JP3710385B2 - トナー補給容器及びプロセスカートリッジ - Google Patents

トナー補給容器及びプロセスカートリッジ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電式複写機、プリンタ等の電子写真画像形成装置の現像装置にトナーを供給するために用いられるトナー補給容器、更にプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、またはクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】
従来、静電式複写機、プリンタ等の画像形成装置には粉末トナーが使用され、トナーの補給にはトナー補給容器が用いられているが、このトナーの補給容器は一般に合成樹脂等で作られた円筒状もしくは直方体等の本体と、本体から粉末トナーを現像装置に補給するために開口している本体の開口部を封止するトナーシール部材によって構成されている。
【0005】
特に、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用する現像手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことが出来るので、格段に操作性を向上させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0006】
このトナー補給容器に感光体ドラム、クリーナー、帯電器等を一体化させたプロセスカートリッジも作られている。プロセスカートリッジの現像手段は感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像部材と、この現像部材にトナーを供給するトナー補給容器を一体的に有している。
【0007】
トナーシール部材としては、1枚のフィルムで封止し、使用開始時に前記フィルムの封止部を剥離して開封するイージーピール方式と、前記フィルムを引き裂いて開封する方式がある。フィルムを引き裂く方式では、カバーフィルムとテアテープを一体化して、使用開始時にテアテープを引張りカバーフィルムをテアテープで引き裂いて開封するテアテープ方式と呼ばれるものや、1枚の引き裂きシール部材を用いる方法等があり、いずれも、開封強度の低下や開口幅の制御が可能といった利点があるため、最近よく使用されている。更に、1枚の引き裂きシール部材を用いる方法については特開昭59−13262、及び実開昭63−60164、特開平8−328369、特開平11−72999等にも提案されている。また、特開平11−102105ではレーザーを用いてハーフカット加工を施したシール部材も提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】
本発明はかかる従来技術を更に発展させたものである。
【0009】
特に、従来のフィルムを引き裂いて開封する方式は、前記フィルムの引き裂き性能とそれを支える周辺部の接着強度とのバランスが容易ではなく、引き裂き開始時にうまくフィルムが裂けずに却って開封強度(開封時に引張られるフィルムの自由端部に生ずる荷重をいう)が上昇してしまったり、所定の部位で裂けずに開封する幅が大きくなってトナーの排出制御ができなかったり、シール部材の引き抜き口に引掛かるといったトラブルが発生する可能性があった。
【0010】
本発明は、引き裂き開封するトナーシール部材を用いて、安定した引き裂き性能と物流時の十分な耐圧性を確保したトナー補給容器及びプロセスカートリッジを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る第1の発明は電子写真画像形成装置本体にトナーを補給するトナー補給容器において、トナーを収納しトナーを排出するためのトナー排出開口を有するトナー補給容器本体と、前記トナー補給容器本体に溶着されてトナー排出開口を封止する封止部と、折り返された状態で開封時に引張られる自由端部と、前記封止部に設けられ前記自由端部と接続する接続部と、を有し、開封時には前記自由端部を引張り方向に引いて、前記封止部の一部を前記トナー補給容器本体に残しつつ引き裂いて開封するトナーシール部材と、を有し、少なくとも前記トナーシール部材における前記接続部の両側の前記引張り方向への延長線よりも外側の領域を含む領域を、前記トナー排出開口を封止するように溶着して固定する際の溶着部のパターンにおいて、前記外側の領域を溶着する部分における前記引張り方向上流側の先端部分が、前記引張り方向に対して内側を向いて傾斜した形状を有することを特徴とするトナー補給容器である。
【0012】
本出願に係る第2の発明は前記先端部分は、斜めの直線形状または曲線形状を有していることを特徴とする第1の発明に記載のトナー補給容器である。
【0013】
本出願に係る第3の発明は前記トナーシール部材には、前記引張り方向に沿って引き裂かれ易く構成された引き裂き部が設けられ、前記溶着部において、前記引き裂き部と交差する部分が、前記引張り方向に対し、凹部形状を有していることを特徴とする第1または第2の発明に記載のトナー補給容器である。
【0014】
本出願に係る第4の発明は前記外側の領域を溶着する部分が、前記トナーシール部材上からはみ出さないことを特徴とする第1から第3の発明の何れか1つに記載のトナー補給容器である。
【0015】
本出願に係る第5の発明は前記トナーシール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザーを照射して前記引き裂きガイド層又は前記引き裂きガイド層及び前記シーラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有していて、開封時に、前記自由端部を前記引張り方向に引くことで前記引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴とする第1から第4の何れか1つの発明に記載のトナー補給容器である。
【0016】
