JP3957830B2 - 着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋 - Google Patents

着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は着脱自在の蓋付ウェットティシュー包装袋に関し、特に軟質の包装袋に対して硬質の蓋が繰り返し使用可能なので経済的でしかもゴミの減量に役立つものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来ウェットティシューの包装袋は図20のように、中間にアルミニウム箔を挟着した合成樹脂フィルムの液不透過の軟質包装材からなる袋状で、上面に取出口(2)を設けた袋本体(1)内に多数枚のウェットティシューを積層し、該袋本体(1)の上面に硬質プラスチック成形体等からなる開閉板(3)付の蓋本体(4)を固着したものがある。しかしながらこのように袋本体毎に蓋本体を固着して提供するのはコストアップとなるばかりか、廃棄する部材も増えるといった問題があった。
【0003】
そこで従来から蓋本体を着脱式にして該蓋本体を複数回使用できるようにしたものがあったが、着脱状態に不完全な面が見られ、しかも製造コストも高かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、着脱状態が良好で、コストダウンの図れる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋を開発したものである。
【0005】
即ち本発明のウェットティシュー包装袋の第一は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、袋本体に固定した固定部と複数回粘着可能な粘着部を有する袋側粘着テープを設け、蓋本体の周縁部の一部に該粘着部を粘着することにより該蓋本体を着脱自在に取り付けることを特徴とするものであり、この際蓋本体の周縁部の少なくとも互いに対向する縁部に、それぞれ袋側粘着テープの粘着部を粘着させるようにしたり、蓋本体の周縁部の少なくとも互いに対向する縁部に、それぞれ複数の袋側粘着テープの粘着部を粘着させるようにしたのは良好であり、また蓋本体を矩形状とするのもよい。
【0006】
このような袋側粘着テープを、ウェットティシューを収納する袋本体毎に予め設けておくことで、使用する際に別体の蓋本体を該粘着テープで取り付けて使用し、使用後は該蓋本体を取り外して空の袋本体のみを廃棄するようにし、さらに該蓋本体は再度別の袋本体に取り付けて使用する。従ってこの蓋本体は何度でも使用でき、また粘着テープの粘着部により容易に蓋本体を取り付けられるので作業性がよい。
上記のように使用することで、例えば3個の上記ウェットティシュー袋本体を1パックにして流通、販売する際に、この1パック毎に1個の蓋本体を別体にして同梱すれば蓋本体が2個節約できる。
【0007】
またこのような粘着テープは蓋本体の周囲に満遍なく粘着させるのもよいが、少なくとも蓋本体を挟んで対向する二箇所に設けると良い。また蓋本体の平面形状は矩形、円形、楕円形などどのような形状でも良いが、通常袋本体の上面は矩形であることから同じく矩形が良好である。
そして該袋本体の、該矩形の蓋本体のそれぞれ対向辺の位置に、これら対向辺に沿って一連の長尺粘着テープを設けてもよく、あるいは短尺の粘着テープをそれぞれ2、3枚設けてもよい。
【0008】
また本発明のウェットティシュー包装袋の第二は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、蓋本体に固定した固定部と複数回粘着可能な粘着部を有する蓋側粘着テープを設け、該粘着部を袋本体に粘着することにより該蓋本体を着脱自在に取り付けることを特徴とするものであり、このとき蓋本体の周縁部の少なくとも互いに対向する縁部に、それぞれ蓋側粘着テープを設けたり、蓋本体の周縁部の少なくとも互いに対向する縁部に、それぞれ複数の蓋側粘着テープを設けたのは良好であり、また蓋側粘着テープとして三段折り畳み式のものを用いたり、該粘着テープの粘着部を予め蓋本体の裏面に着脱自在に粘着させておくのも良好である。
【0009】
このように粘着テープを蓋本体側に取り付けておくことで、袋本体側には何ら取り付け用の部材は必要なく該粘着テープにより次々に新しいウェットティシューの袋本体に取り付けるものである。このような粘着テープは、その固定部は蓋本体の表面に固定しておくが、一方その粘着部は使用前は該蓋本体の裏面に着脱自在に粘着しておき、使用する際に該粘着部を該裏面から剥がして袋本体に粘着するようにする。
