JP2000255082A - インクジェット記録用インクカートリッジの包装方法 - Google Patents
インクジェット記録用インクカートリッジの包装方法Info
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- JP2000255082A JP2000255082A JP6193299A JP6193299A JP2000255082A JP 2000255082 A JP2000255082 A JP 2000255082A JP 6193299 A JP6193299 A JP 6193299A JP 6193299 A JP6193299 A JP 6193299A JP 2000255082 A JP2000255082 A JP 2000255082A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクカートリッジは、機能上１つまたは２
つの開口部を備えており、これら開口部はインク漏れが
無いようにシールされ、ユーザーが記録ヘッドに接続す
る際にシール部分が開放の際に、大気連通口を先に開放
してインクカートリッジ内を大気圧とした後に、インク
供給口を開放して記録ヘッドと接続しなければならな
い。 【解決手段】 インク供給用開口部と大気連通用開口部
を有するインクジェット記録用インクカートリッジを、
前記２つの開口部をシール部材でシールして包装用容器
に収容し、前記包装用容器に蓋部材を装着して成り、開
封時には前記蓋部材を除去し、前記包装用容器から前記
インクカートリッジを取出す際に、前記開口部のうち少
なくとも一方もしくは両方のシール部材が同時に開封さ
れる。
つの開口部を備えており、これら開口部はインク漏れが
無いようにシールされ、ユーザーが記録ヘッドに接続す
る際にシール部分が開放の際に、大気連通口を先に開放
してインクカートリッジ内を大気圧とした後に、インク
供給口を開放して記録ヘッドと接続しなければならな
い。 【解決手段】 インク供給用開口部と大気連通用開口部
を有するインクジェット記録用インクカートリッジを、
前記２つの開口部をシール部材でシールして包装用容器
に収容し、前記包装用容器に蓋部材を装着して成り、開
封時には前記蓋部材を除去し、前記包装用容器から前記
インクカートリッジを取出す際に、前記開口部のうち少
なくとも一方もしくは両方のシール部材が同時に開封さ
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置、特に、インクジェット記録ヘッドに接続して供給
されるインクを貯蔵した交換型インクジェット記録用イ
ンクカートリッジのパッケージ、すなわち包装方法に関
するものである。
装置、特に、インクジェット記録ヘッドに接続して供給
されるインクを貯蔵した交換型インクジェット記録用イ
ンクカートリッジのパッケージ、すなわち包装方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、交換型インクジェット記録用イン
クカートリッジは、機能上１つまたは２つの開口部を備
えている。このようなインクカートリッジにおいて、開
口部が２つのタイプのものは大気連通口と、記録ヘッド
側へインクを供給するインク供給口の２つの開口部があ
り、開口部が１つのタイプのものは、通常、袋等にイン
クが収容されており、インク使用と共に袋が変形、追従
していくために、大気連通口は必要なく、インク供給口
のみがある。いずれのタイプのものも物流時には、これ
らの開口部分はインク漏れが無いようにシールされ、ユ
ーザーが記録ヘッドに接する際にシール部分が開放され
る。この開放の際に、大気連通口とインク供給口との２
つの開口部を有するインクカートリッジにおいては、大
気連通口を先に開放してインクカートリッジ内を大気圧
とした後に、インク供給口を開放して記録ヘッドと接続
するのが好ましい。
クカートリッジは、機能上１つまたは２つの開口部を備
えている。このようなインクカートリッジにおいて、開
口部が２つのタイプのものは大気連通口と、記録ヘッド
側へインクを供給するインク供給口の２つの開口部があ
り、開口部が１つのタイプのものは、通常、袋等にイン
クが収容されており、インク使用と共に袋が変形、追従
していくために、大気連通口は必要なく、インク供給口
のみがある。いずれのタイプのものも物流時には、これ
らの開口部分はインク漏れが無いようにシールされ、ユ
ーザーが記録ヘッドに接する際にシール部分が開放され
る。この開放の際に、大気連通口とインク供給口との２
つの開口部を有するインクカートリッジにおいては、大
気連通口を先に開放してインクカートリッジ内を大気圧
とした後に、インク供給口を開放して記録ヘッドと接続
するのが好ましい。
【０００３】なぜならば、例えば、気圧の低い高地など
で使用する場合に、以下に示されるような不都合が生じ
る可能性がある。つまり、インクカートリッジの開閉前
のカートリッジ内の内圧が例えば１気圧であり、開封場
所が、仮に標高３０００ｍの高地（約０．７気圧）であ
るとすれば、もし、インク供給口から先に開放した場合
に、インクカートリッジの中からインクが気圧差によっ
て噴き出して、ユーザーの手や指や衣服などを汚すこと
が考えられる。反対に、インクカートリッジ内の内圧が
０．９気圧（例えば気温が下がった場合など）で、開封
場所が１気圧であったとすれば、インク供給口から先に
開放した場合に、今度は逆に大気がインクカートリッジ
内に入り込み、インク供給口付近のインクが希薄な状態
になって、インクカートリッジを記録ヘッドに装着して
使用する際にインク切れを発生する恐れがある。
で使用する場合に、以下に示されるような不都合が生じ
る可能性がある。つまり、インクカートリッジの開閉前
のカートリッジ内の内圧が例えば１気圧であり、開封場
所が、仮に標高３０００ｍの高地（約０．７気圧）であ
るとすれば、もし、インク供給口から先に開放した場合
に、インクカートリッジの中からインクが気圧差によっ
て噴き出して、ユーザーの手や指や衣服などを汚すこと
が考えられる。反対に、インクカートリッジ内の内圧が
０．９気圧（例えば気温が下がった場合など）で、開封
場所が１気圧であったとすれば、インク供給口から先に
開放した場合に、今度は逆に大気がインクカートリッジ
内に入り込み、インク供給口付近のインクが希薄な状態
になって、インクカートリッジを記録ヘッドに装着して
使用する際にインク切れを発生する恐れがある。
【０００４】従って、このような不都合を発生させない
ために、言い換えれば、大気連通口がインク供給口より
も必ず先に開封されるようにして、インクカートリッジ
内の内圧が大気圧になった後にインク供給口を開放する
ようなすために、既に幾つかの提案がなされている。
ために、言い換えれば、大気連通口がインク供給口より
も必ず先に開封されるようにして、インクカートリッジ
内の内圧が大気圧になった後にインク供給口を開放する
ようなすために、既に幾つかの提案がなされている。
【０００５】このような提案の一例として、例えば、特
開平６−３２８７１２号公報や特開平７−７６３６７号
公報には、ピロー包装形態のパッケージにおける大気連
通口およびインク供給口のシール方法や、その開封方法
が記載されている。
開平６−３２８７１２号公報や特開平７−７６３６７号
公報には、ピロー包装形態のパッケージにおける大気連
通口およびインク供給口のシール方法や、その開封方法
が記載されている。
【０００６】また、特開平９−１３６４２５号公報に
は、２つの開口部のシールの剥離力や、剥離方向による
剥離力に差をつけるなどして、大気連通口を先に開封す
るのを更に確実にすることが示されている。
は、２つの開口部のシールの剥離力や、剥離方向による
剥離力に差をつけるなどして、大気連通口を先に開封す
