JPH1026870A - トナーケースの封止用シール - Google Patents

トナーケースの封止用シール

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Publication number
JPH1026870A
JPH1026870A JP8180267A JP18026796A JPH1026870A JP H1026870 A JPH1026870 A JP H1026870A JP 8180267 A JP8180267 A JP 8180267A JP 18026796 A JP18026796 A JP 18026796A JP H1026870 A JPH1026870 A JP H1026870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
sealing
tape
seal
toner case
Prior art date
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Pending
Application number
JP8180267A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kimura
吉男 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUYAMA KK
Original Assignee
FUKUYAMA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by FUKUYAMA KK filed Critical FUKUYAMA KK
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Publication of JPH1026870A publication Critical patent/JPH1026870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用済のトナーケースにトナーを充填してか
ら開口を再び封止するための封止用シールにおいて、シ
ール性能を強力にすると共に、開封の際にもこのシール
にトナーが付着したりせず、清潔に開封作業を行うよう
にする。 【解決手段】 一旦開封したトナーケースの開口を封止
するトナーケースの封止用シールにおいて、前記トナー
ケース10の開口11の形状に略一致した開封口2を面
内に形成した弾性力を有する基板3の上面と下面とに接
着剤を塗布し、切開テープ5を接着すると共に、下面に
剥離紙を接着して成り、切開テープ5は引っ張ることに
よって長手方向のみに破り取ることができるように形成
されると共に、該切開テープ5には基板3の開封口2の
周辺面に接着した長手方向の端部から開封口2の幅をも
って延長した延長片7が形成してあり、切開テープ5の
延長片7を折返し方向へ引っ張ることによって開封口2
の幅だけを長手方向に沿って開封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーを使用して
印刷または複写を行うプリンタまたはコピー機等に装填
されるトナーケースの封止用シールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、トナーケースを装填したカートリ
ッジ方式のプリンタまたはコピー機等(以下、単に「プ
リンタ」と云う)が使用されるようになっている。この
ようなトナーカートリッジ式の機器においては、トナー
がなくなった場合、新しいカートリッジを装填するほ
か、トナーケース内にトナーを補給して再使用すること
が行われている。
【0003】このようなトナーカートリッジ式プリンタ
の再使用において、専門業者が空のトナーケースにトナ
ーを補給してユーザーに搬送する際には、トナーケース
の開口からトナーがこぼれないように、開口を封止する
シールを貼着することが行われる。
【0004】このようなトナーケースの封止用シールの
従来例について説明すると、図7の分解斜視図に示すよ
うに、この封止用シール31は、プラスチック板等の基
板32とビニール製シーリングテープ33と剥離紙34
とから成る。
【0005】即ち、基板32には、その面内にトナーケ
ース35(図9参照)の開口35aに略一致した開封口
36を形成してあり、図8に示すように、シーリングテ
ープ33を基板32の上面に貼着して開封口36を封止
すると共に、この基板32の下面に剥離紙34を貼着す
ることにより、封止用シール31としての一つの製品を
成すものである。
【0006】シーリングテープ33は、開封口36の長
さよりも長尺に形成され、基板32の開封口36に貼着
したシーリングテープ33を折り返した状態にして、こ
のシーリングテープ33の端部をトナーケース35の端
部から露出しておき、開封の際には、このシーリングテ
ープ33の露出端部を、図9のように引き出すことによ
って、シーリングテープ33の剥し作業を行う。
【0007】これを使用するには、図9に示すように、
剥離紙34を基板32の下面から剥がして、トナーケー
ス35の開口35aの周辺面に基板32の下側接着面を
貼り付ける。これによって、基板32の開封口36はシ
ーリングテープ33によって封止され、トナーケース3
5の開口35aから内部のトナーがこぼれ出るのを防止
する。
【0008】そして、図9に示すように、トナーケース
35を機器に装填してから、延長片33aを引っ張って
シーリングテープ33を全面的に剥し取ることによって
