JP2903499B2 - ミシンの模様の大きさ調節装置 - Google Patents

ミシンの模様の大きさ調節装置

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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は、刺繍可能なミシンの模様の大きさ調節装
置に関し、特には大きさ調節時に新たな縫目データの演
算なしに刺繍模様を形成することが可能なミシンの模様
の大きさ調節装置に関する。 (従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 刺繍可能なミシンにおいては、刺繍データの記憶、読
み出しに2つの方法がある。 総ての縫目データを予め記憶手段に記憶してタイミン
グ信号に従って縫目データを順次読み出して模様を形成
するものと、 予め記憶手段に記憶されている模様の各ブロック毎の
頂点データを刺繍開始に際して、縫目データを作りだし
て一次記憶し、タイミング信号に従って順次読みだして
模様を形成するもの。 前者は刺繍縫目の形成に際して、演算を必要としない
ことから、模様の選択後直ちに縫目形成を開始すること
ができるが、記憶容量を多く必要とする。 このため刺繍模様を多く備えることや、模様の拡大縮
小を行うためにサイズ毎に模様データを持つことに対し
ては極めて大きなデータ記憶容量を必要とする。 後者は模様の拡大縮小及び多くの模様を記憶すること
が出来るが、刺繍の開始に際して頂点データから縫目デ
ータへの演算を必要とし、すぐに縫い始めることができ
ないと共に、演算により求めた縫目データを一次記憶す
るための記憶手段を必要とする。 この発明は前者の総ての縫目データを予め記憶手段に
記憶してタイミング信号に従って縫目データを順次読み
出して模様を形成するものについて、大きな記憶容量を
必要とせずに、模様の拡大縮小を可能にするための制御
装置を提供することを目的とする。 (実施例)
【第1の実施例】 次に本発明の第1の実施例について図面を参照して詳
細に説明する。 第7図は本発明のミシンの外観図である。 なお、本実施例における針の上下往復運動、及び針糸
捕捉手段の釜の運動、刺繍の布を張持した刺繍枠を駆動
するための駆動機構等については一般的な刺繍可能なミ
シンと同一であるので詳細な説明は省略する。 第7図において、4は模様選択手段であって、模様表
示と表示に対応した選択キー4aが配置されており、該キ
ーの操作により、所望の模様を選択するものである。 この選択された模様はLCD等でなる模様表示手段5に
表示する。 12は倍率選択手段であって、ミシン機枠1に外部から
調節可能に装着されており、大模様を選択するための
「大キー」13、中程度の大きさを選択するための「中キ
ー」14、小模様を選択するための「小キー」15で構成さ
れている。それぞれ操作により選択信号を発生する。 16は倍率表示手段であって、倍率選択手段12で選択さ
れた倍率をLCD等の表示により表示する。 ミシン機枠1には駆動源であるミシンモータ(図示せ
ず)に連結して回転を伝達される駆動軸(図示せず)が
回転可能に支承されており、該駆動軸に連結する針棒3
が前記ミシン機枠1に上下動可能に支承されている。該
針棒の先端に針6を固着している。 針棒3の下方の前記ミシン機枠1には、針棒3の上下
動と同期して回転する釜7が回転可能に支承されて配置
されており、針3と協働して縫目を形成する。 9はX軸方向制御用ステッピングモータであって、ミ
シン機枠1に固着されており、刺繍枠10をX方向に駆動
するため駆動機構(図示せず)を介して連結されてい
る。 11はY軸方向制御用ステッピングモータであって、ミ
シン機枠1に固着されており、刺繍枠10をY方向に駆動
するため駆動機構(図示せず)を介して連結されてい
る。 8は回転位相の検出手段であって、第10図に示す如
く、駆動軸2に固着の回転板31とミシン機枠1に固着の
フォトインタラプタ32とにより構成されている。 回転位相の検出手段8による位相検出の詳細にについ
ては先に本出願人が出願した特開昭55-73287号の他公知
のものと同一であるので説明は省略する。 次に本発明の制御ブロック図について第1図を参照し
て説明する。 前記模様選択手段4及び倍率選択手段12、模様表示手
段5、倍率表示手段16、回転位相検出手段8は中央演算
装置17と接続されている。 前記X軸方向制御用ステッピングモータ9及びY軸方
向制御用ステッピングモータ11はステッピングモータ駆
動回路18を介して中央演算装置17と接続されている。 前記縫目形成手段を駆動するためのミシンモータ19は
ミシンモータ駆動回路20を介して前記中央演算装置17と
接続されている。 21は縫目データ記憶手段(ROM)であって、模様毎に
アドレスNo.とキーコードと縫目座標データとでなる縫
