JP4290954B2 - ミシンの制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の操作スイッチを有する操作パネルを備えたミシンの制御装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
近来のミシンは、電子化が進み、縫製に関する種々の設定情報を設定するための複数の操作スイッチを備えた操作パネルをミシンまたはミシンテーブルに配して、操作パネルに設定された情報に基づいてミシンに所望の動作をさせるように構成されている。また、最近ではドットマトリクス型の液晶表示装置等の任意形状の画像が表示できる表示部を備え、設定を効率的かつ誤り無くできるようにした操作パネルを備えたミシンも実用化されている。
【0003】
また、ミシンの操作パネルには、ミシンアームに取り付けられる横長タイプの操作パネルと、ミシンテーブルに取り付けられる縦長タイプの操作パネルが存在し、それぞれ、次のように使い分けられていた。
【0004】
横長タイプの操作パネルは、例えば本縫いミシンのように種々の工程に使用されるミシンに使用され、比較的頻繁な設定作業に対応して、操作のしやすいミシンアームに取り付けられている。この場合、横長タイプの形状は、ミシンの種々の機構の動作の妨げにならない形状として好都合であるが、表示部も必然的に横長形状となり、次のような欠点があった。
【0005】
このような操作パネルで複数の単位模様を連結して構成される縫い模様に関する設定を行う際には、例えば図9に示すように操作パネルの表示部に各単位模様の形状を断片的に表示していた。本来、このような設定作業を行う場合には、単位模様を連結した状態で表示すれば各単位模様間の相対的な位置関係を把握することができ、誤りのない設定を行うことができる。そのため、表示部が横長の場合には、全体の縫い目形状を寝かせて表示すれば良いが、そうすると、逆に設定ミスを起こす要因となる可能性があった。
【0006】
その理由は、通常操作パネルの表示部に表示される縫い目形状は、設定状態が縫製作業者(作業者)に認識しやすいように、縫い方向と同一に認識できるように表示する必要があるからである。すなわち、通常、布(加工布)はミシンの布送り機構により作業者に対して手前から奥側に送られるが、横長の表示部に複数の単位模様を連結した状態で表示するためには、縫い形状を寝かせて表示する必要がある。しかし、このような表示では、作業者の目には表示される縫い目の方向と実際に縫製される縫い目の方向とが異なって見えるため、違和感が発生し、かえって設定しづらい構成となってしまうからである。
【0007】
但し、このような操作パネルが使用されるのは、汎用的なミシンが多く設定も比較的単純であり、また、設定が頻繁に行われるため作業者も設定作業に慣れ易く、設定に際し、単位模様が連結した状態で表示されないことはほとんど問題にならなかった。
【0008】
一方、縦長タイプの操作パネルは、ミシン本体周辺には種々のアクチュエータなどが配設され操作パネルを取り付ける余地がない自動縫いミシンのミシンテーブルに取り付けられることが多い。また、操作パネルが縦長であるため表示部も必然的に縦長となり、これを利用して、単位模様を連結した状態で、かつ、実際の縫い目との違和感無く、表示することができる。そのため、あまり設定作業を行わないため設定作業に慣れない作業者の設定を容易にするには、好都合である。しかも、このような表示は、自動縫いミシンは設定作業が比較的複雑であるので、より効果的である。しかし、縦長タイプの操作パネルは、操作位置がミシンから離れるため、設定作業が効率的に行えないという欠点も併せ持っている。
【0009】
但し、自動縫いミシンにおいては、あまり頻繁な設定作業が発生しないため、操作パネルがミシンテーブル上に取り付けられても設定作業上あまり問題とならなかった。
【0010】
以上のように、従来のミシンにおいては、操作パネルは、横長タイプと縦長タイプのそれぞれの欠点を補うように、ミシンの種類に応じて合理的に使い分けられてきた。
【0011】
また、従来の操作パネルには、複数の操作スイッチが設けられているが、それぞれの操作スイッチには機能が固定して割り付けられていたため、ミシンの使用形態やミシンの機種毎に設定する機能が異なる場合は、それぞれに対応した操作パネルを別個に製造していた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、従来機械式で構成されていた種々の機構が電子化され、汎用タイプに近いミシンにおいても機能の向上ともに、設定の複雑化と、使用形態の多様化が増して、従来のミシンの操作パネルのような横長タイプと縦長タイプの使い分けができなくなって来た。