るのを更に確実にすることが示されている。
【０００７】さらにまた、特開平９−９４９８２号公報
には、２個所のシール部材をパッケージの外部へ引き出
し、シール部材を引き抜いて除去することによって大気
連通口およびインク供給口を開放し、その後にパッケー
ジからインクカートリッジを取り出す構成のものが示さ
れている。
には、２個所のシール部材をパッケージの外部へ引き出
し、シール部材を引き抜いて除去することによって大気
連通口およびインク供給口を開放し、その後にパッケー
ジからインクカートリッジを取り出す構成のものが示さ
れている。
【０００８】また、特開平５−１６２３２６号公報に
は、２つのパッケージ部材の内の一方で、直接インクカ
ートリッジの２箇所の開口部をシールし、パッケージ部
材を開封時に取り除く際に、前記開口部のシールが同時
に外れる構成が示されている。
は、２つのパッケージ部材の内の一方で、直接インクカ
ートリッジの２箇所の開口部をシールし、パッケージ部
材を開封時に取り除く際に、前記開口部のシールが同時
に外れる構成が示されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパッケージの場合には、ユーザーがインクカ
ートリッジのパッケージに記載されている注意書や手順
通りに、開封すれば問題はないが、全く注意書を読まず
に、ユーザー自身が独自の開け方をしたり、或いは力ま
かせに無理矢理開けてしまったりした場合には前述した
ような不具合が発生する可能性がある。また、シール部
材とパッケージ部材は別々であり、組立工程が多く、コ
スト的にも問題がある。
うな従来のパッケージの場合には、ユーザーがインクカ
ートリッジのパッケージに記載されている注意書や手順
通りに、開封すれば問題はないが、全く注意書を読まず
に、ユーザー自身が独自の開け方をしたり、或いは力ま
かせに無理矢理開けてしまったりした場合には前述した
ような不具合が発生する可能性がある。また、シール部
材とパッケージ部材は別々であり、組立工程が多く、コ
スト的にも問題がある。
【００１０】さらに、前述した特開平５−１６２３２６
号公報記載のものは、開封操作によって、自動的に連通
口が開放され、次いでインク供給口が開放される構成に
なっているが、２箇所の開口部をシールする機能と、パ
ッケージ自体を密閉する機能との２つの機能を、１つの
部材のパッケージ部材で行う構成であるために、高精度
のパッケージ部材が必要であり、組立てがし難く、実用
的でない。
号公報記載のものは、開封操作によって、自動的に連通
口が開放され、次いでインク供給口が開放される構成に
なっているが、２箇所の開口部をシールする機能と、パ
ッケージ自体を密閉する機能との２つの機能を、１つの
部材のパッケージ部材で行う構成であるために、高精度
のパッケージ部材が必要であり、組立てがし難く、実用
的でない。
【００１１】本発明の目的は、このような従来における
課題を解決するために、２つの開口部を有するインクジ
ェット記録装置用インクカートリッジのパッケージの開
封時において、前述したような不具合、すなわちインク
の噴き出しやインク垂れによって手指や衣類を汚した
り、或いはヘッドに装着した後に、インク切れを起こし
て不吐出になったり、といった不具合がなく、信頼性が
高く、組立てが容易で量産性にも優れた低コストのパッ
ケージを形成する、インクジェット記録用インクカート
リッジの包装方法を提供することである。
課題を解決するために、２つの開口部を有するインクジ
ェット記録装置用インクカートリッジのパッケージの開
封時において、前述したような不具合、すなわちインク
の噴き出しやインク垂れによって手指や衣類を汚した
り、或いはヘッドに装着した後に、インク切れを起こし
て不吐出になったり、といった不具合がなく、信頼性が
高く、組立てが容易で量産性にも優れた低コストのパッ
ケージを形成する、インクジェット記録用インクカート
リッジの包装方法を提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のインクジェット記録用インクカートリッ
ジの包装方法は、インク供給用開口部と大気連通用開口
部を有するインクジェット記録用インクカートリッジ
を、前記２つの開口部をシール部材でシールして包装用
容器に収容し、前記包装用容器に蓋部材を固着して成
り、開封時には前記蓋部材を除去し、前記包装用容器か
ら前記インクカートリッジを取出す際に、前記開口部の
うち少なくとも一方もしくは両方の前記シール部材が同
時に開封されることを特徴とする。
めに、本発明のインクジェット記録用インクカートリッ
ジの包装方法は、インク供給用開口部と大気連通用開口
部を有するインクジェット記録用インクカートリッジ
を、前記２つの開口部をシール部材でシールして包装用
容器に収容し、前記包装用容器に蓋部材を固着して成
り、開封時には前記蓋部材を除去し、前記包装用容器か
ら前記インクカートリッジを取出す際に、前記開口部の
うち少なくとも一方もしくは両方の前記シール部材が同
時に開封されることを特徴とする。
【００１３】また、本発明のインクジェット記録用イン
クカートリッジの包装方法は、前記蓋部材を開封する際
に、前記大気連通用開口部が開封され、前記包装用容器
からインクカートリッジを取出す際に前記インク供給用
開口部のシール部材が開封されることを特徴とする。
クカートリッジの包装方法は、前記蓋部材を開封する際
に、前記大気連通用開口部が開封され、前記包装用容器
からインクカートリッジを取出す際に前記インク供給用
開口部のシール部材が開封されることを特徴とする。
【００１４】さらに、本発明のインクジェット記録用イ
ンクカートリッジの包装方法は、前記大気連通用開口部
のシール部材が前記包装用容器の蓋部材に固定され、前
記蓋部材を包装用容器から除去する際に、前記大気連通
用開口部のシール部材が同時に開封されることを特徴と
する。
ンクカートリッジの包装方法は、前記大気連通用開口部
のシール部材が前記包装用容器の蓋部材に固定され、前
記蓋部材を包装用容器から除去する際に、前記大気連通
用開口部のシール部材が同時に開封されることを特徴と
する。
【００１５】さらにまた、本発明のインクジェット記録
用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給用
開口部のシール部材が前記包装用容器に固定され、前記
包装用容器からインクカートリッジを取出す際に、前記
シール部材が前記包装用容器に残留することによって前
記インクカートリッジから前記シール部材が離脱するよ
うに形成されていることを特徴とする。
用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給用
開口部のシール部材が前記包装用容器に固定され、前記
包装用容器からインクカートリッジを取出す際に、前記
シール部材が前記包装用容器に残留することによって前
記インクカートリッジから前記シール部材が離脱するよ
うに形成されていることを特徴とする。
【００１６】本発明のインクジェット記録用インクカー
トリッジの包装方法は、前記インク供給用開口部よりも
前記大気連通用開口部のシール部材が先に開封されるこ
とを特徴とする。
トリッジの包装方法は、前記インク供給用開口部よりも
前記大気連通用開口部のシール部材が先に開封されるこ
とを特徴とする。
【００１７】また、本発明のインクジェット記録用イン
クカートリッジの包装方法は、前記インク供給用開口部
のシール部材の一端が前記包装用容器に固着され、前記
大気連通用開口部のシール部材の一端が前記蓋部材に固
着されていることを特徴とする。
クカートリッジの包装方法は、前記インク供給用開口部
のシール部材の一端が前記包装用容器に固着され、前記
大気連通用開口部のシール部材の一端が前記蓋部材に固
着されていることを特徴とする。
