JP3980402B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転電機、例えば、モータや発電機の如き回転電機に関し、特に、コイルが巻回された複数のポール部を環状に配置したステータを有する回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転電機のステータは、複数の分割コアから構成されているものがある。分割コアは、円弧状のヨーク部と内径方向に延在するポール部とからなり、該ポール部にコイルが巻回されている。
【0003】
この種のステータにおいては、各分割コアに巻回されるコイルの巻数を多くして、スロット部におけるコイルの占積率を極力大きくすることが望まれており、以下の技術が提案されている。
【0004】
まず、第1の従来技術としては、隣り合うコアのコイルが互いに異なる断面形状を有し、隣りのコイルの占有するスロット間の残り領域を充填するようにコイルを巻回させる技術(特開2000−14066号公報、特開平11−32457号公報参照)が挙げられる。
【0005】
第2の従来技術としては、先行して挿入するコアの断面形状におけるコイル幅がスロット開口部幅の1/2以上であり、且つ、後に挿入するコアとの干渉を回避するように傾斜形状とする技術(特開平4−150749号公報参照)が挙げられる。
【0006】
第3の従来技術としては、隣り合うコアのコイルが互いに異なる断面形状を有し、一方のコイルの断面形状は軸心方向の幅が狭い略扇型であり、他方のコイル断面形状を挿入可能な長方形状とする技術(特開平9−84287号公報、特開平10−174331号公報参照)が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記第1〜第3の従来技術は、複数種類のコイルを用いるという点で共通しており、コイルの巻回装置または巻回方法をその種類数に合わせて複数種類用意する必要がある。従って、設備費用が高コストになるとともに組立工程数が多く、さらには複数のコアを区別して在庫管理しなければならず繁雑であるという不都合がある。
【0008】
また、ステータの極数が奇数である場合には、コイルの種類は2つでは足りず、最低3種類のコアを用意する必要がある。
【0009】
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであって、コアに対するコイル占積率が高く、設備費用が低廉化し、組立工程数を削減するとともに在庫管理を一層容易化する回転電機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る回転電機は、コイルが同一形状に巻回された複数のポール部を環状に配置したステータを有し、前記ステータの軸に対する垂直面で、前記各コイルは、前記ポール部に対し左右非対称の断面形状となるように巻回されている回転電機であって、前記コイルは、前記ステータの周方向の面で線材が平行に巻回され、前記ステータの軸方向の面で線材の少なくとも1本が他の線材に対して交差するように巻回され、前記ステータの軸に対する垂直面で、隣接する一方のコイルにおける隣接層の端部同士を結ぶ接線に対し、他方のコイルの一部が越えまたは接し、前記ステータの軸に対する垂直面で、隣接する一方のコイルにおける同一層の隣接巻線の端部同士を結ぶ接線に対し、他方のコイルの一部が越えまたは接していることを特徴とする。
また、本発明に係る回転電機は、コイルが同一形状に巻回された複数のポール部を環状に配置したステータを有し、前記ステータの軸に対する垂直面で、前記各コイルは、前記ポール部に対し左右非対称の断面形状となるように巻回されている回転電機であって、前記ステータの軸に対する垂直面で、前記各コイルのそれぞれの軸のなす角を2等分する中間線に対して、前記各コイルの一部が越えまたは接し、前記ステータの軸に対する垂直面で、隣接する一方のコイルにおける同一層の隣接巻線の端部同士を結ぶ接線に対し、他方のコイルの一部が越えまたは接していることを特徴とする。
【0011】
このように断面が左右非対称のコイルを用いることで、コイル占積率の高いステータを有する回転電機を1種類のポール部から形成することができる。
【0012】
