JP2006115910A - ミシン及び縫製データ作成装置 - Google Patents

ミシン及び縫製データ作成装置 Download PDF

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Masami Okamura
正美 岡村
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耕一 近藤
Toshiaki Kasuga
俊明 春日
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Abstract

【課題】様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易に行うことができるミシンや、多重縫いの縫製パターンデータを作成することができる縫製データ作成装置を実現する。
【解決手段】ミシンMにおいて、操作パネル20により入力される縫製データに関し、パターン数設定手段やパターン種類設定手段としての制御部100により、縫製データにおける縫い目パターンの数や種類を設定するとともに、その縫製データをEEPROM104に記憶する。そして、EEPROM104に記憶されている縫製データに基づき、縫い針8と保持枠11とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いを行うようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、ミシン及びミシンの縫製データ作成装置に係り、特に多重縫いを行うミシンにおける縫製データの設定制御に関する。
従来、複数条の縫い目を所定の間隔で沿うようにして形成する、多重縫いを行うミシンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平2−249580号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、所定の縫い目パターンに応じた第1の縫い目に沿うように、その縫い目パターンを第1の縫い目に対してオフセットするようにした第2の縫い目を形成するため、全て所定の縫い目パターンに基づく同じ形状の縫い目による多重縫いを行うようになっていた。
また、異なる種類の縫い目パターンに応じた、異なる形状の縫い目による多重縫いを行うためには、それぞれ異なる縫い目パターンの一重縫いを繰り返すことにより可能であるが、各一重縫いを繰り返す際にそれぞれの縫い目パターンに応じた縫い目のラインにずれが生じ、多重縫いとしての見栄えが悪くなることがあるという問題があった。
本発明の目的は、様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易に行うことができるミシンや、多重縫いの縫製パターンデータを作成することができる縫製データ作成装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ミシンにおいて、縫い針と、被縫製物を保持して縫い針の上下動方向と交差する方向に相対移動可能な布保持部と、複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データを入力する入力手段と、入力手段により入力される縫製データにおける縫い目パターンの数を設定するパターン数設定手段と、入力手段により入力される縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定するパターン種類設定手段と、入力手段により入力された縫製データを記憶する縫製データ記憶手段と、を備え、縫製データ記憶手段に記憶されている縫製データに基づき、縫い針と布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いを行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ミシンは、入力手段により入力されて縫製データ記憶手段に記憶されている縫製データに基づき、縫い針と布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いを行うようになっており、特に、パターン数設定手段により縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することと、パターン種類設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定することができる。
つまり、ミシンにおいて、縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することができるので、何重縫いの多重縫いを行うか、任意の数の縫い目パターンによる多重縫いを行うことができる。また、ミシンにおいて、縫製データにおける縫い目パターンの種類を設定することができるので、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状を形成する多重縫いを行うことができる。
よって、このミシンにより、任意の数の多重縫いを、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状により形成するカスタマイズされた多重縫いを行うことができ、そのカスタマイズされた多重縫いを行う際に、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成することができる。
つまり、予め複数の縫い目パターンを組み合わせた縫製データを、ミシンに入力して記憶しておくことにより、所望する多重縫いを容易に行うことができる。
従って、このようなミシンは、様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易に行うことができるミシンであるといえる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定する縫いピッチ設定手段を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンにおいて、縫いピッチ設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定することができる。
つまり、ミシンにおいて、縫い目パターン毎にその縫いピッチを設定することができるので、設定された縫製データにおける縫い目パターンを変更することなく、その縫いピッチの設定変更を行うことができる。
よって、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンにおいて、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定する間隔設定手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンにおいて、間隔設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定することができる。
つまり、ミシンにおいて、それぞれの縫い目パターンの間隔の設定が可能となることにより、縫い目パターンに応じた複数条の縫い目の間隔を様々に調整し、縫い目を形成することができる。
よって、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のミシンにおいて、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定する縫い方向設定手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンにおいて、縫い方向設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定することができる。