目データを16ビットで構成して記憶されている。 記憶手段に記憶されている縫目データの構成は第3図
に示す如くであって、先頭から4ビットはキーコード、
次の6ビットは縫目座標データのXデータ、最後の6ビ
ットはYデータに割り当てられている。 キーコードの内最初のビット(B15)は、原寸大(3/
3)を表すもので、大模様選択時に座標データが使用す
るものである時に『1』、使用しない時に『0』により
指示する。 次のビット(B14)は、中程度(2/3)を表すもので、
中模様選択時に座標データか使用するものである時に
『1』、使用しない時に『0』により指示する。 次のビット(B13)は、小さい(1/3)ことを表すもの
で、小模様選択時に座標データが使用するものである時
に『1』、使用しない時に『0』により指示する。 22はキーコード判別手段であって、前記倍率選択手段
12で選択された倍率の入力信号に対応いて、縫目データ
のキーコードにより縫目形成を有効かまたは無効かに判
別する如く、前記中央演算装置17に接続されている。 23は大きさ調節手段であって、前記倍率選択手段12で
選択された倍率の入力信号に対応して、座標データから
指示される枠移動のX,Yデータに対して縮小の倍率処理
を行う如く、前記中央演算装置17に接続されている。 即ち、第2図に示す如く、倍率選択キー12のキー操作
により始動し、(a)及び(b)のステップで倍率選択
キーの信号の判別を行う。 「大キー」13が操作されて選択信号が出力されると、
(a)のステップでは模様の拡大縮小の調節は必要ない
と判別して、(c)のステップでは前記縫目データ記憶
手段から、予め定めて記憶されている縫目データから模
様形成を有効とするキーコードの付されている縫目座標
データを読み出す。 (d)のステップでステッピングモータ駆動回路18へ
X及びYデータを出力して、縫目形成機構の作動に調時
してX軸方向制御用ステッピングモータ9とY軸方向制
御用ステッピングモータ11を駆動し、大模様の縫目を形
成する。 前記倍率選択キー12のうち「中キー」14が操作されて
選択信号が出力されると、(b)のステップでは倍率処
理(2/3倍)と判別する。 (f)のステップでは、縫目データを読み出すと共
に、有効と判別されるキーコードの付されている縫目座
標データを読み出し、これに縮小倍率2/3を乗じて調節
した縫目形成データとする。 次の(d)のステップでステッピングモータ駆動回路
18へX及びYデータを出力して、縫目形成機構の作動に
調時して、X軸方向制御用ステッピングモータ9とY軸
方向制御用ステッピングモータ11を駆動して、中程度の
模様縫目を形成する。 前記倍率選択手段12のうち「小キー」15が操作されて
選択信号が出力されると、(b)のステップでは倍率処
理(1/3倍)と判別して、(g)のステップでは縫目デ
ータを読み出すと共に、有効と判別されるキーコードの
付されている縫目座標データのみを読み出し1/3の縮小
倍率を乗じて調節した縫目形成データとする。 次の(d)のステップでステッピングモータ駆動回路
18へX及びYデータを出力して、縫目形成機構の作動に
調時してX軸方向制御用ステッピングモータ9とY軸方
向制御用ステッピングモータ11を駆動して小模様の縫目
を形成する。 次にこの発明の動作の詳細について、第4図に示す模
様を形成する場合を説明する。 第4図においてD0〜D33の縫目データは第1表に示す
如く構成されており、キーコードB15〜B12は縫目数を原
寸大(3/3)、中程度(2/3)、小(1/3)を指示するデ
ータであり、B11〜B0は縫い座標データで構成されてい
る。 第5図の流れ図で動作の詳細を説明する。 最初に「大キー」13が操作されて、原寸大の倍率が選
択された場合を例に取って説明する。 倍率選択手段12の操作に対して、(a)のステップで
キー信号を読み取る。次に(b)のステップで倍率選択
はどの倍率かを判別する。 「大キー(3/3)」12の選択信号に対しては、(c)
のステップで、「原寸大」フラグを設定する。 次に(f)のステップで前記倍率表示手段16に信号を
出力して倍率(3/3)を表示する。 次に(g)のステップで最初のデータアドレスの縫目
データを読み出し、続く(h)のステップで倍率フラグ
の判別を行う。 「原寸大」フラグ(3/3)であることから、(i)の
ステップで「キーコード」B15をみる。 アドレスA0のB15は第1表に示す如く、「1」である
ので、「有効」と判別して(l)のステップでXデータ
及びYデータをデータ処理する。 アドレスA0は最初の縫目データであるので、(p)の
ステップで座標データをそのまま出力して縫目を形成す
る。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA1の縫目データを読み出す。 A1のB15も「1」、「有効」であるので、(l)のス