この場合、前記ステータの軸に対する垂直面で、前記各コイルのそれぞれの軸のなす角を2等分する中間線、隣接する一方のコイルにおける隣接層の端部同士を結ぶ接線または隣接する一方のコイルにおける同一層の隣接巻線の端部同士を結ぶ接線に対して、前記各コイルの一部が越えまたは接するようにすると、コイルの占積率をより高くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る回転電機の好適な実施の形態を挙げ、添付の図1〜図23を参照しながら説明する。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態に係る結線構造を採用したステータ10は、所謂、3相Y型結線のステータであり、3相の入力端子U、V、Wと、18個の分割コア12とを有する。
【0015】
図2〜図5に示すように、ステータ10の組み立て前の状態における分割コア12は、プレスにより打ち抜いた略T字状の鋼板を複数枚かしめて一体化した積層鋼板24と、前記積層鋼板24を絶縁するインシュレータ21および22と、該インシュレータ21および22を介して前記積層鋼板24に巻回されるコイル14と、金属製のターミナル18および28とを有する。
【0016】
積層鋼板24は、略T字状であり、「T」字の上辺に相当する部分24aはステータ10におけるヨークとなる。また、「T」字の下辺延出部に相当する部分24bはステータ10におけるポール部(または突極部)となる。
【0017】
コイル14は、絶縁被膜を有する素線13からなる。各コイル14のステータ10における内径側(矢印A側)の一端である延出部16は、分割コア12に設けられた前記ターミナル18で互いに電気的に接続されており、Y型結線の中性点を形成する。各コイル14の外径側(矢印Aの反対側)の他端は、円環状の入力線バスバー(図示せず)によって入力端子U、V、Wのいずれかに接続されている。具体的には、3つおきの6個の分割コア12が入力端子Uと接続され、それ以外で、3つおきの6個の分割コア12が入力端子Vと接続され、さらに残りの6個の分割コア12が入力端子Wと接続されている。各分割コア12、入力端子U、V、Wおよび入力線バスバーは、中空のハウジング(またはケース)19上に組み立てられている。
【0018】
ターミナル18は、後述する連結環状溝88内に設けられており、この連結環状溝88に注入されたシール剤20によって絶縁されている。
【0019】
前記のように、分割コア12は、コイル14の内径側の一端である延出部16を固定するとともに電気的に接続する金属製のターミナル18と、コイル14の外径側の一端部26を固定するとともに電気的に接続する金属製のターミナル28とを含む。ターミナル18とターミナル28とは同一の部材から構成されている。
【0020】
延出部16は、内径側に延在する第1延出部16aと、周方向に延在する第2延出部16bと、外径側へ延在する第3延出部16cとの湾曲乃至屈曲構造からなる。第1延出部16aの根元部は、ターミナル18の一端である第1固定部18bに電気的に接続されるともにその位置が固定され、一方、第1延出部16aは前記第1固定部18bの前後に設けられた2つの切欠部30および32によって矢印A方向にガイドされている。
【0021】
第2延出部16bは、前記第1延出部16aに直交するように湾曲乃至屈曲し、第3延出部16cは前記第2延出部16bに対してさらに直交するように延在する。実際、前記第1延出部16a、第2延出部16bおよび第3延出部16cは仮想される同一平面内に位置する。
【0022】
図3〜図5に示すように、ターミナル18(および28)は、略T字状の金属端子であり、インシュレータ21の溝70(84)へ挿入される挿入部18a(28a)と、前記第1延出部16aを固定する第1固定部18b(28b)と、隣接する他の分割コア12の第3延出部16cを固定する第2固定部18c(28c)とを有する。挿入部18a(28a)のやや上部には、ポンチ等によってプレスした小突起(係合部)18d(28d)が設けられている。
【0023】
図4に示すように、インシュレータ21および22は、コイル14が巻回されるコイル巻回部34、36と、内径側でこれらのコイル巻回部34および36の面に対して垂直に設けられる周壁40および42と、外径側でコイル巻回部34および36の面に垂直に設けられる周壁44および46とを有する。コイル巻回部34とコイル巻回部36、周壁40と周壁42並びに周壁44と周壁46は、それぞれ一部が重なり合って結合する。すなわち、インシュレータ21の下方からインシュレータ22が挿入され両インシュレータ21と22とが一体化される。このように一体化された結果得られる中央部の孔48には、多数枚の積層鋼板24が装入され、積層鋼板24とコイル14とは電気的に絶縁される。
【0024】
インシュレータ21の内径側の上方(インシュレータ22の方向を下方としたときの反対方向)には、周壁40の一部をなし、ステータ10の軸方向に立設する第1上方壁50と、該第1上方壁50より内径側に離間し前記第1上方壁50に略平行な第2上方壁52と、第1上方壁50と第2上方壁52の下端部を連結する連結面54とを有する。