つまり、ミシンにおいて、それぞれの縫い目パターンの縫い方向の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えたり、或いはずらしたりすることができる。
例えば、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えることで、縫い目形状の方向性を揃えて、それぞれの縫い目パターンに応じた縫い目形状を好適に縫い上げるようにすることができる。また、それぞれの縫い目パターンの縫い方向をずらして逆向きにすることで、複数の縫い目パターンの縫い終わり位置と縫い始め位置とを近付けるようにし、複数の縫い目パターンに応じた縫い目形状を形成する際の縫製速度が速くなるようにすることができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のミシンにおいて、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定する縫い速度設定手段を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンにおいて、速度設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定することができる。
つまり、ミシンにおいて、それぞれの縫い目パターンの縫い速度の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンに応じた最適の縫い速度に調整して設定することができる。
よって、より好適な縫い目形状の形成が可能になる。
請求項6記載の発明は、縫い針と、被縫製物を保持して縫い針の上下動方向と交差する方向に相対移動可能な布保持部と、を備え、所定の縫製データに基づき、縫い針と布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いを行うミシンの縫製データを作成する縫製データ作成装置であって、複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データを入力する入力手段と、入力手段により入力された縫製データを記憶する縫製データ記憶手段と、入力手段により入力される縫製データにおける縫い目パターンの数を設定するパターン数設定手段と、入力手段により入力される縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定するパターン種類設定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、縫製データ作成装置は、入力手段により入力されて縫製データ記憶手段に記憶されている縫製データをミシンに適用することによって、ミシンの縫い針と布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いをミシンが行うことを可能にするようになっている。特に、パターン数設定手段により縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することと、パターン種類設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定することができる。
つまり、縫製データ作成装置において、縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することができるので、何重縫いの多重縫いを行うか、任意の数の縫い目パターンによる多重縫いをミシンが行うことができるようになる。また、縫製データ作成装置において、縫製データにおける縫い目パターンの種類を設定することができるので、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状を形成する多重縫いをミシンが行うことができるようになる。
よって、この縫製データ作成装置により作成された縫製データに基づき、ミシンは、任意の数の多重縫いを、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状により形成するカスタマイズされた多重縫いを行うことができ、そのカスタマイズされた多重縫いを行う際に、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成することができる。
つまり、予め複数の縫い目パターンを組み合わせた縫製データを、縫製データ作成装置において入力して記憶しておくことにより、その縫製データに基づき、所望する多重縫いを容易にミシンで行うことができる。
従って、このような縫製データ作成装置は、様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易行うことための、有効な装置であるといえる。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の縫製データ作成装置において、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定する縫いピッチ設定手段を備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、
縫製データ作成装置において、縫いピッチ設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定することができる。
つまり、縫製データ作成装置において、縫い目パターン毎にその縫いピッチを設定することができるので、設定された縫製データにおける縫い目パターンを変更することなく、その縫いピッチの設定変更を行うことができる。
よって、そのような縫製データに基づき、ミシンは、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7に記載の縫製データ作成装置において、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定する間隔設定手段を備えることを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、請求項6又は7に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、縫製データ作成装置において、間隔設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定することができる。
つまり、縫製データ作成装置において、それぞれの縫い目パターンの間隔の設定が可能となることにより、縫い目パターンに応じた複数条の縫い目の間隔を様々に調整し、縫い目を形成することができる。
よって、そのような縫製データに基づき、ミシンは、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項9記載の発明は、請求項6〜8のいずれか一項に記載の縫製データ作成装置において、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定する縫い方向設定手段を備えることを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、請求項6〜8のいずれか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、縫製データ作成装置において、縫い方向設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定することができる。
つまり、縫製データ作成装置において、それぞれの縫い目パターンの縫い方向の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えたり、或いはずらしたりすることができる。
