JP3766806B2 - 袋織エアバッグ - Google Patents
袋織エアバッグ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3766806B2 JP3766806B2 JP2002073327A JP2002073327A JP3766806B2 JP 3766806 B2 JP3766806 B2 JP 3766806B2 JP 2002073327 A JP2002073327 A JP 2002073327A JP 2002073327 A JP2002073327 A JP 2002073327A JP 3766806 B2 JP3766806 B2 JP 3766806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- woven
- bag
- density
- airbag
- tissue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D1/00—Woven fabrics designed to make specified articles
- D03D1/02—Inflatable articles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
- Y10T428/1334—Nonself-supporting tubular film or bag [e.g., pouch, envelope, packet, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T442/00—Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
- Y10T442/20—Coated or impregnated woven, knit, or nonwoven fabric which is not [a] associated with another preformed layer or fiber layer or, [b] with respect to woven and knit, characterized, respectively, by a particular or differential weave or knit, wherein the coating or impregnation is neither a foamed material nor a free metal or alloy layer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T442/00—Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
- Y10T442/20—Coated or impregnated woven, knit, or nonwoven fabric which is not [a] associated with another preformed layer or fiber layer or, [b] with respect to woven and knit, characterized, respectively, by a particular or differential weave or knit, wherein the coating or impregnation is neither a foamed material nor a free metal or alloy layer
- Y10T442/2139—Coating or impregnation specified as porous or permeable to a specific substance [e.g., water vapor, air, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T442/00—Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
- Y10T442/30—Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は袋織エアバッグに関し、更に詳しくは、展開時でも袋部と閉部との境界の目開きを抑制して、十分な気密性を確保できると共に、ある一定時間以上展開状態を維持することができる袋織エアバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
袋織エアバッグは、袋部組織に瞬時に空気を送り込んで展開させ、かかる展開状態を一定時間維持することによって、衝撃を吸収する等の目的で使用される。近年、かかる袋織エアバッグは様々な用途に用いられている。例えば、救命ジャケット、救命ボート、マット、ホームエレベーターの他、車両に備え付けられ、車両の衝突時に展開することにより、乗員の胸部や頭部を保護するエアバッグとして用いられる。
【0003】
そして、このような袋織エアバッグの最重要課題として、第1に、エアバッグの袋部が展開して膨張した状態を維持できるように、気密性に優れていることが求められる。また、近年は、車両に備え付けられるエアバッグとして、横転や側方からの衝突に対して運転者の頭部側方を保護するために、車両のピラーやシートサイドに備え付けられることが多い。このようなエアバッグでは、衝突時のみならず、その後の横転等においても運転者の頭部を保護するため、ある一定時間展開状態を確保する必要がある。よって、近年、袋織エアバッグが備える最重要課題としては、気密性に優れているだけでなく、ある一定時間展開状態を確保でき、且つ、車両のピラーやシートサイド等に備え付けることができるように、コンパクトにまとめることができることも求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、袋織エアバッグの織組織によっては、エアバッグの展開時に、袋部と閉部との境界がエアバッグ内のエア圧によって目開きする傾向がある。展開時にかかる目開きが生じると、気密性が低下し、境界部の強度不足やガス漏れの原因となる。その結果、エアバッグをある一定時間以上展開状態を維持することが困難となるおそれがある。
【0005】
かかる点を解決すべく、従来より、様々なエアバッグが開発されている。例えば、特開2000−229550号公報には、袋部と閉部との境界を含む近傍域に、周縁部よりも織密度比率が低い三重織部、四重織部を形成し、表面側にコーティング層が形成されるだけでなく、コーティング剤が裏抜けすることにより、裏面側にもコーティング層を形成した袋織エアバッグが開示されている。更に、特開2001−233153号公報には、一重部組織において、袋部と閉部との境界は経糸1本分だけの3/n斜子織(nは2以上の整数)をとり、袋部と閉部との境界以外の一重部組織は、該境界に続いて経糸n本を有する3/n斜子織(nは2以上の整数)よりなり、且つ一重部組織におけるカバーファクターが4000以上である袋織エアバッグが開示されている。
【0006】
