JP2001322294A - インクカートリッジのためのパッケージおよびインクカートリッジの梱包方法 - Google Patents

インクカートリッジのためのパッケージおよびインクカートリッジの梱包方法

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JP2001322294A
JP2001322294A JP2001067653A JP2001067653A JP2001322294A JP 2001322294 A JP2001322294 A JP 2001322294A JP 2001067653 A JP2001067653 A JP 2001067653A JP 2001067653 A JP2001067653 A JP 2001067653A JP 2001322294 A JP2001322294 A JP 2001322294A
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holder
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cartridge
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Satoshi Shinada
聡 品田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーケージ内に収容されたインクカートリッ
ジを容易に確認できるパッケージおよび梱包方法の提
供。 【解決手段】 パッケージは、インクカートリッジ10
を保持するためのホルダー20と、そのホルダー20を
収容するための容器21と、容器21の開口を密封する
ための台紙22とを備え、容器21の一部には透明部を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に用いられるインクカートリッジのためのパッケ
ージ及びインクカートリッジの梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット記録装置は、イ
ンク滴を吐出するためのノズルを有する記録ヘッドと、
記録ヘッドに供給されるべきインクを貯留するインクカ
ートリッジとを備える。記録ヘッドは、圧電素子や発熱
素子等よりなるインク吐出機構を備える。インク吐出機
構は、印刷データに応じた駆動信号によって駆動され
て、インクをノズルから吐出させる。
【0003】特開平6−328709号公報は、インク
カートリッジを梱包するためのパッケージを開示してい
る。このパッケージは、互いに結合された記録ヘッドと
インクカートリッジとを含むユニットを梱包するための
ものである。パッケージは、ユニットを収容する容器
と、容器の開口を塞ぐ蓋とを備える。
【0004】図5は、インクカートリッジ単体31を梱
包するためのパッケージを示している。難通気性素材か
らなるインクカートリッジ31は、通気孔を有する。新
品のインクカートリッジ31の通気孔は、遮気性フィル
ム32で封止されている。従って、空気がインクカート
リッジ31内に侵入することが防止される。このフィル
ム32は、インクカートリッジ32の使用時に剥離され
る。
【0005】前記パッケージは、遮気性のバッグ33と
紙製の箱34とを含む。新品のインクカートリッジ31
は、減圧された環境下で前記バッグ33に密封され、そ
して前記箱34に収納される。インクカートリッジ31
内の空気は、難通気性素材よりなるインクカートリッジ
31の壁を通じて、圧力の低いパック33の内部空間に
徐々に排出される。従って、インクカートリッジ31が
梱包された状態では、インクカートリッジ31内の減圧
状態が維持される。カートリッジを減圧することによ
り、初期印字が良好に行われる。減圧されたインクカー
トリッジ31が記録装置に装着されると、インクカート
リッジ31と記録ヘッドとの間にあるインク流路内(図
示せず)に空気が入り込みにくくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の梱包方法は、下記の欠点を有する。
【0007】インクカートリッジ31が梱包された状態
では、バッグ33内部のインクカートリッジを目視する
