JPH07204375A - 素材の部分切断を伴う縫製方法及び縫製用ミシン - Google Patents
素材の部分切断を伴う縫製方法及び縫製用ミシンInfo
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- JPH07204375A JPH07204375A JP1310294A JP1310294A JPH07204375A JP H07204375 A JPH07204375 A JP H07204375A JP 1310294 A JP1310294 A JP 1310294A JP 1310294 A JP1310294 A JP 1310294A JP H07204375 A JPH07204375 A JP H07204375A
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- Japan
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- sewing
- needle
- hole
- cutter
- machine
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C7/00—Special-purpose or automatic embroidering machines
- D05C7/04—Special-purpose or automatic embroidering machines for boring or jogging
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縫製ミシンの針棒下端面にカッタを直接的に
取り付けて、かがり穴及び穴付き刺しゅう部等の加工を
能率よく正確に行うと共に、装飾性が高く精度のよい縫
製加工を行う縫製方法及び縫製用ミシンを提供する。 【構成】 本発明の縫製方法は、縫針7を着脱可能に設
けた複数の針棒16を上下往復動可能に有する縫製ミシ
ン5において、縫針7を外した後その針棒16下端面に
カッタ17を取り付けて、針板11の通穴11aを通す
ことにより素材Wを切断すると共に、他の針棒16に装
着された縫針7でかがり縫い或いは刺しゅう等の縫製を
行うようにしている。また、カッタ17の刃先はその刃
先巾内において複数の先鋭部17cを有するように形成
するとよい。さらに、上記カッタ17が通過する針板1
1の通穴11aの下方に塵埃等の落下物を除去する落下
物除去装置(18),(19)を設置した縫製ミシンに
している。
取り付けて、かがり穴及び穴付き刺しゅう部等の加工を
能率よく正確に行うと共に、装飾性が高く精度のよい縫
製加工を行う縫製方法及び縫製用ミシンを提供する。 【構成】 本発明の縫製方法は、縫針7を着脱可能に設
けた複数の針棒16を上下往復動可能に有する縫製ミシ
ン5において、縫針7を外した後その針棒16下端面に
カッタ17を取り付けて、針板11の通穴11aを通す
ことにより素材Wを切断すると共に、他の針棒16に装
着された縫針7でかがり縫い或いは刺しゅう等の縫製を
行うようにしている。また、カッタ17の刃先はその刃
先巾内において複数の先鋭部17cを有するように形成
するとよい。さらに、上記カッタ17が通過する針板1
1の通穴11aの下方に塵埃等の落下物を除去する落下
物除去装置(18),(19)を設置した縫製ミシンに
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣服又はバック類、ハン
カチ類等を構成する布地、紙、革、可撓性プラスチック
等縫製可能なシート状の素材に、かがり穴或いは穴付き
の刺しゅう部を形成する素材の部分切断を伴う縫製方法
及び縫製用ミシンに関する。
カチ類等を構成する布地、紙、革、可撓性プラスチック
等縫製可能なシート状の素材に、かがり穴或いは穴付き
の刺しゅう部を形成する素材の部分切断を伴う縫製方法
及び縫製用ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に衣服に開設されるボタン掛け用の
ボタンホールの成形加工は、薄手生地の場合にはホール
(穴)の輪郭に沿って眠り穴或いは鳩目穴状にかがり縫
いを施した後に、ホール部(かがり穴)に切開される穴
のかがり部両側間に、該穴の長さ相当巾に形成されたカ
ッタ刃(メス)を一動作で突入させて生地を切断する後
メス加工で製作されると共に、厚手生地の場合には予め
ボタンホール部に前記カッタで穴を切開した状態におい
て、その穴をがかり縫いする先メス加工で製作されてい
る。
ボタンホールの成形加工は、薄手生地の場合にはホール
(穴)の輪郭に沿って眠り穴或いは鳩目穴状にかがり縫
いを施した後に、ホール部(かがり穴)に切開される穴
のかがり部両側間に、該穴の長さ相当巾に形成されたカ
ッタ刃(メス)を一動作で突入させて生地を切断する後
メス加工で製作されると共に、厚手生地の場合には予め
ボタンホール部に前記カッタで穴を切開した状態におい
て、その穴をがかり縫いする先メス加工で製作されてい
る。
【0003】そして上記加工はがかり縫いと穴あけ作業
が各専用機により別工程で行われる他、がかり縫い用の
縫針と穴開けカッタ(メス)とを併有したボタンホール
成形用の専用ミシンによって行われている。また近年、
上下往復動を行う複数の針棒に各々縫針を備えた刺しゅ
う機を用いて、その縫針の一つを針状のカッタ(メス)
に付け替え、穴あけを行いながら同工程でかがり縫いを
行うボーリング刺しゅう機が試みられている。このボー
リング刺しゅう機における針棒へのカッタの取付けは、
針棒から縫針及び布押さえガイド部分等を取り外したり
分解状態とした後に、該針棒にカッタを固着したアーム
部を有するアダプタを外嵌させて取り付けると共に、刺
しゅう機に既設の針板を別途製作される、縫針の通穴と
カッタの通穴とを形成した別の針板に取り替えて装着し
ボーリング刺しゅう機として用いるものである。
が各専用機により別工程で行われる他、がかり縫い用の
縫針と穴開けカッタ(メス)とを併有したボタンホール
成形用の専用ミシンによって行われている。また近年、
上下往復動を行う複数の針棒に各々縫針を備えた刺しゅ
う機を用いて、その縫針の一つを針状のカッタ(メス)
に付け替え、穴あけを行いながら同工程でかがり縫いを
行うボーリング刺しゅう機が試みられている。このボー
リング刺しゅう機における針棒へのカッタの取付けは、
針棒から縫針及び布押さえガイド部分等を取り外したり
分解状態とした後に、該針棒にカッタを固着したアーム
部を有するアダプタを外嵌させて取り付けると共に、刺
しゅう機に既設の針板を別途製作される、縫針の通穴と
カッタの通穴とを形成した別の針板に取り替えて装着し
ボーリング刺しゅう機として用いるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため上記ボーリン
