JPH10323469A - プログラム式電子ミシン - Google Patents

プログラム式電子ミシン

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JPH10323469A
JPH10323469A JP9136878A JP13687897A JPH10323469A JP H10323469 A JPH10323469 A JP H10323469A JP 9136878 A JP9136878 A JP 9136878A JP 13687897 A JP13687897 A JP 13687897A JP H10323469 A JPH10323469 A JP H10323469A
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JP
Japan
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sewing
image data
program
sewing machine
pattern
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Application number
JP9136878A
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English (en)
Inventor
Kazuji Inoue
和司 井上
信次 ▲吉▼田
Shinji Yoshida
Yoshihiro Hara
由浩 原
Minoru Yamaguchi
稔 山口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫製プログラムの内容を簡便な方法で確認す
ることのできるプログラム式電子ミシンを提供するこ
と。 【解決手段】 プログラム式電子ミシンは、ミシン本体
側において、FDDから縫製プログラムを読み込み、画
像データ作製処理を実行し、その画像データをプログラ
マー22へ送信する処理を、必要数の画像データを送信
するまで繰り返す(S102〜108)。これを受け
て、ミシン本体とは別体のプログラマーは、縫いパター
ンをLCDに一覧表示し、その1つを利用者に選択さ
せ、選択されたら、その旨を示すファイル選択信号を送
信してくる。そこで、ミシン本体側では、プログラマー
からの指令信号を受信するまで待機し、ファイル選択信
号であれば、その信号中で指定されたデータファイルに
対して、ファイルアクセス処理を行う(S110〜11
4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム式電子
ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、事前に作製された縫製プログ
ラムに従って、布送り機構や縫針駆動機構の動作を自動
制御するプログラム式電子ミシンが知られている。この
種のプログラム式電子ミシン(以下、単にミシンともい
う)は、動作モードとして、実際に縫製を行うための縫
製モードの他に、縫製プログラムを作製するためのプロ
グラム作製モードを備えている。そして、このプログラ
ム作製モードにおいて、例えば、利用者がキー入力装置
などを使って、縫い方の種類(例えば、直線縫い、曲線
縫い、千鳥縫いなど)、いくつかの針落点(例えば、縫
製開始点および縫製終了点、必要に応じて中間点)、あ
るいは縫目のピッチなど、始点から終点に至る縫製経路
を特定するのに必要な諸条件を指定すると、それらの諸
条件に基づいて、縫製時に必要な縫製プログラムが、ミ
シンの内蔵するメモリ上に作製されるようになってい
た。
【0003】また、この種のミシンは、通常、フレキシ
ブルディスク装置などの補助記憶装置を備えており、フ
レキシブルディスクカートリッジなどの記憶媒体に、上
記メモリ上の縫製プログラムをデータファイル化して保
存することができた。そして、このようなデータファイ
ルには、個々のデータファイルを識別するための識別子
として、例えば固有の番号等が付与され、その番号等を
利用者が指定することにより、記憶媒体中の多数のデー
タファイルの中から1つのデータファイルだけをアクセ
ス対象に特定して、例えば、縫製プログラムの読み出
し、データファイルの削除といったファイルアクセス処
理ができるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプログラム式電子ミシンによれば、記憶媒体に多数
のデータファイルが保存されている場合、データファイ
ルの記憶内容とデータファイルに付与された番号等との
対応関係を利用者が忘れてしまうと、必要な縫製プログ
ラムを見つけることが困難になり、例えば、適当なデー
タファイルから縫製プログラムを読み出して試し縫いを
行う、といった手間のかかる方法でしか、データファイ
ルの記憶内容を確認することができなかった。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、縫製プログラムの内容を
