JPH1172999A - トナー供給用開口部のシール材 - Google Patents

トナー供給用開口部のシール材

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JPH1172999A
JPH1172999A JP9303624A JP30362497A JPH1172999A JP H1172999 A JPH1172999 A JP H1172999A JP 9303624 A JP9303624 A JP 9303624A JP 30362497 A JP30362497 A JP 30362497A JP H1172999 A JPH1172999 A JP H1172999A
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JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
adhesive
opening
toner
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9303624A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Ishihara
迅恭 石原
Masahiro Yokoyama
昌弘 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOEI PERFUMERY
KOUMEIDOU KK
Koei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
KOEI PERFUMERY
KOUMEIDOU KK
Koei Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by KOEI PERFUMERY, KOUMEIDOU KK, Koei Kogyo Co Ltd filed Critical KOEI PERFUMERY
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Publication of JPH1172999A publication Critical patent/JPH1172999A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】どのメーカーのカートリッジに対しても利用す
ることができ、しかも開封時にトナーの飛散などが生じ
ることのない改良されたカートリッジにおけるトナー供
給用開口部のシール材を明らかにすることを目的とす
る。 【解決手段】所定の幅及び長さの開口部が形成されてい
る板材の表裏に接着剤ないし粘着剤を塗設又は両面接着
(粘着)テープを張設し、その表面側に、引き出し操作
部を持つシール材本体を、その裏面側に剥離紙が配設さ
れ、前記板材の開口部に露出する部分のシール材本体の
裏面には接着剤ないし粘着剤又は両面接着(粘着)テー
プを存在させない構成であることを特徴とするトナー容
器におけるトナー供給用開口部のシール材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プリンターに
利用される粉末トナーを収納するトナー容器(プロセス
カートリッジ)を再使用するリサイクルカートリッジに
おけるトナー供給用開口部のシール材に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセスカートリッジのトナー供給用開
口部は、例えば、特開平4−136877号公報に示さ
れているように、先端側が折り返され自由端が外部に引
き出されているシール材で遮蔽されており、使用に際し
ては、シール材の自由端を引っ張り出すだけで折り返し
部から順に引き剥されトナー供給用開口部が開封される
構造となっている。この構成では、シール材の全体が引
っ張り出される。
【0003】特開平5−289513号公報には、幅広
のシール材でトナー供給用開口部を被覆すると共に、そ
れよりも狭い幅で形成されている開封操作部の自由端を
上記と同様に引っ張り出すことによって、トナー供給用
開口部を開封する構成が開示されている。
【0004】特開平8−328369号公報は、引っ張
り出し易くするためにシール材の幅より狭い幅で切断線
(ミシン目)を用意した基材層とシーラント層から成る
積層構造のシール材を開示している。
【0005】リサイクルカートリッジのトナー供給用開
口部を遮蔽するシール材としては例えば特開平7−77
864 号公報に記載されたものがある。このシール材
は、トナー容器のトナー供給用開口部に開口規制部材を
取り付けて開口の大きさや位置を規定した上で、その開
口部の周縁に、上面にテアテープが溶着されているカバ
ーシート(イージーピールフィルム製)を熱圧着するこ
とで開口を遮蔽し、先端が折り返され自由端が外部に引
き出されているテアテープの自由端を持って外に引っ張
り出すことで、カバーシートにテアテープの幅の開口を