本出願に係る第6の発明は前記封止部が、トナー補給容器本体のトナー排出開口を封止するカバーフィルムであり前記自由端部が、前記カバーフィルムに裏打ちされ開封時にその幅にカバーフィルムを引き裂いて開封するテアテープであることを特徴とする第1から第4の何れか1つの発明に記載のトナー補給容器である。
【0017】
本出願に係る第7の発明は画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体と、電子写真感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像部材と、現像部材に供給するためのトナーを収納しトナーを排出するためのトナー排出開口を有するトナー補給容器本体と、前記トナー補給容器本体に溶着されてトナー排出開口を封止する封止部と、折り返された状態で開封時に引張られる自由端部と、前記封止部に設けられ前記自由端部と接続する接続部と、を有し、開封時には前記自由端部を引張り方向に引いて、前記封止部の一部を前記トナー補給容器本体に残しつつ引き裂いて開封するトナーシール部材と、を有し、少なくとも前記トナーシール部材における前記接続部の両側の前記引張り方向への延長線よりも外側の領域を含む領域を、前記トナー排出開口を封止するように溶着して固定する際の溶着部のパターンにおいて、前記外側の領域を溶着する部分における前記引張り方向上流側の先端部分が、前記引張り方向に対して内側を向いて傾斜した形状を有することを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0018】
本出願に係る第8の発明は前記先端部分は、斜めの直線形状又は曲線形状を有していることを特徴とする第7の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0019】
本出願に係る第9の発明は前記トナーシール部材には、前記引張り方向に沿って引き裂かれ易く構成された引き裂き部が設けられ、前記溶着部において、前記引き裂き部と交差する部分が、前記開封引張り方向に対し、凹部形状を有していることを特徴とする第7又は第8の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0020】
本出願に係る第10の発明は前記外側の領域を溶着する部分が、前記トナーシール部材上からはみ出さないことを特徴とする第7から第9の何れか1つの発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0021】
本出願に係る第11の発明は前記トナーシール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザーを照射して前記引き裂きガイド層、又は前記引き裂きガイド層及び前記シーラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有していて、開封時に、前記自由端部を前記引張り方向に引くことで前記引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴とする第7から第10の何れか1つの発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0022】
本出願に係る第12の発明は前記封止部が、トナー補給容器本体のトナー排出開口を封止するカバーフィルムであり前記自由端部が、前記カバーフィルムに裏打ちされ開封時にその幅にカバーフィルムを引き裂いて開封するテアテープであることを特徴とする第7から第10の何れか1つの発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本実施の形態のトナー補給容器に用いるトナーシール部材1について説明する。
【0024】
本例のトナーシール部材1は4層構成であり、上から表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層となっている。表層には12μmの2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層には7μmのアルミ箔、引き裂きガイド層には50μmの2軸延伸ポリエステル、シーラント層には50μmのポリエチレン及びエチレンと酢酸ビニルの共重合体を用いた。図1にトナーシール部材1の断面図を示す。上から表層1a、レーザー遮断層1b、引き裂きガイド層1c、シーラント層1dの構成になっている。
【0025】
表層1aは、トナーシール部材1をトナー補給容器本体2に熱溶着するための耐熱性が必要であり、また、トナーシールとしてのシール性能を維持するために十分なフィルム強度を有する一方、開封時には引き裂かれるため引き裂き性能を有する必要がある。これより、厚さ10〜20μm、より好ましくは12〜17μmの2軸延伸ポリエステルを用いることが望ましい。
【0026】
レーザー遮断層1bは、炭酸ガスレーザーを光吸収しないことは当然だが、レーザー加工時の熱溶融時の輻射熱によって表層が損傷を受けるのを確実に防止する必要があり、更に表層と同様、開封時には引き裂かれるため引き裂き性能を有する必要があり、厚さ5〜15μm、より好ましくは7〜12μmのアルミ箔を用いることが望ましい。
【0027】
引き裂きガイド層1cは、炭酸ガスレーザーを確実に吸収して熱溶融し、安定した引き裂き部を形成すると共に、引き裂き部の周辺は引き裂きガイドとして十分な強度を有することが必要であり、40〜70μm、より好ましくは40〜60μmの2軸延伸ポリエステルを用いることが望ましい。
【0028】
シーラント層1dは、トナー補給容器に対し十分なシール性、すなわち十分な接着強度が確保できる必要があり、40〜70μm、より好ましくは40〜60μmのポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体を用いることが望ましい。
【0029】
以上、トナーシール部材1の各層について説明したが、各層に求められる性能が満足できれば材質、厚みは他のものでも構わない。
【0030】
