JPS6025211Y2 - 手術用縫合糸の包装体 - Google Patents
手術用縫合糸の包装体Info
- Publication number
- JPS6025211Y2 JPS6025211Y2 JP7192181U JP7192181U JPS6025211Y2 JP S6025211 Y2 JPS6025211 Y2 JP S6025211Y2 JP 7192181 U JP7192181 U JP 7192181U JP 7192181 U JP7192181 U JP 7192181U JP S6025211 Y2 JPS6025211 Y2 JP S6025211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer bag
- bag
- opening
- suture thread
- inner bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は手術用縫合糸の包装体に関するもで、その目的
とするところは、縫合糸の保持および滅菌処理が容易で
あるとともに、縫合糸の取出しに際し、外袋の開口と同
時に内袋を開口し、汚染されないように縫合糸の取出し
を行うことができる包装体を提供せんとするにある。
とするところは、縫合糸の保持および滅菌処理が容易で
あるとともに、縫合糸の取出しに際し、外袋の開口と同
時に内袋を開口し、汚染されないように縫合糸の取出し
を行うことができる包装体を提供せんとするにある。
従来の手術用縫合糸の包装体は、第1図示の如く縫合糸
aを滅菌処理済の三折り状の台紙すで包み、これをプラ
スチックフィルム製の外袋c内に第2図示の如く収納し
ていたものであるから、使用に際しては外袋Cの一端部
dを開口し、次に台紙すを外部に取出してさらに内部の
縫合糸aを取出さなければならなかったものである。
aを滅菌処理済の三折り状の台紙すで包み、これをプラ
スチックフィルム製の外袋c内に第2図示の如く収納し
ていたものであるから、使用に際しては外袋Cの一端部
dを開口し、次に台紙すを外部に取出してさらに内部の
縫合糸aを取出さなければならなかったものである。
従って上記の場合は台紙すの取出しが面倒であったばか
りでなく、外袋内への台紙の収納時、あるいは縫合糸の
取出し時に縫合糸aが汚染され易い欠点があった。
りでなく、外袋内への台紙の収納時、あるいは縫合糸の
取出し時に縫合糸aが汚染され易い欠点があった。
本考案は外袋の片面を滅菌フィルター材となすとともに
他面を熱接着可能なプラスチックフィルム材となし、さ
らに縫合糸を収容した内袋を前記外袋内に収納するもの
とともに前記内袋の開口部外側面の一部を、外袋の内面
に一体に接着することにより、従来の欠点を除去したも
のである。
他面を熱接着可能なプラスチックフィルム材となし、さ
らに縫合糸を収容した内袋を前記外袋内に収納するもの
とともに前記内袋の開口部外側面の一部を、外袋の内面
に一体に接着することにより、従来の欠点を除去したも
のである。
以下添附図面に示す本考案の一実施例について詳細に説
明する。
明する。
土は片面を、例えばクラフト紙、カード紙、和紙等の紙
材とポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、ナイ
ロン等のプラスチック不織布シート等の単層体若しくは
複合体よりなる通気性を有する滅菌フィルター材1aと
なし、他面(反対側面)を、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ナイロン等の単層体若しくは複合
体よりなるプラスチックフィルム材1bとなした外袋、
2は該外袋1のシール部、3は該外袋1の開口部に設け
た未シールのめくり部であるが、これを設けない場合も
る。
材とポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、ナイ
ロン等のプラスチック不織布シート等の単層体若しくは
複合体よりなる通気性を有する滅菌フィルター材1aと
なし、他面(反対側面)を、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ナイロン等の単層体若しくは複合
体よりなるプラスチックフィルム材1bとなした外袋、
2は該外袋1のシール部、3は該外袋1の開口部に設け
た未シールのめくり部であるが、これを設けない場合も
る。
4は縫合糸5を収容した内袋で、例えば内面にポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱接着可能な
プラスチック材を塗布した紙シートを、第3図示の如く
、開口部6を外側に折返して折返し縁7となすとともに
前記開口部6の近辺を未シール部8となし他の周辺を全
辺に亘すベタシールあるいはポイントシールによりシー
ル部9として内装工とされている。
レン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱接着可能な
