JP3729784B2 - デバイスの欠陥検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents

デバイスの欠陥検査装置及び欠陥検査方法 Download PDF

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Description

技術分野
この発明は、デバイスの欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関し、特に半導体集積回路の製造において使用されるウエハ上に形成されるデバイスの欠陥、特に電気的配線の切断とショートの欠陥の検知に有用なデバイスの欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関する。
背景技術
半導体の製造プロセスは、露光、エッチング、膜付け、ドーピングなどの一連の処理の繰り返しからなる。使用される生産プロセスの成熟度に依存して、処理間で欠陥(形状欠陥、電気的欠陥)検査や寸法計測を行う。製造プロセスの早期立ち上げの観点からは、これらの検査装置や計測装置のデータを早期に製造プロセスにフィードバックすることが必要である。デバイスの異物や配線の異常形状を検査する形状検査装置には、光学的顕微鏡と走査電子顕微鏡がある。一方、デバイス中の配線の切断やショート等の電気的欠陥の検査装置には、走査電子顕微鏡(以下、SEMと略す)や走査イオン顕微鏡(以下、SIMと略す)の像における電圧コントラストを利用した検査装置がある。後者の電子ビームあるいは集束イオンビーム(以下、FIBと略す)を用いた検査装置は、例えば特開平9−326425号公報、特開平10−313027号公報、特開平11−121559号公報に開示されている。
電圧コントラスト画像においては、その画像を形成している構成体(例えば、配線)の電圧が、画像におけるその構成体の輝度を決定する。その構成体への電圧は、機械的プローブ(導体プローブ)で印加する場合や走査ビーム自体の電荷付与によって印加する場合とがある。後者の場合において、フローテイング導体(例えば配線)は少し正に充電されるため、最適化された検査装置でSIM像を観察する場合、これらは暗く、あるいはくすんだように見える。一方、接地されている導体は電荷が蓄積されないため、同一の明るさの像として観察される。また、電圧コントラストの検出能力を最適化するために、試料と二次電子検出器間にバイアス電位を印加したフィルターメッシュを設けることも知られている。
従来の検査装置における導体プローブは、試料ステージに搭載され、試料ステージと同期移動する試料ステージ同期型導体プローブか、FIB生成部に対して相対的に固定されている、例えば試料室側天井面に固定される固定型導体プローブかのいずれかが採用されている。
シリコン集積回路のチップサイズは、その世代と共に変化していくが、現在及び次世代のチップサイズは約20〜25mm角、TEG(Test Element Group)の1ユニットのサイズは1〜2.5mm角、最小配線幅は0.1〜0.5μmである。ここでTEGとはトランジスタやコンデンサ、抵抗、配線などの種々素子の特性値や製造プロセスをモニターするためのテスト用素子群である。一方、従来のFIB装置において、例えば、0.1μmレベルのTEGパターン配線の欠陥観察において、0.1μmをSIM画像の4ピクセル数に割り当てると、1024×1024ピクセルのSIM像視野は約26μm角となる。この大きさはTEG1ユニットのサイズ1〜2.5mm角と比べて1/40〜1/200と小さいが、SIM像視野の原点をシフトするビームシフト機能と組み合わせれば最低倍率のSIM像視野でTEG1ユニットのほぼ全域をカバーできれば操作性が向上する。しかし、1〜2.5mm角のTEG1ユニットをカバーできても、1チップ内に作られた全てのTEGの回路配線パターンを、試料ステージを移動すること無くSIM像観察することはできない。
従来の検査装置における導体プローブは、試料ステージに搭載され、試料ステージと同期移動する試料ステージ同期型導体プローブか、FIB生成部に対して相対的に固定されている固定型導体プローブかである。一般に、導体プローブ先端の移動範囲が大きいほどその移動位置精度が悪い傾向がある。そのため、プローブ先端の移動に関して、1チップ全面(約20〜25mm角)の広範囲移動と、最低倍率のSIM像視野(1〜2.5mm角)の高位置精度での移動との両者を満足させたものがなかった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、広範囲移動と狭い範囲での高位置精度での移動の両者に対する要求を満たすと共に、導体プローブの使い勝手を改善し、検査効率を向上したデバイスの欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することを目的とするものである。