グ刺しゅう機でかがり穴の形成作業を行おうとすると、
針棒に付属する部品並びに布押さえガイド等を除去する
煩雑な作業や、別途にアダプタや複雑な針板を準備しな
ければならず、またその取付けに当たっては、カッタを
針板のカッタ通穴に正確に通過させるための位置決め、
並びにカッタのストローク高さの調節を要する等、面倒
な調整作業を要求される欠点や加工コストが高くなる問
題がある。
グ刺しゅう機でかがり穴の形成作業を行おうとすると、
針棒に付属する部品並びに布押さえガイド等を除去する
煩雑な作業や、別途にアダプタや複雑な針板を準備しな
ければならず、またその取付けに当たっては、カッタを
針板のカッタ通穴に正確に通過させるための位置決め、
並びにカッタのストローク高さの調節を要する等、面倒
な調整作業を要求される欠点や加工コストが高くなる問
題がある。
【0005】また針棒とカッタとはアダプタにより偏位
しているので穴あけの際には、該偏位量を考慮して刺し
ゅう機をプログラム操作しなければならず、作業が非能
率となるばかりでなく、複雑な刺しゅう模様中に任意な
形状の穴を所望に形成しながら装飾性が高く精度のよい
縫製加工を行い難い問題がある。本発明は、上記従来の
問題点を解消し刺しゅう機等の縫製ミシンにおける針棒
にカッタを直接的に取り付けて、素材の部分切断を伴う
かがり穴及び穴付き刺しゅう部等の加工を能率よく正確
に行うと共に、装飾性が高く精度のよい縫製加工を行う
ことができる縫製方法及び縫製用ミシンを提供しようと
するものである。
しているので穴あけの際には、該偏位量を考慮して刺し
ゅう機をプログラム操作しなければならず、作業が非能
率となるばかりでなく、複雑な刺しゅう模様中に任意な
形状の穴を所望に形成しながら装飾性が高く精度のよい
縫製加工を行い難い問題がある。本発明は、上記従来の
問題点を解消し刺しゅう機等の縫製ミシンにおける針棒
にカッタを直接的に取り付けて、素材の部分切断を伴う
かがり穴及び穴付き刺しゅう部等の加工を能率よく正確
に行うと共に、装飾性が高く精度のよい縫製加工を行う
ことができる縫製方法及び縫製用ミシンを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による縫製方法及び縫製用ミシンは、下端面に
縫針7を着脱可能に有する複数の針棒16を上下往復動
可能に設けた縫製ミシン5において、任意の針棒16に
取り付けられた縫針7を外した後、該針棒16の下端面
にカッタ17を直接的に取り付けて、針板11に形成さ
れた通穴11a内を通すことにより、針板11上に供給
される素材Wを切断すると共に、他の針棒16に装着さ
れた縫針7でかがり縫い或いは刺しゅう等の縫製を行う
ことを特徴としている。
の本発明による縫製方法及び縫製用ミシンは、下端面に
縫針7を着脱可能に有する複数の針棒16を上下往復動
可能に設けた縫製ミシン5において、任意の針棒16に
取り付けられた縫針7を外した後、該針棒16の下端面
にカッタ17を直接的に取り付けて、針板11に形成さ
れた通穴11a内を通すことにより、針板11上に供給
される素材Wを切断すると共に、他の針棒16に装着さ
れた縫針7でかがり縫い或いは刺しゅう等の縫製を行う
ことを特徴としている。
【0007】また、針棒16下端面に縫針7を着脱可能
に設けた複数の針棒16を上下往復動可能に有すると共
に、該針棒16に取り付けられて針板11上に供給され
る素材Wを切断するカッタ17を、その刃先巾内におい
て複数の先鋭部17cを有するように形成した縫製ミシ
ンとしている。さらに、縫針7を着脱可能に有し上下往
復動される針棒16に、針板11上に供給される素材W
を切断するカッタ17を取り付けると共に、該カッタ1
7が通過する針板11の通穴11aの下方に塵埃等の落
下物を除去する落下物除去装置(18),(19)を設
置した縫製ミシンにするとよい。
に設けた複数の針棒16を上下往復動可能に有すると共
に、該針棒16に取り付けられて針板11上に供給され
る素材Wを切断するカッタ17を、その刃先巾内におい
て複数の先鋭部17cを有するように形成した縫製ミシ
ンとしている。さらに、縫針7を着脱可能に有し上下往
復動される針棒16に、針板11上に供給される素材W
を切断するカッタ17を取り付けると共に、該カッタ1
7が通過する針板11の通穴11aの下方に塵埃等の落
下物を除去する落下物除去装置(18),(19)を設
置した縫製ミシンにするとよい。
【0008】
【作用】以上の構成により、針棒16に取り付けられた
縫針7を外した後該針棒16下端面にカッタ17を直接
的に取り付け、針板11に形成された通穴11a内を通
すことにより針板11上に供給される素材Wを簡単な操
作で切断すると共に、他の針棒16に装着された縫針7
でかがり縫い或いは刺しゅう等の縫製を良好に行うこと
ができる。このときカッタ17の打ち込みピッチはカッ
タ17の刃巾よりやや小さくなるように素材Wを移動さ
せることで行う。
縫針7を外した後該針棒16下端面にカッタ17を直接
的に取り付け、針板11に形成された通穴11a内を通
すことにより針板11上に供給される素材Wを簡単な操
作で切断すると共に、他の針棒16に装着された縫針7
でかがり縫い或いは刺しゅう等の縫製を良好に行うこと
ができる。このときカッタ17の打ち込みピッチはカッ
タ17の刃巾よりやや小さくなるように素材Wを移動さ
せることで行う。
【0009】また、カッタ17の刃先17b巾内に複数
の先鋭部17c,17cを離間させて形成することによ
り、カッタ17が下降するその切断時において、素材W
を該先鋭部17cで点状に押接係止した状態から切断す
るので、薄い布とか繊維の粗い織り方からなる布等の素
材Wの切断時に、刃先17b巾内に接当する縦横に織り
なされた繊維を刃先17bから側方に逃すことなく的確
に捕らえて確実に切断することができる。
の先鋭部17c,17cを離間させて形成することによ
り、カッタ17が下降するその切断時において、素材W
を該先鋭部17cで点状に押接係止した状態から切断す
るので、薄い布とか繊維の粗い織り方からなる布等の素
材Wの切断時に、刃先17b巾内に接当する縦横に織り
なされた繊維を刃先17bから側方に逃すことなく的確
に捕らえて確実に切断することができる。
【0010】また上記通穴11aの下方に素材Wの切断
時の塵埃や打ち抜き時に生ずる切り屑等の落下物を除去
するエア吐出装置(ノズル)18、或いは吸収装置(吸
入管)19等の落下物除去装置を設置したので、落下物
の発生による釜13等への支障を未然に防止すると共に
連続的な切断を良好且つ衛生的に行う。
時の塵埃や打ち抜き時に生ずる切り屑等の落下物を除去
するエア吐出装置(ノズル)18、或いは吸収装置(吸
入管)19等の落下物除去装置を設置したので、落下物
の発生による釜13等への支障を未然に防止すると共に
