JPS604907Y2 - 容易開封蓋 - Google Patents

容易開封蓋

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JPS604907Y2
JPS604907Y2 JP14278778U JP14278778U JPS604907Y2 JP S604907 Y2 JPS604907 Y2 JP S604907Y2 JP 14278778 U JP14278778 U JP 14278778U JP 14278778 U JP14278778 U JP 14278778U JP S604907 Y2 JPS604907 Y2 JP S604907Y2
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opening
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flat
plate part
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JP14278778U
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JPS5558925U (ja
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司 吉川
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東罐興業株式会社
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱可塑性合成樹脂をもって一体成形されたプル
タブ形式の容易開口容器の蓋に関するものである。
従来の金属製容易開口容器に比較し、合成樹脂の一体成
形による容易開口容器は製造工程の短縮や量産性に富む
こと等種々の利点を有する。
しかし、蓋体10の形状は、蓋体平板部13に対しプル
タブが付属する故、立体的となり平面的でない為、離型
時において金型から離すことが困難となりプルタブの接
続部14が破断する等の不良品を発生させる欠点が有り
、量産性を阻害していた。
本考案は上述の様な欠点を排し、可撓性の大なる合成樹
脂により蓋体を作威し、以て離型時のタブ変形を容易と
して金型から取り出し易くし、且つ平板状補助円板を用
いることにより容器本体に取り付けるまでの剛性を補完
するものであること以下に詳述する。
本考案に係る蓋体10はポリエチレン等の比較的可撓性
の大なる合成樹脂を一体成形することにより作成するも
のであって、第1図及び第2図に示す如く蓋体平板部1
3のほぼ中央に開口用プルタブとして環状のリングタブ
11を位置させ、該リングタブ11は接続部14により
、開口片12における蓋体中心に近い一側端21へ連接
されるのみであって、リングタブ11の裏面と蓋体平板
部13とは直接接続されない状態である(第2図参照)
そして開口片12は蓋体の周縁に近い一側端を大円とし
、蓋体中心に近い他側端21を小円とする相部形状とな
し、以て蓋体中心に近い他側端21において開封時にリ
ングタブ11に加えられた力が接続部14を介して開口
片12の前記小円形の他側端21に集中させ得る形状と
する。
尚、開口片12にはその外側に添って開口用切欠き溝1
6を設けるものであって、該薄肉構造とした切欠き溝1
6の内側に添って厚肉部19を形成−切欠き溝16に添
って破断を一層容易とする場合が多い。
更に平板部13上面において、例えば第1図に示す如く
、蓋体周縁部15において、円周方向に適宜間隔をもっ
て蓋体中心方向へ厚肉部を形成して台座部17を形成す
る。
そして第2図に示すように係止部18の下側面の高さを
前記台座部17の上側面の高さよりも、後述の平板状補
助円板の厚さ丈高くし、蓋体中心方向へ僅かに突出した
構造の係止部18を設ける。
一方、第3図に示すように、該円板を蓋体から除去する
際に使用する透孔22を具えた平板状の円板20にして
、外周の直径を蓋体周縁部15の内径と略一致させ、該
除去用透孔22の直径をリングタブ11の直径に略一致
させたドーナツ形の厚板紙等の剛性を有する平板状補助
円板20を作威し、之を前述の様な構造の蓋体10の平
板部13上にして、台座部17と係止部18との間に嵌
め込む(第2図参照)。
本考案は、上述の如く軟質の合成樹脂により一体成形さ
れる蓋体10であって、リングタブ11は平板部13の
ほぼ中央位置に配され、且つ接続部14によって開口片
12のみに接続され、平板部13の上面には台座部17
により一定の間隙を隔てて紙質等剛性を有する平板状補
助円板20を嵌め込み、以て蓋体10の保形性を増大さ
せる。
上述の如く本考案に係る蓋体は、リングタブ11がほぼ
平板部13の中央に位置し、且つ接続部14のみにより
平板部13の開口片12と連接されており、蓋体素材た
る合成樹脂が軟質であることとあいまって射出成形を行
ない金型から取り出すに当って、蓋体平板部13から立
体的に分岐し且つ平板部と平行なりングタブ11であっ
