JP2008212321A - ミシン - Google Patents

ミシン Download PDF

Info

Publication number
JP2008212321A
JP2008212321A JP2007052383A JP2007052383A JP2008212321A JP 2008212321 A JP2008212321 A JP 2008212321A JP 2007052383 A JP2007052383 A JP 2007052383A JP 2007052383 A JP2007052383 A JP 2007052383A JP 2008212321 A JP2008212321 A JP 2008212321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
embroidery pattern
area
sewing machine
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007052383A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Matsuzawa
清志 松沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2007052383A priority Critical patent/JP2008212321A/ja
Priority to US12/040,425 priority patent/US20090025621A1/en
Publication of JP2008212321A publication Critical patent/JP2008212321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B75/00Frames, stands, tables, or other furniture adapted to carry sewing machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C5/00Embroidering machines with arrangements for automatic control of a series of individual steps
    • D05C5/04Embroidering machines with arrangements for automatic control of a series of individual steps by input of recorded information, e.g. on perforated tape

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】所望する縫製領域に応じたサイズに調整した刺繍模様を好適に施すことができるミシンを実現する。
【解決手段】ミシンMは、保持枠11に保持される布の任意の位置を照射光で指し示す投光器30を備えており、その投光器30による照射光の光点で指し示した布の位置に応じて、所望する刺繍模様を施す縫製領域を設定することができ、また、ROM102に記憶される縫製データに基づき、その設定された縫製領域に応じたサイズの刺繍模様を形成するための刺繍模様データを作成することができる。そして、その作成された刺繍模様データに基づき、ミシンMの各部を動作制御して、その縫製領域に収まるサイズの刺繍模様を布に施す縫製を実行することを可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ミシンに関する。
従来、所望する刺繍模様の拡大や縮小などの加工処理をCRT等の表示画面上で行い、その加工処理した刺繍模様の縫製を生地に施すことが可能な刺繍機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2695445号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、表示画面上で確認した刺繍模様の大きさは、感覚的な大きさであることがあり、その刺繍模様を実際に生地に施すと、想定した大きさと異なるサイズの刺繍が形成されてしまうことがあった。
特に、予め別の刺繍模様などが施された生地において、例えば、その刺繍の間の領域に所望する刺繍模様をレイアウトして施す場合に、加工処理した刺繍模様が大きいと隣接する刺繍と重なってしまうことがあり、また、加工処理した刺繍模様が小さいと刺繍間に隙間が空くなどして刺繍位置のずれが顕著になってしまうという問題があった。
また、予め刺繍が施された生地に対する適正な位置に適正なサイズの刺繍模様を施すための縫製プログラムを作成したとしても、その刺繍が施された生地を刺繍機(ミシン)の所定位置(例えば、刺繍枠)に寸分違わなく取り付けなければ、刺繍のずれが生じてしまうので、問題を解決するには至らなかった。
本発明の目的は、所望する縫製領域に応じたサイズに調整した刺繍模様を好適に施すことができるミシンを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、上下動する縫い針と、被縫製物を保持して縫い針の上下動方向と交差する方向に移動可能な布保持部と、を備え、布保持部における縫製可能エリアに保持される被縫製物に、所定の縫製データに基づき縫い目を形成するミシンにおいて、様々な刺繍模様に関する複数の縫製データを記憶する記憶手段と、布保持部に保持される被縫製物の任意の位置を指し示す指示手段と、指示手段により指し示した被縫製物の位置に応じて、所望する刺繍模様を施す縫製領域を設定する縫製領域設定手段と、縫製領域設定手段により設定された縫製領域の位置や大きさに応じて、記憶手段に記憶される縫製データに基づく刺繍模様が、その縫製領域に収まるサイズとなるように刺繍模様データを作成する刺繍模様作成手段と、刺繍模様作成手段により作成された刺繍模様データに基づき、ミシンの各部を動作制御して縫製を実行する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ミシンは、布保持部に保持される被縫製物の任意の位置を指し示す指示手段を備えており、その指示手段により指し示した被縫製物の複数の位置に応じて、所望する刺繍模様を施す縫製領域の位置と大きさを設定することができ、また、記憶手段に記憶される縫製データに基づき、その設定された縫製領域に応じたサイズの刺繍模様を形成するための刺繍模様データを作成することができる。