テップでデータ処理する。 即ちA0の座標データとA1の座標データとの間のX,Y両
方向の差を出力量として、(p)のステップで出力して
縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA2の縫目データを読み出す。 A2,A3のB15も「1」であるので、「有効」と判別さ
れ、(l)のステップでデータ処理して、前の座標デー
タとの差を出力量として(p)のステップで出力して縫
目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA4の縫目データを読み出す。 A4のB15は「0」であるので、「無効」と判別され、
直ちに(s)のステップの前にジャンプして、データア
ドレスを更新して次のA5の縫目データを読み出す。 A5のB15も「0」であるので「無効」、直ちに(s)
のステップの前にジャンプして、データアドレスを更新
して次のA6の縫目データを読み出す。 A6のB15は「1」であるので、「有効」と判別して
(l)のステップでモータ処理する。 即ち前に有効となったA1の座標データとA6の座標デー
タとの間のX,Y両方向の差を出力量として、(p)のス
テップで出力して縫目を形成する。 以下、同様にして、B15のキーコードに従って「1」
の場合は座標データを「有効」とし、「0」の場合は
「無効」とすることで、「大キー」13の倍率選択に対応
した刺繍模様が形成される。 倍率選択手段12の「中キー」14が選択された場合につ
いて説明する。 倍率選択手段12の操作に対して、(a)のステップで
キー信号を読み取る。次に(b)のステップで倍率選択
はどの倍率かを判別する。 「中キー(2/3)」14の選択信号に対しては、(d)
のステップで、「2/3倍」フラグを設定する。 次に(f)のステップで前記倍率表示手段16に信号を
出力して倍率(2/3)を表示する。 次に(g)のステップで最初のデータアドレスの縫目
データを読み出す。 次に(h)のステップで倍率フラグの判別を行う。 「2/3倍フラグ」であることから、(j)のステップ
で「キーコード」B14をみる。 アドレスA0のB14は「1」で「有効」であるので、
(m)のステップでXデータ及びYデータを処理する。 アドレスA0は最初の縫目データであるので、(p)の
ステップで座標データをそのまま出力して縫目を形成す
る。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA1の縫目データを読み出す。 A1のB14も「1」で「有効」であるので、(m)のス
テップでデータ処理する。 即ちA0の座標データとA1の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して大きさ調節手段により倍率処理(2/3
倍)して出力量を演算し、(p)のステップで出力して
縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA2の縫目データを読み出す。 A2のB14は「0」で「無効」であるので、直ちに
(s)のステップの前にジャンプして、データアドレス
を更新して次のA3の縫目データを読み出す。 A3のB14も「0」で「無効」であるので、直ちに
(s)のステップの前にジャンプして、データアドレス
を更新して次のA4の縫目データを読み出す。 A4のB14は「1」で「有効」であるので、(m)のス
テップでデータ処理する。即ちA1の座標データとA4の座
標データとの間のX,Y両方向の差に対して調節手段によ
り倍率処理(2/3倍)して出力量を演算し、(p)のス
テップで出力して縫目を形成する。 以下、同様にして、B14のキーコードに従って「1」
の場合は座標データを有効とし、「0」の場合は無効と
することで、「中キー」14の倍率選択に対応した刺繍模
様が形成される。 次に倍率選択手段12の「小キー」15が選択された場合
について説明する。 倍率選択手段12の操作に対して、(a)のステップで
キー信号を読み取る。次に(b)のステップで倍率選択
はどの倍率かを判別する。 「小キー(1/3)」15の選択信号に対しては、(e)
のステップで、「1/3倍」フラグを設定する。 次に(f)のステップで前記倍率表示手段16に信号を
出力して倍率(2/3)を表示する。 次に(g)のステップで最初のデータアドレスの縫目
データを読み出す。 次に(h)のステップで倍率フラグの判別を行う。 「1/3倍フラグ」であることから、(k)のステップ
で「キーコード」B13をみる。 アドレスA0のB13は「1」なので「有効」と判別さ
れ、(n)のステップでXデータ及びYデータを処理す
る。 アドレスA0は最初の縫目データなので、(p)のステ
ップで座標データをそのまま出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA1の縫目データを読み出す。 A1のB13も「1」で「有効」なので、(n)のステッ
