JPH08301329A - スナップヒンジキャップ - Google Patents

スナップヒンジキャップ

Info

Publication number
JPH08301329A
JPH08301329A JP7134775A JP13477595A JPH08301329A JP H08301329 A JPH08301329 A JP H08301329A JP 7134775 A JP7134775 A JP 7134775A JP 13477595 A JP13477595 A JP 13477595A JP H08301329 A JPH08301329 A JP H08301329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
strap
hinge
film hinge
skirt portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7134775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3549618B2 (ja
Inventor
Tsutomu Kobayashi
勉 小林
Chiaki Kamimura
千秋 神村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP13477595A priority Critical patent/JP3549618B2/ja
Publication of JPH08301329A publication Critical patent/JPH08301329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3549618B2 publication Critical patent/JP3549618B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間使用しても、スナップ作用を生じさせ
るストラップに強度劣化等を生じさせることがなく、デ
ザイン設計の自由度の大きいスナップヒンジキャップを
提供すること。 【構成】 主体部にフィルムヒンジとストラップとで結
合されているキャップの頂板を該結合部分を含む領域を
頂板他部分より薄肉とし、かつ該結合部分のキャップス
カート部の周壁も薄肉とし、またフィルムヒンジとスト
ラップとの間に薄肉とされたスカート部の一部を位置さ
せると共に、キャップのスカート部の高さも比較的低く
した。 【効果】 ストラップに引張外力が殆ど作用せず、長期
に亘りスナップ機能を保持し、かつスナップヒンジキャ
ップのデザイン設計上の自由度が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内容物の取出口の
開閉に使用されるスナップ作動するヒンジキャップの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】容器内容物の取出口の開閉に使用される
スナップヒンジキャップとしては、既に特公平3ー53
182号公報に示されるものが知られている。
【0003】前記公報に示されるものは図8に示される
ごとく、フィルムヒンジAの両側の僅かに下方の位置に
ストラップBが配設され、フィルムヒンジAとストラッ
プBとで主体部CとキャップDとが連結されている。
【0004】しかし、前記スナップヒンジキャップは、
キャップDが開位置にある場合に、ストラップBが実質
的に直線状となり、かつ該ストラップBの長さは、キャ
ップDが回動する際の円弧の長さより短く、移動中にス
プリングとして働くように伸長し、キャップDが閉位置
と開位置との中間位置を占めたときに緊張下にあるとい
う構造のものである。
【0005】すなわち、前記公報に示されるスナップヒ
ンジキャップは、図8に示すごとく、キャップDがフィ
ルムヒンジAの回動軸Oを回動軸として回動するとき、
ストラップBとキャップDとの結合点Fは、円弧Eを画
いて回動する。
【0006】他方、ストラップBは、結合点Fが自由端
であるとすると、前記ストラップBの回動時には、主体
部Cとの結合点Gを回動軸として円弧Hに沿って回動す
る筈である。
【0007】しかし、現実には、結合点Fは、キャップ
Dと一体に円弧Eを画いて回動せざるを得ず、ストラッ
プBは長さLだけ伸長する必要がある。
【0008】この長さLの伸長は、ストラップBの鍵型
に屈曲している結合点F,Gの変形による変形量L1
と、ストラップBの前記スプリング作用を生ずべき伸長
量L2とで充足されている筈である。
【0009】キャップDが主体部Cに対し閉位置を占め
た際は、ストラップBは図8中鎖線Iで示されるごと
く、湾曲状態に保持される。
【0010】前記伸長量L2の発生のため、ストラップ
Bは繰り返して強い引張り外力を集中的に受けることと
なり、機械的強度が劣化したり、表面剥離を起こしたり
し、破断に結びついて行く。
【0011】また、特公平7ー2502号公報に示され
るごとく、フィルムヒンジとストラップとが結合してい
るキャップ蓋体のスカート部分を、蓋体開閉時に半径方
向外方へ弾性屈曲させ、スナップ作用時の唯一のバネと
して作用させるものも存する。
