JP5280743B2 - 弾性材製複合蓋を有する包装用容器 - Google Patents

弾性材製複合蓋を有する包装用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP5280743B2
JP5280743B2 JP2008160620A JP2008160620A JP5280743B2 JP 5280743 B2 JP5280743 B2 JP 5280743B2 JP 2008160620 A JP2008160620 A JP 2008160620A JP 2008160620 A JP2008160620 A JP 2008160620A JP 5280743 B2 JP5280743 B2 JP 5280743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
lid
closing
upper plate
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008160620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010001046A (ja
Inventor
潔 和田
広隆 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2008160620A priority Critical patent/JP5280743B2/ja
Publication of JP2010001046A publication Critical patent/JP2010001046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5280743B2 publication Critical patent/JP5280743B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

この発明は、ワンタッチオープン蓋を備えた包装用容器、更に詳しくは、容器本体に対して開閉蓋を弾性材の弾性反発力を利用してワンタッチで開閉できるようにした弾性材製複合蓋を有する包装用容器に関する。
従来のこの種包装用容器としては、例えばティッシュペーパーやウエットティッシュペーパーの紙箱や軟質材収納容器、更にはコンパクトや化粧用具入れ、その他各種容器など、ワンタッチオープン蓋を備えたもので、ウエットティッシュペーパーの収納容器に例をとれば、取出し口を備えた容器本体の上板に支点部を介して前記取出し口を覆う開閉蓋を備え、この開閉蓋の支点部近傍に樹脂ばねや金属製のコイルばねからなるばね材を配し、その弾性反発力を利用して、ワンタッチで開閉蓋を開閉できるようにしている。
しかしながら、これら樹脂ばねや金属製のコイルばねを採用する従来構造は、いずれにしてもスプリング部材やコイルばねの収容空間を必須の要件とするもので、開閉蓋が嵩高になる。また、コイルばねの場合は、弾性反発力が強すぎて開閉蓋を閉める時に強い力が必要であり、逆に開いた時のスピードや衝撃が強く、柔らかい開閉感を得ることが困難であった。
そこで、これらの欠点を改善し、容易かつ確実に容器本体に対して開閉蓋を開閉できるようにするために、容器本体と開閉蓋との間の揺動部分に板ゴムを介在させた提案が数多くなされるようになった。
一方、特にウエットティシュペーパーの収納容器では気密性を保持して、ティシュの乾燥を予防するために、高い密封性が要求されるが、これを改善する提案も行われている。
大変単純な構造であるが、容器本体の開閉蓋との開閉接触部に弾性部材を介在させるとするものである。
特開2005−132499号公報 特開2003−95301号公報 特開2002−68335号公報 特開2001−225879号公報
ところで、この種包装用容器には幾つかの機能が要求される。
つまり、開閉蓋がワンタッチでオープンできること、内容物が滑らかに取り出せること、密封性が高いこと、そして開閉蓋の開閉ボタンが滑らかに作動することである。
しかし、先に述べた各種の手段は、特に内容物の取出し口を備えた上板、開閉蓋の弾性的な開放手段、開閉蓋と取出し口周りの密封性を保つシール構造、更には開閉蓋をワンタッチで開放する開閉ボタンの反復復元性を維持する作動力付与手段等が何れも単独で構成されている。
したがって、部品点数が多く、組み立て、加工に多くの手数と時間を要し、容器の作製効率は大変悪く、高価にもなる。
そこで本発明者らは鋭意研究開発の結果、以上の四つの機能を上手く満たし、しかも廉価に提供できる包装用容器を開発したので、ここに提案する。
よって、本発明の目的は、開閉蓋がワンタッチでオープンできること、内容物が滑らかに取り出せること、密封性が高いこと、そして開閉蓋の開閉ボタンが滑らかに作動することと言う四つの要求を可及的に、若しくは一つの素材によって上手く満たし、併せて廉価に提供できるようにすることにある。
以上の技術的な課題を解決するために、この発明の請求項1記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器は、取出し口が設けられた上板に揺動自在に取り付けられて取出し口を閉止する開閉蓋と、この開閉蓋の開閉を司るワンタッチの開閉ボタンを有した包装用容器において、上板と開閉蓋との間の揺動部にこの開閉蓋を開方向に向かって付勢するように弾性付勢手段が設けられ、少なくとも内容物の引出し口を備えて取出し口を覆う取出し口覆い板と、取出し口の周縁にあって開閉蓋と接触する部分を密封する密封手段と、開閉ボタンの開閉作動を弾性的に司る作動力付与手段とが、前記上板上に弾性部材で一体に付着成形され、前記開閉ボタンの作動力付与手段は上板にヒンジを介して一体に連なって形成される樹脂製ボタンのプッシュ板部の上面全域とほぼ全周囲周から前記上板との間にわたって一体に連設され、併せてヒンジ側で前記取出し口覆い板に一体に連なって設けられたものである。