プでデータ処理する。 即ちA0の座標データとA1の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して大きさ調節装置により倍率処理(1/3
倍)して出力量を演算し、(p)のステップで出力して
縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA2の縫目データを読み出す。 A2のB13は「0」で「無効」と判別されるので、直ち
に(s)のステップの前にジャンプして、データアドレ
スを更新して次のA3の縫目データを読み出す。 A3からA7のB13も「0」で「無効」なので、順次
(s)のステップの前にジャンプして、データアドレス
を更新して次のA8の縫目データを読み出す。 A8のB13は「1」なので「有効」と判別され、(n)
のステップでデータ処理する。 即ちA8の座標データとA1の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して大きさ調整装置により倍率処理(1/3
倍)して出力量を演算し、(p)のステップで出力して
縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判断し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA9の縫目データを読み出す。 A9のB13は「1」で「有効」なので、(n)のステッ
プでデータ処理する。 即ちA9の座標データとA8の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して大きさ調節装置により、倍率処理(1/
3倍)して出力量を演算し、(p)のステップで出力し
て縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA10の縫目データを読み出す。 A10のB13は「0」で「無効」なので、直ちに(s)の
ステップの前にジャンプして、データアドレスを更新し
て次のA11の縫目データを読み出す。 以下、同様にして、B13のキーコードに従って「1」
の場合は座標データを有効とし、「0」の場合は無効と
することで、「小キー」15の倍率選択に対応した刺繍模
様が形成される。 このようにして形成された縫い模様は第6a図から第6c
図に示す。「原寸大」の第6a図に対して第6b図の「中程
度」、第16c図の「小さい」ものでは縮小率に対応して
縫目形成数を減少させているため、縫目ピッチPは縮小
率に関連せず常に「原寸大」と同一値で形成される。
【第2の実施例】 第2の実施例の制御ブロック図は第11図に示す如くで
ある。 第2の実施例では倍率選択手段112が第8図に示す如
く、ミシン機枠1に固着のポテンションメータ112aの軸
部に目盛り1〜9が付与された手動調節操作可能なダイ
ヤル112bが装着されており、ミシン機枠1に表示された
マーク112cに所望の目盛りを合わせることで目盛りに対
応した信号が出力される。 又、124は縫目数判別手段であって、選択された調整
値の入力信号に対応して複数段段の縫目数のいずれか、
即ち、第2表の如く、ダイヤル目盛り値と縫目数(縫目
フラグ値)に分類する判別手段であって、中央演算装置
17に接続されている。 122はキーコード判別手段であって、縫目数判別手段1
24で判別された縫目数に対応して、縫目データのキーコ
ードにより縫目数形成を有効と無効に判別する如く、前
記中央演算装置17に接続されている。 123は大きさ調整手段であって、前記倍率選択手段112
で選択された倍率の入力信号に対応して、座標データか
ら指示される枠移動のX,Yデータに対して第2表に示す
拡大縮小の大きさ調節を行う如く、前記中央演算装置17
に接続されている。及び拡大縮小演算倍率値が記憶され
ている。 縫目データ記憶手段121に記憶れる縫目データの構成
は第1の実施例と同一のもの(第3図)であって、先頭
から4ビットはキーコード、次の6ビットは縫目座標デ
ータのXデータ、最後の6ビットはYデータに割り当て
られている。 前記縫目数判別手段124ではキーコードの内最初のビ
ット(B15)は、ダイヤル目盛り値の9〜7の大模様の
選択時に縫目数は3/3と判別して、データ処理に「有
効」とするものである時に『1』、「無効」とする時に
『0』により指示する。 次のビットB14は、ダイヤル目盛り値の6〜4の中程
度の模様の選択時に縫目数は2/3と判別して、データ処
理に使用するものである時に『1』、使用しない時に
『0』により指示する。 次のビットB13は、ダイヤル目盛り値の3〜1の小模
様選択時に縫目数は1/3と判別して、データ処理に「有
効」とするものである時に『1』、「無効」とする時に
『0』により指示する。 尚、他の構成については、第1の実施例と同様なので
