JPH0343184Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343184Y2 JPH0343184Y2 JP1984051099U JP5109984U JPH0343184Y2 JP H0343184 Y2 JPH0343184 Y2 JP H0343184Y2 JP 1984051099 U JP1984051099 U JP 1984051099U JP 5109984 U JP5109984 U JP 5109984U JP H0343184 Y2 JPH0343184 Y2 JP H0343184Y2
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- JP
- Japan
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- synthetic resin
- attached
- hook
- resin material
- container
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 8
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- 230000004927 fusion Effects 0.000 claims description 2
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- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は合成樹脂製の包装容器に係る。
「従来の技術」
近時紙製の台板と、該台板表面へ外周のフラン
ジ状部を貼着すると共に中央部を外方へ膨出して
その膨出部内へ商品を入れた透明な合成樹脂材と
で形成し、上記台板上部に吊下げ用孔を穿設した
包装体が用いられている。
ジ状部を貼着すると共に中央部を外方へ膨出して
その膨出部内へ商品を入れた透明な合成樹脂材と
で形成し、上記台板上部に吊下げ用孔を穿設した
包装体が用いられている。
「考案が解決しようとする課題」
上記包装体内の商品を取外すには、台板とフラ
ンジ状部との接着部を剥離するか、或いは合成樹
脂材をナイフ等で切裂く必要があり、そのいずれ
も面倒であつた。
ンジ状部との接着部を剥離するか、或いは合成樹
脂材をナイフ等で切裂く必要があり、そのいずれ
も面倒であつた。
本案は、異種合成樹脂を一体に融合させるとそ
の融合部分が極めて容易に剥離することに着目し
て、容器一部を他部と異なる合成樹脂製の細帯状
部分とし、該部分除去により容易に容器を開封で
きるよう設けたものである。
の融合部分が極めて容易に剥離することに着目し
て、容器一部を他部と異なる合成樹脂製の細帯状
部分とし、該部分除去により容易に容器を開封で
きるよう設けたものである。
「課題を解決するための手段」
二箇の半身１ａ、１ｂの各外周部を接合し、か
つ少なくとも一方半身１ａの中央部を外方へ膨出
して該膨出部分内へ被包装物を収納した合成樹脂
製の包装容器において、上記膨出部を有する半身
の外縁一部に吊下げフツク３を付設し、該フツク
の全体ないし付設部分の一部と、該付設部分から
該付設部分と対向する側の半身外縁部分までの間
の半身形成壁部分に定めた細帯状部分４とを、該
部分を除く他部形成部分７の合成樹脂材に対して
異質の合成樹脂材で形成し、これ等細帯状部分両
側縁と他部形成部分側縁との接合を、各樹脂材料
の融合により一体に接合した。
つ少なくとも一方半身１ａの中央部を外方へ膨出
して該膨出部分内へ被包装物を収納した合成樹脂
製の包装容器において、上記膨出部を有する半身
の外縁一部に吊下げフツク３を付設し、該フツク
の全体ないし付設部分の一部と、該付設部分から
該付設部分と対向する側の半身外縁部分までの間
の半身形成壁部分に定めた細帯状部分４とを、該
部分を除く他部形成部分７の合成樹脂材に対して
異質の合成樹脂材で形成し、これ等細帯状部分両
側縁と他部形成部分側縁との接合を、各樹脂材料
の融合により一体に接合した。
「作 用」
図示状態から容器に対してフツク３を剥離でき
る方向へ引けば、細帯状部分４がその両側イ、イ
において容器の半身から剥離し、よつて膨出部は
開口されることになる。上記細帯状部分は該部分
を除く他部形成部分７を形成する主合成樹脂材と
は異質の合成樹脂材で形成されているため、その
剥離は極めて容易であり、しかもその細帯状部分
４が上記剥離の途中で切断することは全くない。
る方向へ引けば、細帯状部分４がその両側イ、イ
において容器の半身から剥離し、よつて膨出部は
開口されることになる。上記細帯状部分は該部分
を除く他部形成部分７を形成する主合成樹脂材と
は異質の合成樹脂材で形成されているため、その
剥離は極めて容易であり、しかもその細帯状部分
４が上記剥離の途中で切断することは全くない。
「実施例」
第１図で示した本考案包装容器は、皿形に中央
