JP6130804B2 - 袋織基布 - Google Patents

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Description

本発明は、袋織基布に関するものであり、より詳細には、接合帯に高い引張強度を必要とする袋織基布に関する。
現在生産されているほとんどの乗用自動車には、いわゆるエアバッグが搭載されている。エアバッグは、自動車が他の自動車や障害物と衝突または横転した際に、乗員と自動車車内構造物との間に急速に袋体を膨張させて乗員の安全を図る。このようなエアバッグは、インフレーターから発生するガスによって内部に高い圧力が生じる。この圧力による材料の破壊を防ぐため、必要十分な強度を有する材料を、適宜使用する必要がある。特に、OPW(ワンピースウーブン)によって作られた袋織基布を、エアバッグやその構成部材であるガスホースなどに使用する場合、その接合帯から破断が生じる可能性がある。この接合帯からの基布の破断を抑制する対策の一つとして、接合帯の引張強度を高めることが求められている。
従来、引張強度の高い袋織基布の接合帯として、特許文献1の方法による接合帯が知られている。しかし、特許文献1の方法は、空気漏れの抑制やシワ発生の低減の観点から開発されたものであり、引張強度の観点から見た具体的な記述に乏しい。また、特許文献1の方法を用いても接合帯の引張強度が不足する場合があった。
特開2005−105437号公報
そこで、本発明は、接合帯からの基布の破断を抑制するため、高い引張強度を有する接合帯を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、第1の布層および第2の布層からなる2層構造の袋織部と、袋織部を形成する糸によって連続的に形成される接合帯とを含む袋織基布であって、接合帯が、第1の接合構造部を含み、第1の接合構造部は、袋織部の直ぐ隣に配置されており、第1の接合構造部では、袋織部の第1の布層から第1の接合構造部へ延在する第1の連続糸と袋織部の第2の布層から第1の接合構造部へ延在する第2の連続糸の位置関係が入れ替えられて、2層となる構造が形成されており、第1の接合構造部は、第1の接合構造部の2層となる構造の内部に少なくとも1本の自由直交糸を有しており、自由直交糸は、第1の連続糸および第2の連続糸と直交する方向に延在し、かつ、第1の接合構造部の2層となる構造を形成しないようになっている。
本発明の別の実施形態では、接合帯が、第2の接合構造部をさらに含み、第2の接合構造部は、袋織部からの順序で第1の接合構造部の次に配置され、単層構造を有している。
また、本発明の別の実施形態では、第1の接合構造部が、第1の織組織部および第2の織組織部を少なくとも1つずつ含み、第1の織組織部では、第1の連続糸と第2の連続糸の位置関係が入れ替えられており、第2の織組織部では、第1の連続糸のすべてが自由直交糸に対して第2の布層の側にあり、第2の連続糸のすべてが自由直交糸に対して第1の布層の側にあり、第2の接合構造部が、第3の織組織部を含み、第3の織組織部は一重織組織である。
また、本発明の別の実施形態では、第1の織組織部において、第1の連続糸および第2の連続糸に直交し、布層を形成する形成直交糸の本数が2本以上6本以下であり、第2の織組織部において、自由直交糸の本数が6本以下である。
また、本発明の別の実施形態では、第3の織組織部において、第1の連続糸および第2の連続糸に直交し、布層を形成する形成直交糸の本数が16本以下であり、第3の織組織部を形成する織組織は、第1の連続糸および第2の連続糸が、形成直交糸に対して一方の側からそれぞれの反対側へ2本毎に交互に入れ替わる。
ここで、連続糸とは、袋織部から接合帯へ連続して延在する糸のことをいう。第1の連続糸とは、袋織部の第1の布層から接合帯へ連続して延在する連続糸のことをいう。第2の連続糸とは、袋織部の第2の布層から接合帯へ連続して延在する連続糸のことをいう。直交糸とは、連続糸に直交する糸のことをいう。形成直交糸とは、各部の布層を形成する直交糸のことをいう。自由直交糸とは、布層を形成しない直交糸のことをいう。
膨張可能な袋織基布の形態の一例を示す図である。 本発明の一実施例を概念的に示した概略断面図である。 本発明の一実施例を示す図である。 本発明の別の一実施例を示す図である。 実施例1の概略断面図と織組織とを示す図である。 実施例2の概略断面図と織組織とを示す図である。 比較例1の概略断面図と織組織とを示す図である。 比較例2の概略断面図と織組織とを示す図である。 実施例および比較例の試験結果を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態の例について、図面を参照しながら説明する。ここで示される事項、特に織構造や織組織、織組織の名称、および形状は、本発明の要旨の理解を容易なものとするために示すものであって、本発明の実施の形態を制限するものではない。
また、本発明の織構造は、袋織基布の接合帯の、一部または全部に適用することが可能であり、様々な接合帯の形状、すなわち、緯糸または経糸に対して角度をもって連続する接合帯、曲線的に配された接合帯、屈折した接合帯などに対して適用してもよい。特に、エアバッグに用いる場合には、内部の圧力によって応力の集中する箇所に適用することが好ましい。
図1は、膨張可能な袋織基布の形態の一例を示す図である。膨張可能な袋織基布は、膨張可能な2層構造の袋織部111と、袋織部111の外縁部に配置された接合帯112とを含む。
図2は、本発明の一実施例を概念的に示した概略断面図であり、図1の線2−2に沿って見た図である。本発明の袋織基布は、第1の布層201および第2の布層202からなる2層構造の袋織部111と、袋織部111を形成する糸によって連続的に形成される接合帯112とを含む。接合帯は、第1の接合構造部121を含む。第1の接合構造部は、袋織部の直ぐ隣に配置されている。第1の接合構造部では、袋織部111の第1の布層から第1の接合構造部へ延在する第1の連続糸と袋織部の第2の布層から第1の接合構造部へ延在する第2の連続糸の位置関係が入れ替えられて、2層となる構造が形成されている。
第1の接合構造部は、第1の接合構造部の2層となる構造の内部に少なくとも1本の自由直交糸400を有している。自由直交糸は、第1の連続糸および第2の連続糸と直交する方向に延在し、かつ、第1の接合構造部の2層となる構造を形成しないようになっている。
接合帯112が、第2の接合構造部122をさらに含む。第2の接合構造部122は、袋織部111からの順序で第1の接合構造部121の次に配置され、単層構造を有している。また、第2の接合構造部122に代えて、再び、袋織部を形成するようにすることも可能である。
図3は、本発明の一実施例を示す図であり、概念的な図2をより具体的に示した概略断面図である。
本発明の袋織基布は、第1の布層201および第2の布層202からなる2層構造の袋織部111と、袋織部111を形成する糸によって連続的に形成される接合帯112とを含む。接合帯は、第1の接合構造部121を含む。第1の接合構造部は、袋織部の直ぐ隣に配置されている。第1の接合構造部121では、袋織部111の第1の布層から第1の接合構造部へ延在する第1の連続糸211、212と袋織部の第2の布層から第1の接合構造部へ延在する第2の連続糸213、214の位置関係が入れ替えられて、2層となる構造が形成されている。
第1の布層201は、第1の連続糸211、212に直交する方向に延在し、布層を形成する形成直交糸301、303、305、307を含む。第1の連続糸211、212と形成直交糸301、303、305、307とが第1の布層201の織組織を構成している。同様に、第1の布層202は、第2の連続糸213、214に直交する方向に延在し、布層を形成する形成直交糸302、304、306、308を含む。第2の連続糸213、214と形成直交糸302、304、306、308とが第2の布層202の織組織を構成している。
袋織部111は、図1のように袋状に構成してもよい。この場合、袋織部111は、ガス等の流体を内部に導入するなどの方法で膨張させることが可能である。また、袋織部111は、接合帯の反対側の端部が開放端となるように構成してもよい。この場合、分離した2層の布を展開して広げることが可能である。
