JPH08217113A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH08217113A
JPH08217113A JP7018788A JP1878895A JPH08217113A JP H08217113 A JPH08217113 A JP H08217113A JP 7018788 A JP7018788 A JP 7018788A JP 1878895 A JP1878895 A JP 1878895A JP H08217113 A JPH08217113 A JP H08217113A
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container
locking
elastic body
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Kiyoshi Takeuchi
潔 竹内
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手を用いるだけで、容器の蓋を即座に開け
ることができるようにすること。 【構成】 可撓性の天面部18に透口19が形成された
容器本体11と、この容器本体の天面部にヒンジ13に
より回動可能に接合されて上記透口を覆う蓋12と、容
器本体の天面部と蓋における上記ヒンジ近傍に配設され
て、弾性復元力により蓋を全開可能とするゴム状弾性体
14と、容器本体の天面部及び蓋に形成され、ゴム状弾
性体の弾性復元力に抗して蓋を閉蓋状態に保持させる第
1係止リング15及び第2係止リング16とを有し、容
器本体の天面部が押圧されることによる撓み変形によっ
て、第1及び第2係止リングの係止作用が解除可能に構
成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓋の開閉構造を改造し
た容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ウエットペーパーを収納する容
器には、一般に、容器本体の天面部に開口部が形成さ
れ、この開口部を覆う蓋が、上記容器本体にヒンジにて
接合して構成されている。更に、蓋は係止機構部を介し
て容器本体に係止され、この係止機構部が容器本体内を
密封する機能も果たしている(第1従来例)。
【0003】また、第2従来例としての容器は、実公平
5-35085 号公報に記載されており、蓋の後半部を容器の
傾斜座面に押し付けることにより、蓋の前半部を起立さ
せ、蓋を開蓋させるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記第1従来例では、
係止機構が密封性も備えているため、開蓋に際しては、
一方の手で容器本体を押え、他方の手で蓋を持ち上げな
ければならず、両方の手を必要とする。然も、蓋が所定
の全開角度になるまで、この蓋を持ち続けなければなら
ない。
【0005】また、第2従来例においては、蓋の後半部
を片手で押し付けることにより、蓋の前半部を起立させ
て蓋を開くものであるため、蓋の前半部が所定角度にな
るまで蓋の後半部を押し続けなければならない。
【0006】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、片手を用いるだけで、容器の蓋を即座に開
けることができる容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、可撓性の天面部に開口部が形成された容器本体と、
この容器本体の天面部にヒンジにより回動可能に接合さ
れて上記開口部を覆う蓋と、上記容器本体の天面部と蓋
における上記ヒンジ近傍に配設されて、弾性復元力によ
り上記蓋を全開可能とする弾性体と、上記容器本体の上
記天面部及び上記蓋に形成され、上記弾性体の弾性復元
力に抗して上記蓋を閉蓋状態に保持させる係止機構部と
を有し、上記容器本体の天面部が押圧されることによる
撓み変形によって上記係止機構の係止作用が解除可能に
構成されたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のヒンジが、容器本体と蓋とが別体にて構成されて、両
者が回動可能に接合された間接接合ヒンジであるもので
ある。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の係止機構部が、容器本体の天面部において開口