このトナーシール部材1のシーラント層側から炭酸ガスレーザーを用いて、主に引き裂きガイド層1cであるポリエステルを熱溶融して引き裂き部1eを形成する。引き裂き部形成のトナーシール断面図を図2に示す。図2に示した通り、引き裂き部1eはレーザー遮断層であるアルミ箔層よりも下に形成され、炭酸ガスレーザーの光を吸収して熱溶融する引き裂きガイド層1cのポリエステルと輻射熱で溶融するシーラント層1dに形成される。
【0031】
本例で用いた炭酸ガスレーザーの出力は8Wとした。なお、使用するレーザーのW数やシーラントの材質如何ではシーラント層自体が完全に溶融しきらず、図2のように引き裂き部1eの溝が形成されず、図3のように前記引き裂きガイド層1cのポリエステルと前記シーラント層1dに空隙1e′が形成される場合もある。
【0032】
次に、本例のトナーシール部材1とトナー補給容器本体2との組立について説明する。
【0033】
本例のトナーシール部材1を図4に示す。本例のトナーシール部材1はトナー補給容器本体2のトナー排出開口を封止する封止部1gと封止部1gから突出して開封時に折り返して引張られる引き出し部1hを有している。引き出し部1hは固定されず自由端部となっている。封止部1gと引き出し部1hの接続部1iは引き出し方向に対して45°の斜線とし、この接続部1iに引き裂き部1eを引き出し方向に直線状に設けた引き裂き部1fの先端エッジ部1jを図5に示すように形成した。
【0034】
図5は図4の一部拡大図である。本構成の先端エッジ形状は、引き裂き易い形状であるが、他の例として斜線部を円弧形状にしても構わない。図4に示した2本の引き裂き部1fは開封時に図6に示すトナー補給容器本体2のトナー排出開口2aを全開させる位置に配置する。なお、接続部1iは封止部1gの短手方向の縁1kと引き出し部1hの引き出し方向の縁1mの間に設けられている。
【0035】
本発明では、トナーシール部材1をヒートシールによってトナー補給容器本体2に溶着固定する。本例のトナーシール部材1をトナー補給容器本体2に組み立てた状態を図6に示す。
【0036】
具体的には、ヒートシールの溶着部のパターン即ちシールパターン形状を図7に示す。溶着部であるシール部3はトナー排出開口2aを囲繞してトナー排出開口2aの外部の縁の一平面上に設けられている。シール部3はトナーシール部材1の開封時の強度を低下させるために、シールの短手部3a(先端側及び後端側)においては山型形状とし、更に、確実なトナーシール部材1の引き裂き開封を行うために、トナーシール部材1の引き裂き部1fの外側の脇を押えるべく突形状のシール部3bを引き裂き開始側の短手部3aに続けて設けた。なお、シール部3の短手部3aは、幅が短く開封強度への影響が少ない場合には直線形状でも構わない。また、このシール部3に合ったパターンでシール治具(不図示)のシール溶着部形状が形成されている。
【0037】
シール条件は、圧力:0.5MPa(直径100mmのシリンダー)、温度:150℃、時間:3secとした。このシール条件は、本例に限られたものではなく、各シール及び容器本体の材質、シール面積、シール幅等により適宜選択することが望ましい。
【0038】
また、シール治具については熱伝導が良好であって、加工性が良い半面耐久性があればどの材質でも構わないが、具体的には真鍮、ステンレス等を用いることが望ましく、本例では真鍮を用いた。
【0039】
次に、本例のトナーシール部材1の開封状態を図8、図9に示す。
【0040】
トナーシール部材1の自由端部である引き出し部1hを折り返して引張り、トナーシール部材1の引き裂き部1fに沿って引き裂いてトナー補給容器本体2のトナー排出開口2aを開け、トナーを排出させることが可能になる。
【0041】
図10にトナーシール部材1の引き裂き開封開始部の拡大図を示す。
【0042】
本例のトナーシール部材1を開封するときに、トナーシール部材1の引き出し部1hを折り返して引張り、トナーシール部材1の引き裂き部1fに沿ってトナーシール部材1を裂くのだが、トナーシール部材1の先端エッジ部1jが確実に裂けるためには、その外側に位置する突形状のシール部3bがしっかりと固定されていることが必要になる。
【0043】
すなわち先端エッジ部1jの裂け強度より十分強固に突形状のシール部3bが溶着されていれば、突形状のシール部3bが剥れることなく先端エッジ部1j部で引き裂くことができる。逆に、先端エッジ部1jの裂け強度よりも突形状のシール部3bの溶着強度が弱いと裂けずに剥れてしまい、結果的に開封強度の上昇や開口幅の制御ができなくなってしまう。
【0044】
よって、突形状のシール部材3bの接着強度が重要になるが、本例では、突形状のシール部3bにおいて、先端部分に斜めの直線形状3cを設けた。具体的には図10に示す通り、突形状のシール部材3bの先端部について、トナーシール部材の開封引張り方向Cに対し45°の直線形状3cを設け、トナーシール部材1上からはみ出さない形状とした。図11は封止部1gの縁1kで折り返した引出し部1hを封止部1gに重ねた図である。図11に示す通り、両側のシール部3bの直線形状3cは共に内側を向いて斜線となっており、トナーシール部材1を開封する時にトナーシール部材1の引出し部1hを折り返して引張る際に、トナーシール部材1の先端エッジ部1jが持ち上がって突形状のシール部3bに働く剥離方向の力Dに対向する形状にしてある。
【0045】
これにより、先端エッジ部1jが持ち上がって、突形状のシール部3bに剥離方向の力Dが働いていても本例の突形状のシール部3bに斜線の直線形状3cが設けてあるため、力Dを線状に受けることが可能になり、剥離方向の力Dに対し十分強固な接着強度を維持することができるので、トナーシール部材1の引き裂き開封時にシール部の剥れ等を防止することが可能になり、確実に開封することができる。また、本例では組立上の位置ズレ、特に長手方向(図10のC方向及びその逆方向)のズレを生じても、剥離方向の力Dに対し常に安定して線状に受けることができるので、開封性能に影響が出ず、組立のラチチュードを広げることができる。
【0046】
なお、本例では突形状のシール部3bの幅を2.5mm、トナーシール部材1の開封引張り方向Cに対して斜めの直線形状3cの角度を45°としたが、上記効果が得られる範囲であればトナーシール部材の形状やシールパターンの位置に合わせて適宜選択しても構わない。
【0047】