【0012】
例えば、高度に電子化された電子千鳥ミシンにおいては、操作パネルで設定する項目として、針振りパターン(2点千鳥、3点千鳥等)、針数、針振り幅、基線位置等があり、これらは、止め縫いと通常の千鳥縫いとのそれぞれに対して設定する必要があるため、作業者は、設定に際し実際にどのような縫い目が形成されるかを把握するためにかなりの熟練を要するようになった。また、このような電子千鳥ミシンにおいては、機能が向上した分使用形態も多様化し、これらの設定を頻繁に行う必要があるか否かは、ミシンを使用する縫製工場の設備環境や作業方針等、多様な要因により決定されるため、予測が困難となってきた。
【0013】
このような電子千鳥ミシンを従来の単位模様を連結した状態で表示できる縦長タイプの操作パネルで構成すれば設定の誤りを防ぐことが可能となるが、このような操作パネルは、常にミシンテーブルに取り付けられることになり、作業者は、一々ミシンから離れた操作パネルに手を伸ばして設定を行う必要があり、頻繁な設定変更が必要な工程に使用される場合には、設定が効率的に行えないという問題が新たに発生する。
【0014】
一方、横長タイプの操作パネルで電子千鳥ミシンを構成した場合には、操作パネルがミシンアームに取り付け可能であるため設定変更は効率的に行えるが、頻繁な設定変更は発生しないが複雑な設定変更が必要な工程に使用される場合には、作業者が設定作業に習熟しないため設定作業に誤りが発生する可能性が高くなるという問題が発生する。
【0015】
また、これらの何れの場合にも、対応できるように1台のミシンに対し2種類の操作パネルを用意することも可能であるが、ミシンのコストアップとなり採用しがたい。また、何れかのタイプの操作パネルを備えた2種類のミシンを準備することも可能であるが、何れのミシンの需要が多くなるか判断が困難で管理コストのアップとなり、ミシンの製造管理上これも採用しがたい。
【0016】
このように、従来のミシンの制御装置の操作パネルは、横長に配設される操作パネルか、縦長に配設される操作パネルであるかに応じて、表示部に表示される縫い目形状が固定化されており、近年、電子化が進んできたミシンの多様な使用形態に対応するには、不十分な構成となっていた。
【0018】
本発明の課題は、近年、電子化が進んできたミシンの多様な使用形態に対応することのできる操作パネルを備えたミシンの制御装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載のミシンの制御装置は、操作スイッチ(18a〜18j)を有し、ミシンテーブル上に設置されるミシン本体に対し縦横何れの方向にも取り付け可能に構成され、ミシン本体またはミシンテーブルに固定される操作パネル(6)と、前記操作パネル本体に設けられ前記操作パネルが前記何れの方向に取り付けられているかを検出する検出手段(20)とを備え、前記操作パネルには、細長状の表示部(19)が設けられ、前記操作スイッチは、前記表示部の表示に基づいて複数の単位模様(Z1〜Z3)を連結して構成される縫い模様に関する設定情報を入力するための操作スイッチであって、
前記検出手段による判別結果が横である場合には、前記表示部に前記単位模様に設定される情報毎に前記単位模様の形状を表わす図形(M1〜M4)を縫い方向が縦となるように個々に表示し、判別結果が縦である場合には、前記表示部に前記単位模様間の位置関係と大小関係との少なくとも一方を識別可能とするように前記単位模様を連結した状態で表わす図形(T)を縫い方向が縦となるように表示することを特徴としている。
【0020】
請求項1記載の発明によれば、検出手段の検出結果により、操作パネルに表示される縫い目形状が、ミシンの使用形態に応じた縫い目形状で自動的に切り換え表示されるので横長タイプや縦長タイプの2種類の操作パネルを用意する必要が無く、ミシンのコストアップを最小限に抑えて、多様な使用形態に対応することのできるミシンの前記制御装置を提供することができる。また、作業者は、ミシンの使用形態、すなわち、設定頻度や設定の複雑さに応じて操作パネルの表示形態を選択することが可能となり、縫い目形状に関する情報の設定に際し、ミシンの使用形態に応じて効率的かつ正確な設定を容易に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0024】