連続的な切断を良好且つ衛生的に行う。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明による各種のかがり穴(ホール部)1を施
した衣服2を示し、1a,1b,1eはそれぞれ文字
A,B,Cをデザイン化して刺しゅうを施した刺しゅう
部3内に眠り穴ボタン形状のホール部1を設けたボタン
ホールである。1dは後述する図7に示す手順により文
字Rを靴状のデザインとした刺しゅう部3中にボタン用
のホール部1をかがり加工した実施例であり、1eは図
8に示す手順により刺しゅう部3へハート型かがり穴の
ホール部1を形成すると共に、該ホール部1から衣服2
の裏地4を露出させて一連の装飾性を創出した実施例を
示す。
図1は本発明による各種のかがり穴(ホール部)1を施
した衣服2を示し、1a,1b,1eはそれぞれ文字
A,B,Cをデザイン化して刺しゅうを施した刺しゅう
部3内に眠り穴ボタン形状のホール部1を設けたボタン
ホールである。1dは後述する図7に示す手順により文
字Rを靴状のデザインとした刺しゅう部3中にボタン用
のホール部1をかがり加工した実施例であり、1eは図
8に示す手順により刺しゅう部3へハート型かがり穴の
ホール部1を形成すると共に、該ホール部1から衣服2
の裏地4を露出させて一連の装飾性を創出した実施例を
示す。
【0012】1fは衣服2に半月状に切開した穴をかが
り加工をして上記と同様に裏地4を表出させる応用例を
示している。1gは鳩目穴ボタンホールを示す。また、
上記ボタンホール1a,1b,1c,1dはかがり部K
の糸の色を例えば赤,青,黄・・とそれぞれ変えること
により、同一の衣服2中において各ボタンホールの順位
を判別可能にすると共にボタンホールをして装飾化して
いる。さらにこの色替えかがり加工は後述する本発明の
ホール部を形成可能な刺しゅう用ミシンにより、穴開け
とかがり縫いを同工程で行うことにより極めて容易に実
施可能とされるものである。
り加工をして上記と同様に裏地4を表出させる応用例を
示している。1gは鳩目穴ボタンホールを示す。また、
上記ボタンホール1a,1b,1c,1dはかがり部K
の糸の色を例えば赤,青,黄・・とそれぞれ変えること
により、同一の衣服2中において各ボタンホールの順位
を判別可能にすると共にボタンホールをして装飾化して
いる。さらにこの色替えかがり加工は後述する本発明の
ホール部を形成可能な刺しゅう用ミシンにより、穴開け
とかがり縫いを同工程で行うことにより極めて容易に実
施可能とされるものである。
【0013】図2〜図4において既述のような刺しゅう
部分へのかがり穴の形成を可能とする装置例として、多
針型の刺しゅうミシン(縫製ミシン)5を用いる場合の
実施例について説明する。上記縫製ミシン5は周知の構
成よりなり、機体に設置されるヘッド6に上下往復動可
能に設けられた複数(通常6〜12本)の針7を備える
と共に、該針7に各対応する天秤8,第1テンション
9,第2テンション9aをそれぞれ設けて、これらに各
上糸10を一連に通し張設している。
部分へのかがり穴の形成を可能とする装置例として、多
針型の刺しゅうミシン(縫製ミシン)5を用いる場合の
実施例について説明する。上記縫製ミシン5は周知の構
成よりなり、機体に設置されるヘッド6に上下往復動可
能に設けられた複数(通常6〜12本)の針7を備える
と共に、該針7に各対応する天秤8,第1テンション
9,第2テンション9aをそれぞれ設けて、これらに各
上糸10を一連に通し張設している。
【0014】また既述ホール部1及び刺しゅう部3等が
縫製加工される布地、紙、革、可撓性プラスチック等縫
製可能なシート状の素材Wを敷設されて受ける針板11
は、受台12に取付ネジ12aによって着脱可能に取付
けられ、針(縫針)7の通穴11aが形成されている。
13は上糸10に下糸10aを通して係合させる釜であ
り、前記針板11の下方で通穴11aに対向し回転可能
に軸支されている。15は針板11上に載置される素材
Wの浮上がりを防止する周知構成よりなるガイド(布押
さえガイド)である。
縫製加工される布地、紙、革、可撓性プラスチック等縫
製可能なシート状の素材Wを敷設されて受ける針板11
は、受台12に取付ネジ12aによって着脱可能に取付
けられ、針(縫針)7の通穴11aが形成されている。
13は上糸10に下糸10aを通して係合させる釜であ
り、前記針板11の下方で通穴11aに対向し回転可能
に軸支されている。15は針板11上に載置される素材
Wの浮上がりを防止する周知構成よりなるガイド(布押
さえガイド)である。
【0015】上述の縫製ミシン5において、針7は上下
に往復動を行う複数の針棒16の取付穴16a内に着脱
可能に挿入されて取付ネジ16bで固定されている。そ
して図例においてヘッド6に上下往復動可能に設置され
た複数の針棒16,16・・の内、左端部側の針棒16
の一つに(必要によりそれ以上でもよい)その針7を取
り外した後、取付部を共通化させた図4に示すカッタ1
7を素材Wの性状或いは加工具合により適宜選択して取
付けるようにしている。これによりカッタ17が装着さ
れた縫製ミシン5は針7,7・・に各種所望色彩の上糸
10を張架した状態で、予めコンピュータ(不図示)に
プログロム設定された所定のホール形状や刺しゅうパタ
ーン通りに、ホール部1を切断形成すると共にホール部
1のかがり縫い或いは刺しゅうを行なう。
に往復動を行う複数の針棒16の取付穴16a内に着脱
可能に挿入されて取付ネジ16bで固定されている。そ
して図例においてヘッド6に上下往復動可能に設置され
た複数の針棒16,16・・の内、左端部側の針棒16
の一つに(必要によりそれ以上でもよい)その針7を取
り外した後、取付部を共通化させた図4に示すカッタ1
7を素材Wの性状或いは加工具合により適宜選択して取
付けるようにしている。これによりカッタ17が装着さ
れた縫製ミシン5は針7,7・・に各種所望色彩の上糸
10を張架した状態で、予めコンピュータ(不図示)に
プログロム設定された所定のホール形状や刺しゅうパタ
ーン通りに、ホール部1を切断形成すると共にホール部
1のかがり縫い或いは刺しゅうを行なう。
【0016】また他の針7で刺しゅう縫いを行い、その
後ホール部1の穴1hをカッタ17で切開する等任意に
縫製加工をすることができる。この縫製ミシン5には天
秤8と第2テンション9a間に糸切れ検出装置20が設
置されており、糸張り方向(図2矢印)に回動付勢する
ように軸支された回転調子皿21にフック状の張りアー
ム22を設け、該回転調子皿21に巻きつけた上糸10
を張りアーム22に引掛けて張るようにしている。
後ホール部1の穴1hをカッタ17で切開する等任意に
縫製加工をすることができる。この縫製ミシン5には天
秤8と第2テンション9a間に糸切れ検出装置20が設
置されており、糸張り方向(図2矢印)に回動付勢する
ように軸支された回転調子皿21にフック状の張りアー