【００１８】さらに、本発明のインクジェット記録用イ
ンクカートリッジの包装方法は、前記インク供給用開口
部のシール部材がシールキャップであることを特徴とす
る。
ンクカートリッジの包装方法は、前記インク供給用開口
部のシール部材がシールキャップであることを特徴とす
る。
【００１９】さらにまた、本発明のインクジェット記録
用インクカートリッジの包装方法は、前記シールキャッ
プが前記包装用容器に係止されることを特徴とする。
用インクカートリッジの包装方法は、前記シールキャッ
プが前記包装用容器に係止されることを特徴とする。
【００２０】本発明のインクジェット記録用インクカー
トリッジの包装方法は、前記インク供給用開口部が前記
シールキャップによってシールされ、前記大気連通用開
口部のシール部材の一端が前記蓋部材に固着されている
ことを特徴とする。
トリッジの包装方法は、前記インク供給用開口部が前記
シールキャップによってシールされ、前記大気連通用開
口部のシール部材の一端が前記蓋部材に固着されている
ことを特徴とする。
【００２１】また、本発明のインクジェット記録用イン
クカートリッジの包装方法は、前記包装用容器が、樹脂
フィルムをベースとした材料で作られた前記蓋部材によ
って密封されていることを特徴とする。
クカートリッジの包装方法は、前記包装用容器が、樹脂
フィルムをベースとした材料で作られた前記蓋部材によ
って密封されていることを特徴とする。
【００２２】さらに、本発明のインクジェット記録用イ
ンクカートリッジの包装方法は、インクカートリッジの
インク供給用開口部と大気連通用開口部を夫々テープ状
のシール部材でシールし、前記インク供給用開口部のシ
ール部材の一端を包装用容器の本体に固着すると共に、
前記大気連通用開口部のシール部材の一端を蓋部材に固
着して、前記インクカートリッジを前記包装用容器内に
収容し、前記蓋部材を前記包装用容器の本体に固着する
ことを特徴とする。
ンクカートリッジの包装方法は、インクカートリッジの
インク供給用開口部と大気連通用開口部を夫々テープ状
のシール部材でシールし、前記インク供給用開口部のシ
ール部材の一端を包装用容器の本体に固着すると共に、
前記大気連通用開口部のシール部材の一端を蓋部材に固
着して、前記インクカートリッジを前記包装用容器内に
収容し、前記蓋部材を前記包装用容器の本体に固着する
ことを特徴とする。
【００２３】さらにまた、本発明のインクジェット記録
用インクカートリッジの包装方法は、前記インクカート
リッジのインク供給用開口部と大気連通用開口部に前記
シール部材が熱溶着されることを特徴とする。
用インクカートリッジの包装方法は、前記インクカート
リッジのインク供給用開口部と大気連通用開口部に前記
シール部材が熱溶着されることを特徴とする。
【００２４】本発明のインクジェット記録用インクカー
トリッジの包装方法は、前記蓋部材が前記包装用容器の
本体周辺部分において熱溶着して固着されることを特徴
とする。
トリッジの包装方法は、前記蓋部材が前記包装用容器の
本体周辺部分において熱溶着して固着されることを特徴
とする。
【００２５】
【発明の実施の形態】上記のように構成された本発明の
インクジェット記録用インクカートリッジの包装方法に
よれば、パッケージとしての包装用容器の開封をするこ
とで、自動的に大気連通用開口部が開放され、同時にイ
ンク供給用開口部が開放されるために、どんなユーザー
が開封しても、インクが飛び散って手や指や衣服を汚し
たりすることがなく、また、逆にエアーの混入によって
インク切れや不吐出を起こすことがなく、かつシール部
材で２つの開口部をシールしてからパッケージ容器内に
インクカートリッジを収容し、その後、シール部材と容
器あるいは蓋部材を固定する構成となっているために、
１つ１つの組立て工程がシンプルで、量産し易く、コス
トダウンに繋がるなどの効果が得られる。
インクジェット記録用インクカートリッジの包装方法に
よれば、パッケージとしての包装用容器の開封をするこ
とで、自動的に大気連通用開口部が開放され、同時にイ
ンク供給用開口部が開放されるために、どんなユーザー
が開封しても、インクが飛び散って手や指や衣服を汚し
たりすることがなく、また、逆にエアーの混入によって
インク切れや不吐出を起こすことがなく、かつシール部
材で２つの開口部をシールしてからパッケージ容器内に
インクカートリッジを収容し、その後、シール部材と容
器あるいは蓋部材を固定する構成となっているために、
１つ１つの組立て工程がシンプルで、量産し易く、コス
トダウンに繋がるなどの効果が得られる。
【００２６】本発明のその他の目的と特徴および利点は
以下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
以下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
【００２７】（実施例）以下に、図面を参照して本発明
のインクジェット記録用インクカートリッジの包装方法
に就いて具体的に詳細に説明する。
のインクジェット記録用インクカートリッジの包装方法
に就いて具体的に詳細に説明する。
【００２８】先ず、図１は本発明が適用されるインクジ
ェット記録用インクカートリッジの構成を示す斜視図
で、図２は図１のインクジェット記録用インクカートリ
ッジを反対向きにして示す斜視図である。
ェット記録用インクカートリッジの構成を示す斜視図
で、図２は図１のインクジェット記録用インクカートリ
ッジを反対向きにして示す斜視図である。
【００２９】図１および図２に示されるように、本発明
が適用されるインクジェット記録用インクカートリッジ
は、適宜な合成樹脂材料から成形して作られたインクカ
ートリッジ本体１から成り、インクカートリッジ本体１
内にインクが充填されていて、インクを記録ヘッドに供
給するためのインク供給用開口部であるインク供給口２
と、インクカートリッジ内の内圧を調整するための大気
連通用開口部である大気連通口３が設けられている。ま
た、インクカートリッジ本体１は種々な材料が使用可能
で、例えばポリプロピレンを使用することができる。
が適用されるインクジェット記録用インクカートリッジ
は、適宜な合成樹脂材料から成形して作られたインクカ
ートリッジ本体１から成り、インクカートリッジ本体１
内にインクが充填されていて、インクを記録ヘッドに供
給するためのインク供給用開口部であるインク供給口２
と、インクカートリッジ内の内圧を調整するための大気
連通用開口部である大気連通口３が設けられている。ま
た、インクカートリッジ本体１は種々な材料が使用可能
で、例えばポリプロピレンを使用することができる。
【００３０】図３および図４は上述の本発明のインクカ
ートリッジ本体１に対して、これら２つの開口部、すな
わちインク供給口２と大気連通口３を適宜なシール部材
４でシールしたものを示す斜視図である。図示されるよ
うに、物流時においては、これら２つの開口部はインク
漏れやインクの蒸発を防止するために、密閉する構成、
つまりシールが必要となるが、そのシール方法には種々
の方法がある。
ートリッジ本体１に対して、これら２つの開口部、すな
わちインク供給口２と大気連通口３を適宜なシール部材
４でシールしたものを示す斜視図である。図示されるよ
うに、物流時においては、これら２つの開口部はインク
漏れやインクの蒸発を防止するために、密閉する構成、
つまりシールが必要となるが、そのシール方法には種々
の方法がある。
【００３１】図３に示されるように、本例においては、
プラスチックフィルム、例えばＰＥＴフィルムをベース
フィルムとして、溶着層としてポリエチレンフィルムを
積層したシール部材４、５を用いてインクカートリッジ
本体１の２つの開口部を熱溶着したものが示されてお
り、インクカートリッジ本体１には、例えばポリプロピ
レンで作られたものが用いられている。