プラスチック材を塗布した紙シートを、第3図示の如く
、開口部6を外側に折返して折返し縁7となすとともに
前記開口部6の近辺を未シール部8となし他の周辺を全
辺に亘すベタシールあるいはポイントシールによりシー
ル部9として内装工とされている。
10は前記内装工の折り返し縁7の一部を外袋1の内面
に一体に接着した接着部である。
に一体に接着した接着部である。
11は前記内装工の一側面に設けられた孔である。
なお本実施例においては内袋4は上記の形態のものに限
定されるものではなく、例えば袋自体をクラフト紙、カ
ード紙、和紙等の紙材とポリエチレン、ポリエステル、
ナイロン等のプラスチック不織布シート等の単層体若し
くは複合体よりなる通気性および熱接着性を有する滅菌
フィルターシートをもって形成してもよく、この場合に
は開口部6には特に折返し縁7を必要とせす、また内袋
4自体が切裂性の良いものあるいはシール部9の引剥し
性が良いものであれば特に開口部6の近辺に未シール部
8を設ける必要はない。
定されるものではなく、例えば袋自体をクラフト紙、カ
ード紙、和紙等の紙材とポリエチレン、ポリエステル、
ナイロン等のプラスチック不織布シート等の単層体若し
くは複合体よりなる通気性および熱接着性を有する滅菌
フィルターシートをもって形成してもよく、この場合に
は開口部6には特に折返し縁7を必要とせす、また内袋
4自体が切裂性の良いものあるいはシール部9の引剥し
性が良いものであれば特に開口部6の近辺に未シール部
8を設ける必要はない。
次に作用について説明する。
本考案における包装体は通常は第5図示の状態で保管あ
るいは保存されているものであるが、縫合糸5の取出し
に際しては、先ず外袋1の開口部のめくり部3を指先で
めくることにより、シール部2を剥離すると、前記外袋
1の内面に開口部6の外側面の一部をシールしてる内装
工が、共に前記開口部6をめくられて、内袋4を大きく
開口することになるので、内部に収容しである縫合糸5
を容易に取出すことができるものである。
るいは保存されているものであるが、縫合糸5の取出し
に際しては、先ず外袋1の開口部のめくり部3を指先で
めくることにより、シール部2を剥離すると、前記外袋
1の内面に開口部6の外側面の一部をシールしてる内装
工が、共に前記開口部6をめくられて、内袋4を大きく
開口することになるので、内部に収容しである縫合糸5
を容易に取出すことができるものである。
本考案によれは縫合糸を収容した内袋はその開口部の外
側面の一部を外袋の内面に一体に接着しであるので、外
袋の開口と同時に内袋の開口を行うことができ、その結
果、汚染されることなく縫合糸の取出しを容易に行うこ
とができるものであるとともに外袋は片面が滅菌フィル
ター材をもって形成されているので、内袋を収納腰完全
包装体となした後に滅菌処理ができ、作業を高能率に行
うことができるだかりてなく衛生的に安全度の高い包装
体を安価に提供できる等の効果がある。
側面の一部を外袋の内面に一体に接着しであるので、外
袋の開口と同時に内袋の開口を行うことができ、その結
果、汚染されることなく縫合糸の取出しを容易に行うこ
とができるものであるとともに外袋は片面が滅菌フィル
ター材をもって形成されているので、内袋を収納腰完全
包装体となした後に滅菌処理ができ、作業を高能率に行
うことができるだかりてなく衛生的に安全度の高い包装
体を安価に提供できる等の効果がある。
第1図および第2図は従来品の一例を示す斜視図、第3
〜5図は本考案の一実施例を示すもので、第3図は内袋
の斜視図、第4図は外袋の斜視図、第5図は外袋内に収
納し、た状態の斜視図である。 1・・・・・・外袋、1a・・・・・・滅菌フィルター
材、1b・・・・・・プラスチックフィルム材、2・・
・シール部、3・・・・・・めくり部、4・・・・・・
内袋、5・・・・・・縫合糸、6・・・・・・開口部、
7・・・・・・折り返し縁、8・・・・・・未シール部
、9・・・・・・シール部、10・・・・・・接着部、
11・・・・・・孔。
〜5図は本考案の一実施例を示すもので、第3図は内袋
の斜視図、第4図は外袋の斜視図、第5図は外袋内に収
納し、た状態の斜視図である。 1・・・・・・外袋、1a・・・・・・滅菌フィルター
材、1b・・・・・・プラスチックフィルム材、2・・
・シール部、3・・・・・・めくり部、4・・・・・・
内袋、5・・・・・・縫合糸、6・・・・・・開口部、
7・・・・・・折り返し縁、8・・・・・・未シール部
、9・・・・・・シール部、10・・・・・・接着部、
11・・・・・・孔。
Claims (1)
- 片面をガス透過性の有する滅菌フィルター材となし、他
面を熱接着可能なプラスチックフィルム材となした外袋
内に、縫合糸を収容した内袋を収納し、前記内袋開口部
外側面の一部を外袋の内面に一体に接着してなる手術用