ム22を設け、該回転調子皿21に巻きつけた上糸10
を張りアーム22に引掛けて張るようにしている。
【0017】そして縫製作業中において上糸10が切れ
たとき、前記張りアーム22はその糸張り力が解かれて
上方に回動することにより、運転停止用の接点23に接
当して縫製ミシン5の運転を停止する安全装置としてい
る。また実施例ではこの糸切れ検出装置20の内、カッ
タ17を取付けた針棒16に対応する回転調子皿21に
は糸を巻きつけることなく、検出解除用の係止具として
別途用意した係止糸24を張りアーム22に引掛けて、
該張りアーム22を下方に引きながら糸ガイド6aに結
び固定することにより前記張りアーム22と接点23と
を離間させて、縫製ミシン5の既設の構成を具合よく活
用して再復帰可能に簡単な操作で的確な運転状態に維持
するようにしている。
たとき、前記張りアーム22はその糸張り力が解かれて
上方に回動することにより、運転停止用の接点23に接
当して縫製ミシン5の運転を停止する安全装置としてい
る。また実施例ではこの糸切れ検出装置20の内、カッ
タ17を取付けた針棒16に対応する回転調子皿21に
は糸を巻きつけることなく、検出解除用の係止具として
別途用意した係止糸24を張りアーム22に引掛けて、
該張りアーム22を下方に引きながら糸ガイド6aに結
び固定することにより前記張りアーム22と接点23と
を離間させて、縫製ミシン5の既設の構成を具合よく活
用して再復帰可能に簡単な操作で的確な運転状態に維持
するようにしている。
【0018】次に図4においてカッタ17の各種実施例
について説明する。同図(A),(B),(C),
(G)はカッタ軸17aの下端に形成した刃先17bを
ナイフ状に形成したものを示し、同図(C)及び(G)
はカッタ軸17a下端の刃先17b巾内に複数の先鋭部
17c,17cを離間させて形成することにより、カッ
タ17が下降するその切断時において、素材Wを該先鋭
部17cで点状に押接係止した状態から切断することが
できるようにしたので、特に薄い布とか繊維の粗い織り
方からなる布等の切断時に、刃先17b巾内に接当する
縦横に織りなされた繊維を刃先17bから側方に逃すこ
となく的確に捕らえて確実に切断することができる特徴
がある。また同図(D)のカッタ17は縦横十字状の刃
先17bを形成して、縦方向及び横方向の繊維を的確に
切断するようにしている。
について説明する。同図(A),(B),(C),
(G)はカッタ軸17aの下端に形成した刃先17bを
ナイフ状に形成したものを示し、同図(C)及び(G)
はカッタ軸17a下端の刃先17b巾内に複数の先鋭部
17c,17cを離間させて形成することにより、カッ
タ17が下降するその切断時において、素材Wを該先鋭
部17cで点状に押接係止した状態から切断することが
できるようにしたので、特に薄い布とか繊維の粗い織り
方からなる布等の切断時に、刃先17b巾内に接当する
縦横に織りなされた繊維を刃先17bから側方に逃すこ
となく的確に捕らえて確実に切断することができる特徴
がある。また同図(D)のカッタ17は縦横十字状の刃
先17bを形成して、縦方向及び横方向の繊維を的確に
切断するようにしている。
【0019】同図(E),(F)はカッタ軸17aの下
端面に凹状のスリット17dを設け、その全周を刃先1
7bとした打抜きポンチ状のカッタ17を示す。このカ
ッタ17の場合には図(F)に示すように打抜き用の雌
型11bを用いて切断する。即ちその一例として図3
(B)に示す針板11には、通穴11a部分に打抜き用
の雌型11bを装着して、両者間に供給される素材Wに
丸孔を重ねた状態に連続的に打ち抜き適確に切断するこ
とができる。上述した各カッタ17の刃先17bの径は
針7の軸径が通常1.62ミリ程度であるところこれと
同径にし、また長さも針7と略同長或いはこれよりやや
短く形成して通穴11a下方の釜13より離間させ、針
棒16下端面の取付穴16a内に針7と同様に直接的に
取付け可能としている。尚カッタ17のカッタ軸17a
端に凹部を形成し針棒16下端面を外嵌するようにとり
つけてもよい。
端面に凹状のスリット17dを設け、その全周を刃先1
7bとした打抜きポンチ状のカッタ17を示す。このカ
ッタ17の場合には図(F)に示すように打抜き用の雌
型11bを用いて切断する。即ちその一例として図3
(B)に示す針板11には、通穴11a部分に打抜き用
の雌型11bを装着して、両者間に供給される素材Wに
丸孔を重ねた状態に連続的に打ち抜き適確に切断するこ
とができる。上述した各カッタ17の刃先17bの径は
針7の軸径が通常1.62ミリ程度であるところこれと
同径にし、また長さも針7と略同長或いはこれよりやや
短く形成して通穴11a下方の釜13より離間させ、針
棒16下端面の取付穴16a内に針7と同様に直接的に
取付け可能としている。尚カッタ17のカッタ軸17a
端に凹部を形成し針棒16下端面を外嵌するようにとり
つけてもよい。
【0020】またカッタ17の刃先17bはその軸径よ
りも大径にしてもよくこの場合にはミシン縫いされる
際、針7の通穴11aに対し支障の生じない大きさにす
ることが望まれ、必要により雌型11a部分を径の異な
るものに着脱可能に構成してもよい。また上記通穴11
aの下方には釜13との間に、素材Wの切断時の塵埃や
打ち抜き時に生ずる切り屑等の落下物を除去するエア吐
出装置(ノズル)18、或いは吸収装置(吸入管)19
等の落下物除去装置を設置して、落下物の発生による釜
13等への支障を未然に防止すると共に連続的な切断を
良好に行うようにしている。またその結果下糸10aを
良好に供給できて性能のよい縫製作業を可能にすること
ができる。
りも大径にしてもよくこの場合にはミシン縫いされる
際、針7の通穴11aに対し支障の生じない大きさにす
ることが望まれ、必要により雌型11a部分を径の異な
るものに着脱可能に構成してもよい。また上記通穴11
aの下方には釜13との間に、素材Wの切断時の塵埃や
打ち抜き時に生ずる切り屑等の落下物を除去するエア吐
出装置(ノズル)18、或いは吸収装置(吸入管)19
等の落下物除去装置を設置して、落下物の発生による釜
13等への支障を未然に防止すると共に連続的な切断を
良好に行うようにしている。またその結果下糸10aを
良好に供給できて性能のよい縫製作業を可能にすること
ができる。
【0021】以上のように構成した縫製ミシン5でボタ
ン用のホール部1を成形加工する態様について説明す
る。先ず、図5においてホール部1を後メス加工で成形
する縫製手順の一実施例について述べる。この場合には
先ず同図(A)に示すように、ボタン(不図示)が挿入
係止される穴1hの穿設予定部分の周囲の輪郭R1と、
かがり縫いが施されるかがり部Kの輪郭Rとの間で補強
糸30を備えた針7で補強縫いを行なう。そして同図
(B)に示すようにかがり糸31を備えた針7によっ
て、輪郭R,R1に沿って補強糸30を横断しながらジ