プラスチックフィルム、例えばＰＥＴフィルムをベース
フィルムとして、溶着層としてポリエチレンフィルムを
積層したシール部材４、５を用いてインクカートリッジ
本体１の２つの開口部を熱溶着したものが示されてお
り、インクカートリッジ本体１には、例えばポリプロピ
レンで作られたものが用いられている。
【００３２】図示されるように、インクカートリッジ本
体１は、大気連通口３が適宜なシール部材、例えば図示
のようなテープ状のシール部材４によりシールされ、イ
ンク供給口２が同様なテープ状のシール部材５によって
シールされている。
体１は、大気連通口３が適宜なシール部材、例えば図示
のようなテープ状のシール部材４によりシールされ、イ
ンク供給口２が同様なテープ状のシール部材５によって
シールされている。
【００３３】また、図４においては大気連通口３はテー
プ状のシール部材４によりシールされ、インク供給口２
がシール部材としてキャップ状のシールキャップ６によ
ってシールされており、図５は図４の反対側から見た斜
視図である。さらに、正面側と側面側の２方向から見た
ものが図６（Ａ）、（Ｂ）に示されている。このような
シールキャップ６の外形には特に何等制限はないが、後
述するようにインクカートリッジ本体１をパッケージ容
器８内に収容した後、物流されてから、ユーザーが開封
する時には、インクカートリッジ本体１をパッケージ容
器８から取出す操作によって、同時にシールキャップ６
が自動的に外れるようにするために、インクカートリッ
ジ本体１をパッケージ容器８に固定するための形状的な
工夫が必要となる。従って、ここでは、その目的のため
に、シールキャップ６の中央の円形部分から両方向に延
びる突部７が設けられている。また、このシールキャッ
プ６とインクカートリッジ本体１のインク供給口２の密
閉に就いては上述したように直接に熱溶着しても良い
し、また、このシールキャップ６とインク供給口２との
間にゴム状の弾性部材（図示していない）を挟んでシー
ルキャップ６とインク供給口２を熱溶着しても良い。さ
らに、別の方法でシールキャップ６をインク供給口２の
上に被せた後に、シリコンシーラントで周囲をシーリン
グするようにしても良い。
プ状のシール部材４によりシールされ、インク供給口２
がシール部材としてキャップ状のシールキャップ６によ
ってシールされており、図５は図４の反対側から見た斜
視図である。さらに、正面側と側面側の２方向から見た
ものが図６（Ａ）、（Ｂ）に示されている。このような
シールキャップ６の外形には特に何等制限はないが、後
述するようにインクカートリッジ本体１をパッケージ容
器８内に収容した後、物流されてから、ユーザーが開封
する時には、インクカートリッジ本体１をパッケージ容
器８から取出す操作によって、同時にシールキャップ６
が自動的に外れるようにするために、インクカートリッ
ジ本体１をパッケージ容器８に固定するための形状的な
工夫が必要となる。従って、ここでは、その目的のため
に、シールキャップ６の中央の円形部分から両方向に延
びる突部７が設けられている。また、このシールキャッ
プ６とインクカートリッジ本体１のインク供給口２の密
閉に就いては上述したように直接に熱溶着しても良い
し、また、このシールキャップ６とインク供給口２との
間にゴム状の弾性部材（図示していない）を挟んでシー
ルキャップ６とインク供給口２を熱溶着しても良い。さ
らに、別の方法でシールキャップ６をインク供給口２の
上に被せた後に、シリコンシーラントで周囲をシーリン
グするようにしても良い。
【００３４】（実施例１）図７は、本発明におけるイン
クカートリッジの第１の実施例の構成を斜視図で示すも
ので、この実施例１においては、インクカートリッジ本
体１に対して大気連通口３をシールするシール部材４
と、インク供給口２をシールするシール部材５とがいず
れも熱溶着によって溶着されて固定されている。このイ
ンクカートリッジ本体１を図示したように包装用容器の
本体であるパッケージ容器８内に収容し、その後にパッ
ケージ容器８の内側のインク供給口２が収容される位置
の近傍の溶着予定部分９（図では斜線で示される）と、
インク供給口２のシール部材５の、パッケージ容器８と
の溶着予定部分１０とを熱溶着する。
クカートリッジの第１の実施例の構成を斜視図で示すも
ので、この実施例１においては、インクカートリッジ本
体１に対して大気連通口３をシールするシール部材４
と、インク供給口２をシールするシール部材５とがいず
れも熱溶着によって溶着されて固定されている。このイ
ンクカートリッジ本体１を図示したように包装用容器の
本体であるパッケージ容器８内に収容し、その後にパッ
ケージ容器８の内側のインク供給口２が収容される位置
の近傍の溶着予定部分９（図では斜線で示される）と、
インク供給口２のシール部材５の、パッケージ容器８と
の溶着予定部分１０とを熱溶着する。
【００３５】次いで、インクカートリッジ本体１の上面
側に折返された大気連通口用のシール部材４の蓋部材１
１との溶着予定部分１４の上から蓋部材１１をパッケー
ジ容器８の上に被せて、パッケージ容器８のフランジ部
分１２と蓋部材１１とを溶着して固定する。この時に、
蓋部材１１の、大気連通口用のシール部材４との溶着予
定部分１３（蓋部材１１の裏面側）とを併せて溶着す
る。このようにして完成されたパッケージが図８に示さ
れている。従って、インクカートリッジ本体１はパッケ
ージ容器８と蓋部材１１とによってシンプルにパッケー
ジされている。
側に折返された大気連通口用のシール部材４の蓋部材１
１との溶着予定部分１４の上から蓋部材１１をパッケー
ジ容器８の上に被せて、パッケージ容器８のフランジ部
分１２と蓋部材１１とを溶着して固定する。この時に、
蓋部材１１の、大気連通口用のシール部材４との溶着予
定部分１３（蓋部材１１の裏面側）とを併せて溶着す
る。このようにして完成されたパッケージが図８に示さ
れている。従って、インクカートリッジ本体１はパッケ
ージ容器８と蓋部材１１とによってシンプルにパッケー
ジされている。
【００３６】このようなパッケージ容器８は、容器の材
料としてプラスチックや金属など、種々の材料が適用可
能であるが、熱溶着を行うのであれば、ポリプロピレン
などの熱可塑性の樹脂が好適である。また、蓋部材１１
としては、同様に種々の材料が適用できるが、熱溶着を
行うためには、やはりポリエチレンなどを接着層にもつ
プラスチックフィルムなどが好適に良く使われる。
料としてプラスチックや金属など、種々の材料が適用可
能であるが、熱溶着を行うのであれば、ポリプロピレン
などの熱可塑性の樹脂が好適である。また、蓋部材１１
としては、同様に種々の材料が適用できるが、熱溶着を
行うためには、やはりポリエチレンなどを接着層にもつ
プラスチックフィルムなどが好適に良く使われる。
【００３７】次に、図９および図１０を用いて本発明に
おけるインクジェット記録用インクカートリッジのパッ
ケージの開封方法を示す。
おけるインクジェット記録用インクカートリッジのパッ
ケージの開封方法を示す。
【００３８】先ず、図９に示されるように、蓋部材１１
の端部に設けられた把手部１５を矢印の方向に引っ張っ
てパッケージ容器８から蓋部材１１を剥離していくと、
大気連通口用シール部材４と蓋部材１１が溶着されてい
るために、蓋部材１１の剥離に応じて大気連通口用シー
ル部材４がインクカートリッジ本体１から剥離されてい
き、大気連通口３が露出される。この時点で、インクカ
ートリッジ本体１内の内圧は大気圧と等しくなる。な
お、図９は説明をわかり易くするためにパッケージ容器
８の一部を切り取って、大気連通口３のシール部材４が
良く見えるような形で示されている。図示のこの状態か
らさらに蓋部材１１を剥していくと、インクカートリッ
ジ本体１が収容されたパッケージ容器８から蓋部材１１
が完全に剥されて分離される。この分離した蓋部材１１