以上の構成による弾性材製複合蓋を有する包装用容器においては、前記作動力付与手段として用いられている弾性部材の弾性復元力に抗してワンタッチの開閉ボタンを押圧すると、この開閉ボタンと開閉蓋との係止が解除されて、開閉蓋は弾性付勢手段によって自動的に開放され、容器の取出し口を開放する。このとき、ワンタッチの開閉ボタンは作動力付与手段の弾性復元力によって、当初の待機姿勢に自動的に復帰する。ウエットティシュなどの内容物の引出し口は弾性部材にスリットや切欠き、更には丸穴などを用いて形成されていて、抵抗少なく引き出せる。使用後は、前記弾性付勢手段の弾性復元力に抗して開閉蓋を閉止すれば、ワンタッチボタンが開閉蓋と係合してこれを閉姿勢に保つ。このとき
、開閉蓋は密封手段によって取出し口の周囲を気密的に閉止して、外気と容器内とを上手く遮断する。
したがって、この発明の請求項1記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器は、以下の効果を奏する。
少なくとも取出し口覆い板、取出し口の周縁の密封手段、更には開閉ボタンの作動力付与手段が、弾性部材を用いて前記上板上に一体に付着成形されたものであるから、従来のこれらの構成要素が個々の部品として構成されたものとは違って、二色成形法などによって弾性部材で一挙に上板上に形成でき、製造が大変簡単になる。したがってまた、コストも低廉にできる。
併せて、ワンタッチの開閉ボタン、取り出し口覆い板並びに密封手段が全て弾性部材で構成されているので、開閉ボタンの開閉操作並びに開閉蓋の開閉が、樹脂製の板ばねやコイルばねを用いた従来構造と違って、適度の望ましい弾性反発力が得られ、開閉ボタン並びに開閉蓋を閉める時にも、また、開く時にも、ソフトなタッチと穏やかなスピードと衝撃で、柔らかい開閉感を得ることが可能になった。しかも、内容物の引出し口は弾性部材にスリットや切欠き、更には丸穴を用いて形成されているので、内容物を抵抗少なく滑らかに引き出せる。そして、取出し口の周りの密封手段によって気密的な閉止が可能になり、外気と容器本体内とを上手く遮断し、内容物が短時日の内に乾燥してしまうと言う不測の事態を上手く解消してくれる。
殊に、本発明では、前記のように、開閉ボタンの作動力付与手段は上板にヒンジを介して一体に連なって形成される樹脂製ボタンのプッシュ板部の上面全域とほぼ全周囲周から前記上板との間にわたって一体に連設され、併せてヒンジ側で前記取出し口覆い板に一体に連なって設けられるので、開閉ボタンはそのプッシュ板部も含めてほぼ全域が弾性部材で覆われるため、つまりは、合成樹脂性のプッシュ板部と弾性部材とのつなぎ目をなくすことによって、度重なるブッシュ板部の押圧作動によってもこのプッシュ板部と弾性部材とのつなぎ目に生じる、経年劣化による亀裂や破断が生じにくく、何時までも快適な開閉動作を可能にする。
また、この発明では、請求項2に記載されるように、弾性付勢手段と、取出し口覆い板と、密封手段と、作動力付与手段とが、前記上板上に弾性部材で一体に付着成形されているのが望ましい。
したがって、この発明の請求項2記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器は、以下の効果を奏する。
開閉蓋を開方向に付勢する弾性付勢手段、取出し口覆い板、取出し口の周縁の密封手段、更には開閉ボタンの作動力付与手段が、弾性部材を用いて前記上板上に一体に付着成形されたものであるから、従来のこれらの構成要素が個々の部品として構成されたものとは違って、二色成形法などによって、四つの部品が弾性部材で一挙に上板上に形成でき、製造が大変簡単になる。したがってまた、コストも低廉にできる。つまり、四つの部材を上板上に一挙に成形でき、効率の良い部品の作製が可能になり、かつ、廉価に提供できるからである。
併せて、ワンタッチの開閉ボタン並びに開閉蓋の弾性付勢手段、取出し口覆い板、そして密封手段が全て弾性部材で構成されているので、開閉ボタンの開閉操作並びに開閉蓋の開閉が、樹脂製の板ばねやコイルばねを用いた従来構造と違って、適度の望ましい弾性反発力が得られ、開閉ボタン並びに開閉蓋を閉める時にも、また、開く時にも、ソフトなタッチと穏やかなスピードと衝撃で、柔らかい開閉感を得ることが可能になった。しかも、内容物の引出し口は弾性部材にスリットや切欠き、或いは辺縁間に隙間のある溝、更には
丸穴を用いて形成されているので、内容物を抵抗少なく滑らかに引き出せる。そして、取出し口の周りの密封手段によって気密的な閉止が可能になり、外気と容器本体内とを上手く遮断し、内容物が短時日の内に乾燥してしまうと言う不測の事態を上手く解消してくれる。
以上のような構成において、本発明では、請求項3に記載のように、開閉蓋の弾性付勢手段が開閉蓋の揺動部側に係止され、かつ、折り込んで組み込まれた独立した板状の弾性材で形成されるのが望ましい。
弾性付与手段に採用される材料の選択性が拡がるからである。つまり、例えば板状ゴムを用いる場合、その素材に天然ゴムや合成ゴムを選択的に用いたり、シリコンゴム、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、エチレンプロピレン三成分共重合体(FPDM)等の熱硬化性材料も用いたりすることができ、作動の的確性を高めるに当たって適切な素材を選定し易いからである。
また、本発明では、請求項4に記載のように、開閉蓋の弾性付勢手段は、上方に突き出た板状で、取出し口覆い板の一端に一体に成形され、遊端が開閉蓋の基端部に係止されるのが望ましい。
遊端を簡易な固定部品などで開閉蓋の内側に軽く止めるだけでセットできるからである。このとき、付勢手段が開閉蓋に対して相対的に擦り動けることが肝要である。