【0025】
インシュレータ21は、第2上方壁52の左右根元部からさらに内径側に向かって延在する2つの台部56と58とを有する。このうち、図4における右方(以下、単に右方という。右方の反対側を左方という。)の台部58においては、第2上方壁52は、延出部16の延出方向を案内するための厚肉形状となってガイド部60を形成している。ガイド部60は前記切欠部30の一側面を形成している。
【0026】
第2上方壁52において切欠部30と左右対称の位置には、切欠部64が設けられている。切欠部30に対して外径方向(矢印Aの反対方向)の第1上方壁50には、前記切欠部32が設けられている。
【0027】
第1上方壁50のやや内径側には、周方向の切欠部(被係合部)66を有する小片68が立設しており、この小片68と第1上方壁50との間には、溝70が設けられている。
【0028】
ガイド部60、連結面54および第1上方壁50の右方側縁部は、やや突出して突出部72を形成している。
【0029】
インシュレータ21を図4の背面側斜め上方から見た状態を図5に示す。この図5に示すように、周壁44の中央よりやや左方(図5における右方)には、コイル14の端部が通る切欠部74が設けられている。また、周壁44の左方端部(図5における右方端部)が外径側にやや張り出した張り出し部75の内面側に窪み部76を形成している。周壁44の右方端部は前記窪み部76に嵌合する形状にやや突出した突出部78が形成されている。
【0030】
周方向の中央部で、周壁44よりやや外径側には、前記小片68と同形状の小片80が立設されている。この小片80には、周方向に延在する切欠部82が設けられている。小片80と周壁44との間には、前記溝70と同形状の溝84が設けられている。
【0031】
連結面54、第1上方壁50および第2上方壁52の左方端部は、これらの各内側面がやや窪んで窪み部86を形成している。この窪み部86は、前記突出部72と噛合する形状になっている。
【0032】
インシュレータ21および22の材質としては、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)を用いると、耐熱性、機械的強度、剛性、電気的絶縁性、寸法安定性、耐クリープ性に優れているので好適である。
【0033】
次に、インシュレータ21および22、ターミナル18および28、積層鋼板24、コイル14により分割コア12を組み立てる方法について説明する。
【0034】
まず、インシュレータ21の溝70(図3参照)にターミナル18の挿入部18aを挿入する。ターミナル18の小突起18dが、小片68の切欠部66に係合し、ターミナル18の抜け止めとして作用する。同様に、インシュレータ21の溝84(図3参照)にターミナル28の挿入部28aを挿入する。小突起28dが切欠部82に係合し、ターミナル28の抜け止めとして作用する。
【0035】
次に、インシュレータ21および22によって形成される孔48(図4参照)に、多数枚の積層鋼板24を挿入する。
【0036】
次いで、コイル巻回部34、36に素線13を巻回し、コイル14を形成する。具体的には、図6に示すように、まず、内側に積層鋼板24が介在するインシュレータ21、22を第1治具100および第2治具102により固定する。第1治具100は、インシュレータ21の外径側、つまり周壁44側を保持する。第1治具100は、巻回モータ(図示せず)により軸心Cを中心として回転可能である。第2治具102は、インシュレータ21の内径側、つまり周壁40側を保持する。
【0037】
さらに、図7に示すように、第2治具102の上面に設けられたピン102a、102b、102cおよび102dに対して、素線案内機構(図示せず)により素線13を順に絡める。ピン102aより先の素線13の端部はチャック(図示せず)により第2治具102と一体的に固定されている。前記素線案内機構は、さらに、ガイド部60の側面に対して素線13を絡めるように案内し、切欠部30、第1固定部18b、切欠部32を経由してコイル巻回部34、36に前記素線13を導く。このとき、ピン102c、102dおよびガイド部60の相対的な位置と形状によって、前記第1延出部16a、第2延出部16bおよび第3延出部16cが形成される。
【0038】
コイル巻回部34、36に導かれた素線13の端部は、素線供給部104から導出されている。素線供給部104は、軸心Cと平行な矢印B方向に進退可能であり、その進退量は前記巻回モータの回転量に同期して制御可能となっている。