そして、その作成された刺繍模様データに基づき、ミシンの各部を動作制御して縫製を実行することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、布保持部の縫製可能エリアに対応する表示領域を有する表示手段を備え、その表示手段の表示領域に、指示手段が被縫製物を指し示した位置に対応するポイントや、縫製領域設定手段により設定された縫製領域と刺繍模様作成手段により作成された刺繍模様とを表示することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンは、指示手段が被縫製物を指し示した位置に対応するポイントを表示手段の表示領域に表示したり、設定された縫製領域とその縫製領域に応じて作成された刺繍模様を表示手段の表示領域に表示したりすることができるので、作業者は、指示手段が被縫製物を指し示した位置や、設定された縫製領域や刺繍模様を、表示手段における表示によって確認することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンにおいて、指示手段が、縫い針であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンにおいて、縫い針を指示手段として用いることができる。
請求項1に記載の発明によれば、ミシンは、布保持部に保持される被縫製物の任意の位置を指し示す指示手段を備えており、その指示手段により指し示した被縫製物の位置に応じて、所望する刺繍模様を施す縫製領域を設定することができ、また、記憶手段に記憶される縫製データに基づき、その設定された縫製領域に応じたサイズの刺繍模様を形成するための刺繍模様データを作成することができる。そして、その作成された刺繍模様データに基づき、ミシンの各部を動作制御して縫製を実行することができる。
つまり、ミシンは、刺繍やワッペンなどが既に施されている被縫製物であっても、その既存の刺繍やワッペンなどを避けるように所望する範囲に縫製領域を設定することができる。また、予め記憶手段に記憶されている縫製データに基づき、その設定された縫製領域に応じた刺繍模様に関する刺繍模様データを作成することができるので、被縫製物の任意の箇所に任意のサイズの刺繍模様の縫製を行うことができる。
よって、このミシンは、所望する縫製領域に応じたサイズに調整した刺繍模様を好適に施すことができるミシンであるといえる。
請求項2に記載の発明によれば、ミシンは、指示手段が被縫製物を指し示した位置に対応するポイントを表示手段の表示領域に表示したり、設定された縫製領域とその縫製領域に応じて作成された刺繍模様を表示手段の表示領域に表示したりすることができるので、作業者は、指示手段が被縫製物を指し示した位置や、設定された縫製領域や刺繍模様を、表示手段における表示によって確認することができる。
よって、作業者による、縫製領域の設定や刺繍模様データの作成がより良好に行われるようになって、より好適に刺繍模様を施すことが可能になる。
請求項3に記載の発明によれば、ミシンにおいて、縫い針を指示手段として用いることができ、ミシンに新たな構成を備えることなく、縫製領域の設定が可能になる。
本発明の実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。
本実施形態において、ミシンとして刺繍ミシンを例に挙げて説明する。
刺繍ミシンは、縫製を行う被縫製物である布を保持する刺繍枠である保持枠を有しており、その保持枠が縫い針に対し相対的に移動することによって、保持枠に保持される布に所定の縫製データに基づく縫い目形状の縫い目を形成するミシンである。
ここで、後述する縫い針8が上下動を行う方向をZ軸方向(上下方向)とし、これと直交する一の方向をX軸方向(左右方向)とし、Z軸方向とX軸方向の両方に直交する方向をY軸方向(前後方向)と定義する。
刺繍ミシンM(以下、ミシンM)は、図1、図2に示すように、ミシン本体1と、ミシン本体1に配設された枠移動機構13や操作パネル20等を備えて構成されている。
ミシンMは、図1に示すように、外形が側面視にて略コ字状を呈するミシンフレーム2を備えている。このミシンフレーム2は、ミシンMの上部をなしX軸方向に延びるミシンアーム部2aと、ミシンMの下部をなしX軸方向に延びるミシンベッド部2bと、ミシンアーム部2aとミシンベッド部2bとを連結する縦胴部2cとを有している。
このミシンMは、ミシンフレーム2内に駆動機構が配されており、回動自在でX軸方向に延びる図示しない上軸及び図示しない下軸を有している。上軸(図示省略)はミシンアーム部2aの内部に配され、下軸(図示省略)はミシンベッド部2bの内部に配されている。
上軸(図示省略)は、ミシンモータ5(図2参照)に接続され、このミシンモータ5により回動力が付与される。また、下軸(図示省略)は、図示しない動力伝達機構を介して上軸と連結しており、上軸が回動すると、上軸の動力が下軸側へ伝達されて、下軸が回動するようになっている。
上軸(図示省略)の前端には、上軸の回動によりZ軸方向に上下動する針棒8aが接続されており、その針棒8aの下端には、縫い針8が交換可能に設けられている。また、ミシンアーム2aには縫い針8の上下動による布の浮き上がりを防止するために、針棒8aの上下動と連動して上下動し、縫い針8の周囲の布を押圧する周知の中押さえ12が設けられている。