ても容易にリングタブ11が変形して離型が容易となる
ものであり、斯るが故に離型時の破損を防止して蓋体の
生産性を向上させることができるのである。
そして本考案に係る蓋体10は軟質合成樹脂を素材とし
ているから、開封時にプルタブであるリングタブ11を
引き起しても接続部14が柔軟性を具えて容易に破損す
ることなく開封張力を開口片12に伝えることができ、
相部形状である開口片12の小円形他側端部21に張力
が集中する故、柔軟な合成樹脂であっても容易に初期破
断をなし得る。
一方、平板部13に対して平板部13との間に、台座部
17の高さの間隙を保持して剛性を有する平板状補助円
板20を嵌め込むから、平板部13と平板状補助円板2
0とにより二重構造となり、容器本体に取り付ける迄の
蓋体のみを取り扱う移送保管等に際し、軟質合成樹脂を
もって一体成形した蓋体10であっても、蓋体としての
必要な形状保持性を与えることができるのである。
そして、平板状補助円板20は平板状であって、除去用
透孔22を有するのみの形状である故、製造が極めて容
易であり量産に適することは云うまでもない。
尚、台座部17は平板部13周辺に設けるとは限らず他
の実施例は第4図に示す如く平板部13上面に適宜に配
することができ、係止部18は必ずしも連続である必要
はない。
要は平板状補助円板20と平板部13の間に、補助円板
20を取り除くとき、除去用透孔22に指先を入れて該
平板状補助円板20を容易に除去することがでるような
間隙を有して平板状補助円板20が固定されれば足りる
のである。
又、蓋体の平板部13裏面には第5図に示す如く中心か
ら放射状又は同心円的に厚肉部19を配して蓋体平板部
13における剛性を増加させることもある。
平板状補助円板20の除去用透孔22の直径は第2図に
示す如くリングタブ11の直径よりも僅かに大きい場合
は、開封時にリングタブ11を引き起し、開口片12を
引き裂くのみで開口片12と共に平板状補助円板20を
はずすことができるが、これに限ることなく、透孔22
の直径をリングタブ11の径より小さくすることもある
この場合は、平板状補助円板20によりリングタブ11
が覆われ、不注意にリングタブ11を引っ掛ることがな
く、開口片を不用意に破断することがない。
開封時には除去用透孔22に指を掛け、平板状補助円板
20を取り除いた後にリングタブ11を引き起せば容易
に開封することができる。
尚、開口片12は第6図に示す如く、リングタブ11の
接続部14が設けられている一側から、その−側のある
反対側の周縁に至る間に設けることによって開口片12
の長径を長<シ、以て開口片面積を拡大して開口後の充
填物流出を容易且つ早くする場合がある。
上述した実施例は何れも開口片12に一体に成形したプ
ルタブとして環状のりングタブ11と平板状補助円板2
0に設けた除去用透孔22とを同心円状とすることによ
って、蓋体としての体裁、美観を整えたが、本考案は斯
る形状のみに限るものでなく、リングタブ11の位置を
外して除去用透孔22を設けた平板状補助円板20を使
用するこがある。
この場合は除去用透孔から直接にリングタブ11が汚染
されることがすくない利点がある。
そして本考案の他の実施例は、第7図及び第8図に示す
如く、切欠き溝16によって外側を区劃された部分開口
片12に、互いに隣接した可撓性の開口用舌片23,2
3’をプルタブとして設け、該舌片を引き上げて開口片
12を除くようにした蓋体10において、このプルタブ
である舌片23.23’を第9図に示すように、蓋体平
板部13上へ折曲げて上部に平板状補助円板20を嵌着
するものである。
この実施例における開口片12の形状は第7図に示す様
に開口片の一側端を大円として蓋体周縁近くに位置させ
、他側端21は角形として蓋体中心近くに位置させる比
較的巾の広い相部形状であり、この開口片の他側端21
を挾みプルタブとしての2個の舌片23,23’を設け
た形状である。
そして、この実施例の場合は平板状補助円板20を設け
る透孔22は、前記開口片12位置を除いた部分の平板
部13上に設けることが好ましい。
即ち平板状補助円板20を除くために透孔22へ指を入
れた際に、開口片12周縁を汚し、開口片を除去した後
、内容物の注出に当り内容物を汚染することを防止する
為である。
この実施例では2個の舌片23,23’を有するも、該
舌片23,23’は蓋体平板部13の中央近くに位置し
、素材が軟質合成樹脂であって変形容易である故、離型
を容易とし、離型時における不良品発生の虞れをなくす
ことができるものであること前記実施例と同様である。
尚、本実施例において開口用舌片23,23’を引き上
げるときも、舌片23,23’により開口片12の角形
他側端部21に開封張力が集中して初期破断が容易に行
なわれ、しかる後、開口片が切欠き溝16に添って破断
して平板部13から容易に除去されることは言う迄もな
い。
上述した実施例は、円形蓋体についてのみであったが、
本考案は上述した実施例に限ることなく、三角形以上の
多角形容器に対する蓋体においても実施することができ
るものである。
要するところ本考案は合成樹脂製の蓋体であって開口用
