】請求項2記載のミシンにおいて、 前記各領域から少なくとも一つの領域を選択するための
    領域選択手段を備え、 前記表示制御手段が、選択された領域について第一図形
    を前記第二図形と同時に前記表示装置に表示させること
    を特徴とするミシン。
  4. 【請求項4】所与形状の第一縫いを被縫製物に施した後
    に、前記第一縫いを覆うようにして所与形状の第二縫い
    を前記被縫製物に施すミシンにおいて、 前記第一縫いに係る第一図形及び前記第二縫いに係る第
    二図形を、前記第一縫いと前記第二縫いとの位置関係に
    対応させて表示装置に表示させる表示制御手段を備え、 前記表示制御手段が、前記第二図形の一部の領域を抜い
    て前記表示装置に表示させるとともに、前記第一図形に
    ついては前記一部の領域に含まれた部分のみを前記第二
    図形と同時に前記表示装置に表示させることを特徴とす
    るミシン。
  5. 【請求項5】請求項4記載のミシンにおいて、 前記表示装置の表示面にはタッチパネルが設けられてお
    り、 前記表示制御手段は、前記一部の領域において前記タッ
    チパネルが接触されたか否かを判断し、接触されたと判
    断した場合に、前記一部の領域内の表示については前記
    第一図形の表示又は前記第二図形の表示に切り替えるこ
    とを特徴とするミシン。
  6. 【請求項6】所与形状の第一縫いを被縫製物に施した後
    に、前記第一縫いを覆うようにして所与形状の第二縫い
    を前記被縫製物に施すミシンにおいて、 前記第一縫いに係る第一図形及び前記第二縫いに係る第
    二図形を、前記第一縫いと前記第二縫いとの位置関係に
    対応させて表示装置に表示させる表示制御手段を備え、 前記表示制御手段が、前記第一図形の表示又は前記第二
    図形の表示に切り替えることを特徴とするミシン。
  7. 【請求項7】請求項1から6の何れかに記載のミシンに
    おいて、 前記表示制御手段は、前記第一図形及び前記第二図形そ
    れぞれを前記第一縫い又は前記第二縫いの外形形状とし
    て表現することを特徴とするミシン。
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