簡便な方法で確認することのできるプログラム式電子ミ
シンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段、および発明の効果】上述
の目的を達成するために、本発明は、請求項1記載の通
り、縫製プログラムに従って縫製時の動作が制御され、
被縫製物上に設定される所定サイズの縫製領域内で所定
の縫いパターンを描くように縫製可能なプログラム式電
子ミシンにおいて、ドットマトリクス状に配列された画
素で構成される画像を画面上に表示可能な画像表示装置
と、縫製プログラム中の座標データに基づいて、当該縫
製プログラムによる縫いパターンを表す画像データを作
製する画像データ作製手段と、該画像データ作製手段に
よって作製された画像データに基づいて、前記画像表示
装置の画面上に設定される所定サイズの表示領域内に、
前記縫いパターンを表示する縫いパターン表示手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】この種のプログラム式電子ミシンにおい
て、縫製プログラムには、一般に、針落点に対応する座
標データが、縫製開始点から縫製終了点に至る順序で含
まれており、この縫製プログラムによって描かれる縫い
パターンは、針落点を順に結ぶ糸によって形成される。
そこで、本発明のプログラム式電子ミシンにおいて、上
記画像データ作製手段が縫製プログラムによる縫いパタ
ーンを表す画像データを作製するに当たっては、例え
ば、針落点に相当する点を順に直線で結んだ画像となる
画像データを、縫製プログラム中の座標データに基づい
て作製すればよい。但し、ここでいう直線は、厳密な意
味での直線でなくても、画像表示装置の解像度に応じた
直線に近い並びのドット列であればよく、直線と比べた
場合の多少の歪や画素の欠落等は許容される。
【0008】このように構成されたプログラム式電子ミ
シンによれば、画像データ作製手段が、縫製プログラム
中の座標データに基づいて、当該縫製プログラムによる
縫いパターンを表す画像データを作製し、その画像デー
タに基づいて、縫いパターン表示手段が、画像表示装置
の画面上に設定される所定サイズの表示領域内に、前記
縫いパターンを表示する。そのため、縫製プログラムを
使って実際に縫製を行わなくても、画像表示装置の画面
上に表示される縫いパターンによって、縫製プログラム
の内容を簡単に確認することができる。
【0009】したがって、例えば、データファイルから
読み込んだ縫製プログラムが所望のものであったか否か
を確認したい場合には、試し縫いを行わずとも、画面上
に表示された縫いパターンを見て確認することができ
る。また、例えば、既存のデータファイルを削除する場
合、既存のデータファイルに対して縫製プログラムを上
書き保存する場合には、先にそのデータファイルから縫
製プログラムを読み込んで縫いパターンを画面に表示す
れば、削除されてもよい縫製プログラムかどうかを判断
できる。
【0010】なお、このプログラム式電子ミシンにおい
て、表示対象となる縫製プログラムは、上記のようなデ
ータファイルから読み込んだものに限らず、新規に作製
されてメモリに記憶されているものであってもよい。と
ころで、縫いパターン表示手段が表示する縫いパターン
の画像は、画像表示装置の画面上に設定される所定サイ
ズの表示領域内に表示されるが、表示領域のサイズと縫
いパターンのサイズとの大小関係によっては、縫いパタ
ーン全体が表示領域に表示できなかったり、表示領域内
の一部の狭い範囲に縫いパターンが小さく表示されてし
まうことも考えられる。そこで、これを防止するには、
前記画像データ作製手段が、縫製プログラム中の座標デ
ータをそのまま使って画像データを作製するのではな
く、座標データに対して適切な座標変換を施して、縫い
パターンの画像が拡大または縮小されるような画像デー
タを作製することが望ましい。
【0011】特に、このように縫いパターンの画像が拡
大または縮小されるような画像データを作製するに当た
っては、請求項2記載のプログラム式電子ミシンのよう
に、前記画像データ作製手段が、前記表示領域に前記縫
いパターン全体が収まり、且つ前記縫いパターンと前記
表示領域との横または縦の長さが一致する画像データを
作製すると、表示領域に縫いパターン全体が収まる範囲
内で、縫いパターンが最も大きく表示されるので、縫い
パターンを可能な限り詳細に表示することができる。
【0012】また、請求項3記載のプログラム式電子ミ
シンのように、前記画像データ作製手段が、前記表示領
域に前記縫製領域全体が収まり、且つ前記縫製領域と前
記表示領域との横または縦の長さが一致する画像データ
を作製すると、被縫製物上に設定される縫製領域に対す
る縫いパターンの相対的な大きさ、縫製領域内における
縫いパターンの位置などを確認することができる。
【0013】さらに、請求項4記載のプログラム式電子
ミシンのように、縫製プログラムをデータファイルとし
て保存可能な補助記憶装置と、該補助記憶装置内の所定
のデータファイルから縫製プログラムを読み込む読込手
段と、該読込手段によって読み込まれた縫製プログラム
に基づいて前記画像データ作製手段に前記画像データを