また、下軸(図示省略)の前端には、釜(図示省略)が設けられている。上軸とともに下軸が回動すると、縫い針8と釜(図示省略)との協働により縫い目が形成される。
なお、ミシンモータ5、上軸(図示省略)、針棒8a、縫い針8、下軸(図示省略)、釜(図示省略)等の接続構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
また、図1に示すように、ミシンアーム2aには、後述する保持枠11に保持される布の任意の位置を指し示す指示手段としての投光器30が配設されている。
投光器30は、例えば、LEDやレーザダイオードなどの発光部を備え、その発光部が出力した光を保持枠11に保持される布に向けて照射して、その照射光が布上に現れた光点に対応する位置を指し示すようになっている。特に、投光器30は、保持枠11に保持されている布に向かい下降した縫い針8がその布に突き刺さる箇所(針落ち点)に対応する位置を光点で指し示すようになっている。
また、図1に示すように、ミシンベッド部2bには、キャリッジ13aと取付部材13bを有する枠移動機構13が配設されており、この取付部材13bに取り付けられている布保持部としての保持枠11と、ミシンアーム部2aの縫い針8がミシンベッド部2b上に配置されるようになっている。
保持枠11は、取付部材13bを介して枠移動機構13に取り付けられており、その取付部材13bにはキャリッジ13aやミシンベッド2b内に配置されたパルスモータであるX軸モータ14及びY軸モータ15(図2参照)が駆動機構部として連結されている。
保持枠11は、被縫製物である布を保持し、枠移動機構13におけるX軸モータ14及びY軸モータ15の駆動に伴い移動することで、その保持枠11ごと保持した布を前後左右方向(XY方向)に移動させて、その布を縫い針8に対して位置決めするようになっている。そして、保持枠11の移動と、縫い針8や釜(図示省略)の動作が連動することにより、布に所定の縫製データに基づく針落ちを施すことで縫い目が形成される。特に、保持枠11における所定の縫製可能エリアであるその保持枠11の内側に保持される布に、所望する縫い目形状の刺繍縫い目が形成される。
つまり、ミシンMは、その枠の内側が縫製可能エリアである保持枠11を有し、その保持枠11の内側に保持される布における所望する範囲に、縫製データに応じた刺繍模様を形成する針落ちを施し、所望する縫い目形状の刺繍縫い目を形成するようになっている。
また、ミシンMは、図1、図2に示すように、スタートストップスイッチ16a、返し縫いスイッチ16b、糸切りスイッチ16c、スピード調整ボリューム16dを有するキーマトリクス16を備えている。
キーマトリクス16は、ミシンMを駆動し、針棒8a(縫い針8)を上下動させたり、保持枠11を動作させたりするための操作キーの機能を有する。すなわちキーマトリクス16が操作されたことに基づき出力される信号が各種キーの操作信号として後述する制御部100に出力され、制御部100はその操作信号に応じて、ミシンモータ5等を駆動してミシンMを動作させるように構成されている。
また、ミシンMは、図1、図2に示すように、作業者がミシンMに対する各種設定操作や、各種データ等の入力操作を行うための操作パネル20を備えている。この操作パネル20とミシンM(制御部100)とは、図示しない回線により接続されている。
操作パネル20は、図2に示すように、表示手段としての液晶表示部22と、その液晶表示部22の表示画面上(表示画面の前面)に設けられた透明なタッチスイッチとしてのタッチパネル21とを備えて構成されており、液晶表示部22に表示される操作キー等をタッチ操作することにより、例えば、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の位置読み取り原理で、タッチパネル21がタッチ指示された位置を検出し、その検出した位置に応じて、各種データの入力や操作指示の入力等を行うことが可能になっている。例えば、表示手段としての操作パネル20に表示される操作キーをタッチ指示することによって、所定の操作入力を行うことにより、操作パネル20の液晶表示部22における表示が様々に切り替わり、各種操作画面や表示画面、各種操作キーや設定データ等が表示されるようになっている。また、操作パネル20がタッチ指示されて入力された信号等は、後述する制御部100に出力される。このように操作パネル20が、ミシンの入力部や表示部としての機能を有するようになっている。
また、液晶表示部22は、布に形成する刺繍模様を表示するための表示領域22a(図3参照)を備えている。この表示領域22aは、保持枠11の縫製可能エリアに対応する範囲を有している。
操作パネル20に表示される操作キー群は、例えば、図3、図4等に示すように、操作パネル20において入力されたデータや選択されたデータを確定して、そのデータに関する設定を行うための確定キー21aと、設定されたデータ等を取り消すための取消キー21bと、後述する記憶手段(ROM102)に記憶されている複数の刺繍模様に関する縫製データから所望する刺繍模様のデータを選択するための刺繍データ画面210(図4参照)を表示する模様選択キー21cと、投光器30から照射された光が保持枠11に保持される布上で光点となって指し示す位置を移動させるように調整して、所望する縫製領域を設定するための縫製領域設定部21d等を有している。
なお、縫製領域設定部21dは、布を保持する保持枠11を移動させることで、相対的に布上の光点を移動させる上下左右キー211と、投光器30から照射された光が指し示す光点の位置に対応するポイントを縫製領域設置ポイントとして決定するためのポイント決定キー212とを備えており、縫製領域設定手段の一部として機能する。
操作パネル20の液晶表示部22は、上記操作キー群を表示するとともに、投光器30が布を指し示した位置(光点)に対応するポイントを表示領域22aに表示したり、所望する刺繍模様を布に縫製する範囲に対応する縫製領域と、その縫製領域に施す刺繍模様とを表示領域22aに表示したりする。