【0039】
そして、巻回モータにより、第1および第2治具100、102とインシュレータ21、22を軸心Cを中心に回転させる。このとき、巻回モータの回転量に応じて素線供給部104を矢印B方向に進退させながら、コイル巻回部34、36に素線13を巻回させる。
【0040】
次に、図8に示すように、素線13を巻回し、コイル14が形成された後、前記素線案内機構により、素線13を切欠部74、第1固定部28bを介してピン100aおよび100bに絡めるように導く。ピン100bには、中央部に形成された溝部を通るように素線13を導く。
【0041】
次いで、コイル14から出ている素線13の両端部をターミナル18の第1固定部18bと、ターミナル28の第1固定部28bで仮固定する。
【0042】
さらに、コイル14から出ている素線13の両端部を切断箇所106および108でカットする。切断箇所106は前記ピン102cと102dとの間であり、後述するように分割コア12をステータ10に組み立てたとき、前記第3延出部16cが隣接する分割コア12における第2固定部18cに位置する場所がこの切断位置として好適である。また、切断箇所108は、第1固定部28bのやや外径側である。
【0043】
この後、分割コア12を第1治具100および第2治具102から取り外して、コイル14の巻回処理を終了する。
【0044】
次に、コイル巻回部34、36に素線13を巻回させてコイル14を形成する巻回工程を、図9〜図15を参照しながら詳細に説明する。図9〜図15では、理解を容易にするために、第1治具100、第2治具102および素線供給部104の図示を省略している。また、図9〜図15においては、矢印Aの方向を下方、その反対方向を上方と呼ぶ。さらに、以下の説明においては、コイル14の第1層目の第1巻線を巻線A1とし、以下順に巻線A2、巻線A3…とする。また、第2層目の第1巻線を巻線B1とし、以下順に巻線B2、巻線B3…とする。同様に、第3層目の各巻線を巻線Cn(n=1、2、3…)、第4層目の各巻線をDn、第5層目の各巻をEnとする。
【0045】
まず、図9に示すように、第1層目の巻線をA1から巻線A15まで上方へ向かって順に整列して巻回させる。このように15回の巻回を行うことにより、コイル巻回部34、36(図4参照)は、素線13によってほぼ隙間なく覆われる。
【0046】
次に、左方で巻線A15と周壁44とのなす溝部200から、第1層目の巻線A15および巻線A14により形成される右方の整列溝部202へ素線13を案内し、第2層目の巻線B1の巻回に移る。該巻線B1は、整列溝部202に沿って巻回されるので安定して巻回させることができる。
【0047】
この後、図10に示すように、第2層目の巻線を巻線B1から巻線B13(第2層目の最終巻線部)まで下方へ向かって順に整列して巻回させる。
【0048】
次いで、左方で巻線B13の直下に位置する溝部204から、第2層目の巻線B12および巻線B13により形成される右方の整列溝部206へ素線13を案内して第3層目の巻線C1の巻回に移る。このとき、案内される巻線C1は巻線B13と交差させながら案内する。巻線C1は、整列溝部206に位置しているので安定して巻回される。
【0049】
さらに、図11に示すように、左方で巻線C1の直下に位置する溝部208から、巻線A1が切欠部32から導入される導入端部207と、第2層目の巻線B13により形成される右方の溝部210へ素線13を案内して巻線C2を巻回する。
【0050】
次に、図12に示すように、巻線B13と巻線C1により形成される左方の整列溝部212から、第3層目の巻線C1およびC2により形成される右方の溝部214へ素線13を案内して巻線C3を巻回する。
【0051】
次いで、図13に示すように左方で巻線C3のすぐ上に位置する溝部216から、右方で巻線C1のすぐ上に位置する溝部218へ素線13を案内して巻線C4を巻回する。
【0052】
この後、巻線C4以降の第3層目は、巻線C1を基準として順次整列して巻回し、周壁44に当接する巻線C15まで巻回する(図14参照)。
【0053】
さらに、巻線C14と巻線C15により形成される左方の整列溝部220から、同じく右方の整列溝部222へ素線13を案内して第4層目の巻線D1の巻回に移る。そして、図15に示すように、第4層目の巻線を巻線D1を基準として巻回し、第7巻目の巻線D7まで巻回する。
【0054】
次に、左方で巻線D7の直下に位置する溝部224から、巻線D5と巻線D6により形成される右方の整列溝部226へ素線13を案内して第5層目の巻線E1の巻回に移る。
【0055】
次いで、図16に示すように、巻線D3と巻線D4により形成される左方の整列溝部228から、巻線D2と巻線D3により形成される右方の整列溝部230へ素線13を案内して巻線E2を巻回する。この後、図17に示すように、巻線E2以降の第5層目は、巻線E2を基準として順次整列して巻回し、周壁44に当接する巻線E4まで巻回する。その後、素線13を切欠部74を通してコイル14の巻回を終了する。
【0056】
図18に示すように、本実施の形態では、巻回されたコイル14の断面は、コイル14の軸心Cに対して左右非対称となる。具体的には、第1層目および第2層目は左右それぞれ15巻回および14巻回ずつの対称形状であるが、第3層目は、右方が14巻回、左方が13巻回の左右非対称形状となっている(ハッチング部302および306参照)。同様に第4層目は、右方が7巻回、左方が8巻回の左右非対称形状となっている。これにより、第3層目および第4層目は、それぞれ13.5巻回および7.5巻回と数えることができる。
【0057】
第5層目は、左右それぞれ4巻回であるが、ハッチング部300および304の巻回される位置が左右で異なるので左右非対称形状となっている。
【0058】
このように、コイル14は、2つの異なる構造により左右非対称形状を得ている。すなわち、ある層における左右いずれか一方の巻線の1つを隣接する層へ移すことにより、1層あたり0.5回の巻回を行うという構造、並びに、同一層において左右の対応する巻線の巻回位置を移すという構造である。
【0059】
図18においては、左右いずれか一方の巻線の1つを隣接する層へ移すという構造を概念的に矢印Dで示し、同一層において、左右の対応する巻線の巻回位置を移すという手段を概念的に矢印Eで示している。
【0060】
次に、このように巻回されるコイル14がステータ10として組み立てられた際、隣接する分割コア12同士の相対的な位置関係について図19および図20を参照しながら説明する。図19および図20においては、それぞれ便宜的に各分割コア12の領域を規定し、この領域に基づいて相対的な位置関係を説明する。
【0061】
図19に示すように、各分割コア12同士の領域を規定するために便宜的な中間線Mを規定する。この中間線Mは、各分割コア12のそれぞれの軸心C(図1参照)がなす角をステータ10の中心点O(図1参照)で2等分して規定される。
【0062】
図19から諒解されるように、左方のコイル14においては、ハッチング部310および312が中間線Mを越えており、右方のコイル14では、ハッチング部314および316が中間線Mを越えている。
【0063】
コイル14の巻回方法は、図19に示されるものに限定されることはなく、例えば、ハッチング部310は、2点鎖線310aのように巻線D4および巻線D5による整列溝部に巻回するようにしてもよい。
【0064】
ところで、図19におけるハッチング部310、312、314および316は、それぞれ図18におけるハッチング部300、302、304および306の一部となっており、コイル14において左右非対称とした部分が、デッドスペースを有効に充足していることが諒解される。
【0065】
次に、図20に示すように、隣接層の端部同士を結ぶ接線、例えば、巻線E2および巻線E1のそれぞれの左方端部を結ぶ接線320、巻線D7および巻線C3のそれぞれの左方端部を結ぶ接線322を規定する。さらに、同一層の隣接巻線の端部同士を結ぶ接線、例えば、第5層の巻線E1と巻線E2とを結ぶ接線324によって、分割コア12の領域を規定する。このように、分割コア12の領域を比較的狭く規定した場合、左方のコイル14では、ハッチング部326が接線320を越えており、右方のコイル14では、ハッチング部328が接線324を越えるとともに頂部330が接線322に接している。
【0066】
このように、各分割コア12におけるコイル14は、隣接する分割コア12の空き領域内に相互に侵入する箇所があり、デッドスペースを有効に利用して占積率を向上させている。また、図19および図20から明らかなように、隣接するコイル14同士は干渉することがない。
【0067】
次に、コイル14が巻回された分割コア12をステータ10に組み付ける手順について図21〜図23を参照しながら説明する。
【0068】
まず、図21に示すように、ハウジング19に最初の分割コア12(分割コア12aとして区別する。)を位置決めしてセットする。
【0069】