の様子が図１０の下側に図示されている。なお、大気連
通口用のシール部材４と蓋部材１１は互いに溶着されて
一体となっているので、一緒にシール部材４も剥離され
ている。
の端部に設けられた把手部１５を矢印の方向に引っ張っ
てパッケージ容器８から蓋部材１１を剥離していくと、
大気連通口用シール部材４と蓋部材１１が溶着されてい
るために、蓋部材１１の剥離に応じて大気連通口用シー
ル部材４がインクカートリッジ本体１から剥離されてい
き、大気連通口３が露出される。この時点で、インクカ
ートリッジ本体１内の内圧は大気圧と等しくなる。な
お、図９は説明をわかり易くするためにパッケージ容器
８の一部を切り取って、大気連通口３のシール部材４が
良く見えるような形で示されている。図示のこの状態か
らさらに蓋部材１１を剥していくと、インクカートリッ
ジ本体１が収容されたパッケージ容器８から蓋部材１１
が完全に剥されて分離される。この分離した蓋部材１１
の様子が図１０の下側に図示されている。なお、大気連
通口用のシール部材４と蓋部材１１は互いに溶着されて
一体となっているので、一緒にシール部材４も剥離され
ている。
【００３９】次いで、インクカートリッジ本体１をパッ
ケージ容器８から取出すと、インク供給口用シール部材
５はパッケージ容器８と溶着されて固定されているため
に、インク供給口２とインク供給口用シール部材５との
間が剥離されていき、インク供給口２が露出される。そ
して、さらに完全にインクカートリッジ本体１をパッケ
ージ容器８から取出すことによって、インクカートリッ
ジ本体１とインク供給口用シール部材５とは分離され、
インク供給口用シール部材５は図１０の上右方に示され
るようにパッケージ容器８側に残留される。なお、イン
ク供給口２と溶着されていた跡１６がシール部材５に残
されている。
ケージ容器８から取出すと、インク供給口用シール部材
５はパッケージ容器８と溶着されて固定されているため
に、インク供給口２とインク供給口用シール部材５との
間が剥離されていき、インク供給口２が露出される。そ
して、さらに完全にインクカートリッジ本体１をパッケ
ージ容器８から取出すことによって、インクカートリッ
ジ本体１とインク供給口用シール部材５とは分離され、
インク供給口用シール部材５は図１０の上右方に示され
るようにパッケージ容器８側に残留される。なお、イン
ク供給口２と溶着されていた跡１６がシール部材５に残
されている。
【００４０】このような形態を実際に用いる場合には、
大気連通口用シール部材４と蓋部材１１の結合強度に対
して大気連通口３と大気連通口用シール部材４の結合強
度を弱く設定することが当然必要であり、そうでない
と、蓋部材１１をパッケージ容器８から剥離して除去し
た際に、大気連通口用シール部材４がインクカートリッ
ジ本体１側に残留してしまったりする場合があり得る。
従って、溶着面積の差を付けたりすることが実用上は必
要になってくる場合がある。また、インク供給口用シー
ル部材５とパッケージ容器８との結合強度と、インク供
給口２とインク供給口用シール部材５との接合強度の間
にも、いま述べたことと全く同様の配慮が必要なことは
言うまでもない。
大気連通口用シール部材４と蓋部材１１の結合強度に対
して大気連通口３と大気連通口用シール部材４の結合強
度を弱く設定することが当然必要であり、そうでない
と、蓋部材１１をパッケージ容器８から剥離して除去し
た際に、大気連通口用シール部材４がインクカートリッ
ジ本体１側に残留してしまったりする場合があり得る。
従って、溶着面積の差を付けたりすることが実用上は必
要になってくる場合がある。また、インク供給口用シー
ル部材５とパッケージ容器８との結合強度と、インク供
給口２とインク供給口用シール部材５との接合強度の間
にも、いま述べたことと全く同様の配慮が必要なことは
言うまでもない。
【００４１】（実施例２）図１１および図１２は本発明
における第２の実施例を示すもので、ここでは、先の図
４乃至図６で示されるようなインク供給口用シール部材
としてキャップ形状のシールキャップ６を用いている。
なお、大気連通口用シール部材４は先の実施例１と同様
な樹脂フィルムを用いると共に、パッケージ容器８には
ポリプロピレンを用い、蓋部材１１にはポリエチレンを
接着層とするフィルム状のものを用いている。
における第２の実施例を示すもので、ここでは、先の図
４乃至図６で示されるようなインク供給口用シール部材
としてキャップ形状のシールキャップ６を用いている。
なお、大気連通口用シール部材４は先の実施例１と同様
な樹脂フィルムを用いると共に、パッケージ容器８には
ポリプロピレンを用い、蓋部材１１にはポリエチレンを
接着層とするフィルム状のものを用いている。
【００４２】図示されるように、インク供給口２がテー
プ状のシール部材４によってシールされて大気連通口３
がシールキャップ６によってシールされたインクカート
リッジ本体１が図示のパッケージ容器８内に収容され
る。この様子が図１２（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）に示され
ている。図示のように、インクカートリッジ本体１をパ
ッケージ容器８内に収容していく際に、シールキャップ
６に設けられた突部７が、パッケージ容器８に設けられ
たフック部分１７に先ず接触する。次いで、さらにシー
ルキャップ６を押し込んでいくと、フック部分１７は図
１２（Ｂ）に示されるように弾性変形し、さらに押し込
んで図１２（Ｃ）の状態まで押し込まれると、フック部
分１７とシールキャップ６の突部７とが外れて、フック
部分１７が元の形状に戻る。
プ状のシール部材４によってシールされて大気連通口３
がシールキャップ６によってシールされたインクカート
リッジ本体１が図示のパッケージ容器８内に収容され
る。この様子が図１２（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）に示され
ている。図示のように、インクカートリッジ本体１をパ
ッケージ容器８内に収容していく際に、シールキャップ
６に設けられた突部７が、パッケージ容器８に設けられ
たフック部分１７に先ず接触する。次いで、さらにシー
ルキャップ６を押し込んでいくと、フック部分１７は図
１２（Ｂ）に示されるように弾性変形し、さらに押し込
んで図１２（Ｃ）の状態まで押し込まれると、フック部
分１７とシールキャップ６の突部７とが外れて、フック
部分１７が元の形状に戻る。
【００４３】ここまでにおいて、インクカートリッジ本
体１のパッケージ容器８内への収納が完了し、その後は
実施例１に示されると同様にパッケージ容器８と蓋部材
１１とが溶着されて固定される。勿論、大気連通口シー
ル部材４上のシール予定部分１４と蓋部材１１の裏側の
シール予定部分１３とが併せて溶着固定され、図８に示
されるように、実施例１と同様にパッケージ完了状態と
なる。
体１のパッケージ容器８内への収納が完了し、その後は
実施例１に示されると同様にパッケージ容器８と蓋部材
１１とが溶着されて固定される。勿論、大気連通口シー
ル部材４上のシール予定部分１４と蓋部材１１の裏側の
シール予定部分１３とが併せて溶着固定され、図８に示
されるように、実施例１と同様にパッケージ完了状態と
なる。
【００４４】次に、パッケージ容器８の開封時の説明を
するに、蓋部材１１のパッケージ容器８からの剥離、お
よびその際の大気連通口用シール部材４の剥離に就いて
は実施例１と全く同様である。インクカートリッジ本体
１をパッケージ容器８から取出す様子が図１２（Ｄ）に
示されている。上述したように、パッケージ容器８のフ
ック部分１７の下側にシールキャップ６の突部７が嵌ま
り込んでいるために、シールキャップ６はフック部分１
７につかえてシールキャップ６ごとインクカートリッジ
本体１を取出すことができず、図示されるようにシール