部の周囲にリング形状に形成された第1係止部と、蓋に
形成された第2係止部とを備えてなり、これらの第1及
び第2係止部が係止可能に構成されたものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一に記載の弾性体が、一端部が容器本体の天面
部又は蓋のいずれか一方に設置され、他端部が上記蓋の
全開状態において、上記天面部又は上記蓋の他方に当接
し得るよう構成されたものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一に記載の容器本体の天面部に、開口部を囲む
位置で上記天面部の撓み変形が係止機構部へ最も伝わり
易い位置に押圧指定部が形成されたものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
の第2係止部が、第1係止部に対し、ヒンジと反対位置
の一箇所においてのみ係止可能に構成されたものであ
る。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか一に記載の弾性体が側面視L字形状に形成さ
れ、その一端部が蓋に嵌合し、他端部が容器本体の天面
部に当接し得るよう構成されたものである。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の弾性体の他端部が、少なくともその先端部について先
細り形状に形成され、この他端部が蓋の全開状態におい
て、容器本体の天面部に当接したフローティング状態に
構成されたものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明は下記の作用がある。 弾性体の弾性復元力が蓋に作用した蓋の閉蓋状態で、
可撓性の天面部が押圧されると、その天面部の撓み変形
によって、係止機構部の係止作用が解除されることか
ら、このとき、弾性体の弾性復元力により蓋が全開し、
天面部の開口部が開く。このため、容器を床或いは机上
等に置き、容器本体の天面部を片手で押圧するだけで、
蓋を即座に全開させることができ、その片手で、天面部
の開口部から容器本体の内容物を取り出すことができ
る。
【0016】請求項2に記載の発明は下記の作用があ
る。 ヒンジは、容器本体と蓋とが別体にて構成された間接
接合ヒンジであるので、蓋の開閉移行時に抵抗が生じな
い。このため、弾性体の弾性復元力が蓋を全開する際
に、ヒンジからの抵抗が作用しないので、上記弾性復元
力が相殺されず、蓋を容易且つ迅速に開けることができ
る。
【0017】請求項3に記載の発明は下記の作用があ
る。 係止機構部が、容器本体側の第1係止部と蓋側の第2
係止部とを備えてなり、この第1係止部がリング形状に
形成されたので、容器本体の天面部18を押圧すること
による撓み変形が第1係止部へ伝わり易い。このよう
に、第1係止部が変形し易いので、この第1係止部と第
2係止部との係止作用が解除され易く、蓋を容易に開け
ることができる。
【0018】請求項4に記載の発明は下記の作用があ
る。 弾性体の一端が容器本体の天面部又は蓋のいずれか一
方に設置され、他端部が、蓋の全開状態において、上記
蓋或いは天面部の他方に当接し得るよう構成されたの
で、弾性体の弾性復元力を蓋の全開位置まで確実に作用
させることができ、蓋を所定角度の全開位置に安定して
位置付けることができる。
【0019】請求項5に記載の発明は下記の作用があ
る。 容器本体の天面部には、天面部の撓み変形が係止機構
部へ最も伝わり易い位置に押圧指定部が形成されたの
で、使用者の手を、係止機構部を最も撓み変形させ易い
天面部の位置に容易に誘導させることができるととも
に、上記天面部の押圧によっても容器を転倒させず、そ
の安定性を確保できる。
【0020】請求項6に記載の発明は下記の作用があ
る。 第2係止部がリング形状の第1係止部に、ヒンジと反
対位置の一箇所においてのみ係止可能に構成されたの
で、容器本体の天面部の押圧による撓み変形量が小さな
場合であっても、第1係止部と第2係止部との係止作用
を容易に解除できるとともに、蓋の閉蓋時における第1
係止部と第2係止部との係止時に、使用者に係止のクリ
ック感を感知させることができる。
【0021】請求項7に記載の発明は下記の作用があ
る。 側面視L字形状の弾性体の一端部が蓋に嵌合可能に配
置されたので、弾性体の取付が容易となる。特に、間接
接合ヒンジの場合には、蓋を容器本体から離脱させた状