次に、図22に示すように、2番目の分割コア12(分割コア12bとして区別する。)を分割コア12aの右側、つまり図22における反時計方向にセットする。このとき、ハウジング19に対して分割コア12bを上方からセットすると、分割コア12bのコイル14の第3延出部16cは、分割コア12aを構成するターミナル18の第2固定部18c上に位置することとなる。このように、簡便な挿入方法によってコイル14の第3延出部16cが前記第2固定部18cに係合される。
【0070】
また、その際、分割コア12aを構成するインシュレータ21の窪み部86(図5も参照)と、分割コア12b側のインシュレータ21の突出部72とが噛合するので、連結面54同士、第1上方壁50同士および第2上方壁52同士は、それぞれの一部が重合して当接し、接合部分は段差のない面を形成することとなる。このように、分割コア12aおよび12bの連結箇所において、インシュレータ21の第1上方壁50と第2上方壁52との間は隙間なく接合し連結環状溝88を形成する。
【0071】
なお、第3延出部16cを第2固定部18cに係合させる工程および隣接する分割コア12bを連結させる工程は、上記のように同時に行われる必要はなく、例えば、第3延出部16cを第2固定部18cに係合させた後に、分割コア12bを連結させてもよい。
【0072】
この後、同様の手順により、分割コア12bのさらに左側に他の分割コア12を順次17個目の分割コア12(分割コア12qとして区別する。図23参照)まで連結する。
【0073】
次に、図23に示すように、最後の分割コア12(分割コア12rとして区別する。)を分割コア12qと分割コア12aの間にセットする。このとき、分割コア12a側のコイル14の延出部16を分割コア12rと干渉しない位置へ待避させておく。
【0074】
分割コア12rをセットした後、分割コア12a側のコイル14の延出部16を元の位置に戻し、分割コア12rの第2固定部18cに係合させる。
【0075】
分割コア12は、ハウジング19に直接配設する必要はなく、所定のホルダまたはリングに配設し、その後ハウジング19に圧入するようにしてもよい。
【0076】
こうして、18個の分割コア12が連結されると、前記連結環状溝88が形成される。
【0077】
次いで、各コイル14の第1延出部16aとターミナル18の第1固定部18bとを接続する。また、各コイル14の第3延出部16cとターミナル18の第2固定部18cとを接続する。具体的には、前記第1固定部18bを第1延出部16aに対して加熱圧着し、第1延出部16aに被覆されている絶縁被膜を溶融除去することにより、第1延出部16aの銅線と第1固定部18bとを電気的に接続する。第3延出部16cと第2固定部18cとの接続についても同様に加熱圧着により接続する。また、同様の手順により、各分割コア12の外径側におけるターミナル28の第2固定部28cを前記入力線バスバーに接続する。
【0078】
このようにして、各コイル14はコモン線同士がターミナル18を介して接続される。このとき、ターミナル18は分割コア12の一部となっているので、接続作業時には、接続用の別部品を用いる必要がない。つまり、コモン線用バスバーまたはプリント基板などの専用の別部品が不要であることから、接続作業を簡便に行うことができるとともに、組み立て工数が少なくて済む。
【0079】
上記したように、本実施の形態に係る回転電機においては、1種類の分割コア12のみを用いてコイル14の占積率を向上させることができる。特に、素線13の径が大きいときには、コイル14における隣接層の段差および隣接する巻線間の隙間が大きくなるが、この段差部および隙間によるデッドスペースを有効に充足することができる。
【0080】
また、分割コア12は1種類であることから、巻回装置および巻回方法も1種類で足りる。従って、設備費用および製造工程数の低減を図ることができるとともに、製造管理および在庫管理等が一層容易になる。
【0081】
さらに、分割コア12の基本的な構造は、回転電機の極数に拘わらずに適応可能である。例えば、回転電機の極数が奇数であっても適応可能である。
【0082】
さらにまた、ステータ10は必ずしも分割構造である必要はなく、内周に向かい突出する複数のポール部を有する一体型のコア(または固定子)にコイル14を直接的に巻回するようにしてもよい。
【0083】
なお、本発明に係る回転電機は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採りうることはもちろんである。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る回転電機によれば、コアに対するコイル占積率が高く、設備費用が低廉化し、組立工程数を削減するとともに在庫管理等を一層容易に行うことができるという効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る回転電機のステータでシール剤を一部省略した平面図である。