作製させ、その画像データに基づいて前記縫いパターン
表示手段に前記縫いパターンを表示させ、その表示され
た縫いパターンに対応する縫製プログラムまたはデータ
ファイルを、以後の処理対象として扱うか否かを利用者
に選択させる処理対象選択手段と、を備えていると、補
助記憶装置内のデータファイルまたはそのデータファイ
ルに保存された縫製プログラムのいずれかに対する何ら
かの処理を行う場合に、その処理に先だって、まず、読
込手段が、補助記憶装置内の所定のデータファイルから
縫製プログラムを読み込み、その後、処理対象選択手段
が、その縫製プログラムに基づいて画像データ作製手段
に画像データを作製させるとともに、その画像データに
基づいて縫いパターン表示手段に縫いパターンを表示さ
せ、その表示された縫いパターンに対応する縫製プログ
ラムまたはデータファイルを、以後の処理対象として扱
うか否かを利用者に選択させるので、利用者は、データ
ファイルの記憶内容を確認した上で、以後の処理を行う
か否かを判断できる。
【0014】具体的には、例えば、データファイルから
の縫製プログラムの読み込み、データファイルへの縫製
プログラムの上書き保存、データファイルの削除など、
種々のファイルアクセス処理を行う場合に、読み込んだ
縫製プログラムが必要とするものであったか否か、ある
いは上書き保存または削除の対象となっているデータフ
ァイルに保存されている縫製プログラムが消滅してもよ
いか否か、といった事項を、表示された縫いパターンを
確認しながら判断することができる。
【0015】また特に、請求項5記載のプログラム式電
子ミシンのように、前記補助記憶装置が、複数の縫製プ
ログラムを保存可能で、前記処理対象選択手段が、前記
読込手段によって読み込まれた複数の縫製プログラムに
基づいて前記画像データ作製手段に複数の前記画像デー
タを作製させ、各画像データに基づいて前記縫いパター
ン表示手段に複数の前記縫いパターンを一覧表示させ、
その一覧表示された複数の縫いパターンの中から1つだ
けを利用者に選択させるとともに、その選択された縫い
パターンに対応する縫製プログラムまたはデータファイ
ルを、以後の処理対象として扱うか否かを利用者に選択
させると、一覧表示された複数の縫いパターンを利用者
が比較検討した上で、必要なものを1つ選び出すことが
できるので、縫製プログラムまたはデータファイルを、
以後の処理対象として扱うか否かを、より迅速且つ簡単
に決定することができる。
【0016】なお、請求項4または請求項5記載のプロ
グラム式電子ミシンにおいて、データファイルからの縫
製プログラムの読み込みを行う場合には、上述の通り、
縫いパターンを表示した後、読み込んだ縫製プログラム
が必要とするものであると判断されるが、メモリ容量が
十分に大きくない場合、特に多数の縫製プログラムを一
覧表示する場合には、1つの縫製プログラムを読み込む
毎に画像データを作製し、画像データのみを残して次の
縫製プログラムを前の縫製プログラムに重ねて読み込む
ことがあるので、そのような場合には、ある縫製プログ
ラムが処理対象として選択された後、改めて縫製プログ
ラムの読込を行う必要がある。但し、メモリ容量が十分
に大きく、画像データ作製のために読み込んだ縫製プロ
グラムが完全な形でメモリ上に残っていれば、改めて縫
製プログラムの読込を行わなくてもよい。
【0017】ところで、この種のプログラム式電子ミシ
ンの中には、従来から、縫製プログラム作製用の入力装
置(以下、プログラマーという)が、ミシン本体とは別
体構造とされ、ミシン本体とプログラマーとがそれぞれ
独立した制御系を備えるとともに、2つの制御系が相互
に通信可能に構成されているものがあるが、このような
機器構成になっている場合に、上記請求項4または請求
項5記載の構成を採用するに当たっては、例えば請求項
6記載のプログラム式電子ミシンのように、前記画像デ
ータ作製手段および前記補助記憶装置を含む第1の制御
系と、該第1の制御系とは別体構成とされ、前記縫いパ
ターン表示手段および前記画像表示装置を含む第2の制
御系と、前記第1、第2の制御系の間に介在して相互に
データを伝送可能なデータ伝送手段とを備え、前記第1
の制御系は、前記補助記憶装置に保存されている縫製プ
ログラム中の座標データに基づいて、当該縫製プログラ
ムによる縫いパターンを表す画像データを作製するとと
もに、作製した画像データを前記データ伝送手段を介し
て前記第2の制御系に伝送可能に構成され、前記第2の
制御系は、前記データ伝送手段を介して前記第1の制御
系から伝送されてくる画像データに基づいて、前記画像
表示装置の画面上に設定される所定サイズの表示領域内
に、前記縫いパターンを表示可能に構成されているとよ
い。
【0018】このようなプログラム式電子ミシンによれ
ば、ミシン本体側に第1の制御系を組み込む一方、プロ
グラマー側に第2の制御系を組み込むことにより、プロ
グラム作製時以外にも使われる補助記憶装置等をミシン
本体側に配置する一方、プログラム作製時のユーザーイ
ンターフェイスとなる画像表示装置をプログラマー側に
配置できるので、プログラム作製時、プログラム作製時
以外の通常の使用時を問わず、使い勝手がよいものにな