【0012】この特公平7ー2502号公報に示される
ものは、一対の可撓性ヒンジの間に1個のストラップが
配置された構造であるため、スカート部の変形は、該ス
トラップの結合された狭い範囲に生ずるにすぎず、その
狭い範囲のスカート部に唯一のバネ作用をさせるために
は、スカート部が比較的厚肉で強いバネ作用のものでな
ければならず、反作用としてストラップに大きな引張り
力が作用するのを防ぎ得ず、前記特公平3ー53182
号公報に示されるものと同様の問題を有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のスナップヒ
ンジキャップの問題点に鑑み、本発明は、キャップの開
閉が繰り返されても、ストラップに強い引張り外力が作
用せず、ストラップに機械的強度の劣化,表面剥離等を
生ずることがなく、長期にわたって、スナップヒンジ機
能を保有し、構造的にも複雑化とか合成樹脂使用量の増
加を伴うことがなく、またキャッピングや包装作業に悪
影響を及ぼすことがないのみでなく、キャップのスカー
ト部の高さが低い場合でもストラップを損傷することの
ないスナップヒンジキャップを提供することを課題とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明では主体部とキャップとを結合する
フィルムヒンジの両側の屈曲したストラップの中心線長
さを該ストラップと主体部とキャップとの結合点間の長
さより長くし、かつキャップ頂板の外周辺におけるキャ
ップのスカート部のフィルムヒンジとストラップとの結
合点を含む外周領域をキャップ頂板の他部分の肉厚より
薄肉に形成するという構成とした。
【0015】請求項2の発明では、キャップのスカート
部における前記フィルムヒンジとストラップとの結合点
近傍の周方向の周壁を、スカート部の他部分の周壁より
薄肉とするという構成を請求項1の発明に付加した。
【0016】請求項3の発明では、スナップヒンジキャ
ップのキャップと主体部とを結合しているフィルムヒン
ジとその両側に位置するストラップとの間に、キャップ
のスカート部における薄肉とされた周壁の一部が、弾性
撓曲できる周方向長さを有して位置させられているとい
う構成を、請求項1または請求項2の発明に付加した。
【0017】請求項4の発明では、スナップヒンジキャ
ップにおけるキャップのスカート部の高さが、該キャッ
プの開閉作動時に、ストラップに伸長を生じさせる引張
力を、該スカート部の半径方向内方へ向かう弾性変形で
吸収,消去することができない程の低い高さとされてい
るという構成を、請求項1,請求項2または請求項3の
発明に付加した。
【0018】
【作用】請求項1の発明によると、ストラップの中心線
長さが、該ストラップと主体部とキャップのスカート部
との連結点間の直線長さより長くされていることと、キ
ャップ頂板の外周辺におけるキャップのスカート部のフ
ィルムヒンジとストラップとの結合点を含む外周辺領域
が、キャップ頂板の他の部分の肉厚より薄肉に形成され
ていることにより、キャップが開閉作動される際に必要
なストラップの長さの不足を、ストラップの弾性撓曲
と、キャップ頂板の薄肉部分の弾性撓曲によるスカート
部の半径方向内方への弾性撓曲とで充足し、フィルムヒ
ンジとストラップとに過大な引張外力が作用するのを防
止し、しかもストラップの原形への復元弾性が良好なス
ナップ作用を発現する。
【0019】請求項2の発明によると、請求項1の発明
におけるスカート部の半径方向内方への弾性撓曲がより
大きく行われ、フィルムヒンジとストラップへの引張外
力の作用を一層少なくすることができる。
【0020】請求項3の発明によると、フィルムヒンジ
に結合しているスカート部に臨むキャップ頂板部分が弾
性撓曲しやすくなる。
【0021】請求項4の発明によると、スナップヒンジ
キャップのキャップすなわち蓋体の高さを著しく低くし
てもキャップの良好なスナップ作用を維持でき、デザイ
ン設計の自由度が大きくなる。
【0022】
【実施例】図1ないし図7は、請求項1,請求項2,請
求項3および請求項4の各発明を併せ適用した実施の一
例を示しているが、この形状,寸法に限定されるもので
はない。
【0023】図示例では、スナップヒンジキャップ10
0の主体部1が円筒形容器の口頸部101に、アンダー
カット構造102,103で嵌着,固定されているが、
この固定構造はネジ固定でもよいし、また主体部1は容
器と一体の容器開口縁部であってもよいことは勿論であ
る。
【0024】図示例においてスナップヒンジキャップ1
00は、図1,図2,図3および図4に示されるごと
く、円筒状の主体部1とキャップ2とが、ポリエチレン
のごとき熱可塑性合成樹脂による一体成形により、フィ
ルムヒンジ3とその両側に配置されたストラップ4,5
を介して一体に結合されている。
【0025】前記フィルムヒンジ3は、キャップ2のス
カート部6の下端縁7と、主体部1の周壁8において、
キャップ2が閉位置を占めたとき、その下端縁7が当接
する上端縁9とが位置する平面内に上面部10を位置さ
せ、下面部が逆V字状の凹陥部11とされた形状とされ
ている。
【0026】ストラップ4,5は、図2,図5および図
6に示されるごとく、前記下端縁7と上端縁9とが当接
する当接面12から周面軸方向上下に、等長に凹設され