なお、液晶表示部22の表示領域22aは、保持枠11の内側の縫製可能エリアに対応しており、その表示領域22aに表示される縫製領域に関連つけられた刺繍模様が、保持枠11の内側(縫製可能エリア)に保持される布におけるその縫製領域が対応する位置に縫製されて形成されるようになっている。
また、図2に示すように、ミシンMは、ミシンモータ5、X軸モータ14、Y軸モータ15、キーマトリクス16、操作パネル20、投光器30等に接続される制御部100を有している。
この制御部100は、ミシンモータ5、X軸モータ14、Y軸モータ15、操作パネル20、投光器30及びその他の図示しないアクチュエータについて所定の制御プログラムに従って各種の処理及び制御を実行するCPU101と、各種の処理及び制御を実行するためのプログラムや各種の処理及び制御に要するデータが格納された記憶手段としてのROM102と、各種のデータを格納して各種の処理の作業領域となるRAM103と、新たに作成した縫製データ等を記憶するEEPROM104と、CPU101と各種の機器との接続を図るインターフェース(図示省略)と、各モータ用のパルスモータドライバ(図示省略)等を備えている。
CPU101は、キーマトリクス16から入力される操作信号や、操作パネル20から入力される各種設定信号や各種データ等に応じて、ROM102に格納されている刺繍ミシン用の各種制御プログラムおよび縫製データや、EEPROM104に格納されている各種データに従ってミシンMの各部の動作処理を集中制御し、その処理結果をRAM103内のワークエリアに格納するとともに、操作パネル20の操作により入力された各種データや、RAM103に格納した処理結果を必要に応じてEEPROM104に記憶させる。
そして、CPU101は、ミシンMを構成する各部の駆動を制御する制御手段として機能する。
ROM102には、ミシンMの制御プログラムや制御データ、各種縫製に関するデータや表示画面情報等が格納され、記憶されている。
例えば、記憶手段としてのROM102には、布に各種縫い目を形成するために、針棒8a(縫い針8)や保持枠11を動作させるための、様々な刺繍模様(縫い目形状)に関する複数の縫製データ(刺繍データ)が予め記憶されている。この縫製データとしては、縫い目形状を示す形状点の座標(形状点データ)や、その形状点に基づき算出されるなどして得られた針落ち点の座標(針落ち点データ)が、保持枠11に対する縫い針8の位置に関連つけられた針落ち位置の座標データ(座標点)として記憶されている。また、その座標データの位置に縫い針8を配置するように、保持枠11を縫い針8に対して相対移動させる際の移動量に関する移動量データが記憶されている。
RAM103には、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられており、入力されたデータの処理中や、縫製動作中のワークエリアとして使用される。
EEPROM104には、ROM102に記憶されている縫製データに基づき作成された新たな縫製データや、作業者が操作パネル20を介して設定した新たな縫製データ等、各種データが複数記憶されている。
このEEPROM104に記憶される縫製データとしては、例えば、表示領域22aに表示される縫製領域内に配される刺繍模様に関する縫製データであって、後述する縫製領域設定手段としての制御部100が設定した縫製領域に対して、後述する刺繍模様作成手段としての制御部100が作成した刺繍模様に対応する刺繍模様データがある。
つまり、この刺繍模様データは、ROM102に記憶されている縫製データに対応する刺繍模様を、操作パネル20の表示領域22aに設定された縫製領域に応じて拡大や縮小の処理を施した刺繍模様に対応する縫製データである。
このような制御部100は、X軸モータ14に併設されたX軸原点センサ(図示省略)やY軸モータ15に併設されたY軸原点センサ(図示省略)、キーマトリクス16から入力される駆動信号や、操作パネル20から入力される各種設定データや、ROM102やEEPROM104に記憶された各種データを、ROM102に格納されている刺繍ミシン用の各種制御プログラムにより処理し、各モータや操作パネル20又はその他アクチュエータの制御を実行する。
そして、制御部100は、縫製の実行時においては、CPU101が所定の制御プログラムを実行することにより、ROM102又はEEPROM104に記憶された縫製データを読み取り、ミシンモータ5の駆動開始と共に縫製データが示す針落ち位置となるようにX軸モータ14及びY軸モータ15を駆動し、保持枠11を縫い針8(針棒8a)に位置決めする制御手段としての処理を実行する。つまり、制御部100は、ミシンモータ5の回転に同期させながら、縫製データとして設定された縫い目形状に関する座標データに基づき複数の針落ち位置に順番に保持枠11を位置決めして縫い針8を針落ちさせるように、ミシンの各部を動作制御する処理を縫製完了まで継続し、所定の刺繍模様を布に縫製して形成する縫製制御を実行する。
また、制御部100は、投光器30によって指し示した布の位置に応じて、所望する刺繍模様を施す縫製領域を設定する縫製領域設定手段として機能する。
具体的には、縫製領域設定手段としての制御部100は、投光器30が照射した光が布を指し示した光点に応じた2点を縫製領域設置ポイントとして定めることによって、その2点を結ぶ仮想線が対角線となる長方形の範囲を、所望する刺繍模様を施す縫製領域として設定する制御を実行する。
つまり、作業者が、操作パネル20における縫製領域設定部21dの上下左右キー211を押下する操作入力を行い、布を保持する保持枠11を移動させることで相対的に布上の光点を移動させるようにして、保持枠11に保持されている布における所望する位置をその光点で指し示すことができるので、その上下左右キー211を操作して投光器30が照射した光の光点が実際にその布を指し示した位置を縫製領域設置ポイントとして決定キー212を押下する操作によって、その光点が指示した2点の座標をそれぞれ取得して、縫製領域を設定することができる。