例えば、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えることで、縫い目形状の方向性を揃えて、それぞれの縫い目パターンに応じた縫い目形状を好適に縫い上げるようにすることができる。また、それぞれの縫い目パターンの縫い方向をずらして逆向きにすることで、複数の縫い目パターンの縫い終わり位置と縫い始め位置とを近付けるようにし、複数の縫い目パターンに応じた縫い目形状を形成する際の縫製速度が速くなるようにすることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項6〜9のいずれか一項に記載の縫製データ作成装置において、入力手段により入力される、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定する縫い速度設定手段を備えることを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、請求項6〜9のいずれか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、縫製データ作成装置において、速度設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定することができる。
つまり、縫製データ作成装置において、それぞれの縫い目パターンの縫い速度の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンに応じた最適の縫い速度に調整して設定することができる。
よって、そのような縫製データに基づき、ミシンは、より好適な縫い目形状の形成が可能になる。
請求項1記載の発明によれば、ミシンは、入力手段により入力されて縫製データ記憶手段に記憶されている縫製データに基づき、縫い針と布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いを行うようになっており、特に、パターン数設定手段により縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することと、パターン種類設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定することができる。つまり、ミシンにおいて、縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することができるので、何重縫いの多重縫いを行うか、任意の数の縫い目パターンによる多重縫いを行うことができる。また、ミシンにおいて、縫製データにおける縫い目パターンの種類を設定することができるので、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状を形成する多重縫いを行うことができる。
よって、このミシンにより、任意の数の多重縫いを、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状により形成するカスタマイズされた多重縫いを行うことができ、そのカスタマイズされた多重縫いを行う際に、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成することができる。つまり、予め複数の縫い目パターンを組み合わせた縫製データを、ミシンに入力して記憶しておくことにより、所望する多重縫いを容易に行うことができる。
従って、このようなミシンは、様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易に行うことができるミシンであるといえる。
請求項2記載の発明によれば、ミシンにおいて、縫いピッチ設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定することができる。つまり、ミシンにおいて、縫い目パターン毎にその縫いピッチを設定することができるので、設定された縫製データにおける縫い目パターンを変更することなく、その縫いピッチの設定変更を行うことができる。
よって、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、ミシンにおいて、間隔設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定することができる。つまり、ミシンにおいて、それぞれの縫い目パターンの間隔の設定が可能となることにより、縫い目パターンに応じた複数条の縫い目の間隔を様々に調整し、縫い目を形成することができる。
よって、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、ミシンにおいて、縫い方向設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定することができる。
つまり、ミシンにおいて、それぞれの縫い目パターンの縫い方向の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えたり、或いはずらしたりすることができる。例えば、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えることで、縫い目形状の方向性を揃えて、それぞれの縫い目パターンに応じた縫い目形状を好適に縫い上げるようにすることができる。また、それぞれの縫い目パターンの縫い方向をずらして逆向きにすることで、複数の縫い目パターンの縫い終わり位置と縫い始め位置とを近付けるようにし、複数の縫い目パターンに応じた縫い目形状を形成する際の縫製速度が速くなるようにすることができる。
請求項5記載の発明によれば、ミシンにおいて、速度設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定することができる。つまり、ミシンにおいて、それぞれの縫い目パターンの縫い速度の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンに応じた最適の縫い速度に調整して設定することができる。
よって、より好適な縫い目形状の形成が可能になる。
請求項6記載の発明によれば、縫製データ作成装置は、入力手段により入力されて縫製データ記憶手段に記憶されている縫製データをミシンに適用することによって、ミシンの縫い針と布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いをミシンが行うことを可能にするようになっている。特に、パターン数設定手段により縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することと、パターン種類設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定することができる。つまり、縫製データ作成装置において、縫製データにおける縫い目パターンの数を設定することができるので、何重縫いの多重縫いを行うか、任意の数の縫い目パターンによる多重縫いをミシンが行うことができるようになる。また、縫製データ作成装置において、縫製データにおける縫い目パターンの種類を設定することができるので、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状を形成する多重縫いをミシンが行うことができるようになる。
よって、この縫製データ作成装置により作成された縫製データに基づき、ミシンは、任意の数の多重縫いを、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状により形成するカスタマイズされた多重縫いを行うことができ、そのカスタマイズされた多重縫いを行う際に、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成することができる。つまり、予め複数の縫い目パターンを組み合わせた縫製データを、縫製データ作成装置において入力して記憶しておくことにより、その縫製データに基づき、所望する多重縫いを容易にミシンで行うことができる。