態で、この蓋に弾性体を嵌合させ、その後、蓋を容器本
体の天面部にヒンジ結合すれば良いので、弾性体をより
一層容易に取付けることができ、従って容器の組立性を
向上させることができる。
【0022】請求項8に記載の発明は下記及びの作
用がある。 一端部が蓋に嵌合された弾性体の他端部が、少なくと
もその先端部について先細り形状に形成され、この他端
部が蓋の全開状態で、容器本体の天面部に当接したフロ
ーティング状態に構成されたので、開蓋過程で弾性体の
弾性復元力(弾性エネルギー)を全て利用でき、弾性体
から蓋へ作用する付勢力を強くすることができる。開蓋
過程における蓋の全開時に、弾性体の他端部が容器本体
の天面部に当接していると、弾性体に変形が残り、結果
として弾性体の弾性復元力を全て利用できず、蓋へ作用
する付勢力が弱くなって、開蓋スピードが低下する。上
述のように、開蓋過程で弾性体の弾性復元力を全て利用
できるので、蓋を全開位置まで迅速且つスムーズに開操
作させることができ、この開操作を良好に実施できる。
【0023】蓋の全開時に、一端部が蓋に嵌合された
弾性体の他端部が、容器本体の天面部に対しフローティ
ング状態に構成され、この全開時に弾性体から蓋へ弾性
復元力が作用しないので、この全開時に弾性体が撓み変
形せず、この弾性体の一端部が蓋から脱落することを防
止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本発明に係る容器の一実施例を示す斜
視図である。図2(A)は、図1の間接接合ヒンジを示
す分解斜視図であり、図2(B)は、図2(A)のII B
矢視図である。図3は、図2(A)のIII 矢視図であ
る。図4は、図1のゴム状弾性体を示す斜視図である。
図5(A)は、閉蓋時における図1のA-A 線に沿う断面
図であり、図5(B)は、エンボス非押圧時における第
1係止リングの平面図であり、図5(C)は、図5
(A)のV C 拡大断面図である。図6(A)は、エンボ
ス押圧時における図1のA-A 線に沿う断面図であり、図
6(B)は、エンボス押圧時における第1係止リングの
平面図であり、図6(C)は、図6(A)のVI C拡大断
面図である。図7は、図1のゴム状弾性体の開蓋作動を
示す動作断面図である。
【0025】図1に示すように、容器10は、使用目的
に応じた液体(例えば水や薬液)を合浸したウエットペ
ーパーを収納する容器であり、容器本体11、蓋12、
ヒンジ13、ゴム状弾性体14、第1係止部としての第
1係止リング15及び第2係止部としての第2係止リン
グ16を有して構成される。上記第1係止リング15及
び第2係止リング16が係止機構部を構成する。
【0026】容器本体11は、上記ウエットペーパー等
の内容物を収納可能とする箱体17と、この箱体17の
上縁部に被着される天面部18とを有してなり、この天
面部18に、開口部としての透口19が開設される。こ
の透口19から、箱体17内の内容物が取出し可能とさ
れる。また、上記天面部18は、可撓性を有する合成樹
脂にて構成され、この天面部18に第1係止リング15
が一体成形される。この第1係止リング15は、透口1
9の周囲にリング形状に起立して設けられる。
【0027】更に、天面部18には、第1係止リング1
5を囲む位置に、押圧指定部としてのエンボス20A、
20Bが膨出して一体成形される。このエンボス20A
及び20Bは、天面部18の撓み変形を第1係止リング
15へ最も伝え易い位置に、互いに対向して設けられ
る。
【0028】上記蓋12は、容器本体11の天面部18
に、ヒンジ13により回動可能に接合されて、閉蓋状態
で透口19を覆うよう構成される。この蓋12は、天面
部18の透口19及び第1係止リング15を覆う面積以
上の面積に設定される。
【0029】上記ヒンジ13は、図2に示すように、容
器本体11の天面部18と蓋12とが別体にて構成さ
れ、蓋12の一対のヒンジピン21が、天面部18の一
対のヒンジ溝22(図3)に遊嵌されて、蓋12が天面
部18に対し回動可能に設けれた間接接合ヒンジであ
る。このヒンジ13では、蓋12のヒンジピン21が天
面部18のヒンジ溝22に遊嵌されているので、蓋12
の開閉が抵抗なく実施可能とされる。
【0030】上記ゴム状弾性体14は、図4に示すよう
に側面視コ字形状であり、容器本体11の天面部18と
蓋12におけるヒンジ13近傍に配設される。つまり、
ゴム状弾性体14の一端部としての基端部23は、天面
部18において、第1係止リング15と壁部27との間
