JP2001245816A - ウエットティッシュ容器 - Google Patents
ウエットティッシュ容器Info
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- JP2001245816A JP2001245816A JP2000059803A JP2000059803A JP2001245816A JP 2001245816 A JP2001245816 A JP 2001245816A JP 2000059803 A JP2000059803 A JP 2000059803A JP 2000059803 A JP2000059803 A JP 2000059803A JP 2001245816 A JP2001245816 A JP 2001245816A
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Abstract
ッシュ容器を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の容器本体1の上端に開閉蓋
装置10が設けられたウエットティッシュ容器におい
て、前記開閉蓋装置10は、その基板11の上面に外枠
12が立設され、前記外枠12の一側には蝶番21を介
して蓋片20が回動自在に設けられていると共に前記蓋
片20の先端部が対応する前記基板11の上面に解錠機
構14が一体に設けられ、且つ前記蓋片20の下面基端
部には突起26が突設されていると共に前記突起26に
対応する前記基板11の上面に弾性管16が配設されて
いる構成とした。
Description
の液体を含浸させたティッシュペーパーを取り出し易く
収納したウエットティッシュ容器に関するものであり、
詳しくは、ウエットティッシュ容器の開閉蓋装置の改良
に関するものである。
器には、美麗性と防水性に優れた合成樹脂製容器が使用
されている。また、容器の取り出し口の開閉手段は気密
性を要求されると共に、一般にウエットティッシュ容器
は使い捨て容器であるので、安価であることが要求され
ている。
シュ容器の開閉手段としては、周知のスクリュウキャッ
プによるものや、実公平4−33268号公報に図示さ
れているような蓋部材に紐状のヒンジで一体に連結され
た外栓によるものや、実公昭57−57024号公報に
図示されているような容器本体に薄肉ヒンジを介して一
体形成された蓋板によるものが知られている。
ィッシュ容器の開閉手段は、部品数が少なく安価ではあ
るものの、スクリュウキャップによるものは、使用時に
キャップの螺子回転による開閉操作に時間がかかり、キ
ャップを迅速に開閉することができない欠点を有してい
る。また、紐状のヒンジで連結された外栓や、薄肉ヒン
ジを介して一体形成された蓋板による開閉手段は、外栓
や蓋板を指先でこじ開けて、且つウエットティッシュを
取り出し易くする為にヒンジを90度以上開き方向に折
り曲げて開口しなければならなかった。従って、外栓や
蓋板の開放操作に強い指力を必要とするうえに、片手に
よる開放操作ができず、使い勝手が良い容器とは言えな
かった。
をコイルスプリングによる開きバネで自動的に開蓋させ
る開閉手段も周知であるが、蓋板の取り付けや開きバネ
の組み込み工程に手間や時間がかかり、高価になって経
済的に不利である。
ので、安価にして且つ開閉操作性に優れたウエットティ
ッシュ容器を提供することにある。
容器本体の上端に開閉蓋装置が設けられたウエットティ
ッシュ容器において、前記開閉蓋装置は、その基板の上
面に外枠が立設され、前記外枠の一側には蝶番を介して
蓋片が回動自在に設けられていると共に前記蓋片の先端
部が対応する前記基板の上面に解錠機構が一体に設けら
れ、且つ前記蓋片の下面基端部には突起が突設されてい
ると共に前記突起に対応する前記基板の上面に弾性管が
配設されている構成とした。
から押圧すると、蓋片は解錠されると共に弾性管の弾性
反発力により跳ね上がってワンタッチで開蓋し、弾性管
によって所定の角度の開蓋状態に支持される。
一体に設けることが経済的に好ましい。
で挟持する構成としたので、弾性管の組み付け工程で
は、弾性管を僅かに撓ませることにより簡単に取り付け
ることができる。
没部を形成すると共に蓋片の下面に前記凹没部と嵌合す
る環状リブを突設し、且つ前記凹没部に取り出し口を開
口する薄肉破断線により囲われた切取り面を形設した構
成としたことにより、取り出し口開封前の容器の気密状
態を確実に保持することができると共に、開封後も蓋片
の環状リブと凹没部との嵌合により容器内の気密状態を
維持することができる。
ュ容器の好適な実施の形態を添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
シュ容器の実施の形態を示しており、合成樹脂製の容器
本体1の上端に合成樹脂製の開閉蓋装置10を熱溶着
し、ウエットティッシュ(図示省略)を収納後、底部8
を形成する合成樹脂製シートを熱溶着して密閉すること
により略構成されている。
材料を用いて射出成形方法や中空成形方法で下方が開放
された方形の箱形に成形されており、胴部2下端の開口
端にフランジ3を有する共に、開閉蓋装置10を取り付
けるための取付孔4が穿設された頂壁5を有している。
部8を形成する合成樹脂製シートは、基本的に容器本体
