JP3525679B2 - 自動ミシン - Google Patents

自動ミシン

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫製データに従っ
て所望のパターンの縫目を被縫製物に形成でき、更に、
この縫製データの作成をも可能にされた自動ミシンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、縫製動作を順次設定した縫製
データに従って、縫製動作を行なう自動ミシンが知られ
ている。こうした自動ミシンでは、針の下にて水平面に
沿ってXY方向に移動可能にされたテーブルを設け、こ
のテーブルに被縫製物を固定し、縫製データに従って所
定量だけテーブルを移動させるモータを駆動し、縫製動
作を行なわせることによって縫目を形成して行く。こう
した自動ミシンに、縫製データの作成機能を持たせたも
のもある。このような自動ミシンでは、テーブルの水平
度、このテーブルに対する針棒(針を支える部分)の垂
直度、テーブルの移動量の誤差等が縫製時と全く等しい
条件で、縫製データの作成を行なうことができる。
【0003】縫製データを作成する際には、針落ち点の
位置情報を順次入力していくのが一般的である。針落ち
点とは、実際に自動ミシンが縫製を行なうときに自動ミ
シンの針を被縫製物に突き刺すポイントのことである。
この例を図6に示す。図6(a)は、被縫製物に縫目を
形成する様子を示した図であり、図6(b)は縫製デー
タの概要を示した図である。図6(a)に示すように、
被縫製物においては、縫製データは、針落ち点の位置を
表すデータ(位置情報とも言う)として表される。すな
わち、始点Bの位置、点S1 の位置、点S2 の位置、点
3 の位置、……点Sn の位置にて表現する(なお、実
際の縫製データには、これら位置情報の他にも、縫製速
度や、糸の切断するか否か等を示す属性情報が付与され
るが、ここでは省略する)。
【0004】そして、各点の位置情報は、通常、直前の
針落ち点からのテーブルの動量にて表される。例えば3
針目のデータは、図6(b)に示すように、X座標につ
いては前点つまり2針目のデータのX座標からテーブル
の動量にて表し、Y座標についても2針目のデータのY
座標からテーブルの動量にて表す。こうして点S1 、点
2 、点S3 、……、点Sn のデータをメモリに格納
し、更にフロッピーディスクなどに保存する。
【0005】連続する針落ち点間の距離は、上限及び下
限があるため、このように針落ち点の位置情報を、前点
からのテーブルの動量で表すと、上限を越えていない
か、下限を下回っていないか、の管理を行ない易い。ま
た、液晶ディスプレイ等の表示装置を自動ミシンに設
け、これに動量を表示するようにすれば、これから入力
する縫目の位置と、直前に入力した縫目との位置関係
が、非常によく分かる。
【0006】なお、自動ミシンは、入力した位置情報を
元に、その他の縫目を自動発生させる機能も通常、備え
ている。例えば、一直線状に縫いパターンを形成する場
合に、その線分の両端の位置情報を入力させ、更にピッ
チを入力させて、このピッチで両端の間を分割して縫目
を形成することもできる。ここでは主に、縫目の位置を
位置情報として逐一入力する方法について扱う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、直前に入力した縫目との位置関係は、
よく分かるものの、それ以外の縫目との位置関係が分か
り難い、という難点がある。例えば、長方形のパターン
縫いを行なう場合に、その長方形の4つの頂点の内、最
初に入力した頂点と、最後に入力する頂点のY座標(も
しくはX座標)を同じにするのが厄介となる。入力順に
隣り合う頂点なら、その2頂点を入力し、その間の縫目
を前述のように自動発生させればよい。すなわち、この
場合、前の頂点からのテーブルの動量がX座標、Y座標
の夫々について表示されるようにしておけば、これらX
座標,Y座標の何れかを同じになるようにすればよい。
しかし、入力の順序がかけ離れた2点については、これ
ができない。
【0008】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1に記載の自動ミシンは、直前に入力された
位置情報以外の縫目の位置情報との位置関係を分かり易
くすると共に、直前に入力された位置情報との位置関係
も分かるようにすることを目的としている。
