JPH10263229A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JPH10263229A
JPH10263229A JP9077531A JP7753197A JPH10263229A JP H10263229 A JPH10263229 A JP H10263229A JP 9077531 A JP9077531 A JP 9077531A JP 7753197 A JP7753197 A JP 7753197A JP H10263229 A JPH10263229 A JP H10263229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
sewing
pattern
pattern data
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9077531A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Tomita
信太郎 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP9077531A priority Critical patent/JPH10263229A/ja
Priority to US09/048,340 priority patent/US5983816A/en
Publication of JPH10263229A publication Critical patent/JPH10263229A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • D05B19/105Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 模様データの利用可能数を増やすこと。 【解決手段】 ミシンBを使用するにあたって、外部R
OMカードから模様データaおよびbを読出すときに
は、模様データが縫製エリア内に収まらない。この場
合、制御装置は、模様データの中の運針データを演算処
理することに伴い、運針データを自身の縫製エリア内に
収まるように縮小する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫い目によって形
成される縫製模様に関するデータを処理するデータ処理
装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記データ処理装置の
一例として、家庭用刺繍ミシンに組込まれた刺繍データ
作成装置があげられる。この刺繍データ作成装置は、R
OMカード等の外部記憶媒体から模様データを選択的に
読出して刺繍データを設定する機能を備えており、この
刺繍データに基づいて刺繍枠が移動制御されることに伴
い、加工布に刺繍模様が形成される。しかしながら、家
庭用刺繍ミシンの縫製エリアは機種によって様々であ
る。従って、縫製エリアが小さなミシンを用いているに
も拘らず、縫製エリアが大きな他のミシン用の模様デー
タを選択してしまうと、模様データが縫製エリアからは
み出してしまうことになる。
【0003】これに対して従来の刺繍データ作成装置の
場合、模様データが縫製エリアからはみ出すときには、
警告表示を行って模様データの読出しを禁止したり、警
告表示を行って刺繍動作の実行を禁止していたので、利
用可能な模様データの数に限界があった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、模様デ
ータの利用可能数を増大し得るデータ処理装置を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ処
理装置は、縫い目によって形成される縫製模様に関する
データを処理するものにおいて、前記縫製模様に関わる
処理を所定の作業エリアに対して実行する一の縫製装置
における模様データを前記一の縫製装置の所定の作業エ
リアとは異なる形態の作業エリアの他の縫製装置に対応
するように変換する変換手段を備えているところに特徴
を有する。上記手段によれば、所定の作業エリアに対す
る模様データが異なる形態の作業エリアに対応するよう
に変換される。このため、一の縫製装置に対する模様デ
ータを他の縫製装置に利用できるので、他の縫製装置に
おいて、模様データの利用可能数が増大する。
【0005】請求項2記載のデータ処理装置は、前記模
様データを記憶する外部記憶媒体から模様データを読出
す読出手段を備えているところに特徴を有する。上記手
段によれば、外部記憶媒体から模様データを読出して、
異なる形態の作業エリアに対応するように変換できる。
このため、次々と新たに作られる模様データ(=外部記
憶媒体の記憶データ)に対応できる上、模様データのサ