この場合も複数個の袋本体に対して1個の蓋本体で対応できるので省資源に役立つ。
また粘着テープとして三段折り畳み式のものを用いる。これは図4に示すように、三段に折った粘着テープの一段目を固定部(5’)として、蓋本体(4)の表面の所定の縁部に固定し、三段目の粘着部(6’)の内側には粘着剤(10)を塗工して二段目の連結部(11)に粘着しておくものである。なおこのような折り畳み式テープは三段のもののほか、五段もしくは七段でもよい。さらに粘着部と固定部を除く連結部は伸縮する部材で形成すれば様々な形状のウェットティシューの袋本体に容易に適用できる。
【0010】
また本発明のウェットティシュー包装袋の第三は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と 該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、蓋本体の裏面に再接着自在で袋本体より蓋本体に強く粘着する粘着剤を設けたことを特徴とするもので、蓋本体裏面の粘着剤を覆う剥離可能なセパレートシートを設けるのは良好である。
【0011】
このように蓋本体裏面に再接着自在なホットメルト等の接着剤を塗布した時は、この接着剤は袋本体よりも蓋本体に強く粘着する必要がある。即ち該蓋本体を何度も使用する必要があるため、ウェットティシューが空になった袋本体から蓋本体を取り外したときに、蓋本体の裏面側に該接着剤が残っている必要があるからである。そしてこのような特性を付与するには、蓋本体裏面と袋本体上面の材質の違いによる両者の表面濡れ性の差を利用して、これらの面と接着剤との間に生じる接着力に差を設けることで可能となる。
【0012】
このような蓋本体を用いる場合は、予め上記のように該蓋本体を貼り着けておいた1個の袋本体と、蓋本体を取り付けていない複数個の袋本体を1パックとしておけば、1個の蓋本体と複数の袋本体とが対応することになり省資源及びコストダウンになる。
あるいはホットメルト等の接着剤を塗工した裏面に剥離可能なセパレートシートを貼り付けた蓋本体を、単なる袋本体の複数個を1パックとしたものに同梱しても同じ効果が得られる。
【0013】
また本発明ウェットティシュー包装袋の第四は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、袋本体の上面に再接着自在で蓋本体より袋本体に強く粘着する粘着剤を設け、さらに該粘着剤を覆うセパレートシートを設けたことを特徴とするものである。
このような構成によっても複数個の袋本体に対して蓋本体は1個で対応できる。
【0014】
さらに本発明ウェットティシュー包装袋の第五は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、蓋本体の裏面に表面が吸着面である再剥離型合成樹脂吸着シートを固着したことを特徴とするものであり、袋本体の上面の外面もしくは内面の取出口周囲に硬質プレートを設置するのもよい。
【0015】
このような再剥離型合成樹脂吸着シートとしては、大日本インキ化学工業株式会社製造の商品名「パピラル」の厚さ0.5mm程度の軟質シートがある。これは微小の吸盤を無数に形成したシート状のもので、特に平滑な面に良好に吸着する。
従ってこのような再剥離型合成樹脂吸着シートを蓋本体に取り付けておくことで、該再剥離型合成樹脂吸着シートの吸着面は袋本体に繰り返し吸着可能であるため、1個の蓋本体で複数個の袋本体に対応できる。なおこのような再剥離型合成樹脂吸着シートは蓋本体の裏面全面に設けてもよいが、部分的に設けてもよい。またポリエチレンやポリプロピレンのような硬質のプレートを袋本体の取出口周囲の内側面や外側面に固着すれば該再剥離型合成樹脂吸着シートの吸着性がより高まる。
【0016】
また本発明ウェットティシュー包装袋の第六は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、袋本体の上面の取出口周囲に表面が吸着面である再剥離型合成樹脂吸着シートを固着したことを特徴とするものである。
【0017】
この場合は上記再剥離型合成樹脂吸着シートを蓋側でなく袋本体側に設けたものであり、その吸着性を向上させるために該再剥離型合成樹脂吸着シートの裏面側の袋本体上面の内側や外側に硬質プレートを固定してもよい。
【0018】