る。また特に、画像データ作製手段を第1の制御系に組
み込んだので、第2の制御系へは、縫製プログラムその
ものではなく、画像データだけが伝送される。そのた
め、縫製プログラムを伝送する場合より、データ通信に
かかる時間が低減され、その分だけ全体として迅速な処
理がなされることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。図1に示すように、プログラム
式電子ミシン1(以下、単にミシン1ともいう)は、ミ
シンテーブル3の上面側に配置されたベッド部5、およ
びアーム部6を備えている。
【0020】上記ベッド部5の上面前部には、針板7が
固定され、その針板7の上には、布押え装置8が設けら
れている。布押え装置8は、縫製対象となる布を保持し
つつ、その布を前後左右に移動させるもので、図2に詳
細に示すように、針板7上を前後左右に移動可能な送り
板10と、送り板10上に設けられた押え腕11と、そ
の押え腕11の前端部に昇降可能に取り付けられた布押
え板12などから構成されている。布押え板12は、常
時はバネにより付勢されて上昇し、送り板10から離れ
た位置にあるが、アーム部6に取り付けられた押えソレ
ノイド14によって付勢され時には、送り板10に接触
する位置まで下降して、送り板10との間に布Cを狭持
することができる。
【0021】一方、上記アーム部6には、上下に往復移
動する針棒16が設けられ、針棒16の下端には縫針1
8が装着されている。また、図1に示したように、ミシ
ンテーブル3の上面側には、利用者によって操作される
操作パネル20が立設され、さらに、この操作パネル2
0とは別に、利用者によって操作されるプログラマー2
2が、ケーブル24を介して接続されている。
【0022】操作パネル20は、ミシン1に対して固定
されたもので、主にミシン1に対する各種指令を入力す
る際に操作される。一方、プログラマー22は、ミシン
1から脱着して、他のミシンにも装着可能なもので、主
に縫製プログラムに関連する操作を行う際に操作され
る。このプログラマー22は、図3に示すように、多数
のキーを有するキー入力装置によって構成された操作部
26を備え、操作部26のキーの内、「?」、「F」、
「M]、「C]、「LI」の各キーには、操作可能な場
合等に点灯するLED27も配設されている。また、プ
ログラマー22は、ドットマトリクス方式にて最大で横
248×縦60ドットの画像を表示可能な液晶ディスプ
レイ装置28(以下、LCD28という)を備え、この
LCD28の画面上に任意の文字や図形等を表示可能に
なっている。
【0023】さらに、図1に示したように、ミシンテー
ブル3の一側面には、制御装置等を内蔵する筐体30が
配設されている。この筐体30には、フレキシブルディ
スク装置32(以下、FDD32という)なども備え付
けられ、利用者が作製した縫製プログラムを、磁気記憶
媒体に記録して保存することができる。また、ミシンテ
ーブル3の下方には、縫製動作の開始/終了、および布
押え板12の上昇/下降の切替操作を行うためのペダル
スイッチ34が配置されている。
【0024】次に、このプログラム式電子ミシン1の制
御系について説明する。このプログラム式電子ミシン1
の制御系は、図4に示すように、互いに独立した2つの
制御系40、60によって構成され、さらに両者が相互
に通信可能に構成されている。
【0025】一方の制御系40は、ミシン本体側の制御
系であり、周知のCPU41を中心にして、ROM4
2、RAM43、操作部45、LED47、通信部5
0、ブザー52、X軸モータ54、Y軸モータ55、ミ
シンモータ56、および上記FDD32などから構成さ
れている。
【0026】これらの内、CPU41は、ミシン1全体
の動作を制御するものである。ROM42には、CPU
41が実行する各種制御プログラム等が記憶され、RA
M43には、CPU41の動作時に一時的に各種データ
等が記憶される。このRAM43には、その一部に縫製
プログラムを格納するための記憶領域が確保されてお
り、縫製動作時には、このRAM43に格納された縫製
プログラムを、CPU41が参照して縫製処理を行う。
【0027】操作部45は、多数のキーを有するキー入
力装置によって構成され、LED47とともに、上記操
作パネル20上に配置されている。LED47は、各種
状態表示や警告表示用のものである。ブザー52は、動
作中あるいは各種エラー発生等の情報をブザー音で報知
するものである。また、X軸モータ54、およびY軸モ
ータ55は、それぞれ上述の布押え装置8(図2参照)
を左右方向、および前後方向に移動させるもので、ミシ
ンモータ56は、上述の針棒16や図示しない釜等を含
む縫製機構を駆動するものである。
【0028】また、もう一方の制御系60は、プログラ
マー22の制御系であり、周知のCPU61を中心にし
て、ROM62、RAM63、上記操作部26、上記L
ED27、通信部70、ブザー72、上記LCD28、
およびバックライト75などを配して構成されている。
【0029】これらの内、CPU61は、プログラマー
22全体の動作を制御するものである。ROM62に