イズ別に外部記憶媒体を設ける必要がなくなる。
【0006】請求項3記載のデータ処理装置は、前記模
様データを前記異なる形態の作業エリアの大きさあるい
は形状の少なくとも一方に対応するように変換する変換
手段を備えているところに特徴を有する。上記手段によ
れば、模様データが異なる形態の作業エリアの大きさあ
るいは形状の少なくとも一方に対応するように変換され
るので、作業エリアの大きさあるいは形状の相違に拘ら
ず、模様データを利用することが可能になる。
【0007】請求項4記載のデータ処理装置は、前記模
様データを前記異なる形態の作業エリアに収まるように
変換する変換手段を備えているところに特徴を有する。
上記手段によれば、模様データが異なる形態の作業エリ
ア内に収まるように変換されるので、模様データが変換
時に切除され、模様データの形態が変化してしまうこと
が防止される。
【0008】請求項5記載のデータ処理装置は、前記縫
製模様の表示に関し前記一の縫製装置の模様データを、
前記他の縫製装置の表示形態に対応するように変換する
変換手段を備えているところに特徴を有する。上記手段
によれば、一の縫製装置用の模様データが他の縫製装置
の表示形態に対応するように変換されるので、例えば、
他の縫製装置の表示手段に実際の縫製時と同一の比率で
刺繍模様を表示し、刺繍模様の編集作業を行うことが可
能になる。
【0009】請求項6記載のデータ処理装置は、前記縫
製模様の設定のために前記一の縫製装置に備えられた操
作手段に関連し、その操作手段の後方あるいは近傍に配
置された表示手段に関する模様データを、前記他の縫製
装置の表示手段および操作手段に対応するように変換す
る変換手段を備えているところに特徴を有する。上記手
段によれば、表示手段に余白が極力少なくなるように模
様データを表示できるので、表示手段の表示エリアが有
効利用される。しかも、表示手段の表示が見易くなるの
で、操作手段の誤操作が防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1ないし図11に基づいて説明する。尚、本実施形態
は、縫製装置として刺繍機能を有する電子制御式ジグザ
グミシンを例示したものである。まず、図4において、
ミシン本体1は、ベッド部2と、ベッド部2の右端部か
ら上方へ延びる脚柱部3と、脚柱部3から左方へ延びる
アーム部4と、アーム部4の左端部に位置するヘッド部
5とから構成されたものであり、ヘッド部5には布押え
棒6が装着されている。そして、布押え棒6には布押え
足6aが着脱可能に装着されており、針板上の加工布
(いずれも図示せず)は、布押え足6aにより押えられ
る。
【0011】ベッド部2には、送り歯(図示せず)が上
下方向および前後方向へ移動可能に装着されており、こ
の送り歯が前後方向へ移動することに伴い、布押え足6
aにより押えられた加工布が後方へ送られる。また、ヘ
ッド部5には、針棒7が上下動可能に装着されており、
針棒7には縫い針7aが着脱可能に装着されている。ま
た、ベッド部2内には、針板の下方に位置して下釜(図
示せず)が装着されており、この下釜は水平方向へ回転
可能にされている。
【0012】ミシン本体1内にはミシンモータ8(図3
参照)が配設されており、ミシンモータ8が作動する
と、針棒7,送り歯,下釜に駆動力が伝達される。する
と、送り歯による加工布の送り動作と、縫い針7aの上
下動作と、下釜の回転動作とがミシンモータ8の回転に
同期して行われ、加工布に縫い目模様が形成される。
【0013】ミシン本体1内には送り歯駆動モータ9
(図3参照)が配設されており、送り歯駆動モータ9の
回転量に応じて送り歯の前後方向への移動量が変化する
ことに伴い、縫い目の長さが調節される。また、ミシン
本体1内には針棒揺動駆動モータ10(図3参照)が配
設されており、針棒揺動駆動モータ10の回転量に応じ
て針棒7の左右方向への揺動量が変化することに伴い、
縫い目が折れ曲る。
【0014】ベッド部2には、図4に示すように、刺繍
装置11が着脱可能に装着されている。以下、刺繍装置
11について説明する。ベッド部2には本体フレーム1
2が着脱可能に装着されており、この本体フレーム12
には、刺繍ヘッド13が矢印X方向(左右方向)へ移動
可能に装着され、刺繍ヘッド13には、アーム14が矢
印Y方向(前後方向)へ移動可能に装着されている。そ
して、アーム14には、加工布を保持するための刺繍枠
15が着脱可能に装着されている。
【0015】本体フレーム12内にはX方向駆動モータ
16a(図3参照)が配設されている。このX方向駆動
モータ16aは、刺繍ヘッド13を矢印X方向へ移動さ
せるためのものであり、刺繍枠15は、X方向駆動モー
タ16aの回転量に応じた位置へ刺繍ヘッド13と一体
的に移動する。また、本体フレーム12内にはY方向駆
動モータ16b(図3参照)が配設されている。このY