また本発明ウェットティシュー包装袋の第七は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、蓋本体の裏面及び対向する袋本体の上面にマジックテープの構造を設けることを特徴とするものである。
【0019】
これは蓋本体と袋本体との当接面をマジックテープ構造として互いに貼着可能にしたものである。この場合マジックテープの一方の細かいフック状の樹脂製鉤針を密生させた面は、蓋本体と袋本体のどちらの面に形成させてもよく、さらに他方の面には不織布を固定することもできる。
【0020】
また本発明ウェットティシュー包装袋の第八は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、袋本体の取出口から該袋本体の上面の軟質包装材の下方に差し入れて、該上面の軟質包装材を挟んだ状態に蓋本体もしくはこれと一体の係止部材に嵌合する嵌着部材を該蓋本体と一体に設けたことを特徴とするものであり、嵌着部材を蓋本体とは別体に設けるのは良好である。
【0021】
これは袋本体は軟質包装材であるから、該軟質包装材を硬質の蓋本体の係止部材と、該蓋本体と一体もしくは該蓋本体とは別体の嵌着部材との嵌合部に挟み込むことができるので蓋本体を袋本体に確実に、且つ繰り返し取り付けることができるものである。
【0022】
さらに本発明ウェットティシュー包装袋の第九は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、蓋本体の下面に、袋本体の取出口から挿入して袋本体の上面の軟質包装材を挟む挟着部材を一体に設けたことを特徴とするものである。
【0023】
この場合は袋本体の取出口周辺の軟質包装材を単に挟む、例えばクリップ状の挟着部材を蓋本体に望ましくは2個以上設けたものである。
【0024】
また本発明ウェットティシュー包装袋の第十は、軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装体と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、取出口を覆う矩形フィルムの両側縁部を袋本体の上面に固定し、該フィルムと袋本体の上面との間隙に挿入可能な折り返し板材を矩形蓋本体の一辺縁に一体に取り付け、さらに該間隙を通した折り返し板材と蓋本体とを係止する係止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0025】
上記フィルムの材質としてはポリエチレン、ポリプロピレン等が使用でき、蓋の構成部材が袋本体と一体のフィルムを確実に且つ着脱が容易に挟むことができる。
【0026】
【実施例】
次に本発明を実施例に基づいて説明する。
【0027】
(実施例1)
図1に示すようにウェットティシューを収納した袋本体(1)の矩形上面の対向する辺縁部に、互いの外側部分を該上面に接着固定した固定部(5)とし、内側部分に繰り返し粘着可能な粘着剤を塗工した粘着部(6)に形成した長尺の袋側粘着テープ(7)(7)を、取り付ける蓋本体の大きさに合わせて取り付けた。このような包装袋によれば図2のように硬質プラスチックからなる蓋本体(4)にそれぞれの短辺側を該粘着部(6)(6)で粘着することにより、ウェットティシューの取出部に硬質の開閉板(3)付の蓋本体(4)が確実に取り付けられる。
【0028】
しかも該袋本体内のウェットティシューを使い切った後は袋側粘着テープ(7)(7)の粘着部(6)(6)を剥がすことで蓋本体を容易に外すことができる。そしてこの蓋は未使用の新たな袋本体に再度使用できるので省資源及びコストダウンになる。
本実施例では粘着テープは一連の長尺形状であるが、同じ位置に複数の短い粘着テープを設けてもよい。また粘着テープは矩形上面の短辺側でなく長辺側に設けてもよく、あるいは四辺全てに設けてもよい。なお図1中(8)は蓋本体を取り付けて使用するまでの間、取出口(2)を塞いでおく密封シールである。
【0029】
(実施例2)
図3に示すように硬質の蓋本体に、その対向する短辺側の辺縁部にそれぞれ図4のように一端部を接着固定した固定部(5’)を有し、三段階に折り畳んで先端部に繰り返し粘着可能な粘着剤(10)を塗工した粘着部(6’)からなる蓋側粘着テープ(12)(12)を取り付けた。このような蓋側粘着テープを有する蓋本体(4)によれば、該蓋側粘着テープの粘着部(6’)を剥がして引き出し、図5に示すようにウェットティシューの袋本体(1)の上面に該蓋本体(4)を該粘着部(6’)により粘着固定する。このような蓋本体によれば蓋側粘着テープの粘着部は繰り返し再粘着が可能であるので、該袋本体の使用後は該粘着テープを元のように折り畳み次の未使用の袋本体に取り付ける。