1と熱溶着可能な合成樹脂シートが使用されるが、合成
樹脂をコートしたアルミシートなども使用される。更
に、下端開口に射出成形による底部材(図示省略)を圧
入して密封してもよい。
能な合成樹脂材料を用いて容器本体1とは別部材に形成
されている。開閉蓋装置10における方形に形成された
基板11の上面には、容器本体1の取付孔4と平面形状
が相似形の外枠12が立設されている。開閉蓋装置10
は、容器本体1の内側から外枠12を取付孔4に貫通さ
せて頂壁5から上方へ突出させると共に基板11のフラ
ンジ部11a上面と容器本体1の頂壁5の下面を熱溶着
して容器本体1に取り付けてある。
上端には、薄肉ヒンジからなる蝶番21を介して舌片状
の蓋片20が一体形成されており、この蓋片20は外枠
12の内側に嵌合して閉蓋するものであり、外枠12と
相似形とされている。
られていると共に、蓋片20の先端部には凹所23が設
けられており、この凹所23の奥に位置するリブ22の
外側にはフック24が突設されている。
11の上面には、外枠12が内側に屈曲して外枠12に
よる凹所13が形成されており、この凹所13内には解
錠機構14が一体に設けられている。
た支持脚14aと、支持脚14aよりも内側に突出して
蓋片20のフック24と係合する係合片14bと、支持
脚14よりも外側に突出する操作板14cとから構成さ
れ、操作板14cを下方に押圧することにより支持脚1
4aを支点に回動してフック24の係合を解除するよう
になっている。
リブ22よりも高く突出する楕円形の環状リブ25が突
設されている。そして、蓋片20の基端部下面には突起
26が突設されていると共に、この突起26に対応する
基板11の上面には蓋片20の開きバネとなる弾性管1
6が蝶番21に平行して配設されている。
め込まれ、内向き突起15a、15aを有する支持板1
5、15で、突起15a、15aが弾性管16の両端部
に挿入されて挟持されている。収納穴17の中央部は弾
性管16が十分に屈曲変形が可能なように深穴17aと
なっている。
ね上げる開きバネの作用をするものであり、ゴム管を使
用することが望ましい。弾性管16は、従来のコイルス
プリングによる開きバネに比較して、支持板15、15
に簡単に撓めて取り付けることができ、取付け作業の効
率が極めてよい。
は、図4に示すように、蓋片20の閉蓋時には突起26
が弾性管16の中央を押し潰し屈曲させた状態で施錠さ
れる。閉蓋の際、弾性管16は、その断面方向のみなら
ず軸方向にも変形するので、細い管径の物でも大きな開
閉ストロークが得られると共に永久変形の度合いも小さ
く、従って、外観も維持され、長期間の使用に耐えるこ
とができる。
性管16は自己復元し、その弾性復元力で蓋片16を跳
ね上げて所定の角度に開蓋し、弾性管16が突起21の
部分を支持することにより開蓋状態を維持する。
基板11の中央部には、環状リブ25が嵌合する凹没部
11bが形成されている。凹没部11bには、ウエット
ティッシュの取り出し口を開口する為の薄肉破断線18
により囲われた切取り面19が一体に形設されており、
切取り面19の上面には指掛リング19aが一体に突設
されている。
エットティッシュ容器に収納されたウエットティッシュ
は、基板11と一体形成された切取り面19により取り
出し口が完全に封止されており、取り出し口開封前の容
器の気密状態を確実に保持することができる。
4の上面を押圧するだけで、蓋片20はワンタッチで解
錠されてウエットティッシュを引き出しやすい角度に自
動的に開蓋する。そして、指掛リング19aを引き揚げ
て薄肉破断線18から切取り面19を切り取ることによ
り、薄肉破断線18に沿った形状のウエットティッシュ
の取出し口が開口する。
片20のフック24と解錠機構14の係合片14bが係
合して施錠されると共に、蓋片20の環状リブ25が基
板11の凹没部11bにぴったり嵌合して容器内の気密
を保持する。
としたが、例えば、蓋片20を別部材に形成して、周知
の凹凸嵌合で枢着したり、ピン打ち蝶番としてもよいこ
とは言う迄もない。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
によれば、開閉蓋装置における蓋片を蝶番を介して回動
自在に設けると共に蓋片の解錠機構も一体に設け、且
つ、蓋片を弾性管の弾性復元力で自動的に開蓋するよう
に構成したので、ワンタッチで開閉する使い易いウエッ
トティッシュ容器を安価に提供することができる。
では、上記の効果に加えて、蝶番を薄肉ヒンジにするこ
とにより、組立工程と部品数を少なくして安価すること
ができ。
では、上記の効果に加えて、内向き突起を有する支持板
の間に弾性管を挟持させるようにしたので、開きバネと
なる弾性管を簡単に取り付けることが可能となり、バネ
部材の組み付け作業の負担を軽減することができる。
では、更に上記の効果に加えて、薄肉破断線で切取り面
を切り取って開口するようにしたので、開封前の容器の
気密を確実に保持できると共に、開封後は、蓋片の環状
リブと凹没部との嵌合により容器内の気密状態を維持す
ることができ、気密性の高いウエットティッシュ容器を
提供することができる。
を、蓋片を180度開いた状態にして示す平面図。
凹没部,12 外枠,14 解錠機構,15、15
支持板,15a、15a 内向き突起,16弾性管,1