また、制御部100は、縫製領域設定手段としての制御部100により設定された縫製領域の位置や大きさに応じて、ROM102に記憶される縫製データに基づく刺繍模様がその縫製領域に収まるサイズとなるように刺繍模様データを作成する刺繍模様作成手段として機能する。
具体的には、刺繍模様作成手段としての制御部100は、設定された縫製領域である長方形の寸法を、投光器30が照射した光の光点が布を指し示した位置である縫製領域設置ポイントとして得た点の座標や、保持枠11の移動量などから演算して取得し、その縫製領域に刺繍模様が収まるように刺繍模様の拡大や縮小を行い、その刺繍模様の縫製データにおける針落ち点などの座標データを、その拡大や縮小に応じて調整した刺繍模様データを作成する制御を実行する。
特に、刺繍模様作成手段としての制御部100は、刺繍模様の縦横比は変更せずに、その縫製領域に対して、刺繍模様の長手方向の端部が接するサイズとなるように、刺繍模様データを作成するようになっている。
また、制御部100は、刺繍模様作成手段としての制御部100により作成された刺繍模様データに基づき、ミシンの各部を動作制御して、保持枠11に保持される布における縫製領域が対応する位置に、設定された縫製領域に応じてサイズ変更した刺繍模様の縫製を実行する縫製制御手段として機能する。
次に、本実施の形態におけるミシンMにおいて、保持枠11に保持される布における所望する範囲に縫製領域を設定し、その縫製領域に応じたサイズの刺繍模様を布に施す際の処理動作について、図5に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、ミシンMの保持枠11に所定の布をセットする。この保持枠11は、所定の原点位置に待機する。なお、本実施形態において、保持枠11にセットされた布には既に2つの刺繍が施されているものとする。
そして、作業者が操作パネル20(図3参照)の模様選択キー21cを押下したことを制御部100が検知すると、操作パネル20の表示画面に、図4に示すように、ROM102に記憶されている複数の刺繍模様に関する縫製データから所望する刺繍模様のデータを選択するための刺繍データ画面210が表示される。なお、この刺繍データ画面210には、星型、丸型、四角型、三角型、三日月型、楕円型の6種類の刺繍模様に関する刺繍データ選択キー210aが表示されている。そして、刺繍データ画面210の模様切替キー210cが押下されると、この6種類以外の刺繍模様に対応する刺繍データ選択キー210aが表示されるようになっている。
そして、作業者が刺繍データ画面210の刺繍データ選択キー210a(例えば、楕円型の刺繍データ選択キー)を押下することで所望する刺繍模様の選択を行い、模様決定キー210bが押下されたことを制御部100が検知すると(ステップS101)、図6に示すように、制御部100は、操作パネル20における表示領域22aに、選択された刺繍模様(楕円型)の形状を示す表示を行う。
次いで、選択した刺繍模様を縫製する範囲である縫製領域を設定するために、作業者が操作パネル20における縫製領域設定部21dの上下左右キー211を押下したことを制御部100が検知すると(ステップS102)、投光器30が点灯されるとともに、その上下左右キー211の操作に応じてX軸モータ14、Y軸モータ15が駆動されて保持枠11が移動し、投光器30が照射した光の光点の位置を相対的に移動させる(ステップS103)。なお、点灯された投光器30は、保持枠11に保持される布、特に、縫い針8の針落ち位置に相当する箇所(布)に向けて光を照射する。
そして、制御部100が、縫製領域設定部21dのポイント決定キー212が押下されたと判断すると(ステップS104;Yes)、そのときに投光器30が光点で指し示していたポイントを、縫製領域設置ポイントとして登録する(ステップS105)。
一方、制御部100が、ポイント決定キー212は押下されていないと判断すると(ステップS104;No)、ステップS102に戻る。
次いで、制御部100は、縫製領域設置ポイントが2点登録されたか否かを判断する(ステップS106)。
制御部100が、縫製領域設置ポイントが2点登録されたと判断すると(ステップS106;Yes)、ステップS107へ進む。
一方、制御部100が、縫製領域設置ポイントは2点登録されていないと判断すると(ステップS106;No)、ステップS102に戻る。
ここで、ステップS102からステップS106について具体的に説明する。
図7(a)、(b)に示すように、ミシンMの保持枠11に、既に2つの刺繍Nが施された布がセットされるとともに、楕円型の刺繍模様が選択されたことにより、操作パネル20の表示領域22aに楕円型の刺繍模様が表示された状態で、作業者が、縫製領域設定部21dの上下左右キー211を押下することによって、投光器30が照射した光が布に当たった光点Sの位置を移動させて、既存の刺繍Nに重ならない位置に配する。
なお、保持枠11の移動に伴い、投光器30が照射した光の光点Sの位置が相対的に移動すると、操作パネル20の表示領域22aに表示されるポイントPであって、その光点Sの位置に対応するポイントPもその画面上で移動するようになっている。
そして、縫製領域設定部21dのポイント決定キー212が押下されると、そのときに投光器30が光点Sで指し示していたポイントが縫製領域Aの始点箇所である縫製領域設置ポイントとして登録され、表示領域22aに表示されていたポイントPが第1ポイントP1として画面上に固定される。
同様に、作業者が、上下左右キー211を押下して、投光器30が照射した光の光点Sを移動させるとともに、ポイント決定キー212を押下することによって、図8(a)、(b)に示すように、その光点Sが指し示していたポイントが縫製領域Aの終点箇所である縫製領域設置ポイントとして登録され、表示領域22aに表示されていたポイントPが第2ポイントP2として画面上に固定される。