た凹部13,14の端部15,16に、く字形屈曲部た
る結合部分17,18により結合されている。
【0027】前記ストラップ4,5は、その中心線長さ
Sが前記結合部分17,18間の直線長さTより長く設
定されている。
【0028】図示例のストラップ4,5は、図5,図6
から明かなごとく、結合部分17,18以外の部分が、
キャップ2が開位置に在るとき、屈曲部19を上方に向
けて突出させ、キャップ2が閉位置に在るとき、屈曲部
19をキャップ中心へ向けて突出させる略扁平V字形の
側面形状とされており、かつ屈曲部19で最厚肉とさ
れ、結合部分17,18へ向けて徐々に肉厚を減少させ
たところの、全体として厚肉に形成されたバンド片とさ
れている。
【0029】前記キャップ2のスカート部6は、図1,
図3から明かなごとく、フィルムヒンジ3、ストラップ
4,5の結合点近傍の周方向の周壁20,21,22,
23,24が、スカート部6の他部分の周壁25より薄
肉とされ、半径方向の押圧力により弾性変形しやすくさ
れている。
【0030】キャップ2のキャップ頂板26の外周辺
は、図1,図3に示されるごとく、フィルムヒンジ3と
ストラップ4,5との結合部分を含む外周領域、すなわ
ち前記薄肉とされた周壁20,21,22,23および
24に接する領域が、キャップ頂板26の他部分27の
肉厚より薄肉の薄肉部28とされている。
【0031】図示例ではキャップ頂板26の薄肉部28
が該頂板26の内面に凹設されているが、該頂板26の
上面に凹設されていてもよいことは勿論である。
【0032】またフィルムヒンジ3とその両側のストラ
ップ4,5との間には、図3に示されるごとく、薄肉と
されたスカート部6の一部29,30が位置させられて
いる。
【0033】このスカート部6の薄肉とされた一部2
9,30は、フィルムヒンジ3やストラップ4,5に妨
げられることなく弾性撓曲できる周方向長さWを有して
いる。
【0034】前記本発明に係る第1の実施例は、以上説
明した構成であり、図4ないし図7に示すごとく機能す
る。
【0035】キャップ2が図5および図7において実線
で示される開位置にあるとき、フィルムヒンジ3は平面
状に開き、ストラップ4は上向きに屈曲部19を屈曲さ
せ、静止状態を保持している。
【0036】この状態から矢印Xで示すごとくキャップ
2を閉方向へ回動させると、キャップ2はフィルムヒン
ジ3の回動軸線O−Oを回動軸として回動し始め、スト
ラップ4とキャップ2のスカート部6との結合部分18
は、他方の主体部1の周壁8との結合部分17を回動点
として回動し始める。
【0037】ストラップ4の結合部分18は、これが自
由端であるとすると、回動軌跡Pを画いて回動し、逆に
結合部分17が自由端であるとすると、結合部分18
は、キャップ2の回動に従って、回動軌跡Qを画いて回
動する筈である。
【0038】しかし、結合部分17,18は共に主体部
1とキャップ2とに結合され、ストラップ4の回動はキ
ャップ2のスカート部6に拘束され次のごとき運動とな
る。
【0039】すなわち、キャップ2の回動につれ、スト
ラップ4の屈曲した結合部分17,18と屈曲部19と
が、略直線に近く弾性変形し、図7中符号Tで示すだけ
ストラップ4の長さが長くなる。
【0040】しかし、前記回動軌跡Qに対しては、図7
中符号Uで示すだけストラップの長さが不足するので、
キャップ2のスカート部6には符号Uで示す長さの不足
分を充足させるための引張り張力が作用する。
【0041】この引張り張力は、スカート部6全体を主
体部1側へ引き寄せるように作用し、このスカート部6
全体の引き寄せ作用により、薄肉の周壁20ないし24
は、キャップ2の中心方向へ弾性変形して変位し、この
変位は、キャップ頂板26の薄肉部28が弾性変形しや
すいことと、フィルムヒンジ3とストラップ4,5との
間の、スカート部6の薄肉とされた周壁の一部29,3
0の存在により、フィルムヒンジ3の長さが短く屈撓し
やすいこととにより、一層顕著化される。
【0042】前記周壁20ないし24の弾性変形はスト
ラップ4の結合部分17,18および屈曲部分19の略
直線状に近くなる弾性変形時に初期弾性変形が生ずるも
のである。
【0043】前記周壁20ないし24の弾性変形によ
り、図7に符号Uで示した長さの不足分が充足され、ス
トラップ4の結合部分18は、回動軌跡Rを画いて回動
し、図6および図7中鎖線で示すキャップ2の閉位置へ
導かれる。
【0044】図6および図7から明らかなごとく、スト
ラップ4の結合部分17,18間の直線長さは、キャッ
プ2が開位置を占めている際の長さに比し、キャップ2
が閉位置を占めた際に僅かに短寸となるため、ストラッ
プ4は、圧迫されて、V字状の屈曲が僅かに強くなり、
その反発力でキャップ2には、閉位置において、矢印Y
で示す方向の僅かな回動勢力が作用する。
【0045】図7で説明したキャップ2の回動時におけ
るスカート部6の薄肉の周壁20ないし24の弾性変形
は、図4に模型的に展開して示したごとく、スカート部
6における周壁20ないし24以外の部分の厚肉の周壁
25が、主体部1側へ変位した状態となり、このため周
壁20ないし24がキャップ2の中心方向へ弾性変形し
た形状となりスカート部6は全体として僅かに楕円形状
を呈する。
【0046】図示例の前記変形はキャップ2の回動が全