形成する構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プリンター用のトナー
(粉末)を補充するのにプロセスカートリッジが広く利
用されているが、このプロセスカートリッジは、使い捨
て方式で複雑な形状の容器となっているために高価であ
り、ユーザーはトナー補充の度に多大な出費を強いられ
ている。また、使い捨て方式は省資源、省ゴミの点から
も好ましい方式ではない。このような観点から、使用済
みのプロセスカートリッジを再度使用するリサイクルカ
ートリッジ方式が普及するに至っている。リサイクルカ
ートリッジは、回収したものをメーカー自身で再利用す
るだけでなく、ユーザーが保有している使用済のカート
リッジにトナーを新しく詰め替えサービスする方式でも
利用されている。
【0007】メーカーが再利用する場合には、洗浄など
の新たな工程が加わるだけで、新しいカートリッジを利
用するのと大差はないが、メーカーでない業者がトナー
詰め替えサービスを行おうとすると、メーカーによるト
ナー供給用開口部のシール方式と異なる方式を採用せざ
る得ないので問題が生じることになる。例えば、シール
材として普通の接着テープなどを利用すると、テープに
トナーが付着しているので、これを引き剥したときに付
着したトナーにより手を汚したり、或いはトナーが飛散
したりすることが生じる。また、再利用に際しては、変
形或いは破壊されているトナー供給用開口部を修復する
必要があるが、トナー供給用開口部の形状や大きさには
メーカー毎に差があることから、煩雑な作業を強いられ
ることになる。
【0008】本発明は上記に鑑みどのメーカーのカート
リッジに対しても利用することができ、しかも開封時に
トナーの飛散などが生じることのない改良されたカート
リッジにおけるトナー供給用開口部のシール材を明らか
にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトナー容器
におけるトナー供給用開口部のシール材は、所定の幅
及び長さの開口部が形成されている板材の表裏に接着剤
ないし粘着剤を塗設又は両面接着(粘着)テープを張設
し、その表面側に、引き出し操作部を持つシール材本体
を、その裏面側に剥離紙が配設され、前記板材の開口部
に露出する部分のシール材本体の裏面には接着剤ないし
粘着剤又は両面接着(粘着)テープを存在させない構成
であること、シール材本体が、一方向にのみ裂くこと
ができるシートから成っており、この裂くことができる
方向を板材の開口部に沿った方向と一致させてあるこ
と、シール材本体が、板材の開口部に沿ってミシン目
を持つこと、シール材本体はミシン目を持たず、その
引き出し操作部の付け根部分に切り込みが設けられてい
ること、シール本体が上記切り込み及びミシン目を有
すること、をそれぞれ特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明に係る
トナー供給用開口部のシール材はシール材本体10、こ
のシール材本体10に延長して形成されている引き出し
操作部11、両面に接着剤ないし粘着剤21・22が塗
設されている板材20、この板材20の裏面側の接着剤
ないし粘着剤22の上面に配置される剥離紙30とで構
成されている。
【0011】シール材本体10は、一方向に切り裂き易
いサテンや高発泡性ポリプロピレンシートなどで形成さ
れ、正確な切れ目が形成されるように予めレーザー加工
によって、引き出し操作部11の幅で、ミシン目12が
形成されている。後述するように、ミシン目12を設け
ることに代えて、或いは、ミシン目12を設けることと
同時に、引き出し操作部11の基部に切れ目13を設け
る態様も本発明に包含される。
【0012】上記したシール材本体10は、板材20の
上面に塗設又は張設されている接着剤ないし粘着剤又は
両面接着(若しくは粘着)テープ21によって板材20
に固着される。従って、板材20の開口部23(この部
分は、シール材本体10が引き剥されたときにトナー供
給用開口部として機能する)に面したシール材本体10
の裏面部分には接着剤ないしは粘着剤又は両面接着(若
しくは粘着)テープは存在しない。
【0013】板材20はトナー容器のトナー供給用開口
部の補修材として機能するだけでなく、シール材本体の
保形材としても機能する。
【0014】図2のAは、本発明に係るトナー供給用開
口部のシール材を示すもので、シール材本体10、板材
20、剥離紙30が積層されただけの状態である。この
状態から、図2のBに示すように、各メーカー毎のリサ
イクルカートリッジのトナー供給用開口部の大きさや形
状に対応させて、板材20及びシール材本体10の端部
などに切欠部40が形成される。尚、シール材10、板
材20、開口部23のサイズ並びに切欠部40の位置及
びサイズなどは各メーカー毎のリサイクルカートリッジ
に対応させて何種類かのものを用意する。
【0015】図2のCに示すように、剥離紙30を剥し
てリサイクルカートリッジのトナー供給孔開口部に板材
20を固着し、引き出し操作部11を折り返して自由端
を外部に露出させることで、トナー供給用開口部の遮蔽
作業が完了する。
【0016】図2のDは、ユーザーにより引き出し操作