発明の開示
本発明では、まず、(1)デバイス例えば半導体チップの電気的に分離された構成体(例えば、配線)が電気的に接地された構成体(例えば、基板)に対して異なる電圧になるように電荷を供給し、次に(2)SIM像を利用してこのような構成体を含むチップの電圧コントラストデータを取得する。最後に、(3)電圧コントラストデータを解析してこのような構成体に対する所定の電圧と異なる電圧にある構成体を検知する。ステップ(1)において、電荷の供給はSIM像観察用のFIB自体を照射している最中にも生じるし、機械的接触を利用する導体プローブを用いることもできる。また、フローティング構成体に機械的接触を可能とする導体プローブは、FIB照射で供給された電荷を所望の電位にまで取り除いたり、更に供給することもでき、FIBのみの場合に比べて種々の電位制御ができ、電圧コントラスト解析による欠陥検査に高い信頼性をもたらす。導体プローブは、それを移動する導体プローブ移動機構とセットとなって導体プローブ手段を構成している。
本発明によるデバイスの欠陥検査装置は、複数の導体プローブ手段を備え、そのうちの一部は試料ステージ移動と同期して移動するタイプの導体プローブ手段であり、残りは集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定され試料ステージを移動させても移動しないタイプの導体プローブ手段である。
SIM像の観察視野位置の移動は、その移動先がビームシフト量を0にした時の低倍率のSIM像視野(通常数100μm角)内に位置する時はビームシフトのみで行う。その視野外に位置する時は試料ステージによる粗移動とビームシフトによる微移動とを組み合わせて行う。
画像表示部には、試料表面のSIM観察像Aの他に、試料の検査領域を表す検査領域画像Bも表示し、検査領域画像BにはSIM観察像Aの視野位置や各導体プローブの先端位置も重ねて表示する。また、各導体プローブの先端位置の表示には、そのプローブ先端を試料に接触させているか否かの状態情報も表示する。検査領域画像B上でSIM観察像Aの観察視野や各導体プローブの先端を移動させたい場合は、それぞれその移動先位置を指定することにより行う手段を設ける。また、特定の導体プローブの先端をSIM像視野の中心位置とリンクしておくことにより、SIM像視野を移動すれば、導体プローブの先端も視野移動先の視野内に位置する様に移動させるリンク移動手段を設ける。
すなわち、本発明によるデバイスの欠陥検査装置は、試料室と、試料室内でデバイス試料を保持して移動可能な試料ステージと、試料ステージに保持された試料に集束イオンビームを照射する集束イオンビーム生成部と、集束イオンビームの照射によって試料から発生する二次荷電粒子を検出する荷電粒子検出部と、二次荷電粒子の検出強度を輝度信号とする観察像Aを表示する画像表示部と、試料に接触させる導体プローブ及び当該導体プローブを移動させる導体プローブ移動機構を備える複数の導体プローブ手段とを含むデバイスの欠陥検査装置において、導体プローブ手段として、集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段と、試料ステージに対して相対的に固定された導体プローブ手段とを備えることを特徴とする。
集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段は、試料ステージに対して相対的に固定された導体プローブ手段より高位置精度で導体プローブ先端を移動することができる。導体プローブ先端の移動範囲は、試料ステージに対して相対的に固定された導体プローブ手段より、集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段の方が小さい。
集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段の導体プローブ移動機構は試料室の側壁面、天井面、あるいは集束イオンビーム生成部に固定することができ、試料ステージに対して相対的に固定された導体プローブ手段の導体プローブ移動機構は試料ステージに固定することができる。
また、集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段の導体プローブの先端を前記観察像Aの視野内に常に位置づける機能を有することが好ましい。
画像表示部に試料上での前記導体プローブの先端位置を示す検査領域画像Bを表示することが好ましい。その際、検査領域画像Bには、導体プローブの先端と試料との機械的接触の有無を表示することが好ましい。検査領域画像Bには、更に複数の導体プローブどうしの空間的干渉状態を表示することもできる。
