JP2005131849A - 液体収納容器および記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 物流、保存時に必要な包装材を取り去らなくとも、インクジェット記録装置で使用可能なインクタンクを提供すること。
【解決手段】 包装材はインクタンクを全域包囲するフィルム上の包装材であって、キャリッジとの係合部のみそのフィルム肉厚が薄く構成されている。この形態をとることで干渉せずにキャリッジに装着でき、キャリッジ側の接続部にてフィルムを破ってジョイントできる。
【選択図】 図1
【解決手段】 包装材はインクタンクを全域包囲するフィルム上の包装材であって、キャリッジとの係合部のみそのフィルム肉厚が薄く構成されている。この形態をとることで干渉せずにキャリッジに装着でき、キャリッジ側の接続部にてフィルムを破ってジョイントできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、インクジェット記録装置に着脱自在に搭載される、記録用の液体、例えばインクを収容した液体収納容器ならびに該液体収納容器を用いた記録装置に関する。
従来、例えば、記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドとは別体に構成されて、インク供給管などを通してインクジェット記録ヘッドにインクを供給する交換型インクタンクが提案されている。単独で販売されるこの交換型インクタンクには、インク漏れや蒸発、エア透過に備えて、インク供給口や大気連通口、そしてインクタンクそのものをパックする包装材が用いられてきた。通常、包装材とは“物流および保存のためにインクタンクに付加されるもの”であり、“インクタンク使用時には取り外し可能に構成されている”ものである。交換型インクタンクは包装材によりパックされた状態で販売され、ユーザーはこの包装材を取り外して、インクタンクを取り出し、インクジェット記録装置に装着させて使用していた。
特開平6−328712
特開平7−076367
特開平10−291326
しかしながら、上述した従来の交換型インクタンクの包装材には以下の課題があった。
図9(a)に示すようなインクタンク全体を被覆する包装材の場合、インクタンクを使用する際には、その包装材からインクタンクを取り出して使用することになる。そして、インクタンクが取り出された後の包装材は廃却されることとなり、廃却部品点数が増大するという自然環境面に悪影響を与える問題に関係していた。
図9(b)に示すようなインク供給口を封止する包装材の場合、上述した理由のため、廃却部品の増大となっていた。また、図9(b)に示す包装材は、図9(a)の包装材と同様に、インクタンクから取り外して使用することになるが、このインク供給口の包装材は物流時での環境変化におけるインクタンク内の内圧上昇を考慮して、包装材の粘着や熱溶着が強力に施されている場合がある。このような場合、包装材の接着部はこれを剥ぎ取るときの力(剥離力)が高くなっているため、ユーザーは力をこめて包装材を剥ぎ取らなければならなかった。このような開封方法が行われると、これまで包装材の剥ぎ取りに使っていた力が解放されて包装材が勢いよくインクタンクから取り外されるので、包装材で密封していたインクが飛散してユーザーの手や周囲のものを汚してしまう恐れがあった。
上述したインク飛散を鑑みて、図9(c)に示すようなインク供給口にキャップが溶着されて密閉を保っている構成のものがある。このインクタンクを開封する際には、キャップを離脱方向とは異なる方向に回動して溶着部をせん断した後に、キャップを離脱させる。このため、勢いの良い開封は行われないため、インク飛散を防止することができるものが提案されている。しかしながら、上述したインクタンクの開封にはキャップを“ひねる”という動作がある。この“ひねる”という動作は、キャップを指でつまんで、手首をまわす動作である。子供やお年寄り、手や手首に障害を持ったユーザーにおいては、手首をまわす“ひねる”という動作が大変難しく開封しづらいものとなっていた。
上述したように、従来の包装材付きインクタンクにおいて、物流、保存時に必要な包装材は、使用時には邪魔なものとなってしまい、取り外さなければ使用できないものとなっている。そして、この包装材の取り去りがあることにより、廃却部品点数の増加、インクの飛散、開封操作困難などの課題が発生していた。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、物流、保存時に必要な包装材を取り去らなくとも、インクジェット記録装置で使用可能なインクタンクを提供することである。また、本発明は包装材を取り去らないインクタンクでも使用できるインクジェット記録装置を提供することも他の目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の一つの態様は、記録媒体に記録用液体を付着させて記録を行う記録装置に着脱可能であって、前記記録用液体を収納する液体収納室と、前記液体収納室から前記記録装置へ前記記録用液体を供給する液体供給口と、使用時に取り外し可能に構成された包装部材とを有する液体収納容器であって、前記包装部材を取り外さなくとも前記記録装置に着脱可能であって、且つ使用可能であることを特徴としている。
さらに、前記液体収納室から前記記録装置への前記記録用液体の供給に伴って前記液体収納室内の圧力を一定に保つように前記液体収納室内に大気エアを導入する大気導入口を有していることを特徴としている。
さらに、前記包装部材は装着時少なくとも一部は前記液体収納容器の形状に倣うことを特徴としている。
さらに、前記包装部材は少なくとも一部は前記液体収納容器の形状に沿う形状であることを特徴としている。
さらに、前記包装部材の、前記液体収納容器の形状に沿う個所は前記記録装置との係合部であることを特徴としている。
さらに、前記包装部材の、前記液体収納容器の形状に沿う前記記録装置との係合部は前記包装部材の他の領域と比べて肉厚が薄いことを特徴としている。
さらに、前記包装部材の、前記液体収納容器の形状に沿う前記記録装置との係合部は前記包装部材の他の領域と比べて肉厚が薄いことを特徴としている。
本発明の液体収納容器によれば、物流、保存時に必要な包装材が使用時は邪魔なものとならないため、包装材を取り外さなくともインクジェット記録装置に使用可能でき、従来の包装材がある形態のインクタンクにて発生していた廃却部品点数の増加、インクの飛散、開封操作困難などの課題が生じることはない。
以上説明してきたように、本構成によれば、物流、保存時に必要な包装材が使用時(キャリッジへの装着、インク供給)に邪魔なものとならないため、包装材を取り外さなくともインクジェット記録装置に使用可能できる。これにより、従来の包装材を取り去らなければならないタイプのインクタンクにて発生していた廃却部品点数の増加、インクの飛散、開封操作困難などの課題が生じなくなる。
さらに、使用済みインクタンクをリサイクルする場合、包装材も一緒にリサイクルできるため、自然環境にやさしいという効果も生まれてくる。
(発明の第1の実施例)
以下に本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
以下に本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明を適用可能なインクタンクが搭載されるインクジェット記録装置について、図2を用いて説明する。図2はインクジェット記録装置の構成例を示す模式的斜視図である。
本例の記録装置50はシリアルスキャン方式のインクジェット記録装置であり、ガイド軸51 ,52によって、キャリッジ53が矢印Aの主走査方向に移動自在にガイドされている。キャリッジ53 は、キャリッジモータおよびその駆動力を伝達するベルト等の駆動力伝達機構により、主走査方向に往復動される。キャリッジ53には、記録ヘッド(不図示)と、その記録ヘッドにインクを供給するインクタンクが搭載される。記録ヘッドとインクタンクは、インクジェットカートリッジを構成するものであってもよい。被記録媒体としての用紙Pは、装置の前端部に設けられた挿入口55 から挿入された後、その搬送方向が反転されてから、送りローラ56によって矢印Bの副走査方向に搬送される。記録装置50は、記録ヘッド20を主走査方向に移動させつつ、プラテン57上の用紙Pの記録領域に向かってインクを吐出させる記録動作と、その記録幅に対応する距離だけ用紙Pを副走査方向に搬送する搬送動作とを繰り返すことによって、用紙P上に順次画像を記録する。
記録ヘッドは、インクを吐出するためのエネルギーとして、電気熱変換体から発生する熱エネルギーを利用するものであってもよい。その場合には、電気熱変換体の発熱によってインクに膜沸騰を生じさせ、そのときの発泡エネルギーによって、インク吐出口からインクを吐出することができる。また、記録ヘッドにおけるインクの吐出方式は、このような電気熱変換体を用いた方式のみに限定されず、例えば、圧電素子を用いてインクを吐出する方式等であってもよい。
キャリッジ53の移動領域における図2中の左端には、キャリッジ53に搭載された記録ヘッド20のインク吐出口の形成面と対向する回復系ユニット(回復処理手段)58が設けられている。回復系ユニット58には、記録ヘッドのインク吐出口のキャッピングが可能なキャップと、そのキャップ内に負圧を導入可能な吸引ポンプなどが備えられており、インク吐出口を覆ったキャップ内に負圧を導入することにより、インク吐出口からインクを吸引排出させて、記録ヘッド20の良好なインク吐出状態を維持すべく回復処理(「吸引回復処理」ともいう)をする。また、キャップ内に向かって、インク吐出口からインクを吐出させることによって、記録ヘッドの良好なインク吐出状態を維持すべく回復処理(「吐出回復処理」ともいう)をすることもできる。
本例の記録装置においては、記録ヘッドと共にキャリッジ53に搭載されたインクタンクから、記録ヘッドに対してインクが供給されることになる。
次に、本発明の適用可能なインクタンクの内部構成について、図3を用いて説明する。図3に本実施例のインクタンクの断面図を示す。
インクタンク10は、概してインク収納空間が画成されるインク収納室12およびバルブ室30との2室からなり、その両室の内部は連通路13を介して互いに連通されている。そして、インク収納室12内には記録ヘッドから吐出させるためのインクが収納され、吐出動作に伴って記録ヘッドに供給される。
インク収納室12には、一部に変形可能な可撓性膜(シート部材)11が配設されており、この部分と不撓性の外装15との間でインクを収納する空間を画成している。このシート部材11から見たインク収納空間に対する外側空間、すなわち図におけるシート部材11に対して上側の空間は、大気に開放され大気圧と等しくされている。さらにこのインク収納空間内は、下方に設けられている供給部材へのインク供給口100およびバルブ室への連通路13を除いて、実質的に密閉空間を形成している。
本例のシート部材11の中央部分は平板状の支持部材である圧力板14によって形状が規制されており、その周縁部分が変形可能となっている。そして、このシート部材11は、予めその中央部分が凸状に形成されていて、側面形状がほぼ台形となっている。このシート部材11は、後述するように、インク収納空間内におけるインク量の変化や圧力変動に応じて変形する。その際に、シート部材11の周辺部分がバランスよく伸縮変形し、そのシート部材11の中央部分がほぼ水平姿勢を保ったまま、図の上下方向に平行移動する。このようにシート部材11がスムーズに変形(移動)するため、その変形に伴う衝撃の発生がなく、衝撃に起因するインク収納空間内に異常な圧力変動が生じることもない。
またインク収納空間内には、圧力板14を介してシート部材11を図の上方向に付勢する押圧力を作用することで、記録ヘッドのインク吐出部に形成されるメニスカスの保持力と平衡して記録ヘッドのインク吐出動作が可能な範囲にある負圧を発生させる圧縮ばね形態のばね部材40が設けられている。なお、図3の状態は、インク収納空間内にほぼ完全にインクが充填された状態を示しているが、この状態でもばね部材40は圧縮された状態にあり、インク収納空間内に適切な負圧が生じているものとする。
バルブ室30には、インクタンク10内の負圧が所定値以上に高まったときに外部から気体(空気)を導入するとともに、インクタンク10からのインク漏出を阻止するための一方向弁が構成される。この一方向弁は、連通口36を有して弁閉鎖部材となる圧力板34と、バルブ室筐体内壁の連通口36との対向位置に固定されて連通口36を密閉可能なシール部材37と、圧力板と接合されるとともに連通口36が貫通したシート部材31とを有し、バルブ室30内においてもインクタンク10への連通口13および大気への連通口36を除いて実質的に密閉空間を維持している。そしてシート部材31より図中右側の、バルブ室筐体内の空間は、大気連通口32によって大気に開放され、大気圧と等しくされている。
シート部材31は、中央部分の圧力板34と接合されている部分以外の周縁部分は変形可能となっており、中央部分が凸状とされていて、側面形状がほぼ台形となっている。このような構成をとることによって弁閉鎖部材である圧力板34の、図の左右方向への移動が円滑に行われる。
バルブ室30の内部には、弁の開放動作を規制するための弁規制部材として、ばね部材35を設けてある。ここでもばね部材35はやや圧縮された状態としておき、この圧縮の反力によって圧力板34を図の右方に押す構成としている。このばね部材35の伸縮によって、連通口36に対するシール部材37の密着/離間を行うことで弁としての機能をもたせ、さらに大気連通口32から連通口36を介してバルブ室30内部への気体の導入のみを許可する一方向弁機構としている。
記録ヘッドとインクタンク10との結合は、図示の例では記録ヘッドに一体に設けられているの接続部(不図示)がインクタンク10内に挿入されることによってなされる。これによって両者が流体的に結合され、記録ヘッドへ向けてインクが供給可能となる。なお、この接続部が挿通されるインクタンク側開口にはゴム等の封止部材17が取り付けられ、接続部の周囲に密着してインクタンク10からのインク漏出を防止するとともに、接続部とインクタンク10との接続を確実なものにしている。なお、封止部材17には、接続部の挿通を容易とするために、当該挿通位置に予めスリット等を形成しておいてもよい。そして、接続部が挿通されないときは、封止部材17自体の弾性力によってスリットが閉じられることにより、インクの漏出を防止しているものである。
次にインク供給時におけるインクタンクの挙動について説明する。
かかるインクタンク10の構成では、インクが十分に満たされている初期状態からインク消費が進んで行くと、最初にインク収納室内のバネが収縮変形して圧力板がインク収納室の容積を減少する方向に移動し、負圧を適正範囲内にとどめる。そして圧力板がインク収納室の容積を減少する方向に移動した後において、インク収納室12内の負圧と、バルブ室30内における弁規制部材によって作用する力とがつりあった状態までさらにインク消費が継続されて負圧が高まると、連通口36が開放されて大気の流入が生じ、インク収納空間内に取り込まれるようになる。そして、この大気の取り込みによってインク収納室10内の容積はシート部材11ないし圧力板14が図の上方に変位可能であることで逆に増大することができ、同時に、負圧も弱まることによって連通口36が閉鎖される。この動作を繰り返すことにより、記録ヘッドへのインクの供給が行われる。
次に、本発明の特徴である包装部材を含むインクタンクの構成について図1を用いて説明する。図1に包装材を含むインクタンクの側面図を示す。ここでは、包装部材の説明を行う。
包装材200はインクタンク10を全域被覆する形態で設けられており、インクタンク10を密閉に保っている。密閉にするのは、後述する物流、保存時に発生する弊害からインクタンク10を守るためである。この包装材200の、インクジェット記録装置と係合する抜け止め爪212とラッチ爪211に相当する箇所とインク供給口100部に相当する箇所は、他の包装材200の厚みに比べて薄く形成されている。これは、インクタンク10装着時にキャリッジ500に干渉することなく装着が完了できるようにするためである。そして、このインクタンク10上部に相当する位置には、インクタンク10販売時に吊り下げて陳列することが可能なフック220が設けられている。このフック220はインクタンク10を全域被覆する包装材200とは別体に作られ、最後に取り付けられている。包装材200はインクタンクを収納しているのみであるため、インクタンクからの取り外しは可能となっている。
包装材200は“物流及び保存のためにインクタンクに付加されるもの”である。通常、包装材がないインクタンクのみの形態では、物流、保存時に以下の弊害が起こる可能性がある。
インクが入っているインクタンク内と外気とでは浸透圧差があり、インクタンク内にエアが混入してしまう恐れがある。この現象が起こると、密閉系で、且つインクタンク内で負圧を発生させるタイプのインクタンクにおいては負圧を発生できなくなるという弊害が起こる可能性がある。
さらに、インクタンク内のインクの水蒸気が外気に放出されてしまうという恐れもある。この現象が起こると、インクの組成が変わってしまうため、画質の色味や記録ヘッドの吐出特性が変わってしまうという弊害を引き起こす可能性がある。
つまり、包装材200には上述した物流、保存における弊害を発生させない機能が必要となってくる。そこで、本実施例の包装材200の材質としてはエアの透過を妨げる材質、インクタンク10内のインクの蒸発を抑制できる材質が組み込まれたフィルム状の部材で構成されている。本実施例において、インクタンク10全域を被覆する包装材200は上述した材質が組み込まれた真空成形フィルムである。この包装材200は、厚みは極めて薄く、変形可能なものとなっている。
次に、本発明の適用可能なインクタンク10の記録装置への使用について、図4のキャリッジ500装着段階図を用いて説明する。ここではまず初めにインクタンク10の外部構造について説明を行い、次に、包装材200を取り外した場合のインクタンク10の装着について説明する。図4(a)は装着操作開始時のインクタンク10及びキャリッジ500の側面断面図であり、図4(b)及び図4(c)は装着操作過程のインクタンク10及びキャリッジ500の側面断面図、図4(d)は装着が完了した状態のインクタンク10及びキャリッジ500の側面断面図である。
まずインクタンク10の外部構造について説明する。インクタンク10をキャリッジ500に装着した際にキャリッジ500の内壁と当接する面に、爪状突起としての抜け止め爪230が一体的に設けられている。この抜け止め爪230は、キャリッジ500に形成されたタンク抜け止め穴510に嵌含するもので、装着する際のガイドとなるとともに、インクタンク10がキャリッジ500に装着された状態ではインクタンク10を保持する役目を果たす。
さらに、抜け止め爪230とは反対側の外壁である他端面に、弾性的に支持されたラッチレバー210が一体的に設けられている。ラッチレバー210は、インクタンク10の外側上方に向かって傾斜し、キャリッジ500のラッチ爪係合穴520に嵌含するラッチ爪211が設けられている。本実施例では、ラッチレバー210は、インクタンク10に一体成形されている。
次に、インクタンク10のキャリッジ500への装着操作について説明する。
まず、インクタンク10を抜け止め爪230が形成されている側からキャリッジ500のタンク抜け止め穴510のある面をめがけて斜めに挿入する。そうするとインクタンク10の抜け止め爪230が形成されている面がキャリッジ500にもぐりこむような形態となり、インクタンク10の抜け止め爪230がキャリッジ500のタンク抜け止め穴510に入り込む。この状態になると、インクタンク10はおおよそ位置決めされる。
次に、インクタンク10のラッチレバー210がキャリッジ500の傾斜530を移動するようにインクタンク10を下方に押し込む。すると、インクタンク10はキャリッジ500の抜け止め穴510に挿入された抜け止め爪230を中心として略回転しはじめる。
更にインクタンク10を押し込むと、インクタンク10のラッチレバー210はキャリッジ500の傾斜530に押圧されて内側にたわみながら押し込まれ、ラッチレバー210のラッチ爪211がキャリッジ500のラッチ爪係合穴520に係合する。これにより、インクタンク10はキャリッジ500に装着される。また、ラッチ爪211がラッチ爪係合穴520に係合することによりクリック感が生じるので、装着時の感触も良好である。
インクタンク10をキャリッジ500から取り外すときは、ラッチレバー210を内側に押し込み、ラッチ爪211とラッチ爪係合穴520との係合を解除する。ラッチレバー210は、その下端部を弾性的に支持され、しかもインクタンク10の外側上方に向かって傾斜しているので、ラッチ爪211とラッチ爪係合穴520との係合が解除されると図4(b)に示した状態に戻ろうとする。そのため、ラッチレバー210の根元斜面がキャリッジ500傾斜に沿って滑り上がり、インクタンク10は自動的にラッチレバー210側が持ち上がり斜めの状態になる。そして、持ち上がった部位を摘むことにより、インクタンク10はキャリッジ500から取り外せる。
次いで、本発明の目的とするところの、包装材200をインクタンク10から取り外さない形態でのキャリッジへの装着操作について説明する。図5(a)は装着操作開始時のインクタンク10及びキャリッジ500の側面断面図であり、図5(b)及び図5(c)は装着操作過程のインクタンク10及びキャリッジ500の側面断面図、図5(d)は装着が完了した状態のインクタンク10及びキャリッジ500の側面断面図である。
まず、包装材のないインクタンク同様に、インクタンク10を抜け止め爪230が形成されている側からキャリッジ500のタンク抜け止め穴510のある面をめがけて斜めに挿入する。そうするとインクタンク10の抜け止め爪230が形成されている面がキャリッジにもぐりこむような形態となり、インクタンク10の抜け止め爪230がキャリッジ500のタンク抜け止め穴510に入り込むことになる。ここで、インクタンク10の抜け止め爪230には包装材200が被覆されている状態となっているが、このインクタンク10の抜け止め爪に相当する位置の包装材200は他と比べて局所的に厚みが薄い状態となっているため、キャリッジ500側のタンク抜け止め穴510に干渉することなく入り込むことが可能となっている。たとえこの位置関係の寸法公差がふれたとしても、包装材200の厚みは寸法公差よりもはるかに小さいレベルであるため、問題なく挿入できるようになっている。このキャリッジ500のタンク抜け止め穴510にインクタンク10の抜け止め爪230が挿入されると、インクタンク10はおおよそ位置決めがされる。この状態において、インク供給口100部の包装材200はキャリッジ500の接続部600と当接している状態となっている。
次に、インクタンク10のラッチレバー210がキャリッジ500の傾斜530を移動するようにインクタンク10を下方に押し込む。すると、インクタンク10はキャリッジ500の抜け止め穴510に挿入された抜け止め爪230を中心として略回転しはじめる。この際、インク供給口100部の厚みの薄い包装材200がキャリッジ500側の接続部600により貫通されることになる。これにより、包装材200の密閉は解除され、包装材200とインクタンク10の間には大気エアが混入し始める。この状態にて初めて記録ヘッドへのインク供給が可能となる。そして、包装材200においては、包装材200の物流、保存における機能が失われる。
さらに、インクタンク10を下方に押し込むと、キャリッジ500側の接続部600がインク収納室12内に挿入される。そして、包装材のないインクタンク同様に、インクタンク10のラッチレバー210はキャリッジ500の傾斜530に押圧されて内側にたわみながら押し込まれ、ラッチレバー210のラッチ爪211がキャリッジ500のラッチ爪係合穴520に係合する。これにより、インクタンク10はキャリッジ500に装着される。このラッチ爪211の係合においても、前述したように包装材200の厚みが局所的に薄く形成されているため、キャリッジ500側とは干渉は起きず、スムーズに係合される。
インクタンク10をキャリッジ500から取り外すときも、包装材のないインクタンク同様に、ラッチレバー210を内側に押し込み、ラッチ爪211とラッチ爪係合穴520との係合を解除することによって、インクタンク10はキャリッジ500から取り外せる。
キャリッジから取り外された使用済みインクタンクはリサイクル、もしくは廃却されることになる。廃却される場合、インクタンクを購入してから使用済までの廃却点数はこのインクタンク1点のみであるため、極めて少ない廃却点数が実現できる。
また、リサイクルされる場合、インクタンクに取り付けられている包装材もリサイクルされることとなり、自然環境にやさしいという効果も生まれてくる。
(発明の第2の実施例)
次に、図6を参照して、第2の実施の形態によるインクタンク10について説明する。
次に、図6を参照して、第2の実施の形態によるインクタンク10について説明する。
図6は本発明の第2の実施形態による包装材が取り付けられてインクタンク100の側面断面図を示す。インクタンク10は発明の第1の実施例のインクタンクと同様であり、包装材200のみ形状が異なっている。ここで、図6の図面にて、包装材は点線で記載している。しかしこれは図面をより理解しやすくするために包装材を点線で記載しているだけであり、決して点線状の包装材ではない。
包装材200はインクタンク10の外形全域に沿う形態となっており、インクタンク10を密閉に保っている。包装材200の材質はエアの透過を妨げる材質、インクタンク10内のインクの蒸発を抑制できる材質が組み込まれたフィルム状の部材で構成されており、過酷な環境にさらされる物流、保存においても、インクタンク10やインクに影響を与えない。包装材200は全域均一の厚みであり、極めて薄い厚みである。本実施例のインクタンク10も発明の第1の実施例と同様に、インクタンク10上部に相当する位置には、インクタンク10販売時に吊り下げて陳列することが可能なフック220が設けられている。
本実施例の包装材200付きインクタンク10の装着方法は第1の実施例と同様である。作用効果としては、インクタンク10の装着過程において、インクタンク10係合部における包装材200は厚みが薄いためキャリッジ500側の係合部に干渉することなく、容易に装着することができる。また、インクタンク10装着過程に包装材200の密閉は解除されて、記録ヘッドへのインク供給が可能となる。よって、包装材200が使用時(キャリッジへの装着、インク供給)に邪魔なものとならないため、包装材200を取り外さなくともインクジェット記録装置に使用可能できる。
(発明の第3の実施例)
次に、図7を参照して、第3の実施の形態によるインクタンク10について説明する。
次に、図7を参照して、第3の実施の形態によるインクタンク10について説明する。
図7は本発明の第2の実施形態による包装材200が取り付けられてインクタンク100の側面断面図を示す。インクタンク10は発明の第1の実施例のインクタンクと同様であり、包装材200のみ一部形状が異なっている。
包装材200は抜け止め爪212とラッチ爪211に相当する箇所以外は全域被覆されており、上記2箇所はインクタンク10が剥き出しの状態となっている。上記2箇所の包装材は抜け止め爪212とラッチ爪211のみが出る程度の大きさでくり貫かれており、くり貫かれている端部は全周熱溶着にてインクタンクと接着されている。これにより、インク供給口100及び大気連通口32は密閉状態となる。上述したように、インクタンク10の抜け止め爪212とラッチ爪211は剥き出しの状態となっているが、インクタンク10の総表面積に比べてこのくり貫かれた面積は極めて小さいため、エアの透過量及びインクの蒸発量は実使用上問題とならないレベルである。包装材の材質も発明の第1、第2の実施例と同様に、エアの透過を妨げる材質、インクタンク10内のインクの蒸発を抑制できる材質が組み込まれたフィルム状の部材で構成されている。また、インクタンク10上部に相当する位置には、発明の第1、第2の実施例と同様にインクタンク10販売時に吊り下げて陳列することが可能なフック220が設けられている。
本実施例の包装材200付きインクタンク10の装着方法は第1の実施例と同様である。作用効果はインクタンク10装着過程において包装材200の密閉は解除されて、記録ヘッドへのインク供給が可能となる。さらに本実施例の包装材200付きインクタンク10ではキャリッジ500との係合部に包装材200は介していないため、包装材200が使用時(キャリッジへの装着、インク供給)に邪魔なものとならず、包装材200を取り外さなくともインクジェット記録装置に使用可能できる。
(発明の第4の実施例)
次に、図8を参照して、第4の実施の形態によるインクタンク10について説明する。
次に、図8を参照して、第4の実施の形態によるインクタンク10について説明する。
図8は本発明の第4の実施形態による包装材200が取り付けられてインクタンク100の側面断面図を示す。インクタンク10は発明の第1の実施例のインクタンクと同様であり、包装材200のみ一部形状が異なっている。
包装材200はインクタンク10の外形全域を被覆形態となっており、インクタンク10を密閉に保っている。包装材200の材質は発明の第1〜第3の実施例と同様に、エアの透過を妨げる材質、インクタンク10内のインクの蒸発を抑制できる材質が組み込まれたフィルム状の部材で構成されており、過酷な環境にさらされる物流、保存においても、インクタンク10やインクに影響を与えない。包装材200は全域において均一の厚みであり、キャリッジ500との係合部であるインクタンク10の抜け止め爪212とラッチ爪211の領域のみインクタンク10と包装材200は接着されている。これはキャリッジ500への装着時において、インクタンク10の係合部がキャリッジ500側の係合部に挿入される際、包装材200が引きずられて干渉してしまい、装着不能になることを妨げるためである。本実施例において、接着の手段は熱溶着である。本実施例のインクタンク10も発明の第1〜第3の実施例と同様に、インクタンク10上部に相当する位置には、インクタンク10販売時に吊り下げて陳列することが可能なフック220が設けられている。
本実施例の包装材200付きインクタンク10の装着方法及び作用は第1の実施例と同様である。作用効果はインクタンク10装着過程において包装材200はキャリッジ500に干渉しない。それは上述したように、係合部においてインクタンク10と包装材200とが接着されているため、インクタンク10装着時の包装材200の撓みを防ぎ、係合部の包装材200のかみ込みを防止できるためである。また、インクタンク10装着過程に包装材200の密閉は解除されて、記録ヘッドへのインク供給が可能となる。よって、包装材200が使用時(キャリッジへの装着、インク供給)に邪魔なものとならないため、包装材200を取り外さなくともインクジェット記録装置に使用可能できる。
Claims (16)
- 記録媒体に記録用液体を飛翔着弾させて記録を行う記録装置に着脱可能であって、前記記録用液体を収納する液体収納室と、使用する際に前記記録装置に装着して前記液体収納室から前記記録装置へ前記記録用液体を供給する液体供給口と、取り外し可能に構成された包装部材とを有する液体収納容器であって、
前記包装部材を取り外さなくとも前記記録装置に着脱可能であって、且つ使用可能であることを特徴とする液体収納容器。 - 前記液体収納室から前記記録装置への前記記録用液体の供給に伴って前記液体収納室内の圧力を一定に保つように前記液体収納室内に大気エアを導入する大気導入口が有されていることを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材は装着時に少なくとも一部は前記液体収納容器の形状に沿うことを特徴とする請求項1〜2に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材は少なくとも一部は前記液体収納容器の形状に沿う形状であることを特徴とする請求項1〜3に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材の、前記液体収納容器の形状に沿う箇所は前記記録装置との係合部であることを特徴とする請求項3〜4に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材の、前記液体収納容器の形状に沿う前記記録装置との係合部は前記包装部材の他の領域と比べて肉厚が薄いことを特徴とする請求項5に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材の、前記液体収納容器の係合部に沿う手段が接着であることをことを特徴とする請求項5に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材は前記液体収納容器の係合部のみ被覆しないことを特徴とする請求項1〜2に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材は物流時と使用時とで形状が異なることを特徴とする請求項1〜8に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材の物流時と使用時とで形状が異なるのは前記液体供給口に相当する位置が開放されていることであることを特徴とする請求項9に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材の物流時と使用時とで形状が異なるのは前記大気導入口に相当する位置が開放されていることを特徴とする請求項9記載の液体収納容器。
- 前記包装部材の物流時と使用時とで形状が異なるのは前記記録装置に装着される時であることを特徴とする請求項9〜11に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材は変形可能なフィルムであることを特徴とする請求項1〜12に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材は加熱真空成形フィルムであることを特徴とする請求項13に記載の液体収納容器。
- 前記包装部材は熱収縮性フィルムであることを特徴とする請求項13に記載の液体収納容器。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の液体収納容器を着脱自在に搭載可能なインクジェット記録装置。
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