は、CPU61が実行する各種制御プログラム等が記憶
され、RAM63には、CPU61の動作時に一時的に
各種データ等が記憶される。このRAM63にも、その
一部に縫製プログラムを格納するための記憶領域が確保
されている。但し、RAM63の記憶領域は、縫製プロ
グラムを一時的に保存するために確保されたもので、C
PU61は、ミシン本体側の制御系40から伝送されて
くる縫製プログラムを通信部70を介して受信して、R
AM63に格納したり、逆に、RAM63に格納された
縫製プログラムを読み出して、通信部70を介してミシ
ン本体側の制御系40へ送信することはできるが、RA
M63に記憶された縫製プログラムを参照しながら縫製
処理が行われることはない。なお、プログラマー22の
電源スイッチをOFFにした状態でも、RAM63には
電力が供給されるように構成されているため、プログラ
マー22の電源スイッチをOFFにしても、RAM63
に格納された縫製プログラムが失われることはない。
【0030】また、ブザー72は、動作中あるいは各種
エラー発生等の情報をブザー音で報知するものである。
また、バックライト75は、LCD28の明暗差を大き
くするために、LCD28の背面側から光を照射するも
のである。さらに、各制御系が備える通信部50、70
は、データを相互にシリアル伝送するためのインターフ
ェイス装置であり、通信部50と通信部70の間に、上
述のケーブル24を介在させて、双方の制御系40、6
0が互いに通信可能に接続されている。
【0031】なお、図4には明示していないが、ROM
42、RAM43、および通信部50は、バスを介して
CPU41に直接接続され、一方、操作部45、LED
47、ブザー52、X軸モータ54、Y軸モータ55、
ミシンモータ56、およびFDD32などは、いずれ
も、それぞれ専用のインターフェイス装置(ドライバ回
路等)に接続され、それらのインターフェイス装置がバ
スを介してCPU41に接続されている。また、ROM
62、RAM63、および通信部70は、バスを介して
CPU61に直接接続され、一方、操作部26、LED
27、ブザー72、LCD28、およびバックライト7
5などは、いずれも、それぞれ専用のインターフェイス
装置に接続され、それらのインターフェイス装置がバス
を介してCPU61に接続されている。
【0032】次に、上記のように構成されたプログラム
式電子ミシン1におけるデータファイルに対するファイ
ルアクセス処理について、図5〜図7のフローチャート
を参照しながら説明する。なお、図5〜図7の処理は、
プログラマー22の操作部26で所定の操作がなされる
と開始されるが、より詳しくは、前記所定の操作に対応
するデータ列が、プログラマー22からミシン本体側に
伝送され、そのデータ列がファイルアクセス処理を指令
するデータ列であると、CPU41が図5および図6に
示す処理を開始し、ほぼ同時に、CPU61が、図7に
示す処理を開始する。なお、ここでは、データファイル
から縫製プログラムを読み込む処理、データファイルを
削除する処理、データファイルに対して縫製プログラム
を上書き保存する処理などを総称してファイルアクセス
処理と呼んでいるが、これらの処理のいずれを実施する
かは、利用者の操作に応じてあらかじめ決まっている。
【0033】さて、CPU41が、図5に示す処理を開
始すると、まず、FDD32にセットされたFDカート
リッジ内のデータファイルから縫製プログラムを読み込
んで(S102)、画像データ作製処理を実行する(S
104)。この画像データ作製処理を開始すると、図6
に詳細に示すように、CPU41は、まず、縫製プログ
ラム中の座標データに基づいて、実際に縫製される縫い
パターンの外形寸法を算出する(S202)。より具体
的には、例えば、図8(a)に示すような縫いパターン
を描く縫製プログラムの場合、縫製プログラムには、最
小単位を0.1mmとする針落点の座標データ(X0,
Y0)〜(X3,Y3)が含まれている。そこで、これ
らの座標データすべてを順に比較して、X座標、Y座標
のそれぞれについて最大値、最小値を探し出し、両者の
差から縫いパターンの縦横の寸法H,Wを計算する。
【0034】続いて、S202で算出した縫いパターン
の縦横の寸法H,Wと、図8(b)に例示するような、
LCD28上の表示領域の縦横の寸法h,wとに基づい
て、拡大縮小率Zを算出する(S204)。具体的に
は、w/Wおよびh/Hの値をそれぞれ計算し、w/W
またはh/Hの小さい方を拡大縮小率Zとする。
【0035】そして、針落点の座標データ(X0,Y
0)〜(X3,Y3)のすべてについて、拡大縮小率Z
を乗算することにより、座標データ(X0,Y0)〜
(X3,Y3)を座標データ(x0,y0)〜(x3,
y3)に座標変換し(S206)、座標データ(x0,
y0)〜(x3,y3)の間を直線で補間した画像デー
タを作製する(S208)。より具体的には、縫製手順
の中で隣接する座標データ(xi,yi)、(xj,y
j)について、この2点を通る直線の方程式に基づい
て、xの値をxiからxjまで1ずつ変化させながらy
の値を順に求め、yの値の小数点以下は四捨五入して整