切欠き溝16により蓋体平板部13の一部に相部形状の
開口片12を形威し、該開口片の側端部21に連接され
るリングタブ11や舌片23等の開口用プルタブを前記
平板部の中央近傍に位置させた形状とした蓋体10を比
較的可撓性の大なる熱可塑性合成樹脂をもって成形し、
前記平板部13との間に所要の間隙を隔てて剛性を有し
除去用透孔22を具えた平板状補助円板20を容易に取
除き得るように嵌挿着した構造を特徴とする容易開封蓋
であるから、成形が容易であり、その素材が比較的可撓
性を有する合成樹脂であって、開口用のプルタブが平板
部13の中央近傍に位置している故、離型が容易であり
、且つ平板状の補助円板20を嵌挿着するのみであるか
ら組立が容易であって、比較的可撓性の大なる樹脂を使
用し乍ら蓋体全体としては剛性があり、加えるに補助円
板は平板状である故、生産性が高く且つ、その上面に自
在な印刷を施し得て射出成形品たる蓋体に美観を与え、
更に、該補助円板20により開口部を被覆して開口部に
塵埃等の付着を防止できる故衛生的であり、又、開口に
際しては相部形状の部分開口片12の側端部21に開封
張力が集中して開口が容易である等多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蓋体の平面図、第2図は蓋体と補
助円板を組み合せた断面図にして、第3図は補助円板の
平面図、第4図、第5図は他の実施例を示す蓋体上面図
及び裏面図、第6図は第3実施例を示す蓋体の平面図、
第7図、第8図は第4実施例である蓋体の平面図及び斜
視図にして、第9図は蓋体に補助円板を付した断面図。 10=蓋体、11=リングタブ、12=開口片、13=
平板部、14=接続部、15=周縁部、16=切欠き溝
、17=台座部、18=係止部、19=厚肉部、20=
補助円板、21=開口片の一側、 舌片。 22=補助円板の透孔、 23=開口用

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂製の蓋体であって、開口用切欠き溝によ
    り蓋体平板部の一部に相部形状の開口片を形威し、該開
    口片の側端部に連設される開口用のプルタブを前記平板
    部の中央近傍に位置させた形状である蓋体を比較的可撓
    性の大なる熱可塑性合成樹脂をもって成形し、前記平板
    部との間に所要の間隙を隔てて剛性を有し除去用透孔を
    具えた平板状補助円板を容易に取除き得るように嵌挿着
    した構造を特徴とする容易開封蓋。
  2. (2)平板部に設けた開口片に開口用のプルタブを一体
    的に成形した蓋体に対し、前記開口用プルタブ位置を外
    して除去用透孔を具えた平板状補助円板を嵌挿着した構
    造を特徴とする第1項記載の容易開封蓋。
  3. (3)開口片に付設したプルタブを環状のりングタブと
    し、該リングタブと平板状補助円板に設けた除去用透孔
    とを同心円状とした構造を特徴とする第1項記載の容易
    開封蓋。
  4. (4)平板部上面に設けた台座部上面と蓋体周縁部に設
    けた係止部下面との間に平板状補助円板を嵌挿着するこ
    とをを特徴とする第1項乃至第3項の何れかに記載の容
    易開封蓋。
JP14278778U 1978-07-26 1978-10-19 容易開封蓋 Expired JPS604907Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14278778U JPS604907Y2 (ja) 1978-10-19 1978-10-19 容易開封蓋
US06/055,909 US4256239A (en) 1978-10-19 1979-07-09 Easily openable cover member
DE19792928000 DE2928000A1 (de) 1978-07-26 1979-07-11 Muehelos zu oeffnendes deckelteil
CH6883/79A CH647210A5 (de) 1978-07-26 1979-07-25 Deckelteil fuer einen behaelter.
FR7919189A FR2433462A1 (fr) 1978-07-26 1979-07-25 Couvercle a ouverture facilitee pour recipient
GB7925917A GB2029381A (en) 1978-07-26 1979-07-25 Easily openable container closure
US06/160,590 US4324341A (en) 1978-07-26 1980-06-18 Easily openable cover member
US06/160,591 US4324342A (en) 1978-07-26 1980-06-18 Easily openable cover member

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