図1は、本実施形態の電子千鳥ミシンを正面から見た外観の概略を示し、符号1で示すミシン本体が、ミシンテーブル2の上に設置されているとともに、該テーブル2の下には制御ボックス3、該制御ボックス3に対して商用電源の接続、切断を行うための電源スイッチ4、縫製時に使用するミシンペダル5がそれぞれ設置されている。また、ミシン本体1には各種設定を行う操作パネル6が固定され、ミシン本体1には駆動軸がミシン上軸に直結されたミシンモータ7が内蔵されている。
【0025】
この主モータ7により針棒8に支持された針9が上下動される。この針9の上下動に関連して針板(不図示)上に布送り装置の送り歯(不図示)が出没し、布に縫目が形成される。布の縫い送り量は送り目盛ダイヤル10で設定することができ、また縫い始めあるいは終わりのときに行われる止め縫いは、コンデンス目盛ダイヤル11でコンデンス送り量を設定して、その設定された送り量で送り装置を駆動することにより行われる。コンデンス送り量は、正送り量と同量の逆送り量からゼロに設定可能であり、通常の設定量としては、微小送り又はゼロ送り量とされる。その場合、返し縫いレバー12を操作することにより、または止め縫い時に返し縫いソレノイド13(図5参照)を駆動して送り量を切り換えて返し縫いを行うことができる。
【0026】
本発明の電子千鳥ミシンには、図2に図示されたような針振り機構が設けられ、針9を支持する針棒8は、針振りモータ(例えば、ステッピングモータ又はサーボモータ)14で駆動されるリンク機構15により、布送り装置の布送り作用と同期させながら布送り方向に対して直交する方向(図2の矢印の方向)に往復移動され、それにより所定の針振りパターンの縫目を形成することができる。針振り機構には、針振りモータ14の回転とともに回転する遮蔽板14aを検知する原点センサ16が設けられ、針振り位置の原点が検出される。
【0027】
又、前記制御ボックス3は、商用電源から前記ミシンモータ7に対して電力供給を行う回路、前記ミシン本体1に内蔵されている針振りモータ14等の各種アクチュエータを駆動させる回路、これらを制御するマイクロコンピュータ(CPU30)等により構成されている。
【0028】
ミシンペダル5は、作業者が縫製時にミシンをコントロールするためのもので、該ミシンペダル5を踏み付けると、制御ボックス3に取り付けられているペダルセンサ17により、その動きが回転指令信号や速度指令信号などの電気信号に変換され、ミシンモータ7やミシン本体1に装備されている針振りモータ14等の各種アクチュエータを駆動されることによりミシンペダル5の踏込み量に応じた制御が実行され、作業者が指示する制御動作が実現されるようになっている。
【0029】
前記操作パネル6には、縫い模様に関する設定情報を入力する複数の操作スイッチ18(図3の18a〜18b)と、ミシンの機能を設定する操作スイッチ40と、機能項目のドットマトリクス型の液晶で構成されて前記設定情報を表示する細長状の表示部19が設けられ、これら操作スイッチによって作業者により設定される各種縫製パターンを始めとする縫い模様に関する設定情報やミシンの機能を設定するため設定信号が、制御ボックス3に送られるようになっている。
【0030】
また、操作パネル6は、ミシン本体1に対し、図示しない取り付け部材によって横長(横)方向と縦長(縦)方向の何れの方向にも取り付け可能に構成されている。なお、図1は、操作パネル6がミシン本体1のアームに横長方向に取り付けられた例を示しているが、図6は操作パネル6をミシンテーブル2の上面に縦長方向に取り付けられた例を示している。
【0031】
さらに、操作パネル6には、図3の破断部に示すように本発明の検出手段である傾斜センサ20が内蔵され、操作パネル6(操作パネル本体)が図1に図示するようにミシン本体1に対して横長方向に取り付けられているか、図6に図示するように縦長方向に取り付けられているかを検出する検出信号が出力されるようになっている。
【0032】
本実施の形態に使用される傾斜センサ20は、図4(a)に示すように、カラー21に永久磁石22とスチールボール23が埋設され、これにより吸着部材24を構成している。吸着部材24は略正方形状の容器25に固定されている。スチールボール23は永久磁石22により磁化され、スチールボール26はスチールボール23に吸引され、スチールボール23のまわりに回動自在に接合されている。容器25の下端にはホール素子27が固定され、ホール素子27とスチールボール26との間には、スチールボール26が衝撃によりスチールボール23から落下した時、ホール素子の破損を防ぐと同時に、すぐスチールボール23に吸着されるようにガード28が設けられている。容器25は、操作パネル6内のプリント基板(図示せず)に検出信号を出力する信号出力部を兼ねたリード足(図示せず)により半田付けされて固定されている。