数化し、ビットマップ形式のデータエリアの中の(x,
y)に相当する位置のビットをONにする。また、整数
化されたyの値が、xの値を1だけ変化させた時に2以
上変化している場合は、その部分についてyの値を1ず
つ変化させながらxの値を順に求めて、ビットマップ形
式のデータエリアの中の(x,y)に相当する位置のビ
ットをONにする。この一連の処理を、座標データ(x
0,y0)〜(x3,y3)のすべてについて実行する
ことにより、すべての座標データの間が直線で補間され
る。
【0036】以上のS202〜208の処理により、R
AM43に確保された画像データ用のデータエリアに
は、縫いパターンをビットマップ形式で表した画像デー
タが作製されることになる。なお、S204の処理で
は、S202の処理で算出した縫いパターンの縦横の寸
法H,Wと、LCD28上の表示領域の縦横の寸法h,
wとに基づいて、拡大縮小率Zを算出していたので、表
示領域に縫いパターン全体が収まる範囲内で、縫いパタ
ーンが最も大きく表示されることになり、縫いパターン
を可能な限り詳細に表示することができるが、縫いパタ
ーンの縦横の寸法H,Wの代わりに、被縫製物上の縫製
可能な領域(縫製領域)の縦横の寸法H2,W2を用い
ると、縫製領域に対する縫いパターンの相対的な大き
さ、縫製領域内における縫いパターンの位置などを確認
することができる。したがって、縫いパターンの縦横の
寸法H,W、縫製領域の縦横の寸法H2,W2は、要求
される機能に応じて、いずれを採用しても有益である。
また、必要があれば、縫いパターンの縦横の寸法H,
W、縫製領域の縦横の寸法H2,W2のいずれを使って
拡大縮小率Zを算出すべきかを、利用者が任意に指定で
きるようにしてもよい。
【0037】さて、こうして図5におけるS104の画
像データ作製処理を終えたら、画像データをプログラマ
ー22側へ送信する(S106)。なお、この送信に当
たっては、通信部50にてビジー信号が受信されない状
態になるまで待機し、ビジー信号が受信されなくなった
ら、RAM43上の画像データをプログラマー22側へ
送信する。そして、画像データを必要数だけ送信したか
否かをチェックして(S108)、まだ送信していなけ
れば(S108:NO)、S102の処理へ戻る。ここ
で、このミシン1においては、図9に示すように、LC
D28に4つの表示領域A1〜A4が設定され、4つの
縫いパターンを同時に表示できる。そこで、S108の
処理では、通常は、4つの画像データを送信したら必要
数だけ送信したと判断する。但し、データファイルの数
が4つ未満の場合、4つずつの表示を行った結果として
端数が4つ未満となった場合などは、その4つ未満の画
像データの送信をもって、必要数だけ送信したと判断す
る。
【0038】一方、必要数の画像データを送信したら
(S108:YES)、プログラマー22側からの指令
信号を受信するまで待機する(S110)。より詳しく
は、受信準備ができるまでは、通信部50がビジー信号
を送信し続けているため、受信データは送られてこない
が、受信準備ができたら、通信部50がビジー信号の送
信を停止する。これにより、プログラマー22側で送信
準備が整い次第、データが送信されてくることになる。
なお、必要なデータを受信したら、再び通信部50がビ
ジー信号の送信を開始する。これにより、以後は、ビジ
ー信号の送信が停止されるまで、再びデータが送信され
てこない状態に戻る。
【0039】さて、こうして指令信号を受信したら、そ
の指令信号が特定のデータファイルが選択された旨を示
すファイル選択信号であるか否かをチェックする(S1
12)。ファイル選択信号でなければ(S112:N
O)、次候補の表示を要求する要求信号が送信されてき
ているので、再びS102へと戻り、次に選択可能な候
補を上記と同様に処理する。一方、S112の処理にお
いてファイル選択信号であった場合は(S112:YE
S)、当該ファイルに対するファイルアクセス処理を行
い(S114)、本処理を終了する。
【0040】さて一方、上記処理と並行して、CPU6
1は、以下に説明する処理を実行する。すなわち、図7
に示すように、まず、画像データを受信するまで待機す
る(S302)。なお、通信部70も、上記通信部50
と同様に、受信準備ができるまではビジー信号を送信し
続け、受信準備ができたらビジー信号の送信を停止し、
必要なデータを受信したら再びビジー信号の送信を開始
する。
【0041】そして、画像データを受信したら、その画
像データに基づいてLCD28の表示領域に縫いパター
ンを表示する(S304)。LCD28上には、60×
60ドットで構成される表示領域が4つ用意されてお
り、上記画像データを所定のメモリ領域に格納すると縫
いパターンが表示される。
【0042】そして、必要数の画像データを受信したか
否かをチェックして(S306)、まだ受信していなけ
れば(S308:NO)、S302の処理へ戻る。一
方、必要数の画像データを受信したら(S306:YE
S)、利用者による選択指示の入力を待つ(S30
8)。ここで、利用者は、表示された縫いパターンを参
考にしながら、いずれか1つを選択でき、また、すべて