開封口36を開け、トナーケース35の開口35aを解
放状態にして内部のトナーの流通を可能とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の封止用シール31において、シーリングテープ
33を基板32の開封口36の周辺に接着剤によって貼
りつけた場合、これを開封するには、シーリングテープ
33の接着面を含めて全面的に剥がすようにしてあるた
め、接着力を抑えて貼りつけておく必要がある。
【0010】従って、シーリングテープ33の付着力が
弱く、トナーケースを逆さまにした時など、内部のトナ
ーの自重によってシーリングテープ33が剥れることが
あった。
【0011】また、シーリングテープ33を剥した後
は、シーリングテープ33と開封口36の周辺の接着面
37が露出して、ここに内部のトナーが付着するという
問題点があった。
【0012】さらに、シーリングテープ33を熱溶着に
よって基板32に付着させた場合には付着力が十分では
なく、トナーの自重あるいは搬送中の振動によってシー
リングテープ33が剥れたりするという問題点があっ
た。
【0013】本発明は、このような問題点を解消するた
めに成されたもので、使用済のトナーケースにトナーを
充填してから開口を再び封止するための封止用シールで
あって、このような封止用シールは手作業で貼り付ける
ために、容易かつ確実な封止作業を行うことができ、シ
ール性能を強力にすると共に、開封の際にもこのシール
にトナーが付着したりせず、清潔に開封作業を行うよう
にしたトナーケースの封止用シールを提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の目的を達
成するために、本発明のトナーケースの封止用シール
は、一旦開封したトナーケースの開口を封止するトナー
ケースの封止用シールにおいて、前記トナーケースの開
口の形状に略一致した開封口を面内に有した弾性力を有
する基板の上面と下面とに接着剤を付着し、該基板の上
面に前記開封口を覆った状態で切開テープを接着すると
共に、前記基板の下面に剥離紙を接着して成り、前記切
開テープは引っ張ることによって長手方向のみに破り取
ることができるように形成されると共に、該切開テープ
には前記基板の開封口の周辺面に接着した長手方向の端
部から前記開封口の幅を有して延長した延長片が形成し
てあり、前記トナーケースの開口の周辺面に前記切開テ
ープを接着して該開口を封止する一方、前記切開テープ
の前記延長片を折返し方向へ引っ張ることによって前記
開封口の幅だけを長手方向に沿って開封するようにした
ものである。
【0015】また、前記切開テープは、前記延長片を折
返し方向へ引っ張ることによって該延長片の幅だけを長
手方向のみに破り取るように形成した布製リボンを用い
るのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0017】図1は、本実施例のトナーケースの封止用
シールの構成材料を分解した斜視図である。
【0018】この図に示すように、本発明の封止用シー
ル1は、図4の封止すべきトナーケース10の開口11
に略一致した開封口2を面内に形成してなる基板3と、
この基板3の上面及び下面に接着剤を施して、該基板3
の上面の開封口2の周辺面4に貼着した切開テープ5
と、基板3の下面に貼着した剥離紙6とから成る。
【0019】基板3は、その弾性力によって板形状をあ
る程度保持し得る薄厚の合成樹脂板等の材質及び板厚か
ら成る。
【0020】切開テープ5は、長手方向の端部の一部分
を引っ張ることによって長手方向のみに破り取ることが
できるように形成された布製リボンから構成するのが好
ましい。
【0021】この切開テープ5のその他の構成として
は、薄厚のビニール製シートの面に切開すべき長手方向
に沿って線状の薄厚部を形成したものによって形成する
ことも可能である。
【0022】そして、切開テープ5は、基板3の開封口
2の周辺面4に接着するだけの幅を有すると共に、その
長手方向の端部中央から開封口2の幅を有して延長した
延長片7を一体的に形成してある。
【0023】また、剥離紙6の面内にも、基板3の開封
口2に略一致した解放口6aを形成してある。ただし、
この解放口6aは、必ずしも、設けなくてもよい。
【0024】このような構成材料において、図2に示す
ように、基板3の上面及び下面に接着剤を施して、該基
板3の上面の開封口2の周辺面4に切開テープ5を貼着
すると共に、基板3の下面に剥離紙6を貼着することに
より、基板3の開封口2を切開テープ5の封止面で封止
した一つの製品となる。
【0025】このような構成から成る封止用シール1に
よれば、基板3の上面の周辺面4に施された接着面に切
開テープ5が付着されるのであるから、切開テープ5の
開封口2から露出した部分には接着剤が付着されずに、
この開封口2を封止する。
【0026】また、トナーカートリッジを工場生産する
場合、開口の封止用シールは機械作業によって付着され
るが、本発明の封止用シールはトナーケースの再使用を
行うもので、封止用シールを開口に付着する際の付着作
業を容易かつ確実に行うこと必要があるため、本実施例
においては、上記のように板形状をその弾性力によっ
て、ある程度保持し得る基板3を用いているため、剥離
紙6の剥がし作業、及び剥離紙6を剥した後の貼り付け
作業を容易に行うことが可能である。
【0027】この封止用シール1を用いて、図4に示す
トナーケース10の開口11を封止するには、上記のよ
うに基板3の下面の剥離紙6を剥がして接着面を露出
し、基板3の開封口2をトナーケース10の開口11に