に嵌合して設置される。この壁部27は、一対のヒンジ
溝22間に形成され且つ上記第1係止リング15に対向
して設けられる。また、ゴム状弾性体14の他端部とし
ての先端部24は、図7(C)に示すように、蓋12の
全開状態で、この蓋12の内面に当接するようにゴム状
弾性体14の寸法が設定される。
【0031】上述のゴム状弾性体14は、ゴム又はエラ
ストマー等(例えばコンパウンドとして信越化学工業K
E951Uと、加硫剤として同社製C−8とで合成され
るメチルビニル系生ゴム)から構成される。蓋12の閉
蓋時に、図5(A)及び図7(A)に示すように、この
ゴム状弾性体14が弾性変形し、その弾性復元力にて蓋
12が所定の角度まで全開される。
【0032】上記第2係止リング16は、図1及び図5
(A)に示すように、蓋12の内面に起立して一体成形
される。この第2係止リング16はリング形状であり、
第1係止リング15よりも若干大きな直径に構成され
る。つまり、蓋12の閉蓋状態で、第2係止リング16
の内周面が第1係止リング15の外周面に密着するよう
構成されて、第1係止リング15及び第2係止リング1
6が透口19を密封し、容器本体11の内容物の湿潤状
態を保持する。
【0033】図6(A)及び(C)に示すように、上記
第1係止リング15の先端外周面に、その全周に渡り係
止溝25が刻設される。また、図2(A)及び(B)に
示すように、第2係止リング16の内周面には、ヒンジ
ピン21と反対位置に係止凸部26が突設される。蓋1
2の閉蓋状態で、図5(A)及び(C)に示すように、
第2係止リング16の係止凸部26が第1係止リング1
5の係止溝25に嵌合して係止することにより、ゴム状
弾性体14の弾性復元力に抗して、上記蓋12の閉蓋状
態が保持される。
【0034】上記係止溝25と係止凸部26とによる係
止作用は、天面部18のエンボス20A又は20Bのい
ずれか一方が押圧力Fによって下方へ押圧されて、天面
部18が、図6(A)に示すように押圧力F方向へ撓み
変形することにより解除される。
【0035】即ち、図5(B)及び図6(B)に示すよ
うに、エンボス20A或いは20Bに押圧力Fが作用し
ない状態では、第1係止リング15における両エンボス
20A及び20B方向の直径がL1 に、この直径に直交
する直径がM1 に設定されている。ここで、例えばエン
ボス20Aに押圧力Fが作用すると、この押圧力Fによ
り天面部18が撓み変形し、この撓み変形は第1係止リ
ング15へ伝わり、この第1係止リング15が略だ円形
状に変形して、この第1係止リング15の両エンボス2
0A及び20B方向の直径がL2 (L2 >L1 )に、こ
の直径に直交する直径がM2 (M2 <M1 )に変更され
る。第1係止リング15が直径M1 から直径M2 へ縮径
される方向において、第2係止リング16の係止凸部2
6が第1係止リング15の係止溝25に嵌合して係止し
ているので、上記エンボス20A或いは20Bに作用す
る押圧力Fによって、係止溝25と係止凸部26との係
止作用が図6(C)に示すように解除される。
【0036】次に、作用を説明する。蓋12の閉蓋状態
では、容器本体11側の第1係止リング15の係止溝2
5に、蓋12側の第2係止リング16の係止凸部26が
係止されて、弾性変形されたゴム状弾性体14(図7
(A))からの弾性復元力に抗し、蓋12の閉蓋状態が
維持されている。
【0037】この状態で、容器本体11のエンボス20
A或いは20Bを押圧すると、天面部18が撓み変形し
て(図6(A))、第1係止リング15が略だ円形状に
変形し(図6(B))、第1係止リング15の係止溝2
5と第2係止リング16の係止凸部26との係止作用が
解除される(図6(C)及び図7(B))。すると、ゴ
ム状弾性体14の弾性復元力が蓋12の内面を押圧し
て、この蓋12を図1及び図7(C)に示すように全開
状態まで開蓋させる。
【0038】上記実施例によれば、次の(1) 〜(7) の効
果を奏する。 (1) ゴム状弾性体14の弾性復元力が蓋12に作用した
蓋12の閉蓋状態で、可撓性の天面部18がエンボス2
0A又は20Bにおいて押圧されると、その天面部18
の撓み変形によって、第1係止リング15の係止溝25
と第2係止リング16の係止凸部26との係止作用が解
除されることから、このとき、ゴム状弾性体14の弾性
復元力により蓋12が全開し、天面部18の透口19が
開く。このため、容器10を床或いは机上等に置き、容
器本体11の天面部18におけるエンボス20A又は2