従って、このような縫製データ作成装置は、様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易行うことための、有効な装置であるといえる。
請求項7記載の発明によれば、縫製データ作成装置において、縫いピッチ設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定することができる。つまり、縫製データ作成装置において、縫い目パターン毎にその縫いピッチを設定することができるので、設定された縫製データにおける縫い目パターンを変更することなく、その縫いピッチの設定変更を行うことができる。
よって、そのような縫製データに基づき、ミシンは、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、縫製データ作成装置において、間隔設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定することができる。つまり、縫製データ作成装置において、それぞれの縫い目パターンの間隔の設定が可能となることにより、縫い目パターンに応じた複数条の縫い目の間隔を様々に調整し、縫い目を形成することができる。
よって、そのような縫製データに基づき、ミシンは、より様々な縫い目形状を形成する多重縫いを容易に行うことができる。
請求項9記載の発明によれば、縫製データ作成装置において、縫い方向設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定することができる。
つまり、縫製データ作成装置において、それぞれの縫い目パターンの縫い方向の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えたり、或いはずらしたりすることができる。例えば、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えることで、縫い目形状の方向性を揃えて、それぞれの縫い目パターンに応じた縫い目形状を好適に縫い上げるようにすることができる。また、それぞれの縫い目パターンの縫い方向をずらして逆向きにすることで、複数の縫い目パターンの縫い終わり位置と縫い始め位置とを近付けるようにし、複数の縫い目パターンに応じた縫い目形状を形成する際の縫製速度が速くなるようにすることができる。
請求項10記載の発明によれば、縫製データ作成装置において、速度設定手段により縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定することができる。つまり、縫製データ作成装置において、それぞれの縫い目パターンの縫い速度の設定が可能となることにより、それぞれの縫い目パターンに応じた最適の縫い速度に調整して設定することができる。
よって、そのような縫製データに基づき、ミシンは、より好適な縫い目形状の形成が可能になる。
本発明の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
本実施形態において、ミシンとして電子サイクルミシンを例に説明する。電子サイクルミシンは、縫製を行う被縫製物である布を保持する布保持部としての保持枠を有し、その保持枠が縫い針に対し相対的に移動することにより、保持枠に保持される布に所定の縫製データ(縫い目パターン)に基づく縫い目を形成するミシンである。
ここで、後述する縫い針8が上下動を行う方向をZ軸方向(上下方向)とし、これと直交する一の方向をX軸方向(左右方向)とし、Z軸方向とX軸方向の両方に直交する方向をY軸方向(前後方向)と定義する。
図1に示されるように、電子サイクルミシンM(以下、ミシンM)は、ミシンテーブルTの上面に備えられるミシン本体1と、ミシンテーブルTの下部に備えられ、ミシン本体1を操作するためのペダルP等により構成されている。
図1に示されるように、ミシン本体1は、外形が側面視にて略コ字状を呈するミシンフレーム2を備えている。このミシンフレーム2は、ミシン本体1の上部をなし前後方向に延びるミシンアーム部2aと、ミシン本体1の下部をなし前後方向に延びるミシンベッド部2bと、ミシンアーム部2aとミシンベッド部2bとを連結する縦胴部2cとを有している。
このミシン本体1は、ミシンフレーム2内に動力伝達機構が配され、回動自在で前後方向に延びる図示しない上軸及び図示しない下軸を有している。上軸(図示省略)はミシンアーム部2aの内部に配され、下軸(図示省略)はミシンベッド部2bの内部に配されている。
上軸(図示省略)は、ミシンモータ5(図3参照)に接続され、このミシンモータ5により回動力が付与される。また、下軸(図示省略)は、図示しない縦軸を介して上軸と連結しており、上軸が回動すると、上軸の動力が縦軸(図示省略)を介して下軸側へ伝達し、下軸が回動するようになっている。
上軸(図示省略)の前端には、上軸の回動によりZ軸方向に上下動する針棒8aが接続されており、その針棒8aの下端には、図2に示されるように、縫い針8が設けられている。また、ミシンアーム2aには縫い針8の上下動による布の浮き上がりを防止するために、針棒8aの上下動と連動して上下動し、縫い針8の周囲の布を押圧する周知の中押さえ12が設けられている。
また、下軸(図示省略)の前端には、釜(図示省略)が設けられている。上軸とともに下軸が回動すると、縫い針8と釜(図示省略)との協働により縫い目が形成される。
なお、ミシンモータ5、上軸(図示省略)、針棒8a、縫い針8、下軸(図示省略)、釜(図示省略)等の接続構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
また、図1、図2に示されるように、ミシンベッド部2b上には、布板10が配設されており、この布板10の上方に保持枠11及び縫い針8が配置されるようになっている。
保持枠11は、ミシンアーム部2aの前端部に配される取付部材13に取り付けられており、その取付部材13にはミシンベッド2b内に配置されたX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15が駆動手段として連結されている(図3参照)。
保持枠11は、被縫製物である布を保持し、X軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の駆動に伴い、保持した布を保持枠11ごと前後左右方向に移動するようになっている。保持枠11の移動と、縫い針8や釜(図示省略)の動作が連動することにより、布に所定の縫製データ(縫い目パターン)に基づく縫い目が形成される。
ペダルPは、ミシンMを駆動し、針棒8a(縫い針8)を上下動させたり、保持枠11を動作させたりするための操作ペダルとして作動する。すなわちペダルPには、ペダルPが踏み込まれたその踏み込み操作位置を検出するための、例えば、可変抵抗等から構成されるセンサ(踏み込み量検出手段)が組み込まれており、センサからの出力信号がペダルPの操作信号として後述する制御部100に出力され、制御部100はその操作位置、操作信号に応じて、ミシンMを駆動し、動作させるように構成されている。
また、ミシンM(ミシン本体1)は、作業者がミシンに対する各種設定操作や、各種データ等の入力操作を行うための入力手段としての操作パネル20を有している。この操作パネル20とミシン本体1とは、図示しない有線又は無線の回線により接続されており、ミシンMに着脱可能に備えられている。
操作パネル20は、ミシンの各種設定、各種データの入力の操作が可能な複数の操作キー群(図示省略)と、各種設定状態等を表示する表示部22と、を備えている。