また、図12に示す通り、突形状のシール部3bの斜めの直線形状3cに剥離方向の力Dに向って凹な円弧形状を設けて、実際の先端エッジ部1jの持ち上がりに近似した形状とし、更に円弧によって力を受ける部分の長さを長くし力を分散させることで、剥離方向に対するより高い抵抗力を得ることができる。本例では斜めの直線形状3cに半径20mmの円弧形状を設けたが、上記効果が得られる範囲で円弧の大きさを適宜選択することが望ましい。また、直線形状3cは円弧以外の剥離方向の力に向かって凹な曲線でもよい。ここで、この凹な曲線は円弧の場合を含めて浅くなければならない。弧状に形成されたこの曲線が深いと曲線の両端部でシール部3の中間部はもはや、剥離方向の力Dに対して効果が出なくなるためである。逆に、上記効果が得られる範囲であれば、直線形状に極めて近い凸な曲線でも構わない。
【0048】
更に本例では突形状のシール部3bをトナーシール部材1からはみ出さない形状としたが、上記効果が得られる範囲であれば、はみ出しても構わない。ただし、突形状のシール部3bがトナーシール部材1からはみ出す場合には、シール部3と同じパターンのシール治具にはみ出したシーラント層1dが付着する可能性があるため、シール治具の表面にテフロンコーティング加工やテフロンクロス等の離型部材を貼着するといった加工が必要になってしまうので、できればはみ出さない構成にすることが望ましい。
【0049】
更に、本例では溶着手段としてヒートシールを用いて組立を行っているが、本例の効果が得られる範囲であれば、溶着手段は他の手段でもよく、具体的にはインパルスシール、超音波溶着等が考えられる。
【0050】
また、本例ではトナーシール部材1として、レーザー加工を施したシール部材を用いるが、引き裂いて開封することを前提に、例えば1軸延伸加工された縦裂け性の良好なシール部材といった物でも良く、引き裂き性能のすぐれたシール部材であれば、材質、構成は他の物でも構わない。
【0051】
本例によれば、ヒートシールするだけで良いことから、製造工程が増えることもなく組立上のコストアップも無い。非常に簡単な組み立てでトナーシールの開封性能の安定向上を達成することができる。
【0052】
本例のトナー補給容器を用いて、開封テストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定しており、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口することができた。また、シール部の浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好であった。
【0053】
(実施の形態2)
本例の実施の形態1のヒートシールパターンにおいて、トナーシール部材1の引き裂き部1fと交差する部分が、トナーシール部材1の開封引張り方向Cに対し、凹部形状を有しているものであり、それ以外は実施の形態1と同じである。本例の構成を図13に示す。
【0054】
具体的には図13に示した通り、シール部3の短手部3aにおいて、トナーシール部材1の引き裂き部1fと交差する部分にシールの開封引張り方向Cに対し、凹部形状3dを設けた。具体的には円弧形状であり、円弧の頂点3d′を引き裂き部1fと合わせた。なお、ここで円弧の頂点とはトナーシール部材の引出し方向に直交する線が凹部形状3dの円弧と接する点のことである。
【0055】
本例のトナーシール部材1を開封する際には、実施の形態1同様、先端エッジ部1jが持ち上がって、突形状のシール部3bの斜めの直線形状3cに対する剥離方向の力Dと先端エッジ1jの裂け強度との引張り合いになるが、線状で受けているシール部3bの接着強度の方が十分に大きいため、先端エッジ部1jの裂けが生じ、開封が始まる。この時、万が一、トナーシール部材1の層間剥離によるデラミ現象や引き裂き部1fからの裂け部の脱落が生じても、本例では、シール部凹部形状3dが設けてあるため、引き裂き部1fに戻すことができる。
【0056】
具体的に説明すると、デラミ現象とは、トナーシール部材の層間強度が低下したり、引き裂き部1eのレーザー加工が不十分になった場合に、引き裂き予定部でトナーシール部材の全層がきれいに破断せず、表面側の層、特に、表層の2軸延伸ポリエステルと第2層のアルミ箔の層間又は第2層のアルミ箔と第3層の2軸延伸ポリエステルの層間で剥れが生じ、外側に広がってしまう現象をいい、剥れる量が大きいと開封強度が上昇したり、トナーシール部材の引き抜き口にトナーシール部材が引っ掛るといったトラブルが発生する可能性がある。本例では、図14に示した通り、このデラミ現象(図14の11部)が生じた場合でも、シール部凹部形状3dによって、デラミ現象の広がりを食い止め、ガイドして再び正規の引き裂き部である1fに戻すことができるのである。
【0057】
また、裂け部の脱落についても同様に、引き裂き部1fから内側又は外側に脱落しても、シール部凹部形状3dによって裂け部をガイドし、再び正規の引き裂き部である1f部に戻すことができる。すなわち、本例ではトナーシール部材の開封時に引き裂き部がずれたとしても、シール部凹部形状3dによってガイドされ、正規の引き裂き部1fに戻すことができるのある。なお、凹部形状3dは上記効果が得られる範囲であればどんな形状でもよく、本例では円弧形状としたが、V字又は台形形状でも良い。
【0058】
本例のトナー補給容器についても、開封テストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定しており、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口することができた。また、シール部材の浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好であった。
【0059】
なお、製造上のばらつきを考慮したラチチュード確認テストとして、表層の2軸延伸ポリエステルと第2層のアルミ箔の層間及び第2層のアルミ箔と第3層の2軸延伸ポリエステルの層間の接着強度を低下させたサンプルを用いて開封テストを行ったが、デラミ現象による層間の剥れは全てシール部凹部形状3d内で止まり拡大することはなく、開封強度の上昇もなく確実にすることができ、組立のラチチュードが広くなった。