更に、本発明では、請求項5に記載のように、上板上に弾性部材を二色成形法によって一体に付着成形するのが望ましい。
前記のように、三つ若しくは四つの構成部材を上板状に一挙に形成でき、効率の良い部品の作製が可能になり、かつ、廉価に提供できるからである。
更に、本発明では、請求項6に記載のように、密封手段は取出し口の周縁上でこの取出し口を囲繞するようにして取出し口覆い板に一体に連設された内外二重の隆起条とその間に形成される上方開放の凹溝を備えるのが望ましい。
例えば開閉蓋の内面から下方へ一体的にインナーリングなどを突設させることで、開閉蓋を閉止したとき、このインナーリングを内外から隆起条で挟み込んで気密を良く保てるからである。
また、本発明では、請求項7に記載のように、引出し口は取出し口覆い板に形成されたジグザグ状のハーフカット、スリット、辺縁間に隙間のある溝若しくは丸穴のいずれかで形成さるのが望ましい。
ハーフカットは言うまでも無くバージン性を確保できるからである。スリットや丸穴は、一層スムーズに内容物が取り出せるからである。更に辺縁間に隙間のある溝では、取出しがスムーズでありながら、ジグザグ状の辺縁が内容物の引き出しに上手く適度の抵抗を与えるので、収納分からの分離引き出しが望ましく行えるからである。
また、本発明では、請求項8に記載のように、開閉ボタンの作動力付与手段は上板にヒンジを介して一体に連なって形成される樹脂製ボタンの周縁の少なくともヒンジに対向する側と上板との間にわたって一体に連設され、ヒンジ側で前記取出し口覆い板に一体に連なって設けられるのが望ましい。
樹脂製ボタンの周縁を弾性部材で覆うことによって、この樹脂ボタンを押さえたり戻したりする作動力付与手段としての作動が一層スムーズになるからである。
以下、この発明に係る弾性材製複合蓋を有する包装用容器をウエットティッシュペーパ
ーの収納容器に適用した場合の幾つかの実施の形態を図1〜17の記載に基づいて説明する。
(実施例1)
この実施例1では、立方体の容器に適用した場合を示す。
図1〜3は夫々底蓋を装着しない状態を示していて、この発明の特徴点を表す。図1は平面図、図2は図1中の一部切欠きA−A断面図、そして図3は図1中の一部切欠きBーB断面図である。尚、断面図において、この発明の特徴点以外の部分の断面表示(斜線)は省略してある。
この容器は、図4、10に示すように、中央部分に楕円形状のウエットティッシュペーパーの取出し口1が設けられた上板2、この上板2の周縁から下方へ一体に延びる側板3、そしてこの側板3の下部の下方開口を密閉する底蓋4を備えた容器本体5と、上板2に揺動自在に取り付けられ、取出し口1を密閉する透明樹脂製の開閉蓋6と、この開閉蓋6の開閉を司るワンタッチの開閉ボタン7を有して構成されている。また、この開閉蓋6は、例えば硬質ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂を素材にして形成されている。
前記取出し口1は、図1、2に示すように、上板2の中央部分を、平面視で楕円形状に凹入させ、その凹入部8の中央に同様の平面視で楕円形の穴を開けて形成されている。また、この凹入部8の長軸方向に直交する方向で対向する辺縁には、図1、3、4、10に示すように、夫々外方へ膨出する、平面視で長方形の後方の凹部9と前方の凹部10とが連なり、後方の凹部9を前記開閉蓋6の揺動部の設置空間に、そして前方の凹部10を前記開閉ボタンの設置空間としてある。
前記開閉蓋6は前記凹入部8と同形状に形成されている。図5、6に示すように、その周縁部からは下方に向かって一体に外周リブ11が設けられる。また、この外周リブ11よりやや内側には、下端が前記取出し口1の周縁部に当接するインナーリング12が一体に設けられている。
また、この開閉蓋6の長軸方向に直交する方向で対向する辺縁の一方に、図4〜6に示すように、平面視で長方形状の支軸連結フレーム13が一体に突設され、この支軸連結フレーム13が前記後方の凹部9に嵌入される。この支軸連結フレーム13は、上板部14とその左右両縁並びに後縁から一体に下方へ延びる側板部15が備わっている。そして側板部15の内、左右の側板部15Aの内端は前記インナーリング12の外周面に一体に連なる。
更に、図5、6に示すように、この支軸連結フレーム13の側板部15の内の左右の側板部15Aからは左右側方へ向かって一体に支軸16が突設されていて、図1、4に示すように、前記後方の凹部9の左右の内壁9Aに設けられている軸支穴17に回動自在に嵌入されていて、開閉蓋6を揺動自在に保持する。したがって、前記支軸連結フレーム13、支軸16そして軸支穴17によって開閉蓋の揺動部が構成される。
開閉ボタン7は、図1、3、4、10、11に示すように、前記前方の凹部10内に設置されていて、上板2の上面に、薄肉部からなるヒンジ18を介して一体に起立させた支持脚19と、この支持脚19の上端から前方へ直角に折れ曲がって一体に突設されたプッシュ板部20を備える。
一方、支持脚19の上下中間部分には部分的に凹入された係合穴21が設けられている。また、前記開閉蓋6の前端縁でこの支持脚19に対応する部位に、下端を前方上方に向
け折り曲げて鈎状の係止爪22を備えた係止片23が一体に設けられている。
したがって、開閉ボタン7の前記プッシュ板部20を下方に押圧することにより、図10に示すように、ヒンジ18が撓んで、支持脚19がこのヒンジ18を支点にして前方下方へ回動し、支持脚19の係合穴21と開閉蓋6の係合片23の係合爪22との係合が解除されるように構成されている。なお、この開閉蓋6の開閉構造は、以上の構造に限定されるものではなく、例えば公知の各種の構造を採用できることは言うまでもない。