しかし、特開2000−229550号公報及び特開2001−233153号公報に開示されている各袋織エアバッグは、いずれも従来の袋織エアバッグに比べて気密性に優れているが、前者の袋織エアバッグでは、コーティング層を形成するために、別途コーティング工程を行わなければならず、製造工程が複雑となり、コストも高くなる傾向がある。また、コーティング層が厚くなり過ぎると、コンパクトに折り畳むことが困難となるおそれがある。一方、後者の袋織エアバッグは、気密性に優れているが、袋部と閉部との境界における目開きを防止するために境界の織組織を緻密にすると、境界が膨れてコーティング層が不均一となり易く、その結果、コンパクトに折り畳むのが困難となり易い。更に、袋織エアバッグの境界の織組織は、設計の自由度を高めると共に、ガス圧を適度に分散させて応力が集中しないようにするために、直線構造よりは曲線構造であることが望ましいが、上記各公報では、かかる境界の織組織を曲線構造とした場合に、いかにして気密性を確保するかについて特に言及していない。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、展開時でも袋部と閉部との境界の目開きを抑制して、十分な気密性を確保できると共に、ある一定時間以上展開状態を維持することができる袋織エアバッグを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の袋織エアバッグは、袋部と、該袋部に隣接し、2以上の織組織を有する閉部とで構成されている袋織エアバッグであって、上記閉部には、袋部側から順に第1織組織及び該第1織組織の反袋部側に隣接している第2織組織で構成され、上記閉部は一重織によって形成されており、上記第1織組織には上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分が1以上含まれており、上記第2織組織の交錯密度が4/3以上であり、少なくとも上記袋部と上記閉部との境界を含む上記袋部及び/又は上記閉部の外表面の少なくとも一部がコーティングされていることを特徴とする。そして、上記第1織組織は上記袋部に隣接しているものとすることができる。更に、上記第1織組織は2−2組織とすることができる。この場合、上記2−2組織は経糸3〜5本又は緯糸3〜5本で構成されているものとすることができる。また、上記第2織組織は1−1組織とすることができる。この場合、上記1−1組織は経糸2〜5本又は緯糸2〜5本で構成されているものとすることができる。更に、上記袋部、上記第1織組織及び上記第2織組織の交錯密度は、以下の(1)及び(2)の条件のうちの少なくとも1つを満たすものとすることができる(但し、上記第1織組織の交錯密度及び上記第2織組織の交錯密度が共に4/3となる場合は除く。)。
(1)上記袋部の交錯密度が1/2以下
(2)上記第1織組織の交錯密度が2/3以上4/3以下
【0009】
また、他の本発明の袋織エアバッグは、袋部と、該袋部に隣接し、2以上の織組織を有する閉部とで構成されている袋織エアバッグであって、上記閉部には、袋部側から順に第1織組織、該第1織組織の反袋部側に隣接している第2織組織及び該第2織組織の反袋部側に隣接する第3織組織を有し、上記閉部は一重織によって形成されており、上記第1織組織には上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分が1以上含まれており、上記第3織組織は、上記第2織組織よりルーズな織組織であることを特徴とする。更に、上記第1織組織の交錯密度の値は、上記第2織組織の交錯密度の値と上記第3織組織の交錯密度の値との間の値とすることができる。また、上記第3織組織はn−m組織(n、mは共に1以上の整数、但し、1−1組織は除く。)とすることができる。更に、上記第3織組織の交錯密度は1以下とすることができる。
【0010】
他の袋織エアバッグは、袋部と、該袋部に隣接し、2以上の織組織を有する閉部とで構成されている袋織エアバッグであって、上記閉部を構成する織組織のうち、上記袋部に隣接する織組織は、その下布が上記袋部の上布を構成する経糸及び緯糸によって形成され、その上布が上記袋部の下布を構成する経糸及び緯糸によって形成されている反転袋組織であることを特徴とする。また、上記反転袋組織は、上記袋部の織組織を構成する緯糸3〜7本と経糸とで形成することができる。
【0011】
また、他の本発明の袋織エアバッグは、上記袋部及び/又は上記閉部の外表面の少なくとも一部はコーティングされているものとすることができる。更に、本発明の袋織エアバッグは、上記袋部と上記閉部との境界を構成する織組織を曲線構造とすることができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明の袋織エアバッグは、袋部と閉部との境界において織密度の急激な変化を緩和すると共に、閉部の隣り合う織組織が近似する粗さであることから、展開時に応力が集中せず、目開きを抑制することができる。よって、本発明の袋織エアバッグは、展開時でも袋部と閉部との境界での十分な気密性を確保し、ある一定時間以上展開状態を維持することができる。更に、本発明の袋織エアバッグは、袋部と閉部との境界が曲線構造でも目開きを抑えて優れた気密性を確保でき、また、袋織エアバッグの設計の自由度が高く、汎用性が高い。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら更に詳細に説明する。
本発明の袋織エアバッグの部分拡大断面図を図1に示す。また、織組織の最小構成単位を図3に示す。本発明の袋織エアバッグ1Aの全体形状については特に限定はないが、通常、全体としては略矩形状に形成されている。そして、本発明の袋織エアバッグ1Aは、袋織エアバッグ1Aの任意の箇所に設けられた開口部(図示せず)からガスが流入することにより展開する袋部11と、該袋部11に隣接し、ガス漏れが生じないように閉じられている閉部12と、を有する。また、上記閉部12は、袋部側から順に隣接している第1織組織12A、第2織組織12B及び第3織組織12Cで構成されている。上記閉部12は一重織りによって形成されているが、本発明では特にこれには限定されない。更に、本発明の袋織エアバッグは、中央部にも曲線状の閉部が設けられており、これによりエアバッグは複数の膨張室に分割されているが、本発明では特にこれには限定されない。
【0014】
本発明の袋織エアバッグの上記閉部は一重織によって形成されており、2以上の組織を有すると共に、袋部側から順に第1織組織及び該第1織組織の反袋部側(袋部側の反対側)に隣接している第2織組織で構成され、上記第1織組織は上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分を1以上含み、且つ上記第2織組織の交錯密度が4/3以上である。図1及び図3で云えば、第1織組織12Aは第2織組織12Bよりもルーズな織組織である。ここで、「第1織組織が第2織組織よりもルーズな織組織である」とは、以下の(1)及び(2)のうちの少なくとも一方を満たす場合をいう。
(1)第1織組織を「n1×m1織組織」、第2織組織を「n2×m2織組織」とした場合、n1、m1、n2及びm2はいずれも1以上の整数であり、且つ(n1+m1)>(n2+m2)である。
(2)(第1織組織の交錯密度)<(第2織組織の交錯密度)である。
【0015】
ここで上記交錯密度とは、以下の式により求められる値である。一般に、織組織がα−β斜子織の場合は、上記交錯密度は(α+β)/αβの関係がある。
交錯密度=a/b
a:完全組織図(織組織を表す最小構成単位)上の交錯点数(経糸と緯糸とが交錯する点の数、図10(A)〜(D)では、白丸が交錯点であり、この数が交錯点数となる。交錯点数は図10(A)では8、(B)では16、(C)では12、(D)では8)