キャップ６はパッケージ容器８側に取り残こされて、イ
ンクカートリッジ本体１がシールキャップ６が外れてイ
ンクカートリッジ本体１だけが取出される形になる。従
って、フック部分１７の強度や各々の溶着強度に就いて
は適宜な差を付けることが必要であるのは先の実施例１
と同様である。
するに、蓋部材１１のパッケージ容器８からの剥離、お
よびその際の大気連通口用シール部材４の剥離に就いて
は実施例１と全く同様である。インクカートリッジ本体
１をパッケージ容器８から取出す様子が図１２（Ｄ）に
示されている。上述したように、パッケージ容器８のフ
ック部分１７の下側にシールキャップ６の突部７が嵌ま
り込んでいるために、シールキャップ６はフック部分１
７につかえてシールキャップ６ごとインクカートリッジ
本体１を取出すことができず、図示されるようにシール
キャップ６はパッケージ容器８側に取り残こされて、イ
ンクカートリッジ本体１がシールキャップ６が外れてイ
ンクカートリッジ本体１だけが取出される形になる。従
って、フック部分１７の強度や各々の溶着強度に就いて
は適宜な差を付けることが必要であるのは先の実施例１
と同様である。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように、上記のように構成
された本発明の、請求項１記載のインクジェット記録用
インクカートリッジの包装方法は、インク供給用開口部
と大気連通用開口部を有するインクジェット記録用イン
クカートリッジを、前記２つの開口部をシール部材でシ
ールして包装用容器に収容し、前記包装用容器に蓋部材
を固着して成り、開封時には前記蓋部材を除去し、前記
包装用容器から前記インクカートリッジを取出す際に、
前記開口部のうち少なくとも一方もしくは両方の前記シ
ール部材が同時に開封されるので、パッケージの開封を
行うことで、自動的に大気連通用開口部が開放され、同
時にインク供給用開口部が開放されるために、どんなユ
ーザーが開封しても、インクが飛び散って手や指や衣服
を汚したりすることがなく、また、逆にエアーの混入に
よってインク切れや不吐出を起こすことがなく、かつシ
ール部材で、インク供給用開口部と大気連通用開口部と
の２つの開口部をシールしてから、パッケージ容器内に
インクカートリッジを収容し、その後、シール部材と包
装用容器あるいは蓋部材を固定する構成となっているた
めに、１つ１つの組立て工程がシンプルで、量産し易く
コストダウンに繋がるなどの効果が得られる。
された本発明の、請求項１記載のインクジェット記録用
インクカートリッジの包装方法は、インク供給用開口部
と大気連通用開口部を有するインクジェット記録用イン
クカートリッジを、前記２つの開口部をシール部材でシ
ールして包装用容器に収容し、前記包装用容器に蓋部材
を固着して成り、開封時には前記蓋部材を除去し、前記
包装用容器から前記インクカートリッジを取出す際に、
前記開口部のうち少なくとも一方もしくは両方の前記シ
ール部材が同時に開封されるので、パッケージの開封を
行うことで、自動的に大気連通用開口部が開放され、同
時にインク供給用開口部が開放されるために、どんなユ
ーザーが開封しても、インクが飛び散って手や指や衣服
を汚したりすることがなく、また、逆にエアーの混入に
よってインク切れや不吐出を起こすことがなく、かつシ
ール部材で、インク供給用開口部と大気連通用開口部と
の２つの開口部をシールしてから、パッケージ容器内に
インクカートリッジを収容し、その後、シール部材と包
装用容器あるいは蓋部材を固定する構成となっているた
めに、１つ１つの組立て工程がシンプルで、量産し易く
コストダウンに繋がるなどの効果が得られる。
【００４６】本発明の請求項２記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記蓋部材を開
封する際に、前記大気連通用開口部が開封され、前記包
装用容器からインクカートリッジを取出す際にインク供
給用開口部のシール部材が開封されるので、どのような
ユーザーが開封しても、インクが飛び散って手や指や衣
服を汚したりすることがなく、また、逆にエアーの混入
によってインク切れや不吐出を起こすこともなく、夫々
の組立て工程がシンプルで、量産し易くコストダウンが
できる。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記蓋部材を開
封する際に、前記大気連通用開口部が開封され、前記包
装用容器からインクカートリッジを取出す際にインク供
給用開口部のシール部材が開封されるので、どのような
ユーザーが開封しても、インクが飛び散って手や指や衣
服を汚したりすることがなく、また、逆にエアーの混入
によってインク切れや不吐出を起こすこともなく、夫々
の組立て工程がシンプルで、量産し易くコストダウンが
できる。
【００４７】本発明の請求項３記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記大気連通用
開口部のシール部材が前記包装用容器の蓋部材に固定さ
れ、前記蓋部材を包装用容器から除去する際に、前記大
気連通用開口部のシール部材が同時に開封されるので、
パッケージの開封を行うことで、自動的に大気連通用開
口部が開放され、同時にインク供給用開口部が開放され
るために、どんなユーザーが開封しても、インクが飛び
散って手や指や衣服を汚したりすることがなく、また、
逆にエアーの混入によってインク切れや不吐出を起こす
ことがない。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記大気連通用
開口部のシール部材が前記包装用容器の蓋部材に固定さ
れ、前記蓋部材を包装用容器から除去する際に、前記大
気連通用開口部のシール部材が同時に開封されるので、
パッケージの開封を行うことで、自動的に大気連通用開
口部が開放され、同時にインク供給用開口部が開放され
るために、どんなユーザーが開封しても、インクが飛び
散って手や指や衣服を汚したりすることがなく、また、
逆にエアーの混入によってインク切れや不吐出を起こす
ことがない。
【００４８】本発明の請求項４記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部のシール部材が前記包装用容器に固定され、前
記包装用容器からインクカートリッジを取出す際に、前
記シール部材が前記包装用容器に残留することによって
前記インクカートリッジから前記シール部材が離脱する
よう形成されているので、インクカートリッジを好適に
取出すことができる。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部のシール部材が前記包装用容器に固定され、前
記包装用容器からインクカートリッジを取出す際に、前
記シール部材が前記包装用容器に残留することによって
前記インクカートリッジから前記シール部材が離脱する
よう形成されているので、インクカートリッジを好適に
取出すことができる。
【００４９】本発明の請求項５記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部よりも前記大気連通用開口部のシール部材が先
に開封されるので、大気連通用開口部が開放された後
に、インク供給用開口部が開放されるので、どんなユー
ザーが開封してもインクが飛び散って手や指や衣服を汚
したりすることがない。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部よりも前記大気連通用開口部のシール部材が先
に開封されるので、大気連通用開口部が開放された後
に、インク供給用開口部が開放されるので、どんなユー
ザーが開封してもインクが飛び散って手や指や衣服を汚
したりすることがない。