8 薄肉破断線,19 切取り面,20 蓋片,21
蝶番,25環状リブ,26 突起,
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂製の容器本体の上端に開閉蓋装
置が設けられたウエットティッシュ容器において、前記
開閉蓋装置は、その基板の上面に外枠が立設され、前記
外枠の一側には蝶番を介して蓋片が回動自在に設けられ
ていると共に前記蓋片の先端部が対応する前記基板の上
面に解錠機構が一体に設けられ、且つ前記蓋片の下面基
端部には突起が突設されていると共に前記突起に対応す
る前記基板の上面に弾性管が配設されていることを特徴
とするウエットティッシュ容器。 - 【請求項2】 前記蝶番が薄肉ヒンジであることを特徴
とする請求項1記載のウエットティッシュ容器。 - 【請求項3】 弾性管が内向き突起を有する支持板で挟
持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記
載のウエットティッシュ容器。 - 【請求項4】 開閉蓋装置における基板の上面に凹没部
が形成されていると共に蓋片の下面に前記凹没部と嵌合
する環状リブが突設され、且つ前記凹没部には取り出し
口を開口する薄肉破断線により囲われた切取り面が形設
されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
ウエットティッシュ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000059803A JP2001245816A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | ウエットティッシュ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000059803A JP2001245816A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | ウエットティッシュ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001245816A true JP2001245816A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18580210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000059803A Pending JP2001245816A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | ウエットティッシュ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001245816A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100868394B1 (ko) * | 2007-02-13 | 2008-11-11 | 유한킴벌리 주식회사 | 원터치 개방이 가능한 물티슈 용기 |
US8915358B2 (en) | 2013-03-29 | 2014-12-23 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Wet wipes dispenser with lid positioning feature |
WO2017082460A1 (ko) * | 2015-11-05 | 2017-05-18 | (주)우수메디컬 | 물티슈 용기 |
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JPH06199373A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Dainippon Printing Co Ltd | ウエットティッシュ容器 |
JPH08217113A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-08-27 | Kao Corp | 容 器 |
JPH11342091A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Pigeon Corp | ウェットティッシュ容器 |
-
2000
- 2000-03-06 JP JP2000059803A patent/JP2001245816A/ja active Pending
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CN108430885A (zh) * | 2015-11-05 | 2018-08-21 | 祐洙医疗有限公司 | 湿巾容器 |
CN108430885B (zh) * | 2015-11-05 | 2019-11-12 | 祐洙医疗有限公司 | 湿巾容器 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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