ことができない。従って、購入者が新しいインクカート
リッジを購入する際、使用していたインクカートリッジ
31と新品のインクカートリッジが同一であるか否かを
判別し難い。梱包された状態でインクカートリッジ31
の種類を判別できるように、パッケージの外面に、イン
クカートリッジ31の型番やイラストレーションを記載
することは可能である。しかし、インクカートリッジ3
1の特徴などを明確に表示することはできない。
【0008】インクカートリッジがバッグから取り出さ
れた後、バッグは不要となる。そのため、通常、パッケ
ージは開封後に直ちに廃棄されるため、環境への影響を
考慮した対応が望まれている。
【0009】インクを使い切っていなくても、インクカ
ートリッジを記録装置から取り外して保管することがあ
る。この場合、パッケージをインクカートリッジの保管
のために利用することが考えられる。しかしながら、従
来のパッケージは、使用途中のインクカートリッジを保
管することを前提として製造されておらず、インクカー
トリッジを適正な状態で保管することができない。
【0010】本発明の目的は、梱包されたインクカート
リッジをパッケージの外から容易に確認できるようにす
ることにある。
【0011】本発明のその他の目的は、環境への影響が
十分に配慮されたパッケージを提供することにある。
【0012】本発明の更なる目的は、使用途中のインク
カートリッジを適正な状態で保管することが可能なパッ
ケージを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクカートリッジのパッケージは、イン
クカートリッジを保持するためのホルダーと、インクカ
ートリッジを保持したホルダーを収容するための容器
と、蓋とを備え、前記容器は、遮気性材料によって形成
され且つ透明部を有し、容器はホルダーの出し入れを許
容する開口を有する。また蓋は、容器の開口を密封すべ
く容器に接合される。
【0014】また、本発明のインクカートリッジを梱包
するためのパッケージ方法は、カートリッジはホルダー
に保持され、ホルダーは容器に収容されている。減圧さ
れた環境下で容器に蓋を接合する。容器の開口は蓋に密
封される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1(a)から図4(b)に従って説明する。
【0016】図1(a)及び図1(b)は、インクジェット記
録装置(図示せず)に装着されるインクカートリッジ1
0を示す。インクカートリッジ10は、容器11と蓋1
2を備える。容器11は上部開口を有し、蓋12でその
開口を塞ぐ。インクカートリッジ10は略立方体形状を
なし、例えばプラスチックなどの難通気性の樹脂で形成
されている。蓋12は、インク注入孔12a及び空気孔
12dを有する。蓋12の上面には、1つの凹部12c
が形成される。
【0017】細溝12bは、前記空気孔12dを前記凹
部12cに連通させるように、蓋12の上面に形成され
る。遮気性フィルム13は、蓋12の上面に貼着され、
インク注入孔12a及び空気孔12dを塞ぐ。また、遮
気性フィルム13は、細溝12bを覆う。フィルム13
が蓋12に貼着された状態において、細溝12bは、空
気孔12dを凹部12cに連通させる連通路を形成す
る。このフィルム13上には、インクカートリッジ10
の型番や製造者名、使用上の注意書き、またはデザイン
上の特徴を表す記載が印刷される。
【0018】インクが前記インク注入孔12aからイン
クカートリッジ10内に注入された後、前記遮気性フィ
ルム13がインクカートリッジ10に貼着される。さら
に、別の遮気性フィルム18(図2参照)が、前記凹部
12cを塞ぐように、インクカートリッジ10に貼着さ
れる。このフィルム18がカートリッジ10に貼着され
るとき、カートリッジ10は減圧された環境下に置かれ
る。そのため、フィルム18が貼着されたカートリッジ
10、言い換えれば新品のカートリッジ10の内部圧力
は、大気圧よりも低い状態で維持される。フィルム18
は、インクカートリッジ10がインクジェット記録装置
に装着されるときに剥離される。フィルム18が剥離さ
れたとき、インクカートリッジ10の内部空間が、空気
孔12d、細溝12b、及び凹部12cを通じて、大気
と連通する。
【0019】図1(b)に示すように、インクカートリ
ッジ10の底部には、インク供給口14aを有する凸部
14が設けられている。インク供給口14aの内部に
は、シール15と弁機構16とが設けられている。イン
クカートリッジ10がインクジェット記録装置に装着さ
れたとき、インクジェット記録装置に設けられたインク
供給針(図示せず)が、弁機構16を開放させるように
弁機構16を押し上げる。さらに、シール15がインク
供給針と液密に係合する。従って、インクが、カートリ
ッジ10から供給口14aを通じてインクジェット記録
装置に送られる。シール15は、カートリッジ10とイ
ンクジェット記録装置との間の結合部分からインクが漏
れることを防止する。インクカートリッジ10がインク
ジェット記録装置に装着されない状態では、弁機構16
はインク供給口14aを閉鎖する。
【0020】インクカートリッジ10の側面には、RAM
などのデータを読み書き可能な記憶装置17が設けられ
る。インクカートリッジ10がインクジェット記録装置
に装着されたとき、記録装置に設けられたコントローラ
(図示せず)が記憶装置17と電気的に接続される。コ
ントローラは、インクカートリッジ10に関するデータ
を、記憶装置17から読み出すとともに記憶装置17に
書き込む。インクカートリッジ10に関するデータは、
インクの残量を示すデータを含む。従って、インクカー
トリッジ10がインクジェット記録装置から取り外され
た後に再び装着されたとき、記録装置のコントローラ
は、再装着されたインクカートリッジ10内のインクの
残量を正確に把握することができる。
【0021】図2は、インクカートリッジ10を梱包す
るためのパッケージを示す。パッケージは、ホルダー2
0、容器21及び台紙22を備える。新品のインクカー
トリッジ10を保持したホルダー20が、容器21内に
収容される。そして、容器21の開口を密封するよう
に、台紙22が容器21の開口縁に接合される。台紙2
2は、減圧された環境下で容器21に接合される。
【0022】図3(a)及び図3(b)に示すように、
ホルダー20は、カートリッジ10の外形に対応した内
側形状を有する。前記ホルダー20は、環境への影響を
配慮すべく、再製紙或いは再生樹脂等の再生材により形
成される。ホルダー20は、四角形状をなすベース20
1と、ベース201の両側に立設された一対の側壁20
2とを備える。ベース201は平坦な上面を有し、その
上面には凹部201aが形成される。カートリッジ10
がホルダー20に保持されたとき、容器11の下面がベ
ース201の上面によって支持されるとともに、凸部1
4が凹部201a内に配置される(図4(b)参照)。
【0023】前記各側壁202は、一対の支柱202a
と、両支柱202aの間に設けられる規制板202bと
を含む。図3(a)の上方から見たとき、各側壁202
はほぼH状をなす。ホルダー20が末広がりになるよ
う、各支柱202aの外側面が傾斜する。従って、ホル
ダー20は、設置面上に安定して設置される。カートリ
ッジ10がホルダー20に保持されたとき、カートリッ
ジ10の両側部がそれぞれ対応する側壁202によって
保持される(図4(a)及び図4(b)参照)。具体的
には、カートリッジ10の両側部の各々は、両支柱20
2aの間に挟まれ且つ規制板202bに当接する。従っ
て、カートリッジ10は、ホルダー20に対してがたつ
くことなく、該ホルダー20に安定して保持される。
【0024】ホルダー20の上面は開放されている。ホ
ルダー20はまた、両側壁202の間において、横方向
に開放されている。即ち、ホルダー20の上面及び側面
は、カートリッジ10を保持するのに必要とされる部分
を除いて、極力開放されている。従って、カートリッジ
10がホルダー20に保持された状態であっても、カー
トリッジ10の大部分を目視することができる。前述の
ように、カートリッジ10の蓋12に貼着されたフィル
ム13には、カートリッジ10に関する各種の情報が印
刷される。ホルダー20の上面は開放されているので、
このフィルム13上に印刷された情報を全て目視するこ
とができる。
【0025】開放部分の多い前記ホルダー20は、軽量
であり、且つ比較的小さい体積を有する。図3(b)に
示すように、ホルダー20は中空である。ホルダー20
の裏側に存在する空洞20aは、ホルダー20を軽量に
するとともに、ホルダー20の製造に必要な材料を減少
させる。
【0026】減圧された環境下で、台紙22が容器21
に接合されたとき、ホルダー20の空洞20aは減圧室
として機能する。即ち、パッケージ内に密封された新品
のカートリッジ10内の空気は、難通気性の樹脂よりな
るカートリッジ10の壁を通じて、圧力の低いパッケー
ジの内部空間に徐々に排出される。ホルダー20の空洞
20aはパッケージ内に比較的大きな減圧室を確保する
ので、カートリッジ10内からパッケージの内部空間へ
の空気の排出が促進される。従って、新品のカートリッ
ジ10がパッケージに梱包されてから該カートリッジ1
0がパッケージから取り出されるまでの間に、カートリ
ッジ10の内部圧が十分に低下する。その結果、インク
カートリッジ10が記録装置に装着されると、減圧され
たインクカートリッジ10と記録ヘッドとの間にあるイ
ンク流路内(図示せず)に空気が入り込みにくくなる。
カートリッジを減圧することにより、初期印字が良好に
行われる。
【0027】前述のように、ホルダー20は、カートリ
ッジ10を安定して保持することが可能なように形成さ
れている。そのため、使用途中のカートリッジ10が記
録装置から取り外されたとき、ホルダー20を、取り外
されたカートリッジ10を一時保管するための保管トレ
イとして好適に利用することができる。従って、カート
リッジ10がパッケージから取り出された後も、ホルダ
ー20を有効利用することができる。
【0028】カートリッジ10が記録装置から取り外さ
れた場合、そのカートリッジ10のインク供給口14a
にはインクが付着している場合がある。取り外されたカ
ートリッジ10をそのまま放置しておくと、インクが供
給口14aから垂れて周囲を汚したり、供給口14aに
異物が付着したりする。カートリッジ10を再び記録装
置に装着したとき、供給口14aに付着した異物は、シ
ール15とインク供給針との間のシール性能を低下させ
て、インク漏れを生じさせる。或いは、供給口14aに
付着した異物は、記録装置のインク流通路内に入り込
み、インクの流れを悪化させたり、インク流通路を詰ま
らせたりする。
【0029】しかし、本実施形態では、使用途中のカー
トリッジ10がホルダー20に保持されたとき、カート
リッジ10の凸部14がホルダー20の凹部201a内
に配置され、供給口14aがホルダー20によって確実
にカバーされる(図4(b)参照)。そのため、供給口
14aに異物が付着しない。また、ホルダー20を再製
紙で形成した場合には、供給口14aから垂れたインク
がホルダー20に吸収される。従って、インクによる汚
れの心配もない。また、ホルダー20を紙で作り、イン
ク供給14aを凹部201aの底部に近づけるあるいは
接触させると、紙がインクを吸い取り供給口14aを清
浄にする。
【0030】図4(a)及び図4(b)に示すように、
容器21が透明なため、購入者は、容器21内のカート
リッジ10を見ることができる。前記容器21は、樹脂
等の遮気性材料よりなる。このようにすれば、ホルダー
20から露出するカートリッジ10の部分を、容器21
の外側から確実に目視することができる。カートリッジ
10自体の形状、及びカートリッジ10上のフィルム1
3に印刷された情報を、容器21の外側から容易に認識
できる。なお、容器21の一部のみが透明でもよい。そ
の場合、ホルダー20と対応しない容器21の部分のみ
が透明であればよい。
【0031】容器21は、インクカートリッジ10がパ
ッケージから取り出された後は不要になる。そのため、
環境を考慮すると、容器21の体積を極力小さくし、且
つ廃棄後の容器21を再生材として使用できるようにす
ることが望ましい。一方、容器21は、パッケージの開
封前において、容器21の外側の圧力と内側の圧力との
差に耐えられるだけの強度を要求される。
【0032】容器21は、ホルダー20と部分的に対応
する形状に形成される。容器21の外内の圧力差によっ
て容器21が内側に変形しても、容器21はホルダー2
0に当接することにより、過度に変形することが阻止さ
れる。従って、容器21に大きな強度は必要なく、容器
21を極力薄くして、容器21の透明度を高くすること
ができる。
【0033】前記台紙22、すなわち蓋は平板状をな
し、紙、好ましくは再生紙よりなる。図2に示すよう
に、台紙22の両面のうち、容器21と対向する側の全
体には、遮気層22aが設けられる。遮気層22aは金
属材料を台紙22上に蒸着したり、金属膜或いは樹脂膜
を台紙22上に接着したり、樹脂材料よりなるインクを
台紙22上に印刷したりすることによって形成される。
遮気層22aを形成する金属としては、例えばアルミニ
ウムが使用される。また、遮気層22aを形成する樹脂
としては、例えばポリエステル、ナイロン又はポリエチ
レンが使用される。なお、図2に1点鎖線で示すよう
に、遮気層22aは少なくとも容器21と対応する台紙
22の部分に設けられれば良い。
【0034】容器21と台紙22との接触部分が加熱あ
るいは加圧されることによって、容器21が台紙22に
溶着される。容器21が接着剤によって台紙22に接合
されてもよい。台紙22が容器21に接合されたとき、
遮気層22aは台紙22と容器21との間を確実にシー
ルする。また、パッケージの開封前では、パッケージの
内外の圧力差によって、容器21と台紙22とが強固に
密着する。従って、パッケージ内の減圧状態が確実に維
持される。しかも、容器21と台紙22とを強固に接合
しなくとも、両者21,22の接合状態が確実に維持さ
れる。容器21と台紙22が溶着された場合には、開封
後の容器21および台紙22に接着剤が付着していな
い。従って、容器21の再利用がしやすい。台紙22は
紙よりなるので、表示を容易に印刷することができる。
【0035】上述の遮気性を有する材料としては、大気
などに含まれるガス成分をできるだけ透過しない材料が
好ましいが、ガスの透過量が炭酸ガス(二酸化炭素)で
700[cc/m・24hr・25℃]以下である材料
であれば本発明に好適に用いることが可能である。
【0036】以上のように、パッケージによってカート
リッジ10を梱包すれば、使用者がインクカートリッジ
を再購入する際、使用していたインクカートリッジと同
一のカートリッジであるか否かを判断しやすい。また、
再生材でホルダー20及び台紙22が形成されるため、
環境上好ましい。さらに、カートリッジ10のインクを
使い切る前にカートリッジ10をインクジェット記録装
置から取り外した場合、カートリッジ10をホルダー2
0に良好な状態で保管できる。カートリッジ10の内部
減圧度を高めて信頼性を向上させることができる。
【0037】なお、本発明の実施形態は、以下のような
変更例も可能である。
【0038】ホルダー20を密封する密封部材として、
容器21及び台紙22に代えて、図5の従来技術におけ
るパック33に相当するパックが使用されてもよい。
【0039】高い透明度が要求される容器21の部分を
比較的薄く、強度が要求される容器21の部分を比較的
厚く形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、インクカートリッジの斜視図であ
り、(b)は、(a)のインクカートリッジの断面図で
ある。
【図2】図1(a)のインクカートリッジ及びインクカ
ートリッジを梱包するパッケージを示す分解斜視図であ
る。
【図3】(a)は、図2のパッケージに備えられたホル
ダーを示す斜視図であり、(b)は、(a)のホルダー
を下から見た状態を示す斜視図である。
【図4】(a)は、インクカートリッジを梱包したパッ
ケージを示す斜視図であり、(b)は、(a)のパッケ
ージの断面図である。
【図5】従来のインクカートリッジ用パッケージを示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
10 インクカートリッジ 11 カートリッジ本体 12 蓋部材 12a インク注入孔 12b 細溝 13 遮気性フィルム 14 インク供給口 15 シール手段 16 弁機構 17 記憶手段 18 剥離フィルム 20 保持手段 21 遮気性透明容器 22 容器密封手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジのパッケージにおい
    て、 インクカートリッジを保持するためのホルダーと、 ホルダーを収容するための遮気性材料によって形成され
    るとともに透明部と開口を有する容器と、 容器の開口を密封すべく容器に接合される蓋とを備える
    パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダーは再生材によって形成され
    る請求項1に記載のパッケージ。
  3. 【請求項3】 前記再生材は再生紙を含む請求項2に記
    載のパッケージ。
  4. 【請求項4】 パッケージの開封後、前記ホルダーはイ
    ンクカートリッジを保管するための保管トレイとして機
    能する請求項1に記載のパッケージ。
  5. 【請求項5】 前記ホルダーはカートリッジの外形に対
    応した内側形状を有する請求項1に記載のパッケージ。
  6. 【請求項6】 前記ホルダーは、ベースと、インクカー
    トリッジの両側部を保持すべく、ベースの両側に立設さ
    れた一対の側壁とを有する請求項5に記載のパッケー
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記インクカートリッジには、インク供
    給口を有する凸部が設けられ、前記ベースは凸部を受け
    入れる凹部を有する請求項6に記載のパッケージ。
  8. 【請求項8】 前記ホルダーは末広がりになっている請
    求項4に記載のパッケージ。
  9. 【請求項9】 前記ホルダーは中空である請求項1に記
    載のパッケージ。
  10. 【請求項10】 前記容器はホルダーとほぼ対応する形
    状をなす請求項1に記載のパッケージ。
  11. 【請求項11】 前記インクカートリッジ上には識別情
    報が記載され、インクカートリッジがホルダーに保持さ
    れた状態で、識別情報がホルダーによって遮られない請
    求項1に記載のパッケージ。
  12. 【請求項12】 前記情報はカートリッジ上に取り付け
    られたラベルに記載され、前記透明部は少なくとも前記
    ラベルと対応する請求項11に記載のパッケージ。
  13. 【請求項13】 前記蓋はほぼ平板状をなす請求項1に
    記載のパッケージ。
  14. 【請求項14】 前記蓋は紙によって形成され、且つ容
    器と接合される部分に遮気層を備える請求項13に記載
    のパッケージ。
  15. 【請求項15】 インクカートリッジを梱包するための
    パッケージにおいて、 再生材によって形成され且つカートリッジの外形に対応
    した内側形状を有するインクカートリッジを保持するた
    めのホルダーと、 遮気性材料によって形成されるとともに透明部及び開口
    を有し、かつホルダーとほぼ対応する形状を有する容器
    と、 容器の開口を密封すべく容器に接合される平板状の再生
    材によって形成された台紙と、を備えるパッケージ。
  16. 【請求項16】 前記ホルダーは、ベースと、インクカ
    ートリッジの両側部を保持すべく、ベースの両側に立設
    された一対の側壁とを有する請求項15に記載のパッケ
    ージ。
  17. 【請求項17】 前記インクカートリッジには、インク
    供給口を有する凸部が設けられ、前記ベースは凸部を受
    け入れる凹部を有する請求項16に記載のパッケージ。
  18. 【請求項18】 インクカートリッジを梱包するための
    パッケージにおいて、 インクカートリッジが載置されるベースと、インクカー
    トリッジの両側部を保持すべく、ベースの両側に立設さ
    れた一対の側壁とを有するホルダーと、 ホルダーを密封するための密封部材とを備え、 密封部材の開封後、前記ホルダーはインクカートリッジ
    を保管するための保管トレイとして機能可能に形成され
    たパッケージ。
  19. 【請求項19】 前記インクカートリッジには、インク
    供給口を有する凸部が設けられ、前記ベースは凸部を受
    け入れる凹部を有する請求項18に記載のパッケージ。
  20. 【請求項20】 インクカートリッジの梱包方法におい
    て、 インクカートリッジをホルダーに保持する工程と、 ホルダーを容器に収容する工程と、 減圧された環境下で、容器の開口を密封すべく容器に蓋
    を接合する工程とを備える方法。
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