方向駆動モータ16bは、アーム14を矢印Y方向へ移
動させるためのものであり、刺繍枠15は、Y方向駆動
モータ16bの回転量に応じた位置へアーム14と一体
的に移動する。刺繍装置11は、以上のように構成され
ている。
【0016】脚柱部3には、図4に示すように、表示手
段に相当する液晶表示パネル(LCD)17が装着され
ており、このLCD17の前面には、操作手段に相当す
る透明なタッチパネル18が装着されている。このタッ
チパネル18は、透明電極を縦横に並べて構成されたも
のであり、LCD17に各種の表示がなされることに伴
い、タッチパネル18に各種のキーが形成される。
【0017】脚柱部3にはカード挿入口3aが形成され
ている。このカード挿入口3aは、外部記憶媒体に相当
する外部ROMカード19を差込むためのものであり、
カード挿入口3aに外部ROMカード19を差込むと、
図3に示すように、外部ROMカード19が制御装置2
0の入力インターフェース20dに電気的に接続され
る。
【0018】制御装置20は、CPU20a,ROM2
0b,RAM20c,入力インターフェース20d,出
力インターフェース20eをバスラインにより相互接続
することから構成されたものであり(マイクロコンピュ
ータを主体に構成されたものであり)、ROM20bに
は、縫製動作を制御するための制御プログラム,編集等
の各種データ処理を行うためのデータ処理プログラム等
が記憶されている。尚、制御装置20は、変換手段,読
出手段に相当するものである。
【0019】制御装置20の内部ROM20b,外部R
OMカード19には複数の模様データが記憶されてい
る。これら各模様データは、刺繍模様を囲む四角形状の
占有領域を示す大きさデータと、模様データを表示する
ための表示データ(2値のビットマップデータ)と、刺
繍枠15の移動量を示す運針データ等からなるものであ
り、運針データは、1針毎の刺繍枠15のX方向移動量
(Xデータ)と、1針毎の刺繍枠15のY方向移動量
(Yデータ)とから構成されている。
【0020】尚、外部ROMカード19には、図9に示
すように、大きさデータが「10×10」である大形の
模様データa,大きさデータが「7×7」である中形の
模様データb,大きさデータが「5×5」である小形の
模様データcが記憶されている。
【0021】次に上記構成の作用について説明する。制
御装置20は、電源が投入されると、図1のステップS
1へ移行し、図5に示すように、LCD17に2値の初
期画面を表示し、直線縫いを設定する(初期設定)。そ
して、刺繍模様の選択(図1のステップS2),運転/
停止キー21の操作(図1のステップS3)を順次判断
する。尚、運転/停止キー21は、図4に示すように、
ヘッド部5に設けられている。
【0022】<縫い目模様の形成>図5の初期画面上で
実用キー22aが操作されると、制御装置20は、タッ
チパネル18からの出力信号に基づいて実用キー22a
の操作を検出し、図6に示すように、LCD17に2値
の縫い目選択画面を表示する。
【0023】この状態で、複数の縫い目模様選択キー2
3a(縫い目模様が表示されたキー),振り幅キー23
b,縫い目キー23c,糸調子キー23dが選択的に操
作された後、運転/停止キー21が操作されると、制御
装置20は、図1のステップS3で「YES」と判断し
てステップS4へ移行する。そして、ミシンモータ8を
作動させ、縫い針7aの上下動作,下釜の回転動作,送
り歯による加工布の送り動作を行う。これと共に、振り
幅キー23b,縫い目キー23cの操作内容に応じて針
棒揺動駆動モータ10,送り歯駆動モータ9を駆動制御
することに伴い、キー23a〜23dの操作内容に応じ
た縫い目を形成する。
【0024】<刺繍模様の形成>図5の初期画面上で複
数の分類キー22b(複数の刺繍模様が種別に表示され
たキー)が選択的に操作されると、制御装置20は、図
7に示すように、LCD17に分類キー22bの操作内
容に応じた2値の模様選択画面を表示する。この状態で
複数の模様選択キー(刺繍模様が表示されたキー)24
が選択的に操作されると、図1のステップS2で「YE
S」と判断してステップS5の選択処理サブルーチンへ
移行する。
【0025】制御装置20は、選択処理サブルーチンへ
移行すると、タッチパネル18からの出力信号に基づい
て模様選択キー24の操作内容を判断した後、図2のス
テップS5aにおいて、判断結果に応じた模様データを
内部ROM20b,外部ROMカード19から読出す。
そして、ステップS5bへ移行し、模様データの中の表
示データに基づいてLCD17に2値の刺繍模様を表示
する。図8は、この模様確認画面を示すものである。
【0026】制御装置20は、刺繍模様を表示すると、
図1のステップS6のデータチェックサブルーチンへ移
行する。そして、図2のステップS6aにおいて、模様