【0060】
(実施の形態3)
本例ではトナーシール部材として、トナー排出開口2aを封止するカバーフィルム4とそのカバーフィルム4に裏打ちされ、略トナー排出開口の幅にカバーフィルム4を引き裂いて開口を形成するテアテープ5を用いたものであり、それ以外の部分は実施の形態1と同じである。
【0061】
本例のトナーシール部材1を図15、図16に示す。トナー排出開口2aを封止するカバーフィルム4は、
延伸発泡ポリプロピレン 140μm(4a)
EVA系シーラント 20μm(4b)
の層構成からなり、開口を形成するテアテープ5は、
ポリエステル 16μm(5a)
延伸ナイロン 25μm(5b)
低密度ポリエチレン 30μm(5c)
EVA系シーラント 40μm(5d)
の層構成になっている。
【0062】
カバーフィルム4とテアテープ5は熱溶着にて一体化させて(4bと5aの間)トナーシール部材1とし、実施の形態1と同様にヒートシールによってトナー補給容器本体2に溶着される。
【0063】
本例についても、トナーシール部材の引き裂き開封開始部の拡大図を図17に示す。
【0064】
実施の形態1同様突形状のシール部3bの先端部に斜めの直線形状3cを設けてあるので、引き裂き開始部4c部分が持ち上がって剥離方向の力が働いても十分に耐えることができ、確実にカバーフィルム4を引き裂き開封させることができる。更に実施の形態1と同様、斜めの直線形状3cを円弧等の曲線形状にしても同様の効果が得られる。
【0065】
本例のトナー補給容器の組立、製造についても、実施の形態1同様トナーシール部材をトナー補給容器本体2にヒートシールにて溶着するだけで良いことから、非常に簡単な組立でトナーシールの開封性能の安定向上を達成することができる。
【0066】
本例のトナー補給容器を用いて、開封テストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定しており、また、開封も確実にテアテープの幅でカバーフィルムを引き裂いて開口することができた。又、シール部の浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好であった。
【0067】
なお、本例のトナーシール部材は実施の形態2にも適用することが可能であり、その場合にも実施の形態2同様、確実な開封性能が得られ、またデラミ現象の抑制効果も得られた。
【0068】
(実施の形態4)
本例は実施の形態1のトナー補給容器を用いたプロセスカートリッジの例である。本発明のプロセスカートリッジの実施の形態について、図18から図20を用いて説明する。図18は本発明のプロセスカートリッジを適用した電子写真画像形成装置の一実施の形態(レーザービームプリンタA)の構成説明図、図19はその外観斜視図である。また、図20は本発明の実施の形態を適用したプロセスカートリッジBの側断面図である。
【0069】
先ず、図18を用いて電子写真画像形成装置の一例として、レーザービームプリンタAについて説明する。このレーザービームプリンタAは図18に示すように、電子写真画像プロセスによって記録媒体102(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を形成するものである。図18に示すレーザービームプリンタAは、その内部にプロセスカートリッジBが装着されている。プロセスカートリッジBは、ドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラム107と称す)と、感光体ドラム107を帯電する帯電ローラ108と、トナー像を形成する現像手段109を有する。
【0070】
まず、帯電ローラ108によって感光体ドラム107に帯電を行い、次いで、この感光体ドラム107に光学手段101から画像情報に応じたレーザー光を照射して、前記感光体ドラム107に画像情報に応じた潜像を形成する。そして、この潜像を現像手段109によって現像してトナー像を形成する。このとき前記トナー像の形成と同期して、給紙カセット103aにセットした記録媒体102を、ピックアップローラ103b、搬送ローラ103c,103d及びレジストローラ対103eにより反転搬送する。次いで、前記感光体ドラム107に形成したトナー像を、転写手段としての転写ローラ104に電圧を印加することによって記録媒体102上に転写する。その後、トナー像の転写を受けた記録媒体102を搬送ガイド103fで定着手段105へと搬送する。この定着手段105は駆動ローラ105cと、ヒータ105aを内蔵する定着ローラ105bを有する。そして、通過する記録媒体102に熱及び圧力を印加して、転写されたトナー像を定着させる。この記録媒体102を排出ローラ対103g,103h,103iで搬送し、反転経路103jを通して排出トレイ106へと排出する。この排出トレイ106はレーザービームプリンタAの装置本体114の上面に設けられている。なお、揺動可能なフラッパ103kを動作させることにより、反転経路103jを介することなく、排出ローラ対103mによって記録媒体102を排出することもできる。本実施の形態においては、前記ピックアップローラ103b、搬送ローラ103c,103d、レジストローラ対103e、搬送ガイド103f、排出ローラ対103g,103h,103i及び排出ローラ対103mによって搬送手段103を構成している。
【0071】
図20を用いてプロセスカートリッジBについて詳述する。プロセスカートリッジBは、トナーを収納するトナー補給容器本体を形成するトナー枠体111と、現像ローラ109c等の現像手段109を保持する現像枠体112とを結合して有する。トナー枠体111はトナー排出開口111iを有し、このトナー排出開口111iから現像枠体112内へトナーを補給する。そしてプロセスカートリッジBは、感光体ドラム107、クリーニングブレード110a等のクリーニング手段110及び、帯電ローラ108を取り付けたクリーニング枠体113を、前記トナー枠体111及び前記現像枠体112に結合して構成している。このプロセスカートリッジBは、操作者によって装置本体114に着脱可能なものである。
【0072】
プロセスカートリッジBにおいて、帯電手段である前記帯電ローラ108は感光体ドラム107に接触して設けられており、この帯電ローラ108は感光体ドラム107に従動回転するものである。画像形成の際には、まず、感光層を有する感光体ドラム107が回転して、その表面を帯電ローラ108への印加電圧によって一様に帯電する。次いで、レーザービームプリンタAに設けられた光学手段101からの画像情報に応じたレーザービーム光を、露光開口部101eを介して感光体ドラム107へ照射し、感光体ドラム107上に潜像を形成する。そして、この潜像を可視化するために、トナーを用いて現像手段109によって現像を行う。なお、光学手段101は、レーザーダイオード101a、ポリゴンミラー101b、レンズ101c、反射ミラー101dを有している。
【0073】
前記現像手段109は、感光体ドラム107の現像領域へトナーを供給して、感光体ドラム107に形成された潜像を現像するものである。現像手段109は、トナー枠体111内のトナーをトナー送り部材109bの回転によって、トナー排出開口111iを通じて現像ローラ109cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵した現像ローラ109cを回転させると共に、現像ブレード109dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ109cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム107の現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム107へ転移させることによって、トナー像を形成して可視像化する。ここで、現像ブレード109dは、現像ローラ109cの周面のトナー量を規定すると共に、摩擦帯電電荷を付与するものである。また、この現像ローラ109cの近傍には、現像室内のトナーを循環させるトナー攪拌部材109eを回動可能に取り付けている。
【0074】
次に、装置本体114に設けられた転写ローラ104に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、感光体ドラム107に形成されたトナー像を記録媒体102に転写した後にクリーニング手段110によって感光体ドラム107の残留トナーを除去する。クリーニング手段110は、感光体ドラム107に当接して設けられた弾性クリーニングブレード110aによって、感光体ドラム107に残留したトナーを掻き落として、除去トナー溜め110bへ集めるものである。
【0075】
プロセスカートリッジBには、画像情報に応じた光を感光体ドラム107へ照射するための露光開口部101e、及び、感光体ドラム107を記録媒体102に対向するための転写開口部113nが設けてある。詳しくは、露光開口部101eはクリーニング枠体113に設けられており、また、転写開口部113nは現像枠体112とクリーニング枠体113との間に構成される。
【0076】
このようなプロセスカートリッジBのトナー枠体111には、プロセスカートリッジBの使用前には、トナー排出開口111iは前述した実施の形態の何れかのトナーシール部材1が施工され、トナー枠体111内に充填したトナーを封止している。すなわち、トナー枠体111は図6に示すところのトナー補給容器本体2に対応し、トナー排出開口111iはトナー排出開口2aに対応する。従って、封止についての詳しい説明については、上記の実施の形態の何れか1つを援用する。図20に示すように、プロセスカートリッジBの使用前には、トナー枠体111にはトナー排出開口111iを覆うようにトナーシール部材lが設けられており、トナー枠体111内のトナーを封止している。そして、トナーシール部材1を封止した封止部1gから折り返して封止部1gの上に重ねた引き出し部1hは、その先端部をプロセスカートリッジBの外へ出している。プロセスカートリッジBの使用にあたっては、まず引き出し部1hを引いて、トナー排出開口111iを封止しているトナーシール部材1を開封する。そして、トナーシール部材1を開封したプロセスカートリッジBをレーザービームプリンタAに装着して、上述のように現像を行う。
【0077】
図18を用いて、プロセスカートリッジBのレーザービームプリンタAへの装着について説明する。レーザービームプリンタAは、ヒンジ35aを中心に開閉部材35を開放すると、装置本体114の左右の内壁に前下がりのガイドレール(不図示)が見える。このガイドレールに感光体ドラム107と同軸上に円筒形ガイド、及び、この円筒形ガイドの後ろにある細長い姿勢決めガイド(いずれも不図示)を挿入して、装置本体114の位置決め溝に円筒形ガイドを嵌め込む。逆に、装置本体114に装着されたプロセスカートリッジBを取り外すときには、上記とは反対の手順で前記ガイドレールに沿ってプロセスカートリッジBを引き抜くことにより行う。
【0078】
本実施の形態に示すプロセスカートリッジにおいても、実施の形態1のトナー補給容器を用いることにより、トナーシール部材1の確実な開封が実施できる。本例のプロセスカートリッジを用いて、開封テストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定しており、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口することができ、トナーの排出も問題なくできた。また、シール部の浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好であった。
【0079】
なお、本例は実施の形態1のトナー補給容器を用いたプロセスカートリッジの例であるが、同様に実施の形態2及び3のトナー補給容器を用いたプロセスカートリッジについても同様の結果であった。
【0080】
(比較例1)
本例はシール部3の突形状のシール部3bにおいて、特に斜めの直線形状3cを設けていない点以外は、実施の形態1と同じである。本例の構成を図21に示す。本例についても、トナーシール部材1の開封を行ったところ、実施の形態1同様、引き裂き開始部である先端エッジ部1jが持ち上がって、突形状のシール部3bに剥離方向の力Dがかかるが、突形状のシール部3b部の先端内側頂点3e部に力が集中するため、実施の形態1のように線状に受けることができず、十分強固な接着強度を有していないと剥れやすい構成になっている。
【0081】
本例のトナー補給容器についても、開封テストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定しており、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口することができた。また、シール部の浮き、剥れ等も見られずシール状態も良好であった。
【0082】
ただし、トナー補給容器本体2の成型キャビ違い品等が混在し、容器シール面とシール治具の当り調整が不十分になる等して突形状のシール部3b部の接着強度が低下した場合、トナーシール開封時に引き裂き部1fで裂けずに突形状のシール部3b部が先端内側頂点3e部から剥れてしまい(図22)、開封強度が5〜6kgf程度まで上昇し、更には、トナーシールの封止部1gを全て剥がしてしまい、引き裂き部の幅で規定しているトナーシール引き出し口(不図示)に引掛ってしまう場合があった。
【0083】
【発明の効果】
本発明を用いることにより次の効果が得られる。トナー排出開口を封止するシール部材の一部を引き裂いて開封するトナー補給容器及びプロセスカートリッジにおいて、引き裂き開始部脇の溶着強度を向上させ、かつシール部材の表層部の剥離進行を防止して、確実にシール部材を引き裂き開封することができる。
【0084】
本発明のトナー補給容器の組立、製造においても、製造工程が増えることもなく組立のコストアップもない非常に簡単な組立でトナーシールの開封性能の安定向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール部材の層構成を示す断面図である。
【図2】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール部材の層構成を示す断面図である。
【図3】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール部材の層構成を示す断面図である。
【図4】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール部材の構成を示す平面図である。
【図5】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール部材の部分拡大図である。
【図6】実施の形態1のトナー補給容器を示す斜視図である。
【図7】実施の形態1のトナー補給容器のシールパターンを示す平面図である。
【図8】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシール開封途中状態を示す斜視図である。
【図9】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシール開封終了状態を示す斜視図である。
【図10】実施の形態1のトナー補給容器のシール部を示す部分拡大図である。
【図11】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシール開封初期状態を示す部分拡大図である。
【図12】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシール開封初期状態を示す部分拡大図である。
【図13】実施の形態2のトナー補給容器のシール部を示す部分拡大図である。
【図14】実施の形態2のトナー補給容器のトナーシール開封初期状態を示す部分拡大図である。
【図15】実施の形態3のトナー補給容器に用いるシール部材の構成を示す平面図である。
【図16】実施の形態3のトナー補給容器に用いるシール部材の層構成を示す断面図である。
【図17】実施の形態3のトナー補給容器のシール部を示す部分拡大図である。
【図18】レーザービームプリンタAの構造を示す縦断面図である。
【図19】レーザービームプリンタAの外観を示す斜視図である。
【図20】プロセスカートリッジBの構造を示す縦断面図である。
【図21】比較例1のトナー補給容器のシール部を示す部分拡大図である。
【図22】比較例1のトナー補給容器のトナーシール開封初期状態を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
A…レーザービームプリンタ
B…プロセスカートリッジ
C…開封引張り方向
D…剥離方向の力
1…トナーシール部材 1a…表層 1b…レーザー遮断層 1c…引き裂きガイド層 1d…シーラント層 1e…引き裂き部1e′…空隙 1f…引き裂き部 1g…封止部 1h…引出し部 1i…接続部 1j…先端エッジ部 1k…封止部の縁 1m…引出し部の縁
2…トナー補給容器本体 2a…トナー排出開口
3…シール部 3a…短手部 3b…突形状のシール部 3c…直線形状 3d…凹部形状 3d′…頂点 3e…先端内側頂点
4…カバーフィルム 4a…延伸発泡ポリプロピレン 4b…EVA系シーラント 4c…引き裂き開始部
5…テアテープ 5a…ポリエステル 5b…延伸ナイロン 5c…低密度ポリエチレン 5d…EVA系シーラント
35…開閉部材 35a…ヒンジ
101…光学手段 101a…レーザーダイオード 101b…ポリゴンミラー 101c…レンズ 101d…反射ミラー 101e…露光開口部
102…記録媒体
103…搬送手段 103a…給紙カセット 103b…ピックアップローラ103c,103d…搬送ローラ 103e…レジストローラ対 103f…搬送ガイド 103g,103h,103i…排出ローラ対 103j…反転経路 103k…フラッパ 103m…排出ローラ対
104…転写ローラ
105…定着手段 105a…ヒータ 105b…定着ローラ 105c…駆動ローラ
106…排出トレイ
107…感光体ドラム
108…帯電ローラ
109…現像手段 109b…トナー送り部材 109c…現像ローラ 109d…現像ブレード 109e…トナー攪拌部材
110…クリーニング手段 110a…クリーニングブレード 110b…除去トナー溜め
111…トナー枠体 111i…トナー排出開口
112…現像枠体
113…クリーニング枠体 113n…転写開口部
114…装置本体

Claims (12)

  1. 電子写真画像形成装置本体にトナーを補給するトナー補給容器において、
    トナーを収納しトナーを排出するためのトナー排出開口を有するトナー補給容器本体と
    前記トナー補給容器本体に溶着されてトナー排出開口を封止する封止部と、折り返された状態で開封時に引張られる自由端部と、前記封止部に設けられ前記自由端部と接続する接続部と、を有し、開封時には前記自由端部を引張り方向に引いて、前記封止部の一部を前記トナー補給容器本体に残しつつ引き裂いて開封するトナーシール部材と、を有し
    少なくとも前記トナーシール部材における前記接続部の両側の前記引張り方向への延長線よりも外側の領域を含む領域を、前記トナー排出開口を封止するように溶着して固定する際の溶着部のパターンにおいて
    前記外側の領域を溶着する部分における前記引張り方向上流側の先端部分が、前記引張り方向に対して内側を向いて傾斜した形状を有することを特徴とするトナー補給容器。
  2. 前記先端部分は、斜めの直線形状または曲線形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容器。
  3. 前記トナーシール部材には、前記引張り方向に沿って引き裂かれ易く構成された引き裂き部が設けられ、前記溶着部において、前記引き裂き部と交差する部分が、前記引張り方向に対し、凹部形状を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のトナー補給容器。
  4. 前記外側の領域を溶着する部分が、前記トナーシール部材上からはみ出さないことを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載のトナー補給容器。
  5. 前記トナーシール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザーを照射して前記引き裂きガイド層又は前記引き裂きガイド層及び前記シーラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有していて、開封時に、前記自由端部を前記引張り方向に引くことで前記引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載のトナー補給容器。
  6. 前記封止部が、トナー補給容器本体のトナー排出開口を封止するカバーフィルムであり前記自由端部が、前記カバーフィルムに裏打ちされ開封時にその幅にカバーフィルムを引き裂いて開封するテアテープであることを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載のトナー補給容器。
  7. 画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    電子写真感光体と、
    電子写真感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像部材と、
    現像部材に供給するためのトナーを収納しトナーを排出するためのトナー排出開口を有するトナー補給容器本体と、 前記トナー補給容器本体に溶着されてトナー排出開口を封止する封止部と、折り返された状態で開封時に引張られる自由端部と、前記封止部に設けられ前記自由端部と接続する接続部と、を有し、開封時には前記自由端部を引張り方向に引いて、前記封止部の一部を前記トナー補給容器本体に残しつつ引き裂いて開封するトナーシール部材と、を有し
    少なくとも前記トナーシール部材における前記接続部の両側の前記引張り方向への延長線よりも外側の領域を含む領域を、前記トナー排出開口を封止するように溶着して固定する際の溶着部のパターンにおいて
    前記外側の領域を溶着する部分における前記引張り方向上流側の先端部分が、前記引張り方向に対して内側を向いて傾斜した形状を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 前記先端部分は、斜めの直線形状又は曲線形状を有していることを特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記トナーシール部材には、前記引張り方向に沿って引き裂かれ易く構成された引き裂き部が設けられ、前記溶着部において、前記引き裂き部と交差する部分が、前記開封引張り方向に対し、凹部形状を有していることを特徴とする請求項7又は8に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 前記外側の領域を溶着する部分が、前記トナーシール部材上からはみ出さないことを特徴とする請求項7から9の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  11. 前記トナーシール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザーを照射して前記引き裂きガイド層、又は前記引き裂きガイド層及び前記シーラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有していて、開封時に、前記自由端部を前記引張り方向に引くことで前記引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴とする請求項7から10の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  12. 前記封止部が、トナー補給容器本体のトナー排出開口を封止するカバーフィルムであり前記自由端部が、前記カバーフィルムに裏打ちされ開封時にその幅にカバーフィルムを引き裂いて開封するテアテープであることを特徴とする請求項7から10の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
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