図示しない操作キー群には、表示部22において表示されるカーソルやポインターや、保持枠11を所望する方向に移動させるための方向入力キー(図示省略)や、表示部22においてカーソルやポインターで指し示して選択した項目を決定したことを入力するための決定キー(図示省略)や、数値や番号等を入力するためのテンキー(図示省略)等が備えられている。
なお、操作パネル20において各種キーを介して設定入力された縫製データなどの各種データは、後述する制御部100に出力され、後述するEEPROM104に記憶される。
また、図3に示されるように、ミシンM(ミシン本体1)は、ミシンモータ5、X軸パルスモータ14、Y軸パルスモータ15、X軸原点センサ14a、Y軸原点センサ15a、操作パネル20、ペダルP等に接続される制御部100を有している。
この制御部100は、CPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104及びI/Oインターフェース105を備えている。CPU101には、バスを介して、ROM102、RAM103、EEPROM104及びI/Oインターフェース105が接続されている。
CPU101は、ペダルPから入力される操作信号、操作パネル20から入力される各種設定、各種データ等に応じて、ROM102に格納されている電子サイクルミシン用の各種制御プログラムやEEPROM104に格納されている各種縫製データに従って各部の動作処理を集中制御し、その処理結果をRAM103内のワークエリアに格納するとともに、操作パネル20の操作により入力された各種データや、RAM103に格納した処理結果を必要に応じてEEPROM104に記憶させる。そして、CPU101は、ミシンM(ミシン本体1)を構成する各部の駆動を制御する。
ROM102には、ミシンM(ミシン本体1)の制御プログラムや制御データ、各種縫製に関するデータが格納され、記憶されている。
例えば、ROM102には、各種縫い目形状を形成するために、針棒8a(縫い針8)や保持枠11を動作させるための、複数の縫い目パターンに関するデータが記憶されている。
この縫い目パターンとしては、普通縫いである1本のラインを形成するパターンや、一旦縫った普通縫いの上を普通縫いを重ねるように繰り返す重ね縫いのパターンや、縫い目がジグザグに形成されるジグザグ縫いのパターンなどがある。
RAM103には、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられており、縫製動作中のワークエリアとして使用される。
EEPROM104は、入力された各種データや各種パラメータを記憶する。
特に、EEPROM104は、縫製データ記憶手段として、操作パネル20を介して入力された、複数の縫い目パターンが組み合わされてなる、多重縫いを行うための縫製データが記憶されるようになっている。
I/Oインターフェース105には、ミシンモータドライバ5aを介してミシンモータ5が接続されている。このミシンモータドライバ5aには、ミシンモータ5の回転数を検出するエンコーダ5bが接続され、フィードバック制御が可能となっている。
さらに、ミシンモータドライバ5aには、縫い針8が上昇したことを検知する縫い針上位置センサ5cが接続されている。これにより、縫い針8により縫い目が形成される際の縫い針数が、制御部100によりカウントされるようになっている。
また、I/Oインターフェース105には、取付部材13の保持枠駆動回路を介してX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15が接続されているとともに、これら両パルスモータの原点位置を検出するX軸原点センサ14a及びY軸原点センサ15aが接続されている。
X軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15は、縫製データ(縫い目パターン)に基づき、保持枠11をXY方向に移動させる駆動手段であり、X軸原点センサ14a及びY軸原点センサ15aは、それぞれ駆動手段としてのX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の原点位置を検出するセンサであり、ミシンベッド部2b内に配置されている。
なお、X軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15は、操作パネル20の方向入力キー(図示省略)が押下されたことに伴い、保持枠11をXY方向に移動させるようにもなっている。
そして、制御部100は、所定のプログラムに基づき、ミシンモータ5の回転を制御し、上軸(図示省略)の回動により上下動する針棒8aおよび縫い針8の動作や、下軸(図示省略)とともに回動する釜(図示省略)の動作を制御し、ミシン本体1における縫製動作の制御を行う。また、制御部100は、所定のプログラムに基づき、X軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15を制御し、所定の縫い目パターンに基づく縫い目形状を形成するために保持枠11をXY方向に移動させる制御を行う。
また、制御部100は、パターン数設定手段として、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値に基づき、縫製データにおける縫い目パターンの数を設定する制御を行う。つまり、パターン数設定手段としての制御部100は、所定の縫製データがいくつの縫い目パターンを要する、何重の多重縫いを行うための縫製データであるかを設定する制御を行う。例えば、テンキー(図示省略)により「2」が入力されれば2つの縫い目パターンを要する2重縫い、「3」が入力されれば3つの縫い目パターンを要する3重縫いを行うための多重縫いに関する縫製データの設定を行うようになる。
また、制御部100は、パターン種類設定手段として、操作パネル20の方向入力キー(図示省略)を操作することで、ROM102に記憶されている複数の縫い目パターンに応じて表示部22に表示される縫い目パターンから、所望する縫い目パターンをカーソルやポインターなどで指し示して選択するとともに、決定キー(図示省略)が押下されたことに基づき、縫製データにおける縫い目パターンの種類を設定する制御を行う。つまり、パターン種類設定手段としての制御部100は、パターン数設定手段としての制御部100により設定された多重縫いを行う縫い目パターンの数に応じて、それぞれの縫い目パターンの種類を設定する制御を行う。例えば、パターン種類設定手段としての制御部100により、2重縫いを行うための設定が行われている場合、内側は普通縫いの縫い目パターン、外側はジグザグ縫いの縫い目パターンのように、2つの縫い目パターンを選択し設定する制御を行う。
また、制御部100は、縫いピッチ設定手段として、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値に基づき、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定する制御を行う。
また、制御部100は、間隔設定手段として、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値に基づき、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定する制御を行う。
また、制御部100は、縫い方向設定手段として、操作パネル20の方向入力キー(図示省略)を操作することで、所望する縫い方向をカーソルやポインターで指し示して選択するとともに、決定キー(図示省略)が押下されたことに基づき、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定する制御を行う。