【0030】
本実施例では蓋側粘着テープとしては、幅の狭い粘着テープを対向する位置にそれぞれ設けたが、より幅の広い粘着テープを用いることもできるし、あるいは上記粘着テープ(12)を複数枚設けてもよい。さらに粘着テープとして固定部(5’)と粘着部(6’)とを繋ぐ連結部(11)を伸縮部材で形成すれば、粘着テープを引き伸ばして袋本体のより下部に粘着できるので外れにくく確実に取り付けられる。
また粘着テープとして上記折り畳み式ではなく図6に示すように粘着部(6’)を蓋本体(4)の裏面に着脱自在に粘着しておく形式のものでもよい。このような蓋本体でも前記と同様袋本体への繰り返しの使用が可能である。
【0031】
(実施例3)
図7に示すように蓋本体(4)の裏面にホットメルト(13)を塗工する。このような蓋本体によればウェットティシューの袋本体(1)の取出口(2)の密封シール(8)を外して、その周囲にホットメルト塗工面が位置するように該蓋本体(4)を該袋本体の上面に粘着して取り付ける。このホットメルト(13)は袋本体から蓋本体を剥がしたときに該蓋本体側に残っている必要があるため、例えば材質がポリエステル等からなる袋本体よりもポリプロピレン等の材質からなる蓋本体に強く粘着するもの(合成樹脂粘着剤)を選んだ。
このような構成によれば1つのウェットティシュー袋本体にのみ蓋本体を粘着させて取り付けておき、他の複数の袋本体は蓋本体を取り付けない状態で同時に提供することができ、蓋本体の提供個数を削減できる。
また蓋本体のホットメルト(13)の塗工面にセパレートシートを張りつけておけば、該セパレートシートを剥してから該蓋本体を袋本体に粘着させることになるのでこのような蓋本体は袋本体とは別体として提供できる。
【0032】
(実施例4)
本実施例は図8に示すように袋本体(1)の上面にホットメルト(13)を塗工してその塗工面にセパレートシート(14)を張りつけておき、蓋本体(4)には何らの加工も施さない。この場合は蓋本体(4)よりも袋本体(1)に強く粘着するホットメルトを用いた。
【0033】
(実施例5)
図9に示すように大日本インキ化学工業株式会社製の商品名「パピラル」の再剥離型合成樹脂吸着シート(15)をその吸着面を表側にして蓋本体(4)の裏面に接着固定した。これにより該蓋本体(4)の裏面は特に平滑面に良好に吸着するようになり、通常のウェットティシューを収納した袋本体(1)の外装を構成する軟質包装材である中間にアルミニウム箔を挟着した合成樹脂フィルムの面には良好に吸着する。従って複数の袋本体に対してこのような蓋を1個対応させることにより、蓋材料の省資源となる。
なお上記蓋本体をより良好に袋本体の上面に吸着させるためには、図10(a)のように袋本体(1)の取出口(2)周囲の上面の外側面にプラスチック製の硬質プレート(16)を接着固定してもよいし、図10(b)のように上面の内側面に硬質プレート(16)を固定してもよい。
【0034】
(実施例6)
本実施例は図11に示すように、予め袋本体(1)の上面に吸着面を表側にした再剥離型合成樹脂吸着シート(15)を接着固定したものである。この場合はこのような再剥離型合成樹脂吸着シート付袋本体の複数個に対して通常の硬質の蓋本体が1個で対応できることになる。
【0035】
(実施例7)
図12に示すように蓋本体(4)の裏面にマジックテープの一方の細かいフック状(鉤針状)の繊維を多数密生させた面(17)を形成し、袋本体(1)の上面の取出口(2)の周囲に、上記蓋本体のマジックテープの一方の面(17)に対応する該マジックテープの他方の細かいループ状の繊維を多数密生させた面(18)を形成した。このようなマジックテープの他方の面(18)を形成した袋本体(1)を複数得ることにより上記蓋本体(1)は1個で対応できることになり、やはり蓋材料の省資源化が図れる。
なおマジックテープのフック状の一方の面(17)とループ状の他方の面(1)の形成場所は逆であってもよい。
【0036】
(実施例8)
図13に示すように蓋本体(4)の裏面の両側に、嵌着部材として差し込み突起(19)を有し、該突起(19)が嵌合する係止部材として小孔(20)を有する弾性U字状部材(21)(21)をそれぞれ固定した。
このような蓋本体(4)によれば、図14に示すように該弾性U字状部材をそれぞれ袋本体(1)の取出口(2)から差し入れて、上面の軟質包装材(22)を挟んだ状態で差し込み突起(19)を小孔(20)に嵌め込むことで、該蓋本体(4)を該袋本体(1)に取り付けることができる。従ってこのような蓋本体1個に対して複数の袋本体を使用できる。