説明は省略する。 即ち、前記システムプログラムに従って、模様選択に
引き続いて、倍率選択手段112のダイヤル操作と始動手
段(図示せず)の操作により始動し、第9図に示す、
(a)のステップでキー信号を読み取る。 次に(b)のステップでは縫目数判別手段124は倍率
選択ダイヤルの信号の判別を行う。 目盛り値7以上が選択された選択信号が出力される
と、縫目数は3/3と判別して(c)のステップでは記憶
されているの縫目データから縫目形成を有効とするキー
コードの付されている縫目座標データを読み出す。 次に(f)のステップでは、ダイヤル値に対応した倍
率(第2表)により座標データ値を大きさ調節(倍率処
理:演算)する。 (g)のステップでステッピングモータ駆動回路18
へ、X及びYデータを出力して、縫目形成機構の作動に
調時してX軸方向制御用ステッピングモータ9とY軸方
向制御用ステッピングモータ11を駆動して模様を形成す
る。 前記倍率選択手段112で目盛り値4〜6が選択されて
選択信号が出力されると、(b)のステップでは縫目数
は2/3処理と判別して、(d)のステップでは記憶され
ている縫目データから有効とするキーコードの付されて
いる縫目座標データを読み出す。 次に(f)のステップで選択された倍率(第2表)に
より座標データ値を大きさ調節(倍率処理:演算)す
る。 (g)のステップでステッピングモータ駆動回路18
へ、X及びYデータを出力して、縫目形成機構の作動に
調時してX軸方向制御用ステッピングモータ9とY軸方
向制御用ステッピングモータ11を駆動して模様を形成す
る。 前記倍率選択手段112で目盛り値3以下が選択されて
選択信号が出力されると、bのステップでは縫目数は1/
3処理と判別して、(e)のステップでは記憶されてい
る縫目データから有効とするキーコードの付されている
縫目座標データを読み出すと共に(f)のステップで選
択された倍率(第2表)により座標データ値を大きさ調
節(倍率処理:演算)する。 (g)のステップでステッピングモータ駆動回路18
へ、X及びYデータを出力して、縫目形成機構の作動に
調時してX軸方向制御用ステッピングモータ9とY軸方
向制御用ステッピングモータ11を駆動して模様を形成す
る。 次にこの発明の作動の詳細について、第4図の模様を
形成する場合を参照して説明する。 第4図においてD0〜D35の縫目データは第1表に示す
如く構成されており、キーコードB15〜B12は縫目数3/
3、2/3、1/3の判別時に「有効」と「無効」を指示する
データであり、B11〜B0は縫い座標データで構成されて
いる。 第5図の流れ図は動作の詳細を説明する図である。 最初に倍率ダイヤルの目盛り値9が選択された場合を
例に取って説明する。 倍率選択手段112の操作に対して、(a)のステップ
で倍率信号を読み取り、次に(b)のステップで縫目数
を判別するための「倍率フラグ」を設定する。 目盛り値が7以上の時は「原寸大フラグ」の設定、4以
上6以下の時は「2/3倍フラグ」の設定、3以下の時は
「1/3倍フラグ」の設定を行う。 目盛り値が9なので「原寸大フラグ(3/3)」を設定
する。 次に(f)のステップで前記倍率表示手段16に、目盛
り値「9」に対応する拡大縮小倍率110%を第2表から
読み取り、出力して表示する。 次に(g)のステップで最初のデータアドレスのデー
タを読み出し、次の(h)のステップで倍率フラグの判
別を行う。 「原寸大」フラグ(3/3)であることから、(i)の
ステップで「キーコード」B15をみる。 アドレスA0のB15は第1表に示す如く、「1」なので
「有効」と判別され、(l)のステップでXデータ及び
Yデータをデータ処理する。 アドレスA0最初の縫目データなので、(p)のステッ
プで座標データをそのまま出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新す
る。 A1のB15も「1」で「有効」なので、同様にして
(l)のステップででデータ処理する。 即ちA0の座標データとA1の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して110%の倍率処理をして出力量を演算
し、(p)のステップで出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA2のデータを読み出す。 A2,A3のB15も「1」で「有効」なので、(l)のステ
ップででデータ処理して、前の座標データとの差に対し
て110%の倍率処理をして出力量を求めて(p)のステ
ップで出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA4のデータを読み出す。 A4のB15は「0」なので「無効」と判別され、直ちに
(a)のステップの前にジャンプして、データアドレス
を更新して次のA5の縫目データを読み出す。 A5のB15も「0」で「無効」なので、直ちに(s)の