データの中の大きさデータからXサイズ,Yサイズを検
出し、縫製エリアのXサイズ,Yサイズと比較する。
尚、Xサイズ,Yサイズは、図5の矢印Xo方向,矢印
Yo方向に沿うサイズである。
【0027】例えば、図9に示すように、大形ミシンA
(縫製エリアのXサイズ,Yサイズが「10×10」で
あるミシン)を使用するにあたって、外部ROMカード
19から模様データを読出すときには、模様データa〜
cの全てが縫製エリア内に収まり、「(縫製エリアのX
サイズ,Yサイズ)≧(大きさデータのXサイズ,Yサ
イズ)」になる。この場合、制御装置20は、図2のス
テップS6bで「YES」と判断してデータチェック処
理を終了し、図1のステップS7へ移行する。
【0028】また、図9に示すように、小形ミシンB
(縫製エリアのXサイズ,Yサイズが「7×7」である
ミシン)を使用するにあたって、外部ROMカード19
から模様データaおよびbを読出すときには、模様デー
タが縫製エリア内に収まらず、「(縫製エリアのXサイ
ズ,Yサイズ)<(大きさデータのXサイズ,Yサイ
ズ)」になる。
【0029】この場合、制御装置20は、図2のステッ
プS6bで「NO」と判断してステップS6cへ移行
し、模様データの中の運針データ(各Xデータ,各Yデ
ータ)を演算処理することに伴い、運針データを縫製エ
リア内に収まるように縮小した後、図1のステップS7
へ移行する。
【0030】尚、縫製エリアのXサイズ,Yサイズ,模
様データの演算式は、内部ROM20bに予め記憶され
たものである。また、内部ROM20bには複数種の演
算式が記憶されており、制御装置20は、図9に示すよ
うに、模様データの大きさが「10×10」であると判
断すると、縫製エリアの余白が極力少なくなるように、
複数の演算式を選択的に用いることに伴い模様データを
「7×7」に縮小する。また、模様データの大きさが
「7×8」であると判断すると、模様データを「(7・
7/8)×(8・7/8)」に縮小する。
【0031】制御装置20は、図1のステップS7へ移
行すると、図10に示すように、模様データが有効か無
効かの指示データを内部RAM20cのデータ管理エリ
アに書込み、縮小した運針データをデータ記憶エリアに
書込む。また、縮小した運針データに応じた表示データ
を設定してデータ記憶エリアに書込むと共に、各運針デ
ータの先頭アドレスおよび各表示データの先頭アドレス
をデータ管理エリアに書込み、刺繍データを設定した
後、図1のステップS3へ移行する。
【0032】尚、図10の指示データは、運針データに
基づく刺繍動作を禁止,許容するためのものであり、例
えばキャラクター模様が選択された場合、制御装置20
は、キャラクター模様の通算選択回数を基準値と比較
し、通算選択回数が基準値を上回っている場合には無効
と判断して無効マーク(00)を書込む。また、キャラ
クター模様の通算選択回数が基準値以下である場合,選
択模様がキャラクター模様でない場合には有効と判断し
て有効マーク(FF)を書込む。
【0033】この状態で運転/停止キー21が操作され
ると、制御装置20は、図1のステップS3からステッ
プS4へ移行し、ミシンモータ8を作動させ、X方向駆
動モータ16a,Y方向駆動モータ16bを縮小した運
針データに基づいて駆動制御する。すると、刺繍枠15
が1針毎に所定量だけ移動し、加工布に刺繍模様が形成
される。
【0034】<刺繍模様のレイアウト>刺繍模様の選択
後に図8のレイアウトキー25が操作されると、制御装
置20は、図11に示すように、LCD17に2値のレ
イアウト画面を表示し、RAM20cのデータ記憶エリ
アから表示データを読出す。そして、レイアウトエリア
26a内に刺繍模様を表示する。このレイアウトエリア
26aは縫製エリアを画定ものであり、レイアウトエリ
ア26a内には、実際の縫製時と同一の比率で刺繍模様
が表示される。
【0035】この状態で複数のカーソルキー26b(矢
印が表示されたキー),回転キー26cが選択的に操作
されると、各キー26b,26c操作内容に応じてRA
M20cの表示データおよび運針データを修正し、レイ
アウトエリア26a内で刺繍模様を直線移動,回動させ
る。この後、運転/停止キー21が操作されると、X方
向駆動モータ16a,Y方向駆動モータ16bを運針デ
ータに基づいて駆動制御し、レイアウトエリア26a内
の表示と同一の形態で刺繍模様を形成する。
【0036】上記実施形態によれば、縫製エリア「10
×10」用の模様データa,bを縫製エリア「7×7」
に対応するように変換した。このため、ミシンA(=一
の縫製装置)用の模様データをミシンB(他の縫製装
置)に利用できるので、ミシンBにおいて、模様データ
の利用可能数が増大する。また、外部ROMカード19
から模様データを読出して縫製エリア「7×7」用に変
換した。このため、次々と新たに作られる模様データ
