JP3088577B2 - ウエットティッシュ容器 - Google Patents

ウエットティッシュ容器

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JP3088577B2
JP3088577B2 JP04358641A JP35864192A JP3088577B2 JP 3088577 B2 JP3088577 B2 JP 3088577B2 JP 04358641 A JP04358641 A JP 04358641A JP 35864192 A JP35864192 A JP 35864192A JP 3088577 B2 JP3088577 B2 JP 3088577B2
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tissue container
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剛孝 浜田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエットティッシュを
収納し、これを1枚ずつ取り出して使用するのに用いら
れるウエットティッシュ容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウエットティッシュ容器
としては、ウエットティッシュを収納する容器本体と、
ウエットティッシュの取出し口を有する上蓋とを組み合
わせたものが一般に使用されており、通常これらの容器
本体及び上蓋はプラスチックの成形品で作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のウエッ
トティッシュ容器は、耐水性がありしかも成形が容易で
あることから多用されているが、全体がプラスチック製
であるため廃棄性において問題があり、また容器本体及
び上蓋を作るのに金型を必要とするので製造コストが高
いという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、製造コストを低減で
き、しかも廃棄性に優れたウエットティッシュ容器を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウエットティッシュ容器は、内側嵌合部材
が取り付けられ中にウエットティッシュが収納された内
袋と、前記内側嵌合部材に準じた形状の孔を上面に設け
た紙箱と、この紙箱における孔の周辺を前記内側嵌合部
材とで挟持するようにして紙箱の外側から前記内側嵌合
部材に嵌合係止されたリング状の外側嵌合部材とからな
り、前記内側嵌合部材にはウエットティッシュの取出し
口となる開封領域を区画する薄肉部と該薄肉部を破断す
るためのプルリングが設けられていることを特徴として
いる。
【0006】そして、開封した取出し口を再封可能とす
るために、前記外側嵌合部材に粘着ラベルを貼着してお
くことが好ましいものである。
【0007】
【作用】上述の本発明のウエットティッシュ容器は、使
用後に廃棄するに際して、内側嵌合部材と外側嵌合部材
とを外すことにより、紙箱とそれ以外の部分とが分離さ
れる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明すると、
図1は本発明の一実施例としてのウエットティッシュ容
器の上面図、図2は図1のA−Aにおける半断面図、図
3は図2に対応してその上部中央付近を示す拡大断面図
である。
【0009】図1及び図2に示されるように、ウエット
ティッシュ容器1は、ウエットティッシュTを収納する
ビニール袋等の内袋2が、表面に適宜の印刷を施した板
紙製の紙箱3の中に収納されたものであって、内袋2に
は内側嵌合部材4が取り付けられており、紙箱3の上面
に設けた孔3aの周辺をこの内側嵌合部材4とで挟持す
るようにして紙箱3の外側から内側嵌合部材4に対して
外側嵌合部材5が嵌合係止している。また、本実施例で
は摘み部分6aを有する粘着ラベル6が外側嵌合部材5
の上面に貼着されている。
【0010】内側嵌合部材4及び外側嵌合部材5はポリ
エチレン等の軟質の合成樹脂を射出成形して作製されて
いる。このうち内側嵌合部材4は平面的に見て細長い丸
形をしており、図3に示すように、底板部41の周囲に
フランジ部42を備えるとともに、このフランジ部42
の内側寄りの位置で上方に向かう凸部43をフランジ部
42に沿って全周に有している。一方、外側嵌合部材5
は内側嵌合部材4と同じ大きさのリング状をしており、
図3に示すように、下向きの凹部51をその全周に沿っ
て備えた側壁部分52と、側壁部分52の外周下端から
外向きに延びるフランジ部53とからなる。そして、内
側嵌合部材4の凸部43と外側嵌合部材の凹部51は互
いに嵌め合いが可能なサイズであって、しかも凸部43
の先端が外向きに、また凹部51の下方が外側で内向き
に膨らんだ形状をしており、一旦嵌まり合うと抜けにく
くなっている。
【0011】両嵌合部材4,5のうち内側嵌合部材4は
フランジ部42の下面で内袋2に熱融着して取り付けら
れており、その凸部43に外側嵌合部材5の凹部51が
外側から嵌入して係合することにより、両者のフランジ
部42,53の間に紙箱3の孔3aの周辺部を挟持して
いる。なお、外側嵌合部材5のフランジ部53の下面に
は紙箱3の孔3aのサイズに合わせて板紙の厚みで若干
の段部53aを設けてある。また、外側嵌合部材5の側
壁部分52の上面は粘着ラベル6を貼着しやすいように
平らに形成されている。
【0012】さらに、内側嵌合部材4の底板部41に
は、スリットの中央が両側に膨らんだ形状の開封領域7
が薄肉部αにより区画されており、この開封領域7には
その端にプルリング8が立設されている。
【0013】上記のウエットティッシュ容器1に収納さ
れるウエットティッシュTは、ロール状に巻かれ一定間
隔でミシン目が設けられたタイプのものでもよく、或い
は個々に折り畳まれ折り目で引っかけて順次引き出すタ
イプのものでもよい。そして、使用を開始するに際して
は、粘着ラベル6を剥した後、プルリング8を引っ張っ
て薄肉部αを破断することにより開封領域7とともに取
り去って取出し口を形成する。そして、このようにして
形成された取出し口から中のウエットティッシュTを順
次引き出すようにする。
【0014】また、使用途中にあっては、必要に応じて
粘着ラベル6により再封することができる。この再封操
作を容易とするため、粘着ラベル6の摘み部分6aと反
対側で強固に接着しておくとよい。なお、本実施例では
粘着ラベル6を用いているが、キャップを用いて蓋をす
るようにしても一向に構わない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウエット
ティッシュ容器は、ウエットティッシュを収納した内袋
を紙箱に収納し、内袋に取り付けた内側嵌合部材に対し
て外側嵌合部材を嵌め合わせて内袋を紙箱を固定したも
のであるので、従来の全体がプラスチックからなる容器
に比べて製造コストが低くて済み、しかも廃棄時には両
嵌合部材を外して紙とプラスチックを分別回収すること
が可能であるので、従来のウエットティッシュ容器に比
べて廃棄性に優れているという効果を奏する。
【0016】また、紙箱の表面に適宜の印刷を施すこと
により、意匠性に富んだ容器を形成することができると
いう利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのウエットティッシュ
容器の上面図である。
【図2】図1のA−Aにおける半断面図である。
【図3】図2に対応してその上部中央付近を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 ウエットティッシュ容器 2 内袋 3 紙箱 3a 孔 4 内側嵌合部材 5 外側嵌合部材 6 粘着ラベル 7 開封領域 8 プルリング α 薄肉部 T ウエットティッシュ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側嵌合部材が取り付けられ中にウエッ
    トティッシュが収納された内袋と、前記内側嵌合部材に
    準じた形状の孔を上面に設けた紙箱と、この紙箱におけ
    る孔の周辺を前記内側嵌合部材とで挟持するようにして
    紙箱の外側から前記内側嵌合部材に嵌合係止されたリン
    グ状の外側嵌合部材とからなり、前記内側嵌合部材には
    ウエットティッシュの取出し口となる開封領域を区画す
    る薄肉部と該薄肉部を破断するためのプルリングが設け
    られていることを特徴とするウエットティッシュ容器。
  2. 【請求項2】 前記外側嵌合部材に粘着ラベルが貼着さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のウエットティ
    ッシュ容器。
JP04358641A 1992-12-28 1992-12-28 ウエットティッシュ容器 Expired - Fee Related JP3088577B2 (ja)

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