0Bを片手で押圧するだけで、蓋12を即座に全開させ
ることができ、その片手で、天面部18の透口19から
容器本体11内の内容物を取出すことができる。
【0039】(2) ヒンジ13は、容器本体11の天面部
18と蓋12が別体に構成された間接接合ヒンジである
ので、蓋12の開閉移行時に抵抗が生じない。このた
め、ゴム状弾性体14の弾性復元力が蓋12を全開する
際に、ヒンジ13からの抵抗が作用しないので、上記弾
性復元力が相殺されず、蓋12を容易且つ迅速に開ける
ことができる。
【0040】(3) 係止機構部が、容器本体11側の第1
係止リング15と蓋12側の第2係止リング16とを備
えてなり、これらの第1及び第2係止リング15及び1
6がリング形状に形成されたので、容器本体11の天面
部18におけるエンボス20A、20Bを押圧すること
による天面部18の撓み変形が、第1係止リング15へ
伝わり易い。このように、エンボス20A又は20Bの
押圧により第1係止リング15が変形し易いので、この
第1係止リング15の係止溝25と第2係止リング16
の係止凸部26との係止作用が解除され易く、蓋12を
容易に開けることができる。
【0041】(4) ゴム状弾性体14の基端部23が、容
器本体11の天面部18における第1係止リング15と
壁部27との間に設置され、先端部24が、蓋12の全
開状態において、この蓋12の内面に当接し得るよう構
成されたので、ゴム状弾性体14の弾性復元力を蓋12
の全開位置まで確実に作用させ続けることができ、蓋1
2を所定角度の全開位置に安定して位置付けることがで
きる。
【0042】(5) 容器本体11の天面部18には、天面
部18の撓み変形が第1係止リング15へ最も伝わり易
い位置にエンボス20A及び20Bが形成されたので、
使用者の手を、第1係止リング15を最も撓み変形させ
易い天面部18の位置に容易に誘導させることができる
とともに、上記天面部18の押圧によっても容器10を
転倒させることがなく、その容器10の安定性を確保で
きる。
【0043】(6) 係止溝25が、リング形状の第1係止
リング15の外周に沿って全周に形成され、係止凸部2
6が、リング形状の第2係止リング16においてヒンジ
ピン21と反対位置に一箇所形成されたので、容器本体
11の天面部18の押圧による撓み変形量が小さな場合
であっても、第1係止リング15と第2係止リング16
との係止作用を容易に解除できるとともに、蓋12の閉
蓋時における第1係止リング15と第2係止リング16
との係止時に、使用者に係止のクリック感を感知させる
ことができる。
【0044】(7) ヒンジ13が、蓋12のヒンジピン2
1を天面部18のヒンジ溝22に遊嵌させることにより
構成されたので、ヒンジ13を容易に組み立てることが
できる。
【0045】図8は、本発明に係る容器の他の実施例を
示す図2(A)に対応した分解斜視図である。図9は、
図8の容器の閉蓋状態を示す部分断面図である。図10
は、図8の容器の開蓋状態を示す部分断面図である。図
11(A)は、図8の容器における容器本体の天面部を
示す部分平面図であり、図11(B)は図11(A)の
XIB矢視図であり、図11(C)は図11(B)のXIC
矢視図である。図12(A)は、図8のゴム状弾性体を
示す側面図であり、図12(B)は図12(A)の XII
B矢視図である。図13は、図12のゴム状弾性体を形
成するための押出成形部品を示す斜視図である。この他
の実施例において、前記一実施例と同様な部分は、同一
の符号を付すことにより説明を省略する。
【0046】図8に示す容器30では、蓋12にゴム状
弾性体31が設置されている。つまり、ゴム状弾性体3
1は、図12(A)、及び(B)に示すように、一端部
32と他端部33とが直角に配置して一体成形されて、
側面視L字形状に形成され、前記一実施例のゴム状弾性
体14と同一材質にて構成される。このゴム状弾性体3
1における他端部33の先端部は、テーパ面34にカッ
トされて先細り形状に形成される。上記ゴム状弾性体3
1の先端部32は、図8及び図10に示すように、蓋1
2において、一対のヒンジピン21間で、且つ外周壁3
5と第2係止リング16との間に嵌装される。
【0047】尚、ゴム状弾性体31は、図13に示すよ
うに、側面視L字形状の押出成形品39を、その長手方
向に同一幅で切断することにより製作される。一方、容
器本体11の天面部18には、図8、図11(A)及び
(B)に示すように、一対のヒンジ溝22間に第1受部