【0033】
図5は、本実施の形態のミシンの制御系の要部を示すブロック図である。制御ボックス3には、ペダルセンサ17、CPU(中央演算処理装置)30、ミシンモータ7を駆動するモータドライバ31(駆動回路)、ROM32、RAM33、針振りモータ14を駆動する針振りモータドライバ34、返し縫いソレノイド13を駆動する返し縫いソレノイドドライバ35、各種ソレノイドドライバ(図示せず)等が収納されている。
【0034】
前記CPU30には、前記ミシンペダル5の動きを検出する前記ペダルセンサ17が接続されていると共に、操作パネル6に設けられた各種スイッチの設定信号および前記傾斜センサ20(検出手段)から出力される検出信号がそれぞれ接続されている。又、CPU30には、原点センサ16、モータドライバ31、ROM32、RAM33、針振りモータドライバ34、返し縫いソレノイドドライバ35、ミシンモータ7に内蔵されミシンモータ7が1回転する間に複数のパルス信号を発生するエンコーダ36、針棒の上下動位置を検出する針上下位置検出器37が、それぞれ接続されている。
【0035】
さらに、モータドライバ(駆動回路)31には、ミシンモータ7が接続され、該ドライバ31によりCPU30から出力されるPWM信号(駆動信号)によりミシンモータ7が駆動され、前記エンコーダ36から出力されるパルス信号に基づいて前記ミシンペダル5の踏み込み量に応じた速度でミシン本体1が駆動されるようになっている。
【0036】
また、針振りモータ14は、原点センサ16から検出される原点信号に基づいて、針振りモータドライバ34を介してCPU30から指令される信号を受けて針振り機構を駆動する。止め縫い時は返し縫いソレノイドドライバ13を介して返し縫いソレノイド13が駆動されコンデンス目盛ダイヤル11で設定した送り量になるように布送り機構(不図示)がミシンモータ7に駆動力により駆動される。
【0037】
ROM32には、ミシン途中停止時の針停止位置や押え上げ自動上昇等の操作スイッチ40に割り当てるべき機能が記憶されているとともに、ミシンモータ7や針振りモータ14や各種ソレノイド等を駆動したり、傾斜センサ20から出力される検出信号に基づいて操作パネル6の表示部19の表示内容を制御したり、操作スイッチ40の設定に基づいてミシンの機能を制御したりするための制御プログラム格納され、CPU30は、この制御プログラムに基づいて、RAM33を作業領域とし、ミシンモータドライバ31、針振りモータドライバ34、各種ソレノイドドライバを介して、ミシンモータ7の回転、停止、速度制御、および、各種アクチュエータの駆動制御などを行っている。
【0038】
次に、図7のフローチャートを参照し、本実施形態のミシンの作用について説明する。まずミシンの操作パネル6がミシン本体1に対し横長(横)方向に取り付けられているか否かの判定が行われる(ステップS1)。ミシンの操作パネル6が図1に示す横長方向に取り付けられている場合には、操作パネル6内に設けられた傾斜センサ20が図4(a)に示す状態となり、スチールボール23の中心とスチールボール26の中心を結ぶ軸線とホール素子26の中心が一致し、ホール素子27には最大の磁界が作用し、ホール素子27から論理値“0”の検出信号がCPU30に対して出力される。
【0039】
CPU30は、ホール素子27から出力された論理値“0”の検出信号よって、操作パネル6が横長方向に取り付けられていることを認識し(ステップS1の肯定)、表示部19に図3(a)に示すような表示を行う(ステップS2)。
【0040】
この表示は、本実施形態の電子千鳥ミシンが、例えば図8に示す縫い目を形成する場合の各部の設定をするための表示である。この縫い目は、Z1〜Z3の各単位模様が連結して構成され、Z1、Z2、Z3は、それぞれ、始め止め縫い、2点千鳥縫い、終わり止め縫いの縫い目を示している。なお、Z1とZ3の止め縫い部分は、コンデンス目盛りダイヤル11で設定される微小送りのコンデンス縫いで行われるため、縫い目が重なって形成されるが、図8は縫い目を分かりやすく示すため送り量を大きくした状態で表わしている。
【0041】