【0037】
本実施例と同様に、蓋本体の係止部材に、該蓋本体と一体の嵌着部材を嵌合させることにより、軟質包装材を挟み込む構成のウェットティシュー包装袋の他の例としては例えば下記のようなものがある。
即ち図15に示すものは、蓋本体(4)の周囲の一部の凸状係止部(24)に先端の鉤型が嵌合する鉤型嵌着部材(23)を折り曲げ自在に設けたものである。このような構成によれば、ウェットティシューの袋本体を使用する時には図15(d)に示すように袋本体(1)の軟質包装材(22)を挟み込んで固定できき、しかも他の袋本体に対して繰り返し使用できる。
また図16に示すものは、蓋本体(4)側の係止部材として、該蓋本体と一体の孔空き部材(25)を設け、該蓋本体と一体の嵌着部材としては該孔空き部材(25)の孔に嵌合する突起を有する突起部材(26)を折り曲げ自在に設けたものである。
【0038】
(実施例9)
本実施例は嵌着部材が蓋本体とは別体で設けられている例を示す。
即ち図17に示すように、袋本体(1)の取出口(2)から、嵌着部材として突起部材(26)を両側に有する蓋固定補助部材(27)の該突起部材(26)(26)を差し入れて軟質包装材(22)の下側に入れ、次いでその突起部材の位置に対応する係止部材として孔の空いた孔空き部材(25)を両側に有する蓋本体(4)を該軟質包装材(22)の上側に当てがって突起と孔を嵌合させることで、図17(b)のように該軟質包装材(22)を挟み込んで該蓋本体(4)を袋本体(1)に固定するものである。
【0039】
(実施例10)
本実施例も嵌着部材が蓋本体とは別体で設けられているものである。
即ち図18に示すように、袋本体(1)の取出口(2)から、外周に凸条を形成した全周嵌着部材(26’)を有する蓋固定補助部材(27’)の該全周嵌着部材(26’)部分を差し入れて軟質包装材(22)の下側に入れ、次いで該全周嵌着部材(26’)に全周で嵌合する全周係止部材(25’)を有する蓋本体(4)を該軟質包装材(22)の上側から嵌め込むことで、図18(c)のように該軟質包装材(22)を挟み込んだ状態で蓋本体(4)を袋本体(1)に固定した。
【0040】
(実施例11)
図19に示すように袋本体(1)の取出口(2)を十分に覆うポリエチレン等の透明矩形フィルム(28)を、該袋本体(1)上面に接着固定した。このとき該フィルム(28)の接着部(29)は上面の両側縁部に設け、該取出口(2)の重なる位置には切り込み(30)、あるいは取出口(2)と同程度か多少大きめの開口を形成しておき該切り込み(30)を通して密封シール(8)を外し、その後は内部のウェットティシューの通過開口となる。そして開閉板を有する蓋本体(4)の一辺縁に、袋本体(1)の上面と該フィルム(28)との間隙に挿入する折り返し板材(31)を折り曲げ可能に設けた。さらに図のように折り返し板材(31)を折り返した時にその先端部が蓋本体(4)に係止するような係止手段(32)(32’)を設けた。
このような袋本体と蓋本体からなるウェットティシュー包装袋によれば、図19(b)に示すように該フィルム(28)に蓋本体を着脱自在に取り付けることが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
以上の通り本発明によればコストの高い蓋本体を簡単な構造で且つ簡単な手順で、繰り返し異なった袋本体に着脱できるので、ウェットティシューを収納した複数の袋本体に対して1個の蓋本体で対応でき、省資源化や廃棄物の減量及びコストダウンに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の袋本体を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の実施例1を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図3】本発明の実施例2の蓋本体を示す斜視図である。
【図4】実施例2における粘着テープを示す説明図である。
【図5】本発明の実施例2を示す斜視図である。
【図6】実施例2における粘着テープの他の例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施例3を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例4を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例5を示す斜視図である。