なお、第1ポイントP1と第2ポイントP2の2点を結ぶ仮想線が対角線となる長方形の範囲が縫製領域Aとなるので、その範囲内に既存の刺繍Nが入らないように、縫製領域設置ポイントの登録を行うようにすればよい。
ステップS107において、制御部100は、縫製領域設置ポイントとして登録された2点(P1、P2)の座標や、各縫製領域設置ポイントを登録する際に保持枠11を移動させたX軸モータ14やY軸モータ15の駆動量やその保持枠11の移動量から、縫製領域設置ポイントの2点を結ぶ仮想線が対角線となる長方形の範囲を縫製領域Aとして設定する(ステップS107)。
そして、制御部100は、設定した縫製領域Aの左右方向の長さをΔX、前後方向の長さをΔYと算出する。
また、制御部100は、保持枠11の原点位置から縫製領域Aの中心位置までの距離を算出する。なお、原点位置から第1ポイントP1までの左右方向の距離をLX、前後方向の距離をLYとすると、保持枠11の原点位置から縫製領域Aの中心位置までの左右方向の距離RXは、RX=LX+ΔX/2と求められ、前後方向の距離RYは、RY=LY+ΔY/2と求められる。
次いで、制御部100は、選択されている刺繍模様(ここでは楕円型の刺繍模様)に関する縫製データをROM102から読み出すとともに、その刺繍模様の左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)の最大長さを縫製データに基づき取得する(ステップS108)。この刺繍模様の左右方向の最大長さMXと前後方向の最大長さMYは、刺繍模様毎にその刺繍模様の縫製データに対応つけられて、ROM102に記憶されている。
そして、制御部100は、設定した縫製領域Aのサイズ(ΔX、ΔY)と、選択した刺繍模様のサイズ(MX、MY)との比較を行うため、ΔX/MXとΔY/MYを算出する(ステップS109)。
そして、制御部100が、ΔX/MX=1かつΔY/MY=1であると判定すると(ステップS110;Yes)、ステップS112へ進む。
また、制御部100が、ΔX/MX>1かつΔY/MY>1であると判定すると(ステップS111)、ステップS113へ進む。
また、制御部100が、ΔX/MX>1かつΔY/MY>1ではなく、ΔX/MX<1またはΔY/MY<1であると判定すると(ステップS111;No)、ステップS114へ進む。
ステップS112において、制御部100は、刺繍模様のサイズの変更は行わずに、その刺繍模様が縫製領域Aの中心位置に配されるように、縫製データを調整変更した刺繍模様データを作成し(ステップS112)、その刺繍模様データをEEPROM104に記憶し格納する(ステップS115)。
ステップS113において、制御部100は、刺繍模様のサイズを拡大するように、その刺繍模様の縫製データを調整変更した刺繍模様データを作成し(ステップS113)、その刺繍模様データをEEPROM104に記憶し格納する(ステップS115)。
具体的には、ΔX/MX>1かつΔY/MY>1である場合、縫製領域Aのサイズが刺繍模様のサイズより大きいので、刺繍模様のサイズを拡大する。
特に、ステップS109において算出したΔX/MXの値とΔY/MYの値の内、小さな値の倍率で、刺繍模様のサイズを拡大する。例えば、ΔX/MX=1.2で、ΔY/MY=1.1である場合(図9参照)、その刺繍模様のサイズをX方向、Y方向とも1.1倍する処理を施し、その拡大された刺繍模様が縫製領域Aの中心位置に配され、縫製領域A内に収まるように、刺繍模様データを作成する。
なお、刺繍模様のサイズをX方向、Y方向とも1.2倍してしまうと、縫製領域AからY方向に刺繍がはみ出してしまう不都合が生じてしまうことになる。
ステップS114において、制御部100は、刺繍模様のサイズを縮小するように、その刺繍模様の縫製データを調整変更した刺繍模様データを作成し(ステップS114)、その刺繍模様データをEEPROM104に記憶し格納する(ステップS115)。
具体的には、ΔX/MX<1またはΔY/MY<1である場合、縫製領域Aのサイズが刺繍模様のサイズより小さいので、刺繍模様のサイズを縮小する。
特に、ステップS109において算出したΔX/MXの値とΔY/MYの値の内、小さな値の倍率で、刺繍模様のサイズを縮小する。例えば、ΔX/MX=0.8で、ΔY/MY=0.7である場合(図10参照)、その刺繍模様のサイズをX方向、Y方向とも0.7倍する処理を施し、その縮小された刺繍模様が縫製領域Aの中心位置に配され、縫製領域A内に収まるように、刺繍模様データを作成する。
なお、刺繍模様のサイズをX方向、Y方向とも0.8倍してしまうと、縮小率が足りずに縫製領域AからY方向に刺繍がはみ出してしまう不都合が生じてしまうことになる。
次いで、制御部100は、図11に示すように、設定された縫製領域Aの位置や大きさに応じて作成された刺繍模様データに関する刺繍形状を、操作パネル20の表示領域22aに表示する(ステップS116)。
そして、ミシンMにおける所定の縫製スタートスイッチ16aが押下された操作に伴いミシンMの各部が動作することで、その作成された刺繍模様データに応じた刺繍模様の縫い目を保持枠11に保持されている布の縫製領域Aに対応する範囲に縫製し(ステップS117)、ミシンMは一連の縫製処理を終了する。
このように、本発明に係るミシンMにおいて、保持枠11に保持されている布に向けて投光器30が光を照射し、その投光器30による照射光の光点によって布における任意の位置を指し示すことで、所望する刺繍を施すための縫製領域を設定することができる。
そして、その設定された縫製領域の位置や大きさに応じて、その縫製領域に収まるサイズの刺繍模様を縫製するための刺繍模様データが作成されるので、その刺繍模様データに基づき、所望する範囲である縫製領域に、所望するサイズの縫製模様を容易に形成することができる。
つまり、ミシンMは、刺繍やワッペンなどが既に施されている布であっても、その既存の刺繍やワッペンなどを避けるように所望する範囲に縫製領域を設定することができ、また、予めROM102に記憶されている縫製データに基づき、その設定された縫製領域に応じた刺繍模様に関する刺繍模様データを作成することができるので、布の任意の箇所に任意のサイズの刺繍模様の縫製を行うことができる。
よって、このミシンMは、所望する縫製領域に応じたサイズに調整した刺繍模様を好適に施すことができるミシンであるといえる。
なお、以上の実施の形態においては、指示手段として投光器30を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、針棒8aに設けられた縫い針8を指示手段とし、その縫い針8の先端部(下端部)で保持枠11に保持される布を指し示してポイントを入力し、縫製領域を設定するようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明にかかるミシンを示す斜視図である。 本発明にかかるミシンの要部構成を示すブロック図である。 本発明にかかるミシンの操作パネルの一例を示す平面図である。 本発明における操作パネルの一例を示す平面図であり、刺繍データ画面が表示されている状態を示している。 本発明にかかるミシンにおいて縫製領域を設定して刺繍模様を施す際の処理動作を示すフローチャートである。 操作パネルの表示領域に選択された刺繍模様が表示された状態を示す説明図である。 保持枠の布における縫製領域の始点箇所を指し示す光点(a)と、その光点に対応する第1ポイントが表示された操作パネルの画面(b)とを示す説明図である。 保持枠の布における縫製領域の終点箇所を指し示す光点(a)と、その光点に対応する第2ポイントが表示された操作パネルの画面(b)とを示す説明図である。 刺繍模様のサイズを拡大して作成された刺繍模様データに関する説明図である。 刺繍模様のサイズを縮小して作成された刺繍模様データに関する説明図である。 操作パネルの表示領域に、縫製領域とサイズ調整された刺繍模様が表示された状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ミシン本体
5 ミシンモータ
8 縫い針
11 保持枠(布保持部)
20 操作パネル
21 タッチパネル
21a 確定キー
21b 取消キー
21c 模様選択キー
21d 縫製領域設定部(縫製領域設定手段)
210 刺繍データ画面
211 上下左右キー
212 ポイント決定キー
22 液晶表示部(表示手段)
22a 表示領域
100 制御部(制御手段、縫製領域設定手段、刺繍模様作成手段)
101 CPU
102 ROM(記憶手段)
103 RAM
104 EEPROM
M 刺繍ミシン(ミシン)
N 刺繍
S 光点
P ポイント
P1 第1ポイント
P2 第2ポイント
A 縫製領域

Claims (3)

  1. 上下動する縫い針と、被縫製物を保持して前記縫い針の上下動方向と交差する方向に移動可能な布保持部と、を備え、前記布保持部における縫製可能エリアに保持される被縫製物に、所定の縫製データに基づき縫い目を形成するミシンにおいて、
    様々な刺繍模様に関する複数の縫製データを記憶する記憶手段と、
    前記布保持部に保持される被縫製物の任意の位置を指し示す指示手段と、
    前記指示手段により指し示した被縫製物の複数の位置に応じて、所望する刺繍模様を施す縫製領域の位置と大きさを設定する縫製領域設定手段と、
    前記縫製領域設定手段により設定された縫製領域の位置や大きさに応じて、前記記憶手段に記憶される縫製データに基づく刺繍模様が、その縫製領域に収まるサイズとなるように刺繍模様データを作成する刺繍模様作成手段と、
    前記刺繍模様作成手段により作成された刺繍模様データに基づき、当該ミシンの各部を動作制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記布保持部の縫製可能エリアに対応する表示領域を有する表示手段を備え、
    前記表示手段の表示領域に、前記指示手段が被縫製物を指し示した位置に対応するポイントや、前記縫製領域設定手段により設定された縫製領域と前記刺繍模様作成手段により作成された刺繍模様とを表示することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記指示手段が、前記縫い針であることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
JP2007052383A 2007-03-02 2007-03-02 ミシン Pending JP2008212321A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007052383A JP2008212321A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 ミシン
US12/040,425 US20090025621A1 (en) 2007-03-02 2008-02-29 Sewing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007052383A JP2008212321A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 ミシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008212321A true JP2008212321A (ja) 2008-09-18

Family

ID=39833109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007052383A Pending JP2008212321A (ja) 2007-03-02 2007-03-02 ミシン

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090025621A1 (ja)