側板3下部の下方開口24を密閉する底蓋4は、図8、10に示すように、その周縁部には内外に所定間隔を置いて一対の係合リブ26が設けられている。そして、底蓋4のこの一対の係合リブ26内に、前記側板3の下端に一体に設けられた連結リブ25を嵌入させることにより、側板3と底蓋4とが着脱自在に連結される。この連結手段は公知のものを採用できる。
尚、図4中4Aは、底蓋4の一つのコーナー部に張り出して一体に設けられた摘みである。底蓋4を容器本体5の側壁3から離脱させる際に用いる。
次に、この発明にとって主要な構成のポイントは以下に詳述する構造にある。
すなわち、図1に示すように、開閉蓋6を開方向に付勢する弾性付勢手段27、取出し口覆い板28、取出し口1の周縁の密封手段29、更には開閉ボタン7の作動力付与手段30が、前記上板2の上に、図1中斜線で示すように、弾性部材であるゴム31を用いて、二色成形法により一体に付着成形されたものである。
先ず、図1に示すように、前記取出し口1は、当該取出し口1と、寸法はやや大きめであるが同じ楕円形状に、ゴム31の板状体を用いて形成された前記取出し口覆い板28で覆われ、その中央に波状のハーフカットによる引き出し口32が形成されている。ティッシュペーパーのバージン性を保つためである。しかし、この引き出し口32は、必要に応じて、ハーフカットにすることなく、図示しないが、スリットであっても良く、ウエットティシュの取り出し性によって形状や隙間が決定される。
前記取出し口1の周縁を囲繞する形で、主として図7に示すように、この取出し口覆い板28の周縁に一体に連設されて内外二重の隆起条33とその間に形成される上方開放の凹溝34が形成され、この隆起条33と凹溝34とによって取出し口1の周縁の前記密封手段29が形成されている。開閉蓋6を閉止した状態で、内外両隆起条33の間に開閉蓋6の前記インナーリング12の下端部が嵌入され、これを内外からしっかりと挟持して気密性を保つ。
また、この取出し口覆い板28の長軸方向に直交する方向で対向する辺縁の内の後方の辺縁に一体に連ねて、図1,3、10、11に示すように、開閉蓋6を開方向に付勢する前記弾性付勢手段27が設けられている。この弾性付勢手段27は、図1〜4、10、11に示すように、前記取出し口覆い板28に連なった連結片35の遊端から上方へ向かって一体に突設された起立片36で形成されている。前後方向の肉厚は前記取出し口覆い板28や連結片35のほぼ2倍に寸法設定されて、ばね性が備わるように構成されている。また、この起立片36は、遊端が前記支軸16の存在位置よりも更に上方へ延設されていて、その中間部分がこの支軸連結フレーム13の下面に取り付けられるばね固定部材37によって、前記開閉蓋6の支軸連結フレーム13の下面に当接し、併せてこの支軸連結フレーム13の下面に相対的にスライド自在に嵌合係止されている。
したがって、図11に示すように、開閉蓋6を閉止すると、支軸16を中心に回動するこの開閉蓋の前記支軸連結フレーム13の下面に押圧されて、起立片36は前方下方へと弾性反発力に抗して撓んで折れ曲がり、最終的に図11に示す前屈姿勢となる。このとき
、起立片36には大きな弾性復元力が負荷されている。その結果、開閉蓋6を開放すると、この起立片36の弾性復元力によって、開閉蓋6は自動的に開放起立姿勢に変移し、外力を加えない限り、その開放起立姿勢が保たれることになる。
尚、図6中38は、前記支軸連結フレーム13の下面に突設された取り付けピンで、前記ばね固定部材37のウイング部37Aに設けた取り付け穴37Bに無理嵌めされて、このばね固定部材37を前記支軸連結フレーム13の下面に固定するものである。
次に開閉ボタン7の動力付与手段30は、図1、3、4、10、11に示すように、前記支持脚19の左右両側の連結片39を介して前記取出し口覆い板28に一体に連なり、前記プッシュ板部20の前記支持脚19との連結部を除く全周縁に一体に結合されるばね部40で形成されている。このばね部40は、図3、10,11に示すように、その上縁が前記プッシュ板部20の周縁に一体に結合されると共に、下端が前記前方の凹部10の上面に一体に結合されて、このプッシュ板部20の下部空間全周を囲繞するようにして設けられている。尚、このばね部40は、上記のようにプッシュ板部20の支持脚19を除くほぼ全周縁に設けられるのが望ましいが、必要に応じて、プッシュ板部20の周縁の少なくとも前記ヒンジ18、つまりは支持脚19に対向する側と上板2との間にわたって一体に連設されても良い。
したがって、前記プッシュ板部20を押圧すると、図10に示すように、前記ヒンジ18が撓み、同時にこのばね部40がその弾性復元力に抗して撓む。これらの撓みによって、支持脚19がこのヒンジ18を支点にして前方下方へ揺動し、支持脚19の係合穴21と開閉蓋6の係合片23の係合爪22との係合が解除される。次にプッシュ板部20への押圧力を除けば、ばね部40の弾性復元力でこのプッシュ板部20が押し上げられて、プッシュ板部20は元の起立姿勢に復帰する。再び開閉蓋6を閉止するには、図11に示すように、開閉蓋6を下方へ押圧すると、これが前記支軸16を中心に下方へ変移し、最終的には前端側に設けられた前記係合片23の係合爪22が支持脚19の前記係合穴21に嵌合係止されて、その閉止姿勢が保たれる。
また、前記ゴム31は、エチレンプロピレンゴム(EPR)、エチレンプロピレン三成分共重合体(EPDM)、スチレン系エラストマー、PET系エラストマーなどが採用される。上板2との接着を助けるために、ゴムに上板2(容器本体5)と同じ樹脂を混合することもあるが、ゴム性を保持するために、混合する上板樹脂は、75%が上限である。また、ゴム硬度は35A〜80Aのものが望ましい。
また、上板2、つまり容器本体5は、ABS樹脂、PP樹脂、PE樹脂、アクリル樹脂、AS樹脂、PS樹脂などか採用される。尚、底蓋4の素材は上記に限らず、柔らかい素材を用いるのが望ましい。側板3との係合をしっかり保たせる上からも有効である。