【図2】ステータに組み付けられる分割コアの斜視図である。
【図3】ターミナルと該ターミナルが組み付けられるインシュレータの一部省略斜視図である。
【図4】インシュレータとターミナルと積層鋼板とを示す斜視図である。
【図5】インシュレータとターミナルとを外径方向からみた斜視図である。
【図6】コイルが巻回される前の分割コアが治具に固定された状態を示す平面説明図である。
【図7】分割コアにコイルが巻回される直前の状態を示す平面説明図である。
【図8】分割コアにコイルが巻回され、素線をカットする工程を示す平面説明図である。
【図9】分割コアに第1層目の巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図10】分割コアに第2層目の巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図11】分割コアに第2層目から第3層目へかけて巻回を行う工程を示す一部省略平面説明図である。
【図12】分割コアに第3層目の第2巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図13】分割コアに第3層目の第3巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図14】分割コアに第3層目の巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図15】分割コアに第4層目の巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図16】分割コアに第5層目の第1巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図17】分割コアに第5層目の巻線を巻回する工程を示す一部省略平面説明図である。
【図18】ステータの軸に対する垂直面におけるコイルの断面図である。
【図19】隣接するコイル同士の相対位置関係を、中心線を基準にして示す一部拡大平面説明図である。
【図20】隣接するコイル同士の相対位置関係を、コイルの接線を基準にして示す一部拡大平面説明図である。
【図21】ハウジングに分割コアが1個セットされた状態のステータの一部拡大平面図である。
【図22】ハウジングに分割コアが2個セットされた状態のステータの一部拡大平面図である。
【図23】ハウジングに分割コアが18個セットされた状態のステータの一部拡大平面図である。
【符号の説明】
10…ステータ 12…分割コア
13…素線 14…コイル
16、16a〜16c…延出部 18、28…ターミナル
18b、18c…固定部 18d、28d…小突起
20…シール剤 21、22…インシュレータ
30、32…切欠部 50、52…上方壁
54…連結面 60…ガイド部
88…連結環状溝 320、322、324…接線
C…軸心 M…中間線

Claims (2)

  1. コイルが同一形状に巻回された複数のポール部を環状に配置したステータを有し、前記ステータの軸に対する垂直面で、前記各コイルは、前記ポール部に対し左右非対称の断面形状となるように巻回されている回転電機であって、
    前記コイルは、前記ステータの周方向の面で線材が平行に巻回され、前記ステータの軸方向の面で線材の少なくとも1本が他の線材に対して交差するように巻回され、
    前記ステータの軸に対する垂直面で、隣接する一方のコイルにおける隣接層の端部同士を結ぶ接線に対し、他方のコイルの一部が越えまたは接し
    前記ステータの軸に対する垂直面で、隣接する一方のコイルにおける同一層の隣接巻線の端部同士を結ぶ接線に対し、他方のコイルの一部が越えまたは接していることを特徴とする回転電機。
  2. コイルが同一形状に巻回された複数のポール部を環状に配置したステータを有し、前記ステータの軸に対する垂直面で、前記各コイルは、前記ポール部に対し左右非対称の断面形状となるように巻回されている回転電機であって、
    前記ステータの軸に対する垂直面で、前記各コイルのそれぞれの軸のなす角を2等分する中間線に対して、前記各コイルの一部が越えまたは接し、
    前記ステータの軸に対する垂直面で、隣接する一方のコイルにおける同一層の隣接巻線の端部同士を結ぶ接線に対し、他方のコイルの一部が越えまたは接していることを特徴とする回転電機。
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