縫合糸の包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7192181U JPS6025211Y2 (ja) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | 手術用縫合糸の包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7192181U JPS6025211Y2 (ja) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | 手術用縫合糸の包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57185312U JPS57185312U (ja) | 1982-11-25 |
JPS6025211Y2 true JPS6025211Y2 (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=29867707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7192181U Expired JPS6025211Y2 (ja) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | 手術用縫合糸の包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025211Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614641U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-11 | 株式会社 カナエ | 医療材料用滅菌袋 |
US4603538A (en) * | 1984-11-15 | 1986-08-05 | Pfizer Hospital Products Group, Inc. | Method of preparing a double sterile package |
JPS6217047Y2 (ja) * | 1984-11-30 | 1987-04-30 | ||
US6021625A (en) * | 1998-11-24 | 2000-02-08 | Ethicon, Inc. | Process for microbial barrier vent to a foil package |
-
1981
- 1981-05-20 JP JP7192181U patent/JPS6025211Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57185312U (ja) | 1982-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2780931B2 (ja) | 包装体 | |
EP0030348A1 (en) | A method for producing a re-sealable dispenser-container as well as dispenser-container produced according to this method | |
JPH0352292B2 (ja) | ||
EP0119314B1 (en) | A re-sealable dispenser-container | |
JPH0453644U (ja) | ||
JPS6025211Y2 (ja) | 手術用縫合糸の包装体 | |
JP3642949B2 (ja) | 包装体の開封構造 | |
JP3666958B2 (ja) | ウエットティッシュ包装体 | |
JP2006069635A (ja) | ウェット状シート包装体 | |
JPS5831822Y2 (ja) | 密封包装体 | |
JPH0136785Y2 (ja) | ||
JP4184455B2 (ja) | 同時開封トレー収納カートン | |
JP3122714B2 (ja) | ウエットティッシュ包装体 | |
JPH1135079A (ja) | ウェットティッシュ用容器 | |
JPH0215817Y2 (ja) | ||
JP2569275Y2 (ja) | ウェットティシュー包装体 | |
JP2623073B2 (ja) | サニタリー製品包装体 | |
EP0420301B1 (en) | A re-sealable dispenser-container | |
JP2515176Y2 (ja) | 滅菌用容器 | |
KR840002226B1 (ko) | 재봉함 가능한 디스펜서 용기 | |
JPS6025212Y2 (ja) | 手術用縫合糸の包装体 | |
JP3998332B2 (ja) | 吸収性物品の包装構造 | |
JP2713756B2 (ja) | 医療用器具の無菌的接合方法 | |
JPH024931Y2 (ja) | ||
JPS593977Y2 (ja) | 開封容易なガス滅菌用包装体 |