JP4903469B2 - 欠陥検出方法 - Google Patents
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Description
このうち、直接電極を接続する方法は製造工程途中で実施することはいくつかの困難を伴い、一般にはウェハープロセスが完了した段階で一括して行われる。
この場合、検査結果から製造ラインへのフィードバックには大きな時間差があり、その結果は製品の出来の判断材料に留まっている。
このVC検査法は、比較的広い領域を比較的短時間で検査できるというメリットを持っている。
図6参照
図6はヴォルテージコントラストの概念的説明図であり、ビア55を介して基板51にGNDコンタクトする絶縁膜52に埋め込まれた配線53ではSEM観察時に照射される電子線の電荷はビア55を通って基板51側に流れるが、コンタクトしていない配線54は電荷が蓄積されるため周辺と電位が変化する。
この電位変化は二次電子収量に影響を与えるため、図のようにSEM像にコントラストが生じることを利用するものである。
図7は、配線の一部に切断が生じた場合のヴォルテージコントラストの概念的説明図であり、ビア55に接続している配線56の一部に欠陥57が生じて断線した場合には、ビア55に接続している配線部分56a とそこから切断されている配線部分56b とではヴォルテージコントラストに差が付くことになる。
この場合、断線が生じた欠陥57の先から一方に伸びる長いヴォルテージコントラストとして検出される。
図8は、欠陥部を画面の中央に移動させた低倍率画像の説明図であり、検出信号が強く検出された所は低倍率画像60において濃い色で示しており、欠陥パターン61の核となる先端部62における検出信号が強くなっている。
図9は、自動検出機能を用いた欠陥検出の問題点の説明図であり、左図に示すように自動検出機能により低倍率での欠陥パターンの検出がなされる。
一方、高倍率画像において、マニュアル作業により先端部を画像の中心部に移動させることも可能であるが、そうすると上述のように工数が膨大になり、欠陥の原因究明に時間がかかるという問題がある。
さらに、SEMに装備された自動欠陥検出装置を用いた場合には、連続したコンタクトホールの欠陥検出ができないという問題がある。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、欠陥検出方法において、導電体パターン2を形成したウェハ1に電子ビーム3を照射して形成されるヴォルテージコントラストにより欠陥を検出し、検出画像から導電体パターン2の欠陥部4を検出する際に、欠陥部4の核となる部分を機械的に検出する工程を有し、前記欠陥部4の核となる部分を機械的に検出する工程が、前記導電体パターン2の内の長軸方向と異なった方向に電子ビーム3を走査して欠陥の存在する導電体パターン要素を検出したのち、前記検出した導電体パターン要素の長軸方向に沿って電子ビーム3を走査する工程であることを特徴とする。
・導電体パターンの内の長軸方向と異なった方向(x方向)に電子ビームを走査して欠陥の存在する導電体パターン要素を検出したのち、検出した導電体パターン要素の長軸方向(y方向)に沿って電子ビームを走査してヴォルテージコントラストから欠陥を検出する。
・取得したコントラスト画像から、電子ビーム照射レビュー装置を用いてコントラスト画像におけるピクセルの濃淡を一方向に走査することによって、欠陥部の核となる部分を機械的に自動的に検出する。
・検出した欠陥部の核となる部分が中心となるようにコントラスト画像を検査に必要な任意の倍率に拡大して、検出した欠陥部の核となる部分を精査して欠陥の原因を究明するものである。
図2参照
図2は、低倍率の欠陥画像の取得方法の説明図であり、まず、上図に示すように、ウェハ10に設けたL&Sパターンを電子ビーム16によってx方向に走査してヴォルテージコントラスト画像を取得する。
なお、ラインパターン12の欠陥部13より上側のライン要素15及び他のラインパターン11は、ビアに接続しているので帯電が生じず、淡いコントラスト像にはなる。
次いで、この(x,y)座標から、低倍率の欠陥画像を自動的に表示する。
図3は、このようにして取得した低倍率の欠陥画像の説明図であり、この低倍率の欠陥画像から電子ビーム照射レビュー装置を用いて欠陥パターンとなるライン要素14の先端部の欠陥部13の位置を自動的に取得する。
図4は、電子ビーム照射レビュー装置を用いた欠陥部の位置の取得方法の説明図であり、1ピクセル分毎自動的に走査して、画像の濃淡を検出する。
なお、ここでは、欠陥パターンとなるライン要素14の短軸方向に走査を行う。
次いで、この走査ラインを順次上方へ移動させていくと、ライン要素14の先端部の欠陥部13の上端部において1ピクセル分だけが濃部として検出され、それ以降は全て淡部として検出されることになる。
したがって、最後に濃部として検出したピクセル19の位置が欠陥部13の先端部となる。
次いで、図に示すように、検出した欠陥部13の先端部の位置座標が画像の中央部となるように、SEM画像を拡大して表示し、この拡大したSEM画像を観察することによって、欠陥の発生原因を究明する。
2 導電体パターン
3 電子ビーム
4 欠陥部
5 先端部
6 低倍率画像
7 拡大画像
10 ウェハ
11 ラインパターン
12 ラインパターン
13 欠陥部
14 ライン要素
15 ライン要素
16 電子ビーム
17 電子ビーム
18 ピクセル
19 ピクセル
51 基板
52 絶縁膜
53 配線
54 配線
55 ビア
56 配線
56a 配線部分
56b 配線部分
57 欠陥
60 低倍率画像
61 欠陥パターン
62 先端部
63 重心
64 拡大画像
Claims (3)
- 導電体パターンを形成したウェハに電子ビームを照射して形成されるヴォルテージコントラストにより欠陥を検出し、検出画像から導電体パターンの欠陥部を検出する際に、欠陥部の核となる部分を機械的に検出する工程を有し、
前記欠陥部の核となる部分を機械的に検出する工程が、前記導電体パターンの内の長軸方向と異なった方向に電子ビームを走査して欠陥の存在する導電体パターン要素を検出したのち、前記検出した導電体パターン要素の長軸方向に沿って電子ビームを走査する工程である
ことを特徴とする欠陥検出方法。 - 前記検出画像から導電体パターンの欠陥部の核を検出する工程が、電子ビーム照射レビュー装置を用いた自動検出工程であることを特徴とする請求項1に記載の欠陥検出方法。
- 前記検出した欠陥部の核が中心部になるように画像を拡大して、前記欠陥部の観察を行う工程を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の欠陥検出方法。
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