こられ樹脂素材の内、前記ゴム素材のエチレンプロピレンゴム(EPR)やエチレンプロピレン三成分共重合体(EPDM)とはPP樹脂やPE樹脂が馴染み良く接着し易い。また、スチレン系エラストマーとはPS樹脂やABS樹脂が馴染み良く接着し易い。PET系エラストマーは、容器本体5と同じ樹脂を混合しないと接着しないので、注意を要する。いずれにしても、何れのゴム素材も2色成形での接着強度を強くするには、容器本体5と同じ樹脂素材を混合することが望ましい。しかし、混合する量が多くなるとゴム性が失われる傾向になるから注意を要する。
尚、このゴム31と上板2との結合には、2色成形法を採用したが、必ずしもこの手法に限ることなく、次善の策として、接着剤を用いたり熱融着などの手法も用いたりすることができる。
この実施例に記載されたウエットティッシュペーパーの収納容器にあっては、図10に示す開閉蓋6の開蓋状態から、当該開閉蓋6を支軸16を支点にして閉じようとすると、図11に示すように、起立片36の前記支軸連結フレーム13に係止されている側が前方下方へ撓んで折り曲げられる。その結果、この起立片36にはその弾性復元力に抗して弾性反発力が生じる。この弾性反発力は、開閉蓋6に押し開き力を付与する弾性反力として、この起立片36に蓄積される。したがって、次にプッシュ部20を押圧して開閉蓋6を開放する際には、この押し開き力によって、開閉蓋6は上板2(容器本体5)に対して自動的に開放されることになる。
また、開閉蓋6が閉止姿勢にあるときは、そのインナーリング12の下端が、取出し口覆い板28の周縁部に設けられた密封手段29の内外の隆起条33によって内外から挟持されて、気密が保たれる。
そして、この発明では、前記取出し口覆い板28、隆起条3、起立片3そしてばね部40がゴム31によって、2色成形法などにより上板2に一体に設けられているので、従来のこれらの構成要素が個々の部品として構成されたものとは違って、製造が大変簡単になる。したがってまた、コストも低廉にできる。
併せて、内外の隆起条33並びに開閉蓋6の開放用の起立片36、そしてワンタッチの開閉ボタン7のばね部40がゴム31で構成されているので、開閉蓋6の開閉並びに開閉ボタン7の開閉操作が、樹脂製の板ばねやコイルばねを用いた従来構造と違って、適度の望ましい弾性反発力が得られる。したがって、開閉蓋6を閉める時にも、また、開く時にも、更には開閉ボタン7を押圧するときもソフトなタッチと穏やかなスピードと衝撃で、柔らかい開閉感を得ることが可能になった。しかも、ティッシュペーパーの引出し口はゴム31にハーフカット32やスリットを用いて形成されているので、ティッシュペーパーを抵抗少なく滑らかに引き出せる。そして、引出し口32の周りの隆起条33とインナーリング12からなる密封手段29によって気密的な閉止が可能になり、外気と容器本体5内とを上手く遮断し、ティッシュペーパーが短時日の内に乾燥してしまうと言う不測の事態を上手く解消できる。
(実施例2)
次に示す実施例2は、以上の実施例1に示した特徴的な構造を、図12〜15に示すように、円形の容器に適用した場合を例示したものである。
尚、前記実施例1と同様の他の構成については、実施例1に用いた符号と同じ符号を付して、その構造の詳細な説明は省略する。
してくれる。
図12はこの実施例2の特徴点を示す平面図、図13は図4に対応する全体平面図、図14は図10に対応する開閉蓋の開放状態を示す一部切欠き断面図、そして図15は図11に対応する開閉蓋の閉止状態を示す一部切欠き断面図である。
前記実施例1と異なる構造は、図12〜15に示すように、上板2と側板3とが一体であった容器本体5の構造に代えて、側板3に対して上板2並びに開閉蓋6がオーバーキャップ41となっている。そして、側壁3と底42が一体となった有底筒状の容器本体43の開口44にこのオーバーキャップ41が嵌着される。開口44の下部にはアンダーカット45が形成されていて、ここにオーバーキャップ41の周壁下部内面に一体に形成された係合用隆起状46が嵌合係止される。また、上板2に設けられる凹部8は、左右に半月状の隆起台部47を設けることによって、前後に開放された溝状に形成される。更に、取出し口覆い板28に設けられるウエットティシュの引出し口32は小円(図例)あるいは
十字クロスのスリットやハーフカットで形成されている。
得られた容器からは、前記実施例1と同様の作用効果を得ることができた。
(実施例3)
次に、以下に示す実施例3は以上実施例1、2に示した開閉ボタンの作動力付与手段30の改良構造に係る。
尚、前記実施例12と同様の他の構成については、実施例1に用いた符号と同じ符号を付して、その構造の詳細な説明は省略する。
上記実施例1、2では、この開閉ボタンの作動力付与手段30は、上縁が前記プッシュ板部20の周縁に一体に結合されると共に、下端が前記前方の凹部10の上面に一体に結合されて、このプッシュ板部20の下部空間全周を囲繞するようにして設けられたばね部40で形成されているが、この構造に代えて、実施例1に対応する図16と同じく実施例2に対応する図17に示すように、以下の構造としてある。
すなわち、前記プッシュ板部20の上面(プッシュ部−実施例1に対応する図16中斜線部分、また、実施例2に対応する図17中破断斜線で示す)の全域を覆い、更に全周から、前記支持脚19部分のみを除いて上板2上に至り、下端は前記凹部10の上面に一体に結合される。併せて前記支持脚19の左右両側の連結片39を介して前記取出し口覆い板28に一体に連なるばね部40で形成される。
この構造によれば、 開閉ボタン7はそのプッシュ板部20も含めてほぼ全域が弾性部材31で覆われる、つまりは、合成樹脂性のプッシュ板部20と弾性部材31とのつなぎ目をなくすことができるため、度重なるブッシュ板部20への押圧作動によっても、このプッシュ板部20と弾性部材31とのつなぎ目や境目などに生じる、経年劣化に伴う亀裂や破断が生じにくく、何時までも快適な開閉動作を可能にできる。