【００５０】本発明の請求項６記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部のシール部材の一端が前記包装用容器に固着さ
れ、前記大気連通用開口部のシール部材の一端が前記蓋
部材に固着されているので、インク供給用開口部のシー
ル部材と大気連通用開口部のシール部材を好適に固着す
ることができ、パッケージの良好な包装が得られる。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部のシール部材の一端が前記包装用容器に固着さ
れ、前記大気連通用開口部のシール部材の一端が前記蓋
部材に固着されているので、インク供給用開口部のシー
ル部材と大気連通用開口部のシール部材を好適に固着す
ることができ、パッケージの良好な包装が得られる。
【００５１】本発明の請求項７記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部のシール部材がシールキャップであるので、イ
ンク供給用開口部をしっかりと確実にシールすることが
できる。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部のシール部材がシールキャップであるので、イ
ンク供給用開口部をしっかりと確実にシールすることが
できる。
【００５２】本発明の請求項８記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記シールキャ
ップが前記包装用容器に係止されるので、簡単な構成
で、確実に固着することができる。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記シールキャ
ップが前記包装用容器に係止されるので、簡単な構成
で、確実に固着することができる。
【００５３】本発明の請求項９記載のインクジェット記
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部が前記シールキャップによってシールされ、前
記大気連通用開口部のシール部材の一端が前記蓋部材に
固着されているので、インク供給用開口部が確実にシー
ルでき、蓋部材の開封時に大気連通用を自動的に開放す
ることができる。
録用インクカートリッジの包装方法は、前記インク供給
用開口部が前記シールキャップによってシールされ、前
記大気連通用開口部のシール部材の一端が前記蓋部材に
固着されているので、インク供給用開口部が確実にシー
ルでき、蓋部材の開封時に大気連通用を自動的に開放す
ることができる。
【００５４】本発明の請求項１０記載のインクジェット
記録用インクカートリッジの包装方法は、前記包装用容
器が、樹脂フィルムをベースとした材料で作られた前記
蓋部材によって密封されているので、安価な材料を使用
して好適に製作することができる。
記録用インクカートリッジの包装方法は、前記包装用容
器が、樹脂フィルムをベースとした材料で作られた前記
蓋部材によって密封されているので、安価な材料を使用
して好適に製作することができる。
【００５５】本発明の請求項１１記載のインクジェット
記録用インクカートリッジの包装方法は、インクカート
リッジのインク供給用開口部と大気連通用開口部を夫々
テープ状のシール部材でシールし、前記インク供給用開
口部のシール部材の一端を包装用容器の本体に固着する
と共に、前記大気連通用開口部のシール部材の一端を蓋
部材に固着して、前記インクカートリッジを前記包装用
容器内に収容し、前記蓋部材を前記包装用容器の本体に
固着することから成るので、簡単な手段を用いて好適に
製作することができる。
記録用インクカートリッジの包装方法は、インクカート
リッジのインク供給用開口部と大気連通用開口部を夫々
テープ状のシール部材でシールし、前記インク供給用開
口部のシール部材の一端を包装用容器の本体に固着する
と共に、前記大気連通用開口部のシール部材の一端を蓋
部材に固着して、前記インクカートリッジを前記包装用
容器内に収容し、前記蓋部材を前記包装用容器の本体に
固着することから成るので、簡単な手段を用いて好適に
製作することができる。
【００５６】本発明の請求項１２記載のインクジェット
記録用インクカートリッジの包装方法は、前記インクカ
ートリッジのインク供給用開口部と大気連通用開口部に
前記シール部材が熱溶着されるので、簡単に、かつ確実
に熱溶着して固着することができる。
記録用インクカートリッジの包装方法は、前記インクカ
ートリッジのインク供給用開口部と大気連通用開口部に
前記シール部材が熱溶着されるので、簡単に、かつ確実
に熱溶着して固着することができる。
【００５７】本発明の請求項１３記載のインクジェット
記録用インクカートリッジの包装方法は、前記蓋部材が
前記包装用容器の本体周辺部分に熱溶着して固着される
ので、簡単な手段を用いて好適に固着することができ
る。
記録用インクカートリッジの包装方法は、前記蓋部材が
前記包装用容器の本体周辺部分に熱溶着して固着される
ので、簡単な手段を用いて好適に固着することができ
る。
【図１】本発明の包装方法に適用されるインクカートリ
ッジの外観を示す斜視図である。
ッジの外観を示す斜視図である。
【図２】図１のインクカートリッジを反対方向から見た
斜視図である。
斜視図である。
【図３】本発明の包装方法に適用されるインクカートリ
ッジの大気連通口およびインク供給口をテープ状のシー
ル部材でシールした外観を示す斜視図である。
ッジの大気連通口およびインク供給口をテープ状のシー
ル部材でシールした外観を示す斜視図である。
【図４】本発明の包装方法に適用されるインクカートリ
ッジの大気連通口をテープ状のシール部材でシールし、
インク供給口をシールキャップでシールした外観を示す
斜視図である。
ッジの大気連通口をテープ状のシール部材でシールし、
インク供給口をシールキャップでシールした外観を示す
斜視図である。
【図５】本発明のインクカートリッジのインク供給口を
シールキャップでシールし、大気連通口をテープ状のシ
ール部材でシールした外観を示す斜視図である。
シールキャップでシールし、大気連通口をテープ状のシ
ール部材でシールした外観を示す斜視図である。
【図６】本発明のインクカートリッジのインク供給口を
シールキャップでシールし、大気連通口をテープ状のシ
ール部材でシールした外観を示す図で、（Ａ）はインク
カートリッジの正面図で、（Ｂ）は側面図である。
シールキャップでシールし、大気連通口をテープ状のシ
ール部材でシールした外観を示す図で、（Ａ）はインク
カートリッジの正面図で、（Ｂ）は側面図である。
【図７】本発明の包装方法に適用されるインクカートリ
ッジのパッケージの第１の実施例の構成を示す外観分解
斜視図である。
ッジのパッケージの第１の実施例の構成を示す外観分解
斜視図である。
【図８】図７のパッケージの全体構成を示す外観斜視図
である。
である。
【図９】本発明の包装方法に適用されるパッケージの第
１の実施例の開封方法を示す一部破断した外観斜視図で
ある。
１の実施例の開封方法を示す一部破断した外観斜視図で
ある。
【図１０】図９の本発明の第１の実施例の開封後の容器
と蓋部材の状態を示す外観分解斜視図である。
と蓋部材の状態を示す外観分解斜視図である。
【図１１】本発明のインクカートリッジのパッケージの
第２の実施例の構成を示す外観分解斜視図である。
第２の実施例の構成を示す外観分解斜視図である。
【図１２】図１１の本発明のインクカートリッジのパッ
ケージの第２の実施例におけるインクカートリッジ収容
過程と開封時の状態を示す断面図で、（Ａ）は挿入する
時、（Ｂ）は挿入中、（Ｃ）は挿入後の状態を夫々示す
図で、（Ｄ）は取出す時の図である。
ケージの第２の実施例におけるインクカートリッジ収容
過程と開封時の状態を示す断面図で、（Ａ）は挿入する
時、（Ｂ）は挿入中、（Ｃ）は挿入後の状態を夫々示す