Z1及びZ3の止め縫い部分の形成には、止め縫いを2点千鳥で行うか3点千鳥で行うか等止め縫いを行う縫いパターンを決定する縫いパターンの設定、針振り幅の設定、針振りの中心を針振り機構の機械的中心に対しどの位置とするかを決定する基線位置の設定、止め縫いを行う針数を決定する止め縫い針数の設定が必要である。図3(a)の表示部19には、これら止め縫いに設定される縫いパターン、針振り幅、基線位置、止め縫い針数の各設定項目項目(情報)毎に、止め縫いの模様形状を表わす図形M1〜M4が個々に表示される。
【0042】
次に、操作スイッチ18の機能を図3(a)の表示に対応するように割り当てる(ステップS3)。
【0043】
図3(a)に示す表示がされた場合、図8に示す縫い目の各部の設定は、次のように行われる。まず、スイッチ18(a)は、操作パネル6により縫い目の設定を行う際に、Z1及びZ3の止め縫い部分の設定を行うか、Z2の千鳥縫いの設定を行うかを切り換えるスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、操作の度にこれらが切り換えられる。図3(a)の表示例は、図8の止め縫い部分(Z1及びZ3)の設定を行う場合の例を示している。
【0044】
スイッチ18b及びスイッチ18fは、縫いパターンを選択するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、スイッチ18bを操作すると図形M1の下に表示された縫いパターン番号を示す数字が増加し、スイッチ18fを操作すると、縫いパターン番号が減少する。また、図形M1の形状も選択された縫いパターンに対応して、変更される。図3(a)は、止め縫い部分の縫いパターン番号として3番が選択され、縫いパターン番号3番に対応する模様形状を表わす図形(この例では、3点千鳥)が表示されている例を示している。
【0045】
スイッチ18c及びスイッチ18gは、針振り幅を設定するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、これらスイッチを操作すると図形M2の下に表示された針振り幅を示す数字が増減する。図3(a)は、止め縫い部分の針振り幅として3mmが設定された例を示している。
【0046】
スイッチ18d及びスイッチ18hは、基線位置を設定するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、これらスイッチを操作すると図形M3の下に表示された基線位置を示す数字が増減する。また、図形M3に表示されている基線位置を示す直線Lの位置も設定された基線位置に対応して移動する。図3(a)は、止め縫い部分の基線位置として0mm(針振り中心が機械中心と同一位置)が設定されている例を示している。
【0047】
スイッチ18e及びスイッチ18jは、止め縫いの針数を設定するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、これらスイッチを操作すると図形M4の下に表示された針数を示す数字が増減する。図3(a)は、止め縫いの針数として10針が設定された例を示している。
【0048】
以上、スイッチ18a〜18jのスイッチの操作により、図8に示す千鳥縫い目の止め縫い部分Z1及びZ3の設定が行われる。なお、本実施形態においては、Z1及びZ3の縫い始め/縫い終わりの止め縫いは、常に同一の縫い目が形成され、設定も共通に行われるものとする。
【0049】
止め縫い部分の設定の終了後、スイッチ18aを操作すると表示部19の表示がZ2に示す千鳥縫い目の設定を行うために表示内用に切り替わり、同時にスイッチ18a〜18jもZ2に示す千鳥縫い目を設定するためのスイッチとして作動するように機能が割り当てられる。
【0050】
Z2の千鳥縫い部分の形成には、縫いパターンの設定、針振り幅の設定、基線位置の設定は、止め縫いの設定と同様に必要であるが、針数の設定は不要である。これは、千鳥縫い部分Z2の形成は、縫い始め止め縫い部分Z1形成の終了後ミシンペダル5を操作している間、ミシンペダル5の踏み返しにより終わり止め縫い部分の形成が開始されるまで続けられるためである。
【0051】
図3(a)の表示部19には、縫いパターン、針振り幅、基線位置の各設定項目項目(情報)毎に、千鳥縫い部分の模様形状を表わす図形が表示される。なお、表示内用及び各項目の設定は、止め縫い部分(Z1及びZ2)の設定の場合と、針数の設定が無いことを除き同様であるので、図示及び説明を省略する。
【0052】