【図10】(a)(b)共に実施例5で硬質プレートの装着状態を示す側断面図である。
【図11】本発明の実施例6を示す斜視図である。
【図12】本発明の実施例7を示す斜視図である。
【図13】本発明の実施例8における蓋本体を示すもので、(a)は要部側面図、(b)は斜視図である。
【図14】本発明の実施例8を示す側断面図である。
【図15】実施例8の他の例を示すもので、(a)は取付け方法を示す説明図、(b)(c)は要部断面図、(d)は斜視図である。
【図16】実施例8のさらに他の例を示すもので、(a)は取付け方法を示す説明図、(b)(c)は要部断面図、(d)は斜視図である。
【図17】本発明の実施例9を示すもので、(a)は取付け方法を示す説明図、(b)は斜視図である。
【図18】本発明の実施例10を示すもので、(a)は取付け方法を示す説明図、(b)は要部断面図、(c)は斜視図である。
【図19】本発明の実施例11を示すもので、(a)は取付け方法を示す説明図、(b)は斜視図である。
【図20】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 袋本体
2 取出口
3 開閉板
4 蓋本体
5 固定部
6 粘着部
7 袋側粘着テープ
8 密封シール
10 粘着剤
11 連結部
12 蓋側粘着テープ
13 ホットメルト
14 セパレートシート
15 再剥離型合成樹脂吸着シート
16 硬質プレート
17 フック状の繊維を多数密生させた面
18 ループ状の繊維を多数密生させた面
19 差し込み突起
20 小孔
21 弾性U字状部材
22 軟質包装材
23 鉤型嵌着部材
24 凸状係止部
25 孔空き部材
26 突起部材
27 蓋固定補助部材
28 透明矩形フィルム
29 接着部
30 切り込み
31 折り返し板材
32,32’ 係止手段

Claims (4)

  1. 軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装袋と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、蓋本体の裏面に設けた弾性U字状部材を袋本体の取出口から該袋本体の上面の軟質包装材の下方に差し入れて、この弾性U字状部材に設けた嵌着部材で該上面の軟質包装材を挟んだ状態とし、蓋本体を袋本体に取り付けるようにしたことを特徴とする着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋。
  2. 軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装袋と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、袋本体の取出口に嵌合しうる蓋本体の周囲の一部に係止部を設ける共にこの係止部に鈎型嵌着部材を折り曲げ自在に設け、該蓋本体の係止部と鈎型嵌着部材との間で袋本体の軟質包装材を挟み込み固定するようにしたことを特徴とする着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋。
  3. 軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装袋と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、袋本体の取出口に嵌合しうる蓋本体に、これと一体の孔空き係止部材とこれに対応する折り曲げ自在の突起嵌着部材とを設け、両部材で袋本体の軟質包装材を挟み込み固定するようにしたことを特徴とする着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋。
  4. 軟質包装材からなる袋本体の内部にウェットティシューを収納し、該袋本体上面に該ウェットティシューの取出口を形成するウェットティシュー包装袋と、該取出口を覆う開口と該開口の開閉板とを有して該袋本体上面に着脱自在な蓋本体とからなる着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋において、取出口を覆う矩形フィルムの両側縁部を袋本体の上面に固定し、該フィルムと袋本体の上面との間隙に挿入可能な折り返し板材を矩形蓋本体の一辺縁に一体に取り付け、さらに該間隙を通した折り返し板材と蓋本体とを係止する着脱部材を設けたことを特徴とする着脱自在蓋付ウェットティシュー包装袋。
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