部を外方へ膨出形成した同形の各半身１ａ、１ｂ
を、互いの外周部２，２で向き合わせ接合し、か
つ一端部に陳列用フツク３を設けた形状であり、
そしてこのフツク３部から両半身１ａ、１ｂの縦
廻り中心線に細帯状部分４を介入接合させてあ
り、従つてフツク３部から引裂くことにより細帯
状部分４で二つに縦割りできるようにしている。
部を外方へ膨出形成した同形の各半身１ａ、１ｂ
を、互いの外周部２，２で向き合わせ接合し、か
つ一端部に陳列用フツク３を設けた形状であり、
そしてこのフツク３部から両半身１ａ、１ｂの縦
廻り中心線に細帯状部分４を介入接合させてあ
り、従つてフツク３部から引裂くことにより細帯
状部分４で二つに縦割りできるようにしている。
この本考案包装容器は、第２図に示したような
予め成形により形成されたシート５を例えばバキ
ユーム成形して形成される。
予め成形により形成されたシート５を例えばバキ
ユーム成形して形成される。
即ち、このシート５は容器の半身１ａ、１ｂと
なる円板体を可撓ヒンジ６で一体とし、かつ一方
の半身１ａの半ヒンジ側端にフツク３を形成し、
そしてシート５の一部としてフツク３部から両半
身１ａ、１ｂの中心線部に比較的巾の広い１条の
細帯状部分４を介入し、側縁相互を互いに融合さ
せて平板状に成形したものであり、前記細帯状部
分４は、該部分を除く他部形成合成樹脂と異なる
材質、例えばポリエチレンに対してポリプロピレ
ンとしたものであり、両半身１ａ、１ｂをバキユ
ーム成形等により皿状に絞り、これらを可撓ヒン
ジ６部で折り曲げて向き合わせ、外周部２、２部
で超音波シールにて接着形成する。
なる円板体を可撓ヒンジ６で一体とし、かつ一方
の半身１ａの半ヒンジ側端にフツク３を形成し、
そしてシート５の一部としてフツク３部から両半
身１ａ、１ｂの中心線部に比較的巾の広い１条の
細帯状部分４を介入し、側縁相互を互いに融合さ
せて平板状に成形したものであり、前記細帯状部
分４は、該部分を除く他部形成合成樹脂と異なる
材質、例えばポリエチレンに対してポリプロピレ
ンとしたものであり、両半身１ａ、１ｂをバキユ
ーム成形等により皿状に絞り、これらを可撓ヒン
ジ６部で折り曲げて向き合わせ、外周部２、２部
で超音波シールにて接着形成する。
このような構成の樹脂成形品は、他部形成部分
７と細帯状部分４との境界イ、イで融合力が弱
く、この境界イ、イで分離しやすい性質を有して
いる。即ち、この細帯状部分４が開封部となる。
従つてフツク３を持つて縦に裂けば、第１図２点
鎖線で示したように細帯状部分４の境界イ、イの
分離により容器を容易に二つに縦割りして開封で
きる。
７と細帯状部分４との境界イ、イで融合力が弱
く、この境界イ、イで分離しやすい性質を有して
いる。即ち、この細帯状部分４が開封部となる。
従つてフツク３を持つて縦に裂けば、第１図２点
鎖線で示したように細帯状部分４の境界イ、イの
分離により容器を容易に二つに縦割りして開封で
きる。
第３図は、シート５の一方の半身１ａ中央部を
のみ角形皿状に膨出形成し、細帯状部分４はこの
半身１ａ側にのみ介入接合し、そしてフツク３を
細帯状部分４と同じ材質にて形成した容器の例で
あり、この容器の場合もフツク３を持ち引裂くこ
とにより容易に剥離開封できる。この容器の場
合、サーモフオーム成形によつてもよく、また他
の半身１ｂは可撓ヒンジにより半身１ａと一体と
せず別体を用いることも可能である。
のみ角形皿状に膨出形成し、細帯状部分４はこの
半身１ａ側にのみ介入接合し、そしてフツク３を
細帯状部分４と同じ材質にて形成した容器の例で
あり、この容器の場合もフツク３を持ち引裂くこ
とにより容易に剥離開封できる。この容器の場
合、サーモフオーム成形によつてもよく、また他
の半身１ｂは可撓ヒンジにより半身１ａと一体と
せず別体を用いることも可能である。
「考案の効果」
本案は既述構成とするものであり、被収納物た
る商品を入れた膨出部付き半身１ａの外縁一部に
吊下げフツク３を付設し、該フツクの全体ないし
付設部分の一部と、該部分から該部分と対向する
側の半身外縁部分までの間の半身形成壁部分に定
めた細帯状部分４とを、該部分を除く他部形成部
分７の合成樹脂材と異なる合成樹脂材で形成し、
これ等細帯状部分両側縁と他部形成部分の側縁と
の接合を、各樹脂材料融合により一体に接合させ
たから、上記フツク３を剥離方向へ引くことで上
記細帯状部分４は容器から極めて容易に除去でき
ることとなり、よつてその除去跡の開口部からの
被収納物の取出しが極めて容易である。
る商品を入れた膨出部付き半身１ａの外縁一部に
吊下げフツク３を付設し、該フツクの全体ないし
付設部分の一部と、該部分から該部分と対向する
側の半身外縁部分までの間の半身形成壁部分に定
めた細帯状部分４とを、該部分を除く他部形成部
分７の合成樹脂材と異なる合成樹脂材で形成し、
これ等細帯状部分両側縁と他部形成部分の側縁と
の接合を、各樹脂材料融合により一体に接合させ
たから、上記フツク３を剥離方向へ引くことで上
記細帯状部分４は容器から極めて容易に除去でき
ることとなり、よつてその除去跡の開口部からの