ステップの前にジャンプして、データアドレスを更新し
て次のA6の縫目データを読み出す。 A6のB15は「1」で「有効」なので、(l)のステッ
プでデータ処理する。 即ち前に有効となったA3の座標データとA6の座標デー
タとの間のX,Y両方向の差に対して110%の倍率処理をし
て出力量を求めて、(p)のステップで出力して縫目を
形成する。 以下、同様にして、B15のキーコードに従って「1」
の場合は座標データを有効とし、「0」の場合は無効と
して110%の倍率処理することで、ダイヤル目盛り
「9」の倍率選択に対応した刺繍模様が形成される。 倍率選択手段112で選択された目盛り値が6の場合に
ついて説明する。 倍率選択手段112の操作に対して、(a)のステップ
で倍率信号を読み取り、次に(b)のステップで縫目数
を判別するための「倍率フラグ」を設定する。 目盛り値が6で縫目数は2/3なので「2/3倍フラグ」を
設定する。 次に(f)のステップで前記倍率表示手段16に、目盛
り値「6」に対応する拡大縮小倍率77を第2表から読み
取り、出力して表示する。 次に(g)のステップで最初のデータアドレスの縫目
データを読み出す。 次に(h)のステップで倍率フラグの判別を行う。 「2/3倍フラグ」であることから、(j)のステップ
で「キーコード」B14をみる。 アドレスA0のB14は「1」なので「有効」と判別さ
れ、(m)のステップでXデータ及びYデータを処理す
る。 即ち、アドレスA0は最初の縫目データなので、(p)
のステップで座標データをそのまま出力して縫目を形成
する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA1の縫目データを読み出す。 A1のB14も「1」で「有効」あるので、(m)のステ
ップでデータ処理する。 即ち、A0の座標データとA1の座標データとの間のX,Y
両方向の差に対して77%の縮小倍率処理して出力量を求
め、(p)のステップで出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA2の縫目データを読み出す。 A2のB14は「0」なので「無効」と判別され、直ちに
(s)のステップの前にジャンプして、データアドレス
を更新して次のA3の縫目データを読み出す。 A3のB14も「0」で「無効」なので、直ちに(s)の
ステップの前にジャンプして、データアドレスを更新し
て次のA4の縫目データを読み出す。 A4のB14は「1」で「有効」なので、(m)のステッ
プでデータ処理する。 即ちA1の座標データとA4座標データとの間のX,Y両方
向の差に対して77%の縮小倍率処理して出力量を求め、
(p)のステップで出力して縫目を形成する。 以下、同様にして、B14のキーコードに従って「1」
の場合は座標データを有効とし、「0」の場合は無効と
し77%の倍率処理することで、ダイヤル目盛り値6の倍
率選択に対応した刺繍模様が形成される。 倍率選択手段112で選択された目盛り値が3の場合に
ついて説明する。 倍率選択112の操作に対して、(a)のステップでで
キー信号を読み取る。次に(b)のステップで倍率選択
はどの倍率かを判別する。 目盛り値が3の選択信号に対しては、(e)のステッ
プで、縫目数は1/3なので「1/3倍」フラグを設定する。 次に(f)のステップで前記倍率表示手段16に信号を
出力して縮小倍率44%を表示する。 次に(g)のステップで最初のデータアドレスの縫目
データを読み出す。 次に(h)のステップで倍率フラグの判別を行う。 「1/3倍フラグ」であることから、(k)のステップ
で「キーコード」B13をみる。 アドスレA0のB13は「1」なので「有効」と判別さ
れ、(n)のステップでXデータ及びYデータを処理す
る。 アドレスA0は最初の縫目データなので、(p)のステ
ップで座標データをそのまま出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA1の縫目データを読み出す。 A1のB13も「1」で「有効」なので、(n)のステッ
プでデータ処理する。 即ちA0の座標データとA1の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して44%の縮小倍率処理して出力量を求
め、(p)のステップで出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合(s)のステップで、データアドレスを更新して次
のA2の縫目データを読み出す。 A2のB13は「0」なので「無効」と判別され、直ちに
(s)のステップの前にジャンプして、データアドレス
を更新して次のA3の縫目データを読み出す。 A3からA7のB13も「0」で「無効」なので、順次
(s)のステップの前にジャンプして、データアドレス