本発明によるデバイスの欠陥検査方法は、試料ステージ上に保持されたデバイス試料の電圧印加点に導体プローブの先端を接触させ、その導体プローブから試料に電圧を印加した状態で集束イオン生成部から試料に集束イオンビームを照射し、試料から発生する二次荷電粒子を検出して撮像した走査イオン顕微鏡像の電圧コントラストに基づいて配線欠陥を検出するデバイスの欠陥検査方法において、走査イオン顕微鏡の視野移動に関連して変更する必要のある試料の電圧印加点には集束イオン生成部に対して相対的に固定された位置に保持された導体プローブから電圧印加を行い、走査イオン顕微鏡の視野移動に必ずしも関連して変更する必要のない試料の電圧印加点には試料ステージに保持された導体プローブから電圧印加を行うことを特徴とする。
走査イオン顕微鏡の視野移動は、試料ステージ移動又はビームシフト機能によって行われる。走査イオン顕微鏡の視野移動に関連して変更する必要のある試料の電圧印加点とは、通常は欠陥の確認のための電圧印加点であり、典型的には微細なパターン上に設定される。走査イオン顕微鏡の視野移動に必ずしも関連して変更する必要のない試料の電圧印加点とは、配線のパッド部分などTEGパターンに電圧を印加するための箇所である。この場合の電圧印加点は、1つのTEGの検査中に走査イオン顕微鏡の視野移動と同期して変更することはないが、別のTEGの検査に際しては変更する必要がある。
集束イオン生成部に対して相対的に固定された位置に保持された導体プローブの先端は、走査イオン顕微鏡の視野とリンクして移動させるようにするのが好ましい。
また、導体プローブの先端位置を走査イオン顕微鏡像に重ねてマークで表示し、走査イオン顕微鏡像に対するマークの表示位置を移動することによりその移動に対応させて導体プローブの先端位置を移動するようにすることができる。この走査イオン顕微鏡像に対するマークの表示位置の移動は、マウス等のポインティングデバイスを用いてマークを操作することで行うことができる。
本発明によると、半導体集積回路チップ等の被検デバイスをFIB走査し、かつ、チップ上の配線部の任意個所に導体プローブを機械的に接触させて所望の電位を印加することにより、チップのSIM像を形成し、その電位コントラストの解析により配線の断線やショート欠陥を高信頼性をもって検知できる。特に、導体プローブを複数個とし、そのうちの少なくとも一つは試料ステージと同期して移動可能な試料ステージ同期型導体プローブであり、他は集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定されてい固定型導体プローブである。これにより、TEG(1〜2.5mm角)が多数配置されている1チップ(20〜25mm角)の全領域において(全TEGに対して)、サブμmサイズの配線パターンの断線やショート欠陥などの配線パターンの欠陥を、操作性よく、かつ効率的、高い信頼度で検査することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明によるデバイスの欠陥検査装置の概略構成図である。
図2は、図1に示した装置の試料室内をFIB軸方向から見た概略上面図である。
図3は、試料室の側壁面に固定した固定型導体プローブ手段の例を示す概略図である。
図4は試料ステージ上に搭載した試料ステージ同期型導体プローブ手段の例を示す概略図である。
図5は、試料室の天井面に固定した固定型導体プローブ手段の例を示す概略図である。
図6は、集束イオンビーム生成部の下部面に固定した固定型導体プローブ手段の例を示す概略図である。
図7は、画像表示部であるCRT表示画面の一例を示す説明図である。
図8は、検査領域画像Bの表示例を示す説明図である。
図9は、プローブ先端部位置を移動する処理フロー図である。
図10は、配線パターンTEGのズームアップした検査領域画像Bの例を示す図である。
図11は、配線パターンTEGのズームアップした検査領域画像Bの例を示す図である。
図12は、配線間のショート欠陥のFIBによる修復加工の概略図(加工前)である。
図13は、配線間のショート欠陥のFIBによる修復加工の概略図(加工後)である。
図14は、導体パターンが繰り返し配置されているデバイスのSIM像の例を示す図である。
図15は、導体パターンが繰り返し配置されているデバイスのSIM像の例を示す図である。
図16は、パッドパターンに印加する電圧信号の説明図である。
図17は、導体パターン55〜57の輝度信号強度Iの説明図である。
図18は、隣接導体パターン間の輝度信号強度差ΔIの説明図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は本発明による欠陥検査装置の概略構成図、図2は図1に示した欠陥検査装置の試料室内の試料15や試料ステージ16、導体プローブ手段21,22,23をFIB軸方向から見た概略上面図である。FIB生成部10はガリウム液体金属イオン源からイオンを引き出して30kVに加速して集束しFIB11を生成する。FIBの電流は約1pAから20nAの範囲にあり、通常、欠陥のSIM像観察には1pAから100pAが、FIBアシストによる導体膜デポジションには数10pAが、また断面加工や穴加工には数10pAから20nAが使われる。FIB11は、試料チップ15に照射され、試料からの放出二次荷電粒子で最も多い二次電子12は荷電粒子検出器13にて検出される。試料15は試料ステージ16に搭載されており、FIB軸(z軸に取る)に垂直な面、つまりxy面で移動可能である。