部11が引っ張り出される途中の状態を示しており、シ
ール材本体10が、引き出し操作部11の幅で、その基
部から(実施態様によっては基部の切れ目から)、ミシ
ン目12に沿って切り裂かれると、新たにトナー供給用
開口部となる板材20の開口部23の遮蔽が解除され
る。このとき、シール材本体10の裏面で板材20の開
口部23に面していた部分には接着剤ないし粘着材が塗
設されていないので、開封作業に際してトナーが付着し
て外部に引き出されることがない。
【0017】シール材本体10の材質によってはミシン
目12を省略することも可能である。即ち、高発泡ポリ
プロピレンシート[例えば、ポリプロピレン製包装資材
として知られるコルテープ(商標、東洋化学株式会
社)]の如く、一方向にのみ裂くことができるシートを
利用すれば、裂くことができる一方向を長手方向として
利用することで、長手方向に自在に裂くことができミシ
ン目を必要としない。ミシン目を施さない態様の場合、
引き出し操作部11の付け根部分に裂け目を導くための
切れ目13を設けておく態様も本発明に包含される。
【0018】また、このように、一方向にのみ裂くこと
ができるシートをシール材本体として利用した場合にお
いて、ミシン目を入れる構成とすれば、最も裂き易くな
る。更に、シール材本体10にミシン目12を形成する
態様においても、引き出し操作部11の基部から、その
幅で、裂け目がうまく開始するようにするために、引き
出し操作部11の基部に切れ目13を設ける態様も本発
明に包含される。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るトナー供給用開口部のシー
ル材によれば、図2のA又は図2のBに示す状態でメー
カー或いはトナー詰め替えサービス業者に対し供給する
ことができるので、トナー供給用開口部の大きさや形状
に差があるどのメーカーのリサイクルカートリッジに対
しても利用することができ、また、開封作業の際にシー
ル材にトナーが付着して外部に引き出されることがない
ので、トナーによって汚染される危険から解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す分解斜視図
【図2】利用方法の説明図
【符号の説明】
10−シール材本体 11−引き出し操作部 12−ミシン目 13−切れ目 20−板材 21−接(粘)着剤又は両面接着(若しくは粘着)テー
プ 22−接(粘)着剤又は両面接着(若しくは粘着)テー
プ 23−開口部 30−剥離紙 40−切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 昌弘 東京都武蔵野市吉祥寺南町5−8−22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の幅及び長さの開口部が形成されてい
    る板材の表裏に接着剤ないし粘着剤を塗設又は両面接着
    (粘着)テープを張設し、その表面側に、引き出し操作
    部を持つシール材本体を、その裏面側に剥離紙が配設さ
    れ、前記板材の開口部に露出する部分のシール材本体の
    裏面には接着剤ないし粘着剤又は両面接着(粘着)テー
    プを存在させない構成であることを特徴とするトナー容
    器におけるトナー供給用開口部のシール材。
  2. 【請求項2】シール材本体が、一方向にのみ裂くことが
    できるシートから成っており、この裂くことができる方
    向を板材の開口部に沿った方向と一致させてあることを
    特徴とする請求項1に記載のトナー供給用開口部のシー
    ル材。
  3. 【請求項3】シール材本体が、板材の開口部に沿ってミ
    シン目を持つことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    トナー供給用開口部のシール材。
  4. 【請求項4】シール材本体はミシン目を持たず、その引
    き出し操作部の付け根部分に切り込みが設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー供給用
    開口部のシール材。
  5. 【請求項5】シール本体が上記切り込み及びミシン目を
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー
    供給用開口部のシール材。
JP9303624A 1997-06-20 1997-10-17 トナー供給用開口部のシール材 Pending JPH1172999A (ja)

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JP9-180393 1997-06-20
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005026742A1 (ja) * 2003-09-12 2005-03-24 Nec Corporation チップとそのチップを用いた装置およびその使用方法
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