を選択せず次の候補の表示を要求することもできるが、
いずれにいてもその旨の指令信号をミシン本体側へ送信
する(S310)。この送信時にも、通信部70にてビ
ジー信号が受信されない状態になるまで待機し、ビジー
信号が受信されなくなったら、指令信号をミシン本体側
へ送信する。
【0043】そして、次の候補の表示を要求する要求信
号を送信した場合は(S312:YES)、再びS30
2へと戻って、本処理を継続するが、いずれかの縫いパ
ターンを選択し、ファイル選択信号を送信した場合は
(S312:NO)、これにて本処理を終了する。
【0044】以上説明したCPU41およびCPU61
の処理により、ファイルアクセス処理を行うに当たっ
て、事前にアクセス対象の候補となるデータファイルか
ら縫製プログラムが読み込まれ、その縫製プログラムに
よる縫いパターンが、LCD28の画面上に表示され、
利用者がその表示を見ていずれか1つの縫いパターンを
選択すると、選択された縫いパターンに対応するデータ
ファイルに対して、ファイルアクセス処理が行われるこ
とになる。
【0045】したがって、このミシン1によれば、例え
ば、データファイルに保存した縫製プログラムを読み込
むに当たって、事前に縫いパターンを確認した上で、ど
の縫製プログラムを読み込むかを選択することができ
る。また、例えば、既存のデータファイルに対して縫製
プログラムを上書き保存する場合、既存のデータファイ
ルを削除する場合に、消去されてしまう縫製プログラム
が本当に不要なものであるかどうかを、縫いパターンを
確認した上で判断することができる。
【0046】また、プログラマー22のLCD28に縫
いパターンの表示を行っているので、利用者はプログラ
マー22を見るだけで、表示内容の確認と操作部26に
おけるキー操作を行うことができ、きわめて操作性がよ
くなる。特に、縫いパターンの表示に必要な画像データ
は、ミシン本体側で作製されてから、プログラマー22
側へ送信されてくるので、縫製プログラム自体が送信さ
れるのとは異なり、速やかに画像データの送信を終える
ことができる。
【0047】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明の実施形態については上記のもの以外にも種
々の具体的形態が考えられる。例えば、上記ミシン1に
おいては、縫いパターンを4つずつ一覧表示するように
構成してあったが、この数は特に限定されるものではな
く、例えば1つずつの表示であってもよい。
【0048】また、上記ミシン1においては、4つの縫
いパターンを表示した後、続けていずれか1つを選択で
きるように構成してあったが、単に縫いパターンの確認
を行うことができるだけでよければ、縫いパターンの表
示後、そのまま処理を終了するようにしてもよい。この
場合でも、表示で確認を行った後で、別途ファイルアク
セス処理を実行して、種々の処理を行うことができる。
但し、縫いパターンが表示された状態で、その中からフ
ァイルアクセス処理の処理対象を選択できる方が、ファ
イルの選択を誤るなどのトラブルを招きにくい点で有益
である。
【0049】さらに、上記ミシン1は、ミシン本体側と
プログラマー22とで、それぞれ独立した制御系を備え
ていたが、ミシン本体側の制御系に含まれる機能とし
て、プログラマー22に相当する機能を備えていても、
本発明の構成を採用することにより、縫いパターンの確
認を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態として例示したプログラム
式電子ミシンの全体の斜視図である。
【図2】 上記プログラム式電子ミシンの布押え装置付
近の斜視図である。
【図3】 上記プログラム式電子ミシンが備えるプログ
ラマーの正面図である。
【図4】 上記プログラム式電子ミシンの制御系のブロ
ック図である。
【図5】 ミシン本体側の制御系におけるファイルアク
セス処理を示すフローチャートである。
【図6】 画像データ作製処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】 プログラマー側の制御系におけるファイルア
クセス処理を示すフローチャートである。
【図8】 (a)は実際の縫いパターンとその座標デー
タを例示する参考図であり、(b)は画面上の縫いパタ
ーンの画像とその座標データを例示する参考図である。
【図9】 画面上の縫いパターンの画像の表示形態を説
明するための参考図である。
【符号の説明】
1・・・プログラム式電子ミシン、3・・・ミシンテー
ブル、5・・・ベッド部、6・・・アーム部、7・・・
針板、8・・・布押え装置、10・・・送り板、11・
・・押え腕、12・・・布押え板、14・・・押えソレ
ノイド、16・・・針棒、18・・・縫針、20・・・
操作パネル、22・・・プログラマー、24・・・ケー
ブル、26・・・操作部、27・・・LED、28・・
・液晶ディスプレイ装置、30・・・筐体、32・・・
フレキシブルディスク装置、34・・・ペダルスイッ
チ、40・・・ミシン本体側の制御系、60・・・プロ
グラマー側の制御系、41,61・・・CPU、42,