試料15の周りには、試料に機械的接触により電位を印加する導体プローブ手段21,22,23が配置されている。そのうち、導体プローブ手段21は、FIB生成部に対して相対的に移動の無い個所、ここでは図3に示すように、試料室20の側壁面20aに固定されている固定型導体プローブ手段である。導体プローブ手段21は、導体プローブ移動機構21cにより導体プローブ21aの先端部をxyz方向に移動制御できる。xy移動できる最大領域は、FIBの最大走査視野、ここで述べる例では約2mm角をカバーしている。残りの導体プローブ手段22と23は、図4に示すように、試料ステージ16上に搭載された試料ステージ同期型導体プローブ手段である。等体プローブ手段22,23の各導体プローブ22a,23aの先端部は、それぞれの導体プローブ移動機構22c,23cによりxyz移動制御できる。
FIB生成部10、荷電粒子検出器13、試料ステージ16、導体プローブ手段21,22,23は、制御部17を介してコンピュータ18からそれぞれ制御される。また、試料表面に局部的に導体薄膜付けを行うFIBアシストデポジション用ガス銃14も制御部17に接続されている。コンピュータ18には、走査二次電子画像A及びFIBの照射位置及び導体プローブの先端部位置の位置画像Bを表示するCRT等の画像表示部19が接続されている。
上記では固定型導体プローブ手段21を試料室20の側壁面20aに固定した例を説明したが、固定型導体プローブ手段21は、図5に示すように試料室20の天井面20bに固定してもよいし、図6に示すように集束イオンビーム生成部10の下部面10aに固定してもよい。図3のように固定型導体プローブ手段21を試料室20の側壁面20aに固定する方式は、図5に示す試料室の天井面20bや図6に示す集束イオンビーム生成部10の下部面10aに固定する方式と比べ被固定物体からの取り外しが容易であり、保守に好都合である。一方、図6に示すように集束イオンビーム生成部10に固定する方式は、同期型導体プローブ移動機構部21cから試料表面までの距離が他の方式と比べて短いため、導体プローブの長さを短くでき、導体プローブの揺れを少なくしてその先端の位置合わせ精度を高くできる特徴がある。
図7は画像表示部19であるCRT画面の一例の説明図である。図7に示すように、CRT画面19aには、モニター用SIM像A、導体プローブの先端部位置やモニター用SIM像検査視野枠を表示する検査領域画像B、SIM画像強度の特定xあるいはy位置でのyあるいはxライン分布を表すグラフ窓C、FIB生成部などで制御するイオン加速電圧、集束レンズ電圧、ビーム絞り、ビーム電流、SIM像の像取得条件などの表示窓D、また種々の制御窓を引き出すためのメニューバーEなどが表示されている。試料ステージ移動に関するナビゲーション画像Fも用意されているが、この画像Fの窓表示は、メニューバーEから引き出すことで行える。
次に、図8を用いて検査領域画像Bについて詳細に説明する。検査領域画像Bの画像の下地には、その検査領域のSIM像の記録画像を用いる。検査領域画像Bの表示窓の外枠には、画像のズームのアップ/ダウンボタン及びアップ時に画像を上下左右にスライドするスライドバーや画像の任意の点で画像をつかんで上下左右にスライドするための機能をON/OFFする手型表示のボタンが付属している。また、検査領域画像Bの表示窓を複数表示して、ズーム倍率の異なる検査領域画像を比較参照することもできる。この検査領域画像Bの中には、導体プローブ手段21〜23のそれぞれの導体プローブ21a〜23aの先端部位置を表すマーク形状(◎と○)21b〜23b、及びモニター用SIM像視野の領域(位置と大きさ)を表す矩形枠25が下地の画像に重ねて表示されている。マーク形状(◎と○)は、導体プローブの先端部が試料表面に接触しているか否かの状態も区別している。例えば、図8に示されている導体プローブの先端部位置21b,22bを示しているマーク形状◎は接触を表し、導体プローブの先端部位置23bを示しているマーク形状○は非接触を表している。また、複数の導体プローブを区別するために、マーク形状の表示色を変えてある。
検査領域画像B上で導体プローブ手段のプローブ先端部位置を他の特定位置に移動するには、マウスドラッグ方法とキー入力方法の2つの方法がある。図9にその処理フロー図を示す。
まず初めに、移動方式としてマウスドラック方式とキー入力方式との二者択一をする。また、SIM像走査領域のプローブ先端とのリンク移動の有無の二者択一をする(S11)。リンク移動機能とは、導体プローブの先端の移動とリンクしてSIM像視野も移動させる機能で、導体プローブの先端の移動中の状態をSIM像でモニターするためのものである。SIM像視野の移動については後述する。
次に、移動方式がマウスドラッグ方式かキー入力方法かを判定する(S12)。マウスドラッグ方式であれば、位置表示画像B上で移動対象導体プローブの先端位置マーク形状◎あるいは○をマウスでつかみ、移動先までドラッグして離す(S13)。一方、キー入力方式であれば、位置表示画像B上で移動対象導体プローブの先端位置マーク形状◎あるいは○をマウスでクリックして選択し、選択した導体プローブの移動量(移動距離のxとy成分;ΔxとΔy、あるいは移動距離Δsと移動先の方位角θ)をキー入力する(S14)。
次に、移動先座標と移動距離の計算する(S15)。続いて、導体プローブの先端位置マーク形状が接触状態を表す「◎」であるかあるいは否接触状態を表す「○」であるかを判定する(S16)。マーク形状が◎であれば、導体プローブの先端をz方向にある特定量Δz移動して否接触状態にし、マーク形状を◎から○に変更する(S17)。その後、導体プローブの先端の実移動とマーク形状○の移動を行う。実移動中は○を点滅表示する。また、リンク移動有りの場合はSIM像視野もリンク移動する(S18)。最後に、移動終了後はマーク形状○の点滅表示を停止する(S19)。ステップ16の判定で、マーク形状が○であるばあいには、異動対象導体プローブの先端位置が非接触状態であるため、ステップ17の処理をスキップしてステップ18に進み、以下同様の処理を行う。
また、SIM像視野の移動もプローブ先端部位置のマウスドラッグ方式と同様、図8に示したSIM像視野枠25をマウスでつかんで移動先までドラッグして離せば、制御部からビームシフト、あるいはビームシフトと試料ステージ移動の組み合せが指令され、SIM像視野の移動が実行される。この移動は、その移動先がビームシフト量を0にした時の低倍率のSIM像視野(通常数100μm角)内に位置する時はビームシフトのみで行う。一方、その視野外に位置する時は試料ステージによる粗移動とビームシフトによる微移動とを組み合わせて行う。ここで、ビームシフトによる移動量に制限を設けたのは、ビーム走査の偏向量が大きくなるとSIM像が歪み、移動位置精度が大きく落ちるのを避けたためである。
操作性の向上を図るため、導体プローブ21a〜23aの先端位置マーク21b〜23b(◎あるいは○)に関する位置情報に、プローブ先端の大きさやそのプローブの向きの情報もリンクしてコンピュータ内に組み込んである。それにより、プローブ先端部が互いに近くなりすぎたりして空間的に干渉を起こす恐れがある場合は、両者の位置マークを同時に点滅させるなどして、その干渉の有無を装置オペレータに提示するとともに、そのプローブがそれ以上近づくことがない様にソフト的に制限がかけてある。さらに、検査領域画像Bのズームのアップ/ダウン機能及びスライド機能の利用で位置分解能サブミクロンレベルで上記導体プローブ先端の移動ナビゲーションができる。また、デバイスの検査効率を上げるために、検査対象デバイスの回路パターン配置データをワークステーション(図示せず)から貰い、コンピュータ18を介解してこの回路パターン像を上記の位置表示画像B上に倍率、像回転角などを補正して重ね合わせて表示することもできる。これにより、埋設している下層の配線や素子の位置を視覚的に予測することができる。
次に、配線パターンTEGの検査方法の一例について、図10及び図11のズームアップした検査領域画像Bを用いて説明する。この例の検査領域画像Bには、櫛構造のデバイス配線パターンのSIM画像が下地に使われており、その上にモニター用SIM像Aの視野枠25及び導体プローブの先端部の位置マーク21b〜23bが示されている。また、機械的プローブが電圧を印加するために接触するパッド26,27も示されている。試料基板の電位は、通常、接地してあるが、電圧を印加することもできる。パッド26及び27に0及び数Vの電位を種々の組み合わせで印加し、その時の電圧コントラストのSIM像を比較することにより、配線パターンの断線やショート等の欠陥個所を見つけることができる。
まず、図10において、パッド26は、本来、配線28〜30の全てと導通があるべき回路パターンである。しかし、パッド26に試料ステージ16に固定された試料ステージ同期型導体プローブ手段22を介して種々の電位を印加して、電圧コントラストのSIM像を比較観察すると、配線28はこの電位の変化に追随するが、配線29及び30は追随しなかった。そのコントラストの追随と不追随との境界部のSIM観察から、その位置で異物32が配線の切断欠陥を引き起こしていることが分かった。そこで、後のFIB断面加工解析のための目印として、その配線切断部の隣に、細長の三角マーク△34をその向きが欠陥方向を指すようにFIB加工した。なお、この欠陥位置のxy座標は、試料ステージ16のxy座標、ビームシフトのxy座標、及びSIM画像視野25内の欠陥位置座標との全ベクトル和で与えられ、これをコンピュータ18で計算してコンピュータ18内のメモリに作成した切断欠陥No.Xの位置座標として登録した。また後に断面加工解析を予定する場合は、その欠陥のSIM画像も添付情報として登録した。