を更新して次のA8の縫目データを読み出す。 A8のB13は「1」で「有効」なので、(n)のステッ
プでデータ処理する。 即ちA8の座標データとA1の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して44%の縮小倍率処理して出力量を求
め、(p)のステップで出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合(s)のステップで、データアドレスを更新して次
のA9の縫目データを読み出す。 A9のB13は「1」で「有効」なので、(n)のステッ
プでデータ処理する。 即ちA9の座標データとA8の座標データとの間のX,Y両
方向の差に対して44%の縮小倍率処理して出力量を演算
し、(p)のステップで出力して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合(s)のステップで、データアドレスを更新して次
のA10の縫目データを読み出す。 A10のB13は「0」で「無効」なので、直ちに(s)の
ステップの前にジャンプして、データアドレスを更新し
て次のA11の縫目データを読み出す。 以下、同様にして、B13のキーコードに従って「1」
の場合は座標データを有効とし、「0」の場合は無効と
して44%の縮小倍率処理することで、ダイヤル目盛り値
6の倍率選択に対応した刺繍模様が形成される。 このようにして形成された縫い模様は、倍率選択ダイ
ヤ値の9〜1まで3段階に縫目形成数を減少させると共
に、座標データをダイヤル値の増減に伴って倍率処理し
ており、模様の大きさの連続的な調節に対して、縫目ピ
ッチPは模様の大きさの変化に対して縫目形成に影響を
与えない範囲に形成される。 尚、第1と第2の実施例において縫目座標データは
「絶対座標」で記憶されているものを対象として処理し
たものを説明したが、各縫目座標を次の座標との間の相
対移動値で記憶するいわゆる「相対座標」であっても良
い。この場合一旦「絶対座標」を作成する方法の外に、
「相対座標」をそのまま用いる方法であっても良い。 この場合について、第2実施例の倍率選択手段112の
目盛り値が3の場合について説明する。 (d)のステップで縫目数は1/3と判別され、「1/3倍
フラグ」を設定する。 次に(f)のステップで最初のデータアドレスのデー
タを読み出す。 次に(h)のステップで倍率フラグの判別を行う。
「1/3倍フラグ」であることから、(k)のステップで
「キーコード」B13をみる。 アドレスA0のB13は「1」であるので「有効」と判別
され、(n)のステップでXデータ及びYデータを処理
する。 アドレスA0は最初の縫目データであるので、(p)の
ステップで座標データをそのまま出力して縫目を形成す
る。(この場合相対座標は0) (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA1のデータを読み出す。 A1のB13も「1」で「有効」であるので、(n)のス
テップでデータ処理する。 即ちA1のX,Y方向座標データに対して44%倍率処理し
て出力量を演算し、(p)のステップで出力して縫目を
形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA2のデータを読み出す。 A2のB13は「0」で「無効」であるので、座標データ
を保持して、直ちに(s)のステップの前にジャンプし
て、データアドレスを更新して次のA3のデータを読み出
す。 A3のB13も「0」で「無効」であるので、座標データ
を前のA2の座標データに加算して加算値を保持して、直
ちに(s)のステップの前にジャンプして、データアド
レスを更新して次のA4のデータを読み出す。 A4からA7のB13も「0」で「無効」であるので、座標
データを加算して順次(s)のステップの前にジャンプ
して、データアドレスを更新して次のA8のデータを読み
出す。 A8のB13は「1」で「有効」であるので、(n)のス
テップでデータ処理する。 即ちA8の座標データを前記加算した座標データに加算
して、A1からA8の間のX,Y方向の移動量に対して44%の
倍率処理して出力量を演算し、(p)のステップで出力
して縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA9のデータを読み出す。 A9のB13は「1」で「有効」であるので、(n)のス
テップでデータ処理する。 即ちA9のデータのX,Y方向のデータに対して44%の倍
率処理して出力量を演算し、(p)のステップで出力し
て縫目を形成する。 (q)のステップで終了か否かを判別し、終了でない
場合は(s)のステップで、データアドレスを更新して
次のA10のデータを読み出す。 以下、同様にして、B13のキーコードに従って「1」
の場合は座標データを有効とし、「0」の場合は縫目形