合致させた状態で、図5に示すように、基板3の下面を
トナーケース10の開口11の周辺に接着する。この状
態で、トナーケース10の開口11は、封止用シール1
によって完全に封止された状態にあり、内部のトナーが
こぼれ出ることがない。
【0028】そして、このトナーケース10を機器に装
填した後、トナーケース10の開口11を解放するに
は、図6に示すように、切開テープ5と延長片7の境界
で折返した延長片7を折返し方向に引っ張ることによっ
て、図5の二点鎖線(破り取り線9)に沿って延長片7
の幅(即ち、開封口2の幅)だけを切開することができ
る。これによって、図6に示すように、トナーケース1
0の開口11を解放して内部のトナーを流通可能とす
る。
【0029】このように、切開テープ5から延長片7の
幅だけを破り取った場合、切開テープ5の両端には残部
5a、5aが基板3の周辺面4に接着されたままの状態
で、この周辺面4における接着剤を被覆した状態にある
ため、内部のトナーが基板3あるいは切開テープ5に付
着するようなことがない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトナーケ
ースの封止用シールは、トナーケースの再使用のため
に、トナーを再充填したトナーケースの開口を封止する
ために成されたもので、基板が弾性力を有するために、
剥離紙を剥しやすく、さらに、その下面をトナーケース
の開口の周辺面に容易かつ確実に付着することができ、
この付着した状態の切開テープでトナーケースの開口を
完全に封止することが可能となる。
【0031】そして、切開テープの延長片を折返し方向
へ引っ張って該延長片の幅だけ長手方向に破り取ること
により、トナーケースの開口を容易に解放することがで
き、この延長片を破り取った切開テープの両端残部が基
板の上面に塗布した接着剤を覆ったまま接着された状態
を保つことができる。従って、接着剤が露出する部分が
なく、内部のトナーが周辺に付着することを防止して、
清潔な開封作業を行うことが可能となる。
【0032】また、このように、切開テープの両端残部
を基板の周辺面に接着した状態にしておくため、従来の
ように切開テープを全面的に剥し取る必要がなく、切開
テープの接着力を強くしても開封作業には影響がないた
め、切開テープを基板に対して強固に接着しておくこと
によって、優れたシール性能を保持することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明による封止用シールの構成材料を分
解した状況を示す斜視図である。
【図2】は、図1の構成部材を組み合わせた本発明によ
る封止用シールの斜視図である。
【図3】は、図2における封止用シールの折返し部の部
分拡大図であり、封止用シールを開口の切開し、また剥
離紙を部分的に剥がした状態を示す。
【図4】は、本発明の封止用シールをトナーケースの開
口に接着する以前の状態を示す斜視図である。
【図5】は、本発明の封止用シールをトナーケースの開
口に接着した状態を示す斜視図である。
【図6】は、図5の封止用シールにおける切開テープの
延長片を折返し方向に引っ張って延長片の幅だけ切開す
ることによって、トナーケースの開口の幅だけ解放して
いる状況を示す斜視図である。
【図7】は、従来の封止用シールの構成材料を分解した
斜視図である。
【図8】は、図7の構成部材を組み合わせた従来の封止
用シールの斜視図である。
【図9】は、本発明による封止用シールのシーリングテ
ープを基板から全面的に剥している状況を示す斜視図で
ある。
【符合の説明】
1…封止用シール 2…開封口 3…基板 4…周辺面 5…切開テープ 6…剥離紙 7…延長片 9…破り取り線 10…トナーケース 11…開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一旦開封したトナーケースの開口を封止
    するトナーケースの封止用シールにおいて、前記トナー
    ケースの開口の形状に略一致した開封口を面内に有した
    弾性を有する基板の上面と下面とに接着剤を付着し、該
    基板の上面に前記開封口を覆った状態で切開テープを接
    着すると共に、前記基板の下面に剥離紙を接着して成
    り、前記切開テープは引っ張ることによって長手方向の
    みに破り取ることができるように形成されると共に、該
    切開テープには前記基板の開封口の周辺面に接着した長
    手方向の端部から前記開封口の幅を有して延長した延長
    片が形成してあり、前記トナーケースの開口の周辺面に
    前記切開テープを接着して該開口を封止する一方、前記
    切開テープの前記延長片を折返し方向へ引っ張ることに
    よって前記開封口の幅だけを長手方向に沿って開封する
    ようにしたことを特徴とするトナーケースの封止用シー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記切開テープは、前記延長片を折返し
    方向へ引っ張ることによって該延長片の幅だけを長手方
    向のみに破り取るように形成した布製リボンを用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載のトナーケースの封止用シ
    ール。
JP8180267A 1996-07-10 1996-07-10 トナーケースの封止用シール Pending JPH1026870A (ja)

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