(実施例4)
次に、以下に示す実施例4は以上実施例1〜3に示した開閉蓋6を開方向に付勢する弾性付勢手段27の変形例に係る。
尚、前記実施例1〜3と同様の他の構成については、実施例1に用いた符号と同じ符号を付して、その構造の詳細な説明は省略する。
上記実施例1〜3では、開閉蓋6を開方向に付勢する弾性付勢手段27は、取り出し口覆い板28、密封手段29、更には開閉ボタン7の作動力付勢手段30と共に、二色成形法によって、一体に弾性部材31で形成された例を示したが、この実施例4では、開閉蓋6を開方向に付勢する弾性付勢手段のみを上記他の三つの構成部品から独立した部材で構成したものである。
具体的には、図18、19に示すように、前記後方の凹部9の中央部分に形成された、容器本体5の前方側が開放されて左右並びに後方を立ち上がり壁91で囲繞された収納区画92内にゴム板からなる弾性付勢手段270が設けられている。
この弾性付勢手段270は、基部271が水平姿勢で納められ、この基部271の前端から反転して、基部271と同等の寸法を後方へ折り曲げ、更に大きく弧を描いて前方へ折り曲げられて、側面視で欧文字のSの字型となるように収納されている。そして、遊端272は前記支軸16の存在位置よりも更に上方へ延設されていて、その中間部分がこの支軸連結フレーム13の下面に取り付けられるばね固定部材37によって、前記開閉蓋6の支軸連結フレーム13の下面に当接し、併せてばね固定部材37に設けられたピン370によって固定的に取り付けられている。したがって、図19に示す開閉蓋6の閉止状態では常にこの開閉蓋6を開放する方向への弾性復元力が蓄力された状態となっている。
この実施例によれば、開閉蓋6を開方向に付勢する弾性付勢手段270は、取り出し口覆い板28、密封手段29、更には開閉ボタン7の作動力付手段30とは独立して構成されるものであるから、採用される材料の選択性を拡げることができる。つまり、例えば板状ゴムを用いる場合、その素材に天然ゴムや合成ゴムを選択的に用いたり、シリコンゴム、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、エチレンプロピレン三成分共重合体(FPDM)等の熱硬化性材料も用いたりすることができ、作動の的確性を高めるに当たって適切な素材を選定し易くなる。
(実施例5)
更に、以下に示す実施例5は、以上の各実施例で述べた取出し口覆い板28に設けられた引き出し口の変形例を示すもので、図19に示すように、この例による引出し口320は基本的には波形(ジグザグ状)に形成されるスリットであるが、スリットの対向辺縁321同士の間に少しの隙間322が設けられている。
以上の構成によれば、内容物の取出しがスムーズでありながら、ジグザグ状の辺縁が内容物の引き出しに上手く適度の抵抗を与えるので、収納分からの分離引き出しが望ましく行える。
以上実施例1〜5に示したこの本発明に係るウエットティシュペーパーの収納容器は、単にウエットティッシュペーパー収納容器に適用されるに止まらず、軟質材収納容器にも適用できることは言うまでもなく、更にはコンパクトや化粧用具入れ、その他各種容器など、ワンタッチの開閉を必要とする容器への展開も可能である。
この発明の実施例1の特徴点を示す平面図である。 図1中の一部切欠きA−A断面図である。 図1中の一部切欠きBーB断面図である。 この発明の実施例1の包装用容器の全体平面図である。 図4中の開閉蓋の側面図である。 開閉蓋の断面図である。 密封手段の要部を示す拡大断面図である。 底蓋の取り付け状態を示す要部の拡大断面図である。 ばね固定部材を示し、(A)は正面図、(B)は底面図である。 開閉蓋の開放状態を示す一部切欠き全体断面図である。 開閉蓋の閉止状態を示す一部切欠き断面図である。 この発明の実施例2の特徴点を示す平面図である。 図4に対応する全体平面図である。 図10に対応する開閉蓋の開放状態を示す一部切欠き断面図である。 図11に対応する開閉蓋の閉止状態を示す一部切欠き断面図である。 この発明の実施例3の特徴点を示す実施例1に対応する平面図である。 この発明の実施例3の特徴点を示す実施例2に対応する平面図である。 この発明の実施例4の特徴点を示す要部を一部取り出して示した拡大断面図である。 この発明の実施例4、5の特徴点を示す外観図である。
1…取出し口
2…上板
5…容器本体
6…開閉蓋
7…開閉ボタン
8…凹部
12…インナーリング
16…支軸
27、270…弾性付勢手段
28…取出し口覆い板
29…密封手段
30…作動力付与手段
31…ゴム
32、320…引出し口
33…隆起条
34…凹溝
36…起立片
40…ばね部
41…オーバーキャップ
43…容器本体
44…開口

Claims (8)

  1. 取出し口が設けられた上板に揺動自在に取り付けられて取出し口を閉止する開閉蓋と、この開閉蓋の開閉を司るワンタッチの開閉ボタンを有した包装用容器において、上板と開閉蓋との間の揺動部にこの開閉蓋を開方向に向かって付勢するように弾性付勢手段が設けられ、少なくとも内容物の引出し口を備えて取出し口を覆う取出し口覆い板と、取出し口の周縁にあって開閉蓋と接触する部分を密封する密封手段と、開閉ボタンの開閉作動を弾性的に司る作動力付与手段とが、前記上板上に弾性部材で一体に付着成形され、前記開閉ボタンの作動力付与手段は上板にヒンジを介して一体に連なって形成される樹脂製ボタンのプッシュ板部の上面全域とほぼ全周囲周から前記上板との間にわたって一体に連設され、併せてヒンジ側で前記取出し口覆い板に一体に連なって設けられていることを特徴とする弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