被収納物の取出しが極めて容易である。
第１図は本考案合成樹脂製包装容器の一実施例
の外形斜視図、第２図は同包装容器の構成を示す
ためのシート図、第３図は他実施例の外形斜視図
である。 １ａ、１ｂ……容器の半身、３……陳列用フツ
ク、４……細帯状部分、５……シート、７……他
部形成部分。
の外形斜視図、第２図は同包装容器の構成を示す
ためのシート図、第３図は他実施例の外形斜視図
である。 １ａ、１ｂ……容器の半身、３……陳列用フツ
ク、４……細帯状部分、５……シート、７……他
部形成部分。
Claims (1)
- 二箇の半身１ａ、１ｂの各外周部を接合し、か
つ少なくとも一方半身１ａの中央部を外方へ膨出
して該膨出部分内へ被包装物を収納した合成樹脂
製の包装容器において、上記膨出部を有する半身
の外縁一部に吊下げフツク３を付設し、該フツク
の全体ないし付設部分の一部と、該付設部分から
該付設部分と対向する側の半身外縁部分までの間
の半身形成壁部分に定めた細帯状部分４とを、該
部分を除く他部形成部分７の合成樹脂材に対して
異質の合成樹脂材で形成し、これ等細帯状部分両
側縁と他部形成部分側縁との接合を、各樹脂材料
の融合により一体に接合したことを特徴とする、
合成樹脂製包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5109984U JPS60163261U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 合成樹脂製包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5109984U JPS60163261U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 合成樹脂製包装容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60163261U JPS60163261U (ja) | 1985-10-30 |
| JPH0343184Y2 true JPH0343184Y2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=30569840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5109984U Granted JPS60163261U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 合成樹脂製包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60163261U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0662178B2 (ja) * | 1984-09-06 | 1994-08-17 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製シートとこのシート製容器 |
| JPH0720017Y2 (ja) * | 1988-02-04 | 1995-05-10 | 雪印乳業株式会社 | 帯状のカット部を設けた成形容器 |
| JP4173450B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2008-10-29 | 株式会社吉野工業所 | ゲル状物等収納容器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58177343A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-18 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製シ−ト体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5355375U (ja) * | 1976-10-12 | 1978-05-12 |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP5109984U patent/JPS60163261U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58177343A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-18 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製シ−ト体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60163261U (ja) | 1985-10-30 |
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