(=外部ROMカード19の記憶データ)に対応できる
上、模様データのサイズ別に外部ROMカード19を作
成する必要がなくなる。
【0037】また、模様データを縫製エリアの大きさに
対応するように変換した。このため、模様データの崩れ
が防止され、模様データが略相似形状に変換されるの
で、刺繍模様の再現性が向上する。また、模様データを
縫製エリア「7×7」内に収まるように変換した。この
ため、模様データが変換時に切除され、模様データの形
態が変化してしまうことが防止される。また、ミシンA
用の模様データをミシンBの表示形態(=レイアウトエ
リア26a)に対応するように変換した。このため、レ
イアウトエリア26a内に実際の縫製時と同一の比率で
刺繍模様を表示し、刺繍模様の編集作業を行うことが可
能になるので、使い勝手が向上する。
【0038】尚、上記第1の実施形態においては、外部
ROMカード19から読出した模様データをレイアウト
エリア26aの大きさに対応するように変換したが、こ
れに限定されるものではなく、例えばレイアウトエリア
26aの形状,ドット数に対応するように変換しても良
い。また、模様データがカラー表示である場合には白黒
表示に変換しても良い。
【0039】また、上記第1の実施形態においては、外
部ROMカード19から読出した模様データをレイアウ
トエリア26aの大きさに対応するように変換したが、
これに限定されるものではなく、例えば、LCD17お
よびタッチパネル18に対応するように拡大しても良
い。この構成の場合、LCD17に余白が極力少なくな
るように刺繍模様を表示できるので、LCD17の表示
エリアが有効利用される上、タッチパネル18の誤操作
が防止される。
【0040】また、上記第1の実施形態においては、縫
製装置としてミシンを例示したが、これに限定されるも
のではなく、例えば加工布を固定し、縫い針7aを加工
布に対して移動させる構成の装置であっても良い。
【0041】次に本発明の第2の実施形態を図12に基
づいて説明する。尚、この実施形態は、本発明を特開平
6−86881号公報の刺繍模様作成装置に適用したも
のであり、以下、上記第1の実施形態と異なる部分につ
いてのみ説明を行う。
【0042】模様編集機27には機種選択キー28が設
けられており、機種選択キー28が操作されると、制御
装置(図示せず)は、機種選択キー28の操作内容に応
じてミシンの機種を判断する。また、制御装置の内部R
OMには、複数の縫製エリアおよび演算式がミシンの機
種毎に記憶されており、制御装置は、ミシンの機種を判
別すると、内部ROMからミシンの機種に対応する縫製
エリアを読出す。尚、制御装置はマイクロコンピュータ
を主体に構成されたものであり、変換手段,読出手段に
相当する。
【0043】模様編集機27には、表示手段に相当する
LCD29が装着され、LCD29の前面には、操作手
段に相当する透明なタッチパネル30が装着されてお
り、制御装置は、LCD29に複数の刺繍模様選択キー
を表示し、タッチパネル30からの出力信号に基づいて
いずれの刺繍模様選択キーが選択されたかを検出する。
【0044】制御装置は、刺繍模様選択キーの操作を検
出すると、検出内容に応じた模様データを外部ROMカ
ード19から読出し、模様データの中の大きさデータ
と、ミシンの機種に対応する縫製エリアとを比較する。
そして、「縫製エリア<大きさデータ」を判断すると、
所定の演算式を内部ROMから読出し、模様データの中
の運針データを演算式に基づいて演算処理し、縫製エリ
ア内に収まるように縮小する。これと共に、運針データ
に応じた表示データを設定し、この表示データに基づい
てLCD(表示手段に相当する)31のレイアウトエリ
アに刺繍模様を表示する。尚、このレイアウトエリアは
縫製エリアを画定するものであり、ミシンの機種に応じ
て大きさが異なるものである。
【0045】この状態で、LCD29および31の近傍
に位置する複数の移動キー32(操作手段に相当する)
が選択的に操作されると、制御装置は、移動キー32の
操作内容に応じてレイアウトエリアの表示を移動させ
る。そして、決定ボタン33(操作手段に相当する)の
操作を検出すると、レイアウトエリアの表示に応じた運
針データおよび表示データを外部RAMカード34に書
込む。
【0046】尚、上記第2の実施形態においては、外部
ROMカード19から読出した模様データをLCD31
のレイアウトエリアの大きさに対応するように変換した
が、これに限定されるものではなく、例えばレイアウト
エリアの形状,ドット数に対応するように変換しても良
い。また、模様データがカラー表示である場合には白黒
表示に変換しても良い。
【0047】また、上記第2の実施形態においては、外
部ROMカード19から読出した模様データをレイアウ
トエリアの大きさに対応するように変換したが、これに
限定されるものではなく、例えば、LCD31に対応す
るように変換しても良い。この構成の場合、LCD31
に余白が極力少なくなるように刺繍模様を表示できるの
で、LCD31の表示エリアが有効利用される。しか
も、LCD31の表示が見易くなるので、移動キー32
および決定キー33の誤操作が防止される。
【0048】また、上記第2の実施形態においては、外
部ROMカード19から模様データを読出す構成とした
が、これに限定されるものではなく、例えばハードディ
スク等の内部記憶媒体に模様データを予め記憶してお
き、このハードディスクから模様データを読出して縮小
する構成としても良い。この構成の場合、模様データの
大きさサイズが少数で済むため、記憶容量が比較的小さ
いハードディスクで対応できる。
【0049】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、模様データを縫製エリアの大きさに対応するよ
うに変換したが、これに限定されるものではなく、例え
ば円形状の縫製エリアに対する縫製データを矩形状の縫
製エリアに対応するように変換する等、縫製エリアの形
状に対応するように変換しても良い。この構成の場合、
縫製エリアの形状に拘らず模様データを利用できるの
で、模様データの利用可能数が一層増大する。
【0050】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、模様データを縫製エリア内に収まるように縮小
したが、これに限定されるものではなく、大きさデータ
が縫製エリアより小さいことが検出されたときには、例
えば縫製エリア内の余白が極力少なくなるように、模様
データを拡大しても良い。
【0051】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、外部ROMカード19に大きさデータを記憶し
ておく構成としたが、これに限定されるものではなく、
例えば、模様データの中の運針データに基づいて大きさ
データを演算する構成としても良い。
【0052】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、運針データを1針毎の刺繍枠15の移動量から
構成したが、これに限定されるものではなく、例えば1
針毎の刺繍枠15の移動位置(刺繍枠15のX方向の座
標値,Y方向の座標値)から構成しても良い。
【0053】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、操作手段としてタッチパネル18および30,
キー32および33を例示したが、これに限定されるも
のではなく、例えばマウス等でも良い。
【0054】また、本発明は上記第1および第2の実施
例に限定されるものではなく、例えば、上述した交換の
ためのプログラムをFD、CD−ROM等のコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体に記憶し、上述したデータの
変換をパソコン上で行えるようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデータ処理装置によれば次の効果を奏する。請求項1
記載の手段によれば、所定の作業エリアに対する模様デ
ータを異なる形態の作業エリアに対応するように変換し
た。このため、一の縫製装置に対する模様データを他の
縫製装置に利用できるので、他の縫製装置において、模
様データの利用可能数が増大する。請求項2記載の手段
によれば、外部記憶媒体から模様データを読出し、異な
る形態の作業エリアに対応するように変換した。このた
め、次々と新たに作られる模様データに対応できる上、
模様データのサイズ別に外部記憶媒体を設ける必要がな
くなる。
【0056】請求項3記載の手段によれば、模様データ
を異なる形態の作業エリアの大きさあるいは形状の少な
くとも一方に対応するように変換した。このため、作業
エリアの大きさあるいは形状の相違に拘らず、一の縫製
装置に対する模様データを他の縫製装置に利用すること
が可能になる。請求項4記載の手段によれば、模様デー
タを異なる形態の作業エリア内に収まるように変換し
た。このため、模様データが変換時に切除され、模様デ
ータの形態が変化してしまうことが防止される。
【0057】請求項5記載の手段によれば、一の縫製装
置用の模様データを他の縫製装置の表示形態に対応する
ように変換した。このため、例えば他の縫製装置の表示
手段に実際の縫製時と同一の比率で刺繍模様を表示し、
刺繍模様の編集作業を行うことが可能になる。請求項6
記載のデータ処理装置は、他の縫製装置の表示手段に余
白が極力少なくなるように模様データを表示できるの
で、表示手段の表示エリアが有効利用される。しかも、
表示手段の表示が見易くなるので、操作手段の誤操作が
防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図(制御装置の
制御内容を示すメインフローチャート)
【図2】(a)は選択処理内容を示すフローチャート,
(b)はデータチェック処理内容を示すフローチャート
【図3】電気的構成の概略を示すブロック図
【図4】ミシンの外観を示す斜視図
【図5】初期画面を示す図
【図6】縫い目模様選択画面を示す図
【図7】刺繍模様選択画面を示す図
【図8】刺繍模様確認画面を示す図
【図9】模様データの縮小形態を示す図
【図10】刺繍データを示す図
【図11】レイアウト画面を示す図
【図12】本発明の第2の実施形態を示す図
【符号の説明】
17は液晶表示パネル(表示手段)、18はタッチパネ
ル(操作手段)、19は外部ROMカード(外部記憶媒
体)、20は制御装置(変換手段,読出手段)、29は
液晶表示パネル(表示手段)、30はタッチパネル(操
作手段)、31は液晶表示パネル(表示手段)、32は
移動キー(操作手段)、33は決定キー(操作手段)を
示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫い目によって形成される縫製模様に関
    するデータを処理するデータ処理装置において、 前記縫製模様に関わる処理を所定の作業エリアに対して
    実行する一の縫製装置における模様データを前記一の縫
    製装置の所定の作業エリアとは異なる形態の作業エリア
    の他の縫製装置に対応するように変換する変換手段を備
    えていることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記模様データを記憶する外部記憶媒体
    から模様データを読出す読出手段を備えていることを特
    徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記模様データを前記異なる形態の作業
    エリアの大きさあるいは形状の少なくとも一方に対応す
    るように変換する変換手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記模様データを前記異なる形態の作業
    エリアに収まるように変換する変換手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記縫製模様の表示に関し前記一の縫製
    装置の模様データを、前記他の縫製装置の表示形態に対
    応するように変換する変換手段を備えていることを特徴
    とする請求項1記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記縫製模様の設定のために前記一の縫
    製装置に備えられた操作手段に関連し、その操作手段の
    後方あるいは近傍に配置された表示手段に関する模様デ
    ータを、前記他の縫製装置の表示手段および操作手段に
    対応するように変換する変換手段を備えていることを特
    徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
JP9077531A 1997-03-28 1997-03-28 データ処理装置 Pending JPH10263229A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077531A JPH10263229A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 データ処理装置
US09/048,340 US5983816A (en) 1997-03-28 1998-03-26 Embroidery data processing device for sewing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077531A JPH10263229A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10263229A true JPH10263229A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13636575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9077531A Pending JPH10263229A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 データ処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5983816A (ja)
JP (1) JPH10263229A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043038A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Brother Ind Ltd ミシン

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8327782B2 (en) * 2010-06-08 2012-12-11 Zeng Hsing Industrial Co., Ltd. Device for driving movement of a piece of cloth to be embroidered

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673578B2 (ja) * 1984-07-20 1994-09-21 蛇の目ミシン工業株式会社 コンピユ−タミシン
JPH0176772U (ja) * 1987-11-11 1989-05-24
JPH04161188A (ja) * 1990-10-25 1992-06-04 Brother Ind Ltd 多模様縫いミシン
JP2880306B2 (ja) * 1991-02-22 1999-04-05 蛇の目ミシン工業株式会社 刺繍データ作成装置
JP3336797B2 (ja) * 1995-02-23 2002-10-21 三菱電機株式会社 ミシンの縫製データ作成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043038A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Brother Ind Ltd ミシン

Also Published As

Publication number Publication date
US5983816A (en) 1999-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7210419B2 (en) Sewing machine capable of embroidery sewing and display control program therefor
JP4123576B2 (ja) 刺繍データ処理装置及び刺繍データ処理プログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体
JP4239319B2 (ja) ミシン
JPH04332592A (ja) データ転送可能な自動縫製システム
JPH10263231A (ja) 縫製データ変換装置
JPH11104377A (ja) 刺繍縫製可能なミシン及び刺繍データ処理装置及び模様データ記録媒体
US20110107950A1 (en) Embroidery data processing apparatus and computer-readable medium storing embroidery data processing program
US5803000A (en) Embroidery sewing machine
US5099777A (en) Sewing operation procedure display apparatus for sewing machine
JP2001000761A (ja) 刺繍縫製可能なミシンの表示装置
US7218986B2 (en) Sewing machine to which embroidery frame moving device is detachably attachable
JPH10263229A (ja) データ処理装置
US6317129B2 (en) Display device for sewing machine
JP2007252525A (ja) ミシン用テンプレート及びミシン
US6024037A (en) Programmable electronic sewing machine
JP3617152B2 (ja) 刺繍データ作成装置
JP3629848B2 (ja) 刺繍ミシン
JP3525679B2 (ja) 自動ミシン
JP2001038076A (ja) ミシン及び縫製データ作成装置
US6227128B1 (en) Sewing machine having a display
JPH09132859A (ja) 刺繍データ処理装置
JPH06154444A (ja) 刺繍ミシン
JP2006122229A (ja) ミシン
JPH11239683A (ja) ミシンの縫製作業要領表示装置
JPH11239685A (ja) 刺繍データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628