グザグにかがり縫いを行ってかがり部Kを形成する。
ン用のホール部1を成形加工する態様について説明す
る。先ず、図5においてホール部1を後メス加工で成形
する縫製手順の一実施例について述べる。この場合には
先ず同図(A)に示すように、ボタン(不図示)が挿入
係止される穴1hの穿設予定部分の周囲の輪郭R1と、
かがり縫いが施されるかがり部Kの輪郭Rとの間で補強
糸30を備えた針7で補強縫いを行なう。そして同図
(B)に示すようにかがり糸31を備えた針7によっ
て、輪郭R,R1に沿って補強糸30を横断しながらジ
グザグにかがり縫いを行ってかがり部Kを形成する。
【0022】次に同図(C)に示すようにカッタ17を
上記かがり部K内の間隙部に連続的に打ち込み、素材W
を切断し或いは打ち抜いて直線上の穴1hを穿設する。
このときカッタ17の打ち込みピッチはカッタ17の刃
巾よりやや小さくなるように素材Wを移動させることで
行う。尚、素材Wは周知の刺しゅうミシンに用いられて
いる素材Wの取付枠(不図示)を縦横に移動することで
行われている。また図中において太実線は現工程線分を
表し細実線は既工程線分を表す。また黒点P部分は針7
の打ち込み点を模式的に示している。
上記かがり部K内の間隙部に連続的に打ち込み、素材W
を切断し或いは打ち抜いて直線上の穴1hを穿設する。
このときカッタ17の打ち込みピッチはカッタ17の刃
巾よりやや小さくなるように素材Wを移動させることで
行う。尚、素材Wは周知の刺しゅうミシンに用いられて
いる素材Wの取付枠(不図示)を縦横に移動することで
行われている。また図中において太実線は現工程線分を
表し細実線は既工程線分を表す。また黒点P部分は針7
の打ち込み点を模式的に示している。
【0023】次に図6においてホール部1を先メス加工
で形成する縫製手順の実施例について述べる。同図
(A)で前述図5(A)と同様に補強縫いが行われた素
材Wは、同図(B)においてかがり縫いを行う前工程に
おいて、カッタ17により穴1hが穿設形成される。そ
して同図(C)に示すように開設された穴1hの内周と
輪郭R間をジグザグにかがり縫いを行ってかがり部Kを
構成し、完成されたホール部1が形成される。
で形成する縫製手順の実施例について述べる。同図
(A)で前述図5(A)と同様に補強縫いが行われた素
材Wは、同図(B)においてかがり縫いを行う前工程に
おいて、カッタ17により穴1hが穿設形成される。そ
して同図(C)に示すように開設された穴1hの内周と
輪郭R間をジグザグにかがり縫いを行ってかがり部Kを
構成し、完成されたホール部1が形成される。
【0024】また長さの長い穴1hを有するホール部1
を形成する場合には、長い穴の全長を先に穿設してしま
うと、該穴は拡開したり歪むことにより適正な位置にか
がり縫いができず仕上がり精度を悪くする問題がある。
そこでこの様な場合には同図(D)〜(G)に示す縫製
方法により前記同図(B),(C)工程を所定区画に繰
り返しながら縫製加工を行うことにより、精度の良いホ
ール部1の加工を能率良く正確に遂行できる特徴があ
る。即ち、同図(D)において前段区画のホール部1を
形成した後、次位区画の穴1hの穿設をカッタ17の上
下往復動で行った後に、該穴1hを再び同図(C)と同
様にかがり縫いを行ってかがり部Kを形成し、さらに次
の穴1hの穿設及びかがり縫いを同図(F)〜(G)の
ように繰り返して行い、長大なホール部1の穴あけ及び
かがり縫いを精度良く良好に行うことができる。
を形成する場合には、長い穴の全長を先に穿設してしま
うと、該穴は拡開したり歪むことにより適正な位置にか
がり縫いができず仕上がり精度を悪くする問題がある。
そこでこの様な場合には同図(D)〜(G)に示す縫製
方法により前記同図(B),(C)工程を所定区画に繰
り返しながら縫製加工を行うことにより、精度の良いホ
ール部1の加工を能率良く正確に遂行できる特徴があ
る。即ち、同図(D)において前段区画のホール部1を
形成した後、次位区画の穴1hの穿設をカッタ17の上
下往復動で行った後に、該穴1hを再び同図(C)と同
様にかがり縫いを行ってかがり部Kを形成し、さらに次
の穴1hの穿設及びかがり縫いを同図(F)〜(G)の
ように繰り返して行い、長大なホール部1の穴あけ及び
かがり縫いを精度良く良好に行うことができる。
【0025】上述したホール部1は複数の針7を有する
刺しゅう機の如き縫製ミシン5において、その針棒16
部分に装着される針7の軸部と、取付部を共通に形成し
たカッタ17を着脱可能に装着することによって、同一
の縫製機5において素材Wの穴あけとかがり縫いを一挙
に行うことができて、素材Wを工程毎に改めて針板11
上に敷設セットし直すことなく、初回の敷設セット状態
のまま連続して一連のホール部1の成形加工を可能にす
ることができる。尚、本実施例によれば縫製ミシン5の
プログラムを変更するだけで素材Wの先メス及び後メス
加工並びに穴1hの形状や大きさを任意に簡単な操作で
設定できる。
刺しゅう機の如き縫製ミシン5において、その針棒16
部分に装着される針7の軸部と、取付部を共通に形成し
たカッタ17を着脱可能に装着することによって、同一
の縫製機5において素材Wの穴あけとかがり縫いを一挙
に行うことができて、素材Wを工程毎に改めて針板11
上に敷設セットし直すことなく、初回の敷設セット状態
のまま連続して一連のホール部1の成形加工を可能にす
ることができる。尚、本実施例によれば縫製ミシン5の
プログラムを変更するだけで素材Wの先メス及び後メス
加工並びに穴1hの形状や大きさを任意に簡単な操作で
設定できる。
【0026】上記ホール部1の加工は素材Wに対して刺
しゅう部3を施す前に任意に行うことができるが、刺し
ゅう部3を有する場合にはホール部1と刺しゅう部3を
極めて近接させたり、刺しゅう部3内にホール部1を形
成して、ホール部1を刺しゅう部3のデザイン模様の一
部或いは全体として表現させて、ボタンホール等の実用
的機能を併有する他、新規な装飾的作用効果を創出可能
にすることができるものである。
しゅう部3を施す前に任意に行うことができるが、刺し
ゅう部3を有する場合にはホール部1と刺しゅう部3を
極めて近接させたり、刺しゅう部3内にホール部1を形
成して、ホール部1を刺しゅう部3のデザイン模様の一
部或いは全体として表現させて、ボタンホール等の実用
的機能を併有する他、新規な装飾的作用効果を創出可能
にすることができるものである。
【0027】以下にこの実施例として示す図7,8につ
いて説明する。図7は文字Rを形どった靴形状の輪郭線
内に刺しゅう部3を施すと共に、その内部にボタン用の
ホール部1を形成する加工手順の一例を示す。これによ
れば縫製ミシン5の受台12に敷設セットされ針板11
上に供給される素材Wは、同図(A)において外側刺し
ゅう部3aの刺しゅうが行われた後、同図(B)に示す
ように穴1hに近隣する刺しゅう部3の一端を、かがり
部の輪郭R内に入り込む位置まで刺しゅうを行う。そし