2層となる構造とは、第1の連続糸211、212と第2の連続糸213、214の位置関係が入れ替り、離間可能な2つの織物層を形成した構造である。2層となる構造の範囲は、2つの織物層を形成する連続糸のいずれかの糸が、その糸が形成する層とは反対側のもう一方の層の外面側に最初に現れる、袋織部側の点と反袋織部側の点との間121を指す。
例えば、図3において、2つの織物層のうちの下側の織物層を形成する連続糸211は、形成直交糸305と307との間、および、形成直交糸311と313との間で、反対側の上側の層の外面側に現れる。また、2つの織物層のうちの下側の織物層を形成する連続糸212は、形成直交糸307と310との間、および、形成直交糸314と315との間で、反対側の上側の層の外面側に現れる。2つの織物層のうちの上側の織物層を形成する連続糸213は、形成直交糸308と309との間、および、形成直交糸314と315との間で、反対側の下側の層の外面側に現れる。また、2つの織物層のうちの上側の織物層を形成する連続糸214は、形成直交糸306と308との間、および、形成直交糸312と313との間で、反対側の下側の層の外面側に現れる。2つの織物層から見て袋織部側において、連続糸211、212、213、214のいずれかの糸が、その糸が形成する層とは反対側のもう一方の層の外面側に最初に現れる点は、形成直交糸308と309との間である。2つの織物層から見て反袋織部側において、連続糸211、212、213、214のいずれかの糸が、その糸が形成する層とは反対側のもう一方の層の外面側に最初に現れる点は、形成直交糸311と313との間、または、形成直交糸312と313との間である。2層となる構造の範囲は、この両側の点によって定義される範囲である。
第1の接合構造部121は、第1の接合構造部121の2層となる構造の内部に少なくとも1本の自由直交糸400、400’を有している。自由直交糸は、第1の連続糸および第2の連続糸と直交する方向に延在し、かつ、第1の接合構造部の2層となる構造を形成しないようになっている。
自由直交糸400、400’の太さまたは繊度の合計値は、第1の接合構造部121の形成直交糸309、310、311、312の太さまたは繊度の合計値に対して、極端な差が無いことが好ましい。自由直交糸400、400’の太さまたは繊度の合計値は、第1の接合構造部121の形成直交糸309、310、311、312の太さまたは繊度の合計値の10%〜200%の範囲であることが好ましく、20%〜150%の範囲であることがさらに好ましい。
また、本発明の袋織基布に使用する接合帯は、単一の接合構造部とするだけでなく、2つ以上の接合構造部の組み合わせによって形成してもよい。接合帯が2つ以上の接合構造部からなる場合、袋織部側から数えて2つ目の第2の接合構造部122は、単層構造とすることが好ましい。
図4は、本発明の別の一実施例を示す図である。図4の実施例によれば、第1の接合構造部121が、第1の織組織部131および第2の織組織部132を少なくとも1つずつ含む。第1の織組織部131では、第1の連続糸211、212と第2の連続糸213、214の位置関係が入れ替えられており、袋織組織を形成している。この袋織組織の各層の織組織は、各織物層を形成するために必要な交錯度を有していればどのような織組織であってもよく、好ましくは、平織または斜子織または連続糸による畝織であり、さらに好ましくは、交錯度が最も高い平織である。
第2の織組織部132では、第1の連続糸211、212のすべてが自由直交糸400、400’に対して第2の布層202の側にあり、第2の連続糸213、214のすべてが自由直交糸400、400’に対して第1の布層201の側にある。第2の織組織部132の織組織は、このような構造を実現できれば、どのような織組織であってもよい。第1の連続糸211、212と、第2の連続糸213、214との糸使いに合わせて、適宜、平織、斜子織、もしくは、連続糸による畝織、または、これらの混合組織を用いるとよい。