次に、配線29と30に注目し、そこに試料室側壁20aに固定されている固定型導体プローブ21aの先端部を位置21bに機械的に接触させ、配線に0及び数Vの電位を印加し、SIM像の電圧コントラストを比較観察した。前記と同様、配線29はその電位変化に追随するが、配線30は追随しないことが観察された。これより配線29と30間にも切断個所33があることが分かった。そこにも、FIB断面加工解析用の目印マーク35をFIB加工した。次に、固定型導体プローブ21の先端部位置を21bから21b’に移動し、配線30の電圧コントラストのSIM像を同様に比較観察した。観察の結果、配線30にはもう切断個所が含まれていないことが分かった。こうして、導体プローブ21の配線への機械的接触位置を移動させながらSIM像の電圧コントラストを比較観察していくことにより、配線の切断欠陥を順次、検出していくことができる。
次に、図11を用いて、図10とは異なる試料位置でのショート欠陥の検査の例について説明する。配線41のSIM像の電位コントラストは、導通しているべき配線31の電位、つまりパッド27に印加した導体プローブ手段23の電位変化に連動すべきなのに、配線40の電位、つまりパッド26に印加した導体プローブ手段22の電位変化に連動した例である。このSIM像の電圧コントラストの比較観察から、配線41は配線31と切断され(切断欠陥位置45)、また、配線40と配線41間には異物42でショートを起こすショート欠陥があることも分かった。
この配線40と配線41間のショート欠陥は以下の様にして修復、確認した。図12及び図13を用いて、その概略を説明する。図12は加工前の状態を示し、図13は加工後の状態を示している。
図示するように、配線40と配線41に、それぞれ導体プローブ手段22と21を電気的に接続した。導体プローブ手段22と21は、同じ抵抗値の抵抗Rと電位がそれぞれV22及びV21の直流電源との直列接続を介して接地した。直列抵抗Rは、導体プローブの異なる電位のパターンへの接触時や誤動作移動による接地時の電源の過電流を防止するために必要である。ショート原因である異物42の切断加工前後の配線40と配線41の電位を表1にまとめる。
Figure 0003729784
配線40と配線41が電気的につながっている間は、配線40と配線41の電位は同じであるため、それらの電位コントラストは電源電位V22及びV21のいずれにも影響を受ける。一方、図13に示すように切断加工が完全に終了すると、配線40と配線41の電位はそれぞれの電源電位V22及びV21と一致するため、それらの電位コントラストはそれぞれの電源電位V22及び21のみの影響しか受けない。これらの影響の変化の実験的確認により、ショート欠陥の修復加工の終了を確認した。
一方、断線欠陥45についてはFIBアシストデポジションによる局部的導体膜付け加工により電気的接続を行った。本例では、デポジション用材料ガスとしてW(CO)6を採用し、断線欠陥部分にW膜を堆積した。断線欠陥の修復加工の終了確認は、上記と同様に電圧コントラストの影響の変化の実験的確認により行った。また、どこにも電気的につながっていないフローテイング電位のパターンについては、接地電位の導体プローブを接触させることにより帯電電荷を逃がすこともでき、やはりSIM像電圧コントラストの変化情報が得られる。SIM像の電圧コントラスト観察において、配線やコンタクト部の切断やショート欠陥の部位は、特に、そのパターンに周期性がある場合は、そのパターン輝度の周期的異常個所として目視で容易に見付けることができる。
デバイス欠陥検査においては、1チップ相当サイズ約20〜25mm角をSIM観察視野サイズ(最大1〜2.5mm角)で試料ステージをステップ移動させながら行う。この場合、SIM像最大視野内に常に少なくとも1本の導体プローブの先端が位置していることが、上記の欠陥部位や修復加工終了の確認作業の効率化向上の観点から望まれる。プローブ先端の移動先が常にSIM像視野内にあるので、プローブ先端を短時間に、かつ高位置精度で移動制御できるからである。これに応えたプローブ手段がFIB生成部10に対して相対的に固定されている固定型導体プローブ手段21である。一方、試料ステージ移動とは無関係に試料表面のパッドなどに電圧を印加するための導体プローブ手段に関しては、その導体プローブ手段は試料ステージと同期して移動する試料ステージ同期型導体プローブ手段であることが好ましい。この様に、固定型導体プローブ手段と試料ステージ同期型導体プローブ手段を目的により使い分けることにより操作性が良く、かつ位置輝度の高い欠陥検査が行える。
導体プローブで機械的に接触させるパターンには微細なパターン(0.1〜0.5μm)と、比較的大きなパッド(1〜5μm)などがある。微細パターンへの接触は見つけた欠陥の再確認のためが多く、プローブ先端の移動範囲はSIM像視野内(1〜2.5mm角)と狭く、かつ、接触には数10nmの高い位置精度が要求される。一方、比較的大きなパッド(1〜5μm)などへの接触は、TEGパターンに電圧を印加するためであり、プローブ先端の移動に関しては、1つのTEGの検査中に試料ステージと非同期で移動させることはなく、別TEGの検査に対してのみ移動させる必要がある。その移動範囲は1チップ(約20〜25mm角)と広いが、パッドパターンは大きいためにその接触位置精度はサブミクロンレベルとゆるい。そのため、本発明では前者の接触用プローブ手段に高い位置精度の移動制御ができる固定型プローブ手段を割り当て、後者の接触用プローブ手段に広範囲の移動制御ができる試料ステージ同期型プローブ手段を割り当てた。
次に図14〜図18を用いて、導体パターンの特定個所のSIM像輝度信号強度が、その導体パターンに印加されているべき電圧信号と連動して変化しているか否かの判定手段を用いたデバイスの欠陥検査方法の例について説明する。
図14及び図15は、導体パターン50が繰り返し配置されているデバイスのSIM像である。くり返し導体パターン40は全て下層配線51を介してパッドパターン52と同電位になるように作製された。図14は、このデバイスの基板をアース電位Vs、またパッドパターン52に導体プローブ53を接触させ、導体プローブ53の電位を基板と同じのアース電位Vsに設定した状態aのSIM像である。図15は、図14の状態から導体プローブ53の電位をアース位置Vsの状態aから電位Vs+Vtの状態bに設定した時のSIM像である。Vsは0V、Vtは例えば10Vである。
図15のSIM像を図14のSIM像と比較すると、くり返し導体パターンの大部分の輝度信号強度は、パッドパターン52への印加電圧と連動して変わっているが、第4行目の列半ばの導体パターン56から右方向の導体パターンは連動していない。つまり、第4行目の下層配線54において導体パターン55と56の間の領域59で断線していることが分かる。同様に、第5行目の導体パターン58の場合は、その列の前後のパターンがパッドパターン52への印加電圧の変動と連動して変わっていることから、断線は導体パターン58と第5行目の下層配線60との接続部と判定できた。
図16、図17及び図18は、それぞれ図14及び図15におけるパッドパターン52への状態a及び状態bの印加電圧、状態a及び状態bの時の導体パターン55〜57のそれぞれの輝度信号強度I、及び状態a及び状態bの時の導体パターン56と55、及び57と56との輝度信号強度ΔIを示したものである。
図17において、輝度信号Iに判定用輝度信号しきい強度Icを設定し、判定手段として値(I−Ic)の、状態aと状態bでの符号反転の有無を採用した。導体パターン55において状態aと状態bの符号はそれぞれ+及び−であり、符号反転が起きている。一方、導体パターン56及び57では、状態aと状態bの符号はいずれも+であり、符号反転が起きていない。つまり、導体パターン56及び57は、パッドパターン52と電気的に切断されていることがわかる。
しかし、くり返し導体パターンが密になると、隣接するパターンの電位がIに影響してくる。例えば、断線欠陥で浮動電位にある導体パターン56及び57のIに、パッドパターン52への印加電圧と連動した弱い変化が生じる。(図17の導体パターン56における状態aと状態b間で観察されるI差)。この隣接パターンの電位の影響は、上記の符号反転のIcの設定基準の裕度を狭くする。この影響の解決策として、隣接パターンとの輝度信号強度差ΔIの状態aと状態bでの符号反転の有無を新たな判定手段として採用した(図18参照)。導電パターン56と55の輝度信号強度差ΔIに符号反転があり、どちらかの導電パターンがパッドパターン52の印加電圧と連動して変化していないことが判定できる。別のSIM像観察結果から導電パターン55は、パッドパターン52の印加電圧と変動することが既に分かっていることから、導電パターン56が下層配線54と断線していると断定できる。一方、導電パターン57と56の輝度信号強度差には符号反転がなく、両導電パターンとも印加電圧と連動して変化していないか、変化しているかを示している。導電パターン56が下層配線60と断線していることが前のデータから分かっていることから、導電パターン57も断線していると判定できる。この新たな判定手段では、図18の導電パターン57−56における|ΔIa−ΔIb|/ΔIcが図17の導電パターン56における|Ia−Ib|/Icと比べて3〜10分の1と小さくなることから上述の隣接するパターンの影響を大きく低減できていることがわかる。
また、電位コントラスト像における検査パターンの輝度信号強度とそのパターンの周辺部への接続抵抗との関係カーブを検査に先立って作っておけば、検査時のパターン輝度信号強度からその接続抵抗が推定できる。