36が陥没して形成される。更に、天面部18には、第
1係止リング15の外側に平面部38が設けられ、この
平面部38において上記第1受部36に連続する部分が
第2受部37とされる。これらの第1受部36及び第2
受部37に、図9に示すように、蓋12の閉蓋状態でゴ
ム状弾性体31の他端部33が圧縮撓み変形された状態
で収納可能とさる。
【0048】ゴム状弾性体31の他端部33は、図10
に示すように、蓋12の全開状態において、第1受部3
6及び第1係止リング15に当接し、第2受部から距離
Lだけ浮いたフローティング状態に設置される。この距
離Lは、約 2〜 3mmに設定される。
【0049】上記他の実施例における容器30によれ
ば、前記一実施例の(1) 〜(7) の効果に加え、次の(8)
〜(10)の効果を奏する。 (8) 側面視L字形状のゴム状弾性体31の一端部32が
蓋12に嵌合配置されたので、蓋12を容器本体11か
ら離脱させた状態で、この蓋12にゴム状弾性体31を
嵌合させ、その後、蓋12のヒンジピン21を容器本体
11の天面部18におけるヒンジ溝22に嵌合して、蓋
12を天面部18にヒンジ結合すれば良いので、ゴム状
弾性体31を容易に取付けることができる。この結果、
容器30の組立性を向上させることができる。
【0050】(9) ゴム状弾性体31の一端部32が蓋1
2に嵌合され、他端部33の先端がテーパ面34を備え
て先細り形状に形成され、この他端部33が蓋12の全
開状態で、容器本体11の天面部18における第1受部
36及び第1係止リング15に当接したフローティング
状態に構成されたので、開蓋過程でゴム状弾性体13の
弾性復元力(弾性エネルギー)を全て利用でき、ゴム状
弾性体13から蓋12へ作用する付勢力を強くすること
ができる。開蓋過程における蓋12の全開時に、ゴム状
弾性体13の他端部33が容器本体11の天面部18に
おける第1受部36及び第1係止リング15に当接して
いると、ゴム状弾性体13に変形が残り、結果としてゴ
ム状弾性体13の弾性復元力を全て利用できず、蓋12
へ作用する付勢力が弱くなって、開蓋スピードが低下す
る。上述のように、開蓋過程でゴム状弾性体13の弾性
復元力を全て利用できるので、蓋12を、天面部18の
位置決め位置40に当接させる全開位置まで迅速且つス
ムーズに開操作させることができ、この開操作を良好に
実施できる。
【0051】(10)蓋12の全開時に、一端部32が蓋1
2に嵌合されたゴム状弾性体31の他端部33が、容器
本体11の天面部18に対しフローティング状態に構成
され、この全開時にゴム状弾性体31から蓋12へ弾性
復元力が作用しないので、ゴム状弾性体31が撓み変形
せず、従って、このゴム状弾性体31の一端部32が蓋
12から脱落することを防止できる。
【0052】尚、上記両実施例においては、第2係止リ
ング16における係止凸部26が、ヒンジ13のヒンジ
ピン21と反対位置に一箇所形成されるものを述べた
が、係止凸部が、第2係止リング16の周方向に複数箇
所形成されても良く、更には、係止リング16の周方向
全周に渡りリング形状に形成されても良い。これらの場
合には、エンボス20A或いは20Bの押圧により第1
係止リング15が撓み変形すると、係止溝25と複数或
いは連続形成された係止凸部との係止の一部が解除さ
れ、これら係止溝25と係止凸部との係止力と、ゴム状
弾性体14の弾性復元力とのバランスが崩れて、この場
合にも、上記弾性復元力により蓋を容易に開けることが
できる。
【0053】また、上記他の実施例では、ゴム状弾性体
31の他端部33の先端部のみが先細り形状に形成され
たが、他端部33の全体にテーパ面34が形成されて、
この他端部32が全体として先細り形状に形成されても
良い。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る容器によれ
ば、片手を用いるだけで、容器の蓋を即座に開かせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る容器の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図2(A)は、図1の間接接合ヒンジを示す分
解斜視図であり、図2(B)は、図2(A)のII B矢視
図である。
【図3】図3は、図2(A)のIII 矢視図である。
【図4】図4は、図1のゴム状弾性体を示す斜視図であ
る。
【図5】図5(A)は、閉蓋時における図1のA-A 線に