JP (1) JP2008212321A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116260A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Brother Ind Ltd ミシン

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179229A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Brother Ind Ltd ミシン、縫目データ作成装置、及び縫目データ作成プログラム
JP2015048537A (ja) * 2013-08-29 2015-03-16 ブラザー工業株式会社 ミシン

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2090436B (en) * 1980-03-05 1984-12-12 Brother Ind Ltd Automatic sewing machine with reverse motion capability
US4849902A (en) * 1986-11-21 1989-07-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Stitch data processing apparatus for embroidery sewing machine
JPH0956942A (ja) * 1995-06-15 1997-03-04 Brother Ind Ltd 縫製データ処理装置
JPH10137467A (ja) * 1996-11-11 1998-05-26 Juki Corp 模様縫製装置、模様縫製方法及び模様表示方法
JPH10146475A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Brother Ind Ltd 刺繍ミシン
EP0860533A3 (de) * 1997-02-25 1999-04-07 G.M. Pfaff Aktiengesellschaft Verfahren zum Sticken übergrosser Muster
JPH10323469A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Brother Ind Ltd プログラム式電子ミシン
JP3932625B2 (ja) * 1997-09-29 2007-06-20 ブラザー工業株式会社 刺繍縫製可能なミシン及び模様データ編集装置
US6161491A (en) * 1998-12-10 2000-12-19 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Embroidery pattern positioning apparatus and embroidering apparatus
US6600966B1 (en) * 2002-02-26 2003-07-29 Brian D. Bailie Software program, method and system for dividing an embroidery machine design into multiple regional designs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116260A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Brother Ind Ltd ミシン
US8738168B2 (en) 2011-12-05 2014-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine

Also Published As

Publication number Publication date
US20090025621A1 (en) 2009-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006198188A (ja) ミシン
WO2016125588A1 (ja) ミシン
US7493867B2 (en) Sewing machine
JP3224636B2 (ja) 被加工布と刺繍枠との位置合わせ機能付きミシン。
JP2008212321A (ja) ミシン
JP2009011544A (ja) ミシン
JP4516886B2 (ja) ミシン
JP2015066355A (ja) ミシン及びミシンの制御方法
JP2007111233A (ja) ミシン
JP5130023B2 (ja) ミシン
JP2008220475A (ja) ミシン
JP2006288939A (ja) 差動送りミシン
US20080223273A1 (en) Sewing machine
JP5227812B2 (ja) ミシンの縫いデータ作成装置
JP2005131248A (ja) 自動縫製ミシン
JP5438482B2 (ja) ミシン、ミシンの縫製データ編集装置及びミシンの縫製データ編集プログラム
JP4625297B2 (ja) ミシン
JP2014136037A (ja) アップリケ用刺繍機
JP4644523B2 (ja) ミシン
TWI656255B (zh) Embroidery sewing machine with fixed function of false lining and material
JP2009240384A (ja) ミシン
JP2005185297A (ja) 刺繍ミシン
JP2008012048A (ja) ミシン
JP2006247259A (ja) ミシンの縫製データ作成装置
JP2006115910A (ja) ミシン及び縫製データ作成装置