b:完全組織図のメッシュの数(マス目の数、図10(A)では4、(B)では16、(C)では9、(D)では16)
【0016】
上記第1織組織及び上記第2織組織の態様は、上記要件を満たすことができる限り特に限定はない。例えば、上記第1織組織及び上記第2織組織では、平織、綾織、斜子織、斜文織等の公知の織りを適宜選択することができる。また、上記第1織組織及び上記第2織組織の織組織としては、例えば、1−1組織、2−1組織、1−2組織、2−2組織、2−3組織、3−3組織、3−2組織等のようなn−n’組織(n、n’=1以上の整数、n=n’でもよい。)等から適宜選択して組み合わせることができる。また、上記第1織組織の交錯密度は好ましくは2/3以上4/3以下、更に好ましくは2/3より大きく4/3未満、より好ましくは5/6以上1以下である。更に、上記第2織組織の交錯密度は4/3以上、好ましくは4/3より大きく、より好ましくは3/2以上である。但し、上記第1織組織及び第2織組織の交錯密度が共に4/3となることはない。
【0017】
具体的には、上記第1織組織として、3−3斜子組織(交錯密度=2/3)、3−2斜子組織(交錯密度=5/6)、2−2斜子組織(交錯密度=1、図10(B)参照)、2−2綾組織(交錯密度=1)、2−1綾組織(交錯密度=4/3、図10参照(C))等が挙げられる。また、上記第2織組織として、2−1綾組織(交錯密度=4/3)、1−2斜子組織(交錯密度=3/2)、1−1平組織(交錯密度=2)等が挙げられる。より具体的には、例えば、図3に示すように、第1織組織12Aを2−2組織(好ましくは2−2斜子組織)とし、第2織組織12Bを1/1平組織とすることができる。このような構成を採用することにより、より気密性を向上させることができるので好ましい。
【0018】
また、上記第1織組織及び上記第2織組織を構成する緯糸又は経糸の本数については特に制限はなく、必要に応じて様々な本数とすることができる。上記閉部中の織組織の1つ、特に上記第1織組織として2−2組織(好ましくは2−2斜子組織)を用いる場合、上記2−2組織を構成する緯糸又は経糸の本数は好ましくは3〜5本、更に好ましくは3〜4本又は4〜5本である。また、上記閉部中の織組織の1つ、特に上記第2織組織として1−1平組織を用いる場合、上記1−1平組織を構成する緯糸又は経糸の本数は好ましくは2〜5本、更に好ましくは3〜5本、より好ましくは4〜5本である。以上の各構成とすることにより、より気密性に優れた袋織エアバッグとすることができるので好ましい。また、上記第1織組織を2−2組織(好ましくは2−2斜子組織)とし、且つ、上記第2織組織を1−1平組織とした場合、該2−2組織及び該1−1組織を構成する緯糸又は経糸の本数を上記範囲とすると、更に気密性を向上させることができるので好ましい。
【0019】
また、本発明の袋織エアバッグの上記「袋部側から順に第1織組織及び該第1織組織の反袋部側に隣接している第2織組織で構成され、且つ、上記第1織組織が上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分」は、上記閉部中に含まれていれば、上記閉部中のどこに含まれていてもよい。通常は、上記第1織組織は上記袋部に隣接している。即ち、図1及び図3に示すように、上記第1織組織12Aは上記袋部11の反袋部側に隣接し、これにより、上記「袋部側から順に第1織組織及び該第1織組織の反袋部側に隣接している第2織組織で構成され、且つ、上記第1織組織が上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分」(第1織組織12A及び第2織組織12B)もまた、上記袋部11に隣接して存在している。
【0020】
また、上記閉部中の上記「袋部側から順に第1織組織及び該第1織組織の反袋部側に隣接している第2織組織で構成され、且つ、上記第1織組織が上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分」の数についても、少なくとも1つあれば特に限定はない。本発明の袋織エアバッグでの上記部分の数は通常1〜4、更に好ましくは1〜3、より好ましくは、図1及び図3に示すように1つである。
【0021】
他の本発明の袋織エアバッグでは、図1に示すように、上記閉部12を構成する組織として、上記第2織組織12Bの反袋部側に隣接する第3織組織12Cを有している。かかる第3織組織を有することにより、更に袋部及び閉部での交錯密度の変化を緩和して展開時にエア圧による応力を分散させ、優れた気密性を発揮することができるので好ましい。上記第3織組織の態様については特に限定はなく、必要に応じて種々の織組織とすることができる。例えば、上記第3織組織では、平織、綾織、斜子織、斜文織等の公知の織りを適宜選択することができる。また、上記第3織組織は通常一重織組織であるが、特にこれには限定されない。更に、上記第3織組織は、2−1組織、1−2組織、2−2組織、2−3組織、3−3組織、3−2組織等のようなn−m組織(n、m=1以上の整数、n=mでもよい。但し、1−1組織は除く)等とすることができる。より好ましくは、3−3斜子組織、3−4斜子組織、4−4斜子組織、5−5斜子組織等のようなn’−m’斜子組織(n’、m’=3以上の整数、n’=m’でもよい。)とすることができる。
【0022】
他の本発明の袋織エアバッグにおいて、上記第3織組織は、上記第2織組織よりもルーズな織組織である。ここで、「ルーズな織組織」は、上記の定義と同じである(但し、上記の定義中、「第1織組織」を「第3織組織」と読み替える。)。また、上記第3織組織の交錯密度については特に限定はないが、気密性の点から、上記第1織組織の交錯密度が、上記第2織組織の交錯密度と上記第3織組織の織密度との間の値となるような値とすることが好ましい。より具体的には、上記第3織組織の交錯密度を1以下、好ましくは1未満、更に好ましくは5/6以下、より好ましくは2/3以下である。この範囲に含まれる織組織としては、例えば、2−2斜子組織(交錯密度=1)、3−2斜子組織(交錯密度=5/6)、3−3斜子組織(交錯密度=2/3)、4−4斜子組織(交錯密度=1/2)、5−5斜子組織(交錯密度=2/5)等が挙げられる。
【0023】
他の本発明の袋織エアバッグの上記閉部の構成は、上記要件を満たす限り特に限定はなく、必要に応じて種々の構成とすることができる。上記閉部の構成として好ましくは、上記第1織組織の交錯密度は2/3以上4/3以下、更に好ましくは2/3より大きく4/3未満、より好ましくは5/6以上1以下であり、上記第2織組織の交錯密度は4/3以上、更に好ましくは4/3より大きく、より好ましくは3/2以上であり(但し、上記第1織組織及び第2織組織の交錯密度が共に4/3となることはない。)、上記第3織組織の交錯密度が1以下、好ましくは1未満、更に好ましくは5/6以下、より好ましくは2/3以下であるという構成である。具体的には、交錯密度が上記範囲を満たすものとして上記で例示している織組織を適宜組み合わせた構成である。より好ましい構成は、図3に示すように、上記第1織組織12Aが2/2組織(2/2斜子組織、2/2綾組織等)であり、上記第2織組織12Bが1/1組織(1/1平織組織等)であり、上記第3織組織12Cがn−m斜子組織(n、m=3以上の整数、n=mでもよい。)という構成である。
【0024】