次に、検出手段20の判別結果により、操作スイッチ40に対し、縫製途中でミシンペダル5が踏み込み位置から中立位置に操作された場合にミシンの針の停止位置を針上停止とするか、針下停止とするかを選択する針停止位置設定機能が割り当てられる(ステップS4)。操作スイッチ40に対し針停止位置選択機能が割り付けられている際には、表示部19に針位置を示す図形(図示せず)が表示され、何れが選択されているかが判別できるようになっている。
【0053】
以上のように、操作パネル6が横長方向に取り付けられた場合は、傾斜センサ20がこの操作パネル6の取り付け方向を検出し、表示部19には、止め縫い(Z1、Z3)や千鳥縫い(Z2)等の単位模様に設定される情報毎に前記単位模様の形状を表わす図形が個々に表示される。このように、操作パネル6が横長方向に取り付ける場合は、操作パネルをミシンアーム等作業者の操作し易い位置に取り付けることができる。また、操作スイッチ40に対し、針停止位置選択機能が割り付けられて操作パネルを介して針停止位置の選択が可能になり、ミシンの使用形態に対応した操作が可能になる。
【0054】
次に、ミシンの操作パネル6が、図6に示すように縦長(縦)方向に取り付けられている場合には、図4(b)に示すようにスチールボール24はスチールボール23と接触したまま移動する。この時、スチールボール26はホール素子27から離れるため、ホール素子27に作用する磁界は傾斜センサ20が図4(a)の状態にある時よりも小さくなり、ホール素子26から論理値“1”の検出信号がCPU30に対して出力される。
【0055】
CPU30は、ホール素子27から出力された論理値“1”の検出信号よって、操作パネル6が縦長方向に取り付けられていることを認識し(ステップS1の否定)、表示部19に図3(b)に示すような表示を行う(ステップS5)。この時表示される図形Tは、図8に示すZ1〜Z3の各単位模様を連結し前記縫い模様を近似して表示している。図3(b)の表示例は、図8の縫い目に対応する止め縫い部分(Z1及びZ3)の設定を行う場合の例を示しており、止め縫い部分が濃いコントラストで表示され、設定を行わない千鳥縫い部分が薄いコントラストで表示され、スイッチ18(a)により選択された設定対称部分を判別できるように表示している。
【0056】
次に、操作スイッチ18の機能を図3(B)の表示に対応するように割り当てる(ステップS6)。
【0057】
図3(b)に示す表示がされた場合、図8に示す縫い目の各部の設定は、次のように行われる。まず、スイッチ18(a)は、図3(a)の表示の場合と同様に、Z1及びZ3の止め縫い部分の設定を行うか、Z2の千鳥縫いの設定を行うかを切り換えるスイッチとして作動するように機能が割り当てられる。
【0058】
止め縫い部分(Z1、Z3)の設定を行う場合、スイッチ18b及びスイッチ18fは、振り幅を選択するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、スイッチ18bを操作すると模様形状Tの上に表示された振り幅を示す数字が増加し、スイッチ18fを操作すると、この数字が減少する。図3(b)は、針振り幅として3mmが設定された例を示している。
【0059】
スイッチ18c及びスイッチ18gは、止め縫いの針数を設定するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、これらスイッチを操作すると始め止め縫い部の左側に表示された針数を示す数字が増減する。図3(b)は、止め縫いの針数として10針が設定された例を示している。
【0060】
スイッチ18d及びスイッチ18hは、縫いパターンを選択するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、これらのスイッチ操作すると図形Tの止め縫い部分の模様形状が選択された縫いパターンに対応して変更される。図3(b)は、止め縫い部分の縫いパターンとして3点千鳥が選択された例を示している。
【0061】
スイッチ18e及びスイッチ18fは、基線位置を設定するスイッチとして作動するように機能が割り当てられ、これらスイッチを操作すると図形Tの下に表示された基線位置を示す数字が増減する。また、図形Tの下に表示されている基線位置を示す直線Nの位置も設定された基線位置に対応して移動する。図3(b)は、止め縫い部分の基線位置0mmが設定されている例を示している。
【0062】
以上、スイッチ18a〜18jと表示部19に表示される図形Tにより止め縫い部分に関する設定が行われる。なお、この場合も、Z1及びZ3の縫い始め/縫い終わりの止め縫いは、常に同一の縫い目が形成され、設定も共通に行われるものとする。
【0063】