62・・・ROM、43,63・・・RAM、45・・
・操作部、47・・・LED、50,70・・・通信
部、52,72・・・ブザー、54・・・X軸モータ、
55・・・Y軸モータ、56・・・ミシンモータ、75
・・・バックライト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 稔 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製プログラムに従って縫製時の動作が
    制御され、被縫製物上に設定される所定サイズの縫製領
    域内で所定の縫いパターンを描くように縫製可能なプロ
    グラム式電子ミシンにおいて、 ドットマトリクス状に配列された画素で構成される画像
    を画面上に表示可能な画像表示装置と、 縫製プログラム中の座標データに基づいて、当該縫製プ
    ログラムによる縫いパターンを表す画像データを作製す
    る画像データ作製手段と、 該画像データ作製手段によって作製された画像データに
    基づいて、前記画像表示装置の画面上に設定される所定
    サイズの表示領域内に、前記縫いパターンを表示する縫
    いパターン表示手段とを備えたことを特徴とするプログ
    ラム式電子ミシン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラム式電子ミシン
    において、 前記画像データ作製手段が、前記表示領域に前記縫いパ
    ターン全体が収まり、且つ前記縫いパターンと前記表示
    領域との横または縦の長さが一致する画像データを作製
    することを特徴とするプログラム式電子ミシン。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のプログ
    ラム式電子ミシンにおいて、 前記画像データ作製手段が、前記表示領域に前記縫製領
    域全体が収まり、且つ前記縫製領域と前記表示領域との
    横または縦の長さが一致する画像データを作製すること
    を特徴とするプログラム式電子ミシン。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    プログラム式電子ミシンにおいて、 縫製プログラムをデータファイルとして保存可能な補助
    記憶装置と、 該補助記憶装置内の所定のデータファイルから縫製プロ
    グラムを読み込む読込手段と、 該読込手段によって読み込まれた縫製プログラムに基づ
    いて前記画像データ作製手段に前記画像データを作製さ
    せ、その画像データに基づいて前記縫いパターン表示手
    段に前記縫いパターンを表示させ、その表示された縫い
    パターンに対応する縫製プログラムまたはデータファイ
    ルを、以後の処理対象として扱うか否かを利用者に選択
    させる処理対象選択手段と、 を備えたことを特徴とするプログラム式電子ミシン。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプログラム式電子ミシン
    において、 前記補助記憶装置が、複数の縫製プログラムを保存可能
    で、 前記処理対象選択手段が、前記読込手段によって読み込
    まれた複数の縫製プログラムに基づいて前記画像データ
    作製手段に複数の前記画像データを作製させ、各画像デ
    ータに基づいて前記縫いパターン表示手段に複数の前記
    縫いパターンを一覧表示させ、その一覧表示された複数
    の縫いパターンの中から1つだけを利用者に選択させる
    とともに、その選択された縫いパターンに対応する縫製
    プログラムまたはデータファイルを、以後の処理対象と
    して扱うか否かを利用者に選択させることを特徴とする
    プログラム式電子ミシン。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載のプログラ
    ム式電子ミシンにおいて、 前記画像データ作製手段および前記補助記憶装置を含む
    第1の制御系と、 該第1の制御系とは別体構成とされ、前記縫いパターン
    表示手段および前記画像表示装置を含む第2の制御系
    と、 前記第1、第2の制御系の間に介在して相互にデータを
    伝送可能なデータ伝送手段とを備え、 前記第1の制御系は、前記補助記憶装置に保存されてい
    る縫製プログラム中の座標データに基づいて、当該縫製
    プログラムによる縫いパターンを表す画像データを作製
    するとともに、作製した画像データを前記データ伝送手
    段を介して前記第2の制御系に伝送可能に構成され、 前記第2の制御系は、前記データ伝送手段を介して前記
    第1の制御系から伝送されてくる画像データに基づい
    て、前記画像表示装置の画面上に設定される所定サイズ
    の表示領域内に、前記縫いパターンを表示可能に構成さ
    れていることを特徴とするプログラム式電子ミシン。
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