回動角の1/2の位置で最大となり、この点でスナップ
作用が生ずるが、ストラップ4,5の屈曲部19の位置
をストラップ中央より偏らせることにより、ストラップ
作用の生ずる回動角位置を変更させることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によると、キャップのス
カート部におけるフィルムヒンジとストラップとの結合
点を含むキャップ頂板の外周辺領域に形成された薄肉部
が、キャップ開閉時に必要なストラップの長さの不足分
を、該薄肉部の弾性撓曲によるスカート部分のキャップ
半径方向内方への弾性撓曲で充足することができ、フィ
ルムヒンジとストラップとに過大な引張外力が作用する
のを防止でき、ストラップの原形への復元弾性で良好な
スナップ作用を発現させうる効果を奏する。
【0048】請求項2の発明によると、スカート部の半
径方向内方への弾性撓曲が、より一層大きく行われ、フ
ィルムヒンジやストラップへの引張外力の作用を著しく
小さくしうる効果がある。
【0049】請求項3の発明によると、フィルムヒンジ
に結合しているキャップのスカート部とキャップ頂板部
分とが軽い外力の作用で弾性撓曲しやすくなる効果があ
る。
【0050】請求項4の発明によると、スナップヒンジ
キャップのキャップすなわち蓋体部分の高さを低くして
も良好なスナップ作用を維持でき、スナップヒンジキャ
ップのデザイン上の設計の自由度を大きくしうる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の一例のキャップを開位置として示した拡
大縦断面図である。
【図2】図1に示すもののキャップを閉位置として示し
たスナップヒンジ機構部のみの拡大斜視図である。
【図3】図1に示すものの平面図である。
【図4】図1に示すもののキャップを閉作動させた際の
スカート部の変形状態を平面上で示した模型図である。
【図5】フィルムヒンジとストラップの構造関係をキャ
ップ開位置で示した拡大縦断面図である。
【図6】図5に示すものをキャップ閉位置で示した拡大
縦断面図である。
【図7】図1に示すストラップの作動状態を示す拡大縦
断面図である。
【図8】従来のスナップヒンジキャップの作動状態を、
一部断面として示した側面図である。
【符号の説明】
1 主体部 2 キャップ 3 フィルムヒンジ 4,5 ストラップ 6 スカート部 7 下端縁 8 主体部の周壁 12 当接面 17,18 結合部分 20〜24 薄い周壁 25 他部分の周壁 26 キャップ頂板 27 キャップの他部分 28 キャップの薄肉部 29,30 薄肉とされたスカート部の一部 S ストラップ中心線の長さ T 結合点間の長さ W スカート部の一部29,30の周方向長さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主体部とキャップとが熱可塑性合成樹脂
    の一体成形により、フィルムヒンジを介して結合されて
    いるヒンジキャップにおいて、キャップのスカート部の
    下端縁の一部がフィルムヒンジで主体部の周壁に結合さ
    れ、該フィルムヒンジの両側は、キャップが閉位置にあ
    る際のスカート部の下端縁と主体部との当接面から、周
    面軸方向上下に間隔を存した位置を結合部分とした屈曲
    したストラップで結合されており、該ストラップの中心
    線長さは、前記結合部分間の直線長さより長く設定され
    ていると共に、キャップ頂板の外周辺におけるキャップ
    のスカート部の前記フィルムヒンジとストラップとの結
    合点を含む外周辺領域は、キャップ頂板の他の部分の肉
    厚より薄肉に形成されているスナップヒンジキャップ。
  2. 【請求項2】 キャップのスカート部における前記フィ
    ルムヒンジとストラップとの結合点近傍の周方向の周壁
    がスカート部の他部分の周壁より薄肉に形成されている
    請求項1記載のスナップヒンジキャップ。
  3. 【請求項3】 スナップヒンジキャップのキャップと主
    体部とを結合しているフィルムヒンジとその両側に位置
    するストラップとの間に、キャップのスカート部におけ
    る薄肉とされた周壁の一部が、弾性撓曲できる周方向長
    さを有して位置させられている請求項1または請求項2
    記載のスナップヒンジキャップ。
  4. 【請求項4】 スナップヒンジキャップにおけるキャッ
    プのスカート部の高さが、該キャップの開閉作動時に、
    ストラップに伸長を生じさせる引張力を、該スカート部
    の半径方向内方へ向かう弾性変形で吸収,消去すること
    ができない程の低い高さとされている請求項1,請求項
    2または請求項3記載のスナップヒンジキャップ。
JP13477595A 1995-05-08 1995-05-08 スナップヒンジキャップ Expired - Fee Related JP3549618B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13477595A JP3549618B2 (ja) 1995-05-08 1995-05-08 スナップヒンジキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13477595A JP3549618B2 (ja) 1995-05-08 1995-05-08 スナップヒンジキャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08301329A true JPH08301329A (ja) 1996-11-19