て同図(C)において、補強糸30により既述と同様な
補強縫いを穴1h周りに行った後、同図(D)に示すよ
うにかがり縫いに先立って、カッタ17の上下往復動に
より直線上の眠り穴ボタンホールとなる穴1hを所定の
長さまで切断する。このとき穴1hは刺しゅう部3に対
し位置ずれを生ずることなく正確に穴あけを遂行され
る。
いて説明する。図7は文字Rを形どった靴形状の輪郭線
内に刺しゅう部3を施すと共に、その内部にボタン用の
ホール部1を形成する加工手順の一例を示す。これによ
れば縫製ミシン5の受台12に敷設セットされ針板11
上に供給される素材Wは、同図(A)において外側刺し
ゅう部3aの刺しゅうが行われた後、同図(B)に示す
ように穴1hに近隣する刺しゅう部3の一端を、かがり
部の輪郭R内に入り込む位置まで刺しゅうを行う。そし
て同図(C)において、補強糸30により既述と同様な
補強縫いを穴1h周りに行った後、同図(D)に示すよ
うにかがり縫いに先立って、カッタ17の上下往復動に
より直線上の眠り穴ボタンホールとなる穴1hを所定の
長さまで切断する。このとき穴1hは刺しゅう部3に対
し位置ずれを生ずることなく正確に穴あけを遂行され
る。
【0028】この後同図(E)に示すように、穴1hの
内周と刺しゅうされた輪郭Rとの間をジグザグにかがり
縫いを行ってかがり部Kを形成する。従って、かがり部
Kは一連の刺しゅう作業工程中において前記輪郭R内に
刺しゅうを行った後、かがり部Kにラップ(重合)させ
た刺しゅう部3上から、かがり糸31用の針7を打ち込
んで密度の高いジグザグなかがり縫いを行って、この部
を固めるようにされるので、穴1hの近くで刺しゅう部
3の端が強固に縫製されることとなる。それ故、繰り返
して行われるボタンの係脱によってかがり部並びに刺し
ゅう部3がほつれたり糸切れを生ずることなく、長期間
にわたり品質を維持して良好に使用することができる。
内周と刺しゅうされた輪郭Rとの間をジグザグにかがり
縫いを行ってかがり部Kを形成する。従って、かがり部
Kは一連の刺しゅう作業工程中において前記輪郭R内に
刺しゅうを行った後、かがり部Kにラップ(重合)させ
た刺しゅう部3上から、かがり糸31用の針7を打ち込
んで密度の高いジグザグなかがり縫いを行って、この部
を固めるようにされるので、穴1hの近くで刺しゅう部
3の端が強固に縫製されることとなる。それ故、繰り返
して行われるボタンの係脱によってかがり部並びに刺し
ゅう部3がほつれたり糸切れを生ずることなく、長期間
にわたり品質を維持して良好に使用することができる。
【0029】尚、この場合にも穴1hは素材或いは加工
手順の状況や都合により、先メス及び後メス加工を適宜
選択して行うことができる。また図例ではボタンホール
を眠り穴としたが鳩目穴にしてもよい。また上記した輪
郭Rと刺しゅう部3とのラップ部分は刺しゅうの模様に
よって、ホール部1のかがり部Kにその一部のみをラッ
プさせて縫製することも任意に行われるものである。さ
らに同図(F)はホール部1の上下端部の外周円に刺し
ゅう部3bを施した状態を示し、これにより所期のホー
ル部1付きの刺しゅう模様の全体デザインを完成してい
る。
手順の状況や都合により、先メス及び後メス加工を適宜
選択して行うことができる。また図例ではボタンホール
を眠り穴としたが鳩目穴にしてもよい。また上記した輪
郭Rと刺しゅう部3とのラップ部分は刺しゅうの模様に
よって、ホール部1のかがり部Kにその一部のみをラッ
プさせて縫製することも任意に行われるものである。さ
らに同図(F)はホール部1の上下端部の外周円に刺し
ゅう部3bを施した状態を示し、これにより所期のホー
ル部1付きの刺しゅう模様の全体デザインを完成してい
る。
【0030】次に図8において、ホール部1を大きく開
設した任意形状のデザインとする一例として、ハート型
に縫製する例について説明する。同図(A)は上記ホー
ル部1を刺しゅう部3内に施した衣服2を示し、該ホー
ル部1は同図(B)〜(G)に示す工程で形成される。
同図(B)はハート形のホール部1の輪郭R,R1間を
補強糸30でかがり縫いを行う状態を示す。そして同図
(C)において穴1hの対辺或いは対角をかかり糸31
で連結するように補助張り33を適数施すことにより、
後工程で穴1hが切開される際にその形くずれを生じさ
せないようにしている。
設した任意形状のデザインとする一例として、ハート型
に縫製する例について説明する。同図(A)は上記ホー
ル部1を刺しゅう部3内に施した衣服2を示し、該ホー
ル部1は同図(B)〜(G)に示す工程で形成される。
同図(B)はハート形のホール部1の輪郭R,R1間を
補強糸30でかがり縫いを行う状態を示す。そして同図
(C)において穴1hの対辺或いは対角をかかり糸31
で連結するように補助張り33を適数施すことにより、
後工程で穴1hが切開される際にその形くずれを生じさ
せないようにしている。
【0031】次に同図(D)に示すように、カッタ17
により穴1hを輪郭R1に沿って切断する。このとき補
助張り33と輪郭R1との連結点33a,33a・・は
切断しないで残しておき、ホール部1の全周のかがり縫
いを完了した後にハサミ又はナイフ等の刃物で手切りを
行うようにする。そして同図(E)において、輪郭Rと
切開された輪郭R1間をかがり縫いした後、同図(F)
で前記補助張り33の各連結点33aを手切り又はカッ
タ17で切断して切り離すことにより、ホール部1は径
大で任意形状の同図(G)に示すように完成される。
により穴1hを輪郭R1に沿って切断する。このとき補
助張り33と輪郭R1との連結点33a,33a・・は
切断しないで残しておき、ホール部1の全周のかがり縫
いを完了した後にハサミ又はナイフ等の刃物で手切りを
行うようにする。そして同図(E)において、輪郭Rと
切開された輪郭R1間をかがり縫いした後、同図(F)
で前記補助張り33の各連結点33aを手切り又はカッ
タ17で切断して切り離すことにより、ホール部1は径
大で任意形状の同図(G)に示すように完成される。
【0032】上記ホール部1の成形においては、同図
(D)に示す工程でカッタ17による穴1hの切断を行
う先メス加工の事例について説明したが、後メス加工で
行う場合には同図(F)のかがり縫い後に穴1hの全周
を一挙に切断するようにしてもよい。尚、上記ホール部
1が形成された表地の素材Wに裏地4を重ねて、該ホー
ル部1から裏地4を露出させることにより本願のホール
部に合わせて装飾を格段に効果的なものとすることがで
きる。このとき穴1hあけを完了した同図(E)におい
て表地を裏地に重ねて共にかがり縫いを行うことにより
簡単に完成することができる。また裏地4部分にボタン
ホール等のホール部1を既述と同様に形成してもよい。
(D)に示す工程でカッタ17による穴1hの切断を行
う先メス加工の事例について説明したが、後メス加工で
行う場合には同図(F)のかがり縫い後に穴1hの全周