止め縫い部分の設定の終了後、スイッチ18aを操作すると表示部19の表示がZ2に示す千鳥縫い目の設定を行うために表示内用に切り替わり、同時にスイッチ18a〜18jもZ2に示す千鳥縫い目を設定するためのスイッチとして作動するように機能が割り当てられる。この場合、表示部19に表示される図形Tのコントラストが止め縫い部分を設定する場合と逆に、切り替わり、設定を行わない止め縫い部分が薄いコントラストで表示され、千鳥縫い部分が濃いコントラストで表示される。
【0064】
この場合も、表示内用及び各項目の設定は、止め縫い部分(Z1及びZ2)の設定の場合と、針数の設定の無いことを除き同様に行われるで、図示及び説明を省略する。なお、この時千鳥縫い部分Z2の設定内容は、図8に示す縫い模様に対応して、縫いパターンとして2点千鳥が、基線位置として0.5mmが、針振り幅として2mmがそれぞれ設定され、図3(b)に図示されるように図形Tには、これら、Z1〜Z3の単位模様が連結され、かつ、単位模様間の相対的な、位置及び大小関係が反映され、縫い模様を近似した図形として表示される。
【0065】
次に、検出手段20の判別結果により、操作スイッチ40に対し、縫製途中でミシンペダル5が踏み込み位置から中立位置に操作された場合に図示しない自動押え上げ機構を作動させるか否かを選択する自動押え上げ設定機能が割り当てられる(ステップS6)。操作スイッチ40に対し自動押え上げ選択機能が割り付けられている際には、表示部19に押え上げの上下位置を示す図形(図示せず)が表示され、何れが選択されているかが判別できるようになっている。
【0066】
以上のように、操作パネル6が縦長方向に取り付けられた場合は、傾斜センサ20がこの操作パネル6の取り付け方向を検出し、表示部19には、Z1〜Z3の各単位模様間の位置関係と大小関係を識別可能とするように、各単位模様が連結され前記縫い模様が近似して表示されるため、縫い模様の設定の際に作業者は、縫い模様全体のイメージを認識しながら設定ができ、誤りのない設定をすることができる。また、この時表示される縫い模様Tは、縦長位置となるので、図6の紙面手前に位置する作業者が操作パネル6と布とを見る場合、表示される縫い模様を縫い方向と略同一として認識することができ、さらに、確実に縫い模様を設定することができる。また、操作スイッチ40に対し、自動押え上げ設定機能が割り付けられて操作パネルを介して自動押え上げの設定が可能になり、ミシンの使用形態に対応した操作が可能になる。
【0067】
なお、上記した実施の形態では、傾斜センサ20により検出された検出結果に基づいて、制御ボックス3内のCPU30が操作パネル6の表示部19の表示を切り換えたり操作スイッチ18、40の機能の割付を切り換えるように構成しているが、操作パネル6内に別の制御手段を設けてその制御手段により表示部19の表示や操作スイッチ18,40の機能の割付を行うように構成しても良いことは、勿論である。
【0068】
また、上記実施の形態では、操作パネル6が取り付けられた縦横位置に対応して、操作スイッチ40に対して針停止位置選択機能と自動押え上げ設定機能との何れかを割り付けるようにしたが、操作パネル6が縦横一方の位置に取り付けられた場合に、操作スイッチ40に対して何も機能を割り付けないようにして、頻繁に切り換えの必要のない機能の切り換えを操作パネルからできないようにして操作ミスによるトラブルを防ぐようにしても良い。
【0069】
また、上記実施の形態では、操作パネル6が縦横一方の位置に取り付けられた場合にのみ設定可能となる機能を割り付ける操作スイッチとして、操作スイッチ40の1つのみの例を示しているが、このような操作スイッチを複数設けても良い。
【0070】
また、上記実施の形態では、操作パネル6の縦横取り付け位置に応じて、操作スイッチ40に割り付ける機能を針停止位置選択機能と自動押え上げ設定機能とに限定しているが、操作スイッチに割り付けられる機能を設定する設定手段を設け、操作パネルの縦横の位置に応じて設定された機能が操作スイッチに割り付けられるようにしても良い。
【0071】
また、操作パネルの縦横の取り付け方向を変えることにより、複数の操作スイッチに割り付けられる機能を切り換えて、異なる種類のミシンに対応した設定をできるようにしても良い。
【0072】
また、操作パネルの表示部の縦と横の長さの比率は、本実施の形態(図1、図3、図6)に示したものに限らず、3対4の比率であっても良い。
【0073】