こうして検出された欠陥は、その部位をFIBで断面加工し、その断面をSIM観察、あるいは走査電子顕微鏡(SEM)や透過電子顕微鏡(TEM)で観察することにより、断線やショート、異物、構造異常などの要因がより高分解能で解析できる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明によると、広範囲移動と狭い範囲での高位置精度での移動の両者に対する要求を満たし、使い勝手が良く検査効率の向上を図ることができる欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することができる。

Claims (8)

  1. 試料室と、前記試料室内でデバイス試料を保持して移動可能な試料ステージと、前記試料ステージに保持された試料に集束イオンビームを照射する集束イオンビーム生成部と、集束イオンビームの照射によって試料から発生する二次荷電粒子を検出する荷電粒子検出部と、前記二次荷電粒子の検出強度を輝度信号とする観察像Aを表示する画像表示部と、試料に接触させる導体プローブ及び当該導体プローブを移動させる導体プローブ移動機構を備える複数の導体プローブ手段とを含むデバイスの欠陥検査装置において、
    前記導体プローブ手段として、前記集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段と、前記試料ステージに対して相対的に固定された導体プローブ手段とを備え
    前記集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段の導体プローブの先端を前記観察像Aの視野とリンクして移動させる機能を有することを特徴とするデバイスの欠陥検査装置。
  2. 請求項1記載のデバイスの欠陥検査装置において、前記集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段は前記試料ステージに対して相対的に固定された導体プローブ手段より高位置精度で導体プローブ先端を移動することができることを特徴とするデバイスの欠陥検査装置。
  3. 請求項1又は2記載のデバイスの欠陥検査装置において、前記集束イオンビーム生成部に対して相対的に固定された導体プローブ手段の導体プローブ移動機構は前記試料室の側壁面、天井面、あるいは前記集束イオンビーム生成部に固定されており、前記試料ステージに対して相対的に固定された導体プローブ手段の導体プローブ移動機構は前記試料ステージに固定されていることを特徴とするデバイスの欠陥検査装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載のデバイスの欠陥検査装置において、前記画像表示部に試料上での前記導体プローブの先端位置を示す検査領域画像Bを表示することを特徴とするデバイスの欠陥検査装置。
  5. 請求項記載のデバイスの欠陥検査装置において、前記検査領域画像Bに前記導体プローブの先端と試料との機械的接触の有無を表示することを特徴とするデバイスの欠陥検査装置。
  6. 請求項又は記載のデバイスの欠陥検査装置において、前記検査領域画像Bに複数の導体プローブどうしの空間的干渉状態を表示することを特徴とするデバイスの欠陥検査装置。
  7. 試料ステージ上に保持されたデバイス試料の電圧印加点に導体プローブの先端を接触させ、その導体プローブから試料に電圧を印加した状態で集束イオン生成部から試料に集束イオンビームを照射し、試料から発生する二次荷電粒子を検出して撮像した走査イオン顕微鏡像の電圧コントラストに基づいて配線欠陥を検出するデバイスの欠陥検査方法において、
    前記走査イオン顕微鏡の視野移動に関連して変更する必要のある試料の電圧印加点には前記集束イオン生成部に対して相対的に固定された位置に保持された導体プローブから電圧印加を行い、前記走査イオン顕微鏡の視野移動に必ずしも関連して変更する必要のない試料の電圧印加点には前記試料ステージに保持された導体プローブから電圧印加を行い、前記集束イオン生成部に対して相対的に固定された位置に保持された導体プローブの先端を前記走査イオン顕微鏡の視野とリンクして移動させることを特徴とするデバイスの欠陥検査方法。
  8. 請求項記載のデバイスの欠陥検査方法において、前記集束イオン生成部に対して相対的に固定された位置に保持された導体プローブ及び前記試料ステージに保持された導体プローブの先端位置を前記走査イオン顕微鏡像に重ねてマークで表示し、前記走査イオン顕微鏡像に対する前記マークの表示位置を移動することによりその移動に対応させて前記導体プローブの先端位置を移動することを特徴とするデバイスの欠陥検査方法。
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