成を無効として、縫目形成無効の時はデータを加算した
ものに倍率処理することで、倍率選択に対応した刺繍模
様が形成される。 (発明の効果) 以上のように本発明によれば、刺繍縫いのために総て
の縫目データが記憶されている刺繍縫い可能なミシンに
おいて、縫目データに模様の大きさ調節のためのキーコ
ードを付加し、縮小調節時には特定のキーコードの付加
された縫目データの縫目を形成しないようにすると共に
模様を拡大縮小することで、大きさ調節しても縫目のピ
ッチが著しく変化せず、ピッチが小さくなって糸切れを
生じる事なく縫目を形成可能とした。 又、従来の如く刺繍縫目の形成に際して、新たな縫目
座標の演算を必要とせず、拡大縮小は「有効」とされる
縫目データを拡大縮小処理するだけで刺繍枠の移動量が
得られるので、模様の選択と倍率選択後直ちに縫目形成
を開始することができると共に、従来の如く演算により
求めた縫目データを一次記憶するための記憶手段を必要
としない。又、各模様毎には大きさの異なるデータはも
たないので記憶容量を少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図は、制御ブロック
図、第2図は倍率選択システムの概略説明図、第3図は
縫目データの構成説明図、第4図は模様の縫目形成点の
説明図、第5図は縫目形成処理説明図、第6図は3/3〜1
/3処理した縫い模様の説明図、第7図は刺繍ミシンの外
観図、第8図は倍率選択手段の説明図、第9図は第2実
施例の倍率選択システムの概略説明図、第10図は回転移
送の検出手段の説明図、第11図は第2の実施例の制御ブ
ロック図であり、6は針、7は針糸捕捉手段の釜、8は
回転移送の検出手段、21は縫目データ記憶手段、4は模
様選択手段、5は模様表示手段、12は倍率選択手段、16
は倍率表示手段、22はキーコード判別手段、23は大きさ
調節手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 19/00 - 19/16 D05B 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動する針と該針と協働する針糸捕捉手
    段とでなる縫目形成手段と、前記針の上下動に調時して
    タイミング信号を発生する回転位相検出手段と、該タイ
    ミング信号により布を前記針に対して相対移動させる布
    移動手段と、複数の刺繍模様の各模様毎に対応する縫目
    データを記憶する縫目データ記憶手段と、該縫目データ
    記憶手段に記憶された複数の模様の縫目データの中から
    所望の模様を選択する模様選択手段と、該模様選択手段
    により選択された模様を表示する表示手段と、選択され
    た模様の大きさを調節するために手動操作可能な倍率選
    択手段と、該倍率選択手段により選択された倍率調節値
    を表示する倍率表示手段と、選択された倍率調節値に対
    応して模様を形成する複数の縫目データ毎に夫々付加さ
    れたキーコードから縫目データを有効と無効とに判別す
    るキーコード判別手段と、選択された倍率調節値に対応
    して模様の大きさを調節する大きさ調節手段とを備え、
    順次読み出され有効と判別された縫目データに対して大
    きさ調節することを特徴とするミシンの模様の大きさ調
    節装置。
  2. 【請求項2】前記複数の縫目データは夫々前記キーコー
    ド判別手段で判別するためのキーコードと座標データと
    で構成されていることを特徴とする請求項(1)に記載
    のミシンの模様の大きさ調節装置。
  3. 【請求項3】選択可能な刺繍模様を複数記憶すると共
    に、このうち少なくとも1つの刺繍模様について、その
    模様の複数段階の大きさに対応するために異なる縫目数
    で構成された複数の縫目データ群を記憶する縫目データ
    記憶手段と、該縫目データ記憶手段に記憶された複数の
    模様の中から所望の模様を選択する模様選択手段と、該
    模様選択手段により選択された模様を表示する表示手段
    と、模様の大きさを調節するための手動操作可能な倍率
    選択手段と、該倍率選択手段により選択された倍率調節
    値を表示する倍率表示手段と、該倍率調節値に基づいて
    前記複数段階の大きさの縫目データ群のいずれかを有効
    とする縫目数判別手段と、該縫目数判別手段の判別結果
    に基づいて有効とされた縫目データ群に対して選択され
    た拡大縮小倍率の調節値により模様の大きさを調節する
    大きさ調節手段とを備え、順次読み出される縫目データ
    に対して大きさ調節することを特徴とするミシンの模様
    の大きさ調節装置。
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