  2. 性付勢手段と、取出し口覆い板と、密封手段と、作動力付与手段とが、前記上板上に弾性部材で一体に付着成形されている請求項1記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
  3. 開閉蓋の弾性付勢手段が開閉蓋の揺動部側に係止され、かつ、折り込んで組み込まれた独立した板状の弾性材で形成されている請求項1又は2のいずれかに記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
  4. 開閉蓋の弾性付勢手段は、上方に突き出た板状で、取出し口覆い板の一端に一体に成形され、遊端が開閉蓋の基端部に係止されている請求項又はのいずれかに記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
  5. 上板上に弾性部材を二色成形法によって一体に付着成形してある請求項1〜のいずれかに記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
  6. 密封手段は取出し口の周縁上でこの取出し口を囲繞するようにして取出し口覆い板に一体に連設された内外二重の隆起条とその間に形成される上方開放の凹溝を備えてなる請求項1〜5のいずれかに記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
  7. 引出し口は取出し口覆い板に形成されたジグザグ状のハーフカット、スリット、辺縁間に隙間のある溝若しくは丸穴のいずれかで形成されている請求項1〜6のいずれかに記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
  8. 開閉ボタンの作動力付与手段は上板にヒンジを介して一体に連なって形成される樹脂製ボタンの周縁の少なくともヒンジに対向する側と上板との間にわたって一体に連設され、併せてヒンジ側で前記取出し口覆い板に一体に連なって設けられる請求項1〜7のいずれかに記載の弾性材製複合蓋を有する包装用容器。
JP2008160620A 2008-06-19 2008-06-19 弾性材製複合蓋を有する包装用容器 Active JP5280743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008160620A JP5280743B2 (ja) 2008-06-19 2008-06-19 弾性材製複合蓋を有する包装用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008160620A JP5280743B2 (ja) 2008-06-19 2008-06-19 弾性材製複合蓋を有する包装用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010001046A JP2010001046A (ja) 2010-01-07
JP5280743B2 true JP5280743B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=41583107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008160620A Active JP5280743B2 (ja) 2008-06-19 2008-06-19 弾性材製複合蓋を有する包装用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5280743B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020026718A1 (ja) 2018-07-31 2020-02-06 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
WO2020110645A1 (ja) 2018-11-30 2020-06-04 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
WO2020153132A1 (ja) 2019-01-25 2020-07-30 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
WO2020166287A1 (ja) 2019-02-13 2020-08-20 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
US11399672B2 (en) 2017-08-31 2022-08-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Container having a push-button activated, pop-open lid

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6236276B2 (ja) * 2013-10-03 2017-11-22 ユニ・チャーム株式会社 包装体用蓋体、および、これを備えた包装体
JP6738260B2 (ja) * 2016-11-11 2020-08-12 ユニ・チャーム株式会社 蓋機構、包装体及び分与容器
JP7060410B2 (ja) * 2018-03-05 2022-04-26 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
JP6510696B1 (ja) 2018-03-05 2019-05-08 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
JP7206068B2 (ja) * 2018-07-31 2023-01-17 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