沿う断面図であり、図5(B)は、エンボス非押圧時に
おける第1係止リングの平面図であり、図5(C)は、
図5(A)のV C 拡大断面図である。
【図6】図6(A)は、エンボス押圧時における図1の
A-A 線に沿う断面図であり、図6(B)は、エンボス押
圧時における第1係止リングの平面図であり、図6
(C)は、図6(A)のVI C拡大断面図である。
【図7】図7は、図1のゴム状弾性体の開蓋作動を示す
動作断面図である。
【図8】図8は、本発明に係る容器の他の実施例を示す
図2(A)に対応した分解斜視図である。
【図9】図9は、図8の容器の閉蓋状態を示す部分断面
図である。
【図10】図10は、図8の容器の開蓋状態を示す部分
断面図である。
【図11】図11(A)は、図8の容器における容器本
体の天面部を示す部分平面図であり、図11(B)は図
11(A)のXIB矢視図であり、図11(C)は図11
(B)のXIC矢視図である。
【図12】図12(A)は、図8のゴム状弾性体を示す
側面図であり、図12(B)は図12(A)の XIIB矢
視図である。
【図13】図13は、図12のゴム状弾性体を形成する
ための押出成形部品を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 容器 11 容器本体 12 蓋 13 ヒンジ 14 ゴム状弾性体 15 第1係止リング 16 第2係止リング 18 天面部 19 透口 20A、20B エンボス 21 ヒンジピン 22 ヒンジ溝 23 ゴム状弾性体の基端部 24 ゴム状弾性体の先端部 25 第1係止リングの係止溝 26 第2係止リングの係止凸部 30 容器 31 ゴム状弾性体 32 一端部 33 他端部 34 テーパ面 35 外周壁 36 第1受部 37 第2受部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の天面部に開口部が形成された容
    器本体と、 この容器本体の天面部にヒンジにより回動可能に接合さ
    れて上記開口部を覆う蓋と、 上記容器本体の天面部と蓋における上記ヒンジ近傍に配
    設されて、弾性復元力により上記蓋を全開可能とする弾
    性体と、 上記容器本体の上記天面部及び上記蓋に形成され、上記
    弾性体の弾性復元力に抗して上記蓋を閉蓋状態に保持さ
    せる係止機構部とを有し、 上記容器本体の天面部が押圧されることによる撓み変形
    によって上記係止機構の係止作用が解除可能に構成され
    た容器。
  2. 【請求項2】 上記ヒンジは、容器本体と蓋とが別体に
    て構成されて、両者が回動可能に接合された間接接合ヒ
    ンジである請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 上記係止機構部は、容器本体の天面部に
    おいて開口部の周囲にリング形状に形成された第1係止
    部と、蓋に形成された第2係止部とを備えてなり、これ
    らの第1及び第2係止部が係止可能に構成された請求項
    1又は2に記載の容器。
  4. 【請求項4】 上記弾性体は、一端部が容器本体の天面
    部又は蓋のいずれか一方に設置され、他端部が上記蓋の
    全開状態において、上記天面部又は上記蓋の他方に当接
    し得るよう構成された請求項1〜3のいずれか一に記載
    の容器。
  5. 【請求項5】 上記容器本体の天面部には、開口部を囲
    む位置で、上記天面部の撓み変形が係止機構部へ最も伝
    わり易い位置に押圧指定部が形成された請求項1〜4の
    いずれか一に記載の容器。
  6. 【請求項6】 上記係止機構部は、第2係止部が第1係
    止部に対し、ヒンジと反対位置の一箇所においてのみ係
    止可能に構成された請求項3に記載の容器。
  7. 【請求項7】 上記弾性体は側面視L字形状に形成さ
    れ、その一端部が蓋に嵌合し、他端部が容器本体の天面
    部に当接し得るよう構成された請求項1〜6のいずれか
    一に記載の容器。
  8. 【請求項8】 弾性体の他端部は、少なくともその先端
    部が先細り形状に形成され、この他端部が蓋の全開状態
    において、容器本体の天面部に当接したフローティング
    状態に構成された請求項7に記載の容器。
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