また、制御部100は、縫い速度設定手段として、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値に基づき、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定する制御を行う。
そして、制御部100は、設定された多重縫いを行う縫い目パターンの数、その数に応じた縫い目パターンの種類、それぞれの縫い目パターンの縫いピッチ、間隔、縫い方向、縫い速度などのパラメータをまとめるとともに、整理番号である縫製番号を付与し、縫製データとしてEEPROM104に記憶する。
そして、制御部100は、EEPROM104に記憶されている、複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データに基づいて、縫い針8(ミシンモータ5)とX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15を制御して、布に多重縫いの縫い目を形成する。
次に、本実施の形態におけるミシンM(ミシン本体1)において、複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データを設定する際の処理動作について、図4に示されるフローチャートに基づき説明する。
まず、操作パネル20の所定のキーが押下されたことに基づき、ミシンMは、縫製データに関するデータやパラメータの入力設定を行うための入力モードに切り替えられる(ステップS101)。
次いで、操作パネル20の所定のキー(多重縫い選択キー)が押下されたことに基づき、ミシンMは、多重縫いに関する縫製データの入力モードに切り替えられるとともに、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された、設定する多重縫いが何重縫いであるかを示す数値に基づき、制御部100は、縫製データにおける縫い目パターンの数を設定する(ステップS102)。例えば、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値が「2」である場合、2重縫いの縫製データにおける2つの縫い目パターンを設定し、またその数値が「3」である場合、3重縫いの縫製データにおける3つの縫い目パターンを設定するようになる。
そして、操作パネル20の所定の選択キーが押下されたことに基づき、ミシンMの制御部100は、その縫製データの縫い形状である縫い種類(例えば、折れ線、スプライン、円、円弧、点線等)を選択して設定する(ステップS103)。
さらに、操作パネル20の所定の選択キーが押下されたことに基づき、ミシンMの制御部100は、その縫製データの各縫い目パターンの縫い方法(例えば、普通縫い、ジグザグ縫い、3点ジグザグ縫い、4点ジグザグ縫い等)を選択して設定する(ステップS104)。
例えば、操作パネル20の方向入力キー(図示省略)が操作され、表示部22に表示される縫い目パターンから、所望する縫い目パターンをカーソルやポインターで指し示して選択するとともに、決定キー(図示省略)が押下されたことに基づき、制御部100は、縫製データにおける縫い目パターンの種類(縫い種類、縫い方法)を設定する。
次いで、ステップS103、S104において設定された各縫い目パターンに対して、縫い目パターンに関する各種パラメータの入力設定が行われる(ステップS105)。
具体的には、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値に基づき、制御部100は、その縫い目パターンの縫いピッチを設定する。また、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値に基づき、制御部100は、縫製データにおける縫い目パターンの間隔を設定する。また、操作パネル20の方向入力キー(図示省略)が操作され、所望する縫い方向を指定するとともに、決定キー(図示省略)が押下されたことに基づき、制御部100は、その縫い目パターンの縫い方向を設定する。また、操作パネル20のテンキー(図示省略)が操作され入力された数値に基づき、制御部100は、その縫い目パターンの縫い速度を設定する。
次いで、制御部100は、ステップS102において設定された縫い目パターンの数に応じた縫い目パターンの種類が設定され、それぞれ縫い目パターンに対する各種パラメータの設定が終了しているか否かを判断する(ステップS106)。
制御部100が、全ての縫い目パターンに対する各種パラメータの設定が終了していない、つまり、設定された縫い目パターンの数に応じた縫い目パターンの種類が設定されていない(設定された縫い目パターンの数より少ない数の縫い目パターンの種類が設定されている)と判断すると(ステップS106;No)、ステップS103に戻り、縫い目パターンの種類の設定や各種パラメータの設定を行う。
一方、制御部100が、全ての縫い目パターンに対する各種パラメータの設定が終了している、つまり、設定された縫い目パターンの数に応じた縫い目パターンの種類が設定されていると判断すると(ステップS106;Yes)、ステップS107へ進み、縫製データの形状を設定するための、形状点の入力、設定に移行する。
そして、ステップS107においては、制御部100は、操作パネル20の方向入力キー(図示省略)が押下されたか否かを判断する(ステップS107)。
制御部100が、方向入力キーが押下されないと判断すると(ステップS107;No)、ステップS107へ戻る。一方、制御部100が、方向入力キーが押下されたと判断すると(ステップS107;Yes)、制御部100は、その方向入力キーの向きに応じて、表示部22に表示される形状点を示すカーソルの座標を更新し(ステップS108)、また、制御部100は、表示部22に表示される形状点を示すカーソルとともに、保持枠11をその更新された座標に応じて移動させる(ステップS109)。
例えば、図5に示す縫製データの形状を入力して設定するためには、形状点P1からP5の座標を順に入力するようにして、形状点P1からP5を結ぶ縫製データが形成されるようになっている。つまり、図5に示す縫製データの形状は、形状点(P1、P2、P3、P4、P5)の座標に基づき特定されるようになっている。
次いで、制御部100は、操作パネル20の確定キー(図示省略)が押下されたか否かを判断する(ステップS110)。
制御部100が、確定キーが押下されないと判断すると(ステップS110;No)、ステップS107へ戻る。一方、制御部100が、確定キーが押下されたと判断すると(ステップS110;Yes)、その更新された座標を、その縫製データの形状点の座標として入力し、設定する(ステップS111)。
次いで、制御部100は、操作パネル20の実行キー(図示省略)が押下されたか否かを判断する(ステップS112)。
制御部100が、実行キーが押下されないと判断すると(ステップS112;No)、ステップS107へ戻り、更に形状点の座標の入力を行う。一方、制御部100が、実行キーが押下されたと判断すると(ステップS112;Yes)、縫製データに関する全ての形状点(例えば、P1からP5)が入力設定されたものとし、設定された縫製データの形状点の座標と、縫い目パターンに応じた縫いピッチや設定されている縫いピッチに基づき、各形状点の間における針落ち点の座標を演算処理し、設定する(ステップS113)。
そして、制御部100は、多重縫いを行うために設定された幾つかの縫い目パターンの種類や、それぞれの縫い目パターンのパラメータである縫いピッチ、間隔、縫い方向、縫い速度などをまとめて形状点の座標と針落ち点の座標等を組み合わせてなる縫製データとして縫製データとするとともに、縫製データに縫製番号を付与して、その縫製データをEEPROM104又は外部記憶装置に記憶し登録する(ステップS114)。このように、縫製データをEEPROM104又は外部記憶装置に記憶し、設定登録することで、縫製データの設定入力処理を終了する。
次に、本実施の形態におけるミシンM(ミシン本体1)において設定される、複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データの例を、図5から図7に示して説明する。
図5に示す縫製データは、例えば、縫製番号No.1の2重縫いの縫製データについて示すものである。
図5(a)に示すように、縫製番号No.1の2重縫いの縫製データは、例えば、縫いピッチが2mmである重ね縫いの第1の縫い目パターンに応じた縫い目と、縫いピッチが2mmである普通縫いの第2の縫製パターンに応じた縫い目が、7mmの間隔で沿うように、2条の縫い目が形成されるものである。
この縫製番号No.1の2重縫いの縫製データを用いて、ポケットの縫い付けを行う場合、第1の縫い目パターンがポケットの縁に沿うように、概ねU字形状を呈するポケット縫いの軌跡の形状を入力し、設定することにより、図5(b)に示すような、縫い目形状を形成する縫製を行うことができる。
このような縫製番号No.1の2重縫いの縫製データを、ポケットの縫い付けに適用すると、第1の縫い目パターンの重ね縫いの作用により、ポケットの外側を強力に縫い付けることができる。
図6に示す縫製データは、例えば、縫製番号No.2の3重縫いの縫製データについて示すものである。
図6(a)に示すように、縫製番号No.2の3重縫いの縫製データは、例えば、縫いピッチが1mmである普通縫いの第1の縫い目パターンに応じた縫い目と、縫いピッチが3mmである普通縫いの第2の縫製パターンに応じた縫い目と、縫いピッチが3mmである普通縫いの第3の縫製パターンに応じた縫い目とが、第1の縫い目パターンと第2の縫製パターンとの間隔が1mm、第2の縫い目パターンと第3の縫製パターンとの間隔が5mmで沿うように、3条の縫い目が形成されるものである。
この縫製番号No.2の3重縫いの縫製データを用いて、ポケットの縫い付けを行う場合、第1の縫い目パターンがポケットの縁に沿うように、概ねU字形状を呈するポケット縫いの軌跡の形状を入力し、設定することにより、図6(b)に示すような、縫い目形状を形成する縫製を行うことができる。
このような縫製番号No.2の3重縫いの縫製データを、ポケットの縫い付けに適用すると、第1の縫い目パターンと第2の縫い目パターンとが近接していることにより、重ね縫いのような強度を有する縫い付けを行うことができるとともに、第1の縫い目パターンの縫いピッチが細かいので、その縫い目が表に出にくい隠し縫いとなり、あたかも第2の縫い目パターンと第3の縫い目パターンによる2重縫いのように見える縫製を行うことができる。
図7に示す縫製データは、例えば、縫製番号No.3の2重縫いの縫製データについて示すものである。
図7(a)に示すように、縫製番号No.3の2重縫いの縫製データは、例えば、縫いピッチが2mmであるジグザグ縫いの第1の縫い目パターンに応じた縫い目と、縫いピッチが2mmである普通縫いの第2の縫製パターンに応じた縫い目が、5mmの間隔で沿うように、2条の縫い目が形成されるものである。
この縫製番号No.3の2重縫いの縫製データを用いて、ワッペンやタグの縫い付けを行う場合、第1の縫い目パターンがワッペンやタグの縁に沿うように、概ねロ字形状を呈するワッペン縫いの軌跡の形状を入力し、設定することにより、図7(b)に示すような、縫い目形状を形成する縫製を行うことができる。
このような縫製番号No.3の2重縫いの縫製データを、ワッペンの縫い付けに適用すると、第1の縫い目パターンのジグザグ縫いのステッチ形状により、ワッペンの縫い付けに関するデザイン性を向上させることができる。
なお、ポケット縫いの軌跡の形状や、ワッペン縫いの軌跡の形状は、保持枠11を移動させて、針落ち点や縫い目形状点を入力し記録する、周知の技術、手法により設定することができる。
また、多重縫いを行う場合に、その縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向の違いにより、次のような作用や効果がある。
例えば、図8(a)に示すように、概ねU字形状を呈する2重縫いの縫製データにおいて、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を揃えるように(縫い方向を同じ向きに)設定すると、一方の縫い目パターンに基づく縫い目を形成した後、一方の縫い目パターンにおける縫い終り位置から、他方の縫い目パターンの縫い始め位置に、縫い針8を相対移動させるように保持枠11を移動させるため、その移動に伴う時間が余分に掛かってしまう。
一方で、それぞれの縫い目パターンの縫い方向が揃っていると、被縫製物(布)の布目と、それぞれの縫い目パターンの方向に応じて形成される縫い目の向きが揃うので、縫い目形状が綺麗に形成されやすい。
また、例えば、図8(b)に示すように、概ねU字形状を呈する2重縫いの縫製データにおいて、それぞれの縫い目パターンの縫い方向を逆向きに設定すると、一方の縫い目パターンに基づく縫い目を形成した後、一方の縫い目パターンにおける縫い終り位置から、他方の縫い目パターンの縫い始め位置に、縫い針8を相対移動させるように保持枠11を移動させることを速やかに行うことができるので、縫製時間の短縮を図ることができる。
一方で、それぞれの縫い目パターンの縫い方向が逆向きであると、被縫製物(布)の布目と、それぞれの縫い目パターンの方向に応じて形成される縫い目の向きが異なるので、縫い上がったそれぞれの縫い目にずれやねじれが生じやすくなる。
なお、縫製データにおける縫い目パターンの縫い速度についても、それぞれの縫製データやそれぞれの縫い目パターンに応じて、最適の速度を選択し設定することにより、縫製時間と、より好適な縫い目形状を形成することのバランスをとることができるようになる。
このように、本発明に係るミシンMは、予め複数の縫い目パターンを組み合わせた縫製データを作成し、設定しておくことにより、ポケット縫いやワッペン縫いなどの様々な縫い形状の軌跡に応じた縫製を行う際に、その縫製データに基づく縫製を行うことで、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成することができる。
つまり、様々な軌跡を有する縫い形状に応じた縫製を行う度に、複数の縫い目パターンを設定して多重縫いを行うような場合に比べて、多重縫いを行う際の設定時間の短縮を図ることができる。
また、その多重縫いは、複数の縫い目パターンが予め組み合わされてなる縫製データに基づき行われるので、それぞれ異なる縫い目パターンの一重縫いを繰り返すことにより多重縫いを行うことに比べて、それぞれの縫い目パターンに基づく縫い目形状のラインが揃う、見栄えのよい、綺麗な多重縫いを行うことができる。
このように、本発明に係るミシンMにおいて、複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データを設定しておくことにより、速やかに見栄えのよい多重縫いを行うことができる。
よって、ミシンMは、様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易に行うことができるミシンであるといえる。
特に、縫製データにおける縫い目パターンの数や、その縫い目パターンの種類を設定することができるので、任意の数の多重縫いを、任意の縫い目パターンに基づく縫い目形状により形成することができ、カスタマイズされた多重縫いを行うことができる。
また、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチや、縫い目パターンの間隔を設定することができるので、縫製強度や、縫い目形状のデザイン性や視認性に対する様々な設定を施すことができる。
また、縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向や縫い速度を設定することができるので、縫製時間と、好適な縫い目形状を形成することのバランスをとるための調整を行うことができる。
また、以上の実施の形態においては、操作パネル20において、縫製データや縫製パターンデータ等の入力を行い、それら縫製データや縫製パターンをミシンMのEEPROM104に記憶するようにしたが、縫製データ作成装置としての操作パネル20自体に、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどを備えるとともに、入力手段である各種キーの操作に基づいて、多重縫いに関する縫製データや縫製パターンを入力し、操作パネル20のEEPROMに記憶するようにしてもよい。
そして、操作パネル20のEEPROMに記憶する縫製データや縫製パターンのデータを、各種データを記憶可能な記録媒体である、例えば、磁気的記録媒体、光学的記録媒体、半導体メモリなどを介してミシンMに移すことによって、そのミシンMが、その縫製データや縫製パターンに基づく縫製を行うことが可能となる。
なお、操作パネル20自体の制御部であるCPU、ROM、RAM、EEPROMなどの処理動作等は、ミシンM(ミシン本体1)の制御部100のCPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104と同様であるので、説明は省略する。
このように、予め複数の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いに関する縫製データが入力されて、記憶することができる縫製データ作成装置としての操作パネル20であれば、その縫製データをミシンMに移して適用させることに基づき、所望する多重縫いを容易にミシンMで行うことができる。
従って、このような縫製データ作成装置は、様々な種類の縫い目パターンを組み合わせた多重縫いを容易行うことための、有効な装置であるといえる。
なお、以上の実施の形態においては、縫製データにおける縫い目パターンの数と、その縫い目パターンの種類を設定し、縫い目パターンのパラメータとして縫いピッチ、間隔、縫い方向、縫い速度についての調整を可能とする例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、縫い目パターンのパラメータとしては、例えば、糸張力や針数など、縫製に関するパラメータであればその他のパラメータを調整するように設定可能としてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明にかかるミシンを示す斜視図である。 本発明にかかるミシンの保持枠の近傍を示す拡大斜視図である。 本発明にかかるミシンの要部構成を示すブロック図である。 本発明にかかるミシンの縫製データの設定処理を示すフローチャートである。 本発明にかかるミシンで設定される縫製データの一例を示す説明図であり、縫い目形状の拡大図(a)と、ポケット縫いの軌跡を示す図(b)である。 本発明にかかるミシンで設定される縫製データの一例を示す説明図であり、縫い目形状の拡大図(a)と、ポケット縫いの軌跡を示す図(b)である。 本発明にかかるミシンで設定される縫製データの一例を示す説明図であり、縫い目形状の拡大図(a)と、ワッペン縫いの軌跡を示す図(b)である。 本発明にかかるミシンで設定される縫い方向に関する説明図であり、同じ縫い方向に揃った縫い目パターン(a)と、縫い方向が逆向きの縫い目パターン(b)である。
符号の説明
1 ミシン本体
2 ミシンフレーム
8 縫い針
8a 針棒
11 保持枠(布保持部)
14 X軸パルスモータ
15 Y軸パルスモータ
20 操作パネル(入力手段、縫製データ作成装置)
100 制御部(パターン数設定手段、パターン種類設定手段、縫いピッチ設定手段、間隔設定手段、縫い方向設定手段、縫い速度設定手段)
104 EEPROM(縫製データ記憶手段)
P ペダル
M 電子サイクルミシン(ミシン)

Claims (10)

  1. 縫い針と、
    被縫製物を保持して前記縫い針の上下動方向と交差する方向に相対移動可能な布保持部と、
    複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力される、前記縫製データにおける縫い目パターンの数を設定するパターン数設定手段と、
    前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定するパターン種類設定手段と、
    前記入力手段により入力された前記縫製データを記憶する縫製データ記憶手段と、
    を備え、前記縫製データ記憶手段に記憶されている前記縫製データに基づき、前記縫い針と前記布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いを行うことを特徴とするミシン。
  2. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定する縫いピッチ設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定する間隔設定手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定する縫い方向設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のミシン。
  5. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定する縫い速度設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のミシン。
  6. 縫い針と、被縫製物を保持して前記縫い針の上下動方向と交差する方向に相対移動可能な布保持部と、を備え、所定の縫製データに基づき、前記縫い針と前記布保持部とを動作させて、複数の縫い目パターンに応じた複数条の縫い目を所定の間隔で沿うように形成する多重縫いを行うミシンの前記縫製データを作成する縫製データ作成装置であって、
    複数の縫い目パターンが組み合わされてなる縫製データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記縫製データを記憶する縫製データ記憶手段と、
    前記入力手段により入力される、前記縫製データにおける縫い目パターンの数を設定するパターン数設定手段と、
    前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの種類を個別に設定するパターン種類設定手段と、
    を備えることを特徴とする縫製データ作成装置。
  7. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫いピッチを個別に設定する縫いピッチ設定手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の縫製データ作成装置。
  8. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの間隔を個別に設定する間隔設定手段を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の縫製データ作成装置。
  9. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い方向を個別に設定する縫い方向設定手段を備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の縫製データ作成装置。
  10. 前記入力手段により入力される、前記縫製データにおけるそれぞれの縫い目パターンの縫い速度を個別に設定する縫い速度設定手段を備えることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の縫製データ作成装置。
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