本発明の袋織エアバッグの上記袋部11の態様については特に限定はなく、必要に応じて種々の態様とすることができる。通常、上記袋部は二重織りにより形成されている。また、上記袋部11の織りは平織、綾織、斜文織等の公知の織りを適宜選択することができる。更に、上記袋部の織組織についても特に限定はない。例えば、上記袋部の織組織としては、1−1袋組織、2−1袋組織、1−2袋組織、2−2袋組織、2−3袋組織、3−3袋組織、3−2袋組織等のようなn−n’袋組織(n、n’=1以上の整数、n=n’でもよい。)等が挙げられる。また、上記袋部の交錯密度は通常1/2以下、好ましくは2/5以下とすることができる。ここで、上記袋部の織組織は、上記閉部を構成する組織のうち、上記袋部の反袋部側で隣接する組織より交錯密度が小さい織組織が好ましい。上記袋部の織組織としてより具体的には、図10(D)に示すような袋部平織(交錯密度1/2)が挙げられる(尚、図10(D)中、「(空)」が糸が無い部分、「−」が緯糸、「|」が経糸、「+」が経糸と緯糸の交叉点である。)。
【0025】
本発明の袋織エアバッグの上記袋部及び上記閉部の構成の具体例としては、例えば、上記袋部、上記第1織組織及び上記第2織組織の交錯密度が、以下の(1)及び(2)の条件のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを満たす(但し、上記第1織組織の交錯密度及び上記第2織組織の交錯密度が共に4/3となる場合は除く。)ものが挙げられる。また、他の本発明の袋織エアバッグの上記袋部及び上記閉部の構成の具体例としては、以下の(1)〜(4)の条件のうちの少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、更に好ましくは少なくとも3つ、より好ましくは全てを満たす(但し、上記第1織組織の交錯密度及び上記第2織組織の交錯密度が共に4/3となる場合は除く。)ものが挙げられる。
(1)上記袋部の交錯密度が1/2以下
(2)上記第1織組織の交錯密度が2/3以上4/3以下
(3)上記第2織組織の交錯密度が4/3以上
(4)上記第3織組織の交錯密度が1以下
【0026】
従来の袋織エアバッグでは通常、袋部と閉部では交錯密度が異なり、袋部と閉部との境界部において交錯密度が大きく変化する。よって、展開時には交錯密度が変化する袋部と閉部との境界部に応力が集中し、目開きによるガス漏れが発生しやすい。また、所定以上の目開きはコーティング層の破壊原因ともなる。一方、本発明の袋織エアバッグは、上記構成を採用し、袋部及び閉部での交錯密度の変化を緩和することにより、展開時にエア圧による応力を分散させ、目開きを抑えることができる結果、展開時に優れた気密性を発揮し、一定時間展開状態を維持することができる。
【0027】
他の袋織エアバッグの部分拡大断面図を図2に示す。また、織組織の最小構成単位を図5に示す。本発明の他の袋織エアバッグ1Bの全体形状も、本発明の袋織エアバッグと同様に特に限定はなく、通常、全体としては略矩形状に形成されている。そして、袋織エアバッグ1Bは、袋織エアバッグ1Bの任意の箇所に設けられた開口部(図示せず)からガスが流入することにより展開する袋部11と、該袋部11に隣接し、ガス漏れが生じないように閉じられている閉部12と、を有する。そして、上記閉部12は、上記袋部11の反袋部側に隣接する反転袋組織121と、該反転袋組織121の反袋部側に隣接する第3織組織12Cとで構成されている。
【0028】
袋織エアバッグ1Bの上記閉部12を構成する織組織のうち、上記袋部11に隣接する織組織は、図2に示すように、反転袋組織121である。即ち、上記反転袋組織121の下布121Bは、上記袋部11の上布111を構成する経糸及び緯糸によって形成され、上記反転袋組織121の上布121Aは、上記袋部11の下布112を構成する経糸及び緯糸によって形成されている。かかる構成を採用することにより、境界部がガス圧の緩衝部として作用する結果、ガス圧による応力が緩和されて境界部の目開きを抑制し、ガス漏れを防ぐことができる。
【0029】
上記反転袋組織121は、下布121Bを上記袋部11の上布111を構成する経糸及び緯糸によって形成し、上布121Aを上記袋部11の下布112を構成する経糸及び緯糸によって形成している限り、その織組織については特に限定はないが、他の袋織エアバッグでは、上記反転袋組織121を上記袋部11の織組織を構成する緯糸3〜7本、好ましくは3〜6本、更に好ましくは3〜5本と経糸とで形成することができる。かかる構成により、袋部と閉部との境界における目開きをより抑制し、より優れた気密性を確保することができることから好ましい。
【0030】
また、他の袋織エアバッグでは、図2に示すように、上記反転袋組織121の反袋部側に第3織組織12Cを1以上設けることができる。該第3織組織12Cは、少なくとも1つが上記反転袋組織121の反袋部側に隣接していればよく、その数については特に限定はなく、1種類の組織でもよく、2種以上の織組織が異なる組織で構成されていてもよい。
【0031】
袋織エアバッグ1Bの上記袋部11及び上記第3織組織12Cの態様については特に限定はない。通常、上記袋部11は二重織りにより形成され、上記第3織組織12Cは一重織りによって形成されている。また、上記袋部11及び上記第3織組織12Cの織組織は平織、綾織、斜文織等の公知の織りから適宜選択することができる。また、上記袋部11及び上記閉部13を構成する各織組織についても特に限定はなく、例えば、1−1組織、2−1組織、1−2組織、2−2組織、3−3組織等のようなn−n’組織(n、n’は1以上の整数であり、n=n’でもよい。袋部では上記各組織の袋組織となる。)等とすることができる。好ましくは、図5に示すように、上記袋部11の織組織は1−1袋組織である。また、上記閉部12を構成する組織のうち、上記第3織組織12Cは2−2、3−3組織等のような1−1組織よりも織密度が低いn−n’組織(n、n’は1以上の整数でn=n’でもよいが、n=1且つn’=1は除く。)である。
【0032】
本発明の袋織エアバッグでは、少なくとも上記袋部と上記閉部との境界を含む上記袋部及び/又は上記閉部の外表面の少なくとも一部をシリコーン樹脂等でコーティングしている。また、他の本発明の袋織エアバッグでも、上記袋部及び/又は上記閉部の外表面の少なくとも一部をシリコーン樹脂等でコーティングすることができる。これにより、更に気密性を向上させることができる。他の本発明の袋織エアバッグにおけるコーティングする箇所については、上記袋部及び/又は上記閉部の外表面の少なくとも一部であれば特に限定はなく、好ましくは、少なくとも上記袋部と上記閉部との境界を含む上記袋部及び/又は上記閉部の外表面である。
【0033】
本発明の袋織エアバッグの上記袋部と上記閉部との境界を構成する織組織は直線構造でもよいが、曲線構造の織組織とすることができる。曲線構造とすることにより、袋織エアバッグの設計の自由度を高めると共に、ガス圧を適度に分散させることができると共に、直線構造の場合と同様に優れた気密性を有するものとすることができるので好ましい。
【0034】
【実施例】
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳しく説明する。
(1)袋織エアバッグの構成