を一挙に切断するようにしてもよい。尚、上記ホール部
1が形成された表地の素材Wに裏地4を重ねて、該ホー
ル部1から裏地4を露出させることにより本願のホール
部に合わせて装飾を格段に効果的なものとすることがで
きる。このとき穴1hあけを完了した同図(E)におい
て表地を裏地に重ねて共にかがり縫いを行うことにより
簡単に完成することができる。また裏地4部分にボタン
ホール等のホール部1を既述と同様に形成してもよい。
【0033】
【考案の効果】本発明は上記の手段により以下の技術的
効果を奏することができる。 1)上下往復動される複数の針棒に取り付けられる縫針
と、取付部を共通にしたカッタを該針棒の下端面に直接
的に取り付けると共に、縫製ミシンに既設の針板に形成
された通穴と同じ位置の通穴にカッタを通すことによ
り、縫製作業と同工程で素材を切断するようにしたの
で、既製の縫製ミシンをして簡単且つ速やかに切断或い
は穴あけ可能な縫製作業機として操作し易く使用するこ
とができ、装飾性が高く精度のよい縫製加工を能率よく
便利に行うことができる。
効果を奏することができる。 1)上下往復動される複数の針棒に取り付けられる縫針
と、取付部を共通にしたカッタを該針棒の下端面に直接
的に取り付けると共に、縫製ミシンに既設の針板に形成
された通穴と同じ位置の通穴にカッタを通すことによ
り、縫製作業と同工程で素材を切断するようにしたの
で、既製の縫製ミシンをして簡単且つ速やかに切断或い
は穴あけ可能な縫製作業機として操作し易く使用するこ
とができ、装飾性が高く精度のよい縫製加工を能率よく
便利に行うことができる。
【0034】また上記カッタは針棒の下端部で偏位させ
ることなく直接的に取り付けて、縫針と同様な上下運動
で曲線を含む任意な形状の穴を的確且つ容易に切断する
ことができるので、ボタンホール等の小さな穴を刺しゅ
う部に精度よく形成することができると共に、かがり穴
の形成や穴付き刺しゅう部の形成にあたり位置ずれを生
ずることなく精度のよい穴あけと縫製作業を行うことが
できる。
ることなく直接的に取り付けて、縫針と同様な上下運動
で曲線を含む任意な形状の穴を的確且つ容易に切断する
ことができるので、ボタンホール等の小さな穴を刺しゅ
う部に精度よく形成することができると共に、かがり穴
の形成や穴付き刺しゅう部の形成にあたり位置ずれを生
ずることなく精度のよい穴あけと縫製作業を行うことが
できる。
【0035】従って、縫製ミシンとして既存の刺しゅう
機を用いることが簡単に可能となり、刺しゅう工程中に
おいて穴開け或いは切断ができて、能率よく作業を行う
ことができると共に、多様な刺しゅうデザインの展開が
可能となる。また、上記かがり穴は衣服及びバッグ類等
のボタン或いは紐等の係合用の穴とすることにより、実
用性と装飾性を兼ねた優れたデザインにすることができ
る特徴がある。さらに、上記カッタは長さ及び取付け軸
の径を縫針と同じ大きさに形成する場合には、縫針が装
着される針棒下端面の取付穴に直接的に取り付けること
ができてより便利に使用することができる。
機を用いることが簡単に可能となり、刺しゅう工程中に
おいて穴開け或いは切断ができて、能率よく作業を行う
ことができると共に、多様な刺しゅうデザインの展開が
可能となる。また、上記かがり穴は衣服及びバッグ類等
のボタン或いは紐等の係合用の穴とすることにより、実
用性と装飾性を兼ねた優れたデザインにすることができ
る特徴がある。さらに、上記カッタは長さ及び取付け軸
の径を縫針と同じ大きさに形成する場合には、縫針が装
着される針棒下端面の取付穴に直接的に取り付けること
ができてより便利に使用することができる。
【0036】2)カッタの刃先巾内に形成した複数の先
鋭部により、カッタが下降するその切断時において、素
材を該先鋭部で的確に押接係止した状態から切断するこ
とができるので、布等の切断時に繊維を刃先から側方に
逃すことなく的確に捕らえて確実に切断することができ
るので、縫針と同じ上下往復動作で曲線を含む任意な形
状の穴を装飾性を損なうことなく綺麗に形成することが
できる。また、上記先鋭部により切れ味を長期的に維持
することができるので、この種装置のカッタとして耐久
性及び取扱性を高め最適化することができる。
鋭部により、カッタが下降するその切断時において、素
材を該先鋭部で的確に押接係止した状態から切断するこ
とができるので、布等の切断時に繊維を刃先から側方に
逃すことなく的確に捕らえて確実に切断することができ
るので、縫針と同じ上下往復動作で曲線を含む任意な形
状の穴を装飾性を損なうことなく綺麗に形成することが
できる。また、上記先鋭部により切れ味を長期的に維持
することができるので、この種装置のカッタとして耐久
性及び取扱性を高め最適化することができる。
【0037】3)カッタが通る針板の通穴下方に設けた
落下物除去装置により、切断時の塵埃や切り屑等の落下
物を的確に除去することができるので、針板の下方に位
置する釜等の機器への支障を未然に防止すると共に、こ
の部近隣を清浄な環境に維持することができ連続的な切
断を良好に行うことができる。また下糸の供給を良好に
行うことができて性能のよい縫製作業を可能にすること
ができる。
落下物除去装置により、切断時の塵埃や切り屑等の落下
物を的確に除去することができるので、針板の下方に位
置する釜等の機器への支障を未然に防止すると共に、こ
の部近隣を清浄な環境に維持することができ連続的な切
断を良好に行うことができる。また下糸の供給を良好に
行うことができて性能のよい縫製作業を可能にすること
ができる。
【図1】本発明により製作される衣服の実施例を示す正
面図。
面図。
【図2】縫製ミシンの要部を示す正面図。
【図3】(A)は図2の一部を破断して示す側面図。
(B)は同図(A)のカッタの取付け状態及び作用を示
す拡大断面図。
(B)は同図(A)のカッタの取付け状態及び作用を示
す拡大断面図。
【図4】(A)〜(G)はカッタの各実施例を示す正面
及び側面図。
及び側面図。
【図5】かがり穴の成形方法の実施例を示し、(A)は
補強縫いを示す平面図。(B)はかがり縫いを示す平面
図。(C)は穴あけ工程を示す平面図。
補強縫いを示す平面図。(B)はかがり縫いを示す平面
図。(C)は穴あけ工程を示す平面図。
【図6】かがり穴の成形方法の別の実施例を示し、
(A)は補強縫いを示す平面図。(B)は穴あけ工程を
示す平面図。(C)はかがり縫いを示す平面図。(D)
は穴あけ工程を示す平面図。(E)はかがり縫いを示す
平面図。(F)は穴あけ工程を示す平面図。(G)はか
がり縫いを示す平面図。
(A)は補強縫いを示す平面図。(B)は穴あけ工程を
示す平面図。(C)はかがり縫いを示す平面図。(D)
は穴あけ工程を示す平面図。(E)はかがり縫いを示す
平面図。(F)は穴あけ工程を示す平面図。(G)はか
がり縫いを示す平面図。
【図7】刺しゅう部におけるかがり穴の成形方法の実施
例を示し、(A)は外側刺しゅう部の縫製状態を示す平
面図。(B)は刺しゅう部を示す平面図。(C)は補強
縫いを示す平面図。(D)は穴あけ工程を示す平面図。
(E)はかがり縫いを示す平面図。(F)は上記の完成
状態を示す平面図。
例を示し、(A)は外側刺しゅう部の縫製状態を示す平
面図。(B)は刺しゅう部を示す平面図。(C)は補強
縫いを示す平面図。(D)は穴あけ工程を示す平面図。
(E)はかがり縫いを示す平面図。(F)は上記の完成
状態を示す平面図。
【図8】かがり穴の成形方法の別の実施例を示し、
(A)はかがり穴が形成された衣服を示す平面図。
(B)はかがり穴の補強縫い工程を示す平面図。(C)
は補助張り縫いを示す平面図。(D)は穴あけ工程を示
す平面図。(E)はかがり縫いを示す平面図。(F)は
穴あけ切断工程を示す平面図。(G)は上記かがり穴の
完成状態を示す平面図。
(A)はかがり穴が形成された衣服を示す平面図。
(B)はかがり穴の補強縫い工程を示す平面図。(C)
は補助張り縫いを示す平面図。(D)は穴あけ工程を示
す平面図。(E)はかがり縫いを示す平面図。(F)は
穴あけ切断工程を示す平面図。(G)は上記かがり穴の
完成状態を示す平面図。
1h 穴 7 針(縫針) 10 上糸 11 針板 11a 通穴 16 針棒 16a 取付穴 17 カッタ 17a カッタ軸 17b 刃先 17c 先鋭部 18,19 落下物除去装置 W 素材
Claims (3)
- 【請求項1】 下端面に縫針(7)を着脱可能に有する
複数の針棒(16)を上下往復動可能に設けた縫製ミシ
ン(5)において、任意の針棒(16)に取り付けられ
た縫針(7)を外した後、該針棒(16)の下端面にカ
ッタ(17)を直接的に取り付けて、針板(11)に形
成された通穴(11a)内を通すことにより、針板(1
1)上に供給される素材(W)を切断すると共に、他の
針棒(16)に装着された縫針(7)でかがり縫い或い
は刺しゅう等の縫製を行うことを特徴とする素材の部分
切断を伴う縫製方法。 - 【請求項2】 針棒(16)端に縫針(7)を着脱可能
に設けた複数の針棒(16)を上下往復動可能に有する
と共に、該針棒(16)に取り付けられて針板(11)
上に供給される素材(W)を切断するカッタ(17)
を、その刃先巾内において複数の先鋭部(17c)を有
するように形成したことを特徴とする縫製用ミシン。 - 【請求項3】 縫針(7)を着脱可能に有し上下往復動
される針棒(16)に、針板(11)上に供給される素
材(W)を切断するカッタ(17)を取り付けると共
に、該カッタ(17)が通過する針板(11)の通穴
(11a)の下方に塵埃等の落下物を除去する落下物除
去装置(18),(19)を設置したことを特徴とする
縫製用ミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310294A JPH07204375A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 素材の部分切断を伴う縫製方法及び縫製用ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310294A JPH07204375A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 素材の部分切断を伴う縫製方法及び縫製用ミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204375A true JPH07204375A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11823795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1310294A Pending JPH07204375A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 素材の部分切断を伴う縫製方法及び縫製用ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07204375A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998024962A1 (en) * | 1995-11-30 | 1998-06-11 | Confezione Venere Di Ciapparelli Vanna | Needle-like scissors tool for use in embroidery and the like for openwork techniques of cutwork adapted to transform a needle carrier rod |
JP2003071166A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Juki Corp | ミシン |
JP2006326019A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Juki Corp | 穴かがりミシン |
EP1985736A1 (de) * | 2007-04-20 | 2008-10-29 | Lässer AG | Verfahren zum Applizieren von flächigen Materialstücken, sowie Schneidvorrichtung und Stickmaschine zur Durchführung des Verfahrens |
JP2009006195A (ja) * | 1999-05-07 | 2009-01-15 | Juki Corp | ボタン穴かがりミシン |
EP2172585A1 (de) * | 2008-09-04 | 2010-04-07 | BERNINA International AG | Vorrichtung und Verfahren zum Schneiden von textilen und nicht-textilen Flächengebilden |
ITFI20130256A1 (it) * | 2013-10-23 | 2015-04-24 | Del Vecchia S P A | Corredo per la trasformazione di una macchina da cucire elettronica in una perforatrice programmabile |
-
1994
- 1994-01-12 JP JP1310294A patent/JPH07204375A/ja active Pending
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