【0009】また更に、請求項に記載の自動ミシン
は、入力した位置情報の数を表示できるようにすること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる目
的を達成するためになされた本発明の請求項1に記載の
自動ミシンは、少なくとも、被縫製物に縫目を形成する
位置を表す位置情報、を含む縫製データ、に従って被縫
製物が固定されるテーブルと針とを互いに相対移動させ
て縫製動作を行なう自動ミシンであって、縫目毎の前記
位置情報を入力するための位置情報入力手段と、該位置
情報入力手段によって入力された位置情報を表示するた
めの画像出力手段と、前記位置情報入力手段による位置
情報の入力に応じて前記テーブルと前記針とを互いに相
対移動させる模擬動作手段と、を備え、前記縫製データ
の作成が可能にされた自動ミシンにおいて、前記位置情
報入力手段による位置情報の入力に応じて、該入力され
た位置情報を、当該自動ミシンの縫製が可能な範囲内に
予め設定された定点を原点とする座標にして前記画像出
力手段に出力する位置表示制御手段と、最初に入力され
た位置情報以外の位置情報について、その直前に入力さ
れた位置情報に対する相対座標を前記画像出力手段に出
力する相対位置表示制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0011】こうすると、位置表示制御手段によって画
像出力手段に表示される座標は、直前に入力された位置
情報に依存しない、いわば絶対座標となるため、今まさ
に入力しようとする位置情報と、その縫製データの作成
において入力された任意の位置情報との位置関係が非常
に分かり易くなる。
【0012】反面、このように絶対座標のみが表示され
ると、直前の位置情報との位置関係がかえって分かり辛
くなる。そこで、前記縫製データの作成において、最初
に入力された位置情報以外の位置情報について、その直
前に入力された位置情報に対する相対座標を前記画像出
力手段に出力する相対位置表示制御手段、を更に備え
る。
【0013】こうすると、位置表示制御手段によって表
示される絶対座標に加え、相対位置表示制御手段による
相対座標も表示されるため、直前の位置情報との位置関
係も分かり易くなる。また、請求項記載の自動ミシン
では、前記位置情報入力手段による位置情報の入力に応
じて、該入力された位置情報が、その縫製データの作成
において、何個目の位置情報であるかを表示する針数表
示制御手段、を更に備えたものとしている。
【0014】こうすると、絶対座標に加え、入力された
位置情報が、その縫製データの作成において、何個目の
位置情報であるか(いわゆる針数)を、針数表示制御手
段が画像出力手段に表示されるので、入力した位置情報
の量、ひいては縫製データの量を知ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。まず、図1は本発明を適用した自動ミ
シン1の概観図である。自動ミシン1は、針3を上下動
させるミシン本体と、針3の下に位置して前後左右に移
動されるテーブル5とを備え、このテーブル5に固定さ
れた布等の被縫製物7に縫製を行なって行く。
【0016】この縫製動作は、この自動ミシン1(もし
くは他の縫製データ作成装置)にて作成された縫製デー
タに従って行なわれる。この縫製データを自動ミシン1
にて作成する場合に使用されるのが操作パネル9(通称
に倣い、以下、プログラマ9という)である。このプロ
グラマ9の外観を図2に示す。
【0017】図2に示すようにプログラマ9は、複数の
キー(以下、キー群11という)と、液晶ディスプレイ
13を備えている。キー群11は、カーソルキー15、
+キー17、−キー19、数字キー21、リターンキー
23等から構成されている。符号25で示されているの
は、そのキーが押下可能であること等を示すために点灯
されたり点滅されたりするLEDである。
【0018】自動ミシン1をブロック図にしたものが図
3である。なお図3では、プログラマ9とそれ以外の部
分(以下、ミシン本体1とも言う)とを分けて示してい
る。まずミシン本体1は、テーブル5を動かすためのX
軸モータ31、およびY軸モータ33と、針3の上下動
等に用いられるミシンモータ35と、ミシン本体1を操
作するためのスイッチ群37と、縫製データのフロッピ
ーディスクに対する読み出し及び書き込みを行なうため
のフロッピー装置39と、ミシン本体1の使用者に注意