JP3549618B2 JP3549618B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=15136278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13477595A Expired - Fee Related JP3549618B2 (ja) 1995-05-08 1995-05-08 スナップヒンジキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3549618B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044666A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Mfv Kk ヒンジキャップ
WO2006046582A1 (ja) 2004-10-29 2006-05-04 Mikasa Industry Co., Ltd. 生分解性を有するヒンジキャップ
WO2006064683A1 (ja) * 2004-12-16 2006-06-22 Unitika Ltd. 生分解性を有するヒンジキャップ
US11866231B2 (en) 2020-09-29 2024-01-09 Novembal Usa Inc. Hinged closure

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044666A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Mfv Kk ヒンジキャップ
JP4643942B2 (ja) * 2004-07-30 2011-03-02 エム・エフ・ヴィ株式会社 ヒンジキャップ
WO2006046582A1 (ja) 2004-10-29 2006-05-04 Mikasa Industry Co., Ltd. 生分解性を有するヒンジキャップ
WO2006064683A1 (ja) * 2004-12-16 2006-06-22 Unitika Ltd. 生分解性を有するヒンジキャップ
JP2006168789A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Unitika Ltd 生分解性を有するヒンジキャップ
US11866231B2 (en) 2020-09-29 2024-01-09 Novembal Usa Inc. Hinged closure

Also Published As

Publication number Publication date
JP3549618B2 (ja) 2004-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0727361B1 (en) Snap-hinged cap
US6634060B1 (en) Coordinated multi-axis hinge and closure using the same
JP4694695B2 (ja) 密閉射出されたクロージャ
US4911337A (en) Snap-action closure with disengagable spring having stress relieved positions
JPS61115849A (ja) 弾性スナツプ作用クロージヤー
JPH0761456A (ja) キャップ
JPH0547463B2 (ja)
JP2003531078A (ja) 応力減少領域を有する双安定ヒンジ
JP3953318B2 (ja) キャップ
JPH08301329A (ja) スナップヒンジキャップ
JP2991277B2 (ja) 容 器
JP3048662B2 (ja) 合成樹脂スナップ蝶番
JP4316846B2 (ja) 自開式ヒンジキャップ
JPH08244814A (ja) 容 器
JP3287973B2 (ja) スナップヒンジキャップ
JP3054941B2 (ja) 容 器
GB2269583A (en) Tamper evident dispensing closures for containers
JP3336495B2 (ja) 容器用プラスチック製キャップ
JP4041940B2 (ja) 蓋付きキャップのヒンジ構造
JP3229436B2 (ja) ヒンジ装置
JP3205447B2 (ja) ヒンジ装置
JPH08113260A (ja) キャップ
JP6807106B2 (ja) 蓋付き容器
JP2018039541A (ja) ヒンジ構造およびヒンジ構造を用いた容器
KR0140790Y1 (ko) 분유통 마개

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees