JP4261819B2 - インクタンクの包装容器および該包装容器を用いるインクタンク - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクタンクの包装容器および該包装容器を用いるインクタンクに関し、特に、インクジェットヘッドまたは中間の接続部材と連結されて使用される交換型のインクタンクの包装容器および該包装容器を用いるインクタンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インクジェットヘッドまたは中間の接続部材と連結されて使用される交換型のインクタンクにおいては、インクジェットヘッドにインクを供給するためのインク供給口と、インク消費に見合った容積の空気をインクタンク内に導入するための大気連通口との2つの開口部を備えている(特許文献1)。
【0003】
図11(a)および(b)は、その一例を示す図である。同図に示されるように、シアン、マゼンタ、イエローのインクそれぞれのインクタンク1は、中間の接続部材20を介してインクジェットヘッド22に接続される。このインクタンク1には、開口部として、インク供給口2および大気連通孔5の2つが設けられている。インクタンク1が中間部材20に装着されるときの固定は、インクタンク1に設けられる可動レバー3に形成された可動爪4が中間部材20の所定の部位に掛止されることによって行われる。
【0004】
このような2つの開口部を有するインクタンクにあっては、まず、その物流時におけるインクの洩れを確実に防止すること、および、インクタンクの交換の際の開封時におけるインクの漏出を確実に防止することが、インクの漏出による汚染等を避ける点から要求されている。
【0005】
このような要求を満たすべく、例えば、特許文献2には、インクを保持し、このインクを外部へ供給するための開口部を備えたインクカートリッジを包装する包装部材の構成において、インクカートリッジの開口部を封止するシール部材の少なくとも一端が上記包装部材の内表面に固定されていること、および、インクカートリッジの非シール部分に対応する上記包装部材の一部を離脱してインクカートリッジの一部を露出させ、インクカートリッジを包装部材から取り出す動作でシール部材を引きはがすことが開示されている。
【0006】
また、インク供給口と大気連通口の2つの開口部を備えているインクカートリッジにおいて、インクカートリッジ内の内圧上昇に起因する開封時のインク漏出を防止するために、その開口部をシールするシール部材について、大気連通口の方を先に開封して高くなった内圧を低下させてから上記開口部のシールが除かれるように、シール部材をインクカートリッジから剥離するときの剥離力を緩和する形状をシール部材のインク供給口を射止する部分の近傍に設けることが提案されている(特許文献3)。
【特許文献1】
特開2000−198218号公報
【特許文献2】
特開平7−76367号公報
【特許文献3】
特開2000−255082号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平7−76367号公報に開示された包装部材およびその開封方法では、インクカートリッジの非シール部分に対応する包装部材の一部を離脱し、インクカートリッジの一部を露出させ、インクカートリッジのシール部材を、包装部材からインクカートリッジを取り出す動作で引きはがすようにしているので、物流時の洩れは防止することが可能であるが、大気連通口が先に開封されるという保証がなく、インク供給口からのインク漏出が確実に防止されるかどうか不明である。
【0008】
また、剥離力を緩和する形状をシール部材のインク供給口を封止する部分の近傍に設けるものにあっては、インク供給口と大気連通口とを一体のシール部材で同時にシールする形態において効果が認められるものであり、その適用可能なインクカートリッジの形態が制限される。
【0009】
本発明の目的は、かかる従来の問題を解消し、インクタンクの形態にかかわらず、物流時におけるインク洩れを防止し、また、インクタンクの開封時において機能上必須とされる大気連通口の先の開封を確実に行うことのできるインクタンクの包装容器および該包装容器を用いるインクタンクを提供することにある。
【0010】
特に、インクジェットプリンター用インクタンクを使用する消費者がインクタンクを購入し、インクタンク交換時にインクタンクを開封する際、確実に、インクタンクの大気連通口を開封した後に、インク供給口を開封することのできるインクタンクの包装容器を提供することを目的とする。
【0011】
本発明のその他の目的は、インクタンクもしくは、インクジェットヘッドとインクタンクを一体としたインクジェットカートリッジの大気連通口密閉部材や、インク供給口密閉部材を物流上の衝撃や環境変化による剥離や脱離から防ぎ、インクジェット記録装置の印字が満足いくレベルで実現できる経済性の高いインクタンクの包装容器を提供することにもある。
【0012】
換言すると、インクタンクを交換する際に、まず開封する部分が1箇所と規定され、その後の開封によりインク供拾口が現われる構成とし、消費者が開封順序を間違えず、正確に、開封操作を行い、プリンタ本体への装着を可能とするインクタンクの包装容器を提供するものである。
【0013】
さらに、インク供給口からこれを密閉する部材を除くときに、この密閉部材に付着したインクが周囲に飛散しないような密閉部材を有したインクタンクの包装容器を提供することを目的とする。
【0014】
なお、本明細書において、インクタンクとは、その呼称の如何を問わず、インクジェットヘッドに供給するインクを内部に保持し、大気連通口とインク供給口との少なくとも2つの開口部を備えるもの全てを含む意味で用いられるものであり、内部にインクのみが存在する直液タイプの形態や、内部に負圧発生部材を収容する負圧発生部材収容部とこれに隣接し底部の連結部で連通されインクを収容するインク収容部とを具備する形態を含むものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明では、インクタンクの一部の面に形成された第 1 の係合部と、前記面と対向する面に設けられた、第2の係合部を具えた可動レバーと、前記各面と異なるインクタンクの面に設けられた、記録ヘッドにインクを供給するインク供給口と、前記インク供給口が設けられた面と対向する面に設けられ外気を導入するための大気連通口と、を備えたインクタンクを装着する包装容器において、前記インクタンクが装着されることによって当該インクタンクの一の開口部であるインク供給口を密閉する密閉部材と、前記インクタンクの装着によって前記密閉部材によりインク供給口が密閉された後に装着されて当該インクタンクの取り外しを防止する部材であって、当該装着によって当該インクタンクにおける、大気連通口を密閉するフィルムと、前記第 1 の係合部と係合する第 1 の嵌合穴と、前記第2の係合部と係合し前記可動レバーを固定する固定部と、を有する装着部材と、を具えたことを特徴とする。
【0016】
第2の形態では、前記装着部材は、前記大気連通口の周囲と当該包装容器の一部とに接着されることによって当該包装容器に装着される一体のフイルム状部材であることを特徴とする。
【0017】
第3の形態では、前記装着部材は、前記大気連通口の周囲と当該包装容器の一部とにそれぞれ接着されることによって当該包装容器に装着されるとともに、相互に接着される別体のフィルム状部材であることを特徴とする。
【0019】
本発明の他の形態では、インクタンクの一部の面に形成された、係合部を具えた可動レバーと、前記面と異なるインクタンクの面に設けられた、記録ヘッドにインクを供給するインク供給口と、前記インク供給口が設けられた面と対向する面に設けられ外気を導入するための大気連通口と、を備えたインクタンクを装着する包装容器において、前記インクタンクが装着されることによって当該インクタンクの一の開口部であるインク供給口を密閉する密閉部材と、前記インクタンクの装着によって前記密閉部材によりインク供給口が密閉された後に装着されて当該インクタンクの取り外しを防止する部材であって、当該装着によって当該インクタンクにおける、大気連通口を密閉するフィルムと、前記係合部と係合し前記可動レバーを固定する固定部と、を有する装着部材と、を具えたことを特徴とする。
【0020】
以上の構成によれば、インクタンクを包装容器から取り外すとき、フィルムの装着を解除する必要がある。この際、インクタンク等のインクタンクにおけるインク供給口以外の大気連通口の密閉がともに解除されるので、インク供給口が開放される前には必ず大気連通口が開放されることになる。また、可動レバーを固定する固定部などを有することにより装着されたインクタンクを固定するので、装着のための構造の自由度を増すことができる。
【0021】
また、第2の形態によれば、一つのフィルム状の装着部材で大気連通口周囲と包装容器の一部とを接着できるので、装着のための部材の節約や装着工を簡略化できる。
【0022】
さらに、第3の形態によれば、別体のフィルム状の装着部材で大気連通口周囲と包装容器の一部とを接着できるので、特に密閉のための工程等を簡略化でき、また、製造工程の自由度を増すことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるインク包装容器およびそれに収納されたインクタンクを示す斜視図であり、また、図2は、その断面図である。
【0025】
図1および図2において、1はインクタンクであり、インクジェットヘッドにインクを供給するためのインク供給口2およびインク消費に見合った容積の空気をインクタンク内に導入するための大気連通口5を2つの開口部として備えている。インクタンク1には、さらに、これがインクジェットヘッドもしくは中間部材(ともに不図示)に対して着脱される際に用いられる可動レバー3が設けられる。この可動レバー3は、一方、インクタンク1がインクタンク包装容器7に収納される際に、その固定のために用いられる。すなわち、可動レバー3には、可動爪4が形成され、これが包装容器7の一部に設けられた嵌合穴9に掛止することによりインクタンク1の固定が行われる。同様に、インクタンク1には、固定爪6が形成されており、この爪6が包装容器7に設けられた嵌合穴8と係合することによりインクタンク1は、包装容器7に固定される。
【0026】
インクタンクを密閉包装するために用いられる包装容器7はポリプロピレン等の樹脂で形成され、底部にインクタンク1のインク供給口2を密閉するための弾性部材10を備えている。すなわち、上述のようにインクタンク1がインクタンク包装容器7に収納されて固定されると、その固定位置で弾性部材10はインクタンク1のインク供給口2を覆いこれを密閉することができる。
【0027】
さらに、包装容器7の上端部には、フィルム15を貼るためのフランジ部12が形成されており、この面はインクタンク1が包装容器に固定された状態でインクタンク1の上面とほぼ同一面になるように設けられている。そして、包装容器7にインクタンク1が収納固定された状態で、図3に示すように、フィルム15がインクタンク1の大気連通口5の周囲領域11およびカバー部材7のフランジ部12(図3において斜線で示す部分)に熱溶着されることにより、大気連通口15の密閉が行われるとともに、フィルム15を介したインクタンク1の包装容器7に対する固定もしくは包装容器からのインクタンクの取り出しの防止が可能となる。
【0028】
なお、図3に示す熱溶着部分は、その接着方法として熱溶着に限られず、例えば接着剤を用いて接着しても良いが、熱溶着は比較的簡易に行うことができる。
【0029】
以上の説明からも明らかなように、フィルム15を剥がさない限り、インクタンクを取り出すことはできない。すなわち、インクタンクの交換などのため、フィルム15が貼られた状態の包装容器からインクタンク1を取り出すには、まずこのフィルム15を剥がす必要がある。このフィルム15の剥離の際に、その溶着部である大気連通口5の周囲領域11のフィルムもともに剥がされることになり、これによって、大気連通口5が開放される。その後、可動レバー3を操作することにより可動爪4の嵌合穴9に対する掛止を解除し、インクタンク1を取り出す。この際、インクタンク1のインク供給口2を密閉している弾性部材10との当接が解除されるため、インク供給口2の密閉が解除される。このように、フィルム15を剥がさない限り、インクタンク1を取り出すことができず、これにより、2つの開口部の開封順序は、まず大気連通口15が解放され、その後インク供給口2が開放されるように、常に一定の順序とすることができる。
【0030】
さらに、本実施形態では、インク供給口2に密着する弾性部材10が包装容器7の底部に設けられているため、インクタンク1を包装容器7から取り出す際に、多少の衝撃が加わってインク滴が周囲に飛散したとしても、その飛散範囲は包装容器7の内部に限られるため、例えばユーザーの衣服、手あるいは机の上などをインクで汚すおそれもない。
【0031】
〔実施形態2〕
上述の実施形態1では、大気連通口15の周囲領域および包装容器7のフランジ部12に接着されるフィルム15は一体のものであった。この場合、1つの材料で済み、また、フィルム貼付等の工程も少なくて済むため、コスト的に有利である。しかし、例えばインクに溶存する空気を減少させインクジェットヘツドにおけるインク吐出を安定させる目的や、高所などインクタンクが用いられる場所が比較的気圧の低い場所でインクタンクの開封を行う場合のインクタンク内の空気の急激な膨張を避ける目的で、インクタンク1内の空気を予め抜く場合、大気連通口の周囲領域と、包装容器のフランジ部とをそれぞれ密閉するフィルムを別のものとした方が工程上簡易な場合がある。
【0032】
そこで、本実施形態では、大気連通口の周囲領域と包装容器のフランジ部とを直接密閉する部材をそれぞれ別のものとする。
【0033】
図4は、本実施形態密閉の構成を示す図である。同図に示すように、インクタンク1における大気連通口5を密閉するためその周囲領域11にフィルム16が貼られる。一方、包装容器7における開口部分の周囲のフランジ部には、フィルム16とは別のフィルム15が貼られる。そして、フィルム16は、フィルム15と所定の部位で接着剤17によって接着される。これにより、インクタンク1を取り出す際には、フィルム15とフィルム16とを同時に剥がすことができ、インクタンクにおける2つの開口部の開放順序に関して、上述の実施形態1で説明したのと同様の効果を得ることができる。
【0034】
なお、上述の実施形態1では、インクタンクにおけるフィルム貼付面と包装容器の貼付面であるフランジ部の面は、一体のフィルムを貼付する構成としたためほぼ同一面にあることが望ましいものとしたが、本実施形態では、特にこれに限定されることはない。例えばフランジ部に対するフィルムの貼付のための治具に応じていずれか一方の面が高くなってもよい。
【0035】
〔実施形態3〕
本実施形態は、インクタンクを包装容器に固定するための別の構成に関するものである。上述の各実施形態では、インクタンクを包装容器に固定する構成として、インクタンクの可動レバーに設けられた可動爪とインクタンクにおいて可動レバーと反対側の部位に設けられた固定爪とを用いるものとした。しかし、可動爪は高温環境下でのクリープ等の影響を受け、その固定力が低下する場合がある。
【0036】
このため、本実施形態では、可動部分がある固定部材は使用せず、可動爪の代わりに突起を用いる。図5ないし図7は、本実施形態の包装容器におけるインクタンク固定のための構成を示す図である。
【0037】
これらの図に示すように、インクタンク1には、可動爪に代わって2つの突起19が設けられる。一方、この突起19を利用してインクタンク1を包装容器7に固定するため、包装容器7には2つの可動爪22が形成された可動部材21が設けられる。すなわち、インクタンクの2つの突起19は、それぞれ包装容器の可動部材21における2つの可動爪22に掛止され、これにより、インクタンクの包装容器に対する固定が行われる。また、インクタンクの取り外し時には、可動部材21を外側へ変形させることにより、上記可動爪による掛止が解除される。
【0038】
なお、図8に示すように、可動部材21の可動爪22を、フィルム15によって熱溶着等により接着することも可能であり、この場合、可動爪22の突起19に対する掛止が外れることをより確実に防止できる。
【0039】
本実施形態におけるインクタンクの2つの開口部の密閉構成は、上述した実施形態1と同じものである。
【0040】
〔実施形態4〕
上述の実施形態3で説明した可動部材21は、例えばポリプロピレン等の樹脂の弾性を利用してその部材を可動としていたが、本実施形態では、ヒンジ構造を利用して可動部材を構成する。
【0041】
図9は、本実施形態にかかるインク固定構造を示す断面図である。同図に示すように、インクタンク7の角部を形成する部分をヒンジ26とし、可動爪25は、このヒンジ26を支点として回動できるよう構成される。この構成によれば、金型のスライド構造を省略でき、包装容器を比較的低コストで製造することができる。
【0042】
なお、本実施形態においても、インクタンクの大気連通口を密閉するフィルムの構成は、上述した実施形態1と同様である。
【0043】
〔実施形態5〕
上述の各実施形態では、包装容器はインクタンクの上面を除き略全部の面を覆うものとしたが、この形態は比較的高い強度を有することができるものであるが、それだけ材料を使用するなど、コストの面で不利な場合がある。一方、包装容器は、少なくとも、インクタンクのインク供給口を密閉するための弾性部材を備えてこれをインク供給口に確実に密閉できる構成を有し、また、大気連通口を密閉するフィルムを溶着する部分を有していればよい。
【0044】
そこで本実施形態では、図10に示すように、包装容器の両側面を切り欠いた形状とし、これにより、コスト等を低減することができる。この場合、フィルム15が溶着される面である包装容器のフランジ12の面積は少なくなるが、それによる接着力が包装容器の取り扱い中にフィルムが剥がれない程度のものであればよい。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の実施形態によれば、インクタンクを包装容器から取り外すとき、フィルムの装着を解除する必要がある。この際、インクタンク等のインクタンクにおけるインク供給口以外の大気連通口の密閉がともに解除されるので、インク供給口が開放される前には必ず大気連通口が開放されることになる。また、可動レバーを固定する固定部などを有することにより装着されたインクタンクを固定するので、装着のための構造の自由度を増すことができる。
【0046】
この結果、インクタンクの交換などで包装容器からインクタンクを取り外すときは、常に、大気連通口が先に開放され、その後インク供給口が開放されるのでインクタンク内の高圧によるインク漏れを防止できる。
【0047】
また、第2の形態によれば、一つのフィルム状の装着部材で大気連通口周囲と包装容器の一部とを接着できるので、装着のための部材の節約や装着工を簡略化できる。
【0048】
さらに、第3の形態によれば、別体のフィルム状の装着部材で大気連通口周囲と包装容器の一部とを接着できるので、特に密閉のための工程等を簡略化でき、また、製造工程の自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるインクタンク包装容器を示す斜視図である。
【図2】上記包装容器の断面図である。
【図3】上記包装容器におけるフィルムの貼付構成を示す平面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかる包装容器におけるフイルムの貼付構成を示す平面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態にかかる包装容器におけるインクタンク固定構造を示す斜視図である。
【図6】上記固定構造の詳細を示す斜視図である。
【図7】上記固定構造の詳細を示す断面図である。
【図8】上記固定構造の詳細を示す平面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態にかかる包装容器におけるインクタンク固定構造を示す部分断面図である。
【図10】本発明の第5の実施形態にかかるインクタンク包装容器を示す斜視図である。
【図11】(a)および(b)は、本発明に使用するインクタンクと、そのインクジェットヘッドヘの装着を示す図である。
【符号の説明】
1 インクタンク
2 インク供給口
3 可動レバー
4 可動爪
5 大気連通口
6 固定爪
7 包装容器
8,9 嵌合穴
10 弾性部材
12 フランジ部
15,16 フィルム
19 突起
Claims (8)
- インクタンクの一部の面に形成された第 1 の係合部と、
前記面と対向する面に設けられた、第2の係合部を具えた可動レバーと、
前記各面と異なるインクタンクの面に設けられた、記録ヘッドにインクを供給するインク供給口と、
前記インク供給口が設けられた面と対向する面に設けられ外気を導入するための大気連通口と、
を備えたインクタンクを装着する包装容器において、
前記インクタンクが装着されることによって当該インクタンクの一の開口部であるインク供給口を密閉する密閉部材と、
前記インクタンクの装着によって前記密閉部材によりインク供給口が密閉された後に装着されて当該インクタンクの取り外しを防止する部材であって、当該装着によって当該インクタンクにおける、大気連通口を密閉するフィルムと、
前記第 1 の係合部と係合する第 1 の嵌合穴と、前記第2の係合部と係合し前記可動レバーを固定する固定部と、を有する装着部材と、
を具えたことを特徴とする包装容器。 - 前記固定部が前記第2の係合部と係合する嵌合穴を備えていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
- 前記フィルムは、前記大気連通口の周囲と前記装着部材の上端部とに装着され、前記上端部は、前記インクタンクが前記装着部材に固定された状態で前記インクタンクの大気連通口が設けられた面とほぼ同一面であることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
- 前記フィルムは、前記大気連通口の周囲に装着される第1のフィルムと、前記装着部材の上端部に装着される第2のフィルムにて構成され、前記第 1 のフィルムと前記第2のフィルムとが相互に接着されていることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
- 前記フィルムは、熱溶着により前記大気連通口の周囲と前記装着部材の上端部とに接着されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装容器。
- 前記装着部材は、前記インクタンクの、前記第 1 の係合部、前記可動レバー、前記インク供給口、前記大気連通口が設けられているそれぞれの面以外の面と対向する、両側面の一部に切り欠き部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
- インクタンクの一部の面に形成された、係合部を具えた可動レバーと、
前記面と異なるインクタンクの面に設けられた、記録ヘッドにインクを供給するインク供給口と、
前記インク供給口が設けられた面と対向する面に設けられ外気を導入するための大気連通口と、
を備えたインクタンクを装着する包装容器において、
前記インクタンクが装着されることによって当該インクタンクの一の開口部であるインク供給口を密閉する密閉部材と、
前記インクタンクの装着によって前記密閉部材によりインク供給口が密閉された後に装着されて当該インクタンクの取り外しを防止する部材であって、当該装着によって当該インクタンクにおける、大気連通口を密閉するフィルムと、
前記係合部と係合し前記可動レバーを固定する固定部を有する装着部材と、
を具えたことを特徴とする包装容器。 - 前記固定部が可動部材を備え、前記可動レバーを固定することを特徴とする請求項7に記載のれた包装容器。
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