JP7307554B2 (ja) * 2019-02-25 2023-07-12 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
JP7157705B2 (ja) * 2019-06-03 2022-10-20 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
KR102197426B1 (ko) * 2019-09-26 2020-12-31 주식회사 96퍼센트 마스크 팩 및 마스크 팩 보관 케이스
JP2021090712A (ja) * 2019-11-29 2021-06-17 株式会社吉野工業所 コンパクト容器
JP7014833B2 (ja) * 2020-02-14 2022-02-01 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4744688B2 (ja) * 2000-12-11 2011-08-10 吉田プラ工業株式会社 化粧料容器
JP4921109B2 (ja) * 2006-10-20 2012-04-25 ユニ・チャーム株式会社 保湿容器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11399672B2 (en) 2017-08-31 2022-08-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Container having a push-button activated, pop-open lid
US11771272B2 (en) 2017-08-31 2023-10-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Container having a push-button activated, pop-open lid
WO2020026718A1 (ja) 2018-07-31 2020-02-06 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
KR20210036339A (ko) 2018-07-31 2021-04-02 다이오세이시가부시끼가이샤 가정용 박엽지 수납 용기
US11434064B2 (en) 2018-07-31 2022-09-06 Daio Paper Corporation Household thin paper sheet storing container
WO2020110645A1 (ja) 2018-11-30 2020-06-04 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
WO2020153132A1 (ja) 2019-01-25 2020-07-30 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
WO2020166287A1 (ja) 2019-02-13 2020-08-20 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010001046A (ja) 2010-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5280743B2 (ja) 弾性材製複合蓋を有する包装用容器
AU750230B2 (en) Freely openable container
KR101577854B1 (ko) 개폐가 자유로운 용기
KR200478494Y1 (ko) 물티슈 포장팩용 반자동 개폐 뚜껑
KR101623613B1 (ko) 개폐 가능한 용기
EP2351692B1 (en) Freely opened/closed container
WO2001017873A1 (fr) Contenant ouvrable
US10206482B2 (en) Cosmetic container with inner lid
JPH0958725A (ja) 蓋装置
US11261020B2 (en) Container for housing household tissue paper
EP2902341B1 (en) Storage container
US20210007560A1 (en) Container for housing household tissue paper
CN109715524A (zh) 盖机构、包装体及分配容器
KR20160002245U (ko) 화장품 용기
KR20120005569U (ko) 물티슈용기 개폐커버
KR20180128677A (ko) 밀폐링과 탄성연결부재가 구비된 일체형 화장품 용기
JP2001225880A (ja) ウェットティッシュ収納容器の取出し部構造
JP2008237591A (ja) 気密化粧料容器
JP2960403B1 (ja) 網付レフィル容器
JP2012115438A (ja) 化粧料容器
CN219593947U (zh) 化妆品包装盒
KR102089434B1 (ko) 밀폐성 향상을 위한 슬라이딩 방식 화장품 케이스
JP4911511B2 (ja) ワンタッチキャップ
JP5005385B2 (ja) 気密コンパクト
JP4038235B2 (ja) 容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5280743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250