図で、（Ｄ）は取出す時の図である。
１ インクカートリッジ ２ インク供給口 ３ 大気連通口 ４ シール部材 ５ シール部材 ６ シールキャップ ７ 突部 ８ パッケージ容器 ９ パッケージ １０ 熱溶着部
Claims (13)
- 【請求項１】 インク供給用開口部と大気連通用開口部
を有するインクジェット記録用インクカートリッジを、
前記２つの開口部をシール部材でシールして包装用容器
に収容し、前記包装用容器に蓋部材を固着して成り、開
封時には前記蓋部材を除去し、前記包装用容器から前記
インクカートリッジを取出す際に、前記開口部のうち少
なくとも一方もしくは両方の前記シール部材が同時に開
封されることを特徴とするインクジェット記録用インク
カートリッジの包装方法。 - 【請求項２】 前記蓋部材を開封する際に、前記大気連
通用開口部が開封され、前記包装用容器から前記インク
カートリッジを取出す際に前記インク供給用開口部の前
記シール部材が開封されることを特徴とする請求項１記
載のインクジェット記録用インクカートリッジの包装方
法。 - 【請求項３】 前記大気連通用開口部のシール部材が前
記包装用容器の蓋部材に固定され、前記蓋部材を前記包
装用容器から除去する際に、前記大気連通用開口部の前
記シール部材が同時に開封されることを特徴とする請求
項１または２記載のインクジェット記録用インクカート
リッジの包装方法。 - 【請求項４】 前記インク供給用開口部のシール部材が
前記包装用容器に固定され、前記包装用容器から前記イ
ンクカートリッジを取出す際に、前記シール部材が前記
包装用容器に残留することによって前記インクカートリ
ッジから前記シール部材が離脱するよう形成されている
ことを特徴とする請求項１または２記載のインクジェッ
ト記録用インクカートリッジの包装方法。 - 【請求項５】 前記インク供給用開口部よりも前記大気
連通用開口部のシール部材が先に開封されることを特徴
とする請求項１記載のインクジェット記録用インクカー
トリッジの包装方法。 - 【請求項６】 前記インク供給用開口部のシール部材の
一端が前記包装用容器に固着され、前記大気連通用開口
部のシール部材の一端が前記蓋部材に固着されているこ
とを特徴とする請求項１乃至５いずれか記載のインクジ
ェット記録用インクカートリッジの包装方法。 - 【請求項７】 前記インク供給用開口部のシール部材が
シールキャップであることを特徴とする請求項１乃至５
いずれか記載のインクジェット記録用インクカートリッ
ジの包装方法。 - 【請求項８】 前記シールキャップが前記包装用容器に
係止されることを特徴とする請求項７記載のインクジェ
ット記録用インクカートリッジの包装方法。 - 【請求項９】 前記インク供給用開口部が前記シールキ
ャップによってシールされ、前記大気連通用開口部のシ
ール部材の一端が前記蓋部材に固着されていることを特
徴とする請求項１記載のインクジェット記録用インクカ
ートリッジの包装方法。 - 【請求項１０】 前記包装用容器が、樹脂フィルムをベ
ースとした材料で作られた前記蓋部材によって密封され
ていることを特徴とする請求項１記載のインクジェット
記録用インクカートリッジの包装方法。 - 【請求項１１】 インクカートリッジのインク供給用開
口部と大気連通用開口部を夫々テープ状のシール部材で
シールし、前記インク供給用開口部のシール部材の一端
を包装用容器の本体に固着すると共に、前記大気連通用
開口部のシール部材の一端を蓋部材に固着して、前記イ
ンクカートリッジを前記包装用容器内に収容し、前記蓋
部材を前記包装用容器の本体に固着することを特徴とす
るインクジェット記録用インクカートリッジの包装方
法。 - 【請求項１２】 前記インクカートリッジの前記インク
供給用開口部と前記大気連通用開口部に前記シール部材
が熱溶着されることを特徴とする請求項１１記載のイン
クジェット記録用インクカートリッジの包装方法。 - 【請求項１３】 前記蓋部材が前記包装用容器の本体周
辺部分において熱溶着して固着されることを特徴とする
請求項１２記載のインクジェット記録用インクカートリ
ッジの包装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193299A JP2000255082A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | インクジェット記録用インクカートリッジの包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193299A JP2000255082A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | インクジェット記録用インクカートリッジの包装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000255082A true JP2000255082A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13185452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6193299A Pending JP2000255082A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | インクジェット記録用インクカートリッジの包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000255082A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7887172B2 (en) | 2006-12-28 | 2011-02-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid container |
| JP2013173288A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Seiko Epson Corp | 攪拌キットおよび記録装置 |
| CN103419498A (zh) * | 2012-05-15 | 2013-12-04 | 珠海天威技术开发有限公司 | 连续供墨系统包装体和包装方法 |
| US9475301B2 (en) | 2014-04-07 | 2016-10-25 | Seiko Epson Corporation | Protection member for liquid supply unit |
| CN107933099A (zh) * | 2016-10-13 | 2018-04-20 | 船井电机株式会社 | 流体喷射盒总成及其流体喷射芯片移除保护膜的方法 |
| JP7426152B2 (ja) | 2020-05-08 | 2024-02-01 | 珠海納思達企業管理有限公司 | 消耗品包装アセンブリ |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP6193299A patent/JP2000255082A/ja active Pending
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| CN107933099B (zh) * | 2016-10-13 | 2020-07-07 | 宝洁公司 | 流体喷射盒总成及其流体喷射芯片移除保护膜的方法 |
| JP7426152B2 (ja) | 2020-05-08 | 2024-02-01 | 珠海納思達企業管理有限公司 | 消耗品包装アセンブリ |
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