第2の接合構造部は、第3の織組織部133を含む。第3の織組織部133は、一重織組織である。第3の織組織部133は、袋織部側から、第1の織組織部131および第2の織組織部132を少なくとも1つずつ挟んで、袋織部の反対側にある。第3の織組織部133の織組織は、好ましくは、ヤーンシフトを抑制するきつい織組織(平織、連続糸による畝織、2/2斜子織、2/2綾織など)を用いるとよい。
さらに好ましくは、第3の織組織部133の最も袋織部側にある構造は、第1の連続糸211、212は第1の布層側にあり、第2の連続糸213、214は第2の布層側にある。この織組織にすることによって、第1の織組織部131または第2の織組織部132と、第3の織組織部133との境界で、第1の連続糸211、212と第2の連続糸213、214とが入れ替わり、第1の織組織部131および/または第2の織組織部132を形成する直交糸309、310、311、312、400、400’のヤーンシフトを抑制する効果が高まる。
また、第1の織組織部131および第2の織組織部132に存在する直交糸の本数が多くなると、ヤーンシフトによる袋織部111と接合帯112との間の境界部の移動が大きくなる。したがって、第1の織組織部131を形成する直交糸の本数は、2本以上6本以下とすることが好ましい。さらに、第2の織組織部の直交糸、すなわち自由直交糸400、400’の本数は、6本以下とすることが好ましい。
さらに、第3の織組織部133を形成する形成直交糸の本数を、16本以下とすることが好ましく、好ましくは10本以下とすることがさらに好ましい。第3の織組織部を形成する織組織は、第1の連続糸および第2の連続糸が、第3の織組織部を形成する形成直交糸313〜320に対して、一方の側からそれぞれの反対側へ、2本毎に交互に入れ替わる構造とすることが、ヤーンシフトを抑制する観点から好ましい。
本発明の袋織基布に使用する袋織部の織組織は、構造の緻密さ、物理特性や性能の均等性が確保できる点で、平織が好ましいが、斜子織(バスケット織)、格子織(リップストップ織)、綾織、畝織、絡み織、模紗織、あるいはこれらの混合組織などいずれでもよい。
本発明の袋織基布の製造は、通常の工業用織物を製織するのに用いられる各種織機から適宜選定すればよく、例えばシャトル織機、ウォータージェット織機、エアージェット織機、レピア織機、プロジェクタイル織機などから選定すればよい。
また、本発明の袋織基布を構成する繊維糸条は、天然繊維、化学繊維、無機繊維などでよく、特に限定するものではない。なかでも、汎用性があり、基布の製造工程、基布物性などの点から、合成繊維フィラメントが好ましい。例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン46、ナイロン610、ナイロン612などの単独またはこれらの共重合、混合により得られる脂肪族ポリアミド繊維、ナイロン6T、ナイロン6I、ナイロン9Tに代表される脂肪族アミンと芳香族カルボン酸の共重合ポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどの単独またはこれらの共重合、混合によって得られるポリエステル繊維、超高分子量ポリオレフィン系繊維、ビニリデン、ポリ塩化ビニルなどの含塩素系繊維、ポリテトラフルオロエチレンを含む含フッ素系繊維、ポリアセタール系繊維、ポリサルフォン系繊維、ポリフェニレンサルファイド系繊維(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン系繊維(PEEK)、全芳香族ポリアミド系繊維、全芳香族ポリエステル系繊維、ポリイミド系繊維、ポリエーテルイミド系繊維、ポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール系繊維(PBO)、ビニロン系繊維、アクリル系繊維、セルロース系繊維、炭化珪素系繊維、アルミナ系繊維、ガラス系繊維、カーボン系繊維、スチール系繊維などから、適宜、1種または2種以上を選定すればよい。なかでも、ナイロン66繊維、ナイロン6繊維、ポリエステル系繊維が好ましい。
なお、本発明で使用する糸の単糸太さは、互いに同じでも異なっていてもいずれでもよく、例えば、0.5〜6dtexの範囲にあれば好ましい。また、単糸の強度も7cN/dtex以上、好ましくは8cN/dtex以上の糸を用いればよい。さらに、単糸の断面形状も円形、楕円、扁平、多角形、中空、その他の異なる型など、織物の製造、織物の物性に支障のない範囲で適宜選定すればよい。また、繊度や断面形状などが異なる複数の糸を、合糸、撚り合わせなどにより一体化したものを用いてもよい。
これらの繊維糸条には、紡糸性、加工性、耐久性などを改善するために、通常使用されている各種の添加剤、例えば、耐熱安定剤、酸化防止剤、耐光安定剤、老化防止剤、潤滑剤、平滑剤、顔料、撥水剤、撥油剤、酸化チタンなどの隠蔽剤、光沢付与剤、難燃剤、可塑剤などのうちの1種または2種以上を使用してもよい。また、加撚、嵩高加工、捲縮加工、捲回加工、糊付け加工などの加工を施してもよい。さらに、糸条の形態は、長繊維フィラメント以外に、短繊維の紡績糸、これらの複合糸などを用いてもよい。
また、本発明の袋織基布に用いる繊維糸条の物理的性質は、求める性能や目的に応じて、適宜選択すればよい。特に、エアバッグやガスホースなどに用いる場合には、袋織基布の経糸および緯糸の繊度は、一般にエアバッグ用基布に用いられている太さの糸、すなわち150〜1000dtexの範囲から選定すればよく、好ましくは235〜700dtexの範囲とすればよい。繊度が150dtexより細いと、エアバッグやガスホースに求められる強度が得られにくい傾向にあり、1000dtexを超えると、目付けが大きくなりすぎる傾向にある。
また、エアバッグやガスホースなどに用いる場合には、その織構造の緻密さを示す指数であるカバーファクターが500以上であることが好ましく、700以上であることがより好ましい。
前記カバーファクター(CF)とは、袋織基布の経糸および緯糸それぞれの織密度N(本/cm)と太さD(dtex)との積で一般的に求められ、下記式にて表される。
CF=Nw×√Dw+Nf×√Df
ここで、Nw、Nfは、経糸および緯糸の織密度(本/cm)
Dw、Dfは、経糸および緯糸の太さ(dtex)
また、エアバッグやガスホースなどに用いる場合には、本発明の袋織基布に対して、不通気材料を付与することが好ましい。不通気材料とは、例えば以下に示すように、実質的に空気を通さないようにする材料のことで、あり、不通気とは、JIS L1096「一般織物試験方法」における8.27.1 A法(フラジール形法)において、測定値ゼロのことをいう。この材料を、後述する方法により、織物の片面あるいは両面から付与する。この不通気材料は、基布の表面、基布を構成する糸束の交差部、または、繊維単糸の間隙部など、いずれに介在してもよい。
前記材料としては、一般にエアバッグ用基布やガスホース用基布に使用されている材料であればよく、耐熱性、耐磨耗性、基布との密着性、難燃性、不粘着性などを満足するものであればよい。例えば、シリコーン系樹脂またはゴム、ポリウレタン系樹脂またはゴム(シリコーン変性、フッ素変性も含む)、フッ素系樹脂またはゴム、塩素系樹脂またはゴム、ポリエステル系樹脂またはゴム、ポリアミド系樹脂またはゴム、エポキシ系樹脂、ビニル系樹脂、尿素系樹脂、フェノール系樹脂などのうちの1種または2種以上を用いればよい。なかでも、耐熱性および難燃性の点でシリコーン樹脂が好ましい。
付与方法は、1)コーティング法(ナイフ、キス、リバース、コンマ、スロットダイおよびリップなど)、2)含漬法、3)印捺法(スクリーン、ロール、ロータリー、およびグラビアなど)、4)転写法(トランスファー)、および、5)ラミネート法などがあげられる。なかでも、内圧を維持する効果が高い点で、コーティング法もしくはラミネート法が好ましい。
また、エアバッグに用いる場合の付与量としては、片面10〜150g/mであることが好ましく、25〜100g/mであることがより好ましい。また、層状となる場合は、その厚さは10μm以上であることが好ましい。付与量が片面10g/mより少ない、または、層の厚さが10μmより薄いと、必要な気密性を得ることが難しい傾向にある。
また、前記材料には、主たる材料の他、加工性、接着性、表面特性あるいは耐久性などを改良するために、通常使用される各種の添加剤、例えば、架橋剤、接着付与剤、反応促進剤、反応遅延剤、耐熱安定剤、酸化防止剤、耐光安定剤、老化防止剤、潤滑剤、平滑剤、粘着防止剤、顔料、撥水剤、撥油剤、酸化チタンなどの隠蔽剤、光沢付与剤、難燃剤、可塑剤などのうちの1種または2種以上を選択して、混合してもよい。
前記材料の液体としての性状は、塗布量、塗布法、材料の加工性や安定性など、要求される特性などに応じて、無溶媒型、溶媒型、水分散型、水乳化型、水溶性型などから適宜選定すればよい。
また、前記材料には、基布との密着性を向上させるための各種前処理剤、接着向上剤などを添加してもよいし、予め基布表面にプライマー処理などの前処理を施してもよい。さらに、前記材料の物理特性を向上させたり、耐熱性、老化防止性、耐酸化性などを付与するため、前記材料を織物に付与した後、乾燥、架橋、加硫などを熱処理、加圧熱処理、高エネルギー処理(高周波、電子線、紫外線など)などにより行なってもよい。
上記以外にも、必要に応じて、縫製、接着、溶着、圧着などの方法によって接合部分を追加したり、金属刃、レーザー、高圧流体による裁断を行ってもよい。特に、裁断加工を行う場合は、切断面が溶融し、ほつれを抑制できる点から、レーザーによる裁断加工が好ましい。
以下に本発明の実施例を示す。
測定値は、以下の基準にて測定し、評価した。
布強力、伸度: JIS L1096を基準とし、A&D社製テンシロンにて幅50mm、測定長200mm、引張速度200mm/minで測定を3回実施し、その平均値を記録した。
また、各実施例および比較例の袋織基布は、袋織部を2層平織組織とし、接合帯の構造以外はすべて以下に示す条件と同一の条件にて作成した。
作成条件: 糸強力40N/本、伸度21%の470dtex/72fナイロン6.6繊維を、ポリアクリル酸糊剤にてサイジング後、10000本引きそろえ、経糸ビームを作成した。次に、経糸制御にジャカード装置を搭載したエアージェット織機によって、経57本/inch、緯49本/inchで、図1に示す形状の袋織部および接合帯を有する袋織基布を製織した。次に、60℃の水酸化ナトリウム7.4g/L水溶液に浸漬後、80℃のスチーム槽に30秒通し、その後、90℃×1分間の水洗浄を実施し、100℃の加熱ロールにて1分間乾燥後、150℃×30秒間テンターにてヒートセットして巻き取った。
こうして得られた各実施例および比較例の構造の接合帯を有する袋織基布に対して、図1に示す位置113から、接合帯を含む、幅50mm、袋織部の長さ100mmとなるようサンプルを切り出した。そして、袋織部を展開して、接合帯を中央とする測定長200mmの試験サンプルとして引張試験を実施した。
[実施例1]
図5は、実施例1の概略断面図と織組織とを示す図である。実施例1の接合帯は、袋織部側から、第1の織組織部、第2の織組織部、第1の織組織部、第3の織組織部の順に織組織を割り当てた。第1の織組織部は、各層の直交糸が1本となる幅の2層平織り組織とした。第2の織組織部は、直交糸が2本となる幅の連続糸による畝織組織とした。第3の織組織部は、直交糸が8本となる幅の2/2斜子組織とした。
図9に、引張試験の結果を示す。実施例1は、十分に高い引張強度を有することが確認された。
[実施例2]
図6は、実施例2の概略断面図と織組織とを示す図である。実施例2の接合帯は、袋織部側から、第1の織組織部、第2の織組織部、第3の織組織部の順に織組織を割り当てた。第1の織組織部は、各層の直交糸が2本となる幅の2層平織り組織とした。第2の織組織部は、直交糸が2本となる幅の連続糸による畝織組織とした。第3の織組織部は、形成する直交糸を8本とし、第1の連続糸と第2の連続糸とが、第2の織組織部と第3の織組織部との境界で上下に入れ替わる、連続糸による畝織組織とした。
図9に、引張試験の結果を示す。実施例2は、十分に高い引張強度を有することが確認された。
[比較例1]
図7は、比較例1の概略断面図と織組織とを示す図である。比較例1の接合帯は、袋織部側から、2層平織り組織501、2/2斜子組織502の順に織組織を割り当てた。2層平織り組織501は、各層の直交糸が1本になっており、第1の連続糸と第2の連続糸とが上下に入れ替わっている。2/2斜子組織502は、直交糸が8本である。
図9に、引張試験の結果を示す。比較例1は、実施例1および2に対して非常に低い引張強度となった。
[比較例2]
図8は、比較例2の概略断面図と織組織とを示す図である。比較例2の接合帯は、袋織部側から、2層平織り組織501、2/2斜子組織502の順に織組織を割り当てた。2層平織り組織501は、各層の直交糸が2本になっており、第1の連続糸と第2の連続糸とが上下に入れ替わっている。2/2斜子組織502は、直交糸が8本である。
図9に、引張試験の結果を示す。比較例2は、比較例1よりも高い引張強度を示したが、実施例1および2に対しては低い引張強度となった。
以上のように、本実施例は、比較例と比較して、引張強度の高い接合帯を有するということが確認された。
以上のように、本発明により、引張強度の高い接合帯を有する袋織基布が得られる。特に、例えば自動車のエアバッグやその構成部材であるガスホースなどの、接合帯に高い応力がかかる用途、袋織部に高圧の流体を導入する用途において、接合帯からの破断を抑制し得る袋織基布が得られる。
111 袋織部
112 接合帯
113 サンプル取得箇所を示す範囲
121 第1の接合構造部
122 第2の接合構造部
131、131’ 第1の織組織部
132 第2の織組織部
133 第3の織組織部
201 第1の布層
202 第2の布層
211、212 第1の連続糸
213、214 第2の連続糸
301〜320 形成直交糸
400、400’ 自由直交糸
501 2層平織り組織
502 2/2斜子組織

Claims (5)

  1. 第1の布層(201)および第2の布層(202)からなる2層構造の袋織部(111)と、前記袋織部を形成する糸によって連続的に形成される接合帯(112)とを含む袋織基布であって、前記接合帯が、第1の接合構造部(121)を含み、前記第1の接合構造部は、前記袋織部の直ぐ隣に配置されており、前記第1の接合構造部では、前記袋織部の前記第1の布層から前記第1の接合構造部へ延在する第1の連続糸(211、212)と前記袋織部の前記第2の布層から前記第1の接合構造部へ延在する第2の連続糸(213、214)の位置関係が入れ替えられて、2層となる構造が形成されており、前記第1の接合構造部は、前記第1の接合構造部の2層となる構造の内部に少なくとも1本の自由直交糸(400、400’)を有しており、前記自由直交糸は、前記第1の連続糸および前記第2の連続糸と直交する方向に延在し、かつ、前記第1の接合構造部の2層となる構造を形成しないようになっている、袋織基布。
  2. 前記接合帯(112)が、第2の接合構造部(122)をさらに含み、前記第2の接合構造部は、前記袋織部からの順序で前記第1の接合構造部の次に配置され、単層構造を有している、請求項1に記載の袋織基布。
  3. 前記第1の接合構造部(121)が、第1の織組織部(131、131’)および第2の織組織部(132)を少なくとも1つずつ含み、前記第1の織組織部では、前記第1の連続糸と前記第2の連続糸の位置関係が入れ替えられており、前記第2の織組織部では、前記第1の連続糸のすべてが前記自由直交糸に対して前記第2の布層の側にあり、前記第2の連続糸のすべてが前記自由直交糸に対して前記第1の布層の側にあり、前記第2の接合構造部(122)が、第3の織組織部(133)を含み、前記第3の織組織部は一重織組織である、請求項2に記載の袋織基布。
  4. 前記第1の織組織部において、前記第1の連続糸および前記第2の連続糸に直交し、布層を形成する形成直交糸(309、310、311、312)の本数が2本以上6本以下であり、前記第2の織組織部において、前記自由直交糸(400、400’)の本数が6本以下である、請求項3に記載の袋織基布。
  5. 前記第3の織組織部において、前記第1の連続糸および前記第2の連続糸に直交し、布層を形成する形成直交糸(313〜320)の本数が16本以下であり、前記第3の織組織部を形成する織組織は、前記第1の連続糸および前記第2の連続糸が、前記形成直交糸(313〜320)に対して一方の側からそれぞれの反対側へ2本毎に交互に入れ替わる、請求項3または4に記載の袋織基布。
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