を促すために鳴動されるブザー41と、動作状態等を使
用者に知らせるために点灯されるLED43と、ミシン
本体1の動作や縫製データの作成に必要なプログラムが
格納されたROM45と、プログラムの実行に用いられ
るデータを一時記憶するRAM47と、ROM45に格
納されているプログラムを実行するCPU49とを備え
ている。
【0019】なお、実際には、CPU49とミシンモー
タ35は、CPU49からの指令信号に応じた電流を発
生させるモータドライバを介して接続され、フロッピー
装置39はCPU49に対して、ディスク装置コントロ
ーラを介して接続される、といったように、各装置とC
PU49との間は所要のインタフェース回路が挿入され
るが、本図では省略している。また、ミシン本体1とプ
ログラマ9とは、外部通信部51を介して接続される。
【0020】一方のプログラマ9は、前述のキー群11
ならびに液晶ディスプレイ13(図3ではLCDと表
記)と、ミシン本体1の外部通信部51と直接信号の授
受を行なう外部通信部53と、液晶ディスプレイ13を
裏側から照らすバックライト55と、ブザー41と略同
様の目的で適宜鳴動されるブザー57と、プログラマ9
にて実行されるプログラム等が予め内蔵されたROM5
9と、そのプログラムの実行に用いられるデータを一時
記憶するRAM61と、ROM59に内蔵されたプログ
ラムを実行するCPU63とを備えている。CPU63
は、キー群11に介してなされた指示を、所定の信号に
してミシン本体1側に出力したり、ミシン本体1側から
受信した信号に基づいて所定の表示(後述)を液晶ディ
スプレイ13に行なったりする。
【0021】CPU63によって液晶ディスプレイ13
になされる表示の一例を図4(a)に示す。図4(a)
は、トレースモードにおいて、液晶ディスプレイ13に
出力された例を示すものである。ここでトレースモード
とは、予め作っておいた縫製データのチェックをするた
めのモードで、1針ずつその位置情報が示す位置が、針
3の下に来るよう、X軸モータ31およびY軸モータ3
3を駆動してテーブル5を動かすと共に、その位置情報
が示す絶対座標71及び相対座標73を液晶ディスプレ
イ13に表示する。
【0022】絶対座標71とは、自動ミシン1において
縫製動作が可能なエリアAに予め設定された原点に対す
る座標であり、自動ミシン1においては、図4(b)に
示すような縦130mm、横260mmの縫製エリアAの中
心Oに原点が定められている。図4(a)に示されてい
る絶対座標71(100.00,−60.00)は、図
4(b)の点Pを示している。一方の相対座標73は、
現在、針3の下に位置されている点Pの、その前の点Q
の位置情報に対する座標を示している。すなわち図4
(a)では、相対座標73が(0.00,−3.00)
となっているから、点Pが点Qに対してX方向が同じ
で、Y方向には3mm手前の位置にあることを示してい
る。
【0023】なお、液晶ディスプレイ13には絶対座標
71、相対座標73の他にも、作成時に用いられた入力
方法を示すアイコン75(本図では、一針ずつ縫目を入
力(ステッチ入力)したことを示している)、現在、絶
対座標71に示されている縫目が何個目の位置情報であ
るかを示す針数77、縫製データを為す縫目の総数7
9、現在の位置情報に対して外部に信号出力するか否か
を示すアイコン81、縫製速度83、この縫製データが
完成しているものか否かを示す終了コード85が表示さ
れる。
【0024】トレースモードは、+キー17(図2参
照)を押すことにより進行される。この処理を図5に示
す。図5は、トレースモードにおいて+キー17が押さ
れた際に行なわれる処理を示す。この処理ではプログラ
マ9のCPU63は、+キー17に対する入力を所定の
信号に変換してミシン本体1に送信したり、ミシン本体
1から受信した絶対座標71、相対座標73等の液晶デ
ィスプレイ13への出力をする処理を行ない、一方、ミ
シン本体1のCPU49は、プログラマ9からの信号と
縫製データとに応じ、X軸モータ31及びY軸モータ3
3を駆動する処理等を行なう。
【0025】図6に示す処理は、自動ミシン1がトレー
スモードにされ、対象となる縫製データがCPU49に
よってフロッピー装置39からRAM47へと読み込ま
れると起動される。なお、縫製データは図6(b)に示
したものとほぼ同様、前点の位置情報からのX軸モータ
31の駆動量およびY軸モータ31の駆動量が順次格納
されたものとなっている。本処理が起動されると、まず
S10にて、X軸モータ31、Y軸モータ33を駆動し
てテーブル5を動かし、原点Oを針3の真下に位置させ
る。そして+キー17が押されるのを待ち(S20)、
+キー17が押されると、X軸モータ31、Y軸モータ
33を駆動して、テーブル5を縫い始点に移動する(S
30)。ここで縫い始点は図4(b)の点Rに相当す
る。このとき液晶ディスプレイ13には、移動された箇
所の絶対座標71および相対座標73が表示されるが、
点Rには直前の点がないため、点Rの絶対座標71と相
対座標73とは同じになる。
【0026】そしてS40に進み、再び+キー17が押
されるのを待ち、押されるとS50に進み、RAM47
内の縫製データに従って、送り一針移動する。すなわち
縫製データとして記憶されている駆動量だけ、X軸モー
タ31、Y軸モータ33を夫々駆動してテーブル5を移
動させる。このとき液晶ディスプレイ13に表示される
絶対座標71は、前の点すなわち点Rの絶対座標にS4
0にて移動された移動量を加えたものが表示される。一
方、相対座標73は、X軸モータ31、Y軸モータ33
の各駆動量を、テーブル5のX、Y各方向の移動距離に
換算したものが表示される。
【0027】S60では、縫製データのトレースが終了
したか否か判定し、YESであれば、S10に戻り、再
びテーブル5を移動させ、原点Oを針3の真下に位置さ
せる。NOすなわち縫製データに続きがあれば、S70
に進み、+キー17が押されるのを再度待ち、押されれ
ば、S50に戻る。以下、+キー17が押される都度、
縫製データに記録されている次の位置情報を読み込み、
その位置に針3が位置するよう、X軸モータ31及びY
軸モータ33を駆動し、液晶ディスプレイ13にその位
置の絶対座標71と相対座標73とを表示する。
【0028】自動ミシン1にて縫製データを作成する際
には、カーソルキー15及びリターンキー23を操作す
る。すなわち、自動ミシン1を作成モードにして、カー
ソルキー15を操作すると、それに応じてX軸モータ3
1およびY軸モータ33が駆動される。つまり、カーソ
ルキー15の操作に応じてX軸モータ31およびY軸モ
ータ33を駆動するCPU49、63が、本発明の模擬
動作手段に相当する。
【0029】こうしてテーブル5を動かし、針3に対し
て所望の位置に来たら、リターンキー23を押す。する
とその位置の、前点からのX軸モータ31、Y軸モータ
33の各駆動量がRAM47に記憶される。つまりカー
ソルキー15及びリターンキー23が、本発明の位置情
報入力手段に相当する。このとき、液晶ディスプレイ1
3には、これら駆動量を移動距離に換算した相対座標7
3、および絶対座標71が表示される。つまり、液晶デ
ィスプレイ13は本発明の画像出力手段に相当し、この
とき絶対座標71を液晶ディスプレイ13に表示するC
PU63の処理が本発明の位置表示制御手段としての処
理に相当し、相対座標73を液晶ディスプレイ13に表
示するCPU63の処理が本発明の相対位置表示制御手
段としての処理に相当する。なお、絶対座標71は、そ
れまでに、RAM47に格納された各駆動量をX座標、
Y座標の夫々について累算し、移動距離に換算すること
により算出される。作成モードを終了させると、RAM
47に格納された縫製データがフロッピー装置39に格
納される。
【0030】このように、自動ミシン1においては、縫
製データの作成モード、及びそのトレースモードの双方
において、縫製データの示す位置情報の絶対座標71
が、液晶ディスプレイ13に表示される。従って、それ
まで入力した任意の点との位置関係を把握することがで
きる。例えば、作成モードにおいて、300針目の位置
の横方向の位置を100針目の位置と同じにしたけれ
ば、100針目を入力した時点でその絶対座標71のX
座標をメモしておき、300針目の位置の絶対座標71
のX座標をこれと同じにするだけでよい。従って、所望
の縫いパターンが容易に作成でき、そのトレースモード
においても任意の2点の位置関係が分かり易い。
【0031】その一方で、相対座標73も表示されるた
め、直前の点との位置関係を適切にするのも容易であ
る。例えば、直前の点に比べ、X座標はそのままで、Y
座標のみを3mm減らしたいと言う場合には、作成モード
において、相対座標73の欄に図4(a)に示されてい
るのと同じ値が表示されるまで、カーソルキー15を操
作すればよい。
【0032】また、縫製データとしてRAM47に一旦
格納され、フロッピーディスクに保存される位置情報
は、相対座標に相当するX軸モータ31およびY軸モー
タ33の各駆動量であり、これらは座標を為す数値が、
絶対座標を表す数値に比べ、一般に小さくなるため、縫
製データの容量を節約することができる。
【0033】以上、本発明の一実施の形態として、自動
ミシン1について説明してきたが、本発明はこの実施の
形態に何等限定されるものではなく、様々な態様で実施
しうる。例えば、自動ミシン1では、縫製データとして
相対座標に相当するX軸モータ31、Y軸モータ33の
各駆動量をRAM47に格納し、この相対座標から絶対
座標を算出して液晶ディスプレイ13に表示したが、こ
の逆、すなわち絶対座標(もしくはこれに相当するも
の)を格納し、これから相対座標を算出するようにして
もよい。こうすると、前述の記憶容量の節約という効果
はなくなるものの、それ以外の効果は同様に奏すること
ができる。また、絶対座標と相対座標の双方を格納する
ようにしてもよい。こうすると、トレースモードにおい
て、液晶ディスプレイ13に表示する絶対座標算出を
単純にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である自動ミシン1の概観
を示す説明図である。
【図2】 自動ミシン1の備えるプログラマ9の外観図
である。
【図3】 自動ミシン1のブロック図である。
【図4】 自動ミシン1の液晶ディスプレイ13に表示
される位置情報の一例と、該位置情報に関する説明図で
ある。
【図5】 自動ミシン1がトレースモードの際に、CP
U49、63にて実行される処理のフローチャートであ
る。
【図6】 自動ミシンにて形成される縫目の位置情報及
び縫製データの説明図である。
【符号の説明】
1…自動ミシン 3…針 5…テ
ーブル 7…被縫製物 9…プログラマ 11…
キー群 13…液晶ディスプレイ 15…カーソルキー 17
…+キー 21…数字キー 23…リターンキー 31…X軸モータ 33…Y軸モータ 35
…ミシンモータ 37…スイッチ群 39…フロッピー装置 41
…ブザー 49,63…CPU 71…絶対座標 73
…相対座標 A…縫製エリア O…原点
フロントページの続き (72)発明者 山口 稔 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−103290(JP,A) 特開 平7−275539(JP,A) 特開 平7−18555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 1/00 - 97/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、被縫製物に縫目を形成する
    位置を表す位置情報、を含む縫製データ、に従って被縫
    製物が固定されるテーブルと針とを互いに相対移動させ
    て縫製動作を行なう自動ミシンであって、縫目毎の前記
    位置情報を入力するための位置情報入力手段と、該位置
    情報入力手段によって入力された位置情報を表示するた
    めの画像出力手段と、前記位置情報入力手段による位置
    情報の入力に応じて前記テーブルと前記針とを互いに相
    対移動させる模擬動作手段と、を備え、前記縫製データ
    の作成が可能にされた自動ミシンにおいて、 前記位置情報入力手段による位置情報の入力に応じて、
    該入力された位置情報を、当該自動ミシンの縫製が可能
    な範囲内に予め設定された定点を原点とする座標にして
    前記画像出力手段に出力する位置表示制御手段と、 最初に入力された位置情報以外の位置情報について、そ
    の直前に入力された位置情報に対する相対座標を前記画
    像出力手段に出力する相対位置表示制御手段と、 備えたことを特徴とする自動ミシン。
  2. 【請求項2】 前記位置情報入力手段による位置情報の
    入力に応じて、該入力された位置情報が、その縫製デー
    タの作成において、何個目の位置情報であるかを表示す
    る針数表示制御手段、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の自動ミシ
    ン。
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