さらに、上記実施の形態では、本発明を電子千鳥ミシンに適用した場合を例に説明したが、本発明は電子千鳥ミシン以外にも適用可能であることは、言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】
請求項1記載のミシンの制御装置は、操作スイッチを有し、ミシンテーブル上に設置されるミシン本体に対し縦横何れの方向にも取り付け可能に構成され、ミシン本体またはミシンテーブルに固定される操作パネルと、前記操作パネル本体に設けられ前記操作パネルが前記何れの方向に取り付けられているかを検出する検出手段とを備え、前記操作パネルには、細長状の表示部が設けられ、前記操作スイッチは、前記表示部の表示に基づいて複数の単位模様を連結して構成される縫い模様に関する設定情報を入力するための操作スイッチであって、前記検出手段による判別結果が横である場合には、前記表示部に前記単位模様に設定される情報毎に前記単位模様の形状を表わす図形を縫い方向が縦となるように個々に表示し、判別結果が縦である場合には、前記表示部に前記単位模様間の位置関係と大小関係との少なくとも一方を識別可能とするように前記単位模様を連結した状態で表わす図形を縫い方向が縦となるように表示することを特徴としているので、ミシンが縫い模様の設定が頻繁に行われる工程に使用される場合には、操作パネルをミシンアームに取り付け、設定操作を効率的に行うようにすることができるとともに、ミシンが縫い模様の設定が頻繁に行われない工程に使用される場合は、操作パネルをミシンテーブルに取り付け、単位模様間の相対的な、位置関係や大小関係識別可能とするように、単位模様を連結した状態で表わす図形で表示し、縫い模様の設定に不慣れな作業者でも縫い模様全体の構成を認識することができ、誤りのない設定をすることが、一台の操作パネルで可能となり、ミシンの多様な使用形態に対応した操作パネルを備えたミシンの制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミシンの構成例を模式的に示す図である。
【図2】針振り機構の概略構成を示す図である。
【図3】ミシンの操作パネルの表示例を示す図である。
【図4】傾斜センサの概略構成を示す図である。
【図5】本発明のミシンの全体構成を示すブロック図である。
【図6】本発明のミシンの他の構成例を模式的に示す図である。
【図7】本発明のミシンの制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明のミシンにより形成される縫い目模様の一例を示す図である。
【図9】従来のミシンの操作パネルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 ミシン本体
5 ミシンペダル
6 操作パネル
7 ミシンモータ
8 ペダルセンサ
14 針振りモータ
17 ペダルセンサ
18,40 操作スイッチ
19 表示部
20 傾斜センサ
10 CPU
Claims (1)
- 操作スイッチを有し、ミシンテーブル上に設置されるミシン本体に対し縦横何れの方向にも取り付け可能に構成され、ミシン本体またはミシンテーブルに固定される操作パネルと、
前記操作パネル本体に設けられ前記操作パネルが前記何れの方向に取り付けられているかを検出する検出手段とを備え、
前記操作パネルには、細長状の表示部が設けられ、
前記操作スイッチは、前記表示部の表示に基づいて複数の単位模様を連結して構成される縫い模様に関する設定情報を入力するための操作スイッチであって、
前記検出手段による判別結果が横である場合には、前記表示部に前記単位模様に設定される情報毎に前記単位模様の形状を表わす図形を縫い方向が縦となるように個々に表示し、判別結果が縦である場合には、前記表示部に前記単位模様間の位置関係と大小関係との少なくとも一方を識別可能とするように前記単位模様を連結した状態で表わす図形を縫い方向が縦となるように表示することを特徴とするミシンの制御装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4290954B2 (ja) |
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-
2002
- 2002-10-03 JP JP2002291083A patent/JP4290954B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JP2004121593A (ja) | 2004-04-22 |
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