本実施例及び比較例の各袋織エアバッグは、経糸及び緯糸として、ナイロン製の350dtex108原糸を用いて製織しており、打ち込み本数を縦135/inch、横122/inch(袋部1枚においては上記数値の1/2となる)で実施し、袋部11と閉部12との境界が曲線構造となるようにしている。また、本実施例及び比較例の各袋織エアバッグの袋部11には、コート量が上布(表側)及び下布(裏側)で各60g/m2となるようにコーティングを行った。そして、本実施例及び比較例の各袋織エアバッグの織組織の最小構成単位を図3〜図8に示す。図3は実施例1、図4は実施例2、図5は実施例3、図6は実施例4、図7は比較例1、図8は比較例2の各袋織エアバッグの織組織の最小構成単位である。本実施例及び比較例の各袋織エアバッグは、いずれも袋部11の織組織が1/1袋組織である。
【0035】
実施例1及び2は、本発明の袋織エアバッグの実施例である。実施例1は、閉部12を構成する織組織のうち、袋部11に隣接する第1織組織12Aが緯糸4本で構成される2/2斜糸組織であり、第1織組織12Aの反袋部側に隣接する第2織組織12Bが緯糸2本で構成される1/1平組織で形成されている。また、実施例2は、閉部12を構成する織組織のうち、袋部11に隣接する第1織組織12Aが緯糸4本で構成される2/2斜糸組織であり、第1織組織12Aに隣接する第2織組織12Bが緯糸4本で構成される1/1平組織で形成されている。また、実施例1及び2ではいずれも上記第2織組織12Bの反袋部側に3/3組織である第3織組織12Cを有している。
【0036】
また、参考例1及び2は、他の袋織エアバッグの例である。参考例1は、閉部12を構成する織組織のうち、袋部11に隣接する織組織が緯糸3本と経糸とで構成された反転袋組織121であり、参考例2は、閉部12を構成する織組織のうち、袋部11に隣接する織組織が緯糸6本と経糸とで構成された反転袋組織121である。尚、上記閉部12のうち、上記反転袋組織121の反袋部側に隣接する第3織組織12Cは一重部組織(3/3組織)である。
【0037】
一方、比較例1は閉部12を構成する織組織のうち、袋部11に隣接する織組織が閉部織組織の1本分にて構成された直線構造であり、これに隣接する組織は一重部組織(3/3組織)である。また、比較例2は閉部12を構成する織組織のうち、袋部11に隣接する織組織は1/1平の織組織であり、該1/1平の織組織に隣接する組織は一重部組織(3/3組織)である。
【0038】
(2)性能評価
上記実施例、参考例及び比較例の各袋織エアバッグにインフレーターを取り付け、展開させる方法により、上記実施例、参考例及び比較例の各袋織エアバッグの内圧の経時変化を調べた。その結果を以下の表1に示す。また、上記実施例、参考例及び比較例の各袋織エアバッグの内圧の経時変化のグラフを図9に示す。尚、表1の測定結果は、上記実施例、参考例及び比較例の各袋織エアバッグについて、サンプル数N=2で測定した平均値である。そして、この結果に基づいて気密性を評価した。
【0039】
【表1】
【0040】
(3)実施例の効果
表1及び図9より、比較例1及び2の各袋織エアバッグは、展開時から6秒後のエアバッグ内圧が4kPa及び14kPaであった。これに対し、本発明の袋織エアバッグである実施例1及び2では、展開から6秒後の袋織エアバッグの内圧が29kPa及び28kPaであった。即ち、実施例1及び2はいずれも比較例の袋織エアバッグよりも更に優れた気密性を備えていることが判る。特に、実施例1及び2の各袋織エアバッグは、いずれも展開から6秒後の袋織エアバッグの内圧が大きいことから、より優れた気密性を備えていることが判る。
【0041】
尚、本発明においては、上記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途に応じて種々変更した実施例とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の袋織エアバッグの部分拡大断面図である。
【図2】 他の袋織エアバッグの部分拡大断面図である。
【図3】 実施例1の袋織エアバッグの織組織の最小構成単位の説明図である。
【図4】 実施例2の袋織エアバッグの織組織の最小構成単位の説明図である。
【図5】 参考例1の袋織エアバッグの織組織の最小構成単位の説明図である。
【図6】 参考例2の袋織エアバッグの織組織の最小構成単位の説明図である。
【図7】 比較例1の袋織エアバッグの織組織の最小構成単位の説明図である。
【図8】 比較例2の袋織エアバッグの織組織の最小構成単位の説明図である。
【図9】 実施例、参考例及び比較例の各袋織エアバッグの内圧の経時変化のグラフである。
【図10】 (A)1−1平織、(B)2−2斜子織、(C)2−1綾織及び(D)袋部平織における交錯密度の説明図である。
【符号の説明】
1A,1B;袋織エアバッグ、11;袋部、111;袋部の上布、112;袋部の下布、12;閉部、12A;第1織組織、12B;第2織組織、12C;第3織組織、121;反転袋組織、121A;反転袋組織の上布、121B;反転袋組織の下布。
Claims (15)
- 袋部と、該袋部に隣接し、2以上の織組織を有する閉部とで構成されている袋織エアバッグであって、上記閉部には、袋部側から順に第1織組織及び該第1織組織の反袋部側に隣接している第2織組織で構成され、上記閉部は一重織によって形成されており、上記第1織組織には上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分が1以上含まれており、上記第2織組織の交錯密度が4/3以上であり、少なくとも上記袋部と上記閉部との境界を含む上記袋部及び/又は上記閉部の外表面の少なくとも一部がコーティングされていることを特徴とする袋織エアバッグ。
- 上記第1織組織は上記袋部に隣接している請求項1記載の袋織エアバッグ。
- 上記第1織組織は2−2組織である請求項1又は2記載の袋織エアバッグ。
- 上記2−2組織は経糸3〜5本又は緯糸3〜5本で構成されている請求項3記載の袋織エアバッグ。
- 上記第2織組織は1−1組織である請求項1乃至4のいずれかに記載の袋織エアバッグ。
- 上記1−1組織は経糸2〜5本又は緯糸2〜5本で構成されている請求項5記載の袋織エアバッグ。
- 上記袋部及び上記第1織組織の交錯密度が、以下の(1)及び(2)の条件のうちの少なくとも1つを満たす請求項1乃至6のいずれかに記載の袋織エアバッグ(但し、上記第1織組織の交錯密度及び上記第2織組織の交錯密度が共に4/3となる場合は除く。)。
(1)上記袋部の交錯密度が1/2以下
(2)上記第1織組織の交錯密度が2/3以上4/3以下 - 袋部と、該袋部に隣接し、2以上の織組織を有する閉部とで構成されている袋織エアバッグであって、上記閉部には、袋部側から順に第1織組織、該第1織組織の反袋部側に隣接している第2織組織及び該第2織組織の反袋部側に隣接する第3織組織を有し、上記閉部は一重織によって形成されており、上記第1織組織には上記第2織組織よりもルーズな織組織である部分が1以上含まれており、上記第3織組織は、上記第2織組織よりルーズな織組織であることを特徴とする袋織エアバッグ。
- 上記第1織組織の交錯密度の値は、上記第2織組織の交錯密度の値と上記第3織組織の交錯密度の値との間の値である請求項8記載の袋織エアバッグ。
- 上記第3織組織はn−m組織(n、mは共に1以上の整数、但し、1−1組織は除く。)である請求項8又は9記載の袋織エアバッグ。
- 上記第3織組織の交錯密度は1以下である請求項8乃至10のいずれかに記載の袋織エアバッグ。
- 上記袋部及び上記閉部の交錯密度が、以下の(1)〜(4)の条件のうちの少なくとも1つを満たす請求項8乃至11のいずれかに記載の袋織エアバッグ(但し、上記第1織組織の交錯密度及び上記第2織組織の交錯密度が共に4/3となる場合は除く。)。
(1)上記袋部の交錯密度が1/2以下
(2)上記第1織組織の交錯密度が2/3以上4/3以下
(3)上記第2織組織の交錯密度が4/3以上
(4)上記第3織組織の交錯密度が1以下 - 上記袋部及び/又は上記閉部の外表面の少なくとも一部がコーティングされている請求項9乃至12のいずれかに記載の袋織エアバッグ。
- 少なくとも上記袋部と上記閉部との境界を含む上記袋部及び/又は上記閉部の外表面がコーティングされている請求項13記載の袋織エアバッグ。
- 上記袋部と上記閉部との境界を構成する織組織が曲線構造である請求項1乃至14のいずれかに記載の袋織エアバッグ。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002073327A JP3766806B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 袋織エアバッグ |
CA 2479207 CA2479207C (en) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Hollow-weave airbag |
AU2003209555A AU2003209555A1 (en) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Hollow-weave airbag |
PL371789A PL216989B1 (pl) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Poduszka powietrzna z tkaniny podwójnej |
PCT/IB2003/000923 WO2003078711A1 (en) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Hollow-weave airbag |
EP03744462A EP1490540B2 (en) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Hollow-weave airbag |
CNB038061341A CN100552110C (zh) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | 袋状组织安全气囊 |
MXPA04008979A MXPA04008979A (es) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Bolsa de aire de tejido hueco. |
CN2009101456307A CN101574949B (zh) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | 袋状组织安全气囊 |
DE60313961T DE60313961T3 (de) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Luftsack aus hohlgewebe |
US10/507,523 US7424899B2 (en) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Hollow-weave airbag |
KR1020047014424A KR100648491B1 (ko) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | 중공-직조 에어백 |
ES03744462T ES2285154T5 (es) | 2002-03-15 | 2003-03-14 | Bolsa de aire inflable (airbag) de tejido en telar hueco. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002073327A JP3766806B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 袋織エアバッグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003267176A JP2003267176A (ja) | 2003-09-25 |
JP3766806B2 true JP3766806B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=28035232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002073327A Expired - Fee Related JP3766806B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 袋織エアバッグ |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7424899B2 (ja) |
EP (1) | EP1490540B2 (ja) |
JP (1) | JP3766806B2 (ja) |
KR (1) | KR100648491B1 (ja) |
CN (2) | CN100552110C (ja) |
AU (1) | AU2003209555A1 (ja) |
CA (1) | CA2479207C (ja) |
DE (1) | DE60313961T3 (ja) |
ES (1) | ES2285154T5 (ja) |
MX (1) | MXPA04008979A (ja) |
PL (1) | PL216989B1 (ja) |
WO (1) | WO2003078711A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005105437A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Asahi Kasei Fibers Corp | エアバッグ用袋織基布 |
KR101011236B1 (ko) * | 2004-04-08 | 2011-01-26 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 기체에 의해 공기 부품성이 있는 이중직물 |
WO2006009072A1 (ja) | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 袋織エアバッグ用基布およびその製造方法 |
US7559345B2 (en) * | 2004-12-13 | 2009-07-14 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Inflatable curtain with variable seam pattern |
EP1728904B1 (de) | 2005-06-02 | 2007-08-08 | Polyamide High Performance GmbH | Gewebe für Airbags |
DE602005026184D1 (de) * | 2005-10-07 | 2011-03-10 | Kolon Inc | Aufblasbare zweischichtige textile flächengebilde |
DE102006021082A1 (de) * | 2006-05-05 | 2007-11-15 | Bst Safety Textiles Gmbh | Nahtkonstruktion für ein Gewebe |
KR101011237B1 (ko) * | 2007-02-23 | 2011-01-26 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 기체에 의한 부품성 이중직물, 이를 포함하는 에어백, 및에어백의 제조방법 |
US8834552B2 (en) * | 2007-12-27 | 2014-09-16 | Cook Medical Technologies Llc | Stent graft having floating yarns |
KR101200902B1 (ko) | 2007-12-28 | 2012-11-13 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 기체에 의한 부품성 이중직물 및 에어백 |
US20100253047A1 (en) * | 2007-12-28 | 2010-10-07 | Kolon Industries, Inc. | Inflatable fabrics and an air-bag |
KR101200903B1 (ko) | 2007-12-28 | 2012-11-13 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 기체에 의한 부품성 이중직물 및 에어백 |
KR101200904B1 (ko) | 2007-12-28 | 2012-11-13 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 기체에 의한 부품성 이중직물 및 에어백 |
CN103582726B (zh) * | 2011-03-31 | 2015-06-03 | 可隆工业株式会社 | 气体可膨胀的双层织物及其制造方法 |
JP5772484B2 (ja) * | 2011-10-14 | 2015-09-02 | トヨタ紡織株式会社 | 袋織エアバッグ |
CN102602357A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-25 | 华懋(厦门)新材料科技股份有限公司 | 一次成形型气囊设计方法及一次成形型安全气囊 |
JP6130804B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-05-17 | 住商エアバッグ・システムズ株式会社 | 袋織基布 |
JP6428008B2 (ja) * | 2014-07-14 | 2018-11-28 | トヨタ紡織株式会社 | 袋織エアバッグ |
CN104250869B (zh) * | 2014-09-04 | 2016-08-24 | 华懋(厦门)新材料科技股份有限公司 | 一次成型充气织物的缓冲密封结构 |
JP6678420B2 (ja) | 2015-02-06 | 2020-04-08 | 住商エアバッグ・システムズ株式会社 | 袋織エアバッグ |
JP6194928B2 (ja) * | 2015-06-24 | 2017-09-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車両構成部材及び車両構成部材成形用の織物 |
JP6760101B2 (ja) * | 2017-01-20 | 2020-09-23 | トヨタ紡織株式会社 | 袋織エアバッグ |
CN114514345B (zh) * | 2019-09-30 | 2024-02-23 | 可隆工业株式会社 | 多层织物 |
CN110983552A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-10 | 江苏惠太汽车科技有限公司 | 一种一次成型充气气囊织物的缓冲密封缝结构 |
CN113789668B (zh) * | 2021-09-10 | 2023-07-07 | 可隆(南京)特种纺织品有限公司 | 保压性高的帘式安全气囊用一次成型气袋制备方法及气袋 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758228Y2 (ja) | 1974-05-20 | 1982-12-13 | ||
JPH02204151A (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | エアーバッグ用袋織地 |
JPH0316852A (ja) | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 袋織のエアーバッグ |
JPH0316850A (ja) | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 二重袋織エアーバッグとその織地 |
JP2961233B2 (ja) | 1989-06-15 | 1999-10-12 | エアバックス インターナショナル リミティド | 特殊ガス排気域を設けた袋織エアーバッグ |
US5098125A (en) * | 1990-06-08 | 1992-03-24 | Stern & Stern Industries, Inc. | Tube, airbag, and method of making the same |
KR0184711B1 (ko) | 1993-03-03 | 1999-05-01 | 히로시 이따가끼 | 에어백용 여과포 |
GB2301320B (en) * | 1994-01-28 | 1998-03-11 | Asahi Chemical Ind | Air bag |
CN2248149Y (zh) * | 1996-01-22 | 1997-02-26 | 洪基全 | 保护气袋装置 |
JP4197746B2 (ja) | 1997-12-19 | 2008-12-17 | ミリケン・アンド・カンパニー | フローバリアを備えた織られたエアーバッグ |
DE19859767B4 (de) † | 1998-12-23 | 2005-09-29 | Autoliv Development Ab | Gassack mit Abströmöffnung |
JP3707282B2 (ja) | 1999-02-09 | 2005-10-19 | トヨタ紡織株式会社 | 袋織りエアバッグ |
US6220309B1 (en) * | 1999-09-24 | 2001-04-24 | Milliken & Company | Inflatable fabrics comprising basket-woven attachment points between fabric panels |
JP2001071847A (ja) | 1999-09-02 | 2001-03-21 | Toyobo Co Ltd | 側面衝突エアバッグ用袋体 |
JP3785301B2 (ja) | 2000-02-22 | 2006-06-14 | トヨタ紡織株式会社 | 袋織エアバッグ |
US6748980B2 (en) * | 2000-12-11 | 2004-06-15 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Base fabric for hollow-woven air bag and air bag |
-
2002
- 2002-03-15 JP JP2002073327A patent/JP3766806B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-14 DE DE60313961T patent/DE60313961T3/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-14 WO PCT/IB2003/000923 patent/WO2003078711A1/en active IP Right Grant
- 2003-03-14 KR KR1020047014424A patent/KR100648491B1/ko active IP Right Grant
- 2003-03-14 MX MXPA04008979A patent/MXPA04008979A/es active IP Right Grant
- 2003-03-14 CN CNB038061341A patent/CN100552110C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-03-14 US US10/507,523 patent/US7424899B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-14 AU AU2003209555A patent/AU2003209555A1/en not_active Abandoned
- 2003-03-14 EP EP03744462A patent/EP1490540B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-14 CN CN2009101456307A patent/CN101574949B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-03-14 CA CA 2479207 patent/CA2479207C/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-14 ES ES03744462T patent/ES2285154T5/es not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-14 PL PL371789A patent/PL216989B1/pl unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60313961T2 (de) | 2008-01-17 |
WO2003078711A1 (en) | 2003-09-25 |
CN101574949A (zh) | 2009-11-11 |
ES2285154T3 (es) | 2007-11-16 |
US20050130520A1 (en) | 2005-06-16 |
CN100552110C (zh) | 2009-10-21 |
US7424899B2 (en) | 2008-09-16 |
MXPA04008979A (es) | 2005-08-15 |
KR20040105769A (ko) | 2004-12-16 |
AU2003209555A1 (en) | 2003-09-29 |
KR100648491B1 (ko) | 2006-11-27 |
CA2479207A1 (en) | 2003-09-25 |
EP1490540B2 (en) | 2010-08-25 |
JP2003267176A (ja) | 2003-09-25 |
EP1490540B8 (en) | 2007-08-01 |
PL371789A1 (en) | 2005-06-27 |
CN1643201A (zh) | 2005-07-20 |
CA2479207C (en) | 2008-01-15 |
ES2285154T5 (es) | 2011-02-07 |
DE60313961T3 (de) | 2011-05-05 |
PL216989B1 (pl) | 2014-06-30 |
DE60313961D1 (de) | 2007-07-05 |
EP1490540A1 (en) | 2004-12-29 |
EP1490540B1 (en) | 2007-05-23 |
CN101574949B (zh) | 2011-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3766806B2 (ja) | 袋織エアバッグ | |
US5441798A (en) | Filter cloth for air bags | |
EP1669481A1 (en) | High-density hollow weave ground fabric | |
US6488311B2 (en) | Integrally woven airbag | |
JP4261231B2 (ja) | エアバッグの改良 | |
JP2005324788A (ja) | 車輛乗員拘束システム用エアバッグ | |
JP5082709B2 (ja) | サイドエアバッグ | |
JP5772484B2 (ja) | 袋織エアバッグ | |
JP2013216213A (ja) | 袋織エアバッグ | |
JP6760101B2 (ja) | 袋織エアバッグ | |
JP2000153743A (ja) | エアバッグ用基布 | |
JP2002321585A (ja) | 側面保護用袋織りエアバッグ | |
JP2022545977A (ja) | 多重織物 | |
JP2010143486A (ja) | 袋織エアバッグ | |
KR101004444B1 (ko) | 기체에 부품성이 있는 이중직물 | |
JP4277296B2 (ja) | 袋織エアバッグ基布及びエアバック | |
JP4258946B2 (ja) | 袋織エアバッグ | |
JP2019119363A (ja) | エアバッグ | |
JP6428008B2 (ja) | 袋織エアバッグ | |
JP3918990B2 (ja) | 袋織りエアバッグ基布及びエアバッグ | |
JP2002327352A (ja) | 袋織りエアバッグ基布 | |
JP2018177038A (ja) | エアベルト | |
JP2018161958A (ja) | 袋織エアバッグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050315 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050811 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3766806 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130203 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140203 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |